JP2005054360A - 制振装置、バネ体取り外し方法及び建築構造物 - Google Patents

制振装置、バネ体取り外し方法及び建築構造物 Download PDF

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Abstract

【課題】建築構造物への取付後もバネ体を容易に取り外して振動系の固有振動数の調整が可能な制振装置と、この制振装置からバネ体を取り外すバネ体取り外し方法、及びこの制振装置を備えた建築構造物を得る。
【解決手段】ベースプレート24の中央に挿通孔40が形成され、この周囲にコイルスプリング42が配置されている。挿通孔40を通してコイルスプリング42をベースプレート42の下側へ取り出すことができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制振装置、バネ体取り外し方法及び建築構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から制振装置の一例として、建物(建築構造物)の天井裏などに取り付けられ、水平方向の振動を減衰させるもの(いわゆるTMD:Tuned Mass Dumper)がある。たとえば特許文献1には、図6に示すように、底板104と上板106との間に積層ゴム108、ダンパー用ゴム及び補助バネ112(バネ体)を配置すると共に、上板106にウエイト114が固着された制振装置102が記載されている。この制振装置102では、ウエイト114の固有振動数を、建物振動時に想定される振動数と同調させることで、振動のエネルギーを吸収するようになっている。
【0003】
ところで、このような制振装置では、時間の経過などによりバネ体の弾性が変化してしまうことがあり、これを調整する必要がある。しかし、図6に示した制振装置では、一旦建物に取り付けてしまうと、補助バネ112の取り外しが困難(実質的に不可能)であるために、取付後のウエイト114の固有振動数の調整も困難であった。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−248777号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、建築構造物への取付後もバネ体を容易に取り外して振動系の固有振動数の調整が可能な制振装置と、この制振装置からバネ体を取り外すバネ体取り外し方法、及びこの制振装置を備えた建築構造物を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、建築構造物に取り付けられる下板と、前記下板と平行に配置される上板と、前記上板に取り付けられたウエイトと、前記上板と前記下板との間に配置され、これらの相対移動を可能とする支持部材と、前記上板と前記下板とに掛け渡され、これらの相対移動によって弾性変形すると共に前記ウエイトを含む振動系の固有振動数を調整可能とするバネ体と、前記下板に形成され、前記バネ体を前記上板と反対側に挿通可能とする挿通孔と、を有することを特徴とする。
【0007】
なお、ここでいう「建築構造物」としては、地盤に直接的に、あるいは他の部材を介して間接的に立設されている構造物であればよく、戸建住宅、オフィスビル、病院、集合住宅、美術館、公会堂、学校、庁舎、神社仏閣、橋梁、競技場、照明灯等を挙げることができる。
【0008】
本発明では、ウエイトとバネ体とを含んで構成される振動系の固有振動数を、バネ体によって調整することができる。したがって、この固有振動数を、想定される建築構造物の振動数と同調させることで、建築構造物の振動を抑制することができる。さらに、下板と上板との相対移動が許容され、このエネルギーを、たとえば変形部材の変形によって吸収することも可能となる。
【0009】
下板には、挿通孔が形成されており、この挿通孔を通じて、下板の下側(上板と反対側)すなわち建築構造物側へと、バネ体を容易に取り出すことができる。取り出し後、バネ体の弾性等を調整することで、振動系の固有振動数を調整できる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記バネ体を前記上板に対して固定するネジ部材と、前記下板に形成され、前記上板の反対側から前記ネジ部材に接触して回転可能とする作業孔と、を有することを特徴とする。
【0011】
ネジ部材により、バネ体を上板に対して確実に固定できる。また、下板に形成された作業孔からネジ部材を回転させることで、容易にネジ部材を緩めることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、前記挿通孔から前記バネ体までの距離が200mm以下とされていることを特徴とする。
【0013】
これにより、挿通孔から手や工具等を差し入れて行う作業をさらに容易に行うことが可能になる。
【0014】
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3に記載の発明において、前記下板から立設され、前記上板又は前記ウエイトとの間に対向するストッパ壁と、前記ストッパ壁にねじ込まれ先端が前記上板又は前記ウエイトに接触するストッパボルトと、を有することを特徴とする。
