JP3785481B2 - 棚受金具取付レールの壁面取付装置 - Google Patents

棚受金具取付レールの壁面取付装置 Download PDF

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発明の詳細な説明
本発明は、棚受金具を取り付けるためのレールを壁面に固定する取付金具とから構成される棚受金具取付レールの壁面取付装置に関するものである。
従来から壁面に敷設されたレールの溝に棚受金具の一部を回転させながら差し入れて取り付けるようにした棚受装置は特開2002−364103等の公報によって公知である。
発明が解決しようとする課題
このような棚受装置にあっては、壁に取り付けられたレールの前方に開く溝から棚受装置に形成された嵌合片を回転させながら差し入れることによって棚受装置をレール即ち壁面に簡単に取り付けられるというメリットを有して非常に便利ではあるが、棚受金具を取り付けるレールを壁面に複数のネジで直接取り付ける必要があるため、下記のような問題点があった。
問題点1
棚受金具を取り付けるレールを壁面に複数のネジで直接取り付けるため、たとえネジを緊締しない仮止め状態であっても取り付け後、何らかの事情でレールの取付位置を調節しなければならないときには、全てのネジを抜いて取り外し、新たに壁面に水平線を付してネジ止めするという面倒な作業をしなければならないだけでなく、調節の都度壁面に無数のネジ孔が空くという問題点があった。
問題点2
棚受金具を取り付けるレールを壁面に複数のネジで直接取り付けるため、壁面が平坦でなく、歪んでいて凹凸がある場合、ネジを緊締したときには壁面の凹凸に沿ってレールが曲がるという問題点があった。
発明の目的
本発明は、仮止めしたネジを全て抜かなくても取付位置の調節ができ、レールが曲がるという不都合も解消できる棚受金具取付レールの壁面取付装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明に係る棚受金具取付レールの壁面取付装置は、棚受金具を取り付けるためのレールを壁面に固定する取付金具とから構成される棚受金具取付レールの壁面取付装置であって、取付金具は、ネジ挿通用の丸孔と水平方向に対して傾斜した直線状の長孔を形成した断面L字状の取付基板と、上端が該取付基板に枢支され、且つ、取付基板の丸孔と水平方向に対して傾斜した直線状の長孔のそれぞれに対向する位置に丸孔と水平方向に対して傾斜した直線状の長孔を形成した下端に鉤部を有する係止板とから構成され、取付金具をネジにて壁面に取り付ける際に前記レールの垂直片の背面から水平に伸びる係合片の先端鉤状部を係止板の鉤部と取付基板の下端辺の段部との間で挟着固定することを特徴とするものである。
発明の作用
取付金具を壁面に固定するための一方のネジの挿通孔を水平方向に対して傾斜した直線状の長孔としてあるので、レールを装着した取付金具を長孔に挿通したネジで壁面に仮止めした後、レールの取付位置を調節しなければならない場合、一々レールと取付金具を壁面から取り外さなくても適正な高さ位置となるように調節でき、調節後、他方の丸孔にネジを挿通して壁面に仮止めするだけで取付金具は水平方向に対して傾斜した直線状の長孔の作用で上下左右方向の自由度がなくなり、取付金具の仮固定後、両ネジを緊締することによって係合片の先端鉤状部が係止板の鉤部と取付基板の下端辺との間で挟着固定され、レールが取付金具を介して壁面に強固に取り付けられる。
本発明装置の実施の形態を実施例について具体的に説明する。
図1は、本発明装置の棚受金具の斜視図、図2は、同装置の棚受金具取付レールと取付金具の斜視図、図3は、同装置を壁面に取り付けた状態の縦断側面図である。
図において、1は、垂直片1−1と、棚板Tを載置するための棚受部1−2とから成る棚受金具であって、垂直片1−1には棚受部1−2の水平片1−2aと平行な縁取り片1−2bを形成して水平片1−2aと縁取り片1−2bとの間で棚板Tの端部を挟持させるように構成されており、垂直片1−1の上端には後述する壁に敷設されたレールに嵌合させる嵌合片1−1aが全長に亘って設けられている。
2は、棚受金具取付レールであって、垂直片2−1の前方に突出する2つの片2−2、2−3の間で棚受金具1の嵌合片1−1aを回転させながら差し入れられる溝2−4が形成され、垂直片2−lの背面には後述する壁面Wへの取付金具に係合する先端に鉤状部2−5aを有する水平に伸びる係合片2−5が全長に亘って形成されている。
また、棚受金具取付レール2の垂直片2−1の上下端は、壁面Wとの間に間隔を空けてボードBを張りたいときに、上下端面に溝を掘ったボードBをその溝を嵌合させることによって取り付ける役割を果たせるようにしてある。
3は、前記レール2を壁面Wに取り付けるための取付金具であって、ネジ挿通用の丸孔3−1aと水平方向に対して傾斜した直線状の長孔3−1bを形成した断面L字状の取付基板3−1と、上端が該取付基板に枢支され、且つ、取付基板3−1の丸孔と水平方向に対して傾斜した直線状の長孔のそれぞれに対向する位置に丸孔3−2aと水平方向に対して傾斜した直線状の長孔3−2bを形成した下端に鉤部3−2cを有する係止板3−2とから構成されており、前記レール2の先端鉤状部2−5aを係止板3−2の鉤部3−2cと取付基板3−1の下端辺3−1cの段部3−1dとの間で挟着固定できるようになっている。
