JP2010190376A - 物流システムと物流システムへの機器の取付方法 - Google Patents

物流システムと物流システムへの機器の取付方法 Download PDF

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啓 山▲崎▼
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Abstract


【課題】 簡単かつ安全に機器を物流システムに取り付ける。
【構成】 物流システムの長溝の手前側に、長溝の長手方向に沿った一対の張り出し縁を設ける。雌ねじを備えた機器側の突片を傾斜させて、一対の張り出し縁の間を通過させ、長溝内に挿入する。突片を長溝内で遊動させて傾斜を解消し、突片を一対の張り出し縁で支持し、突片の雌ねじに長溝の手前側からボルトを通して、突片を長溝に締結する。
【選択図】 図5

Description

この発明は物流システムに関し、特に物流システムへの機器の取付に関する。
物流システムでは、台車の走行レールあるいはストッカの棚などに、センサ、通信機器、物品の一時保管用のバッファなどの機器を取り付けることが行われている。特許文献1:JP Utility Model H5-82736Aは、物流システムへの機器の取付について開示している。特許文献1等での機器の取付を、図6に模式的に示す。50は天井走行車が走行するためのレールで長溝51を備え、52は取付用のブラケット、53はナットプレートで、長溝51内に予め配置しておく。そしてブラケット52の孔にボルト54を通し、ナットプレート53を作業者が保持して、ナットプレート53の雌ねじにボルト54を噛み合わせる。この状態からボルト54を締め付ければ、ブラケット52の取付が完了する。
しかしながら機器の取付は高所作業であり、作業中にブラケット52あるいはボルト54などが落下すると危険である。またブラケット52を片手で支えながら、ボルト54をナットプレート53の雌ねじに噛み合わせることは難しい。このため機器の取付作業は非効率で時間がかかり、かつ途中でブラケット52あるいはボルト54などを落下させる危険性が高い。
JP Utility Model H5-82736A
この発明の課題は、簡単かつ安全に機器を物流システムに取り付けることができる、取付構造と取付方法とを提供することにある。
この発明は、長溝に機器を取り付けた物流システムであって、
前記長溝の手前側に、長溝の長手方向に沿った一対の張り出し縁を設けると共に、
傾斜した状態では前記一対の張り出し縁の間を通過可能で、かつ傾斜を解消させると前記一対の張り出し縁により支持される突片と、突片に接続した連結部材とを介して、前記機器を長溝に固定したことを特徴とする。
またこの発明の物流システムへの機器の取付方法では、物流システムの長溝に、機器との連結部材に接続された突片を取り付けるために、
長溝での長手方向、好ましくは水平な長手方向に沿って、手前側に一対の張り出し縁を備えた長溝を設けるステップと、
機器側の雌ねじを備えた突片を、傾斜させた状態で前記一対の張り出し縁の間を通過させることにより、長溝内に挿入するステップと、
前記突片を長溝内で遊動させて傾斜を解消し、突片を前記一対の張り出し縁で支持するステップと、
前記突片の雌ねじに前記長溝の手前側から締結部材を通して、突片を長溝に締結するステップ、とを上記の順に行う。
この明細書において、物流システムに関する記載はそのまま物流システムへの機器の取付方法にも当てはまり、逆に物流システムへの機器の取付方法に関する記載はそのまま物流システムにも当てはまる。
突片は連結部材に接続され、例えば接続部材としてのブラケットの一部で、好ましくはブラケットの先端部であり、突片を用いてブラケットを長溝に支持した後に機器を取り付けても、突片を最初から機器と一体にした状態で長溝に取り付けても良い。
この発明では、突片を傾斜させて一対の張り出し部の間を通過させ、突片を長溝内で遊動させて傾斜を解消し、張り出し縁で突片を支持する。すると突片はもはや落下することがなく、突片を作業者が支持する必要がない。そして突片をボルトなどの締結部材により、あるいは長溝内の突起などへの係合などにより固定すると、突片の取付が完了する。機器本体は例えば突片から延在するブラケットなどに取り付ける。軽量の機器の場合、最初から機器と一体に突片を設けても良い。この発明では、突片などが落下するおそれが少なく、かつ突片の取付が容易である。
好ましくは、前記突片は板材を折り曲げて構成され、かつ前記突片は、前記一対の張り出し縁の内面に当接する一対の当接部と、該一対の当接部の中間に位置する雌ねじとを備えている。このようにすると、突片を安価に設けることができ、また雌ねじに締結部材をセットする際に、突片は長溝で支持され動かないので、締結が容易である。
特に好ましくは、前記一対の当接部の少なくとも一方が遊動するためのスペースを、前記長溝の奧側に設ける。このようにすると、簡単に突片を長溝内で遊動させることができる。
実施例で用いるブラケットの正面図 ブラケットの取付状態を示す部分切り欠き部付き側面図 ブラケットの突片とその周囲の拡大正面図 長溝に取り付けたブラケットを示す部分拡大断面図 ブラケットの取付方法を示す部分拡大断面図 従来例でのブラケットの取付状態を示す部分拡大断面図
