JP2002042200A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP2002042200A
JP2002042200A JP2000224055A JP2000224055A JP2002042200A JP 2002042200 A JP2002042200 A JP 2002042200A JP 2000224055 A JP2000224055 A JP 2000224055A JP 2000224055 A JP2000224055 A JP 2000224055A JP 2002042200 A JP2002042200 A JP 2002042200A
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Mikio Wada
田 幹 生 和
Shigeo Matsumoto
本 重 雄 松
Takashi Kobayashi
林 敬 司 小
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Glory Ltd
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Glory Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動両替装置及び自動払込取引装置をそれぞ
れ別個に設置していたことによる種々の問題点を解消す
ることが可能な自動取引装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る自動取引装置は、紙幣若し
くは硬貨又はそれらの組合せの一の形態の貨幣を、紙幣
若しくは硬貨又はそれらの組合せの他の形態の貨幣に両
替する両替取引を自動的に行う自動両替機構と、公共料
金その他支払い義務のある料金の払込取引であって、取
引内容についての払込取引情報が記載された所定の払込
票を用いる払込取引を自動的に行う自動払込取引機構と
を兼備し、上記自動両替機構及び上記自動払込取引機構
を構成する各機構部分のうち、機能的に共通する機構部
分は、上記自動両替機構及び上記自動払込取引機構によ
り兼用されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動取引装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されている主な自動取引装
置として、紙幣、包装硬貨、バラ硬貨等の異なる形態の
貨幣間で他の形態への両替が可能な自動両替装置と、例
えば銀行等の金融機関に設置され、公共料金等の払込取
引を自動的に行う自動払込取引装置とが、それぞれ知ら
れている。
【0003】先ず、従来の自動両替装置について説明す
る。ここで説明する従来の自動両替装置は、高額紙幣を
入金して両替を行う両替専用機であり、例えば特開平5
−266297号公報に記載されている両替装置に代表
されるものである。
【0004】図15は、従来の自動両替装置10の概略
的な外観構成を示す斜視図である。尚、図15は、特開
平5−266297号公報に記載されている図面とは異
なるものである。
【0005】この従来の自動両替装置10は、被両替紙
幣の投入および両替後の紙幣の投出が行われれる紙幣入
出金口1と、両替された硬貨が1枚単位で投出されるバ
ラ硬貨出金口2と、両替された硬貨が所定枚数ごとに包
装された棒金状態で投出される包装硬貨出金口3と、選
択単位(両替する貨幣の金種とその枚数との組み合わ
せ)を指定し、確認し、あるいは投出動作を示すために
使用される操作表示部4と、両替サービスを行っている
かどうかを表示する取扱中表示部5と、投入紙幣中に混
在する硬貨や異物等を排出するための異物排除口6と、
装置筐体の正面に配設されて人物の接近を検知する対人
検知センサ11とを備えている。
【0006】上記従来の自動両替装置10は、紙幣入出
金口1から紙幣を入金し、操作表示部4に示される操作
内容に従って両替金種及び枚数を指定することにより、
紙幣、包装硬貨、バラ硬貨等の他の形態の貨幣の任意の
組み合わせへの両替が可能な構成となっている。
【0007】次に、従来の自動払込取引装置について説
明する。ここで説明する従来の自動払込取引装置は、公
共料金等の払込取引を自動的に行う払込取引専用機であ
り、例えば特開平11−66392号公報に記載されて
いる自動取引装置に代表されるものである。
【0008】図16は、従来の自動払込取引装置の概略
的な外観構成を示す斜視図である。
【0009】従来の自動払込取引装置は、払込票を読み
取って取引内容を認識し、払込票の処理を行う払込票処
理部102と、紙幣が入金される紙幣入金口103と、
釣銭紙幣が出金される紙幣出金口104と、シャッタ1
05により開閉されて硬貨が入出金される硬貨入出金口
106と、取引及び操作内容が表示されてタッチパネル
方式により操作が行われる操作表示部107と、払込票
を挿入するための払込票挿入口108と、払込票の一部
である領収証を返却するための領収証返却口109とが
備えられている。
【0010】払込票処理部102は、装置本体101の
内部上方に配設されている。紙幣入金口103、紙幣出
金口104、硬貨入出金口106、操作表示部107