次に、本発明装置の具体的用法を説明する。
レール2を壁面に取り付ける準備段階として、レール2に必要数の取付金具3を装着しておく。
この取付金具3のレール2への装着方法は、レール2の背面にある係合片2−4の先端鉤状部2−5aを係止板3−2の鉤部3−2cと取付基板3−1の下端辺3−1cとの隙間に押し込むと、鉤部3−2cの傾斜面と先端鉤状部2−5aの傾斜面の作用で係止板3−2は一旦上端の枢支部を支点として反転し、先端鉤状部2−5aは取付基板3−1の下端辺3−1cの段部と係止板3−2の鉤部3−2cとの間の空間部に入り込むため、簡単に装着できる。
而して、レール2の取り付け予定位置の壁面Wに水平線を付し、この線上にレール2に装着した取付金具3の取付基板3−1と係止板3−2とに共通する長孔3−1b、3−2bにそれぞれ挿通させたネジbで壁面に仮止めする。
この仮止め状態で、レール2の高さが適正であるか、レール2が壁面に沿って曲がらないかを見て、レール2の高さが適正でない場合は、長孔3−1b、3−2bに沿って取付金具3をずらせて適正位置に修正し、レール2が壁面に沿って曲がるであろうと思われる個所では該当する取付金具3の取付基板3−1と壁面Wの間に板状のスペーサー(図示せず)を介在させて壁面の凹凸を補正し、ネジbを緊締すると同時に取付金具3の取付基板3−1と係止板3−2とに共通する丸孔3−1a、3−2aにそれぞれ挿通させたネジaで壁面に緊締固定する。
この両ネジa、bを緊締固定するときに、係止板3−2はこのネジa、bの頭部に押されて取付基板3−1に近づき、係合片2−5の先端鉤状部2−5aは係止板3−2の鉤部3−2cと取付基板3−1の下端辺3−1cの段部3−1dとの間で挟着固定され、レール2はこれら取付金具3…3を介して曲がることなく壁面Wに取り付けられることになる。
また、両ネジa、bで壁面に緊締固定された状態では、取付金具3の長孔3−1b、3−2bは、垂直方向の長孔ではなく、水平方向に対して傾斜した直線状の長孔としてあるので、水平方向の移動が丸孔3−1a、3−2aに挿通されているネジaによって規制されるため、上下方向には移動できず、水平状態が保持されるものである。
レール2の取り付け完了後、その取付位置が諸事情によって適正でないことが判明したときは、全ての取付金具3の丸孔3−1a、3−2aに挿通されているネジaのみを全て抜き取り、全ての取付金具3の長孔3−1b、3−2bに挿通されているネジbを緩めて前述の仮止め状態に戻し、適正位置にずらせて調整すればよいものであるが、ネジbを緩めなくてもずらせる作業ができるのであれば、ネジbを緩めない方が好ましい。
発明の効果
以上述べた如く、本発明に係る棚受金具取付レールの壁面取付装置によれば、棚受金具を取り付けるためのレールを壁面に固定する取付金具とから構成される棚受金具取付レールの壁面取付装置であって、取付金具は、ネジ挿通用の丸孔と水平方向に対して傾斜した直線状の長孔を形成した断面L字状の取付基板と、上端が該取付基板に枢支され、且つ、取付基板の丸孔と水平方向に対して傾斜した直線状の長孔のそれぞれに対向する位置に丸孔と水平方向に対して傾斜した直線状の長孔を形成した下端に鉤部を有する係止板とから構成され、取付金具をネジにて壁面に取り付ける際に前記レールの垂直片の背面から水平に伸びる係合片の先端鉤状部を係止板の鉤部と取付基板の下端辺の段部との間で挟着固定するようにしたものであるから、仮止めしたネジを抜かなくても取付位置の調節が簡単にでき、レールが曲がるという不都合も解消でき、また、ボードを張るときにも壁面とレールとの間に間隔を空けることができて便利であるという棚受金具取付レールの壁面取付装置を提供することができるものである。
本発明装置の棚受金具の斜視図である。 同装置の棚受金具取付レールと取付金具の斜視図である。 同装置を壁面に取り付けた状態の縦断側面図である。
符号の説明
1 棚受金具
2 棚受金具取付レール
3 取付金具

Claims (1)

  1. 棚受金具1を取り付けるためのレール2を壁面Wに固定する取付金具3とから構成される棚受金具取付レールの壁面取付装置であって、取付金具3は、ネジ挿通用の丸孔3−1aと水平方向に対して傾斜した直線状の長孔3−1bを形成した断面L字状の取付基板3−1と、上端が該取付基板3−1に枢支され、且つ、取付基板3−1の丸孔3−1aと水平方向に対して傾斜した直線状の長孔3−1bのそれぞれに対向する位置に丸孔32aと水平方向に対して傾斜した直線状の長孔3−2bを形成した下端に鉤部3−2cを有する係止板3−2とから構成され、取付金具3をネジにて壁面Wに取り付ける際に前記レール2の垂直片2−1の背面から水平に伸びる係合片2−5の先端鉤状部2−5aを係止板3−2の鉤部3−2cと取付基板3−1の下端辺3−1cの段部3−1dとの間で挟着固定することを特徴とする棚受金具取付レールの壁面取付装置。
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