JP3118899U - 煽蝶番取付用の裏ナット - Google Patents

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Abstract

【課題】 貨物輸送用車両の荷台下部に配線或いは蛇腹ホース等を保持する際、従来の配線用クリップによる取付けの如く、荷台下部での面倒な作業がなく、また配線用クリップが振動等によって外れる等の危険を避けることができる、構造が簡単で、配線等を保持し易い配線保持部材を提供する。
【解決手段】 荷台のサイドレール等に煽を取付ける際に使用する煽蝶番取付用の裏ナット20であって、これは本体部材21と、この本体部材21の両側部に固着した一対のナット22と、これら一対のナット22の間に取付けた配線保持部材23とからなっている。前記配線保持部材23は折り曲げ可能な2本のひれ片24a,24bを有し、これら2本のひれ片24a,24bは配線25等の非保持状態においては上下互に反対方向を向くよう設けられている。
【選択図】 図1

Description

本考案は煽蝶番取付用の裏ナットに関するものである。特に貨物輸送用車両のサイドレール等に煽を取付ける際に使用する煽蝶番取付用の裏ナットの構造に関するものである。
貨物輸送用車両においては、その荷台のサイドレール等に蝶番を介して上下に回動可能に煽を取付け、積載貨物の落下を防止している。
この煽を取付けるサイドレール11は、一般には図6に示すように断面「コ」字型をなしている。そして電気配線12等はこのサイドレール11に沿って配線される。このとき、電気配線12は例えば図6に示すように、配線用クリップ13を使用して保持される。
配線用クリップ13はその先端に下に凹の断面円弧状をなした配線挟持部14が設けられている。
実際に配線するには、配線用クリップ13を前記サイドレール11の下部フランジに図6の矢印aのように挿入する。そして配線用クリップ13の前記配線挟持部14を開いて、ここに配線等12を挿入し、クリップの弾力で押圧保持する構造であった。
この構造では、配線用クリップ13をサイドレール11のフランジに挿入する作業、また配線を配線用クリップ13の配線挾持部14内に入れて作業が面倒なことはもとより、配線用クリップ13がサイドレールのフランジから外れるような心配もあった。
また、別の例としてバン型車両のサイドレールに設けた水平フランジの下面に、対向する嵌合爪を設け、これら対向する嵌合爪の間に、挿入可能な長尺のカバーを挿入して取付け、このカバーと水平フランジの下面との間に電線を保持できるようにしたものも知られている(特許文献1参照)。
しかしこの構造では長尺のカバーの取付けが容易でなく、しかも電線等を保持する空間が狭いので、配線等より大径の蛇腹ホース等の取付けはできなかった。
特開平8−198035号公報
本考案の煽蝶番取付用の裏ナットは、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、貨物輸送用車両の荷台下部に配線或いは蛇腹ホース等を保持する際、従来の配線用クリップによる取付けの如く、荷台下部での面倒な作業がなく、また配線用クリップが振動等によって外れる等の危険を避けることができる、構造が簡単で、配線等を保持し易い配線保持部材を提供することを課題とする。
そのため本考案の煽蝶番取付用の裏ナットは、荷台のサイドレール等に煽を取付ける際に使用する煽蝶番取付用の裏ナットであって、これは本体部材と、この本体部材の両側部に固着した一対のナットと、これら一対のナットの間に取付けた配線保持部材とからなっている。
そして、好ましくは、前記配線保持部材は折り曲げ可能な少なくとも1個のひれ片を有している。
より好ましくは、前記配線保持部材は折り曲げ可能な2本のひれ片を有し、これら2本のひれ片は配線等の非保持状態においては上下互に反対方向を向くよう設けられている。
本考案の煽蝶番取付用の裏ナットは、本体部材と、本体部材の両側に固着した一対のナットと、一対のナットの間に固着した配線保持部材とからなっている。
従って蝶番を介し煽をサイドレールに取付けたのち、サイドレールの下部に電気配線等を保持するには、裏ナットの本体部に一体に取付けた配線保持部材によって容易に取付けることができ落下の恐れもない。