は、装置本体101の前面中段部101aに配設されて
いる。払込票挿入口108、領収証返却口109は、払
込票処理部102の前面側の装置本体101に配設され
ている。
【0011】挿入口108の外部には払込票の挿入位置
を定めてガイドする挿入ガイド110が水平方向に突設
され、この挿入ガイド110は払込票の下面をガイドす
る下面ガイド部111と、払込票の一側端縁をそわせて
ガイドする側端面ガイド部112とで構成されており、
この側端面ガイド部112に払込票の一側端縁をそわせ
て挿入することにより正しい姿勢で取込まれるようにな
っている。挿入ガイド110には、センサ100S1,
100S2が設けられており、これにより払込票の挿入
が検知される。
【0012】従来の自動払込取引装置は、払込票が挿入
口108に挿入されると、払込票処理部102が取引内
容を読み取って認識し、その取引内容に応じた操作及び
入金が行われると、払込票に所定の処理を行ってその一
部を領収証として返却口109から返却すると共に、入
金額と払込額とに差額があれば紙幣出金口104及び硬
貨入出金口106から返金することにより払込取引を行
うことが可能な構成となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、上述
のような自動両替装置及び自動払込取引装置をそれぞれ
別個の装置として使用していたため、設置スペース及び
装置の稼働率という観点から、特に小型店舗において
は、2種類の装置をそれぞれ設置しなければならないこ
とは、不都合である場合が少なくなかった。
【0014】また、自動両替装置及び自動払込取引装置
は、互いに異なる取引を行うものではあるが、紙幣入出
金口、硬貨入出金口、タッチパネル式操作表示部、電源
部、制御部等の基本機構部については、共通する構成部
分が多く含まれており、設備コストの面からも無駄が多
いという問題点があった。
【0015】さらに、払込取引及び両替取引の両方を行
う顧客にとっては、それぞれの装置において、貨幣の入
金操作と、釣銭貨幣又は両替貨幣の受取操作を行わなけ
ればならず、操作が重複するという煩わしさがあった。
また、銀行等の金融機関にとっては、それぞれの装置に
貨幣を充填したり回収したりしなければならず、装置運
用に重複した労力を要するという問題点があった。
【0016】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、自動両替装置及び自動払込取引装置を
それぞれ別個に設置していたことによる種々の問題点を
解消することが可能な自動取引装置を提供することであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動取引装
置によれば、紙幣若しくは硬貨又はそれらの組合せの一
の形態の貨幣を、紙幣若しくは硬貨又はそれらの組合せ
の他の形態の貨幣に両替する両替取引を自動的に行う自
動両替機構と、公共料金その他支払い義務のある料金の
払込取引であって、取引内容についての払込取引情報が
記載された所定の払込票を用いる払込取引を自動的に行
う自動払込取引機構とを兼備し、上記自動両替機構及び
上記自動払込取引機構を構成する各機構部分のうち、機
能的に共通する機構部分は、上記自動両替機構及び上記
自動払込取引機構により兼用されていることを特徴とす
る。
【0018】より具体的には、本発明に係る自動取引装
置は、紙幣の入金及び出金を行う紙幣入出金部と、硬貨
の入金を行う硬貨入金部と、硬貨を所定枚数ごとに包装
した棒金状態で投出する包装硬貨出金部と、取引終了後
における残金額のうち、最低金額紙幣の金額未満の金額
部分を、バラ硬貨として投出するバラ硬貨投出部と、取
引及び操作内容が表示され、表示中の操作が可能な操作
表示部と、公共料金その他支払い義務のある料金の払込
取引の取引内容についての払込取引情報が記載された所
定の払込票から上記払込取引情報を読み取って取引内容
を認識する払込票読取部と、払込取引の金額以上の貨幣
の入金に応じて払込取引を実行し、入金貨幣の合計金額
から払込取引の金額を減算した残金額を算出する払込取
引実行部と、払込取引の実行に応じて払込票に所定の処
理を行い、払込票の一部を領収証として返却する払込票
処理部と、入金貨幣の合計金額又は払込取引後における
残金額の範囲内で指定された紙幣若しくは硬貨又はそれ
らの組合せの形態の貨幣に両替する両替取引部とを備え
たことを特徴とし、この構成により、両替及び払込取引
の両方を行いたい顧客は、両替金額及び払込金額の合計
額を入金し、先ず、払込取引を行って、その残金額の範
囲内で両替を行うことで、貨幣の入金操作と受取操作と
をそれぞれ1回ずつ行うだけで、両替及び払込取引の両
方を済ませることができる。また、銀行等の金融機関に
とっては、自動両替装置及び自動払込取引装置を別個に
設置する必要がなくなるので、設備コストを低減するこ
とができ、省スペース化を図ることができ、装置の稼働
率を向上させることができ、装置運用に要する重複労力
を軽減することができる。
【0019】本発明に係る自動取引装置においては、払
込取引の実行後、出金操作を行うことなく、続けて両替
取引を行うことが可能であり、また、払込取引を行うこ
