JP2005056641A - バッテリー固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 バッテリーの着脱作業を容易且つ作業性良く行い得るバッテリー固定装置を提供する。
【解決手段】 バッテリートレー2上に載置されたバッテリー1上にバッテリークランプ4を横架配置するとともに、該バッテリークランプ4に取り付けた締付ボルト5のフック部5bをバッテリートレー2側に掛止し、バッテリー1をバッテリークランプ4を介してバッテリートレー2側に挟着固定するバッテリー固定装置において、バッテリートレー2側に、締付ボルト5を弾圧保持する保持部10と掛止部8と回転規制部11とを設け、締付ボルト5を保持部10に係入保持させるとともに締付ボルト5のフック部5bを掛止部8に掛止させた状態で締付ボルト5を締め込むように構成する。かかる構成とすることで、該フック部5bの掛止部8への掛止作業を容易に且つ確実に行うことができる。また、締付ボルト5が保持部10に保持され、その軸方向及び径方向への移動が規制されることから、締付ボルト5を保持部10に保持させたままバッテリー1の着脱を行うことができ、その作業性が向上する。
【選択図】 図1
【解決手段】 バッテリートレー2上に載置されたバッテリー1上にバッテリークランプ4を横架配置するとともに、該バッテリークランプ4に取り付けた締付ボルト5のフック部5bをバッテリートレー2側に掛止し、バッテリー1をバッテリークランプ4を介してバッテリートレー2側に挟着固定するバッテリー固定装置において、バッテリートレー2側に、締付ボルト5を弾圧保持する保持部10と掛止部8と回転規制部11とを設け、締付ボルト5を保持部10に係入保持させるとともに締付ボルト5のフック部5bを掛止部8に掛止させた状態で締付ボルト5を締め込むように構成する。かかる構成とすることで、該フック部5bの掛止部8への掛止作業を容易に且つ確実に行うことができる。また、締付ボルト5が保持部10に保持され、その軸方向及び径方向への移動が規制されることから、締付ボルト5を保持部10に保持させたままバッテリー1の着脱を行うことができ、その作業性が向上する。
【選択図】 図1
Description
本願発明は、車両に備えられるバッテリーの固定装置に関するものである。
車両におけるバッテリーの固定装置としては、従来より種々の構造が提案されており、例えば、バッテリーの上面側に配置されるバッテリークランプと該バッテリークランプの両端にそれぞれ取り付けられる締付ボルトとを用いてバッテリーを固定保持するもの(例えば、特許文献1,特許文献2参照)とか、バッテリークランプの一端側のみに締付ボルトを備えたもの(例えば、特許文献3,特許文献4参照)とかが知られている。
ところで、特許文献1に示されるバッテリー固定装置は、車体フレームに固定される受台上に、液漏れ対策用のバッテリートレーを載置し、このバッテリートレー上にバッテリーを載置するとともに、このバッテリーの上面にバー状のバッテリークランプを横架状態で載置し、さらに一端をJ形に屈曲させてフック部とした二本の締付ボルトを上記バッテリークランプの両端にそれぞれ取付けるとともに、該各締付ボルトのフック部をそれぞれ上記受台側に形成した掛止穴に挿入して掛止させ、この状態で、上記各締付ボルトのネジ部に螺合させたナットを締め込むことで、この二本の締付ボルトの張力によって、上記バッテリーを上記受台と上記バッテリークランプとの間で挟着して固定保持するようにしたものであり、バッテリー固定装置としては最も一般的なものである。
特許文献2に示されるものは、特許文献1に示されたバッテリー固定装置に類するものであって、受台を用いることなく、バッテリートレーを車体フレーム側へ直接に取り付けるようにしたものであって、該バッテリートレー側に掛止穴を形成し、上記締付ボルトのフック部をこの掛止穴に挿入させて掛止するようになっている。
ところが、これら特許文献1及び特許文献2にそれぞれ示されたバッテリー固定装置においては、
(a)バッテリーの取付作業に際し、上記締付ボルトの先端のフック部を上記受台側(特許文献1参照)あるいはバッテリートレー側(特許文献2参照)に設けた掛止穴に挿入して掛止させることが必要であるが、この場合、元々、バッテリーはエンジンルーム側部に配置されるものであるところ、このエンジンルームはそれ自体そのスペースが狭く且つエンジンの他にその周辺機器が所狭しと配置されていることから、上記バッテリーの側方に締付ボルト装着作業用スペースを確保することが難しく、狭い作業スペース内での作業を余儀なくされる、
(b)上記締付ボルトのフック部がJ形に曲がっていることから、例えばこれがL形に形成されたものに比して、これを掛止穴に挿入掛止することが難しい、
(c)上記掛止穴は上記バッテリーの底部近傍の低い位置に配置されていることから、該バッテリーの上面側からその底部側を覗きながら上記掛止穴に上記締付ボルトのフック部を掛止するという作業は困難である、
等のことから、バッテリー着脱作業における作業性が悪いという問題があった。
(a)バッテリーの取付作業に際し、上記締付ボルトの先端のフック部を上記受台側(特許文献1参照)あるいはバッテリートレー側(特許文献2参照)に設けた掛止穴に挿入して掛止させることが必要であるが、この場合、元々、バッテリーはエンジンルーム側部に配置されるものであるところ、このエンジンルームはそれ自体そのスペースが狭く且つエンジンの他にその周辺機器が所狭しと配置されていることから、上記バッテリーの側方に締付ボルト装着作業用スペースを確保することが難しく、狭い作業スペース内での作業を余儀なくされる、
(b)上記締付ボルトのフック部がJ形に曲がっていることから、例えばこれがL形に形成されたものに比して、これを掛止穴に挿入掛止することが難しい、
(c)上記掛止穴は上記バッテリーの底部近傍の低い位置に配置されていることから、該バッテリーの上面側からその底部側を覗きながら上記掛止穴に上記締付ボルトのフック部を掛止するという作業は困難である、
等のことから、バッテリー着脱作業における作業性が悪いという問題があった。
