JP2005044151A - 自動料金精算装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 売上金や釣銭等の現金を入れた金庫が収められている装置本体の扉を開けなくても、また、管理上不都合な鍵等を使用しなくても、各種のメンテナンス処理を安全に、且つ、簡単に行うことができると共に、各メンテナンス処理毎に、予めその操作を許された特定の係員や管理者だけが操作できるように規制することを可能にした自動料金精算装置を提供する。
【解決手段】 外部から操作困難な装置本体1の内部、又は、装置本体1とは別の所に、各種メンテナンス処理を可能にするためのメンテナンス許可情報を入力設定するメンテナンス入力装置17を設ける。装置本体1の外側部には、許可されたメンテナンス処理の内容を案内表示する表示器3と、表示器3の案内表示に従ってメンテナンス処理を入力操作できる外部入力装置としてのタッチプレート式入力部3Tを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば有料駐車場やその他の有料施設等で使用したり、或は、各種の自動販売機等に使用して好適な自動料金精算装置に関するものであって、具体的には、当該装置に対して管理やメンテナンスに必要な各種の入力操作を行うに際して、内部に売上金や釣銭等の現金を入れた金庫が収められている装置本体の扉を開放することなく、各種の入力操作を安全に行えるように工夫した自動料金精算装置に関するものである。
売上金を収める(入金する)徴収金庫と、釣銭支払い用の金銭が収められている釣銭金庫とを備えた自動料金精算装置を設置して使用する場合、使用中に、例えば金庫に収められている金銭(コイン)を外部に吐き出させるインベントリ処理や、売上高を集計する売上高集計処理、釣銭残高集計処理、或は、釣銭補充処理といった金銭に関する各種のメンテナンス処理を行う必要がある。また、これ等の各種メンテナンス処理は、防犯上及び管理上のトラブル発生を最小限にするために、一般の利用者が容易に処理操作できないように工夫する必要もある。
そこで従来は、特許文献1に記載の「自動料金精算機」に見られるように、精算機本体に設けた扉の内側に入力装置を設け、この入力装置を用いて必要なメンテナンス処理(管理操作)を行うための入力操作を行うことが考えられた。例えばインベントリ処理に関して云えば、何らかのトラブル発生が原因で、或は、必要に応じてコインのインベントリ処理を行う場合は、精算機本体の一側に設けた扉を開き、扉内側の本体装置内に設けられている上記の入力装置を操作してインベントリメニューを選択すると共に、当該入力装置の画面からインベントリするコインの金種や、指定枚数を入力するように構成されている。
また、特許文献2に記載の「自動貨幣取扱機」には、貨幣取扱機本体の外表面の一部、或は、扉体の外表面の一部に、補助扉体を開閉可能に取付けて、この補助扉体を開放することによって、その内側に設けた入力装置へのメンテナンス情報の入力操作を可能にすると共に、メンテナンス処理を実施する際に、現金を収めた金庫や貨幣処理手段が外部に直接曝されないようにして、防犯上及び管理上有利と成るように構成されている。
しかし、上記特許文献1に記載の「自動料金精算機」は、メンテナンス入力処理を行う場合に、メンテナンス処理用の入力装置が精算機本体の内部にあることから、その都度本体に設けた扉を開放してから入力処理を行うことになり、その結果、現金が収められている金庫等が無防備の状態で外部に曝されてしまって、不正防止上及び防犯上好ましくない状況になる問題があった。
また、上記特許文献2に記載の「自動貨幣取扱機」によれば、取扱機本体或は扉体の外表面に補助扉を設け、この補助扉を開くことにより入力装置による入力を可能にする仕組に成っているため、現金等が収められている金庫を直接外部に曝さなくて済む利点を備えているが、反面、補助扉を設けるためのスペース的な制約や、構造上の複雑さから、コストが高くなってしまう問題があった。加えて、メンテナンス処理の入力を行う際に、その都度鍵を使って補助扉を開けるものであるから、鍵を常に管理する必要があってその取扱いが面倒であると共に、逆に鍵さえあれば誰にでも簡単に各種のメンテナンス処理が操作できてしまうため、管理上及び防犯上、不都合なことが発生してしまう問題があった。