また配線保持部材が折り曲げ可能な少なくとも1個のひれ片を有しているので、このひれ片を作業者が指で折り曲げるだけで容易に配線を抑え付け保持できる。
さらに配線保持部材のひれ片を、上向きと下向きの上下反対方向を向けて2本設けることにより、複数の配線あるいは蛇腹ホース等をこれら2本のひれ片を使い上下から折り曲げて巻き込むことができるので、確実に保持することが可能となった。
さらにまた、サイドレールと横根太の交叉する部位においても、横根太28(図5)の端部に切欠き27(図5)を設け本考案の裏ナット20により容易に配線することが可能となり、蝶番の取付位置や取付間隔などを気にすることなく取付けが可能になった。
図1に基づいて説明する。図1で20は本考案に係る煽蝶番取付用の裏ナット(以下、単に「裏ナット」という)である。裏ナット20は、たとえば金属板をプレス加工して製作した両側にボルト挿通穴を有する本体部材21と、この本体部材21の両側に溶接等で固着したボルト螺入用のナット22と、本体部材21の略中央部位即ちナットとナットの中間位置に溶接等で固着した配線保持部材23とからなっている。なお勿論本体部材21のボルト挿通穴とナットとは同心である。
本体部材21は図1の例では、両側にナット22を固着する略円形をしたナット取付部23を有し、本体部材21の中間部位は細幅となっている。
配線保持部材24は図1に示すごとく、例えば金属板をプレス加工したもので、配線等を保持しない単品の状態では左半部に下向きのひれ片24aが、又右半部には上向きのひれ片24bがそれぞれ直線状に設けられている。なおこれらひれ片は一本の電線を保持する場合には1本のみでもよい。
配線等の保持方法
1)図3に示すように、裏ナット20を用いてサイドレール15に煽16(図3)を蝶番17を介し取付ける。このときボルト18(図4)を裏ナット20のねじ穴にサイドレール15の外側からねじ込み固定する。
2)次に1本のみの配線25を保持するときは、図1のように、左側のひれ片24aを上方に折り曲げてこの上に配線25を載せて保持する(左側のひれ片24bは立ったまま)。配線25が複数本のとき或いは図2のように、複数本の蛇腹ホース26を保持するようなときは、右側のひれ片24bも使用し、上下のひれ片24aと24bを使用し、蛇腹等を上下からしっかりと束ねて保持する。
本考案の実施の形態に係る煽蝶番取付用の裏ナットにより、1本の配線を保持した状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係る煽蝶番取付用の裏ナットにより、2本の配線または蛇腹ホースを、2本のひれ片で保持した状態の斜視図である。 煽を蝶番を介し車両のサイドレールに取付けた状態の斜視図である。 裏ナットに固着された保持部材の1本のひれ片で細い配線を保持した状態の斜視図である。 サイドレールとサイドレールと直交する横根太との交叉部にて、配線を保持した状態を示す斜視図である。 従来のサイドレールへの配線保持方法を説明する斜視図である。
符号の説明
20 (煽蝶番取付用の)裏ナット 21 本体部材
22 ナット 23 配線保持部材
24a,24b ひれ片 25 配線
26 蛇腹ホース

Claims (3)

  1. 荷台のサイドレール等に煽を取付ける際に使用する煽蝶番取付用の裏ナットであって、
    前記裏ナットは本体部材と、前記本体部材の両側部に固着した一対のナットと、前記一対のナットの間に一体に取付けた配線保持部材とからなるを特徴とする煽蝶番取付用の裏ナット。
  2. 前記配線保持部材は折り曲げ可能な少なくとも1個のひれ片を有している請求項1記載の煽蝶番取付用の裏ナット。
  3. 前記配線保持部材は折り曲げ可能な2本のひれ片を有し、これら2本のひれ片は配線等の非保持状態においては上下互に反対方向を向くよう設けられている請求項1記載の煽蝶番取付用の裏ナット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014156590A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 住友電装株式会社 自動変速機の配線ユニット及びこれに用いられる保持プレート

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