JP2005050956A - 積層型コモンモードチョークコイル及びその製造方法 - Google Patents

積層型コモンモードチョークコイル及びその製造方法 Download PDF

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Kensho Nagatomo
憲昭 長友
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Abstract

【課題】低背でかつコモンモードにおいてインピーダンスが高く、ノイズ除去特性を向上させることができる積層型コモンモードチョークコイル及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】複数の非磁性絶縁材料を積層し同方向の渦巻状とした第1から第3の内部導体を形成する非磁性絶縁材料層20と、非磁性積層体層20の上下両面に配置された磁性材料層17、18とを具備してなる積層体に、第1から第3の内部導体31〜33に接続された外部電極が設けられ、非磁性絶縁材料層20は、外側から順に前記第1から第3の上部導体31a〜33aを配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた第2非磁性絶縁材料22と、外側から順に第1から第3の下部導体31b〜33bを配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた第3非磁性絶縁材料23とを具備して積層されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に侵入するコモンモードノイズを除去する積層型コモンモードチョークコイル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータやその周辺機器で採用されているUSB(Universal Serial Bus)、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)及びLDVS(Low Voltage Differential Signaling)といった高速の差動伝送方式のラインに流れるコモンモードノイズを除去するために、コモンモードチョークコイルが使用されている。
【0003】
このコモンモードチョークコイルは、2つ以上のコイルを磁気的に組み合わせたコイルのことであり、電流の伝導方向におけるノーマルモードの成分には影響を与えないようにしてコモンモードの成分のみを除去するように構成したものである。
【0004】
近年、携帯電話機などの音声回路を有する機器の普及により、このようなコモンモードチョークコイルにおいてもコモンモードノイズだけではなくコイルを3つ組み合わせることによって、スピーカなどの音声信号ラインにおいてノーマルモード(ディファレンシャルモード)ノイズも除去することが要求されている。上記コモンモードチョークコイルに適応した例としては、複数の磁性体シートに設けられた導体がスルーホールを介して接続されることにより1ターン以上のソレノイド巻きのコイルパターンが形成された積層体を構成し、この積層体を磁性体シートの積み重ね方向に3つ重ねて配置したものが知られている。なお、各コイルは、隣接するコイルの巻き方向が相互に逆方向となるように積層されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−273953号公報 (第2−3頁、第1図)
【0006】
このコモンモードチョークコイルによれば、隣接するコイルの巻き方向を相互に逆方向とすることで、隣り合う2つのコイルの入力側又は出力側の導体が近接するように配されるため、近接する導体間の電位差を小さくすることができる。このため、隣接する2つのコイル間の浮遊容量を低減することができ、高周波特性の向上が図られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術のコモンモードチョークコイルでは、そのコイル配置が複数のコイルを積層した多層構造であるため、コイルが形成されている部分に応力が集中し、内部にクラックが発生し易いという問題があった。また、隣接する各コイルの巻き方向を逆方向とすることで浮遊容量を低減しているため、互いに磁束を弱めあい、コモンモードインピーダンスが低下するという問題があった。