特開2001−307179号公報 特開2002−269625号公報
従って本発明が解決しようとする技術的課題は、売上金や釣銭等の現金を入れた金庫が収められている装置本体の扉を開けなくても、また、管理上不都合な鍵等を使用しなくても、各種のメンテナンス処理を安全に、且つ、簡単に行うことができると共に、各メンテナンス処理毎に、予めその操作を許された特定の係員や管理者だけが操作できるように規制することを可能にした自動料金精算装置を提供することである。
(1) 上記の課題を解決するために、本発明に係る自動料金精算装置は、前記請求項1に記載の如く、売上金を入金する徴収金庫と、釣銭支払い用の金銭が収められている釣銭金庫とを備えると共に、これ等金庫に収められている金銭のインベントリ処理や、売上高集計処理、釣銭残高処理、或は、釣銭補充処理といった各種のメンテナンス処理を、自動操作できる機能を備えた自動料金精算装置であって、外部からは操作困難な装置本体の内部、又は、装置本体とは別の所に、上記の各種メンテナンス処理を操作可能にするためのメンテナンス許可情報を入力設定するメンテナンス入力装置を設ける一方、上記装置本体の外側部には、上記メンテナンス入力装置によって設定登録されたメンテナンス許可情報の入力を受けると、上記入力されたメンテナンス許可情報によって特定されたメンテナンス処理の内容を案内表示する表示器と、この表示器の案内表示に従って上記特定されたメンテナンス処理を行うための入力操作を行うことができる外部入力装置とを設けたことを特徴とする。
(2) また、本発明に係る自動料金精算装置は、前記請求項2に記載の如く、メンテナンス入力装置が、装置本体の一側に開閉自在に設けた鍵付き扉の内側か、又は、装置本体とは別の鍵付き容器内或は管理室内に設けられていることを特徴とする。
(3) また、本発明に係る自動料金精算装置は、前記請求項3に記載の如く、メンテナンス入力装置によって入力設定されるメンテナンス許可情報が、特定係員や管理者等に対してメンテナンス処理を許可するための操作用パスワード、又は、メンテナンス処理の種別を特定するためのメンテナンス特定コードであり、装置本体には、上記操作用パスワードを記録したカードの挿入を受けると、パスワード登録の正否の確認を行って、登録が確認された特定係員や管理者等によるメンテナンス処理の入力操作を可能とし、また、上記メンテナンス特定コードを記録したカードの挿入を受けるとメンテナンス特定コードを読取り、この読取った特定コードによって特定されるメンテナンス処理の入力操作を可能にすることができるカードリーダを設けたことを特徴とする。
(4) 更に本発明に係る自動料金精算装置は、前記請求項4に記載の如く、装置本体の外側部に設けられる外部入力装置が、前記メンテナンス処理の内容を案内表示する表示器の表示画面と同一の画面上に、案内表示されているメンテナンス処理の入力操作を画面をタッチしながら行うタッチ用案内画面を表示するタッチプレート式外部入力部であることを特徴とする。
上記(1)で述べた請求項1に係る発明によれば、容易に外部からは操作できない装置本体の内部等に、メンテナンス許可情報を入力設定するためのメンテナンス入力装置が設けられているため、このメンテナンス入力装置を用いて、特定の係員や管理者に対して、各種メンテナンス処理を行わせる許可を与えたり、メンテナンス処理の範囲(種別)を定めた許可を与えたりすることができ、更に、特定の係員や管理者に対して許可された特定のメンテナンス処理のみを行わせることができると共に、許可の無い者による上記メンテナンス許可情報の入力設定を難しくしたので、許可の無い者が勝手にメンテナンス処理を行う不正を防止して、メンテナンス処理に携わる係員等の仕事の内容を確実に把握、管理できるものであって、防犯上及び管理上のトラブル発生を最小限に抑制して、安全性の高い自動料金精算装置を提供することができる。
