JP2005042361A - セグメントの接続方法及びセグメント - Google Patents

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義和 木戸
Masaru Kawagoe
勝 河越
Shinji Masuzawa
伸司 増澤
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Keiichi Watanabe
敬一 渡辺
Yutaka Fujino
豊 藤野
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Abstract

【課題】シールド推進時における欠けやクラックの発生を低減することのできるセグメントの接続方法と、これに使用されるセグメントを提供する。
【解決手段】セグメント11の切羽側の側面11aと坑口側の側面11bとに複数の凹部12をそれぞれ設け、更に、上記凹部12の底面と側面とにそれぞれ当接する、断面がL字状のアングル30を設置し、上記セグメント11と既設のセグメントリング10Zのセグメント11Zとを、上記凹部12,12間に配置される、弾性材料から成る挿入部材40を介して接続するとともに、トンネル円周方向に隣接するセグメントを、一端側が円周方向の各突き合わせ端面側にそれぞれ開口する凹部12a,12c内に収納される、上記凹部12a,12cに跨って配置される連結板、及び、セグメントに予め埋設されたインサート部材に螺入されるボルトを備えた連結部材を用いて連結するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールドトンネルに使用されるセグメントの接続方法に関するもので、特に、シールドの推進力による目開きやクラックの発生等を低減する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シールド工法においては、シールド掘進機の後方にて組立てたセグメントの切羽側の面をシールドジャッキにて押し、その反力でシールド掘進機を前進させながら地山の掘削を行っている。このため、上記セグメントは、トンネル覆工体としての役割に加えて、仮設時の反力部材としての役割を有している。そして、近年、シールド工事の大深度化により、この推進時の反力が大きくなってきていることから、本来は永久構造物であるセグメントに、仮設時の荷重によるクラック等の、構造体として有害な障害の発生が問題となっている。
また、建設工事費のコスト削減のため、二次覆工を省略するシールド工事が増加する傾向にある。従来のように二次覆工を行う場合には、構造的に問題とならない程度のクラックであれば二次覆工により覆工されるため留意されなかったが、二次覆工を省略する場合は、セグメント内面がそのまま仕上がり面となるため、二次覆工を行う場合には問題とされなかったクラックまで問題になるようになった。
【0003】
ところで、セグメントリング間、すなわち、セグメントのトンネル軸方向の接続方法として、図8に示すように、セグメント51のトンネル軸方向の切羽側の側面51aに複数の係合ピン52を設け、坑口側の側面51bに複数のチャック53を設け、上記係合ピン52と上記チャック53とを係合することにより、従来のボルト等による連結を省略して工期の短縮を図る方法が用いられている。
しかしながら、上記のような継手締結力が小さなセグメント51にシールドの推進力が作用した場合には、図9に示すように、セグメント51の坑口側の側面51bは図示しない既製リングとリング継手により拘束されているが、切羽側の側面51aはテール内の外圧が作用していないため、組立直後のセグメントリング50が円周方向に押し開かれてラッパ状に開くといった現象が発生する。これにより、セグメント51,51の目違い・目開きによる移動や回転、セグメント51と図示しないシールドジャッキとの偏心が発生するため、上記セグメント51には様々な荷重が作用し、これらの荷重がクラック発生の大きな要因となっている。
【0004】
そこで、例えば、図10(a)〜(c)に示すように、隣接する2つのセグメント51(51A,51B)の切羽側の側面51aの端部にそれぞれ埋込金具54,54を埋設するとともに、上記埋込金具54,54の挿入空間55に連結部材であるコッタ56を挿入して、上記セグメント51A,51B間の目違い・目開きを防止する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、同図において、57はセグメント51のトンネル軸方向の切羽側の側面51aに設けられた複数の穴、58は坑口側の側面51bに設けられた複数の突起、59a,59bはセグメント51の円周方向の突き合わせ端面51c,51dにそれぞれ設けられた、接続用の突起部と溝である。
