JP2005054569A - ジョイントのシール用のシール装置および該シール装置用の中空状ストリップ - Google Patents

ジョイントのシール用のシール装置および該シール装置用の中空状ストリップ Download PDF

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Abstract

【課題】確実且つ信頼性が高いジョイントシールの要請を満足すると共に組立及び取り扱いが容易でしかも製造も容易であって、さらに、特に外部から貫通管内へ物質が侵入する事態が確実に防止されるシール装置を提供する。
【解決手段】当接するコンクリート構造体間のジョイント(連結部)のシール用のシール装置において、シール装置1は、コンクリート表面にぴったりと取り付けられると共に、シール材注入用の注入溝12を有する注入溝部材2を有する。この注入溝12は、ジョイント側に、少なくとも一つのシール材用の排出口11を備えている。また、排出口11を通じてジョイント側から注入溝12へ浸透する材料を阻止するカバーリングストリップ3を有する。そして、このカバーリングストリップ3は、中空状のストリップの形状であるストップバルブストリップとなっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載されているような、注入溝を備え、構造体間、特に当接するコンクリート構造体間のジョイント(連結部)をシールするためのシール装置に関する。また、本発明は、請求項21記載のプリアンブルに記載されているような、注入溝を備え、当接するコンクリート構造体間のジョイント(連結部)をシールするためのシール装置に関する。さらに、本発明は、これらのシール装置用の中空状ストリップに関する。
「シール構造体:CBMBIjectという膨張可能なストリップ/注入管システムを備えたシールされた構造体ジョイント(連結部)」という標題の小冊子は、注入管部材を備えたシール装置を開示している。この注入管部材は、合成樹脂製であり、カバーリング横材が側方に配設されている。この結果、底部と両側部が開口すると共に横断面において角度がつけられた収容空間が、横材の下方に形成されている。この注入管部材には、注入溝(注入通路)が貫通している。この注入溝は、スロットのような態様で下方に向かって開口している。このスロットは、そのジョイント側(連結部側)において、スロットにぴったりと取り付けられているオープンセルフォーム状のストリップ(open-cell foam strip)によりカバーされている。収容空間内には、膨張可能なストリップが配設されている。例えば、組み立中に、このフォーム状のストリップと膨張可能なストリップとがシール装置から脱落しないように、シール装置は合成樹脂製のメッシュに入れられている。このため、膨張可能なストリップは、それが膨張するにつれ、スロットとフォーム状のストリップのセルとを押圧して閉鎖する不都合があった。その結果、注入溝の外部へ通じる注入材の通路が非常に通りにくくなることがあり、その場合、注入溝はその機能を果たすことができない。また、このシール装置は、個々の部品がメートル単位で供給される材料と組み立てることが困難であるため、非常に高額の製造コストを伴う。特に、シール装置が合成樹脂製のメッシュに入れられていない場合は、組み立てられたシール装置が容易に分離して脱落してしまう。
ドイツ特許公開公報(DE41 40 616 A1)の図3は、合成樹脂製の管状部材を有する注入管を開示している。この管状部材は、管状部材内に導かれた溝(通路)と、管状部材の外側表面から溝内へ導かれる複数の排出口とを備えている。管状部材のジョイント側(連結部側)の平坦な周囲領域には、膨張可能なストリップが設けられている。この膨張可能なストリップは、注入管の全長にわたって延在している。埋設された溝(通路)と前記排出口へ連通している複数の排出溝(排出通路)は、液体または固体不活性剤によって充填されている。この液体または固体不活性剤は、フラッシングやシール材の注入により、溝の外部へ移動させることができる。管状部材と膨張可能なストリップとは、それぞれ不織布または織布で包まれている。この包装は、コンクリート壁を型に入れて作る際、コンクリートが溝と排出口へ浸透しないようにするために設けられている。しかしながら、この包装の材料は、注入材が浸透できるものでなければならない。従って、水や湿気やさらにはセメントのスラリーも、外部から、包装および排出口を通じて、溝内へ浸透することが可能である。そして、この過程において、溝が封鎖され、その結果、注入溝はその機能を果たすことができなくなってしまう。さらに重要な問題点として、排出溝はジョイント側(連結部側)から多少離れて位置するため、膨張可能なストリップは、それが膨張するにつれ、排出溝からジョイント(連結部)へシール材を送出する経路を封鎖してしまう可能性がある。その結果、排出溝からの注入材が、それが本来注入されるべきジョイント(連結部)の空隙に到達しなくなってしまう。また、この管状部材と膨張可能なストリップとを狭いケーシング管内へそれぞれ挿入しなければならないが、この作業は非常に困難であるため、この注入管の製造コストは高額になる。
