JP2005047548A - 容器および蓋部材の組付け構造 - Google Patents

容器および蓋部材の組付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】組付け方向に関する誤組付けおよび組付け時のガタを防止可能とする容器および蓋部材の組付け構造を提供する。
【解決手段】ハウジング110とカバー120の組付け構造において、互いに嵌合する凹凸部124、113は、ハウジング110の側壁112a〜112dのうち、対向し合う2つの側壁112a、112bと、残りの2つの側壁112c、112dの一方112cとに対応する位置にそれぞれ設けられ、残りの2つの側壁112c、112d間の方向をA方向と定義した時に、残りの2つの側壁112c、112dの一方112cに対応する張出し部123は、A方向の弾性を有し、この弾性によって対向し合う2つの側壁112a、112bに対応する凹凸124、113におけるA方向の隙間x、yの一方xが吸収されるようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば車両の排気ガス成分を検出するガスセンサが内部に収容される車両用ガス検出装置に適用して好適な容器および蓋部材の組付け構造に関するものである。
従来の容器および蓋部材の組付け構造において、例えば特許文献1に示されるように、車両用ガス検出装置に適用されたものが知られている。
この車両用ガス検出装置は、一面が開口する箱状の容器(特許文献1中ではハウジング)およびこの容器の開口側を閉塞する蓋部材(特許文献1中ではカバー)によって形成されるケース内に、フィルタ、ガスセンサ等が収容されたもので、フィルタによって空気中の塵等を除去し、ガスセンサによって空気中のガス濃度を検出するようにしている。
蓋部材の外周には縁立て部が設けられており、また蓋部材のフィルタに対応する位置には容器の内側に突出してフィルタを押える押え部やリブが設けられている。そして、蓋部材の縁立て部が容器の開口部を取り巻く外周壁にかしめ合わされて、容器の外周壁に設けられた爪と蓋部材の縁立て部に設けられたフックとの嵌合によって容器と蓋部材とが組付けられるようにしている。
しかしながら、爪およびフックを容器および蓋部材の対向し合う2つの外周壁、縁立て部に沿う方向に、またケースの中心に対して点対称となるように設けているので(4ヶ所)、容器に対する蓋部材の組付け方向を間違えるという誤組付け(蓋部材のフィルタ用押え部やリブの位置が反転する)のおそれがあった。また、容器と蓋部材との組付け性を考慮した場合に、容器と蓋部材との間、また爪とフックとの間には、適度な隙間を必要とするので、両者を組付けた後に2つの外周壁、縁立て部に沿う方向(特許文献1中の図1、図2の上下方向)にガタが生ずるという問題があった。尚、ガタが生じると車両振動の共振による振動音や摩耗の発生に繋がる。
特開平8−192617号公報
本発明の目的は、上記問題に鑑み、組付け方向に関する誤組付けおよび組付け時のガタを防止可能とする容器および蓋部材の組付け構造を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、一面が矩形状に開口する箱状の容器(110)と、容器(110)の開口部(111)を閉塞する蓋部材(120)とを有し、開口部(111)を取り囲む側壁(112a〜112d)および蓋部材(120)から側壁(112a〜112d)側に延びる張出し部(123a〜123c)にそれぞれ設けられた凹凸部(124、113)の嵌合によって蓋部材(120)が容器(110)に対してその閉塞方向に係止される容器と蓋部材の組付け構造において、凹凸部(124、113)は、側壁(112a〜112d)のうち、対向し合う2つの側壁(112a、112b)と、残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)とに対応する位置にそれぞれ設けられ、残りの2つの側壁(112c、112d)間の方向をA方向と定義した時に、残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)に対応する張出し部(123c)は、A方向の弾性を有し、この弾性によって対向し合う2つの側壁(112a、112b)に対応する凹凸部(124、113)におけるA方向の隙間(x、y)の一方(x)が吸収されるようにしたことを特徴としている。
これにより、凹凸部(124、113)が矩形状の開口部(111)に対して3つの側壁(112a、112b、112c)に対応する位置に形成されることになるので、容器(110)と蓋部材(120)とを組付ける際の位置関係が自ずと決まり、容器(110)に対して蓋部材(120)の向きを間違えるという誤組付けを防止することができる。
また、2つの側壁(112a、112b)に対応する凹凸部(124、113)において両者はA方向に係止されることになるので、容器(110)に蓋部材(120)を組付けた時のA方向のガタを防止することができる。
請求項2に記載の発明では、残りの2つの側壁(112c、112d)の他方(112d)に対応する位置には、容器(110)の中心に対して残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)側の凹凸部(124、113)と非点対称となるように追加凹凸部(124a、113a)が設けられたことを特徴としている。
