JP2005299124A - ブラケット - Google Patents

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Saburo Ishii
三郎 石井
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【課題】 梁に吊りボルトを取り付けるための、作業性の改善されたブラケットを提供すること。
【解決手段】 梁の上面、下面及び一の側面を挟んでこれに固定するための、吊りボルト取り付け用ブラケットであって、該上面に当接する上側の第1の板状部と、これに平行な、該下面に当接する下側の第2の板状部と、そして第1の板状部と第2の板状部を一体に繋ぎ該側面に当接する垂直な第3の板状部とを含んでなり、第1の板状部及び第2の板状部は、双方に垂直に1本の吊りボルトを第3の板状部から少なくとも梁の幅だけ離して通すことのできる一対の貫通孔を有しており、第1の板状部及び/又は第2の板状部が、それらの間に、梁の側面を第3の板状部の内面に向けてこれに当接するまで押し込んだとき、梁の上下の後縁に係合してその後退を阻止するスナップ式固定手段を夫々の内面に供えることを特徴とする、ブラケット。
【選択図】 図3

Description

本発明は、施設の天井裏等に支持部材として配置される金属性の梁(Cバー等)に固定して、これに吊りボルトを取り付けるためのブラケットに関する。
従来、施設の天井裏等に支持部材として配置される金属性の梁(Cバー等)に固定して吊りボルトを取り付けるためには、典型的には、図1に示したようなブラケット1が用いられている。すなわち、ブラケット1は、第1の板状部3、これと平行な第2の板状部4及びこれらを繋ぐ第3の板状部5を含んでなり、第1の板状部3と第2の板状部4には、吊りボルト6を垂直に通すために、それらの縁から切り欠き7が形成されている。第3の板状部5には、雌ネジが切られており、これに雄ネジを有する締め付けボルト8が取り付けられている。使用に際しては、ブラケット1の間に梁11(図2ではCバー)を挟み込み、上下の切り欠き7に吊りボルト6を側方から通してナット9、10を締め付けて留め、締め付けボルト8を回してその先端で梁11の側面を押し、吊りボルト6の側面と締め付けボルト8の先端との間で梁11を挟みつけることによって、ブラケットは図2のように固定される。このような構造のブラケットの場合、梁11に取り付けるには吊りボルト6が必須であるため、吊りボルト6が手元に無いときには梁に取り付けることができない。同様に、締め付けボルト8がない限り梁11に取り付けることができない。また、締め付けボルト8を強く締め付けたままでは吊りボルト7の側面が梁11に押し付けられているためその長さ調節が自由にできない。また、吊りボルト6の高さ調節のためにナット9、10を緩めた場合や、ナット9、10の締め付けが甘かった場合等には、吊りボルト6が切り込み7から側方へ抜け落ち、ブラケット1も固定が外れることとなるという問題がある。これらのため、ブラケット1の取り付けには慎重さを要し、作業性が悪かった。
本発明は、この問題を解決して、作業性の改善されたブラケットを提供することを目的とする。
本発明者は、締め付けボルト8を無くし、代わりに、梁(例えばCバー)の上下の縁とスナップ式に係合して固定する固定手段を第1の板状部と第2の板状部に内側に設けることによって上記の問題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、以下のものを提供する。
(1)梁の上面、下面及び一の側面を挟んでこれに固定するための、吊りボルト取り付け用ブラケットであって、該上面に当接する上側の第1の板状部と、これに平行な、該下面に当接する下側の第2の板状部と、そして第1の板状部と第2の板状部を一体に繋ぎ該側面に当接する垂直な第3の板状部とを含んでなり、第1の板状部及び第2の板状部は、双方に垂直に1本の吊りボルトを第3の板状部から少なくとも梁の幅だけ離して通すことのできる一対の貫通孔を有しており、第1の板状部及び/又は第2の板状部が、それらの間に、梁の側面を第3の板状部の内面に向けてこれに当接するまで押し込んだとき、梁の上下の後縁に係合してその後退を阻止するスナップ式固定手段を夫々の内面に供えることを特徴とする、ブラケット。
(2)該スナップ式固定手段が、梁の上下の後縁と係合するために、第1の板状部及び/又は第2の板状部の夫々の内面から立ち上がった突出面によって構成される係合部と、第3の板状部とは反対の側において、第1の板状部及び第2の板状部の夫々の縁又は該縁と該係合部の最上部までの中間位置から、該係合部の最上部に至るものであるガイドスロープとによって構成されているものである、上記1のブラケット。
(3) 該スナップ式固定手段が、直角三角形の断面形状を有しており、該ガイドスロープが、該直角三角形の斜辺に相当する面である、上記2のブラケット。
上記構成になる本発明のブラケットは、梁に側方から嵌めて、梁の上下の後縁がスナップ式の固定手段を乗り越えるまで押し付けるだけで、簡単に梁に固定することができ、ブラケット自体の固定には他の部材を全く必要としないため、作業性が改善される。