ヨーロッパ特許公開公報(EP 0 418 699 A1)の図5は、上部壁と2つの側壁とを有する横断面がU字型の輪郭を有するシール装置を開示している。これは、コンクリート表面にぴったりと取り付けられるようになっている。側壁の長手方向の自由端は、コンクリート表面に設置され、その結果、シール材用排出口は、コンクリート表面と長手方向縁部との間に形成される。上部壁の下側には、底壁を備えたシール材用の自由貫通溝(通路)が長手方向に沿って設けられている。この底壁は、側壁の高さのほぼ中ほどの高さに配設され、シール材が通過する長手方向のスロットを有している。底壁の下方には、U字型の収納空間が設けられている。その内部には、オープンセルプラスチックフォーム状のストリップが装着されている。最初に、シール材は貫通溝内へ注入され、底壁内のスロットを介して、貫通流入溝内のプラスチックフォームの中を通過し、そこから長手方向縁部の下方を通って、互いにコンクリートにより固められる第1および第2部位間に位置するジョイント(連結部)領域内へ注入される。このジョイント領域がシールされるようになっており、またシール材を収容可能になっている。このシール装置は、非常に成功したことが証明されている。
ヨーロッパ特許(EP 0 804 656)の図3は、コンクリートのジョイント(連結部)をシールするためのシール装置を開示している。この装置は、ジョイントレールの形状であり、注入溝(通路)を有している。この注入溝は、ヨーロッパ特許公開公報(EP 0 418 699)の溝とほぼ同様の設計となっており、注入材を浸透させないクローズドセルフォーム状のストリップ(closed-cell foam strip)により覆われた排出スロットを有している。圧力をかけて注入材が注入溝内へ注入されると、注入材はフォームストリップをバルブのような方法で持ち上げ、外側のジョイント領域内へ通過することができる。圧力が低下すると、フォーム状のストリップはバルブのような方法で再度閉鎖される。このシール装置は良く機能すると言える。
本発明の目的は、特に確実且つ信頼性が高いジョイントシール(連結部のシール)の要請を満足すると共に組立て及び取扱いが容易でしかも製造も容易であって、さらに、特に外部から貫通管内へ物質が侵入する事態が確実に防止されるシール装置を提供することにある。
本発明は、独立クレームである請求項1記載のシール装置により、この目的を達成している。また、本発明は、請求項21記載のシール装置によっても、この目的を達成している。本発明の実施形態における他の様々な利点は、それらの従属クレームである複数の請求項に記載されている。
本発明は、当接するコンクリート構造体間のジョイント(連結部)をシールするためのシール装置に関するもので、該シール装置は、シール材導入用の注入溝(注入通路)を有する注入溝部材(注入通路本体)を有している。この注入溝は、ジョイント側(連結部側)に、少なくとも一つのシール材用の排出口、例えば排出スロットを備えており、また、ジョイント側から排出口を介して注入溝へ物質の浸透を阻止する弾性材料から成る管状ストップバルブストリップを有している。このストップバルブストリップは、中空状のストリップ(断面において中空部を有するストリップ)として設計されている。また、このストップバルブストリップは、その断面において特徴的な構造を有し、注入溝の排出スロットからの注入材の部分的圧力により所定の形状にへこむように構成され、これによりストップバルブストリップの封鎖作用が排除され、注入材はストップバルブストリップを通過した後横方向に溝部材の外部へ移動することができる。本発明に係るシール装置は、ストップバルブストリップが、通路の閉鎖を引き起こすような注入溝や排出口の汚染(特に、膨張可能な材質を膨張させる汚染)がない状態とすることを確実に行うため、その機能において特に高い信頼性が認められる。このストップバルブストリップは、中空状のストリップとして設計されているため、注入溝の一部が比較的低圧である場合であっても、封鎖作用を除去することができる。この中空状のストリップ、すなわち管状ストップバルブストリップは、圧縮可能である。これは、中空状のストリップの複数の壁面が、空洞(中空部)へ向かって内側方向に変位することができるからであり、その結果、空洞(中空部)も同様に柔軟なものになっている。