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、低背でかつコモンモードにおいてインピーダンスが高く、ノイズ除去特性を向上させることができる積層型コモンモードチョークコイル及びその製造方法の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明に係る積層型コモンモードチョークコイルは、複数の非磁性絶縁材料を積層し3ラインのバイファイラスパイラル巻きとした第1から第3の内部導体を形成する非磁性絶縁材料層と、該非磁性積層体層の上下両面に配置された磁性材料層とを具備してなる積層体に、前記第1から第3の内部導体に接続された外部電極が設けられ、前記非磁性絶縁材料層は、外側から順に第1から第3の上部導体を配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた非磁性絶縁材料Aと、外側から順に第1から第3の下部導体を配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた非磁性絶縁材料Bとを具備し、前記非磁性絶縁材料Aと前記非磁性絶縁材料Bとが隣接して積層されていることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、第1から第3の内部導体がいずれも同一の非磁性絶縁性材料内に3ラインのバイファイラスパイラル巻きとして形成されているので、より低背とすることができ、第1から第3の内部導体に係る応力を緩和しコモンモードチョークコイル内のクラックの発生を抑制する。また、互いの磁束が影響を及ぼし合う内部導体、すなわち磁気結合に寄与する内部導体の長さ(線長)を長く設定することができるので、コモンモードインピーダンスを高くし、コモンモードノイズの除去性能を向上させることができる。
【0011】
また、本発明に係る積層型コモンモードチョークコイルは、前記第1から第3の内部導体の有効長さが同じとされていることが好ましい。
この発明によれば、長さの等しい第1から第3の内部導体は互いの磁束を打ち消しあうことができるため、ノーマルモードにおけるインピーダンスを低減させることができる。
【0012】
また、本発明に係る積層型コモンモードチョークコイルは、前記非磁性絶縁材料層は、外側から順に第1から第3の内部導体を配置して互いに短絡しないようにそれぞれ1ターン以上設けた1又は複数の非磁性絶縁材料と、前記第1の内部導体に接続される第1の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Cと、前記第2の内部導体に接続される第2の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Dと、前記第3の内部導体に接続される第3の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Eとを具備して積層され、前記第1の内部導体及び前記第1の非磁気結合導体の長さの和と、前記第2の内部導体及び前記第2の非磁気結合導体の長さの和と、前記第3の内部導体及び前記第3の非磁気結合導体の長さの和とが同じとされていることが好ましい。
この発明によれば、第1から第3の内部導体の有効長さがなどしくされていると共に、第1から第3の非磁気結合導体を異なる非磁性絶縁材料上に形成することで各内部導体に磁気結合に寄与しない部分が設けられるので、各内部導体のインピーダンスを同一にし、かつノーマルモードノイズの除去性能を向上させることができる。
【0013】
また、本発明に係る積層型コモンモードチョークコイルの製造方法は、複数の非磁性絶縁材料を積層し3ラインのバイファイラスパイラル巻きとした第1から第3の内部導体を形成する非磁性絶縁材料層と、該非磁性積層体層の上下両面に配置された磁性材料層とを具備してなる積層体に、前記第1から第3の内部導体に接続された外部電極が設けられ、前記非磁性絶縁材料層は、外側から順に第1から第3の上部導体を配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた非磁性絶縁材料Aと、外側から順に第1から第3の下部導体を配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた非磁性絶縁材料Bとを具備し、前記非磁性絶縁材料Aと前記非磁性絶縁材料Bとが隣接して積層されることを特徴とする。
この発明によれば、第1から第3の内部導体がいずれも同一の非磁性絶縁性材料内に渦巻き状に形成されているので、低背でかつコモンモードインピーダンスが大きい積層型コモンモードチョークコイルを容易に製造することができる。
【0014】
また、本発明に係る積層型コモンモードチョークコイルの製造方法は、前記第1から第3の内部導体の有効長さが同じとされていることが好ましい。
この発明によれば、第1から第3の内部導体の有効長さをなどしくするので、ノーマルモードインピーダンスが小さい積層型コモンモードチョークコイルを容易に製造することができる。
【0015】