これにより、容器(110)に対する誤組付けを防止しつつ、追加凹凸部(124a、113a)によって容器(110)と蓋部材(120)との嵌合をより強固にすることができる。
請求項3に記載の発明では、一面が矩形状に開口する開口部(111)を取り囲む側壁(112a〜112d)を有する箱状の容器(110)と、側壁(112a〜112d)の外側にはまる縁立て部(122)を有し、開口部(111)を閉塞する蓋部材(120)とを備え、側壁(112a〜112d)、および縁立て部(122)から側壁(112a〜112d)側に延びる張出し部(123a〜123c)にそれぞれ設けられた凹凸部(124、113)の嵌合によって蓋部材(120)が容器(110)に対してその閉塞方向に係止される容器と蓋部材の組付け構造において、凹凸部(124、113)は、側壁(112a〜112d)のうち、対向し合う2つの側壁(112a、112b)と、残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)とに対応する位置にそれぞれ設けられ、残りの2つの側壁(112c、112d)間の方向をA方向と定義した時に、残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)に対応する張出し部(123c)は、A方向の弾性を有し、この弾性によって残りの2つの側壁(112c、112d)の他方(112d)とこれに対応する縁立て部(122)との前記A方向の隙間(z)が吸収されるようにしたことを特徴としている。
これにより、上記請求項1に記載の発明と同様に、凹凸部(124、113)が矩形状の開口部(111)に対して3つの側壁(112a、112b、112c)に対応する位置に形成されることになるので、容器(110)と蓋部材(120)とを組付ける際の位置関係が自ずと決まり、容器(110)に対して蓋部材(120)の向きを間違えるという誤組付けを防止することができる。
また、残りの2つの側壁(112a、112b)の他方(112d)とこれに対応する縁立て部(122)はA方向に係止されることになるので、容器(110)に蓋部材(120)を組付けた時のA方向のガタを防止することができる。
尚、請求項4に記載の発明のように、容器(110)内には、車両の排気ガス濃度を検出するガスセンサが設けられるものに適用して好適である。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図6を用いて説明する。第1実施形態は、本発明を車両用空調装置のガス検出装置100に適用したものとしている。図1はガス検出装置100の車両1への搭載状態を示す概略図、図2はガス検出装置100を示す外観図、図3はハウジング110およびカバー120の単体状態を示す側面図、図4〜図6はハウジング110とカバー120の組付け要領(組付け状態)を示す側面図である。
ガス検出装置100は、排気ガス中のガス濃度を検出するものであり、図1に示すように、車両1のグリル2の後方に配置されている。ガス検出装置100のハウジング110(詳細後述)の内部には図示しないフィルタやガスセンサが設けられており、排気ガスを取入れ口114(図2(a))から流入させ、フィルタで塵等を除去した後に、ガスセンサによってHC、CO、NOx等のガス濃度を検出する。そして、この検出信号をインストルメントパネル3内に収容される空調装置10のECU11に出力するようにしている。尚、流入した排気ガスは排出口125(図2(b))から流出される。
ECU11は、送風機13を作動させて空調装置10内に空気を送風する際に、検出されたガス濃度が所定値より高い場合には、空調装置10の内外気切替え部12を内気導入に切替え、また、検出されたガス濃度が所定値より低い場合は、内外気切替え部12を外気導入に切替え、常によりクリーンな空気を用いるようにしている。
上記で説明した図示しないフィルタやガスセンサが収容されるハウジング110は、本発明の容器に対応するものであり、図2、図3に示すように、一面が開口し、この開口する開口部111を取り囲む4つの側壁112a、112b、112c、112dおよび底面部111aを有している。尚、ここでは側壁112a、112b間の方向を左右方向、側壁112c、112d間の方向を上下方向(本発明のA方向に対応)、ハウジング110の開口部111、底面部111a間の方向を前後方向と定義することにする。また、側壁112a、112bは、本発明の対抗し合う2つの側壁に対応し、側壁112cは、本発明の残りの2つの側壁の一方に対応する。
4つの側壁112a〜112dのうち、側壁112a、112b、112c(3ヶ所)には凸部としての爪113が設けられている。爪113は、側壁112a〜112cにそれぞれ直交する方向から見た時に矩形状を成し、また、側壁112a〜112cのそれぞれの面が広がる方向から見た時に開口部111側から底面部111a側に向けて肉部が増加するように傾斜する三角形状に形成されている(図3の下側部の爪113参照)。
また、側壁112a、112bにおける爪113の上下方向の寸法をここではa、側壁112cから爪113の上端側までの上下方向の寸法をb、開口部111側から爪113の底面部111a側端部までの前後方向の寸法をcとしている。
尚、側壁112dには車両1へ装着するための取付け部115が設けられ、側壁112aには図示しないガスセンサからの検出信号をECU11に伝達するハーネスを接続するためのコネクタ116が設けられている(尚、図3〜図6についてはコネクタ116の図示を省略している)。