本発明の個々の実施形態において、注入溝部材は、ストップバルブストリップ、すなわち中空状のストリップを収容するためのバルブシート溝を有している。注入溝は、排出口、例えば排出スロットを介してバルブシート溝と連通している。この中空状のストリップは、容易且つ即座にバルブシート溝内へ挿入することができ、圧入することで(押し込むことで)そこに取り付けることができる。その結果、シール装置の取り扱い中にバルブシート溝から中空状のストリップが脱落することを防止できる。ストップバルブストリップは、便宜上、バルブシート溝の外側に突出しており、コンクリート表面上にぴったりと取り付けられる際には、ストップバルブストリップはある程度圧縮され、これによりここで言うところのバルブシートになる。
中空状のストリップは、例えば、複数の狭い壁、および/または長手方向の縁部を有している。これらは、バルブシート溝の複数の対応する壁に支持され、バルブシート溝内における中空状のストリップの圧入装着を確実にする。
中空状のストリップは、例えば角度がつけられた少なくとも2つの長手方向の壁を有し、それらは底壁と上部壁との間に配設されている。そして、それらはそれぞれ屈曲領域を有し、圧縮時において、予め定められた屈曲点を形成する。中空状のストリップの2つの互いに対向する屈曲壁は、好ましくは側壁を形成し、それらは、屈曲領域において、バルブシート溝の対応する壁に支持される。この予め定められた屈曲点は、これらの壁のコントロールされた屈曲動作を確実にし、特に、さらなる内側方向への屈曲が、中空状のストリップとバルブシート溝型の複数の壁との間におけるここで言うところのバルブ開口を作り出す。
本発明の実施形態において、長手方向に延在する複数のシールリップは、中空状のストリップの側壁上の屈曲領域と上部壁との間の部分に、一体に形成されている。これらのシールリップは、バルブシート溝の対応する側壁と相互に作用してシールを行い、長手方向におけるさらにもう一つの実質的なシール縁または狭いシール表面を形成する。中空状のストリップがバルブシート溝にぴったり取り付けられると、シールリップはバルブシート溝の側壁に対して押し付けられる(圧力がかかった状態でフィットする)。このシールリップは、迷路型のシール(labyrinth seal)方法により、外部から貫通通路溝内への物質の浸透に対して高レベルのシール作用を確実にする。中空状のストリップは、圧力により密着している個所がシール材を浸透させることができるように、注入貫通通路溝内に注入され排出口(スロット)を介して注入溝の外に出て行くシール材により、圧縮可能な断面形状を備えている。
さらに、中空状のストリップは、好ましくは、少なくとも2つの互いに対向する内部支持壁をその内部に有し、それら支持壁は、便宜上、互いに同様の屈曲点を有している。この内部支持壁は、特に好ましくは側壁よりも厚さが薄くなるように構成される。
本発明の実施形態において、中空状のストリップの上部壁は、断面において凹型形状のダクトのように設計され、少なくとも排出口(スロット)の領域においてダクトを形成する。シール材の圧縮圧力下において、この上部壁は下方へさらに押し下げられ、この過程において周辺領域を中央へ引き寄せる。その結果として、中空状のストリップとバルブシート溝の側壁との間において、バルブシート縁とシールリップは、シール材を浸透させることができるように変位する。
さらに、本発明に係る当接するコンクリート構造体間のジョイント(連結部)のシール用のシール装置は、上述したシール装置を使用する際のシール材注入用の注入溝を備えた注入溝部材を有し、この注入溝は少なくとも一つのシール材用排出口(スロット)を有する。また、このシール装置は、さらに、排出口を通って注入溝内へ物質が浸透することを防止するカバーリングストリップ(中空状のストリップ)と、膨張可能なストリップとを有する。このカバーリングストリップは膨張可能なストリップと一体に形成されている。ここにおいて、カバーストリップは、好ましくはストップバルブストリップである。
ストップバルブストリップを膨張可能なストリップと一体に形成すると、本発明に係るシール装置の組み立てが、本質的に互いに結合される2つの部材に限定されるという利点がある。