となく、両替取引のみを行うことが可能であるものとす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動取引装置
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は、本発明に係る自動取引装置の概略
的な外観構成を示す斜視図である。
【0022】本発明に係る自動取引装置は、紙幣の投入
及び投出が行われれる紙幣入出金口1と、硬貨が1枚単
位で投出されるバラ硬貨出金口2と、両替された硬貨が
所定枚数ごとに包装された棒金状態で投出される包装硬
貨出金口3と、取引及び操作内容が表示されてタッチパ
ネル方式により操作が行われる操作表示部4と、取引サ
ービスを行っているかどうかを表示する取扱中表示部5
と、投入紙幣中に混在する硬貨や異物等を排出するため
の異物排除口6と、払込票を読み取って取引内容を認識
し、払込票の処理を行う払込票読取処理部15と、シャ
ッタにより開閉されて硬貨が入金される硬貨入金口12
と、払込票を挿入するための払込票挿入口13と、払込
票の一部である領収証を返却するための領収証返却口1
4とが備えられている。
【0023】操作表示部4としては、例えば,CRT
(Cathode-ray tube)やLCD(Liquid crystal displ
ay)等が使用できる。また、人物の接近を検知する対人
検知センサを、例えば、装置筐体の正面に配設してもよ
い。対人検知センサとしては、赤外線等の反射を利用す
るもの、容量変化を利用するもの等、種々の形式のもの
を用いることができる。
【0024】払込票読取処理部15は、払込票から払込
取引情報を読み取る払込票読取部16と、読み取られた
払込取引情報から払込料金の種類、払込先、払込金額等
の払込取引内容を認識する払込取引認識回路87と、認
識された払込取引を実行する払込取引回路88と、払込
票への印字及び押印、領収証の切り離し及び返却等の払
込票の処理を行う払込票処理部17とから構成されてい
る(後述する図2参照)。払込票読取部16としては、
例えばOCR(光学式文字読取装置)を用いることがで
きる。
【0025】本発明に係る自動取引装置は、紙幣、包装
硬貨、バラ硬貨等の異なる形態の貨幣間で他の形態への
両替が可能な自動両替装置の機能と、公共料金等の払込
取引を自動的に行う自動払込取引装置の機能とを兼備し
た点に特徴があるものである。即ち、両替及び払込取引
の両方を行いたい顧客は、両替金額及び払込金額の合計
額を入金し、先ず、払込取引を行って、その残金額の範
囲内で両替を行うことにより、貨幣の入金操作と受取操
作とをそれぞれ1回ずつ行うだけで、両替及び払込取引
の両方を済ませることができる。また、自動両替装置及
び自動払込取引装置を別個に設置する必要がなくなるの
で、銀行等の金融機関にとっては、設備コストを低減す
ることができ、省スペース化を図ることができ、装置の
稼働率を向上させることができ、装置運用に要する重複
労力を軽減することができる。従って、本発明に係る自
動取引装置によって、上記従来の種々の問題点をすべて
解決することが可能となる。
【0026】図2は、本発明に係る自動取引装置の制御
系を示すブロック図である。図2において、図1と同じ
符号を付した構成部分は、ぞれぞれ同じものを示す。
【0027】制御部8において、貨幣処理制御回路81
は、紙幣入出金口1及び硬貨入金口12から投入された
貨幣の合計金額の計数、並びに、紙幣入出金口1、バラ
硬貨出金口2、包装硬貨出金口3から投出される両替貨
幣の計数を行う。
【0028】金額情報表示制御回路82は、操作表示部
4の表示(後述する図6、図12乃至図14参照)のう
ち、入金合計額欄41、残金額欄42及び両替金額表示
欄43a乃至43gの表示値を制御する。
【0029】操作表示部4の表面には、透明板の表面に
触れることにより選択指定入力を行うタッチ入力板9が
設けられており、金種選択ボタン欄44及び操作ボタン
欄45による入力は、このタッチ入力板9を介して行わ
れる。
【0030】ここで、入金合計額欄41の表示値は貨幣
処理制御回路81から、残金額欄42の表示値は残額演
算回路86(後述)から、両替金額表示欄43a乃至4
3gの表示値はタッチ入力判断回路85(後述)から、
それぞれ入力される。有効両替ボタン判別回路83は、
記憶部7の両替ボタン記憶領域71(後述)から選択単
位を取得するとともに、残額演算回路86(後述)から
残金額を取得し、この残金額において選択できる選択単
位に該当する選択ボタン欄44を操作表示部4に表示す
る。
【0031】有効ボタン作成回路84は、有効両替ボタ
ン判別回路83から表示を行う選択単位の情報を取得す
る。そして、タッチ入力板45のスイッチのうち、かか
る選択単位に対応するスイッチのみを有効とする。
【0032】タッチ入力判断回路85は、タッチ入力板
9のスイッチのオン・オフを検出することにより、どの
選択単位が選択されたかを判断する。そして、選択され
た選択単位の合計金額を算出する。この算出値は、両替
金額表示欄43a乃至43gの表示値の情報として金額
情報表示制御回路82に送られると共に、残金額を算出
するための情報として残額演算回路86に送られる。
【0033】残額演算回路86は、入金貨幣の合計金額
を貨幣処理制御回路81から取得するとともに、払込取
引の合計金額を払込取引回路88(後述)から取得し、