また、本発明に係る積層型コモンモードチョークコイルの製造方法は、前記非磁性絶縁材料層は、外側から順に第1から第3の内部導体を配置して互いに短絡しないようにそれぞれ1ターン以上設けた1又は複数の非磁性絶縁材料と、前記第1の内部導体に接続される第1の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Cと、前記第2の内部導体に接続される第2の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Dと、前記第3の内部導体に接続される第3の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Eとを具備して積層され、前記第1の内部導体及び前記第1の非磁気結合導体の長さの和と、前記第2の内部導体及び前記第2の非磁気結合導体の長さの和と、前記第3の内部導体及び前記第3の非磁気結合導体の長さの和とが同じとされていることが好ましい。
この発明によれば、第1から第3の内部導体の有効長さがなどしくされていると共に、第1から第3の非磁気結合導体を異なる非磁性絶縁材料上に形成することで各内部導体に磁気結合に寄与しない部分が設けられるので、各内部導体のインピーダンスを同一にし、かつノーマルモードノイズの除去性能を向上させた積層型コモンモードチョークコイルを容易に製造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるコモンモードチョークコイル及びその製造方法の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図1は本実施形態におけるコモンモードチョークコイルの分解斜視図、図2は図1の完成状態を示すコモンモードチョークコイルの外観斜視図、図3は本実施形態によるコモンモードチョークコイルの磁気結合の様子を示す分解斜視図である。
【0017】
図1及び図2において、コモンモードチョークコイル10は、シート状とした複数枚の非磁性絶縁材料及び磁性材料を積層して一体化した構成とされる。また、略直方体形状の積層体としたコモンモードチョークコイル10の対向する2側面には、後述する3組の内部導体と引出電極を介して接続されている6つの外部電極11〜16が分配して設けられている。
図1に示す構成例では、積層体としたコモンモードチョークコイル10の上下両端面側に、それぞれが1又は複数層よりなる磁性材料層17、18を配置してある。そして、これら上下の磁性材料層17、18の間には、少なくとも2層よりなる非磁性絶縁材料層20を配置してある。
【0018】
磁性材料層17、18は、それぞれが磁性材料17a、17b、17c及び磁性材料18a、18b、18cを3層に積層した構成とされる。ここで、磁性材料層17、18としては高透過率のものが好ましく、使用可能なシート状の磁性材料には、例えばNi−Znフェライト、Ni−Zn−Cuフェライトなどがある。
なお、磁性材料層17、18については、上述した3層に限定されることはなく、磁性材料の種類や厚みに応じて適宜変更することができる。
【0019】
非磁性絶縁材料層20は、上面側から第1非磁性絶縁材料21、第2非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料A)22、第3非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料B)23及び第4非磁性絶縁材料24の順に、シート状の非磁性絶縁材料を4層に積層した構成とされる。ここで、非磁性絶縁材料層20として使用可能なシート状の非磁性絶縁材料には、例えばアルミナなどのセラミックス材料、シリカなどのガラス材料やポリイミド樹脂などの樹脂材料などがある。
なお、第1非磁性絶縁材料21及び第4非磁性材料24については、諸条件に応じてなくしたり、あるいはそれぞれを2層以上としてもよい。
【0020】
さて、上述した4層の非磁性絶縁材料のうち、中間部の第2非磁性絶縁材料22及び第3非磁性絶縁材料23には、それぞれの上面に渦巻状(スパイラル状)とした第1の上部導体31a、第2の上部導体32a、第3の上部導体33a及び第1の下部導体31b、第2の下部導体32b、第3の下部導体33bが設けられている。なお、これらの各導体31a、31b、32a、32b、33a、33bは、例えば銀などの導電体を印刷やメッキなど周知の手法により形成したものである。
【0021】
このうち、第1から第3の上部導体は、第2非磁性絶縁材料22の上面に形成され、それぞれが1ターン以上の渦巻状となっている。そして、外側から順に、第1の上部導体31a、第2の上部導体32a、第3の上部導体33aが略平行に配置され、互いに短絡しないように設けられている。すなわち、第1から第3の上部導体を1つの組とした場合、この1組が渦巻状になっており、その渦巻方向は、上面視において第1から第3の上部導体が共に同じ方向となっている。
【0022】
