JP2005051233A - 半導体発光装置およびその製造方法 - Google Patents

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英見 武石
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Abstract

【課題】本発明は、放熱効率を向上させた半導体発光装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】発光層近傍で発生した熱を、p型電極11のほぼ全面から直接に導電性材料17等を介して、支持体23の正電極19側に伝達することにより、絶縁膜を介して放熱させる従来の方法に比較して発光素子の放熱効果を高めることができ、発光素子の特性劣化を抑制することができる。
さらに、支持体23と正電極19との間にも絶縁膜を極力、設けないことにより、発光素子から正電極に伝達された熱を支持体全面に急速に伝達でき、放熱効果をより高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子がフリップチップ接合されてなる半導体発光装置に関する。
現在、化合物半導体は、高輝度青色および緑色発光LED、紫外LD等の発光素子として注目されている。
近年では、化合物半導体の発光素子のさらなる高出力化が求められ、それに伴って発光層およびその近傍における動作時の発熱量も増加してくるため、実装された発光素子の放熱特性が重要視されている。
従来の半導体発光装置としては、化合物半導体の発光素子と支持体をフリップチップ接合により接着し、発光素子の放熱効果を向上させているものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
図3は、上記特許文献1に記載された従来の半導体発光装置の断面図を示す。図3において、発光素子は、基板1の上に、n型化合物半導体層3(以下「n層3」と略称する。)、発光層5、p型化合物半導体層7(以下「p層7」と略称する。)を順次に積層させた後、少なくともp層7および発光層5の一部をエッチングで除去し、n層3を表面に露出させている。
そして、n型電極9は露出したn層3の一部に形成され、p型電極11はp層7を実質的に覆うように形成され、そのp型電極11の表面の一部にpパッド電極13を形成することによって構成される。
また、n型電極9とpパッド電極13の上を除いては、pとnの電極間および電極と半導体層間の短絡を防止するための絶縁膜15が形成されている。
上記の発光素子は、n型電極9とpパッド電極13が各々導電性材料17によって、正電極19および負電極21を有する支持体23に接着される。
ここで、導電性材料17Pはp型電極11上の絶縁膜15と正電極19の間に充填しており、互いに対向するp型電極11と正電極19との間で、絶縁膜15および導電性材料17Pを介して熱が伝達される。
特開2001−358371号公報(第2−3頁、第1図)
しかしながら、上記の半導体発光装置では、発光素子と支持体23とは、導電性材料17で接着されているものの、p型電極11と導電性材料17の間に絶縁膜15が存在する。このため、絶縁膜15が形成された領域からの放熱効率は、絶縁膜15が熱の流れにとって障害となるため、pパッド電極13からの放熱効率に比較して低下するといった問題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、放熱効率を向上させた半導体発光装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の半導体発光装置は、導電性材料等を用いて、発光素子のp型電極のほぼ全面を支持体の正電極に接触するとともに、支持体と正電極との間にも絶縁膜を極力、設けない構成とする。
本構成によって、発光素子からの放熱特性を従来よりも改善できる。
以上のように、本発明の半導体発光装置によれば、発光素子のp型電極のほぼ全面を、導電性材料によって支持体の正電極に接着することにより、発光層近傍で発生した熱をp型電極のほぼ全面から直接に導電性材料を介して、支持体の正電極に伝達することができるので、絶縁膜を介して放熱させる従来の方法に比較して発光素子の放熱効果を高めることができ、発光素子の特性劣化を抑制することができる。
さらに、支持体と正電極との間に絶縁膜を設けないことにより、発光素子から正電極に伝達された熱を支持体全面に急速に伝達でき、放熱効果をより高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態にかかる半導体発光装置の断面図であり、図2は、本発明を実施するための最良の形態にかかる支持体上の電極及び絶縁膜の形成工程を示したものである。