膨張可能なストリップは、本質的にストップバルブストリップのジョイント領域側(結合部側)に配設され、溝の配置によってもたらされている機能を損なわないようにしている。比較的柔軟な膨張可能なストリップは、コンクリートジョイント表面に生じがちな小さな凸凹を埋め合わせ、材料が欠損している空間内に膨出し、その結果として暫定的なシールが行なわれる。
膨張可能なストリップは、便宜上、カバーリングストリップ、すなわちストップバルブストリップ(中空状のストリップ)に設けられ、注入溝部材の外側に設けられる。
本発明の好ましい実施形態として、膨張可能なストリップは、中空状のストリップの底壁に例えば粘着性の接着により固定されている。
膨張可能なストリップは、最初の製作現場において、カバーリングストリップ(ストップバルブストリップ)に結合させることができる。そして、この結合されたストリップと注入溝部材との相互の結合作業は、2番目の製作現場か建設現場において行うことができる。
膨張可能なストリップは、便宜上、平坦であり、柔軟性があり、比較的柔らかいストリップであり、好ましくは、注入溝部材を超えて側方へ突出し、その結果として周囲横材が生じる。周囲横材は、好ましくは、結合予定支持領域とされる方向へ幾分角度がつけられており、この結果、横方向(横断方向)において程度湾曲している。当接するコンクリート構造体のコンクリート表面にシール装置が設置される際、この周囲横材は、最初にコンクリート表面に接触する。このシール装置が、当該コンクリート構造体に対して例えば留め金や釘打等により押し付けられると、膨張可能なストリップの中央部もコンクリート表面に接触するようになる。そして、注入溝部材の側壁の長手方向自由端が、便宜上、周囲横材上に載置され、この結果、水やセメントスラリーのような液体や物質の注入溝部材中への浸透に対するシールが行われる。
以下、本発明の典型的な実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
シール装置1は、主に、プラスチック製の比較的堅い注入溝部材(注入通路本体)2と、溝部材2の内部に設けられると共にストップバルブを形成する管状中空状のストリップ3と、膨張可能なストリップ4とから成る。
注入溝部材2は、例えば、ポリエチレン、特に、高密度ポリエチレン(HDPE)から形成されている。中空状のストリップ3は、例えば、ゴムやポリエチレン、特にHDPEやポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタンから形成されている。膨張可能なストリップ4は、例えば、膨張可能なゴムや膨張可能なプラスチック、特に膨張可能なポリウレタンから形成されている。
注入溝部材2は、略U字型断面を有し、このU字型はシールを行うべきジョイント領域の方向に開口している。
注入溝部材2は上部壁5と2つの側壁6、7とを有し、これらの側壁6、7は同じ長さであり、それらの自由端は長手方向の縁部8を形成している。
側壁6、7の内側には、長手方向に延在する中間壁の横材9、10が一体に形成されている。これらの中間壁の横材9,10は、好ましくは、側壁の壁面から直角に突出し、それらの間に長手方向のスロット(排出口)11が形成されるようになっている。
注入溝(注入通路)12は中間壁の横材9、10の上部に形成され、ジョイント(連結部)領域の方向に開口しているバルブシート溝13は、その下方に位置している。
注入溝部材2の断面形状は、アーチ型や台形形状や多角形形状等に設計することも可能であるが、長手方向の自由端(縁部)8が存在しなければならない。また、複数の注入溝12を設けてもよい。また、長手方向のスロット11の代わりに、貫通孔や同種の排出孔を設けることもできる。
バルブシート溝13には、管状の中空状のストリップ(ストップバルブストリップ)3が設けられている。この中空状のストリップ3は、柔軟なプラスチック、好ましくは加硫されたエラストマー材から構成されている。
中空状ストリップ3は、3つの貫通管(流路)3a、3b、3cと、底壁14と、上部壁15と、2つの側壁16、17と、支持壁18、19とを有している。支持壁18、19は、側壁16、17のそれぞれの内側に隣り合うように離間して設けられている。壁16、18と17、19は、断面図に見られるように、それぞれ矢のように外側へ角度を付けられており、それぞれ屈曲部20の角部領域を形成している。屈曲部20の角部領域の目的は、本文後半で説明する。