さらに、上記締付ボルトは、そのフック部を受台側等に設けられた掛止穴に挿入掛止するのみであって、これを挿入掛止状態で保持し得るような構造とはなっていないので、一旦、掛止穴にフック部を挿入掛止しても手を離せば該フック部が掛止穴から離脱落下することになる。このため、例えば、バッテリーの取付時には、フック部を掛止穴に挿入掛止した後、締付ボルトを手で支えたまま、そのネジ部をバッテリークランプの端部に設けた穴に挿通し且つこれにナットを螺合させる必要があり、またバッテリーの取外し時には、締付ボルトを手で支えたままナットを外し、その後、該締付ボルトのフック部を掛止穴から離脱させて外部へ取り出す必要があり、これら何れの場合においても作業が煩雑で作業性という点において問題があった。
そして、このようなバッテリーの着脱作業時における作業性の低劣さという問題は、上記バッテリークランプの両端に取り付けられる一対の締付ボルトのうち、車体フレーム寄りに配置される締付ボルトにおいては、バッテリーの側面とこれに対向する車体フレームとの隙間が極めて狭いものであることから、特に顕著となる。
このような事情に鑑みて提案されたものが特許文献3及び特許文献4に示されるバッテリー固定装置である。
ところが、特許文献3に示されるものは、バッテリーを車体フレームに接近して配置するものにおいて、バッテリークランプの両端のうち、車体フレーム寄りの端部はこれを直接上記車体フレーム側に固定し、他方の端部側のみに締付ボルトを配置したものであるが、このものにおいても、上記締付ボルトはそのフック部をバッテリートレー側の掛止穴に挿入掛止する構成であることから、程度の差はあっても、特許文献1及び特許文献2に示されたバッテリー固定装置と同様の問題点は残るものである。
また、特許文献4に示されるものは、バッテリークランプの一端側をバッテリートレーに固定的に取り付けたアームに掛止するとともに、他端側には締付ボルトを配置し、該締付ボルトの張力によってバッテリーを固定保持するものの、上記締付ボルトはこれを掛止穴に挿入掛止させるのではなく、バッテリートレーの底面側に形成した板状の掛止部にバッテリーの側方から掛止させるように構成するとともに、該掛止部の近傍に締付ボルトの左右方向の位置決め部材を設け、上記フック部の上記掛止部への掛止作業の容易化を図ったものである。
ところが、この特許文献4に示されるバッテリー固定装置においては、締付ボルトをバッテリークランプの一端側のみに設けるとともに、該締付ボルトのフック部をバッテリーの側方から掛止部に掛止させるようにしたことによって、例えばこれをバッテリークランプの両端にそれぞれ設け且つそのフック部を掛止穴に挿入掛止させる構成の場合に比して、該締付ボルトの掛止作業における作業性の向上が図れるという利点は有るものの、上記締付ボルトの保持機能を備えないことからバッテリーの着脱作業時には上記締付ボルトを手で支持してその落下を防止する必要がありその作業が面倒である。また、上記締付ボルトのネジ部へのナットの螺合・螺解時における該締付ボルトの回り止めのために該フック部をJ形に形成してこれを上記掛止部に係合させるようにしているので、該フック部を上記掛止部にバッテリーの側方から掛止させる場合には一旦フック部を掛止部より下方まで大きく下げた後これを引き上げる必要があり、その作業が煩雑なものとなる。
そこで本願発明は、バッテリーの着脱作業を容易且つ作業性良く行い得るようにしたバッテリー固定装置を提供することを目的としてなされたものてある。
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
本願の第1の発明では、車体フレーム20側に固定されたバッテリートレー2上にバッテリー1を載置するとともに、該バッテリー1の上面上にバッテリークランプ4を横架配置し、該バッテリークランプ4の両端部に又は何れか一方の端部に、一端側をネジ部5aとし他端側をフック部5bとした締付ボルト5の該ネジ部5a側をナット6を介して取付けるとともに上記フック部5bを上記バッテリートレー2側に掛止し、上記ナット6を締め込むことで上記バッテリー1を上記バッテリートレー2側に挟着固定するようにしたバッテリー固定装置において、上記バッテリートレー2側に、該バッテリートレー2に接離する方向から上記締付ボルト5が弾圧的に係脱可能で且つ係入状態においてはこれを弾圧保持する保持部10と、上記締付ボルト5のフック部5bが掛止される掛止部8と、上記締付ボルト5の軸心回りの回転を規制する回転規制部11とを設け、上記締付ボルト5を上記保持部10に係入保持させるとともに上記フック部5bを上記掛止部8に掛止させた状態で上記ナット6を締め込むように構成したことを特徴としている。
本願の第2の発明では、上記第1の発明に係るバッテリー固定装置において、上記バッテリートレー2を、上記掛止部8と保持部10と回転規制部11とを一体形成した樹脂成形品とし、上記車体フレーム20に直接固定する構成としたことを特徴としている。
本願の第3の発明では、上記第1の発明に係るバッテリー固定装置において、上記バッテリートレー2を樹脂成形品とし、金属製の受台3を介して上記車体フレーム20に固定する構成とし、上記バッテリートレー2側には上記保持部10を一体成形する一方、上記受台3側には上記掛止部8と上記回転規制部11とを設けたことを特徴としている。
本願の第4の発明では、上記第1,第2又は第3の発明に係るバッテリー固定装置において、上記バッテリー1の側周面を覆うバッテリーカバー12が備えられていることを特徴としている。
本願発明ではかかる構成とすることにより次のような効果が得られる。
(a) 本願の第1の発明に係るバッテリー固定装置
(a−イ) 上記締付ボルト5のフック部5bをバッテリートレー2側の掛止部8に掛止させる構造であって該掛止部8に対する上記フック部5bの位置決めを比較的ラフに設定することができることから、例えば、フック部5bを掛止穴に挿入掛止させる構造のようにフック部5bの位置決めを比較的精度良く行う必要がある場合に比して、上記フック部5bの上記掛止部8への掛止作業を容易に且つ確実に行うことができ、その作業性の向上が図れる。
(a−イ) 上記締付ボルト5のフック部5bをバッテリートレー2側の掛止部8に掛止させる構造であって該掛止部8に対する上記フック部5bの位置決めを比較的ラフに設定することができることから、例えば、フック部5bを掛止穴に挿入掛止させる構造のようにフック部5bの位置決めを比較的精度良く行う必要がある場合に比して、上記フック部5bの上記掛止部8への掛止作業を容易に且つ確実に行うことができ、その作業性の向上が図れる。