第1の上部導体31aの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には、外部電極11に接続される引出電極35が形成されている。また、第1の上部導体31aの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部には、第2非磁性絶縁材料22を貫通する第1スルーホール22aが設けられている。この結果、第1の上部導体31aの他端側は、第1スルーホール22aを介して、後述する第3非磁性絶縁材料23側に形成されている第1の下部導体31bと電気的に接続されて第1の内部導体31が構成されている。
【0023】
同様に、第2の上部導体32aの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には、外部電極13に接続される引出電極36が形成されている。また、第2の下部導体32aの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部には、第2非磁性絶縁材料22を貫通する第2スルーホール22bが設けられている。この結果、第2の上部導体32aの他端側は、第2スルーホール22bを介して、後述する第3非磁性絶縁材料23側に形成されている第2の下部導体32bと電気的に接続されて第2の内部導体32が構成されている。
【0024】
同様に、第3の上部導体33aの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には、外部電極15に接続される引出電極37が形成されている。また、第3の上部導体33aの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部には、第2非磁性絶縁材料22を貫通する第3スルーホール22cが設けられている。この結果、第3の上部導体33aの他端側は、第3スルーホール22cを介して、後述する第3非磁性絶縁材料23側に形成されている第3の下部導体33bと電気的に接続されて第3の内部導体33が構成されている。
【0025】
また、第1から第3の下部導体は、第3非磁性絶縁材料23の上面に形成され、それぞれが1ターン以上の渦巻状となっている。この場合においても、上述した第2非磁性絶縁材料22の上部導体配置と同様に、外側から順に、第1の下部導体31b、第2の下部導体32b、第3の下部導体33bが略平行に配置され、互いに短絡しないように設けられている。すなわち、第1から第3の下部導体を1つの組とした場合、この1組が渦巻状になっており、その渦巻方向は、上面視において第1から第3の下部導体が共に同じ方向となっており、しかも、上述した第1から第3の上部導体とも同方向となっている。
【0026】
第1の下部導体31bの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には、外部電極12に接続される引出電極38が形成されている。また、第1の下部導体31bの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部が、第1スルーホール22aを介して上述した第2非磁性絶縁材料22に形成されている第1の上部導体31aと電気的に接続されている。
同様に、第2の下部導体32bの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には外部電極14に接続される引出電極39が形成されている。また、第2の下部導体32bの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部は、第2スルーホール22bを介して上述した第2非磁性絶縁材料22側に形成されている第2の上部導体32aと電気的に接続されている。
同様に、第3の下部導体33bの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には外部電極16に接続される引出電極40が形成されている。また、第2の下部導体33bの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部は、第3スルーホール22cを介して上述した第2非磁性絶縁材料22側に形成されている第3の上部導体33aと電気的に接続されている。
【0027】
以上のように構成された本発明のコモンモードチョークコイル10について、以下にその製造方法を説明する。
最初に、所定の形状(例えば矩形状)としたシート状の第1非磁性絶縁材料21、第2非磁性絶縁材料22、第3非磁性絶縁材料23及び第4非磁性絶縁材料24を作製する。
次に、中間位置となる第2非磁性絶縁材料22の所定位置に、レーザ、パンチングなど周知の手法を用いて穴あけ加工を施し、スルーホール22a、22b、22cを設ける。
【0028】