一方、ハウジング110の開口部111を閉塞する蓋部材となるカバー120は、蓋部121の外周に縁立て部122が設けられている。縁立て部122の上記爪113に対応する部位には、ハウジング110の側壁112a〜112c側に延びるフック123a、123b、123cが設けられている。フック123a〜123cは、本発明の張出し部に対応するものであり、内側には矩形状に除肉された凹部としての中空部124が形成されている。
フック123a、123bは左右方向に弾性を有しており、更に、フック123cは上下方向に弾性(図3中の矢印B)を有している。また、蓋部121の内側面からフック123a、123bの中空部124のハウジング110側端部の前後方向の寸法を上記爪113の寸法cと同一となるようにしている。更に、中空部124の上下方向の寸法を爪113の上下方向寸法aよりも大きくなるdとし、フック123cからフック123a、123bの中空部124の上端側までの上下方向の寸法を上記寸法bよりも小さくなるeとしている。尚、寸法eは、フック123cの下側へのたわみによって、寸法bよりも大きくなるようにしている。
そして、図4〜図6に示すように、側壁112cの爪113にフック123cが嵌合された後(図4)、側壁112a、112bの爪113にフック123a、123bが嵌合されて(図5、図6)、カバー120はハウジング110に組付けられる。この時、フック123a、123bの弾性によってカバー120はハウジング110の左右方向に係止される。また、爪113、中空部124の寸法cの設定によって、カバー120はハウジング110の前後方向(ハウジング110に対するカバー120の閉塞方向)に係止される。
更に、本発明では側壁112a、112bの爪113にフック123a、123bが嵌合される際に、フック123cの上下方向の弾性によって(フック123cが下側にたわむことによって)、フック123a、123bの中空部124と爪113との間に形成される上下方向の隙間x、y(図5)のうち、隙間x(本発明の一方の隙間に対応)が吸収される(図6)。即ち、爪113および中空部124のそれぞれの上端側が互いに当接することになる。
これにより、爪113、中空部124がハウジング110の矩形状の開口部111に対して3つの側壁112a、112b、112cに形成されることになり、ハウジング110とカバー120とを組付ける際の位置関係が自ずと決まるようになるので、ハウジング110に対してカバー120の向きを間違えるという誤組付けを防止することができる。
また、各側壁112a〜112cに対応する爪113および中空部124の寸法cの設定によってカバー120はハウジング110の前後方向に係止され、フック123a、123bの弾性によってカバー120はハウジング110の左右方向に係止される。更には、フック123cの弾性によってフック123a、123bに対応する爪113と中空部124(フック123a、123b)とが上下方向に係止されることになるので、総じてハウジング110にカバー120を組付けた時の前後方向、左右方向、更には従来技術において生じやすかった上下方向のガタを防止することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図7に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して側壁112d(本発明の残りの2つの側壁の他方に対応)に対応する部位に、ハウジング110の中心に対して、側壁112cの爪113、フック123cと非点対称となるように爪(本発明の追加凸部に対応)113aと中空部(本発明の追加凹部に対応)124aを有するフック123dとを設けたものとしている。
これにより、ケース120のハウジング110に対する誤組付けを防止しつつ、中空部124a、爪113aによってハウジング110とカバー120との嵌合をより強固にすることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図8〜図10に示す。第3実施形態は、上記第1実施形態に対して、上下方向に係止される部位を変更したものである。
ここではハウジング110の側壁112c、112dの外側間の寸法をfとしており、また、ケース120のフック123cから側壁112dに対応する縁立て部122の内側までの寸法を上記寸法fよりも小さくなるgとしている。尚、寸法gは、フック123cの下側へのたわみによって、寸法fよりも大きくなるようにしている。
そして、上記第1実施形態で説明した図4、および図9、図10に示すように、側壁112cの爪113にフック123cが嵌合された後(図4)、側壁112a、112bの爪113にフック123a、123bが嵌合されて(図9、図10)、カバー120はハウジング110に組付けられる。
本実施形態ではフック123cの上下方向の弾性によって(フック123cが下側にたわむことによって)、側壁112dとこれに対応する縁立て部122との間に形成される上下方向の隙間z(図9)が吸収される(図10)。即ち、側壁112dの外側面と縁立て部122の内側面とが互いに当接することになる。
これにより、上記第1実施形態と同様に、ハウジング110に対するカバー120の誤組付け防止が可能となると共に、前後、左右、更には上下方向のガタを防止することができる。
(その他の実施形態)
上記第1〜第3実施形態においては、本発明の凹凸部として側壁112a〜112dに対応する爪(凸)113およびフック123a〜123dにおける中空部(凹)124として説明したが、これに限らず、図11(a)に示すように、側壁(112c)側に凹部117を設け、フック(123c)側に凸となる爪126を設けるようにしても良い。