更に上記(1)で述べた請求項1に係る発明によれば、メンテナンス処理の許可を受けている者であれば、表示器の案内表示を見ながらメンテナンス処理の入力操作を行うことができるため、当該装置に不慣れな係員であったとしても、メンテナンス処理を間違いなく確実に操作することができると共に、メンテナンス処理を装置本体の扉を開けたりすることなく、装置本体の外部側から操作できるため、処理中に現金を収めた金庫を外部に直接曝すことがなく、安全にメンテナンス処理を進めることができる。
上記(2)で述べた請求項2に係る発明によれば、利用客や係員等がメンテナンス入力装置を勝手に操作することを防止できるため、メンテナンス許可情報を不正に入力することによる犯罪の発生を抑制して、自動料金精算装置の安全性を更に高めることができる。
上記(3)で述べた請求項3に係る発明によれば、特定社員や管理者等に対しては、メンテナンス処理を許可するための操作用パスワードを記録したカードを予め渡しておいて、これ等特定係員や管理者等がメンテナンス処理を行う場合は、上記のカードをカードリーダに読取らせた後、パスワードを入力してその登録性が認められた場合には、前述した全てのメンテナンス処理、或は、パスワードで認められた範囲(種別)のメンテナンス処理を行うことができる。また、一般の係員等がメンテナンス処理を行う場合は、管理者等がメンテナンス処理の範囲を定めた特定コードを記録されたカードの中から、必要なカードを選んで係員に渡すことにより、例えば或る係員にはインベントリ処理のみを許可し、他の係員には釣銭の補充のみを許可するような使い分けを可能にするため、目的に合ったカードの使用によってメンテナンス処理の合理化を可能にする。
更に上記(4)で述べた請求項4に係る発明によれば、操作が面倒で高い安全性と正確性が要求される自動料金精算装置に対するメンテナンス処理を、表示器に表示されているタッチプレートをタッチしながら確実に入力操作できるため、当該装置に不慣れな係員であっても、操作を間違えることなく安全、且つ、確実にメンテナンス作業を行うことができる。
以下に、本発明に係る自動料金精算装置を実施するための最良の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の一例である駐車料金精算装置の外観を説明した正面図で、図中、1は精算機の装置本体、符号1Tで全体的に示したのは装置本体1の操作パネル板、2は料金やその他のメッセージ類を音声で知らせるスピーカ、3は同じく料金やメッセージ類、或は、メンテナンス処理の内容を案内表示する表示器、3Tはこれ等案内表示の表示画面と同一の画面上に、案内表示されているメンテナンス処理の入力操作を画面をタッチしながら行うタッチ用案内画面を表示する外部入力装置としてのタッチプレート式入力部、4は図4に示した駐車カ−ドCX用のカード挿入口、5と6は駐車料金支払用の紙幣と硬貨の各投入口、7A,7Bは釣銭用の紙幣と硬貨の各払い出し口、8は各種の情報を音声入力するマイクロホンであって、上記の駐車カード挿入口4が図5に示した釣銭補充カードCEや、その他のカ−ドCK,CH,CG,CFの挿入口として兼用され、また、上記駐車料金支払用の硬貨投入口6が釣銭補充時の硬貨投入口として兼用され、更に、上記釣銭用の硬貨払い出し口7Bが、インベントリ処理用の硬貨払い出し口として兼用される仕組に成っている。
また、上記装置本体1の側面の鍵付き(図示省略)扉1Hを開くと、その内部には500円、100円、50円、10円用の各硬貨釣銭金庫23A,23B,23C,23D(図2参照)が、夫々引出し自在なトレーに載置された状態で収納され、更に、この内部には、図2に示した売上金を入金するための紙幣用と硬貨用の各徴収金庫20,21と、紙幣の釣銭を払い出すための紙幣払出機22(以下紙幣釣銭金庫と言う)と、図3に示すように、メンテナンス処理入力用のキーボード17Xと入力装置画面17Yとを備えた入力装置17が設けられている。
図3に示したメンテナンス入力装置17は、上記各硬貨釣銭金庫23A〜23Dから硬貨を吐き出させるインベントリ処理や、売上高集計処理、釣銭残高処理、或は、釣銭補充処理といった、各種のメンテナンス処理を種類別に操作可能にするためのメンテナンス許可情報(メンテナンス特定コード)を入力設定したり、特定係員や管理者に対して上記全てのメンテナンス処理を操作可能にするためのパスワードを入力設定したり、或は、これ等特定係員や管理者に対して上記各メンテナンス処理を種類別に許可するパスワードを入力設定できる仕組に成っている。