長手方向に延在している複数のシールリップ21は、側壁16、17の屈曲部20の角部領域と上部壁15との間において、それぞれ側壁16,17の外面に一体に形成されている。これらのシールリップ21は、バルブシート溝13内で側壁6、7の内側に突き当たり、シールをなすようになっている。
中空状ストリップ3の側壁16、17の屈曲部20の角部領域は、同様に、注入溝部材2の側壁6、7の内側に突き当たり、そこで長手方向の縁部8の領域において支持されている。
シール装置1の設置前の状態(図1参照)において、底壁14と、その底壁14から屈曲部20へ伸びる壁16、18、19、17の少なくともある程度の領域は、バルブシート溝13の外へ突出している。
中空状ストリップ3の上部壁15は、便宜上、その断面において凹型に、かつ、長手方向においてダクト状になるように設計されている。これに対し、底壁14は、基本的に平坦な表面を有している。
上部壁15と各側壁16、17の間の移行部25、25は、中間壁の横材9、10に対して突き当たっている。
本発明の一実施形態では、中空状のストリップ(ストップバルブストリップ)3は、膨張可能なストリップ4と一体の部品として(継ぎ目がないように)形成されている。図示されている典型的な実施形態によれば、膨張可能なストリップ4は、底壁14のジョイント側(連結部側)外面22に配設されている。望ましくは、膨張可能なストリップ4は、底壁14の外面22に固定されている。例えば、中空状のストリップ3は、膨張可能なストリップ4に複合押出し(coextrusion)や加硫によって連結される。膨張可能なストリップ4は、平坦なストリップとして設計され、底壁14よりも広く、故に、支持面26の方向において幾分角度がつけられている周囲横材24が側部に突出することになる。
必要に応じ、膨張可能なストリップ4の突出周囲横材24は、例えば用途に応じた十分な量の膨張可能な材料を有することができるように、図面に図示した典型的な実施例よりもその幅を狭く、または広く設計することができる。周囲横材24の幅は、長手方向において変えることができ、これによって例えば、コンクリート基礎27の角領域上に直接シール装置を配置することができる。
膨張可能なストリップ4は、隆起部またはそのような構造手段をジョイント側に有していても良い。これによりコンクリート表面26に設置した場合、特にノンスリップ特性を有することになる。
膨張可能なストリップ4の厚さは、特にその中央部23において、便宜上略等しい厚さに設計されている底壁14、壁5、6、7、9、10、14、15、16、17の厚さとおおよそ一致する。
以下、シール装置1を所定の場所に設置する場合の作用について説明する。例えば、水平コンクリート基礎27と垂直コンクリート壁(図示せず)との間のジョイント(連結部)が形成されるとする。このコンクリート基礎と、この基礎に立設されるコンクリート壁との間のジョイント領域において、シール装置1はコンクリート基礎27の表面26上に設置され、膨張可能なストリップ4の周囲横材24がコンクリート基礎27上に置かれている。シール装置1は、例えば留め金や釘打ち等の公知の方法により堅固にコンクリート基礎27上に固定されている。この場合、膨張可能なストリップ4は、コンクリート基礎27の表面26に対し、基本的に全表面域に渡り密接にぴったりと取り付けられる。そして、中空バルブ断面ストリップ3が圧縮され、溝部材2の長手方向の縁部8が、膨張可能なストリップ4の周囲横材24上をシールするように設置される。シールリップ21と、側壁16、17の屈曲部20の先端は、側壁6、7に対しシールするようにしっかりと押圧される。その結果、完全なバルブシートが作られ、押圧により密着したこととあいまって、どのような液体も注入溝12内へ浸透することは不可能となる。移行部25は、同様に、シールをなすように中間壁の横材9、10に対して押圧される(図2参照)。
以下、ジョイント(コンクリート構造体の連結部)におけるシール装置1の機能について説明する。公知の液体シール材が公知の方法により圧力をかけて注入溝12内へ注入される。このシール材は長手方向のスロット11を通じてバルブシート溝13内へ浸透し、凹型の上部壁15を押圧する。上部壁15は圧力に負けてへこみ、ジョイント方向へ変位する。そして、屈曲部20の角領域が内側に屈曲される。また、上部壁15は、シールリップ21と屈曲部20の角(縁)領域を含む側壁16、17の部分とを内側方向へ変位させる。この結果、シールの働きが除去される。そして、側壁6、7と中空状のストリップ3との間、続いて、縁部8と膨張可能なストリップ4との間を通じてシール材が通過できるようになり、シール材がジョイントの空隙内へ浸透することができる。