また、図11(a),(b)に示すように、セグメント61(61A,61B)の切羽側の側面の、セグメント61A,61Bの円周方向の突き合わせ端面61c,61d側に凹部62を設け、この凹部62の底面に雌ネジ付きインサート部材63,63を埋設した後、上記凹部62の底面に上記セグメント61A,61Bに跨って切羽止め金具64の継手鋼板64aを配置し、この継手鋼板64aの両端からボルト64b,64bを上記インサート部材63,63に螺入して上記セグメント61A,61Bを締結し、セグメントリング60を組立てることにより、上記セグメント61A,61B間の目違い・目開きを防止する方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−345795号公報
【特許文献2】
特開平11−350886号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法では、セグメント間の目違い・目開きを防止することは可能であるが、シールド推進時に作用するリング円周方向の剪断力を緩和することができないため、クラックの発生やセグメントリングの継手面におけるコンクリート同士の接触による欠けの発生を防止することが困難であった。
【0007】
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、シールドの推進力による目開きや目違いを防止するとともに、セグメントリングの円周方向に作用する剪断力を緩和してセグメントリング面におけるクラックや欠けの発生を低減することのできるセグメントの接続方法と、これに使用されるセグメントを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載のセグメントの接続方法は、セグメントの切羽側及び坑口側の側面に、一端側が円周方向の各突き合わせ端面側にそれぞれ開口する2つの接合用凹部を含む複数の凹部を設けて、トンネル軸方向のセグメント同士を、上記セグメントの互いに対向する凹部に挿入される弾性材料から成る挿入部材により接続するとともに、上記接合用凹部内に収納された、トンネル円周方向に隣接するセグメントの接合用凹部間に跨る連結部材を用いて、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を連結するようにしたことを特徴とするものである。すなわち、本発明においては、セグメントの切羽側及び坑口側の側面に、少なくともセグメントピース間を跨ぐようなほぞ(凹部)を含む複数の部分的なほぞを形成して、このほぞに剪断抵抗部材を挿入して、セグメント間の回転剛性を高める構成としたので、シールド推進時におけるコンクリートの欠けやクラックの発生を大幅に低減することが可能となる。また、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を接合用凹部間に収納される連結部材で接合することにより、セグメント内面側への露出物がなくなるようにしたので、リング継手には緩衝せずに、セグメント間の目違いや目開きを確実に防止することが可能となる。
請求項2に記載のセグメントの接続方法は、上記凹部に、上記凹部の底面と側面とに当接する、断面がL字状またはコの字状のアングルを取付けたことを特徴とするもので、上記アングルが上記弾性材料から成る挿入部材の枠部材となるので、上記挿入部材の剪断抵抗力を更に向上させることが可能となる。
【0009】
請求項3に記載のセグメントの接続方法は、請求項1または請求項2に記載のセグメントの接続方法であって、上記接合用凹部内に雌ネジ付きインサート部材を埋設するとともに、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を、隣接するセグメントの接合用凹部間に跨る連結板と、この連結板に設けられた挿入孔から上記インサート部材に螺入されるボルトとを用いて連結したことを特徴とする。
また、請求項4に記載のセグメントの接続方法は、請求項1または請求項2に記載のセグメントの接続方法であって、上記接合用凹部内に孔部を設けるとともに、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を、上記隣接するセグメントの接合用凹部間に跨る連結板と、この連結板に設けられた挿入孔から上記孔部に挿入されるホールインアンカーとを用いて連結したことを特徴とする。
