JP2005036534A - 免震建築物の架台施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無型枠で、免震装置の定着部分の位置決めが容易等の利点を有する免震建築物の架台施工方法を提供する。
【解決手段】 地盤に総基礎RC版6を施工し、総基礎RC版6の外周に基礎RC布型7を施工し、総基礎RC版6の上面及び基礎RC布型7の内面に剥離手段5を設け、総基礎RC版6の上面及び基礎RC布型7の内面に架台RC床版4を形成し、架台RC床版4を上方に移動させ、剥離手段5を取り外し、架台RC床版4と総基礎RC版6との間に免震装置A、Bを介装する。着脱可能なスライディングガイドCを設け、スライディングガイドCの外周に剥離手段5を設け、架台RC床版4を形成した後、スライディングガイドCを案内として上方に移動させ、架台RC床版4と総基礎RC版6との間に免震装置A、Bを介装し、スライディングガイドCを取り外すようにすることが好適である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、免震建築物の架台施工方法に関し、特に、戸建て等免震建築物の上部建物を支える架台を鉄筋コンクリート(以下、「RC」と略称する)造で形成する場合に利用する免震建築物の架台施工方法に関する。
従来、戸建て等免震建築物の上部建物を支える架台をRC造で形成する際には、例えば、図15に示すように、総基礎RC版6と一体的に複数のアイソレーターAとダンパーBとを固定し、免震ピット10を挟んで上方に架台RC床版4を施工し、架台RC床版4と総基礎RC版6との間にアイソレーターAの滑り板を介在させ、さらに、ダンパーBを介して総基礎RC版6と架台RC床版4とを接続し、架台RC床版4の上に上部建築物12を築造し、水切11を施していた。これによって、上部建築物12と総基礎RC版6との間に、アイソレーターAとダンパーBを介在させ、免震構造としていた。
この際、架台RC床版4を鋼製または木製の型枠を用いて、支保工またはエアーチューブジャッキによって免震ピット10を確保し形成した。ここで、総基礎RC版6と架台RC床版4との間に設けられる免震装置のアイソレーターA及びダンパーBのアンカーボルト、ベースプレート等の定着部分の位置を、トランシット、レベル、下げ振り等の機器によって正確に一致させる必要があった。さらに、架台RC床版4には、人通孔(床下改め口、搬出入口)15を別設していた。
上記従来の免震建築物の架台施工方法においては、架台RC床版4を形成する際に、鋼製または木製の型枠、及び支保工材としての鋼管や、木柱またはエアーチューブジャッキ等を含む仮設材の着脱が必要であった。
また、総基礎RC版6と架台RC床版4との間に設けられる免震装置のアイソレーターA及びダンパーBのアンカーボルト、ベースプレート等の定着部分の位置を正確に一致させて設置することが容易ではなく、免震ピット10を挟んで上下に設けられる上記定着部分の位置関係を一致させるため、トランシット、レベル、下げ振り等の機器によって、細心の注意と経験的技術を要し、それでも誤差を発生させる難工事であった。
さらに、架台RC床版4のリフトアップを行う場合には、転倒を発生させることなく、正確に直上へ移動させるには、大がかりな作業となり、重量機器を用いる必要があった。
また、架台RC床版4に人通孔(床下改め口、搬出入口)15を設ける場合には、別途単独に設ける必要があった。
さらに、このような架台RC床版4の吊上げは、吊上げ用フックを設け、フックの定着に配慮し、コンクリートの硬化を待ち、吊上げワイヤー等の安全の確認を行い、重量機器によって吊上げる必要があった。
また、免震装置としてのアイソレーターAの滑り板は、作業性から一般に総基礎RC版6側に上向きに設けられているため、よごれ、ほこり等の付着を防止するための保護設備を必要としていた。
さらに、免震ピット10の確保は、支保工またはエアーチューブジャッキによって行われていたため、支保工の不安定さや、エアーチューブジャッキのサイズの限界等の問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の免震建築物の架台施工方法における問題点に鑑みてなされたものであって、型枠等が不要で、免震装置の定着部分の位置を容易に正確に一致させることができ、架台RC床版4のリフトアップを重量機器を用いずに容易に行うことができ、架台RC床版4に人通孔15等を別途単独に設ける必要がなく、免震装置の滑り板のよごれ等の付着を防止するための保護設備が不要で、十分なスペースを備えた免震ピットを確保することのできる免震建築物の架台施工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、免震建築物の架台施工方法であって、地盤に総基礎RC版を施工し、該総基礎RC版の外周に基礎RC布型を施工し、前記総基礎RC版の上面及び前記基礎RC布型の内面に剥離手段を設け、前記総基礎RC版の上面及び前記基礎RC布型の内面に架台RC床版を形成し、該架台RC床版を上方に移動させ、前記剥離手段を取り外し、該架台RC床版と前記総基礎RC版との間に免震装置を介装することを特徴とする。