次に、第2非磁性絶縁材料22及び第3非磁性絶縁材料23の上面に、それぞれ1ターン以上の第1から第3の上部導体及び第1から第3の下部導体を、印刷やメッキなど周知の手法を用いて互いに短絡しないように形成する。
【0029】
この時、第1の上部導体31aの一端には引出電極35が、第2の上部導体32aの一端には引出電極36が、第3の上部導体33aの一端には引出電極37が、第1の下部導体31bの一端には引出電極38が、第2の下部導体32bの一端には引出電極39が、そして第3の下部導体33bの一端には引出電極40が、それぞれ一体に連続して形成されている。また、スルーホール22a、22b、22cには、スルーホールを設けた非磁性絶縁材料に形成される導体と一体的に連続するよう銀などの導電材料が充填される。なお、スルーホールを介して接続される非磁性絶縁材料側の導体とは、導体側に凸状の電極部(図示略)を設けるなどしてスルーホールの導電体に接触させ、電気的に接続されるようになっている。
【0030】
次に、第1から第4非磁性絶縁材料を積層し、非磁性絶縁材料層20を形成する。これにより、第1の上部導体31a及び第1の下部導体31bがスルーホール22aを介して電気的に接続され、また、第2の上部導体32a及び第2の下部導体32bがスルーホール22bを介して電気的に接続され、また、第3の上部導体33a及び第2の下部導体33bがスルーホール22cを介して電気的に接続される。
なお、磁性材料層17、18は、非磁性材料層20を挟み込むようにして上下に積層されることにより、積層体が完成する。
【0031】
また、上述したコモンモードチョークコイル10は、各非磁性絶縁材料に対し所定のピッチで複数組の内部導体を形成して積層してもよく、この場合、ダイシングなどで切断することにより、上述した積層体を同時に多数製造することができる。
最後に、積層体の対向する両側面に露出した引出電極35〜40と接続させて、銀などの導電体からなる外部電極11〜16をそれぞれ形成し、上述した構成のコモンモードチョークコイルを製造する。このような製造方法により、第1の内部導体31、第2の内部導体32及び第3の内部導体33の有効長さを等しくした構成のコモンモードチョークコイル10を容易に製造することができる。
なお、外部電極11〜16は、必要に応じて銀などの導電体の上面にメッキ処理を施してもよい。
【0032】
このように構成されたコモンモードチョークコイル10は、第1から第3の内部導体がいずれも同一の非磁性絶縁性材料内に3ラインのバイファイラスパイラル巻きとして形成されているので、より低背とすることができ、第1から第3の内部導体に係る応力を緩和しコモンモードチョークコイル内のクラックの発生を抑制する。また、磁気結合に寄与する内部導体の長さを長く設定することができるので、コモンモードインピーダンスを高くし、コモンモードノイズの除去性能を向上させることができる。
【0033】
図3は、上述したコモンモードチョークコイル10において、コモンモード時における磁気結合の様子を示す図である。
この場合、第1から第3の上部導体が影響し合って矢印Z1、Z2のように磁気結合し、同時に、第1から第3の下部導体が影響し合って矢印Z3、Z4のように磁気結合する。この結果、矢印Z5、Z6で示すように、コモンモードチョークコイル10全体に大きな磁気結合が生じる。すなわち、磁気結合に寄与する内部導体の長さを十分に確保することでコモンモードにおけるインピーダンスを高くしてノイズ除去性能が向上した積層型のコモンモードチョークコイル10となる。
【0034】
次に、第2の実施形態について図4及び図5を参照しながら説明する。
なお、ここで説明する実施形態はその基本的構成が上述した第1の実施形態と同様であり、上述の第1の実施形態に別の要素を付加したものである。したがって、図4においては、図1と同一構成要素に同一符号を付し、この説明を省略する。
【0035】
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、第1の実施形態では第1から第3の内部導体の有効長さが異なる構成であるのに対して、第2の実施形態におけるコモンモードチョークコイル50は、第1から第3の内部導体の有効長さが同じとされている点である。
第2非磁性絶縁材料22側及び第3非磁絶縁材料23側で共に内側に配置され、第3スルーホール22cを介して電気的に接続されている第3の内部導体33は、その全長が外側に配置されている第1の内部導体31及び第2の内部導体32より短くなる。そこで、内部導体の有効長さをできるだけ大きく確保するため、最も短い第3の内部導体33側を全て使用すると共に、第3の内部導体33の長さに合わせて第1の内部導体31及び第2の内部導体32の内側にダミー部が設けられている。
【0036】