(a−ロ) 上記保持部10に上記締付ボルト5を保持させることで、該締付ボルト5の軸方向(上下方向)及び径方向の双方における移動が規制されるため、該保持部10によって上記締付ボルト5を保持させ且つ該締付ボルト5のフック部5bを掛止部8に掛止させた状態においては、該締付ボルト5から手を離しても、該締付ボルト5がその軸方向あるいは径方向へ移動して上記フック部5bが上記掛止部8から離脱するということが無いので、
(a−ロ−1) 上記締付ボルト5を上記保持部10に保持させたまま上記バッテリートレー2に対して上記バッテリー1の着脱を行うことができ、例えば、上記バッテリー1の着脱に際して上記締付ボルト5を取り外すことが必要である場合に比して、バッテリー着脱作業における作業性が向上する、
(a−ロ−2) 上記バッテリー1の着脱作業においては、上記締付ボルト5の落下を気にすることなく作業ができることから、例えば掛止作業用の作業スペースが狭くても、また特に、上記バッテリートレー2上に上記バッテリー1を載置した状態のまま上記締付ボルト5を上記掛止部8に掛止させる場合において該掛止部8の位置が上記バッテリー1の底部近傍で該バッテリー1の上方からは見にくい位置であったとしても、上記締付ボルト5のフック部5bの上記掛止部8への掛止を容易に且つ作業性良く行うことができる、
(a−ロ−3) 上記締付ボルト5が落下しないので、上記締付ボルト5のフック部5bを、従来のように離脱防止を目的としてJ形に形成する必要が無く、単に掛止機能のみをもつ形状、例えばL形に形成することが可能となり、この結果、上記フック部5bの上記掛止部8への掛止及び掛止解除作業においては、単に上記締付ボルト5を上記掛止部8に接離する方向に移動させれば良く、例えばJ形の先端部を迂回させるために一旦フック部5bを下方へ大きく移動させた後上方へ引き上げて掛止させる場合に比して、掛止作業がより一層簡単に且つ容易になる、
等の効果が得られる。
(a−ロ−1) 上記締付ボルト5を上記保持部10に保持させたまま上記バッテリートレー2に対して上記バッテリー1の着脱を行うことができ、例えば、上記バッテリー1の着脱に際して上記締付ボルト5を取り外すことが必要である場合に比して、バッテリー着脱作業における作業性が向上する、
(a−ロ−2) 上記バッテリー1の着脱作業においては、上記締付ボルト5の落下を気にすることなく作業ができることから、例えば掛止作業用の作業スペースが狭くても、また特に、上記バッテリートレー2上に上記バッテリー1を載置した状態のまま上記締付ボルト5を上記掛止部8に掛止させる場合において該掛止部8の位置が上記バッテリー1の底部近傍で該バッテリー1の上方からは見にくい位置であったとしても、上記締付ボルト5のフック部5bの上記掛止部8への掛止を容易に且つ作業性良く行うことができる、
(a−ロ−3) 上記締付ボルト5が落下しないので、上記締付ボルト5のフック部5bを、従来のように離脱防止を目的としてJ形に形成する必要が無く、単に掛止機能のみをもつ形状、例えばL形に形成することが可能となり、この結果、上記フック部5bの上記掛止部8への掛止及び掛止解除作業においては、単に上記締付ボルト5を上記掛止部8に接離する方向に移動させれば良く、例えばJ形の先端部を迂回させるために一旦フック部5bを下方へ大きく移動させた後上方へ引き上げて掛止させる場合に比して、掛止作業がより一層簡単に且つ容易になる、
等の効果が得られる。
(a−ハ) 上記締付ボルト5のフック部5bをL形に形成した場合には、該フック部5bと上記掛止部8との間では該締付ボルト5の回り止め作用が働かないため、該締付ボルト5のネジ部5aに螺合させたナット6の螺回作業時には上記締付ボルト5が回転してそのフック部5bが上記掛止部8から離脱するおそれがあるが、この場合、上記掛止部8の近傍に上記回転規制部11が設けられており、該回転規制部11によって掛止作用とは別個に上記締付ボルト5の回り止め作用がなされるので、上記フック部5bの上記掛止部8からの離脱、即ち、不用意な掛止解除が防止され、作業の確実性及び信頼性が確保される。
(b) 本願の第2の発明に係るバッテリー固定装置
この発明のバッテリー固定装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記バッテリートレー2を、上記掛止部8と保持部10と回転規制部11とを一体形成した樹脂成形品とし、上記車体フレーム20に直接固定する構成としているので、部品点数の低減及び取付工数の低減によって、低コスト化を図ることができる。
この発明のバッテリー固定装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記バッテリートレー2を、上記掛止部8と保持部10と回転規制部11とを一体形成した樹脂成形品とし、上記車体フレーム20に直接固定する構成としているので、部品点数の低減及び取付工数の低減によって、低コスト化を図ることができる。
(c) 本願の第3の発明に係るバッテリー固定装置
この発明のバッテリー固定装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記バッテリートレー2を樹脂成形品とし、金属製の受台3を介して上記車体フレーム20に固定する構成とし、上記バッテリートレー2側には上記保持部10を一体成形する一方、上記受台3側には上記掛止部8と上記回転規制部11とを設けているので、上記保持部10を樹脂成形品の上記バッテリートレー2側に設けているので、該保持部10を樹脂材の弾性を利用して簡単且つ安価な構成とすることができる一方、比較的荷重の掛かる上記掛止部8と上記回転規制部11とが金属製の上記受台3側に設けられていることで上記バッテリー1の固定強度が高く維持されその信頼性が向上し、これらの相乗作用として、バッテリー固定装置の信頼性と低コスト化との両立が可能となるものである。
この発明のバッテリー固定装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記バッテリートレー2を樹脂成形品とし、金属製の受台3を介して上記車体フレーム20に固定する構成とし、上記バッテリートレー2側には上記保持部10を一体成形する一方、上記受台3側には上記掛止部8と上記回転規制部11とを設けているので、上記保持部10を樹脂成形品の上記バッテリートレー2側に設けているので、該保持部10を樹脂材の弾性を利用して簡単且つ安価な構成とすることができる一方、比較的荷重の掛かる上記掛止部8と上記回転規制部11とが金属製の上記受台3側に設けられていることで上記バッテリー1の固定強度が高く維持されその信頼性が向上し、これらの相乗作用として、バッテリー固定装置の信頼性と低コスト化との両立が可能となるものである。