本発明において、「梁」とは、建物の天井に、照明器具、防煙垂れ壁、ビデオプロジェクター、ビデオカメラ、スピーカー、ダクトその他の設備を取り付けるための支持構造物を構成するための各種のバー材をいい、断面C字状(「コ」の字状)の所謂Cバーや、各パイプ補強材、Mバー等が挙げられる。
本発明において、固定手段の係合部は、第1の板状部及び第2の板状部の内面から、0.5〜2mm程度立ち上がったものであれば、ブラケットの取り付けには充分である。係合部と第3の板状部との間の水平距離は、ブラケットを取り付けようとする梁の横方向の幅と一致させればよく、そのような梁の寸法に応じて決定される。第1の板状部の内面と第2の板状部の内面との間の距離も、ブラケットを取り付けようとする梁の縦方向の幅と一致させればよい。ガイドスロープは、第1の板状部と第2の板状部の間に横方向から第3の板状部に向けて押し込まれる梁が、その上面及び下面においてガイドスロープ上をスライドしつつブラケットを容易に押し広げて係合部の最上部を通過することができるよう、比較的緩やかな傾斜を有することが好ましい。この傾斜は、好ましくは、嵌め込まれる梁の進行方向(水平方向)に対して好ましくは40°以下、より好ましくは30°以下、更に好ましくは25°以下である。ガイドスロープは、第1の板状部及び第2の板状部の縁から係合部の最上部まで延びるものであっても、また、係合部の高さとガイドスロープの傾斜の角度に応じ、縁と係合部の最上部に至るまでの途中の位置から起こるものであってもよい。簡便には、ガイドスロープは、横断面が直角三角形でその斜辺がガイドスロープに相当するように構成すればよい。固定手段は、第1の板状部及び/又は第2の板状部の長さ方向(すなわち、取り付けられる梁の長さ方向)に全長にわたって(但し夫々の貫通孔と重なる部分があれば当該部分を除き)延びるものとするのが便利であるが、長さ方向の一部のみに設けてもよい。
ブラケットは、適宜の金属で製造すればよく、軽さ、強度、梁に嵌め込む際に必要な弾性、及び錆び難さの点から、アルミニウムは特に好ましい材料である。
以下、典型的な一実施例を参照して本発明を更に具体的に説明するが、本発明が実施例に限定されることは意図しない。
図3は、本発明の一実施例のブラケット21の斜視図であり、図4及び5は、それぞれブラケット21の側面図及び平面図である。ブラケット21は、アルミニウム製であり、水平に配置される第1の板状部23及び第2の板状部24、並びにこれらに垂直な第3の板状部25を有する。第1の板状部23及び第2の板状部24は、それぞれ垂直方向の同じ位置に貫通孔26を有し、図ではそれらの環通孔26には吊りボルト27が通されている。吊りボルト27は、上下のナット28、29によってブラケット21に固定される。この例では、吊りボルト27の下端には、下方に配置される部材に嵌めて吊り下げるためのプレート30が固定されている。
第1の板状部23と第2の板状部24の内面には、梁の縁に係合させてブラケット21をこれに固定するための固定手段31、32が夫々備えられている。固定手段は、夫々の板状部23、24の内面から立ち上がった係合部33、35と、板状部の内面(水平面)に対して傾斜を有するガイドスロープ34、36とによって構成されている。図4においては、ブラケット21の肉厚は2.5mm、水平方向の幅は35mm、高さは43.5mmであり、係合部の高さは1mm、ガイドスロープ34の傾斜角度は水平に対して20°である。また、第3の板状部25の内面と係合部33との水平距離は13mmである。
図6は、ブラケット21に梁(Cバー)40をはめ込む工程の側面図である。第1の板状部23及び第2の板状部24の間に側方から梁40をスライドさせて入れると、梁の前縁41及び42がガイドスロープ36、34上に乗り上げ、固定手段31と32の間隔を押し広げてそれらの上をスライドし、梁40の後縁43、44がこれらを乗り越えたとき、固定手段31と32の間隔が弾性により復帰し、梁40は固定される。図7は、梁40のブラケット21が固定された状態を示す側面図である。本発明のブラケットは、このようにして、簡便に梁に取り付けることができ、取り付けに吊りボルトを必要としないから、梁に先に取り付けておき、後から吊りボルトをこれに取り付ける等、作業の必要性に応じて合理的な手順を組むことを容易にする。図8は、プレートの吊り下げのためのブラケット21の使用の一例を示す斜視図である。
本発明によれば、梁に吊りボルト取り付けるための作業性に優れたブラケットを提供することができる。
従来の吊りボルト取り付け用ブラケットの斜視図 従来の吊りボルト取り付け用ブラケットを梁に取り付けた状態の斜視図 本発明のブラケットの斜視図 本発明のブラケットの側面図 本発明のブラケットの平面図 梁に嵌めつつある状態の本発明のブラケットの側面図 梁に固定された状態の本発明のブラケットの側面図 本発明のブラケットの使用の一例を示す斜視図
符号の説明
〔先行技術〕
1=ブラケット、3=第1の板状部、4=第2の板状部、5=第3の板状部、6=吊りボルト、8=締め付けボルト、9及び10=ナット、11=梁、
〔本発明〕
21=ブラケット、23=第1の板状部、24=第2の板状部、25=第3の板状部、26=貫通孔、27=吊りボルト、28及び29=ナット、31及び32=固定手段、33=係合部、34=ガイドスロープ、35=係合部、36=ガイドスロープ、40=梁(Cバー)、