これを具体的に説明すると、第1の上部導体31aの外側端部から内側端部方向へ、第3の上部導体33aと同じ有効長さを確保した位置に第1スルーホール51aを設け、第1スルーホール51aより内側となる一部の第1の上部導体31aについては、コイルとして機能しないダミー部とされる。また、第1スルーホール51aを介して電気的に接続される第1の下部導体31b側でも、第1スルーホール51aより外側の部分は第3の下部導体33bと有効長さが等しいしいコイルとして機能し、第1スルーホール51aより内側の部分はダミー部とされる。
同様に、第2の上部導体32aの外側端部から内側端部方向へ、第3の上部導体33aと同じ有効長さを確保した位置に第2スルーホール51bを設け、第2スルーホール51bを介して電気的に接続される第2の下部導体32b側でも、第2スルーホール51bより外側の部分は第3の下部導体33bと有効長さが等しいコイルとして機能する。
なお、第1の上部導体31a、第1の下部導体31b、第2の上部導体32a及び第2の下部導体32bのダミー部については、最初から導体部を形成しないことも可能である。
【0037】
したがって、第1の上部導体31aの外側端部から第1スルーホール51aを経て第1の下部導体31bの外側端部までが通電可能に連続して第1のコイルを形成する実質的な第1の内部導体31となり、第2の上部導体32aの外側端部から第2スルーホール51bを経て第2の下部導体32bの外側端部までが通電可能に連続して第2のコイルを形成する第2の内部導体32となり、第3の上部導体33aの外側端部から第3スルーホール22cを経て第3の下部導体33bの外側端部までが通電可能に連続して第3のコイルを形成する実質的な第3の内部導体31となり、3つのコイルを形成する第1の内部導体31、第2の内部導体32及び第3の内部導体33のコイル有効長さ(渦巻き長さ)はなどしくなる。
【0038】
以上のように構成された本発明のコモンモードチョークコイル50について、以下にその製造方法を説明する。
先ず、所定の形状(例えば矩形状)としたシート状の第1から第4非磁性絶縁材料を作製し、中間位置となる第2非磁性絶縁材料22の所定位置に、レーザ、パンチングなど周知の手法を用いて穴あけ加工を施すことによってスルーホール51a、51b、22cを設ける。
その後、第1の実施形態と同様の方法でコモンモードチョークコイル50を製造する。
【0039】
図5は、上述したコモンモードチョークコイル50において、コモンモード時における磁気結合の様子を示す図である。
この場合、上述と同様に、矢印Z7〜Z10のように磁気結合し、コモンモードチョークコイル50全体に矢印Z11、Z12で示すような大きな磁気結合が生じる。ここで、第1から第3の内部導体の有効長さが等しいため、この二つの磁束が打ち消しあい、ノーマルモードのインピーダンスをより低減することができる。すなわち、ノーマルモードにおけるインピーダンスを低減した積層型のコモンモードチョークコイル50となる。
【0040】
次に、第3の実施形態について図6及び図7を参照しながら説明する。
なお、ここで説明する実施形態はその基本的構成が上述した第1の実施形態と同様であり、上述の第1の実施形態に別の要素を付加したものである。したがって、図4においては、図1と同一構成要素に同一符号を付し、この説明を省略する。
【0041】
第3の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、第1の実施形態では第1から第3の上部導体が、第2非磁性絶縁材料上に形成された構成であるのに対して、第3の実施形態におけるコモンモードチョークコイル60は、第1から第3の内部導体61〜63が、第1の実施形態の第1から第3の下部導体31b〜33bと、それぞれ異なる非磁性絶縁材料上に形成された第1から第3の非磁気結合導体61a〜63aとにより形成される。第1から第3の下部導体31b〜33bは、それぞれ第1から第3の非磁気結合導体61a〜63aに接続され、第1の内部導体61及び第1の非磁気結合導体61aの和と、第2の内部導体62及び第2の非磁気結合導体62aの和と、第3の内部導体63及び第3の非磁気結合導体63aの和とのが同じに設定されている点である。
【0042】
すなわち、第1非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料C)21の上面に、第1の非磁気結合導体61aが設けられ、第2非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料D)22の上面に、第2の非磁気結合導体62aが設けられ、第4非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料E)24の上面に、第3の非磁気結合導体63a設けられている。
この第1から第3の非磁気結合導体61a〜63aは、内部側の一端がそれぞれスルーホール64a〜64cを介して第1から第3の内部導体に接続され、他端がそれぞれ引出電極65〜67に接続されている。