【0015】
したがって、たとえば制振装置の搬送中などは、ストッパボルトの先端を上板又はウエイトに接触させることで、上板及びウエイトの下板に対する過度のずれを抑制できる。しかも、ストッパボルトのねじ込み量を増減することで、ストッパ壁と上板又はウエイトとの間隙の製造誤差があっても、上記のずれを確実に抑制可能となる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、建築構造物の被取付部材に下板が取り付けられた請求項1〜請求項4のいずれかに記載の制振装置から、前記バネ体を取り外すバネ体取り外し方法であって、前記被取付部材のうち、前記挿通孔に対応する箇所を部分的に除去し、その後、前記挿通孔を通して前記バネ体を建築構造物側に取り出すことを特徴とする。
【0017】
これにより、制振装置を建築構造物に取り付けた状態であっても、容易にバネ体を取り外すことができ、バネ体とウエイトとを含んで構成される振動系の固有振動数を調整できる。
【0018】
請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の制振装置と、地盤に固定されると共に、前記制振装置の下板が、被取付部材に取り付けられた構造物本体と、を有することを特徴とする。
【0019】
この建築構造物では、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の制振装置を有しているので、地盤に固定された構造物本体の振動を抑制できる。
【0020】
しかも、構造物本体の被取付部材(たとえば天井パネルなど)のうち、制振装置の挿通孔に対応する部分を取り外せば、挿通孔からバネ体を容易に取り外し可能となる。そして、バネ体を取り外して弾性等を調整し、振動系の固有振動数を調整できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1及び図2には、本発明の第1実施形態の制振装置22が示されている。また、図3には、この制振装置22が、建築構造物の一例である戸建住宅12に適用された状態が示されている。建物本体14の天井16は天井梁16Hとその下側の天井パネル16Pとで構成されており、本発明に係る被取付部材となっている。
【0022】
制振装置22は、建物本体14の天井梁16Hに固定されるベースプレート24を有している。ベースプレート24の上方には、ベースプレート24と平行に中間プレート26が配置され、さらに中間プレート26に上面にトッププレート28が重ねられて固定されている。ベースプレート24と中間プレート26との間には、積層ゴム体30が配置されている。積層ゴム体30は、金属板とゴムとを厚み方向に積層た積層ゴム本体32と、さらにその積層方向端部(上端及び下端)に固着された2枚の取付プレート34(図2では図示省略)とを有しており、取付プレート34がそれぞれ、中間プレート26及びベースプレート24に固定されている。トッププレート28とベースプレート24とが水平方向に相対移動すると積層ゴム本体32がせん断変形し、この相対移動のエネルギーを吸収する。
【0023】
トッププレート28の上面には、ウエイト38が配置され、中間プレート26、トッププレート28及びウエイト38がボルト68で一体的に固定されている。ウエイト38は所定の質量を有しており、建物本体14が水平方向に振動しようとしたとき、その質量によって、一定の場所に留まろうとする。
【0024】
ベースプレート24の中央には、正方形状の挿通孔40が形成されており、この挿通孔40の各辺よりも平面視にて外側位置には、各辺に2つずつ、合計で8つのコイルスプリング42が配置されている。それぞれの辺に対応した配置された2つのコイルスプリング42は、これらの間において、下フック44を介して取付プレート46で連結されている。取付プレート46は下側取付ボルト48によってベースプレート24に固定されている。これに対し、コイルスプリング42の外側端部は、上フック54を介して取付プレート56に連結されており、さらにサブプレート52によって、2つのコイルスプリング42が一体化されて、スプリングユニット68が構成されている。コイルスプリング42は、取付プレート56及びサブプレート52を介して、上側取付ボルト58により中間プレート26に固定されている。
【0025】
このようにして、コイルスプリング42が中間プレート26とベースプレート24との間に配置されることで、積層ゴム体30、ウエイト38、トッププレート28、中間プレート26とコイルスプリング42とを含み、特定の固有振動数を有する振動系50が構成される。そして、この振動系50の固有振動数が、コイルスプリング42の弾性(バネ定数や、コイルスプリング自体の長さ)を変更することで、調整されるようになっている。固有振動数を建物本体14の想定される振動数と同調させることで、建物本体14の振動を抑制できる。
【0026】
ここで、挿通孔40の形状は、図4(C)に示すように、建物本体14の内部、すなわちベースプレート24よりも下側から作業者がコイルスプリング42に手や工具等をのばし、コイルスプリング42をベースプレート24の下側へと取り出すことが可能な形状とされている。