かつ、選択された選択単位の合計金額をタッチ入力判断
回路85から随時取得し、その都度両替ができる残りの
金額を算出する。そして、この算出結果を、金額情報表
示制御回路82、有効両替ボタン判別回路83及び有効
ボタン作成回路84に送る。
【0034】払込取引認識回路87は、払込票挿入口1
3から払込票読取処理部15に挿入されて払込票読取部
16により読み取られた払込票の記載情報、即ち、払込
取引情報の内容を認識し、払込取引回路88に送る。
【0035】払込取引回路88は、入金貨幣の合計金額
を貨幣処理制御回路81から取得して払込取引の合計金
額と比較し、払込取引が可能であることを確認した上で
払込取引を実行し、払込取引の合計金額を残額演算回路
86に送る。また、払込取引実行後、払込取引を実行し
たことを払込票読取処理部15の払込票処理部17に通
知する。これに応じて払込票処理部17は、払込票に所
定の押印及び印字を行い、払込票から領収証部分を切り
取り、領収証返却口14から領収証を返却する。
【0036】また、記憶部7は、両替ボタン記憶領域7
1と制御情報記憶領域72とによって構成されている。
【0037】両替ボタン記憶領域71は、選択し得る選
択単位を記憶しているものであり、その具体的内容につ
いては、図9に示して後述する。
【0038】図3は、本発明に係る自動取引装置の主要
動作を示したフローチャートである。また、図4は、本
発明に係る自動取引装置の操作表示部4の取引開始時に
おける画面表示の一例を示した表示図、図5は、本発明
に係る自動取引装置の払込取引終了時における操作表示
部4の画面表示の一例を示した表示図、図6は、本発明
に係る自動取引装置の払込取引終了後に残金両替を選択
した場合における操作表示部4の画面表示の一例を示し
た表示図である。
【0039】図3乃至図6を参照して、本発明に係る自
動取引装置の主要動作について説明する。
【0040】紙幣入出金口1及び硬貨入金口12から貨
幣が入金されると、図4に示すような画面を操作表示部
4に表示し、顧客に両替取引又は払込取引を選択するこ
とを促し、先ず、両替取引が選択されたかどうかを判断
する(ステップS1)。両替取引が選択された場合に
は、両替取引を行って取引を終了するが(ステップS
6)、両替取引が選択されない場合には、払込取引が選
択されたかどうかを判断する(ステップS2)。
【0041】払込取引が選択された場合には、払込取引
を実行し(ステップS3)、入金貨幣の合計金額から払
込取引の合計金額を減算した結果、残金が有るかどうか
を判断する(ステップS4)。ここで、ちょうど残金が
無くなっていれば、取引を終了するが、残金が有る場合
には、図5に示すような画面を操作表示部4に表示し、
払込取引が終了したことを示すと共に、残金を投出する
か又は両替するかを選択するように顧客に促し、先ず、
残金両替が選択されたかどうかを判断する(ステップS
5)。尚、ここでは、最初に20万円が入金されて1万
5千円の払込取引が行われ、18万5千円の残金が有る
ものとする。
【0042】両替取引が選択されない場合には、残金投
出が選択されたかどうかを判断し(ステップS7)、残
金投出が選択された場合には、紙幣入出金口1及びバラ
硬貨出金口2から残金貨幣の投出を行い(ステップS
8)、取引を終了する。一方、両替取引が選択された場
合には、図6に示すような画面を操作表示部4に表示
し、残金額欄42に残金18万5千円の範囲内で両替取
引が可能であることを示して、顧客に金種及び枚数又は
本数を指定させ、両替取引を行い(ステップS6)、取
引を終了する。
【0043】以下、本発明に係る自動取引装置による払
込取引及び両替取引の具体的内容について説明する。
【0044】先ず、本発明に係る自動取引装置による払
込取引の具体的内容の一例について説明する。
【0045】図7は、公共料金等の払込票140の一例
を示す平面図である。
【0046】払込票140は、横長矩形状の用紙が左か
ら「払込通知表」141、「領収控」142、「領収
証」143に区別けされ、これらの間にはミシン目等に
よる切取線144、145が施されている。
【0047】上記「払込通知票」141には、請求金額
欄146、払込みに必要な情報がコード化されてOCR
文字で印字されているOCRデータ部147、住所氏名
欄148、領収日付印押印欄149等が表示され、「領
収控」142には、所定事項記載欄150、領収日付押
印欄151等が表示され、さらに「領収証」143に
は、請求金額欄152、住所氏名欄153、領収日付押
印欄154等が表示されており、切取線144により切
離して「払込通知書」141、「領収控」142は取込
まれ、「領収証」143は利用者に返却されるものであ
る。
【0048】図8は、払込取引の手順を示したフローチ
ャートである。
【0049】最初に、操作表示部4で払込取引を選択し
た後、さらに、払込票140の種類(例えば東京ガス、
NTT、水道局等)を選択する(St1 )。次いで払込
票140を払込票挿入口13から挿入すると、払込票読
取処理部15の払込票読取部16により、払込票140
の種類によって予め決まっている位置に記載された払込
取引情報を読取り(St3 )、払込取引の内容を認識す
る。
【0050】認識された払込取引の内容に従い、払込取