ここで、各非磁気結合導体は、巻き方向が同じにされると共に上面視で重なることがないように設けられている。
【0043】
以上のように構成された本発明のコモンモードチョークコイル60について、以下にその製造方法を説明する。
先ず、所定の形状(例えば矩形状)としたシート状の第1から第4非磁性絶縁材料を作製し、第1から第3非磁性絶縁材料の所定位置に、レーザ、パンチングなど周知の手法を用いて穴あけ加工を施すことによってスルーホール64a〜64cを設ける。
その後、第1の実施形態と同様の方法でコモンモードチョークコイル60を製造する。
【0044】
図7は、上述したコモンモードチョークコイル60において、コモンモード時において、ノーマルモード時における磁気結合の様子を示す図である。
この場合、上述と同様に、矢印Z13、Z14のように磁気結合し、コモンモードチョークコイル60全体に矢印Z15、Z16で示すような大きな磁気結合が生じる。ここで、第1から第3の非磁気結合導体61a〜61cでそれぞれ矢印Z17〜Z19のように磁気結合に寄与しない磁界も発生するため、ノーマルモードにおけるインピーダンスを向上させることができる。すなわち、ノーマルモードノイズを低減できる積層型のコモンモードチョークコイル60となる。また、長さが同じとされているので、インピーダンスを同一にすることができる。
【0045】
なお、上述した第3の実施形態において第1から第3の内部導体61〜63は1つの非磁性絶縁材料上にのみ形成されていたが、多層構造としてもよい。このようにすることによって、磁気結合に寄与する内部導体を長くし、コモンモードにおけるインピーダンスを高くしてノイズ除去性能の向上が図れる。
また、第3の実施形態において第2の実施形態と同様に第1及び第2の内部導体61、62にダミー部を設け、第1から第3の内部導体61〜63の有効長さを同じとしてもよい。このようにすることによって、ノーマルモードインピーダンスを低減することができる。
【0046】
なお、本発明の構成は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
例えば、上述したコモンモードチョークコイルは、上述した構成のものを複数組並べて、アレイ化することも可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明の積層型コモンモードチョークコイルは、第1から第3の内部導体がいずれも同一の非磁性絶縁性材料内に3ラインのバイファイラスパイラル巻きとして形成されているので、より低背とすることができ、第1から第3の内部導体に係る応力を緩和しコモンモードチョークコイル内のクラックの発生を抑制すると共に、互いの磁束が影響を及ぼし合う内部導体、すなわち磁気結合に寄与する内部導体の長さ(線長)を長く設定することができるので、コモンモードインピーダンスを高くし、コモンモードノイズの除去性能を向上させることができる。
【0048】
また、本発明による積層型コモンモードチョークコイルの製造方法によれば、第1から第3の内部導体がいずれも同一の非磁性絶縁性材料内に渦巻き状に形成されているので、低背でかつコモンモードインピーダンスが大きい積層型コモンモードチョークコイルの製造を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態における積層型コモンモードチョークコイルを示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る第1の実施形態における積層型コモンモードチョークコイルを示す外観斜視図である。
【図3】本発明に係る第1の実施形態における積層型コモンモードチョークコイルの磁気結合の様子を示す分解斜視図である。
【図4】本発明に係る第2の実施形態における積層型コモンモードチョークコイルを示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係る第2の実施形態における積層型コモンモードチョークコイルの磁気結合の様子を示す分解斜視図である。
【図6】本発明に係る第3の実施形態における積層型コモンモードチョークコイルを示す分解斜視図である。
【図7】本発明に係る第3の実施形態における積層型コモンモードチョークコイルの磁気結合の様子を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10、50、60 積層型コモンモードチョークコイル
11、12、13、14、15、16 外部電極
17、18 磁性材料層
17a、17b、17c、18a、18b、18c 磁性材料
20 非磁性絶縁材料層
21 第1非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料D)