【0027】
図2から分かるように、下側取付ボルト48及び上側取付ボルト58の双方とも、ボルトの頭部が下になるように、ベースプレート24又は中間プレート26にねじ込まれている。したがって、下側取付ボルト48は、作業者がベースプレート24の下側からトルクレンチなどの工具70を使用して回転させることができる。これに対し、上側取付ボルト58に対しては、ベースプレート24の対応する位置に、トルクレンチなどの工具を挿し入れることができる作業孔60が形成されている(図4(B)参照)。このため、作業者は、ベースプレート24の下側から作業孔60を通して工具を差し入れて、上側取付ボルト58を回転させることができる。
【0028】
ベースプレート24からは、トッププレート28の4つの角部に対応して、平面視にて略「L」字状のストッパ壁62が立設されており、ウエイト38、トッププレート28及び中間プレート26がベースプレート24に対して水平方向に相対移動すると、これらの少なくとも1つがストッパ壁62に接触して、相対移動の移動範囲を制限する。ストッパ壁62の内面には緩衝ゴム64が貼り付けられており、ウエイト38、トッププレート28又は中間プレート26が当たったときの衝撃を緩和するようになっている。
【0029】
ストッパ壁62にはストッパボルト66が螺合されて貫通されるようになっており、その先端が、ウエイト38の側面に接触している。これにより、たとえば制振装置22の搬送中には、ウエイト38、トッププレート28及び中間プレート26がベースプレート24に対して水平方向に相対移動しようとしても、この相対移動が制限される。ストッパボルト66は、建物本体14への据え付け時には取り外される。
【0030】
次に、制振装置22の作用、及び振動系50の固有振動の調整方法について説明する。
【0031】
図1に示すように、本実施形態の制振装置22を戸建住宅12の建物本体14に取り付ける前段階では、ストッパボルト66を適度にストッパ壁62から突出させ、その先端をウエイト38に側面に接触させておく。これにより、ウエイト38、トッププレート28及び中間プレート26のベースプレート24に対する水平方向の相対移動が一定範囲に制限される(実質的に、ほとんど相対移動しないようにすることができる)。しかも、ストッパボルト66のねじ込み量を変えて突出長を調整することで、ストッパ壁62とウエイト38との間隙の変化(たとえば製造上のわずかな誤差)にも対応して、確実に相対移動を抑制できる。また、ストッパボルト66を緩めるだけで、上記した相対移動の抑制を解除できる。これに対し、従来のように木片をベースプレート24と中間プレート26との間に差し挟んで相対移動を抑制した構成では、木片の除去に時間と手間を要していた。
【0032】
制振装置22を建物本体14の天井梁16Hに設置し固定すると、ストッパボルト66を緩める(あるいは完全に除去する)。ウエイト38、トッププレート28及び中間プレート26は、ベースプレート24に対して水平方向に相対移動可能となる。
【0033】
建物本体14に、いわゆる交通振動や風による振動が作用すると、建物本体14自体も水平方向に振動しようとするが、ウエイト38は所定の質量を有しており、その場に留まろうとするため、建物本体14に固定されたベースプレート24と、ウエイト38、トッププレート28及び中間プレート26とが水平方向に相対移動する。ここで、積層ゴム体30、ウエイト38、ウエイト38、トッププレート28、中間プレート26とコイルスプリング42とで構成される振動系50の固有振動数が、コイルスプリング42の弾性を調整することで、建物本体14の振動数と同調するように設定されている。また、この相対移動のエネルギーは、積層ゴム体30の変形によって吸収される。以上により、建物本体14の振動が減衰される。なお、コイルスプリング42は、図1から分かるように、直交する2方向に配置されており、建物本体14の周波数の異方性(方向によって周波数が異なること)に対応して、それぞれの方向ごとに、固有振動数を調整することができる。
【0034】
時間の経過などにより、コイルスプリング42の弾性が変化すると、振動系の固有振動数も変化してしまう。ここで、本実施形態の制振装置22では、以下の手順でコイルスプリング42を取り外し、その弾性を調整することができる。
【0035】
まず、図4(A)に示すように、挿通孔40及び作業孔60に対応する箇所の天井パネル16Pを部分的に取り外す。そして、下側取付ボルト48を、トルクレンチなどの工具を使用して緩める。さらに、上側取付ボルト58も、図4(B)に示すように、作業孔60からトルクレンチなどの工具を使用して緩める。
【0036】
この状態で、挿通孔40から手や工具などを差し入れて、スプリングユニット68を取り外し、さらに、図4(C)に示すように、挿通孔40を通して建物本体14内へ取り出すことができる。スプリングユニット68を取り出した状態で、コイルスプリング42の弾性(バネ定数や長さなど)を調整できる。調整後は、取り外したのと全く逆の手順で取り付けることができる。
【0037】