(d) 本願の第4の発明に係るバッテリー固定装置
この発明のバッテリー固定装置によれば、上記(a),(b)又は(c)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記バッテリー1の側周面を覆うバッテリーカバー12が備えられているので、上記バッテリー1は上記バッテリーカバー12によって、エンジンルーム内に配置されたエンジンから熱的に隔離され、該バッテリー1の過度の昇温による性能低下、即ち、バッテリー1の熱害を可及的に防止することができる。
この発明のバッテリー固定装置によれば、上記(a),(b)又は(c)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記バッテリー1の側周面を覆うバッテリーカバー12が備えられているので、上記バッテリー1は上記バッテリーカバー12によって、エンジンルーム内に配置されたエンジンから熱的に隔離され、該バッテリー1の過度の昇温による性能低下、即ち、バッテリー1の熱害を可及的に防止することができる。
(第1の実施の形態)
図1には、本願発明の第1の実施の形態に係るバッテリー固定装置を示している。このバッテリー固定装置は、車両の前部に設けられたエンジンルームの側部にバッテリー1を着脱自在に固定するためのものであって、次述のバッテリートレー2とバッテリークランプ4と締付ボルト5を備える。
図1には、本願発明の第1の実施の形態に係るバッテリー固定装置を示している。このバッテリー固定装置は、車両の前部に設けられたエンジンルームの側部にバッテリー1を着脱自在に固定するためのものであって、次述のバッテリートレー2とバッテリークランプ4と締付ボルト5を備える。
上記締付ボルト5は、その一端側をネジ部5aとし、他端側はこれを略直角に折曲してフック部5bとするとともに、これらの中間部分を直状に延びる直軸部5cとしたL形ボルトであって、該ネジ部5aはここに螺合されるナット6を介して次述のバッテリークランプ4の端部に掛止される一方、上記フック部5bは後述するバッテリートレー2に設けられる掛止部8に掛止される。
上記バッテリークランプ4は、金属板材を所定長さの桁状に折曲形成してなるものであって、上記バッテリー1の上面上に、その両端部をそれぞれ該バッテリー1から外方へ延出させた状態で横架載置される。そして、このバッテリークランプ4の両端部には、それぞれ上記締付ボルト5のネジ部5aがナット6によって挿通固定される。
上記バッテリートレー2は、バッテリー1を載置支持する支持機能と、該バッテリー1から液漏れが生じたときこれを受け止めてエンジンルーム内への漏出を防止する液漏出防止機能とをその本来的な機能とするものであるが、この実施の形態においては、さらにこのバッテリートレー2に車体側への固定機能を持たせている。
即ち、このバッテリートレー2は、樹脂一体成形品で構成され、上記バッテリー1の載置部となる矩形の平面形状をもつ底面2aと該底面2aの周囲を取り囲む所定高さの周壁2bとを備えるとともに、該底面2a側には複数の支持脚19が備えられている。そして、このバッテリートレー2は、上記各支持脚19を固定ボルト14によって上記車体フレーム20に締結固定することで車体側に取り付けられている。尚、上記バッテリートレー2は、原則として、一旦、車体フレーム20側に固定された後は、上記バッテリー1の着脱時においても車体フレーム20側に固定されたまま保持される。
さらに、上記バッテリートレー2の周壁2bのうち、車体前後方向に延びる一対の辺の幅方向略中央部には、図1及び図2に示すように、保持部10が該バッテリートレー2と一体的に形成されている。この保持部10は、上記締付ボルト5の直軸部5cを弾圧保持するためのものであって、所定間隔をもって左右方向に対向する一対の嵌着爪部材7,7で構成される。これら一対の嵌着爪部材7,7は、共に屈曲板状体とされ、その基端寄りに位置する弧状の挟持部7a,7a同士を対向させることでその内側に上記締付ボルト5の保持空間を形成するとともに、該挟持部7a,7aよりも先端寄りに位置する延出部7b,7bはこれらの対向間隔が先端側に向かって次第に拡開するように形状設定されている。
そして、この一対の嵌着爪部材7,7は、その対向方向(即ち、嵌着爪部材7の板厚方向)に弾性変形可能とされており、上記締付ボルト5の直軸部5cは、上記各延出部7b,7bを押し開いて上記保持空間に進入・退出可能とされるとともに、該保持空間への進入状態においては上記各挟持部7a,7aによって左右両側から弾圧挟持されることで保持される。
また、上記保持部10の直下位置には、上記周壁2bの一部を下方へ延出させた状態で突片9が設けられている。この突片9には、その下面に開口し且つ該下面から上方に向かって楔状に切れ込む切欠溝21が形成されている。そして、この切欠溝21の上端溝底21aは、上記締付ボルト5の外周形状に略合致した弧状面としてこれを上記締付ボルト5のフック部5bを掛止させる掛止部8としている。一方、上記切欠溝21のうち、上記掛止部8に連続してこれから下方に向けて拡開状態で傾斜する左右一対の溝壁面21b,21bは、上記掛止部8に掛止された上記締付ボルト5のフック部5bと係合することで該締付ボルト5の回転(上記直軸部5cの軸心回りの回転)を規制する回転規制部11として機能するが、それと同時に、上記フック部5bを上記掛止部8に位置させる場合のガイド部としても機能する。
ここで、図2に示すように、上記保持部10の一対の嵌着爪部材7,7の先端位置と上記突片9の表面位置(この実施の形態では上記周壁2bの表面位置)との間隔寸法「La」と上記締付ボルト5のフック部5bの長さ寸法「Lb」とは、「La<Lb」となるように相対的に設定される。これは、上記締付ボルト5の直軸部5cが上記保持部10の一対の嵌着爪部材7,7の先端に当接した時には、既に上記フック部5bが上記切欠溝21内に進入している状態として、上記切欠溝21の溝壁面21b,21bによるガイド作用を有効ならしめるためである。
続いて、上記バッテリートレー2に上記バッテリー1を載置し且つこれを固定する場合の作業手順等を説明する。