22 第2非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料A、非磁性絶縁材料C)
23 第3非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料B)
24 第4非磁性絶縁材料(非磁性絶縁材料E)
31、61 第1の内部導体
32、62 第2の内部導体
33、63 第3の内部導体
31a 第1の上部導体
32a 第2の上部導体
33a 第3の上部導体
31b 第1の下部導体
32b 第2の下部導体
33b 第3の下部導体
61a 第1の非磁気結合導体
62a 第2の非磁気結合導体
63a 第3の非磁気結合導体

Claims (6)

  1. 複数の非磁性絶縁材料を積層し3ラインのバイファイラスパイラル巻きとした第1から第3の内部導体を形成する非磁性絶縁材料層と、該非磁性積層体層の上下両面に配置された磁性材料層とを具備してなる積層体に、前記第1から第3の内部導体に接続された外部電極が設けられ、
    前記非磁性絶縁材料層は、外側から順に第1から第3の上部導体を配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた非磁性絶縁材料Aと、外側から順に第1から第3の下部導体を配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた非磁性絶縁材料Bとを具備し、前記非磁性絶縁材料Aと前記非磁性絶縁材料Bとが隣接して積層されていることを特徴とする積層型コモンモードチョークコイル。
  2. 前記第1から第3の内部導体の有効長さが同じとされていることを特徴とする請求項1に記載の積層型コモンモードチョークコイル。
  3. 前記非磁性絶縁材料層は、外側から順に第1から第3の内部導体を配置して互いに短絡しないようにそれぞれ1ターン以上設けた1又は複数の非磁性絶縁材料と、前記第1の内部導体に接続される第1の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Cと、前記第2の内部導体に接続される第2の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Dと、前記第3の内部導体に接続される第3の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Eとを具備して積層され、
    前記第1の内部導体及び前記第1の非磁気結合導体の長さの和と、前記第2の内部導体及び前記第2の非磁気結合導体の長さの和と、前記第3の内部導体及び前記第3の非磁気結合導体の長さの和とが同じとされていることを特徴とする請求項1に記載の積層型コモンモードチョークコイル。
  4. 複数の非磁性絶縁材料を積層し3ラインのバイファイラスパイラル巻きとした第1から第3の内部導体を形成する非磁性絶縁材料層と、該非磁性積層体層の上下両面に配置された磁性材料層とを具備してなる積層体に、前記第1から第3の内部導体に接続された外部電極が設けられ、
    前記非磁性絶縁材料層は、外側から順に第1から第3の上部導体を配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた非磁性絶縁材料Aと、外側から順に第1から第3の下部導体を配置して互いに短絡しないようそれぞれを1ターン以上設けた非磁性絶縁材料Bとを具備し、前記非磁性絶縁材料Aと前記非磁性絶縁材料Bとが隣接して積層されることを特徴とする積層型コモンモードチョークコイルの製造方法。
  5. 前記第1から第3の内部導体の有効長さが同じとされていることを特徴とする請求項4に記載の積層型コモンモードチョークコイルの製造方法。
  6. 前記非磁性絶縁材料層は、外側から順に第1から第3の内部導体を配置して互いに短絡しないようにそれぞれ1ターン以上設けた1又は複数の非磁性絶縁材料と、前記第1の内部導体に接続される第1の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Cと、前記第2の内部導体に接続される第2の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Dと、前記第3の内部導体に接続される第3の非磁気結合導体が配置された非磁性絶縁材料Eとを具備して積層され、
    前記第1の内部導体及び前記第1の非磁気結合導体の長さの和と、前記第2の内部導体及び前記第2の非磁気結合導体の長さの和と、前記第3の内部導体及び前記第3の非磁気結合導体の長さの和とが同じとされていることを特徴とする請求項4に記載の積層型コモンモードチョークコイルの製造方法。
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