図1および図2において、同じ構成要素については同じ符号を用いる。
まず、本発明の半導体発光装置をその具体的な製造方法に基づいて、説明する。
図1に示すように、厚さ400μm、径2インチφのGaNよりなる基板1をMOCVD(有機金属気相成長)装置内に挿入し、前記GaNの基板1上にSiドープGaNクラッド層および、アンドープAlGaN層を順次に積層したn層3、InGaNの発光層5、Mgド−プAlGaN層とMgド−プAlGaNコンタクト層を順次に積層したp層7を順次に積層した。
このようにして形成した化合物半導体の全面に、SiO2を成膜し、ウェットエッチでマスクパターンを形成した後、塩素系ガスを用いたRIEにより、少なくともp層7と発光層5の一部を除去し、SiドープGaNクラッド層の表面を露出させた。その後、レジストパターニング、蒸着、リフトオフ等により、Ni及びAuのn型電極9を前記SiドープGaNクラッド層上に形成し、また、白金及び金のp型電極11をMgドープAlGaNコンタクト層上に形成して、発光素子とした。
上記の構成では、基板1の表面からのp型電極11の高さと、基板1の表面からのn型電極9の高さに段差(以下、「発光素子の段差」と略称する。)が生じる。
上記の高さには、各電極の厚みが含まれているものとする。
また、p型電極11とn型電極9を除く領域では絶縁膜を形成してもよい。
このようにして得られた発光素子が多数形成されたウエーハの裏面(発光層が形成された面と反対側の面を言う。)を研磨して100μmにまで薄くし、スクライバーまたはダイサーを用いて、350μm□のチップに分離した。
次に、支持体23の上に絶縁膜25および電極を形成する工程を説明する。
まず、Siの導電性材料を用いた支持体23全面にプラズマCVDにて絶縁膜25としてSiO2を形成(工程(1))し、負電極21を形成する領域にレジスト29をパターニングする(工程(2))。次に、レジスト29をマスクとして、上記の領域以外の絶縁膜25を除去(工程(3))し、その後、レジスト29を除去す(工程(4))。
正電極19と負電極21を形成する領域以外にレジスト31をパターニング(工程(5))し、このレジスト31をマスクとして、Auを蒸着して正電極19と負電極21を同時に同じ厚さで形成する(工程(6))。
最後に、レジスト31及び余分なAuをリフトオフにより除去(工程(7))することにより、支持体23上に正電極19と負電極21と、負電極21と支持体23の間に絶縁膜25が形成された支持体23が得られる。
上記方法により支持体23上に絶縁膜25及び電極を形成する場合、支持体23表面からの正電極19の高さと、支持体23表面からの負電極21の高さとの段差(以下、「支持体の段差」と略称する。)が、発光素子の段差とほぼ同一となるように絶縁膜25の厚さを調整する。
なお、上記の高さには、各電極の厚みが含まれているものとする。
発光素子の段差と支持体の段差をほぼ同一にすることにより、正電極19とp型電極11を接続する導電性材料17Pの厚さと負電極21とn型電極9を接続する導電性材料17Nの厚さを同一にすることができる。
したがって、接着の際に導電性材料17で発光素子の段差を調整する必要がなくなるため、接着に余分な導電性材料17が不要となり、導電性材料17N及び17Pの短絡の発生を防ぐことができる。
上記方法により形成された支持体23の正電極19と負電極21の上にペースト状半田を用いて、スタンピングにより同じ厚さの半田を載せる。その後、p型電極11を正電極19に、n型電極9を負電極21に接続するために、支持体23上に発光素子を載せ、加熱加圧することにより両者を接着する。このようにして、p型電極11のほぼ全面を支持体23の正電極19に接着できる。
なお、発光素子及び支持体23の各電極のフリップチップ接続は、導電性材料17に限らず、バンプ、半田ボールを用いたものでも良い。
かかる構成によれば、発光素子の発光層5近傍で発生した熱をp型電極11のほぼ全面から直接、導電性材料17等を介して、支持体23の正電極19側に伝達することにより、絶縁膜15を介して放熱させる従来の半導体発光装置に比較して発光素子の放熱効果を高めることができる。
発光層5で発熱が起こるため、正電極19は、負電極21に比べ、発熱が大きい。これに対し、支持体23において、発熱が大きい正電極19側に極力、絶縁膜25を設けないことにより、正電極19に伝達された熱が支持体23全面に急速に伝達され、発光素子の放熱効果をさらに向上できる。