この実施の形態のバッテリー固定装置におけるバッテリー1の着脱作業は、図1に実線図示するように、上記締付ボルト5を上記バッテリートレー2側の上記保持部10に保持させた状態のまま、該締付ボルト5から上記バッテリークランプ4を取り外して行う作業形態と、図1に鎖線図示するように、締付ボルト5を上記バッテリークランプ4に取り付けたまま、該締付ボルト5のネジ部5aに螺合されたナット6を緩めてこれを側方へ揺動可能とした状態で行う作業形態の、何れも採用し得るものである。そして、これら二つの作業形態のうち、前者は、特に作業の容易さを重視したものであって、主としてユーザサイドでのバッテリー着脱作業に好適な作業形態である。これに対して、後者の作業形態は、特に作業性(作業タクト)を重視したものであって、主として工場サイドでのバッテリー着脱作業に好適な作業形態である。
しかし、本願発明の特徴(特に、上記保持部10による上記締付ボルト5の保持構成)が最も発揮されるのは前者の作業形態であるため、ここではこの作業形態についてその作業手順等を説明し、後者の作業形態についてはその説明を省略する。
「バッテリー1の取付作業」
バッテリー1の取付作業は、上述のように、上記バッテリートレー2側に上記締付ボルト5のみを取り付けた状態で行われる。この場合、2回目以降の取付作業であれば初回の取付作業によって上記締付ボルト5が既に取り付けられているので、直ちに上記バッテリートレー2へのバッテリー1の載置作業に移れるが、初回の取付作業においては上記バッテリートレー2側には上記締付ボルト5が未だ取り付けられていないので、この締付ボルト5の取付け作業が必要となる。ここでは、このバッテリートレー2への上記締付ボルト5の取付けから作業を開始するものとして説明する。
バッテリー1の取付作業は、上述のように、上記バッテリートレー2側に上記締付ボルト5のみを取り付けた状態で行われる。この場合、2回目以降の取付作業であれば初回の取付作業によって上記締付ボルト5が既に取り付けられているので、直ちに上記バッテリートレー2へのバッテリー1の載置作業に移れるが、初回の取付作業においては上記バッテリートレー2側には上記締付ボルト5が未だ取り付けられていないので、この締付ボルト5の取付け作業が必要となる。ここでは、このバッテリートレー2への上記締付ボルト5の取付けから作業を開始するものとして説明する。
上記バッテリートレー2への上記締付ボルト5の取付けは、該締付ボルト5を、上記ナット6を取り外すとともに上記バッテリークランプ4からも分離させた単体状態として行う。即ち、上記締付ボルト5を、そのフック部5bを下方にして立てた姿勢で、該フック部5bを上記保持部10の前方側で且つ上記突片9の切欠溝21に対応するように位置させる。そして、該締付ボルト5をそのままバッテリートレー2側に移動させる。すると、上記締付ボルト5の直軸部5cが上記保持部10の上記一対の嵌着爪部材7,7の先端に当接するより以前に、上記フック部5bが上記切欠溝21内に進入する。
従って、ここで上記締付ボルト5を上方へ引き上げると、該フック部5bは、例えば、これが左右方向において上記切欠溝21の上端奥底21aでなる上記掛止部8とが略同一位置に位置していれば、そのまま直接に上記掛止部8に当接してここに掛止される。しかし、上記掛止部8と上記フック部5bとが左右方向において所定以上にズレていると、上記フック部5bは、上記切欠溝21の左右の溝壁面21b,21b(即ち、上記回転規制部11)の何れかに当接し、該溝壁面21bにガイドされて上記掛止部8側に引き寄せられ、最終的に該掛止部8に掛止される。
しかる後、上記締付ボルト5をそのまま上記バッテリートレー2側に押し込むと、該締付ボルト5の直軸部5cが上記保持部10の一対の嵌着爪部材7,7の各延出部7b,7bの先端に当接しこれら各延出部7b,7bを弾圧的に押し開いて進入し、最終的に、上記各挟持部7a,7a間に進入嵌合し、該各挟持部7a,7aによってその両側から挟持されることで弾圧保持される。従って、この状態では、上記締付ボルト5は上下方向及び径方向の双方においてその移動が規制され、作業者が該締付ボルト5から手を離しても、該締付ボルト5は落下したり倒れたりすることなく直立姿勢のまま保持される。尚、この締付ボルト5は、上記バッテリートレー2の前後両面側にそれぞれ取り付けられる。これで上記締付ボルト5の取付けが完了する。
次に、上記バッテリートレー2上にバッテリー1を載置する。この場合、上記締付ボルト5は上記バッテリートレー2の対向する二辺側のみに、且つ該バッテリートレー2の周壁2bよりも外側において立設配置されるのみで、該バッテリートレー2の他の対向する二辺側の近傍には障害物が存在しないので、上記バッテリー1の移動スペースが十分に確保され、該バッテリー1はこれを容易に上記バッテリートレー2上に載置することができる。このバッテリー1の上記バッテリートレー2への載置状態においては、該バッテリー1の前後両側面に沿って上記各締付ボルト5が立設され且つその上端側の上記ネジ部5aが該バッテリー1の上面よりも上方へ突出している。
次に、上記バッテリー1の上面上に上記バッテリークランプ4を横架状態で配置し、その両端部にそれぞれ上記締付ボルト5のネジ部5aを挿通させるとともに、該バッテリークランプ4の端部より上方に突出した上記締付ボルト5のネジ部5aにそれぞれナット6を螺合させ、これを締め込む。このナット6の締め込みによって、上記バッテリートレー2側の上記掛止部8と上記バッテリークランプ4との間に、上記締付ボルト5に生じる軸力(張力)が作用し、上記バッテリートレー2は上記バッテリートレー2と上記バッテリークランプ4との間で挟着され強硬に固定されることになる。
このナット6の締め込み時には、その回転力が上記締付ボルト5に伝達され、該締付ボルト5がその直軸部5cの軸心回りに回転しようとするが、この回転作用は、上記フック部5bが上記切欠溝21の溝壁面21b,21b(即ち、回転規制部11)に当接係合することで規制される。従って、上記ナット6の締め込みが、上記締付ボルト5の共回りを生じることなく適正に且つ確実に行われ、作業の迅速性あるいは確実性が担保される。
以上で、上記バッテリートレー2への上記バッテリー1の取付作業が完了する。
以上で、上記バッテリートレー2への上記バッテリー1の取付作業が完了する。
「バッテリー1の交換作業」