シール材による上部壁15への圧力がより高圧となるにつれ、中空状のストリップ3の上部壁15の移行部(周囲部)25による中間壁の横材9、10への圧力はより低くなり、またシールリップ21と屈曲部20の角領域とによる側壁6、7への圧力もより低くなる。その結果、圧力がかけられたシール材は、上部壁15の移行部25と中間壁の横材9、10との間を移動し、シールリップ21の背面を通って押し進み、そして、側壁16、17の屈曲部20の角領域、側壁6、7の長手方向の縁部8を通って、バルブシート溝13の外側に出て、ジョイントの空隙内へ移動する。
水、及び/または、湿気がジョイントに侵入した場合、その水は膨張可能なストリップ4と接触することになる。この膨張可能なストリップ4の膨張可能な材質は膨張し、さらなる水の侵入を阻止する。特に、側壁6、7の長手方向の縁部8が、中空バルブ断面ストリップ3の底壁14の上、及び/または膨張可能なストリップ4の上を堅固に閉ざしているので、水、及び/または膨張可能な物質が、バルブシート溝13内へ浸透したり、さらに注入溝12内へ浸透したりするのが阻止される。しかしながら、水、及び/または膨張可能な物質がバルブシート溝13内へ浸透した場合であっても、中空状のストリップ3の側壁16、17が、注入溝部材2の側壁6、7と連携して、注入溝12への通路を閉鎖する。特に、屈曲部20の角領域での側壁16、17とシールリップ21がシールするように注入溝部材2の側壁6、7に対して押圧されている。これにより、水、湿気、セメントのスラリー、または他の汚染物質等が注入溝12内へ浸透することを効果的に阻止する。
本発明に係るシール装置の設置前の状態における断面図である。 図1に示すシール装置の設置状態における断面図である。

Claims (44)

  1. 構造体、特に当接するコンクリート構造体間のジョイントをシールするためのシール装置であって、
    複数の構造体の一方の表面26にぴったりと取り付けられると共に、シール材注入用の注入溝(12)を有し、該注入溝(12)は少なくとも一つのシール材用の排出口(11)をジョイント側に有している注入溝部材(2)と、
    前記排出口(11)を通じてジョイント側から前記注入溝(12)へ浸透する物質を阻止するカバーリングストリップと、を有するシール装置において、
    前記カバーリングストリップは、中空状のストリップ形状のストップバルブストリップ(3)であることを特徴とするシール装置。
  2. 前記中空状のストリップ(3)は、前記注入溝(12)からの注入材により中空状のストリップ(3)に圧力が加えられた際に、中空状のストリップ(3)は、予め決めた態様にへこむとともに、その断面域が減少するように構成かつ設計されており、それにより、加圧下で、前記注入材が、減少した断面や漸減された断面を有する中空状のストリップ(3)の側方を通過し、シール装置(1)の外に移動できるようになっている請求項1に記載のシール装置。
  3. 前記注入溝部材(2)は、前記注入溝(12)に隣接して、前記ストップバルブストリップ(3)を収容するためのバルブシート溝(13)を有しており、前記注入溝(12)は前記排出口(11)を介してバルブシート溝(13)と連通している請求項1または請求項2に記載のシール装置。
  4. 前記ストップバルブストリップ(3)は、複数の壁(15、16、17)を有し、それら複数の壁はバルブシート溝(13)の対応する壁(6、7、9、10)にぴったりと押し付けられて支持されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシール装置。
  5. 前記バルブシート溝(13)の側壁(6、7)は、同じ長さである請求項4記載のシール装置。
  6. 前記側壁(6、7)の自由端は、長手方向の縁部(8)を形成している請求項5記載のシール装置。
  7. 中間壁横材(9、10)が側壁(6、7)に一体に形成されている請求項3ないし請求項6のいずれかに記載のシール装置。
  8. 前記排出口(11)は、前記中間壁横材(9、10)の両自由端間にスロットとして設けられている請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のシール装置。
  9. 前記中空状のストリップ(3)は、該中空状のストリップ(3)の横方向に一体に形成された狭い長手方向の面および/または長手方向の縁を有し、それらがバルブシート溝(13)の対応する壁に支持されている請求項3ないし請求項8のいずれかに記載のシール装置。