請求項5に記載のセグメントの接続方法は、請求項1または請求項2に記載のセグメントの接続方法であって、上記接合用凹部内に孔部を設けるとともに、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を、両足部が上記隣接するセグメントの上記孔部にそれぞれ挿入される鎹を用いて連結したことを特徴とする。
【0010】
また、請求項6に記載のセグメントは、切羽側及び坑口側の側面のそれぞれに、弾性材料から成る挿入部材を挿入するための、一端側が円周方向の各突き合わせ端面側にそれぞれ開口する凹部を含む複数の凹部が形成されており、かつ、上記各凹部に、上記凹部の底面と側面とに当接する、断面がL字状またはコの字状のアングルが取付けられていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
図1〜図4は、本発明の一実施の形態を示す図で、各図において、10Zは既設のセグメントリング、11,11Zは切羽側の側面11a及び坑口側の側面11bにそれぞれ複数(ここでは、3個)の凹部12(12a,12b,12c及び12p,12q,12r)が形成されたセグメントで、凹部12a,12c及び凹部12p,12rはセグメントの円周方向の突き合わせ端面11c,11d側に開口する凹部であり、凹部12b,12qは上記側面11a,11bの中央部に形成された凹部である。上記凹部12a,12c及び凹部12p,12rの開口部とは反対側の端部の底部には、雌ネジ付きのインサート部材13がそれぞれ埋設されている。
20は円周方向に隣接するセグメント11(11A,11B)の凹部12a,12cに跨って配置された、両端側に上記インサート部材13,13に対応する位置にボルト挿入孔21s,21sが設けられた連結板21と、上記ボルト挿入孔21s,21sから上記インサート部材13,13に螺入されるボルト22,22とからなる連結部材、30は水平片30aと垂直片30bとが上記各凹部12(12a〜12c、12p〜12r)の底面と側面とにそれぞれ当接する、断面がL字状のアングル、40は片面側に上記ボルト22,22の各頭部22k、22kを収納するための凹状の収納部40s,40sを有し、上記セグメント11の切羽側の側面11aに形成された凹部12(12a,12b,12c)と、上記セグメント11と軸方向で接続されるセグメント11Yの坑口側の側面11aに形成された凹部12(12p,12q,12r)とにより形成される空隙に挿入される、ゴムなどの弾性材料から成る挿入部材である。なお、詳細には、上記挿入部材40は上記凹部12a,12b,12c及び凹部12p,12q,12rにそれぞれ取付けられた上記アングル30の内周側に配置される。すなわち、上記アングル30は上記挿入部材40の周囲を囲む枠部材となるので、上記挿入部材40は上記アングル30により補強される。
【0012】
次に、セグメントの接続方法について説明する。
なお、一般には、セグメント11とセグメント11Zとは、大きさが必ずしも同じではなく、また、円周方向に所定角度だけずれた位置において接続されるが、本例では、説明を簡単にするために、切羽側のセグメント11と坑口側に位置する既設のセグメントリング10Zを構成するセグメント11Zとを同じ大きさにし、かつ、上記セグメント11の坑口側の側面11bがセグメント11Zの切羽側の側面11aに接合されるものとして説明する。
まず、セグメント11の上記坑口側の側面11b側の凹部12(12p,12q,12r)に、セグメント11Zの切羽側の側面11a側の凹部12(12a,12b,12c)にその坑口側が挿入されている挿入部材40の切羽側を挿入してセグメント11とセグメント11Zとを接合することにより、既設のセグメントリング10Zにセグメント11を取付ける。
次に、トンネル円周方向に隣接して配置されたセグメント11Aとセグメント11Bとを、連結部材20を用いて接続する。具体的には、セグメント11Aの切羽側の凹部12aに埋設されたインサート部材13と、上記凹部12aに対向する、セグメント11Bの切羽側の凹部12cに埋設されたインサート部材13とに、連結板21のボルト挿入孔21s,21sを介して、ボルト22,22をそれぞれ螺着することによりセグメント11Aとセグメント11Bとを連結する。
このとき、図3(b),図4(b)に示すように、上記ボルト22の頭部22kは、上記挿入部材40の凹状の収納部40s,40sに収納される。また、上記連結板21の厚さと、L字状のアングル30の厚さを等しくしておくことにより、上記挿入部材40を隙間なくセグメント11の凹部12に配置することができる。
【0013】