上記バッテリー1の交換作業は、上記取付作業時と逆手順にて行われる。即ち、先ず、上記各締付ボルト5に螺合された上記ナット6を取り外し、さらに上記締付ボルト5から上記バッテリークランプ4を取り外す。これで、上記バッテリートレー2側には、上記バッテリー1が載置残存されるとともに、該バッテリー1の前後両側にはそれぞれ上記締付ボルト5が立設された状態となり、該締付ボルト5によって上記バッテリー1の取り外しが阻害されることはない。
上記バッテリー1の交換作業は、上記取付作業時と逆手順にて行われる。即ち、先ず、上記各締付ボルト5に螺合された上記ナット6を取り外し、さらに上記締付ボルト5から上記バッテリークランプ4を取り外す。これで、上記バッテリートレー2側には、上記バッテリー1が載置残存されるとともに、該バッテリー1の前後両側にはそれぞれ上記締付ボルト5が立設された状態となり、該締付ボルト5によって上記バッテリー1の取り外しが阻害されることはない。
従って、後は、上記バッテリー1を上記バッテリートレー2側から取り外し、これに代えて、新しいバッテリー1を上記バッテリートレー2上に載置するとともに、該バッテリートレー2上に上記バッテリークランプ4を横架配置し、その両端部を上記締付ボルト5によって挟着すれば良い。以上で、バッテリー1の交換作業が完了する。
以上のように、この第1の実施の形態に係るバッテリー固定装置においては、上記締付ボルト5の上記バッテリートレー2側への取付構造が、上記締付ボルト5のフック部5bを上記バッテリートレー2側の上記掛止部8に掛止させる構造であることから、該掛止部8に対する上記フック部5bの位置決め(特に左右方向の位置決め)を比較的ラフに設定することができ、例えば、上記フック部5bを掛止穴に挿入して掛止させる構造のように上記フック部5bの位置決めを比較的精度良く行う必要がある場合に比して、上記掛止作業を容易に且つ迅速に行うことができる。
また、このバッテリー固定装置では、上記保持部10に上記締付ボルト5を保持させることで、該締付ボルト5の軸方向及び径方向の双方における移動が規制されるため、該保持部10に上記締付ボルト5を保持させ且つそのフック部5bを上記掛止部8に掛止させた状態においては、該締付ボルト5から手を離しても、該締付ボルト5がその軸方向あるいは径方向へ移動して上記フック部5bが上記掛止部8から離脱するということが無い。
このため、上記締付ボルト5を上記保持部10に保持させたまま上記バッテリートレー2に対して上記バッテリー1の着脱を行うことができ、例えば、上記バッテリー1の着脱に際して上記締付ボルト5を取り外すことが必要である場合に比して、バッテリー着脱作業の作業性が向上する。
また、上記バッテリー1の着脱作業においては、上記締付ボルト5の落下を気にすることなく作業ができることから、例えば掛止作業用の作業スペースが狭くても、また特に、上記バッテリートレー2上に上記バッテリー1を載置した状態のまま上記締付ボルト5を上記掛止部8に掛止させる場合において該掛止部8の位置が上記バッテリー1の底部近傍で該バッテリー1の上方からは見にくい位置であったとしても、上記締付ボルト5のフック部5bの上記掛止部8への掛止を容易に且つ作業性良く行うことができる。
さらに、上記締付ボルト5が落下しないので、上記締付ボルト5のフック部5bを、従来のように離脱防止を目的としてJ形に形成する必要が無く、単に掛止機能のみをもつ形状、例えばこの実施の形態のようにL形に形成することが可能となり、この結果、上記フック部5bの上記掛止部8への掛止及び掛止解除作業においては、単に上記締付ボルト5を上記掛止部8に接離する方向に移動させれば良く、例えばJ形の先端部を迂回させるために一旦フック部5bを下方へ大きく移動させた後上方へ引き上げて掛止させる場合に比して、掛止作業がより一層簡単に且つ容易になる。
また、上記締付ボルト5のフック部5bをL形に形成した場合には、該フック部5bと上記掛止部8との間では該締付ボルト5の回り止め作用が働かないため、該締付ボルト5のネジ部5aに螺合させたナット6の螺回作業時には上記締付ボルト5が回転してそのフック部5bが上記掛止部8から離脱するおそれがあるが、この実施の形態のものにおいては、上記掛止部8の近傍に上記切欠溝21の溝壁面21b,21bでなる回転規制部11が設けられており、該回転規制部11によって掛止作用とは別個に上記締付ボルト5の回り止め作用がなされるので、上記フック部5bの上記掛止部8からの離脱、即ち、掛止解除が防止され、作業の確実性及び信頼性が確保される。
さらに、この実施の形態のように、上記バッテリートレー2を、上記掛止部8と保持部10と回転規制部11とを一体形成した樹脂成形品とし、これを上記車体フレーム20に直接固定する構成とすることで、部品点数の低減及び取付工数の低減が図れ、延いてはバッテリー固定装置の低コスト化が期待できることになる。
ここで、上記掛止部8の他の構造例を幾つか説明する。
図3に示したものは、上記バッテリートレー2の周壁2bの一部を上方へ延設し、この延設部分に上記一対の嵌着爪部材7,7でなる保持部10を一体形成するとともに、該保持部10の直下位置に、上記締付ボルト5のフック部5bが所要の余裕を持って挿通可能な丸穴18を形成し、この丸穴18の上側周縁部を上記フック部5bに対する上記掛止部8とし、また上記丸穴18の左右の周縁部を上記締付ボルト5の回転を規制する回転規制部11として、それぞれ機能させるようにしたものである。
図4に示したものは、上記バッテリートレー2の周壁2bに一対の嵌着爪部材7,7でなる上記保持部10を一体形成するとともに、該周壁2bの上記保持部10の直下部位に下方へ延出する突片9を設け、この突片9に縦長の長穴16を形成し、この長穴16の上側周縁部を上記フック部5bに対する上記掛止部8とし、また上記長穴16の左右の周壁部を上記締付ボルト5の回転を規制する回転規制部11として、それぞれ機能させるようにしたものである。かかる構成によれば、上記バッテリートレー2に上記掛止部8と上記回転規制部11とを形成したことに起因する該バッテリートレー2の強度低下が可及的に抑制され、該バッテリートレー2の強度上の信頼性が確保される。