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図5に、実施例を示す。各図において、2はブラケットで、例えば金属板で構成され、4はブラケット本体、6,7は例えば左右一対の突片である。突片6,7はブラケット2の左右方向の中心線に関して対称なので、以下では突片6に関して説明するが、突片7も全く同様である。8は支持板で、鎖線で示す機器14を支持し、10はストッパで、物流システムのレール16などに当接して、機器14からブラケット2に作用する時計回りの力のモーメントを支持する。12は固定片で、ブラケット2の下端にあり、レール16にボルト22などの締結部材で固定する。なおストッパ10と固定片12のいずれか一方は省略可能である。
機器14は例えば光電センサやIDリーダ、通信機器、搬送物品を一時保管するバッファなどであり、その種類は任意である。15はケーブルで、機器14への給電と信号のやり取りとに用いる。レール16は例えば天井走行車の走行レールで、クリーンルームなどの天井付近に固定されている。そして実施例では、レール16に種々の機器14を取り付ける。17,18はブラケット本体4に設けた孔で、ボルト20,21などにより機器14をブラケット2に固定する。また固定片12には溝19があり、ボルト22などによりブラケット2をレール16に固定する。
突片6,7は雌ねじ30を備えており、図3に示すように上下一対の当接部31,32を備え、雌ねじ30は高さ方向に沿って当接部31,32の中間にある。34,35はブラケット本体4と突片6,7の間の突き出しで、突き出し34,35の間、並びに突き出し34と突片6の間で、ブラケット2を構成する金属板が折り曲げられている。
36はボルトで、金属などの固定板37とワッシャ38とを介して、雌ねじ30と噛み合い、突片6,7を張り出し縁42,43に対して締結する。また固定板37は上下一対の張り出し縁42,43の手前側の面に当接し、ボルト36の頭が長溝40内に入り込むのを防止する。なおワッシャ38は設けなくても良く、ボルト36の頭の直径が張り出し縁42,43間の隙間よりも大きい場合、固定板37は無くてもよい。さらにボルト36に代えて、ネジなどを用いても良い。
長溝40はレール16の長手方向(水平方向)に平行に設けられ、その手前側に上下一対の張り出し縁42,43がある。そして張り出し縁42,43の奥側の面に突片6,7の当接部31,32がそれぞれ当接する。また張り出し縁42,43の手前側の面に固定板37が当接する。長溝40は張り出し縁42,43のために手前側の開口が狭くなっており、張り出し縁42,43間の上下の隙間は、突片6,7の高さ方向の幅よりも狭い。さらに長溝40の奥側の上下いずれか一方に遊動スペース44を設け、当接部31もしくは当接部32が遊動スペース44内で遊動して、突片6,7が傾斜した状態から、張り出し縁42,43に当接する状態へと、遊動ないし回動できるようにする。
機器14の取り付けについて説明する。ブラケット2を長溝40に固定する。張り出し縁42,43の上下の間隔は突片6,7の高さ方向の幅よりも狭いので、図5の1点鎖線で示す状態6aのように突片6を傾斜させ、続いて状態6bのように突片6を長溝40内へ前進させる。この状態から遊動スペース44を用いて突片6を遊動させると、2点鎖線で示す状態6cのようになる。そして状態6cから突片6を手前に引くと、突片6の当接部31,32が張り出し縁42,43の内面と当接して支持される。
この状態では、突片6及び突き出し34は張り出し縁42,43により支えられ、ブラケット2から手を離しても、突片6の当接部31に対して張り出し縁32の内面が回り止めとなるため、突片6及びブラケット2は落下しない。そしてこの状態から、図4のように固定板37とワッシャ38及びボルト36をセットし、雌ねじ30を用いて締結する。この時、突片6はレール16により既に支持されており、ボルト36を雌ねじ30に噛み合わせるのも容易である。このようにして突片6をレール16側に固定する。次いで例えばボルト22により固定片12をレール16側に固定すると、ブラケット2の取り付けが完了する。この後、例えばボルト20,21により、機器14をブラケット2に固定する。
実施例ではボルト36を用いて突片6,7をレール16に締結したが、張り出し縁42,43に嵌着用の突起などを設けて嵌着してもよい。また実施例では遊動スペース44を長溝40の上部に設けたが、長溝40の下部奧側に設けても良い。実施例では一対の突片6,7に各1個の雌ねじ30を設けたが、1個の突片に複数の雌ねじを設けても良い。さらに実施例ではレール16への機器14の取り付けを説明したが、ストッカや自動倉庫の棚などに機器14を取り付ける際にも同様に実施できる。
2 ブラケット
4 ブラケット本体
6,7 突片
8 支持板
10 ストッパ
12 固定片
14 機器
15 ケーブル
16 レール
17,18 孔
19 溝
20〜22 ボルト
30 雌ねじ
31,32 当接部
34,35 突き出し
36 ボルト
37 固定板
38 ワッシャ
40 長溝
42,43 張り出し縁
44 遊動スペース
50 レール
51 長溝
52 ブラケット
53 ナットプレート
54 ボルト