なお、このように、挿通孔40から手や工具などを差し入れてコイルスプリング42を取り外すためには、挿通孔40の孔縁からコイルスプリング42までの距離が短いほうが作業性が高く、好ましい。具体的には、挿通孔40の孔縁からコイルスプリング42の中心までの距離L(図1参照)が200mm以下とされていることが好ましい。
【0038】
上記説明では、ベースプレート24の中央に挿通孔40が形成され、この挿通孔40の周囲にコイルスプリング42が配置されているものを例に挙げたが、挿通孔40の形状や位置、数、及びコイルスプリング42の位置や数は、特に限定されない。たとえば、複数のコイルスプリング42のそれぞれに対応して、その近傍に挿通孔40が形成された構成でもよい。ただし、上記したように、ベースプレート24の中央に挿通孔40を1つ形成した構成では、ベースプレート24の加工が容易であり、低コストで製造できるので、好ましい。
【0039】
また、ストッパ壁62の位置も上記したものに限定されない。たとえば、図5に示す構成では、制振装置22の全体的構成は、図1に示したものと同一とされているが、ストッパ壁62の構造のみが異なっている。すなわち、制振装置22を平面視したときのウエイト38の中心線C1、C2上にストッパ壁62を配置し、さらにこの中心線C1、C2上にストッパボルト66が位置するようにしており、ウエイト38がストッパボルト66の先端からの押圧力を受けても、この押圧力が回転モーメントとして作用しなくなるようになっている。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、建築構造物への取付後もバネ体を容易に取り外して振動系の固有振動数の調整ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の制振装置を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施形態の制振装置を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施形態の制振装置が適用された戸建住宅を示す概略図である。
【図4】本発明の一実施形態の制振装置においてバネ体を取り外す工程を(A)〜(C)へと順に示す説明図である。
【図5】本発明の制振装置の変形例を示す平面図である。
【図6】従来の制振装置を示す正面図である。
【符号の説明】
12 戸建住宅
14 建物本体
16 天井
16P 天井パネル
16H 天井梁
22 制振装置
24 ベースプレート(下板)
26 中間プレート(上板)
28 トッププレート(上板)
30 積層ゴム体(支持部材)
38 ウエイト
40 挿通孔
42 コイルスプリング(バネ体)
50 振動系
58 上側取付ボルト(ネジ部材)
60 作業孔
62 ストッパ壁
66 ストッパボルト
68 スプリングユニット
L 距離

Claims (6)

  1. 建築構造物に取り付けられる下板と、
    前記下板と平行に配置される上板と、
    前記上板に取り付けられたウエイトと、
    前記上板と前記下板との間に配置され、これらの相対移動を可能とする支持部材と、
    前記上板と前記下板とに掛け渡され、これらの相対移動によって弾性変形すると共に前記ウエイトを含む振動系の固有振動数を調整可能とするバネ体と、
    前記下板に形成され、前記バネ体を前記上板と反対側に挿通可能とする挿通孔と、
    を有することを特徴とする制振装置。
  2. 前記バネ体を前記上板に対して固定するネジ部材と、
    前記下板に形成され、前記上板の反対側から前記ネジ部材に接触して回転可能とする作業孔と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の制振装置。
  3. 前記挿通孔から前記バネ体までの距離が200mm以下とされていることを特徴とする請求項2に記載の制振装置。
  4. 前記下板から立設され、前記上板又は前記ウエイトとの間に対向するストッパ壁と、
    前記ストッパ壁にねじ込まれ先端が前記上板又は前記ウエイトに接触するストッパボルトと、
    を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の制振装置。
  5. 建築構造物の被取付部材に下板が取り付けられた請求項1〜請求項4のいずれかに記載の制振装置から、前記バネ体を取り外すバネ体取り外し方法であって、
    前記被取付部材のうち、前記挿通孔に対応する箇所を部分的に除去し、その後、前記挿通孔を通して前記バネ体を建築構造物側に取り出すことを特徴とするバネ体取り外し方法。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の制振装置と、
    地盤に固定されると共に、前記制振装置の下板が、被取付部材に取り付けられた構造物本体と、
    を有することを特徴とする建築構造物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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