図5に示したものは、上記バッテリートレー2の周壁2bに一対の嵌着爪部材7,7でなる上記保持部10を一体形成する一方、上記一対の嵌着爪部材7,7の対向方向外側位置に、該一対の嵌着爪部材7,7に沿って延出する突片9,9をそれぞれ一体形成している。そして、この各突片9,9の下面に上記締付ボルト5の外周形状に略合致する半円状の半円弧切欠17を形成し、この半円弧切欠17の上側周縁部を上記フック部5bに対する上記掛止部8とし、また上記半円弧切欠17の左右の周壁部を上記締付ボルト5の回転を規制する回転規制部11として、それぞれ機能させるようにしたものである。尚、この場合、上記半円弧切欠17の上記バッテリートレー2の周壁2bからの距離は、上記保持部10の保持空間、即ち、上記一対の嵌着爪部材7,7の挟持部7a,7aの対向空間の上記バッテリートレー2の周壁2bからの距離と略同一となるように設定される。
係る構成によれば、上記締付ボルト5のフック部5bを上記バッテリートレー2の周壁2bと略平行に向けさえすれば、これが左右何れの方向を向いていても、該フック部5bを上記掛止部8に確実に掛止させることができ、しかも上記フック部5bは上記バッテリートレー2より平面方向外側に位置していることからその向きを上方から容易に視認することができ、これらの相乗効果として、上記締付ボルト5のフック部5bの掛止作業がより一層容易になるという利点がある。
(第2の実施の形態)
図6には、本願発明の第2の実施の形態にかかるバッテリー固定装置を示している。このバッテリー固定装置は、その基本構造を上記第1の実施の形態に係るバッテリー固定装置(図1参照)と略同一とするものであって、これと異なる点は、上記バッテリートレー2の周壁2bの構造である。
図6には、本願発明の第2の実施の形態にかかるバッテリー固定装置を示している。このバッテリー固定装置は、その基本構造を上記第1の実施の形態に係るバッテリー固定装置(図1参照)と略同一とするものであって、これと異なる点は、上記バッテリートレー2の周壁2bの構造である。
即ち、上記第1の実施の形態のバッテリー固定装置においては、上記バッテリートレー2の周壁2bを、上記バッテリー1の底部のみを囲繞し得るような低い高さに設定しており、従って上記バッテリー1の側面はその略全域が露出していたのに対して、この実施の形態のバッテリー固定装置においては、上記バッテリートレー2の上記周壁2bをその全周に亙ってその底面2aから上方へ延設しその上端を上記バッテリー1の上面近傍に位置させたものである。即ち、上記バッテリートレー2の周壁2bをバッテリーカバー12として利用したものである。
従って、このバッテリー固定装置においては、上記バッテリー1はその側面の略全域が上記バッテリートレー2の周壁2bによって覆われ、エンジンルーム内に配置されたエンジンから熱的に隔離されることとなり、その結果、上記バッテリー1の過度の昇温による性能低下、即ち、バッテリー1の熱害の発生が可及的に防止され、延いてはバッテリー固定装置全体としての信頼性が向上することになる。
尚、図6において、符号15は上記バッテリー1の点検窓である。また、上記以外の構成及びそれに基づく作用効果はすべて上記第1の実施の形態の場合と同様であるので、図1の各部材に対応させて図6の各部材に同一符号を付するとともに、該当説明を援用することで、ここでの説明を省略する。
(第3の実施の形態)
図7及び図8には、本願発明の第3の実施の形態にかかるバッテリー固定装置を示している。このバッテリー固定装置は、上記第1の実施の形態に係るバッテリー固定装置(図1参照)の変形構造と位置付けられるものであって、その基本構造はこれを上記第1の実施の形態のバッテリー固定装置と同じにするものの、上記バッテリートレー2の構造及び上記車体フレーム20側への固定構造において異なるものである。
図7及び図8には、本願発明の第3の実施の形態にかかるバッテリー固定装置を示している。このバッテリー固定装置は、上記第1の実施の形態に係るバッテリー固定装置(図1参照)の変形構造と位置付けられるものであって、その基本構造はこれを上記第1の実施の形態のバッテリー固定装置と同じにするものの、上記バッテリートレー2の構造及び上記車体フレーム20側への固定構造において異なるものである。
即ち、上記第1の実施の形態のバッテリー固定装置においては、上記バッテリートレー2を直接上記車体フレーム20に固定する(即ち、上記バッテリートレー2にそれ本来の機能の他に、固定機能をもたせる)ように構成していたのに対して、この実施の形態のバッテリー固定装置では、上記バッテリートレー2はこれを底面2aと周壁2bとからなる従来一般的なトレー構造(即ち、それ本来の機能のみをもつ構造)とする一方、これとは別に次述の受台3を備え、該受台3を介して上記バッテリートレー2を上記車体フレーム20側に固定するようにしたものである。
上記バッテリートレー2は、上述のように底面2aとこれを囲繞する周壁2bとを備えた樹脂一体成形品で構成され、上記底面2aを挟んで対向する前後一対の辺の幅方向略中央位置には、一対の嵌着爪部材7,7でなる上記保持部10が一体的に形成されている。
上記受台3は、金属板材のプレス成形によって形成されたものであって、上記バッテリートレー2を固定載置する載置面3aと該載置面3aの周囲に垂設された周壁3bと支持脚3cとを備えている。そして、この受台3の周壁3bの上記載置面3aを挟んで対向する二辺の幅方向略中央位置(即ち、上記載置面3a上に上記バッテリートレー2を載置した状態において上記保持部10の直下に位置する部位)には、該周壁3bの下面から上方へ向けて楔状の切欠溝21が形成されている。そして、この切欠溝21の上側溝底部を上記締付ボルト5に対する上記掛止部8として機能させる一方、該掛止部8の左右両側に位置する傾斜した溝壁面を上記締付ボルト5の回転を規制する上記回転規制部11として機能させるようにしている。
即ち、この実施の形態のものは、上記第1の実施の形態においては上記バッテリートレー2に上記掛止部8と上記回転規制部11とを共に形成していたのに対して、該バッテリートレー2の他に上記受台3を備えたことで、上記保持部10は上記バッテリートレー2側に、上記掛止部8と上記回転規制部11とは上記受台3側に、それぞれ分けて形成したものであり、従って、上記受台3の載置面3a上に上記バッテリートレー2を載置固定した状態では、上記保持部10の直下に上記掛止部8と回転規制部11とが位置することとなり、上記第1の実施の形態の構造と実質的に同一となる。
このように構成されたバッテリー固定装置においては、上記第1の実施の形態のバッテリー固定装置と同様の作用効果が得られることは勿論であるが、これに加えて次のような特有の効果も得られる。即ち、この実施の形態のバッテリー固定装置においては、上記保持部10を樹脂成形品の上記バッテリートレー2側に設けているので該保持部10を樹脂材の弾性を利用して簡単且つ安価な構成とすることができる一方、比較的荷重の掛かる上記掛止部8と上記回転規制部11とが金属製の上記受台3側に設けられていることで上記バッテリー1の固定強度が高く維持されその信頼性が向上し、これらの相乗作用として、バッテリー固定装置の信頼性と低コスト化との両立が可能となるものである。