引の合計金額の貨幣を紙幣入出金口1及び硬貨入金口1
2から入金することを指示する表示を操作表示部4で行
い、払込取引の合計金額以上の金額の貨幣を紙幣入出金
口1及び硬貨入金口12から入金すると、払込取引が実
行され、入金貨幣の合計金額から払込取引の合計金額が
減算される(St4 )。
【0051】払込取引実行後、図7(B)に示すよう
に、払込票140の位置が調整されて所定の印字及び押
印が行われる(St5 )。
【0052】印字及び押印終了後、図7(C)に示すよ
うに、切取線144の位置で払込票140の領収証14
3を切離する(St6 )。切離された領収証143は領
収証返却口14へ返却され、領収証以外の部分141、
142は装置内の収納部に収納されるが、この返却及び
収納に至る前に払込票読取部16により上記印字及び押
印内容が再度読取られ(St7 )、その際に払込票14
0の該当欄149、151、154に所定の印字及び押
印がさなれているか否か、あるいはその印字及び押印が
所定の濃度で鮮明になされているか否かが判断され(S
8 )、正常になされていれば領収証144は返却口1
4へ、領収証以外の部分は装置内の収納部へそれぞれ送
られて処理を終了する(St9 )。
【0053】正常でないと判断された場合は、印字・押
印がなされているのか否かが判断され(St10)、なさ
れていないときは再印字・再押印がなされる(S
11)。次いでその状態が再び読取られ(St12)、再
度印字・押印が正常か否かの判断がなされる(S
13)。これが正常であれば処理を終了し、正常でない
ときは操作表示部4にエラーメッセージ表示がなされる
(St14)。
【0054】上記ステップ(St10)で印字・押印有と
判断されたときは、その濃度が所定値より薄いか否かが
判断され(St15)、薄い場合には濃度不良によるエラ
ーメッセージが操作表示部4に表示される(St16)。
【0055】そして、これらのエラーが発生した場合に
は、エラー終了となる(St17)。
【0056】次に、本発明に係る自動取引装置による両
替取引の具体的内容の一例について説明する。
【0057】払込取引後、残金が有る場合に両替取引を
選択したとき、又は、払込取引を行わずに両替取引を選
択して貨幣を入金したときは、両替取引が行われる。
【0058】図9は、図2に示した記憶部の両替ボタン
記憶領域の記憶内容の一例を示す図表である。
【0059】1回目の両替操作においては、払込取引後
の残金額又は入金合計金額が両替金額(両替の対象とな
る金額)となる。図9においては払込取引後の残金額又
は入金合計金額が25,000円であった場合に選択で
きる単位を示しており、この合計金額で両替を行うこと
ができる選択単位の両替可否フラグに「1」がセットさ
れ、両替を行うことができない選択単位の両替可否フラ
グに「0」がセットされている。そして、両替可否フラ
グに「1」がセットされた選択単位のみが、有効両替ボ
タン判別回路83によって読み出される。また、2回目
以降の両替操作においては残金額が両替金額となるの
で、この残金額で両替を行うことができる選択単位の両
替可否フラグに「1」がセットされ、両替を行うことが
できない選択単位の両替可否フラグに「0」がセットさ
れる。そして、両替可否フラグに「1」がセットされた
選択単位のみが、有効両替ボタン判別回路83によって
読み出される。
【0060】尚、図9に示した例においては、5円硬貨
と1円硬貨については、収納と使用頻度の関係から単独
で1本という設定はできず、各1本(合計300円)の
場合のみ設定できるようになっている。
【0061】制御情報記憶領域72には、これ以外の情
報(例えばユーザによって選択された選択単位の内容な
ど)がすべて記憶される。
【0062】図10及び図11は、操作表示部4におけ
る画面表示を、本発明に係る自動取引装置の動作ととも
に説明したフローチャートである。
【0063】自動取引装置のメイン電源(図示せず)を
オンにすると、操作表示部4に、例えば「いらっしゃい
ませ」等歓迎メッセージを含む処理開始画面(初期画
面)(図4参照)が表示される(ステップS101)。
対人検知センサが装置本体全面に設けられている場合、
この状態で人が自動取引装置の前に立つと、対人検知セ
ンサが作動して(ステップS102)、払込取引又は両
替取引を選択することを促す動作を行う。例えば、「ご
希望の取引を選んで下さい」という音声ガイダンスを流
してもよいし、操作表示部4に表示された処理開始画面
(初期画面)(図4参照)の「ご希望の取引を選んで下
さい」という文章部分の表示色を変えたり、点滅させた
りしてもよい。
【0064】そして、払込取引が行われずに両替取引が
選択されると、「紙幣又は硬貨を投入して下さい。」と
いった内容の貨幣の投入を促す貨幣投入待ち画面を操作
表示部4に表示する(ステップS103)。尚、払込取
引後、残金が有る場合に両替取引を選択したときは、既
に貨幣入金済みの状態であるので、後述するステップS
121から動作を開始する。
【0065】尚、紙幣投入待ち画面となってから一定時
間、例えば60秒間紙幣の投入がないときには(ステッ
プS104)、タイムアップとして紙幣投入待ち画面は
取り消され、初期画面に戻る。
【0066】貨幣入力待ち画面20に応じて、紙幣入出
金口1に紙幣が投入され、又は、硬貨入金口12から硬