また、本発明の装置本体1には、上記メンテナンス入力装置17からメンテナンス特定コードやパスワードの入力を受けると、カードリーダ4S(図2参照)が図5に示すようなメンテナンス処理を可能にする特定コードを記録したインベントリカードCK、小計カードCH、金銭管理カードCG、或は、釣銭補充カードCEを作成して発行したり、或は、上記のパスワードを記録した係員/管理者カードCFを作成して発行するカード作成機能と、これ等作成した特定コードやパスワードをメモリー10(図2参照)に記憶する記憶機能が具備されている。
尚、上述したメンテナンス入力装置17は、上記装置本体1以外の場所に設けた鍵付きの容器(金庫等)に収納したり、関係者以外立入禁止の管理室内等に設置してもよく、また、上述した各種カードCK,CH,CG,CF,CEのカード作成は、装置本体1に接続した専用のカード作成機(図示省略)を用いて作成するようにしてもよく、その選択は任意とする。
図2は、上記本発明に係る自動料金精算装置の電気的構成を説明したブロック図で、制御部の中心を成すCPU11とメモリ−10との間を結ぶバス12にはインターフエイス13が接続され、このインターフエイス13には、上述した表示器3及び外部入力装置としてのタッチプレート式入力部3Tと、メンテナンス入力装置17のキーボード17X及び入力装置画面17Yと、夫々カウンターT1,T2,T3,T4,T5,T6,T7を備えた上記各金庫22,20,23A,23B,23C,23D,21が接続されていて、売上金と釣銭の入出金の状態をその都度カウンターT1〜T7がカウント(加減算)して、各入出金の金額と各金庫収納金額(各金種の保有枚数)を上記メモリー10に記憶する仕組に成っている。
更に上記のインターフエイス13には、投入された硬貨を金種別に区分けして上記の硬貨徴収金庫21に送り込むコインセレクタ6Sと、カード挿入口4から挿入されて来る駐車券CXや釣銭補充カードCE等の各種メンテナンス処理用のカードに記録されている情報を読取るカードリーダ4Sと、メモリ10に記憶されている紙幣釣銭金庫22や各徴収金庫20,21が保有する収納金額や、各硬貨釣銭金庫23A〜23Dに補充した釣銭補充金額、釣銭の補充情報と一緒に入力された係員のID、各硬貨釣銭金庫23A〜23Dからインベントリした時の金種と枚数(金額)、及び、各釣銭金庫の残高、或は、各金庫20,21,23A〜23Dから現金を取り出す場合に、これ等取り出し情報と一緒に入力された係員のID、と言った各種の情報を印字出力したり、前述したカ−ド作成機能を有するプリンタ18や、通信手段によってこれ等の情報が通知される外部機器16が接続されており、また、これ等の各情報は上記表示器3にも表示される仕組に成っている。
更に上記のインターフエイス13には、前述したスピーカ2とッマイクロホン8に加えて、上記各金庫20,21,22,23A〜23Dの満杯状態や釣銭切れ等を外部監視盤等15に知らせるI/O信号端子14も接続されていて、夫々がメモリ10に格納されているシステムプログラムに従って制御作動される仕組に成っている。
次に、上述した本発明に係る自動料金精算装置を駐車場の料金精算機として使用して、各種メンテナンス処理を行う場合の処理動作を、図6及び図7に示したフローチャートに従って説明する。図6に示した始めのステップS1では、カード挿入口4に上記メンテナンス入力装置17による入力操作に基づいて作成されたメンテナンス処理カードCE〜CK(各種係員カード)や、図4に示した駐車カードCXが挿入されるのを待つ「券挿入待ち」の状態が続行する。
次いで、ステップS2に進んで上記いずれかのカードの挿入を受けると、ステップS3に進んでカードリーダ4Sが挿入された当該カードに記録されている駐車場No.等のカードの所属データをチェックして、所属データが異なる場合はステップS15に進んで当該カードを返却するが、所属データが適正なカードである場合は、ステップS4に進む。