また、正電極19と支持体23との間に絶縁膜25がある場合でも、熱が正電極19からの引出し配線を通って、支持体23全面に伝わるため、従来の半導体発光装置と比較して、放熱性は優れている。
なお、絶縁膜25を負電極21と支持体23との間にのみ形成し、正電極19と支持体23との間には形成しない構成が放熱効率の面でより好ましい。
図4は、図1に記載した本発明を実施するための最良の形態に係る発光素子と支持体23を接着する際の天面図である。
図4において、支持体23上の領域Aおよび領域Bの位置に導電性材料17であるSn−Ag組成の半田を厚さ10μmから50μm程度の範囲でスタンピングにより形成した。
スタンピング以外の導電性材料17の形成方法として、固形半田の薄片を載せる方法、ペースト状半田をスクリーン印刷により形成する方法、固形半田を蒸着して薄膜とする方法(以下、「蒸着方法」と略称する。)を用いることができる。
なお、導電性材料17は、発光素子の電極上または支持体23の電極上のいずれに形成してもよいが、p型電極11及びn型電極9の領域内に入る大きさで形成される。
特に、蒸着方法は、他の方法に比べ、支持体23への放熱効果をより高めることができる。これは、蒸着方法が導電性材料17P及び17Nの短絡を心配することなく、塗布面積を大きく取ることができるからである。蒸着方法は、電極に対するパターニング精度及び厚み精度が高いため、接着に必要な厚みの半田を大面積で塗布することができる。
しかしながら、蒸着方法では、接着に必要な厚みの半田しか形成しないため、従来の半導体発光装置のように、導電性材料17で発光素子の段差を吸収することはできない。
本発明では、上記の課題についても、支持体23の段差を発光素子の段差とほぼ同一になるように絶縁膜25の厚さを調整することにより解決できる。
図5は、図1に記載した本発明を実施するための最良の形態に係る発光素子と支持体23を接着した後の天面図である。
図5において、図4と同じ構成要素については同じ符号を用いる。
上述の方法で半田を形成した支持体23の上に発光素子を、発光素子の割れや欠けが発生しない程度の圧力で押圧しながら搭載した。そして、加熱して半田を溶融させることにより、領域C及び領域Dに示すように半田で接着された半導体発光装置を作製した。この時、領域Cはp型電極11の約80%であった。
接着時の加圧力及び加熱温度は、使用する導電性材料及び発光素子の接着面積等の諸条件に影響され、適宜設計事項である。
以上のようにして半導体発光装置を計5個作製し、熱抵抗を測定した結果、135〜190℃/Wであった。また、図3に記載した従来の発光素子のように、pパッド電極13及びn型電極9を除いた領域に絶縁膜15を形成した場合の半導体発光装置を計5個作製した。この時の半導体発光装置の熱抵抗は300〜350℃/Wであった。
このように、発光素子のp型電極11の80%を、絶縁膜15を介すことなく、半田によって直接に支持体23の正電極19に接着した半導体発光装置によって、発光素子の放熱特性を従来よりも高めることができた。
図6は、p型電極面積に対するp型電極接着面積の比と熱抵抗の関係を示す。接着方法には、塗布面積を大きく取ることができるため、半田を蒸着する方法を用い、接着面積は、それぞれp型電極面積の60%、70%、80%、90%とした。
この場合、それぞれ5個ずつ作製した半導体発光装置の熱抵抗は、前記接着部分の面積の小さい半導体発光装置から順に、270〜320℃/W、225〜260℃/W、135〜190℃/W、90〜130℃/Wであった。
以上のように、発光素子と支持体23を接着する際には、p型電極11の正電極19に接着されている面積が、p型電極11の表面積の80%以上であることが望ましい。比率が80%以上であれば、従来の半導体発光装置より放熱効果を大幅に改善することができる。
導電性材料17に半田を用いることは、濡れ性が良いため、支持体23の電極に対し、発光素子のp型電極11及びn型電極9のほぼ全面を均一に接着することができる。
半田は、Pb−Sn、In−Sn、Sn−Pd、Sn−Zn、Sn−Cu、Pb−Ag−Sn、In−Ag−Pb、Ag−Pd、Au−Ge、Au−Si、Au−Sn等を用いることができ、少なくともAu、Ag、Si、Sn、Pb、Inのいずれかの材料を含むことが望ましい。
次に、支持体23はSi、SiC、Al23、Cu、CuW、BN、PBN、AlN、ダイヤモンド等の絶縁材料、あるいは導電性材料を用いることができる。
放熱効率から見ると、導電性材料がより好ましい。
この中でも特に、ダイヤモンドは熱伝導性に優れており、支持体23の材料としては効果が大きい。