貨が投入されると、貨幣処理制御回路81は貨幣が入金
中であることを示す画面を表示する(ステップS10
5)とともに、投入された貨幣の真偽チェック及び合計
金額の計数を行う(ステップS106)。
【0067】この入金された貨幣に対しては、偽貨幣若
しくは汚損貨幣が発見されたとき、又は、投入不良貨幣
若しくは投入過多貨幣があった場合には(ステップS1
07)、これらを抜き取ることを促すメッセージが表示
され(ステップS108)、偽貨幣若しくは汚損貨幣、
又は、投入不良貨幣若しくは投入過多貨幣は、紙幣入出
金口1又はバラ硬貨出金口2から排出される(ステップ
S109)。
【0068】排除された貨幣を抜き取ると(ステップS
110)、「紙幣をそろえてもう一度入れ直してくださ
い。」等の貨幣の再投入を促す表示を操作表示部4に行
わせ(ステップS111)、上記ステップS104の前
に戻る。
【0069】リジェクトや未計数の貨幣がなく貨幣の計
数が正しく行われた場合、又は、払込取引後、残金が有
る場合に両替取引を選択した場合は、有効両替ボタン判
別回路83が、入金額又は残金額に応じた両替ボタン記
憶領域71から両替ボタンを抽出し(ステップS12
1)、有効ボタン作成回路84によりタッチ入力板5の
スイッチのうち対応する有効ボタンを作成し(ステップ
S122)、両替選択画面40が表示される(ステップ
S123)。
【0070】図12は、操作表示部の表示内容のうち入
金額又は残金額に応じた有効ボタンが作成された両替選
択画面40を示す表示図である。
【0071】この画面は金種及び枚数あるいは本数を指
定し、両替の状況を把握するためのものである。
【0072】ここでは、払込取引が行われずに両替取引
が選択されたものとし、入金額、即ち、紙幣入出金口1
又は硬貨入金口12から投入された被両替貨幣の合計額
が20万円であったとすると、金額情報表示制御回路8
2が、この被両替貨幣の合計金額、即ち、「入金合計金
額」を左上の入金合計金額欄41に表示する。
【0073】残金額欄42には、両替ができる残りの金
額、すなわち貨幣入出金口1から投入された被両替貨幣
の合計金額とそれまでに選択された各選択単位の合計金
額との差が表示される。図12においては未選択の状態
であるので、残金金額は入金金額と同じ20万円となっ
ている。
【0074】両替金額表示欄43a乃至43gには、そ
れぞれ、5000円、1000円、500円、100
円、50円、10円、5/1円について、それまでに選
択された選択単位の合計金額が表示される。ここでは選
択可能な選択単位をその形態(紙幣、棒金、バラ硬貨)
を象徴するシンボルが示されている。
【0075】両替金額表示欄43の右側には選択ボタン
欄44が設けられており、ここでは、図に示された選択
できる選択単位を金種ごとに表示する。各選択ボタン
は、選択ボタン行44a乃至44gにグループ分けされ
ており、各選択ボタン行内で選択可能な4つの態様が紙
幣、バラ硬貨、棒金を表すシンボルをなすボタンとなっ
ている。例えば、5000円札に対しては、1枚、2
枚、5枚、10枚が選択可能であり、500円硬貨に対
しては、1枚、10枚及び棒金1本、2本が選択可能で
あり、5/1円硬貨に対しては、1円の棒金2本、5円
の棒金2本、1円及び5円の棒金を各1本、1円の棒金
4本が選択可能となっている。
【0076】操作ボタン欄45には、取消ボタン45
a、訂正ボタン45b、追加ボタン45c及び残金両替
ボタン45dが表示される。
【0077】この操作ボタン欄45の下にはメッセージ
表示欄46が設けられ、後述するような必要なメッセー
ジを表示する。
【0078】メッセージ表示欄46に表示された「ご希
望の金種ボタンを繰り返し押してください。」とのメッ
セージに応じ、両替選択画面40中で必要な金種のボタ
ンを順次押していくと、両替金種表示欄43a乃至43
gには金種毎の金額が加算されていく一方、残金額は減
算されていく。そして、残金額以上の金額の選択ボタン
は消灯し、選択が不可能になるように制御される。
【0079】これを詳述すると、タッチ入力判断回路8
5は、選択ボタン欄44の各ボタンと残金両替ボタン4
5dとのオン/オフのチェックを順次繰り返し(S13
1,S134)、選択ボタン欄44のボタンのいずれか
がオンされると、選択された選択単位を判断して、かか
る選択単位の合計金額を算出する。残額演算回路86
は、この合計金額を入力して残金額を算出し、かかる残
金額を金種情報表示制御回路82へ送る。金種情報表示
制御回路82は、入力した残金額を操作表示部4の残金
額欄42に表示する(S132)。また、金種情報表示
制御回路82は、タッチ入力判断回路85から入力した
選択単位の合計金額を、両替金額表示欄43a乃至43
fのうち対応するものに表示する(S133)。この実
施の形態の場合、残金額が0あるいは最低両替金額より
も少額となったとき(ステップ134)、両替動作を終
了し、次の確認画面へ移行する。
【0080】図13は、操作表示部の表示内容のうち両
替選択途中の両替選択画面40’を示す表示図である。
【0081】この画面では、5000円札に対しては5
枚のボタン、1000円札に対しては50枚のボタンを
2回、500円に対しては棒金1本のボタンと1枚のボ
タンを2回、100円については4本のボタン、50円