  10. 前記中空状のストリップ(3)は、少なくとも2つの屈曲壁(16、17、18、19)を有し、それらは底壁(14)と上部壁(15)とを連結すると共に、予め定められた屈曲点を形成する屈曲領域(20)を有している請求項3ないし請求項9のいずれかに記載のシール装置。
  11. 前記シール装置(1)が自由な状態、特に設置状態ではない場合、前記底壁(14)全体がバルブシート溝(13)の外へ突出している請求項10記載のシール装置。
  12. 前記中空状のストリップ(3)の2つの互いに対向する屈曲壁(16、17)は側壁を形成し、それらの側壁(16,17)は、屈曲領域(20)において、バルブシート溝(13)の対応する壁(6、7)に支持されている請求項10または請求項11記載のシール装置。
  13. 複数のシールリップ(21)が前記中空状のストリップ(3)の側壁(16、17)上であって屈曲領域(20)と中空状のストリップ(3)の上部壁(15)との間に一体に形成され、これらのシールリップ(21)は、バルブシート溝(13)の対応する側壁(6、7)と相互に作用してシールをなす請求項10ないし請求項12のいずれかに記載のシール装置。
  14. 前記中空状のストリップ(3)は、少なくとも2つの互いに対向する支持壁(18、19)をその内部に有している請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のシール装置。
  15. 前記支持壁(18、19)は、側壁(16、17)よりも厚さが薄くなっている請求項14記載のシール装置。
  16. 前記中空状のストリップ(3)の上部壁(15)は、凹型形状であると共に、バルブシート溝(13)内の排出口(11)の領域内にダクトを形成している請求項10ないし請求項15のいずれかに記載のシール装置。
  17. 前記ストップバルブストリップ(3)は柔軟な材料から形成されている請求項1ないし請求項16のいずれかに記載のシール装置。
  18. 前記ストップバルブストリップ(3)はゴムから形成されている請求項1ないし請求項17のいずれかに記載のシール装置。
  19. 前記ストップバルブストリップ(3)は、可塑材、好ましくは加硫された可塑材から構成されている請求項1ないし請求項18のいずれかに記載のシール装置。
  20. 前記中空状のストリップ(3)は、複数の貫通管(3a、3b、3c)構造である請求項1ないし請求項19のいずれかに記載のシール装置。
  21. シール材用の排出口(11)を有しているシール材注入用の注入溝(12)を備えた注入溝部材(2)と、シール材が前記排出口(11)を通って前記注入溝(12)内へ浸透することを防止するカバーリングストリップ(3)と、膨張可能なストリップ(4)とを有し、構造体、特に当接するコンクリートの構造体間のジョイントをシールするためのシール装置において、
    前記カバーリングストリップは(3)は、前記膨張可能なストリップ(4)と一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項20のいずれかに記載のシール装置。
  22. 前記膨張可能なストリップ(4)は、前記カバーリングストリップ(3)のジョイント側の面に配設されている請求項21記載のシール装置。
  23. 前記膨張可能なストリップ(4)は、前記カバーリングストリップ(3)に粘着剤で接着されている請求項22記載のシール装置。
  24. 前記膨張可能なストリップ(4)は、複数の周囲横材(24)を有し、これら周囲横材(24)は、前記カバーリングストリップ(3)の側方へ該カバーリングストリップ(3)を越えるように突出し、結合予定支持領域(26)とされる方向に幾分角度がつけられている請求項21ないし請求項23のいずれかに記載のシール装置。
  25. 前記膨張可能なストリップ(4)の周囲横材(24)は、角度がつけられた位置から、即ち、予め与えられている張力とは逆方向へ、変位可能であり、設置した場合には、前記周囲横材(24)を備えた前記膨張可能なストリップ(4)は、全体に渡り平坦な支持面を有するようになっている請求項21ないし請求項24のいずれかに記載のシール装置。
  26. 設置状態において、シール装置(1)が結合予定支持領域(26)上に固定された場合、前記注入溝部材2の長手方向の縁部(8)が前記周囲横材(24)上に支持されるようになっている請求項21ないし請求項25記載のいずれかに記載のシール装置。