さらに、発光素子と支持体23の接着部の熱抵抗を190℃/W以下とする上記の半導体発光装置は、従来の半導体発光装置に比較して、発光素子からの放熱効果を高めることができる。
また、n層3の面積に対するp層7の面積及びp型電極11の面積をできるだけ大きくすると、さらに放熱効果が高まる。発光層5で発生した熱の支持体23への伝達は主にp型電極11を通して行われているからである。
さらに、p層7の面積を大きくする、つまりp層7の下の発光層5の面積を大きくすると、発光面積が増え、発光効率が高まる。また、同じ電圧がかかった場合の、発光面積の大きい発光素子の電流密度と発光面積の小さい発光素子の電流密度とを比較すると、発光面積の大きい発光素子の方が電流密度が低い。発光面積が大きいほど、電流が分散するからである。つまり、発光面積を増やすと、電流密度を低く抑えることができる。また、そうすることにより、発光素子の劣化を抑制することができ、発光素子の寿命を向上させることができる。
以下、他の実施例について説明する。
(実施例1)
図7は、本発明の実施例1に係る半導体発光装置の断面図である。
図7において、絶縁膜25は正電極19と接している。つまり、図1との相違点は、正電極19と負電極21との間に絶縁膜25が配置されている点である。他の構成は図1と同じ構成である。このような構成とすることにより、正電極19と負電極21との電気的短絡をより確実に防止することができる。
このような構成において、支持体23と正電極19との間に絶縁膜25が設けられていないので、発光素子から正電極19に伝達された熱が支持体23全面に急速に伝達され、放熱効果をより高めることができる。
(実施例2)
図8は、n型電極9が発光素子の4隅の角に配置された半導体発光装置の天面図である。
図8のようにn型電極9が発光素子の4隅の角に配置された半導体発光装置は、n型電極9が発光素子の1隅の角に配置されている半導体発光装置と比較して、p型電極11内のn型電極9から一番遠い部分とn型電極9との距離が短いので、発光素子の電気抵抗が低い。つまり、n型電極9が発光素子の4隅の角に配置されている構成とすることにより、発光素子内での電流の流れる距離を短くすることができ、電気抵抗を低くすることができる。そのため、発光による発熱を低く抑えることができる。なお、発光素子内での電流の流れる距離が短くなりさえすればよいので、例えば、n型電極9が発光素子の角でなく、発光素子の主発光面の裏側の面の略中央部に配置された構成の半導体発光装置であってもかまわない。
このような半導体発光装置において、発光素子のp型電極11のほぼ全面を、導電性材料17によって支持体23の正電極19に接着することにより、発光層5近傍で発生した熱がp型電極11のほぼ全面から直接に導電性材料17を介して、支持体23の正電極19に伝達される。さらに、支持体23と正電極19との間に絶縁膜25を設けないことにより、発光素子から正電極19に伝達された熱が支持体23全面に急速に伝達されるので、放熱効果をより高めることができる。
特に、通常の略300μm□よりも大きいサイズの発光素子は、発光素子内での電流の流れる距離が長いので、通常サイズの発光素子と比べて電気抵抗が高い。そこで、本実施例のようにn型電極9が発光素子の4隅の角に配置された構成にすることにより、電気抵抗を低くすることができ、発光による発熱を小さく抑えることができる。
また、基板1がサファイアからなるものである場合、サファイアは絶縁性なので、基板1に電流が流れない。つまり、発光素子内での電流の流れる部分の断面積が小さいので、半導体発光装置の電気抵抗が高い。そこで、発光素子内での電流の流れる距離が短い本実施例のような構成であると、電気抵抗を低く抑えることができ、発光による発熱を小さく抑えることができる。
本発明にかかる半導体発光装置は、例えば、照明機器、表示機器、医療機器、通信機器、撮影機器、携帯電話、殺菌装置等の用途にも適用できる。例えば、室内照明、車載ランプや車のヘッドライト、携帯電話やPDAやカメラやテレビ等の液晶ディスプレイのバックライト、携帯キーパッド、ストロボ、信号機、空気清浄機内の殺菌ランプ、医療機器用の殺菌ランプ、光触媒用のランプ、赤外線カメラ、光通信機器などが挙げられる。
本発明を実施するための最良の形態に係る半導体発光装置の断面図 本発明を実施するための最良の形態に係る支持体上の絶縁膜及び電極を形成する工程図 従来技術における半導体発光装置の断面図 本発明を実施するための最良の形態に係る接着前の半導体発光装置の天面図 本発明を実施するための最良の形態に係る接着後の半導体発光装置の天面図 本発明を実施するための最良の形態に係るp型電極面積に対するp型電極接着面積の比(百分率)と熱抵抗の関係を示すグラフ 本発明の実施例1に係る半導体発光装置の断面図 n型電極9が発光素子の4隅の角に配置された半導体発光装置の天面図