Claims (4)

  1. 長溝に機器を取り付けた物流システムであって、
    前記長溝の手前側に、長溝の長手方向に沿った一対の張り出し縁を設けると共に、
    傾斜した状態では前記一対の張り出し縁の間を通過可能で、かつ傾斜を解消させると前記一対の張り出し縁により支持される突片と、突片に接続した連結部材とを介して、前記機器を長溝に固定したことを特徴とする、物流システム。
  2. 前記突片は板材を折り曲げて構成され、かつ前記突片は、前記一対の張り出し縁の内面に当接する一対の当接部と、該一対の当接部の中間に位置する雌ねじとを備えていることを特徴とする、請求項1の物流システム。
  3. 前記一対の当接部の少なくとも一方が遊動するためのスペースを、前記長溝の奧側に設けたことを特徴とする、請求項2の物流システム。
  4. 物流システムの長溝に、機器との連結部材に接続された突片を取り付けるために、
    長手方向に沿って手前側に一対の張り出し縁を備えた長溝を設けるステップと、
    機器側の雌ねじを備えた突片を、傾斜させた状態で前記一対の張り出し縁の間を通過させることにより、長溝内に挿入するステップと、
    前記突片を長溝内で遊動させて傾斜を解消し、突片を前記一対の張り出し縁で支持するステップと、
    前記突片の雌ねじに前記長溝の手前側から締結部材を通して、突片を長溝に締結するステップ、とを上記の順に行う物流システムへの機器の取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106151206A (zh) * 2015-10-30 2016-11-23 Mj 钢株式会社 一种采用轨道结构的插入式螺栓
JP2017112665A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 遨都株式会社 太陽電池パネルの架台

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JPH0564303U (ja) * 1992-02-05 1993-08-27 昭 河本 蟻溝用あと付け固定金具
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