このように、挿入部材40を介してセグメント11とセグメント11Zとを接合するとともに、セグメント11を円周方向に順次組上げて切羽側に新たにセグメントリングを構築する。これにより、セグメント11Zの切羽側の側面11aとセグメント11の坑口側の側面11bとは、弾性材料から成る挿入部材40を介して接続されるので、セグメント11とセグメント11Z間にシールド推進時に作用するリング円周方向の剪断力が作用した場合でも、上記挿入部材40が剪断抵抗部材となるので、上記剪断力を緩和することができる。したがって、上記剪断力によるクラックの発生やセグメントリングの継手面におけるコンクリート同士の接触による欠けの発生を大幅に低減することができる。
このとき、上記挿入部材40は枠部材としての上記アングル30により補強されているので、挿入部材40を単に凹部12に挿入した場合に比べて、上記剪断抵抗力を大幅に向上させることができる。
また、上記セグメント11A,11Bを円周方向に接合する連結部材20は、セグメント11A,11Bの凹部12a,12c内に収納されるので、リング継手には緩衝せずに、セグメント11A,11B間の目違いや目開きを確実に防止することができる。
なお、新たなセグメントリングの構築後には、上記セグメントリングの各セグメント11の切羽側の凹部12a,12b,12cにそれぞれ挿入部材40の坑口側を挿入し、次のセグメント11Yの凹部12p,12q,12rに上記挿入部材40の切羽側を挿入して次のセグメント11Yの取付けを行う。
【0014】
このように、本実施の形態では、セグメント11の切羽側の側面11aと坑口側の側面11bとに複数の凹部12をそれぞれ設けるとともに、上記凹部12の底面と側面とにそれぞれ当接する、断面がL字状のアングル30を設置し、上記セグメント11と既設のセグメントリング10Zのセグメント11Zとを、上記凹部12,12間に配置される、弾性材料から成る挿入部材40を介して接続するようにしたので、上記アングル30で補強された挿入部材40がシールド推進時における剪断抵抗部材となり、シールド推進時におけるコンクリートの欠けやクラックの発生を大幅に低減することができる。
また、トンネル円周方向に隣接するセグメント11A,11Bを、一端側が円周方向の各突き合わせ端面側にそれぞれ開口する凹部12a,12c内に収納される、上記凹部12a,12cに跨って配置される連結板21、及び、セグメント11A,11Bに予め埋設されたインサート部材13,13に螺入されるボルト22,22を備えた連結部材20を用いて連結するようにしたので、リング継手には緩衝せずに、セグメント間の目違いや目開きを確実に防止することができる。
【0015】
なお、上記実施の形態では、セグメントリングを、全て、セグメントの円周方向の突き合わせ端面11c,11d側に開口する凹部12a,12cと、中央部に形成される凹部12bの3つの凹部を有するセグメント11により構築する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、図5(a)に示すように、セグメントリング10Xを構成するセグメントとしては、少なくとも、セグメントの円周方向の突き合わせ端面11c,11d側に開口する凹部12a,12cを有していればよく、セグメント11Pのように、中央部に形成される凹部12bは2個以上でもよいし、また、セグメント11Qのように凹部12bがなくてもよい。また、図5(b)に示すように、上記セグメントリング10Xの切羽側に構築されるセグメントリング10Yの各セグメントの配置としては、例えば、上記セグメント11Pにセグメント11pを対応させ、セグメント11Qにセグメント11qを対応させるなど、セグメントリング10Xのセグメントの切場側の側面11aとセグメントリング10Yのセグメントの坑口側の側面11bの形状とを同一とすることが望ましい。
【0016】
また、上記例では、セグメント11A,11Bに予め、ボルト22,22を螺入するためのインサート部材13,13を埋設したが、図6(a),(b)に示すように、ボルト22,22に代えてホールインアンカー23,23を用いるようにすれば、セグメント11A,11Bに挿入孔24,24のみを形成するだけでよいので、セグメントの構成を簡易化できる。
あるいは、図7(a),(b)に示すように、連結部材として鎹(かすがい)25を用いてもよい。これにより、連結板21を省略することができるので、容易に上記セグメント11A,11Bを接続することができる。また、セグメント11A,11Bに形成する挿入孔26,26を、奥にいくにしたがってセグメント11A,11Bの接合面側に傾斜するように形成するようにすれば、上記セグメント11A,11B間を引き付ける力が期待できるので、接合強度を更に向上させることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、セグメントの切羽側及び坑口側の側面に、一端側が円周方向の各突き合わせ端面側にそれぞれ開口する2つの接合用凹部を含む複数の凹部を設けて、トンネル軸方向のセグメント同士を、上記セグメントの互いに対向する凹部に挿入される弾性材料から成る挿入部材により接続するようにしたので、シールド推進時におけるコンクリートの欠けやクラックの発生を大幅に低減することができる。