符号の説明
1 基板
3 n層
5 発光層
7 p層
9 n型電極
11 p型電極
13 pパッド電極
15 絶縁膜
17、17P、17N 導電性材料
19 正電極
21 負電極
23 支持体
25 絶縁膜
29、31 レジスト

Claims (13)

  1. 基板上に形成された化合物半導体層の同一面側にn型電極とp型電極が設けられた発光素子と、
    前記p型電極に接続された正電極と前記n型電極に接続された負電極と絶縁膜を有する支持体とを備え、
    前記正電極と前記負電極は支持体の同一面側に形成され、前記絶縁膜は前記負電極と前記支持体の間に形成される半導体発光装置。
  2. 前記絶縁膜は前記負電極と前記支持体の間にのみ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置。
  3. 前記発光素子は基板上にn層と発光層とp層とが順次積層され、前記p層の上に形成されたp型電極と、少なくとも前記p層と前記発光層の一部を除去して前記n層を露出させた領域に形成されたn型電極とを有することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の半導体発光装置。
  4. 前記絶縁膜は前記支持体表面からの前記正電極の高さと前記支持体表面からの前記負電極の高さとの段差が前記基板表面からの前記p型電極の高さと前記基板表面からの前記n型電極の高さとの段差とほぼ同一となるように形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体発光装置。
  5. 前記発光素子側と前記支持体側のいずれか一方の上に蒸着された導電性の薄膜により前記p型電極を前記正電極に、前記n型電極を前記負電極にそれぞれ接続させることを特徴とする請求項4に記載の半導体発光装置。
  6. 半田により前記p型電極を前記正電極に、前記n型電極を前記負電極にそれぞれ接続させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体発光装置。
  7. 前記半田がAu、Ag、Si、Sn、Pb、Inのいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体発光装置。
  8. 前記p型電極の前記正電極と接している面積が、前記p型電極の表面積の80%以上であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体発光装置。
  9. 前記支持体がSi、SiC、Al23、Cu、CuW、BN、PBN、AlN、ダイヤモンドのいずれかであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の半導体発光装置。
  10. 前記半導体発光装置の熱抵抗が190℃/W以下であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体発光装置。
  11. 基板上に形成された化合物半導体層の同一面側にn型電極とp型電極が設けられた発光素子と、
    正電極と負電極を有する支持体とを備えた半導体発光装置の製造方法において、
    前記支持体上に絶縁膜を積層し、パターニングしてエッチング用マスクを形成する工程と、
    エッチングにより前記負電極を形成する領域以外の前記絶縁膜を除去する工程と、
    前記支持体上に前記正電極を、前記絶縁膜上に前記負電極を同時に蒸着形成する工程と、
    前記p型電極を前記正電極に、前記n型電極を前記負電極にそれぞれ接続させる工程とを有する半導体発光装置の製造方法。
  12. 前記発光素子は基板上にn層と発光層とp層とが順次積層され、前記p層の上に形成されたp型電極と、少なくとも前記p層と前記発光層の一部を除去して前記n層を露出させた領域に形成されたn型電極とを有することを特徴とする請求項11に記載の半導体発光装置の製造方法。
  13. 前記半導体発光装置の製造方法は前記正電極と前記負電極の上にそれぞれ導電性材料を載せる工程をさらに有し、
    前記p型電極を前記正電極に、前記n型電極を前記負電極にそれぞれ接続させる工程は前記発光素子と前記支持体で前記導電性材料を挟み、加熱加圧することによりなされることを特徴とする請求項11または12のいずれかに記載の半導体発光装置の製造方法。
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