ステップS4では、上記カードリーダ4Sによるデータ読取りに基づいて、当該カードが各種の係員カード(前記メンテナンス用カード)であるか否かが判定され、駐車カードCXである場合は、ステップS16に進んで利用客が表示器3のタッチプレート式入力部3Tを操作して駐車料金の精算処理を行うが、係員カードである場合はステップS5に進んで、当該カードがインベントリ処理を行うためのインベントリカードCKであるか否かが判定され、当該カードがインベントリカードCKである場合はステップS6に進み、特定係員や管理者等に対して上述した各種メンテナンス処理を総括的に、又は、種別毎に許可する操作用のパスワードが記録された係員/管理者カードCFの場合は、ステップS19に進み、メンテナンス処理の種別を特定するためのメンテナンス特定コードが記録されたメンテナンス処理カードCH,CG,CEである場合は、ステップS17に進む。
尚、利用客によるタッチプレート式入力部3Tを用いた駐車料金の精算処理は、例えば、特開2001−243511号公報の図4乃至図12の記載と、その説明の記載に基ずいて成されるが、この処理の方法は実施の一例であることは勿論である。
上記インベントリカードCKであると判定された場合に進むステップS6では、レベル(登録)の可否が判定されて、YESの場合はステップS7に進むが、NOの場合はステップS15に進んで当該カードCKが挿入口4に返却される。ステップS7では設定通りにインベントリが可能であるか否かが判定され、YESの場合はステップS8に進むが、NOの場合は上記ステップS15に進んでカードが返却される。ステップS8では、外部入力装置としてのタッチプレート式入力部3Tによるインベントリ処理の入力操作が可能であるか否かが判定され、YESの場合は図7に示したステップS9に進むが、NOの場合は上記ステップS15に進んでカードが返却される。
ステップS9では、インベントリ処理用の画面が上記特開2001−243511号公報の記載と同様に表示器3のタッチプレート式入力部3Tに表示され、次いで、表示されているタッチプレート式入力部3Tを利用して、ステップS10の金庫or取出口ボタン選択処理、ステップS11のインベントリする金種の選択処理、ステップS12の枚数or全数入力の選択処理、ステップS13の確定入力処理を、順次入力操作すれば、選択した金庫又は取出口に対するインベントリ動作処理が開始される。
また、上記のステップS5にて係員/管理者カードCFと判定された場合には、図6の如くステップS19に進んでタッチプレート式入力部3Tに画面表示されているボタンを選択して、ステップS20で設定入力によって決められたパスワードを入力する。次いでステップS21でそのパスワードの登録性が判定され、OKの場合で、且つ、そのパスワードがインベントリ処理のみを可能にするものである場合は、図7に示したステップS9からステップS14までのインベントリ処理の入力操作が、タッチプレート式入力部3Tを用いて可能になるが、その他の売上高集計処理、釣銭残高処理、釣銭補充処理を含む全てのメンテナンス処理を可能にするパスワードである場合は、全てのメンテナンス処理、或は、必要とする一部のメンテナンス処理を、タッチプレート式入力部3Tを用いて入力操作することができる。尚、上記インベントリ処理以外のメンテナンス処理の手順は、上記ステップS6からステップS14で説明したインベントリ処理の手順と略同じであるから、その詳細な説明は省略する。
更に、上記のステップS5で、他のメンテナンス処理を特定するコードを記録したカードCH又はCG又はCEであると判定された場合は、ステップS18に進んでステップS6〜S14に記載のような各メンテナンス処理が実行されるが、これ等いずれのカードでもないと判定された場合は、ステップS15に進んで当該カードが挿入口4に返却される。