については2本のボタン、10円については4本のボタ
ン、5円については2本のボタン、1円については2本
のボタンを選択した結果が示されている。このような選
択の結果、合計金額は178600円となり、残金額2
1400円が残金額欄42に表示されている。
【0082】この状態で残金についての両替を行うため
には選択可能なボタンをさらに押す操作を繰り返せばよ
いが、両替選択を早く終わらせるためには残金両替ボタ
ン45dを押せば良い(ステップS135)。これによ
り、タッチ入力判断回路85は、残金額を1000円
札、500円、100円の最小構成枚数となるような組
み合わせで選択し(ステップS136)、残金をこれを
両替金額表示欄に加算し、次の確認画面に移行する。
【0083】図14は、操作表示部の表示内容のうち両
替確認画面50を示す表示図である。
【0084】この確認画面は、前述した両替選択画面と
同じ部分も有しており、残金額欄42には残金0が表示
され、両替金額表示欄43a乃至43gには最終的な金
額が表示されるとともにその右側には各金種の紙幣の枚
数、バラ硬貨の枚数、棒金の本数がまとめて表示され
る。この際、紙幣、バラ硬貨、棒金はそれぞれの形態が
視覚的にわかりやすいシンボルで表示される。例えば、
500円については棒金が1本、バラ硬貨が2枚である
ことが一見してわかるようになっている。また、操作ボ
タン欄のうちの残金両替ボタン45dは確認画面では確
認ボタン45eに変化している。そして、この確認画面
の右側には「両替内容がよろしければ確認ボタンを押し
てください」との確認を促すメッセージ47が表示され
る。
【0085】このメッセージに応じて確認ボタン45e
を押す(ステップS138)と、タッチ入力判断回路8
5は、確認ボタン45eがオンされたことをチェック
し、操作表示部4を図16に示すような、出金のための
作業中であることをユーザに知らせる出金中画面表示に
切り替え(ステップS139)、貨幣処理制御回路81
は、貨幣を計数しながら、貨幣入出金口1、バラ硬貨出
金口2及び包装硬貨出金口3に対して投出する(S14
0)。
【0086】尚、取消ボタン45a、訂正ボタン45b
及び追加ボタン45cがオンされたときの動作について
は説明を省略する。
【0087】各出金口に両替先の貨幣が払い出された時
点で、「両替が終了しました。両替金をお受け取り下さ
い。」等の内容を示す支払い画面を表示する(ステップ
S141)。
【0088】取り出し口のシャッタを開放する(ステッ
プS142)と貨幣の取り出しが可能になり、貨幣の取
り出し終了を待って(ステップS143)、「ご利用あ
りがとうございました」等の終了表示を行う(ステップ
S144)。なお、出金された貨幣を取り出すことなく
所定時間が経過したときは(ステップS145)、取り
忘れと判断して所定の取り忘れ処理(ステップS14
6)を行った後動作を終了する。
【0089】また、ステップS134での比較におい
て、残金額の方が大きければS121以降を再度実行す
る。このときの両替金額は残金額となる。従って、有効
両替ボタン判別回路83は、記憶部7の両替ボタン記憶
領域71からこの残金額で選択が可能な選択単位を取り
込み(S121)、さらに、有効ボタン作成回路84
は、表示される選択単位の変更に伴って、タッチ入力板
5の有効なスイッチを変更し(S122)、取り込まれ
た選択単位のみを操作表示部4の選択ボタン欄44に表
示するようにして両替選択画面を表示する(S12
3)。
【0090】このように、選択が可能な選択ボタンのみ
を操作表示部4の選択ボタン欄44に表示すると、選択
することができる選択ボタンをユーザに容易に認識させ
ることができる。
【0091】
【発明の効果】本発明に係る自動取引装置によれば、紙
幣若しくは硬貨又はそれらの組合せの一の形態の貨幣
を、紙幣若しくは硬貨又はそれらの組合せの他の形態の
貨幣に両替する両替取引を自動的に行う自動両替機構
と、公共料金その他支払い義務のある料金の払込取引で
あって、取引内容についての払込取引情報が記載された
所定の払込票を用いる払込取引を自動的に行う自動払込
取引機構とを兼備し、上記自動両替機構及び上記自動払
込取引機構を構成する各機構部分のうち、機能的に共通
する機構部分は、上記自動両替機構及び上記自動払込取
引機構により兼用されているので、両替及び払込取引の
両方を行いたい顧客は、両替金額及び払込金額の合計額
を入金し、先ず、払込取引を行って、その残金額の範囲
内で両替を行うことにより、貨幣の入金操作と受取操作
とをそれぞれ1回ずつ行うだけで、両替及び払込取引の
両方を済ませることができる。また、銀行等の金融機関
にとっては、自動両替装置及び自動払込取引装置を別個
に設置する必要がなくなるので、設備コストを低減する
ことができ、省スペース化を図ることができ、装置の稼
働率を向上させることができ、装置運用に要する重複労
力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動取引装置の概略的な外観構成
を示す斜視図。
【図2】本発明に係る自動取引装置の制御系を示すブロ
ック図。
【図3】本発明に係る自動取引装置の主要動作を示した
フローチャート。
【図4】本発明に係る自動取引装置の操作表示部4の取