また、図11(b)に示すように、側壁112cに設けた凸部としての爪113と、フック123cの先端部に設けた爪126の隣の部位を凹部124bと捉えて、爪113、126の両者を嵌合させるものとしても良い。
また、本実施形態では内部にフィルタやガスセンサが収容されるガス検出装置100として説明したが、これに限らず、ヒューズやECU等収容する容器および蓋部材としても良い。
ガス検出装置の車両への搭載状態を示す概略図である。 第1実施形態におけるガス検出装置の外観を示す(a)は側面図、(b)は正面図である。 第1実施形態におけるハウジングおよびカバーの単体状態を示す側面図である。 第1実施形態におけるハウジングとカバーの組付け要領を示す側面図である。 第1実施形態における爪およびフックにおける隙間を示す側面図である。 第1実施形態におけるハウジングとカバーの組付け状態を示す側面図である。 第2実施形態におけるガス検出装置の外観を示す正面図である。 第3実施形態におけるハウジングおよびカバーの単体状態を示す側面図である。 第3実施形態における側壁および縁立て部における隙間を示す側面図である。 第3実施形態におけるハウジングとカバーの組付け状態を示す側面図である。 その他の実施形態における爪およびフックを示す側面図である。
符号の説明
100 ガス検出装置
110 ハウジング(容器)
111 開口部
112a、112b 側壁(2つの側壁)
112c、112d 側壁(残りの2つの側壁)
113 爪(凸部)
113a 爪(追加凸部)
120 カバー(蓋部材)
122 縁立て部
123a、123b、123c フック(張出し部)
124 中空部(凹部)
124a 中空部(追加凹部)

Claims (4)

  1. 一面が矩形状に開口する箱状の容器(110)と、
    前記容器(110)の開口部(111)を閉塞する蓋部材(120)とを有し、
    前記開口部(111)を取り囲む側壁(112a〜112d)および前記蓋部材(120)から前記側壁(112a〜112d)側に延びる張出し部(123a〜123c)にそれぞれ設けられた凹凸部(124、113)の嵌合によって前記蓋部材(120)が前記容器(110)に対してその閉塞方向に係止される容器と蓋部材の組付け構造において、
    前記凹凸部(124、113)は、前記側壁(112a〜112d)のうち、対向し合う2つの側壁(112a、112b)と、残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)とに対応する位置にそれぞれ設けられ、
    前記残りの2つの側壁(112c、112d)間の方向をA方向と定義した時に、前記残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)に対応する前記張出し部(123c)は、前記A方向の弾性を有し、
    前記弾性によって前記対向し合う2つの側壁(112a、112b)に対応する前記凹凸部(124、113)における前記A方向の隙間(x、y)の一方(x)が吸収されるようにしたことを特徴とする容器と蓋部材の組付け構造。
  2. 前記残りの2つの側壁(112c、112d)の他方(112d)に対応する位置には、前記容器(110)の中心に対して前記残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)側の前記凹凸部(124、113)と非点対称となるように追加凹凸部(124a、113a)が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の容器と蓋部材の組付け構造。
  3. 一面が矩形状に開口する開口部(111)を取り囲む側壁(112a〜112d)を有する箱状の容器(110)と、
    前記側壁(112a〜112d)の外側にはまる縁立て部(122)を有し、前記開口部(111)を閉塞する蓋部材(120)とを備え、
    前記側壁(112a〜112d)、および前記縁立て部(122)から前記側壁(112a〜112d)側に延びる張出し部(123a〜123c)にそれぞれ設けられた凹凸部(124、113)の嵌合によって前記蓋部材(120)が前記容器(110)に対してその閉塞方向に係止される容器と蓋部材の組付け構造において、
    前記凹凸部(124、113)は、前記側壁(112a〜112d)のうち、対向し合う2つの側壁(112a、112b)と、残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)とに対応する位置にそれぞれ設けられ、
    前記残りの2つの側壁(112c、112d)間の方向をA方向と定義した時に、前記残りの2つの側壁(112c、112d)の一方(112c)に対応する前記張出し部(123c)は、前記A方向の弾性を有し、
    前記弾性によって前記残りの2つの側壁(112c、112d)の他方(112d)とこれに対応する前記縁立て部(122)との前記A方向の隙間(z)が吸収されるようにしたことを特徴とする容器と蓋部材の組付け構造。
  4. 前記容器(110)内には、車両の排気ガス濃度を検出するガスセンサが設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の容器と蓋部材の組付け構造。
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