尚、上記受台3に形成される上記掛止部8及び上記回転規制部11の他の構造例としては、図8に分割図示するように、上記切欠溝21に代えて、上下方向に延びる長穴16を形成し、該長穴16の上側縁部を上記掛止部8として機能させるとともに、該長穴16の左右両側の側縁部を上記回転規制部11として機能させるように構成することもできる。かかる構成によれば、上記長穴16の形成による上記受台3の強度低下を抑制することができる。
(第4の実施の形態)
図9には、本願発明の第4の実施の形態に係るバッテリー固定装置を示している。この実施の形態のバッテリー固定装置は、上記第3の実施の形態に係るバッテリー固定装置と同一の基本構成のものにおいて、上記バッテリー1の側面の略全域を上記バッテリートレー2とは別体構成のバッテリーカバー12によって覆ったものである。
図9には、本願発明の第4の実施の形態に係るバッテリー固定装置を示している。この実施の形態のバッテリー固定装置は、上記第3の実施の形態に係るバッテリー固定装置と同一の基本構成のものにおいて、上記バッテリー1の側面の略全域を上記バッテリートレー2とは別体構成のバッテリーカバー12によって覆ったものである。
従って、上記バッテリー1は、その側面の略全域が上記バッテリーカバー12によって覆われることで、エンジンルーム内に配置されたエンジンから熱的に隔離されることとなり、その結果、上記バッテリー1の過度の昇温による性能低下、即ち、バッテリー1の熱害の発生が可及的に防止され、延いてはバッテリー固定装置全体としての信頼性が向上することになる。
尚、図9において、符号13は上記バッテリー1の点検窓である。また、上記以外の構成及びそれに基づく作用効果はすべて上記第3の実施の形態の場合と同様であるので、図3の各部材に対応させて図9の各部材に同一符号を付するとともに、該当説明を援用することで、ここでの説明を省略する。
(その他)
上記各実施の形態では、上記バッテリークランプ4の両端にそれぞれ上記締付ボルト5を配置し、これら二本の締付ボルト5によって上記バッテリー1を上記バッテリートレー2側に挟着固定するようにしているが、本願発明は係る構成に限定されるものではなく、例えば上記締付ボルト5を上記バッテリークランプ4の何れか一方の端部のみに設けることもできることは勿論である。尚、この場合、上記バッテリークランプ4の他方の端部は、例えば上記バッテリートレー2側に取り付けられる固定レバーに連結するとか、直接車体フレーム側に連結する等の適宜の連結構造が採用される。
上記各実施の形態では、上記バッテリークランプ4の両端にそれぞれ上記締付ボルト5を配置し、これら二本の締付ボルト5によって上記バッテリー1を上記バッテリートレー2側に挟着固定するようにしているが、本願発明は係る構成に限定されるものではなく、例えば上記締付ボルト5を上記バッテリークランプ4の何れか一方の端部のみに設けることもできることは勿論である。尚、この場合、上記バッテリークランプ4の他方の端部は、例えば上記バッテリートレー2側に取り付けられる固定レバーに連結するとか、直接車体フレーム側に連結する等の適宜の連結構造が採用される。
1 バッテリー
2 バッテリートレー
3 受台
4 バッテリークランプ
5 締付ボルト
6 ナット
7 嵌着爪部材
8 掛止部
9 突片
10 保持部
11 回転規制部
12 バッテリーカバー
13 点検窓
14 固定ボルト
15 点検窓
16 長穴
17 半円弧切欠
18 丸穴
19 支持脚
20 車体フレーム
21 切欠溝
2 バッテリートレー
3 受台
4 バッテリークランプ
5 締付ボルト
6 ナット
7 嵌着爪部材
8 掛止部
9 突片
10 保持部
11 回転規制部
12 バッテリーカバー
13 点検窓
14 固定ボルト
15 点検窓
16 長穴
17 半円弧切欠
18 丸穴
19 支持脚
20 車体フレーム
21 切欠溝
Claims (4)
- 車体フレーム(20)側に固定されたバッテリートレー(2)上にバッテリー(1)を載置するとともに、該バッテリー(1)の上面上にバッテリークランプ(4)を横架配置し、該バッテリークランプ(4)の両端部に又は何れか一方の端部に、一端側をネジ部(5a)とし他端側をフック部(5b)とした締付ボルト(5)の該ネジ部(5a)側をナット(6)を介して取付けるとともに上記フック部(5b)を上記バッテリートレー(2)側に掛止し、上記ナット(6)を締め込むことで上記バッテリー(1)を上記バッテリートレー(2)側に挟着固定するようにしたバッテリー固定装置であって、
上記バッテリートレー(2)側に、該バッテリートレー(2)に接離する方向から上記締付ボルト(5)が弾圧的に係脱可能で且つ係入状態においてはこれを弾圧保持する保持部(10)と、上記締付ボルト(5)のフック部(5b)が掛止される掛止部(8)と、上記締付ボルト(5)の軸心回りの回転を規制する回転規制部(11)とが設けられ、
上記締付ボルト(5)を上記保持部(10)に係入保持させるとともに上記フック部(5b)を上記掛止部(8)に掛止させた状態で上記ナット(6)を締め込むように構成されていることを特徴とするバッテリー固定装置。 - 請求項1において、
上記バッテリートレー(2)が、上記掛止部(8)と保持部(10)と回転規制部(11)とを一体形成した樹脂成形品であって、上記車体フレーム(20)に直接固定される構成であることを特徴とするバッテリー固定装置。 - 請求項1において、
上記バッテリートレー(2)が樹脂成形品であって、金属製の受台(3)を介して上記車体フレーム(20)に固定される構成とされ、
上記バッテリートレー(2)側には上記保持部(10)が一体成形される一方、上記受台(3)側には上記掛止部(8)と上記回転規制部(11)が設けられていることを特徴とするバッテリー固定装置。 - 請求項1,2又は3において、
上記バッテリー(1)の側周面を覆うバッテリーカバー(12)が備えられていることを特徴とするバッテリー固定装置。
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