引開始時における画面表示の一例を示した表示図。
【図5】本発明に係る自動取引装置の払込取引終了時に
おける操作表示部4の画面表示の一例を示した表示図。
【図6】本発明に係る自動取引装置の払込取引終了後に
残金両替を選択した場合における操作表示部4の画面表
示の一例を示した表示図。
【図7】公共料金等の払込票140の一例を示す平面
図。
【図8】払込取引の手順を示したフローチャート。
【図9】図2に示した記憶部の両替ボタン記憶領域の記
憶内容の一例を示す図表。
【図10】操作表示部4における画面表示を、本発明に
係る自動取引装置の動作とともに説明したフローチャー
ト。
【図11】操作表示部4における画面表示を、本発明に
係る自動取引装置の動作とともに説明したフローチャー
ト。
【図12】操作表示部の表示内容のうち入金額又は残金
額に応じた有効ボタンが作成された両替選択画面40を
示す表示図。
【図13】操作表示部の表示内容のうち両替選択途中の
両替選択画面40’を示す表示図。
【図14】操作表示部の表示内容のうち両替確認画面5
0を示す表示図。
【図15】従来の自動両替装置10の概略的な外観構成
を示す斜視図。
【図16】従来の自動払込取引装置の概略的な外観構成
を示す斜視図。
【符号の説明】
1 紙幣入出金口 2 バラ硬貨出金口 3 包装硬貨出金口 4 操作表示部 5 取扱中表示部 6 異物排除口 7 記憶部 8 制御部 9 タッチ入力板 11 対人検知センサ 12 硬貨入金口 13 払込票挿入口 14 領収証返却口 15 払込票読取処理部 16 払込票読取部 17 払込票処理部 41 入金合計額欄 42 残金額欄 43a乃至43g 両替金額表示欄 44 選択ボタン欄 45 操作ボタン欄 81 貨幣処理制御回路 82 金額情報表示制御回路 83 有効両替ボタン判別回路 84 有効ボタン作成回路 85 タッチ入力判断回路 86 両替残額演算回路 87 払込取引認識回路 88 払込取引回路 101 装置本体 102 払込票処理部 103 紙幣入金口 104 釣銭紙幣出金口 106 硬貨入出金口 107 表示手段としての操作表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 林 敬 司 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内 Fターム(参考) 3E001 AA06 AA10 AB01 BA01 BA02 CA03 CA10 FA34 3E040 AA01 AA08 BA07 EA01 EA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣若しくは硬貨又はそれらの組合せの一
    の形態の貨幣を、紙幣若しくは硬貨又はそれらの組合せ
    の他の形態の貨幣に両替する両替取引を自動的に行う自
    動両替機構と、 公共料金その他支払い義務のある料金の払込取引であっ
    て、取引内容についての払込取引情報が記載された所定
    の払込票を用いる払込取引を自動的に行う自動払込取引
    機構とを兼備し、 前記自動両替機構及び前記自動払込取引機構を構成する
    各機構部分のうち、機能的に共通する機構部分は、前記
    自動両替機構及び前記自動払込取引機構により兼用され
    ていることを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】紙幣の入金及び出金を行う紙幣入出金部
    と、 硬貨の入金を行う硬貨入金部と、 硬貨を所定枚数ごとに包装した棒金状態で投出する包装
    硬貨出金部と、 取引終了後における残金額のうち、最低金額紙幣の金額
    未満の金額部分を、バラ硬貨として投出するバラ硬貨投
    出部と、 取引及び操作内容が表示され、表示中の操作が可能な操
    作表示部と、 公共料金その他支払い義務のある料金の払込取引の取引
    内容についての払込取引情報が記載された所定の払込票
    から前記払込取引情報を読み取って取引内容を認識する
    払込票読取部と、 払込取引の金額以上の貨幣の入金に応じて払込取引を実
    行し、入金貨幣の合計金額から払込取引の金額を減算し
    た残金額を算出する払込取引実行部と、 払込取引の実行に応じて払込票に所定の処理を行い、払
    込票の一部を領収証として返却する払込票処理部と、 入金貨幣の合計金額又は払込取引後における残金額の範
    囲内で指定された紙幣若しくは硬貨又はそれらの組合せ
    の形態の貨幣に両替する両替取引部と、 を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】払込取引の実行後、出金操作を行うことな
    く、続けて両替取引を行うことが可能であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の自動取引装置。
  4. 【請求項4】払込取引を行うことなく、両替取引のみを
    行うことが可能であることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の自動取引装置。
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