Claims (3)

  1. 梁の上面、下面及び一の側面を挟んでこれに固定するための、吊りボルト取り付け用ブラケットであって、該上面に当接する上側の第1の板状部と、これに平行な、該下面に当接する下側の第2の板状部と、そして第1の板状部と第2の板状部を一体に繋ぎ該側面に当接する垂直な第3の板状部とを含んでなり、第1の板状部及び第2の板状部は、双方に垂直に1本の吊りボルトを第3の板状部から少なくとも梁の幅だけ離して通すことのできる一対の貫通孔を有しており、第1の板状部及び/又は第2の板状部が、それらの間に、梁の側面を第3の板状部の内面に向けてこれに当接するまで押し込んだとき、梁の上下の後縁に係合してその後退を阻止するスナップ式固定手段を夫々の内面に供えることを特徴とする、ブラケット。
  2. 該スナップ式固定手段が、梁の上下の後縁と係合するために、第1の板状部及び/又は第2の板状部の夫々の内面から立ち上がった突出面によって構成される係合部と、第3の板状部とは反対の側において、第1の板状部及び第2の板状部の夫々の縁又は該縁と該係合部の最上部までの中間位置から、該係合部の最上部に至るものであるガイドスロープとによって構成されているものである、請求項1のブラケット。
  3. 該スナップ式固定手段が、直角三角形の断面形状を有しており、該ガイドスロープが、該直角三角形の斜辺に相当する面である、請求項2のブラケット。
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