尚、挿入されたメンテナンス特定コードを記録したカードが、ステップS17で小計カードCHと判定された場合は、売上高集計がプリンター18により自動的に印刷され、また、金銭管理カードCGと判定された場合は、表示器3に釣銭残高が表示され、表示に応じて釣銭を補充することができ、更に釣銭補充カードCEと判定された場合は、釣銭補充のためのメンテナンス処理が同じくタッチプレート式入力部3Tを用いて入力操作することができる。しかし、自動料金精算装置に対するメンテナンス処理の種別が上述したものにのみ限定されるものではなく、上述した処理の種別はその一例に過ぎないことは勿論である。
本発明に係る自動料金精算装置の一例を示した正面図。 本発明の電気的構成を説明したブロック図。 本発明で用いるメンテナンス入力装置の一例を示した外観図とコード表。 駐車カ−ドの一例を示した正面図。 各種メンテナンス処理用カードの例を示した説明図。 本発明による処理動作を説明したフローチャート。 図6に示したフローチャートの続きを示したフローチャート。
符号の説明
1 装置本体
3 表示器
3T 外部入力装置としてのタッチプレート式入力部
4S カードリーダ
17 メンテナンス入力装置
17X キーボード
17Y 入力装置画面
20 紙幣金庫
21 硬貨金庫
22 紙幣払出機(紙幣釣銭金庫)
23A,23B,23C,23D 硬貨釣銭金庫
CK,CH,CG,CF,CE メンテナンス処理用カ−ド

Claims (4)

  1. 売上金を入金する徴収金庫と、釣銭支払い用の金銭が収められている釣銭金庫とを備えると共に、これ等金庫に収められている金銭のインベントリ処理や、売上高集計処理、釣銭残高処理、或は、釣銭補充処理といった各種のメンテナンス処理を、自動操作できる機能を備えた自動料金精算装置であって、
    外部からは操作困難な装置本体の内部、又は、装置本体とは別の所に、上記の各種メンテナンス処理を操作可能にするためのメンテナンス許可情報を入力設定するメンテナンス入力装置を設ける一方、
    上記装置本体の外側部には、上記メンテナンス入力装置によって設定登録されたメンテナンス許可情報の入力を受けると、上記入力されたメンテナンス許可情報によって特定されたメンテナンス処理の内容を案内表示する表示器と、この表示器の案内表示に従って上記特定されたメンテナンス処理を行うための入力操作を行うことができる外部入力装置とを設けたことを特徴とする自動料金精算装置。
  2. メンテナンス入力装置が、装置本体の一側に開閉自在に設けた鍵付き扉の内側か、又は、装置本体とは別の鍵付き容器内或は管理室内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動料金精算装置。
  3. メンテナンス入力装置によって入力設定されるメンテナンス許可情報が、特定係員や管理者等に対してメンテナンス処理を許可するための操作用パスワード、又は、メンテナンス処理の種別を特定するためのメンテナンス特定コードであり、装置本体には、上記操作用パスワードを記録したカードの挿入を受けると、パスワード登録の正否の確認を行って、登録が確認された特定係員や管理者等によるメンテナンス処理の入力操作を可能とし、また、上記メンテナンス特定コードを記録したカードの挿入を受けると、メンテナンス特定コードを読取り、この読取った特定コードによって特定されるメンテナンス処理の入力操作を可能にするカードリーダを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動料金精算装置。
  4. 装置本体の外側部に設けられる外部入力装置が、前記メンテナンス処理の内容を案内表示する表示器の表示画面と同一の画面上に、案内表示されているメンテナンス処理の入力操作を画面をタッチしながら行うタッチ用案内画面を表示するタッチプレート式外部入力部であることを特徴とする請求項1又は3に記載の自動料金精算装置。
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JP2007207103A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Amano Corp 駐車場用管理機における内部機器の取付け構造

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