  27. 構造体間の結合領域、特に、互いにコンクリートで固められる2つの部分間の結合領域に配設される注入溝を有する注入溝部材を備えたシール装置に用いられ、コンクリートの硬化中にスラリーの浸透に対して前記注入溝を封鎖するための中空状のストリップにおいて、
    該中空状のストリップ(3)は、前記注入溝(12)からの注入材が当該中空状のストリップ(3)へ圧力を加えた際に、該中空状のストリップ(3)は、予め決めた態様にへこむと共に、その断面積が減少するように構成かつ設計されており、それにより、加圧下の注入材が、減少した断面や漸減された断面を有する中空状のストリップ(3)の側方を通過し、シール装置(1)の外に出ることがきるようになっていることを特徴とする中空状のストリップ。
  28. 前記中空状のストリップ(3)は、該中空状のストリップ(3)の側面に一体に形成された複数の壁(15、16、17)と、細長い長手方向に延在する面または長手方向に延在する縁とを有し、それらがバルブシート溝(13)の対応する複数の支持壁に支持されている請求項27記載の中空状のストリップ。
  29. 前記中空状のストリップ(3)は、少なくとも2つの屈曲壁(16、17、18、19)を有し、それらは底壁(14)と上部壁(15)とを連結すると共に、予め定められた屈曲点を形成する屈曲領域(20)を有する請求項27または請求項28記載の中空状のストリップ。
  30. 2つの互いに対向する屈曲壁(16、17)は側壁を形成し、それらの側壁は、屈曲領域(20)において、バルブシート溝(13)の対応する壁(6、7)に支持されている請求項29記載の中空状のストリップ。
  31. 複数のシールリップ(21)が前記中空状のストリップ(3)の側壁(16、17)上であって、屈曲領域(20)と中空状のストリップ(3)の上部壁(15)との間に一体に形成され、これらのシールリップ(21)は、バルブシート溝(13)の対応する側壁(6、7)と相互に作用してシール作用をなすようになっている請求項29または請求項30記載の中空状のストリップ。
  32. 前記中空状のストリップ(3)は、少なくとも2つの互いに対向する支持壁(18)(19)をその内部に有している請求項27ないし請求項31のいずれかに記載の中空状のストリップ。
  33. 前記支持壁(18)(19)は、側壁(16)(17)よりも厚さが薄くなっている請求項32記載の中空状のストリップ。
  34. 前記中空状のストリップ(3)の上部壁(15)は、凹型形状であると共にダクトを形成している請求項27ないし請求項33のいずれかに記載の中空状のストリップ。
  35. 前記中空状のストリップ(3)は柔軟な材料から形成されている請求項27ないし請求項34のいずれかに記載の中空状のストリップ。
  36. 前記中空状のストリップ(3)はゴムから形成されている請求項35記載の中空状のストリップ。
  37. 前記中空状のストリップ(3)は、可塑材、好ましくは加硫された可塑材から形成されている請求項35または請求項36記載の中空状のストリップ。
  38. 前記中空状のストリップ(3)は、複数の貫通管(3a)(3b)(3c)構造である請求項27ないし請求項37のいずれかに記載の中空状のストリップ。
  39. 膨張可能なストリップ(4)が前記中空状のストリップ(3)に設けられている請求項27ないし請求項38のいずれかに記載の中空状のストリップ。
  40. 前記膨張可能なストリップ(4)は、底壁(14)のジョイント側の外側表面に配設されている請求項39記載の中空状のストリップ。
  41. 前記膨張可能なストリップ(4)は、前記中空状のストリップ(3)に粘着剤で接着されている請求項40記載の中空状のストリップ。
  42. 前記膨張可能なストリップ(4)は、複数の周囲横材(24)を有し、これら周囲横材(24)は、前記中空状のストリップ(3)の側方へ中空状のストリップ(3)を越えるように突出している請求項39ないし請求項41のいずれかに記載の中空状のストリップ。
  43. 前記周囲横材(24)は、前記底壁(14)から遠ざかるように角度がつけられている請求項42記載の中空状のストリップ。
  44. 前記膨張可能なストリップ(4)の周囲横材(24)は、角度がつけられた位置から、即ち、予め与えられている張力とは逆方向へ、変位可能であり、設置した場合には、前記周囲横材(24)を備えた膨張可能なストリップ(4)は、全体に渡り平坦な支持面を形成するようになっている請求項42または請求項43記載の中空状ストリップ。
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