また、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を、上記凹部内に収納される連結部材を用いて連結するようにしたので、リング継手には緩衝せずに、セグメント間の目違いや目開きを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図である。
【図2】本実施の形態に係るセグメントリングを示す図である。
【図3】本実施の形態に係るセグメントの接続方法を示す図である。
【図4】本実施の形態に係るセグメントの接続方法を示す図である。
【図5】本発明に係るセグメントリングの他の例を示す図である。
【図6】本発明によるセグメントの接続方法の他の例を示す図である。
【図7】本発明によるセグメントの接続方法の他の例を示す図である。
【図8】従来のセグメントの接続方法を示す図である。
【図9】セグメントの目開き状態を示す模式図である。
【図10】従来のセグメントの接続方法を示す図である。
【図11】従来の他のセグメントの接続方法を示す図である。
【符号の説明】
10Z 既設のセグメントリング、11,11Z セグメント、
11a 切羽側の側面、11b 坑口側の側面、
11c,11d 円周方向の突き合わせ端面、12 凹部、
13 インサート部材、14 シール溝、20 連結部材、21 連結板、
21s ボルト挿入孔、22 ボルト、22k ボルトの頭部、
30 L字状のアングル、40 挿入部材、40s 収納部。

Claims (6)

  1. セグメントの切羽側及び坑口側の側面に、一端側が円周方向の各突き合わせ端面側にそれぞれ開口する2つの接合用凹部を含む複数の凹部を設けて、トンネル軸方向のセグメント同士を、上記セグメントの互いに対向する凹部に挿入される弾性材料から成る挿入部材により接続するとともに、上記接合用凹部内に収納された、トンネル円周方向に隣接するセグメントの接合用凹部間に跨る連結部材を用いて、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を連結するようにしたことを特徴とするセグメントの接続方法。
  2. 上記凹部に、上記凹部の底面と側面とに当接する、断面がL字状またはコの字状のアングルを取付けたことを特徴とする請求項1に記載のセグメントの接続方法。
  3. 上記接合用凹部内に雌ネジ付きインサート部材を埋設するとともに、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を、隣接するセグメントの接合用凹部間に跨る連結板と、この連結板に設けられた挿入孔から上記インサート部材に螺入されるボルトとを用いて連結したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセグメントの接続方法。
  4. 上記接合用凹部内に孔部を設けるとともに、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を、上記隣接するセグメントの接合用凹部間に跨る連結板と、この連結板に設けられた挿入孔から上記孔部に挿入されるホールインアンカーとを用いて連結したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセグメントの接続方法。
  5. 上記接合用凹部内に孔部を設けるとともに、トンネル円周方向に隣接するセグメント同士を、両足部が上記隣接するセグメントの上記孔部にそれぞれ挿入される鎹を用いて連結したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセグメントの接続方法。
  6. 切羽側及び坑口側の側面のそれぞれに、弾性材料から成る挿入部材を挿入するための、一端側が円周方向の各突き合わせ端面側にそれぞれ開口する凹部を含む複数の凹部が形成されており、かつ、上記各凹部に、上記凹部の底面と側面とに当接する、断面がL字状またはコの字状のアングルが取付けられていることを特徴とするセグメント。
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