そして、本発明によれば、剥離手段を介在させて、総基礎RC版の上面及び基礎RC布型の内面に形成した架台RC床版を上方に移動させた後、架台RC床版と総基礎RC版との間に免震装置を介装するため、無型枠にて架台RC床版を形成することができる。
また、本発明は、前記免震建築物の架台施工方法において、前記総基礎鉄筋コンクリート版に、該総基礎鉄筋コンクリート版の上面から上方に向かって突出するスライディングガイドを着脱可能に設け、該スライディングガイドの外周に剥離手段を設け、前記総基礎鉄筋コンクリート版の上面、前記基礎鉄筋コンクリート布型の内面及び前記スライディングガイドの外周に架台鉄筋コンクリート床版を形成し、該架台鉄筋コンクリート床版を前記スライディングガイドを案内として上方に移動させ、前記剥離手段を取り外し、該架台鉄筋コンクリート床版と前記総基礎鉄筋コンクリート版との間に免震装置を介装し、前記スライディングガイドを取り外すことを特徴とする。
本発明によれば、スライディングガイドを案内として架台RC床版を上方に移動させることができるため、架台RC床版を上方に移動させる際の転倒等の危険を回避することができる。また、スライディングガイドによって架台RC床版と総基礎RC版との相対位置を正確に位置決めすることができるため、架台RC床版と総基礎RC版との間に設けられる免震装置のアンカーボルト、ベースプレート等の定着部材の位置を、架台RC床版を打設する前に重ね設置することで確定することができる。これによって、従来、トランシット、レベル、下げ振り等の機器を用いた作業をなくすことができる。
また、前記スライディングガイドを取り外した後に形成される開口部を、人通孔、床下改め口または搬出入口として利用することができる。これによって、別途人通孔等を単独に設けることが不要となる。
前記スライディングガイドは、鋼板によって中空の方形筒状に形成することができる。これによって、軽量かつ組立容易なスライディングガイドを提供することができ、作業を容易に行うことができる。
前記架台RC床版に、該架台RC床版を貫通して上方に突出する中空の床版コネクターを固定し、該床版コネクターの前記突出部にジャッキ吊り上げパイプを接続し、該ジャッキ吊り上げパイプ及び前記床版コネクターの内部にオイルジャッキを挿入し、該オイルジャッキの下端部を前記総基礎RC版の上面に当接させ、前記オイルジャッキを伸縮させることにより、前記床版コネクター及び前記ジャッキ吊り上げパイプを介して前記架台RC床版を上下方向へ移動させることができる。床版コネクターとジャッキ吊り上げパイプとは、ねじによって接続されていて、これによって、架台RC床版を上下方向に移動させる際に用いるオイルジャッキの脱着を容易に行うことができるとともに、作業を安全に行うことができる。また、ストロークの長いオイルジャッキを用いることにより、十分なスペースを備えた免震ピットを確保することができる。
前記免震装置は、アイソレーターであって、前記架台RC床版の下面側に、前記アイソレーターの構成要素である滑り板を装着することができる。これよって、従来必要としていた汚れ、ほこり等の付着を防止するための保護設備が不要となる。
以上説明したように、本発明にかかる免震建築物の架台施工方法によれば、無型枠で、免震装置の定着部分の位置決めを容易に行うことができ、架台RC床版のリフトアップに重量機器が不要で、架台RC床版に人通孔等を別途単独に設ける必要がなく、免震装置の滑り板のよごれ等の付着を防止するための保護設備が不要で、十分なスペースを備えた免震ピットを確保することが可能となる。
次に、本発明にかかる免震建築物の架台施工方法を用いた架台の施工要領について説明する。
まず、図1(a)に示すように、地盤1を所定の深さに根堀した後、基礎地業9を行い、基礎ステコンクリート8を施す。そして、免震装置であるアイソレーター、ダンパーのベースプレート、アンカーボルト、アンカー長袋ナット等のセットを支え置くためのアンカーフレーム13を配置して据え付ける。
次に、図1(b)に示すように、組立鉄筋14を施工し、図1(c)に示すように、総基礎RC版6及び基礎RC布型7のコンクリートを打設する。ここで、ベースプレートD1が総基礎RC版6から上方に突出している。
次に、図1(d)に示すように、剥離シート5を総基礎RC版6の上面及び基礎RC布型7の内面に張り込んだ後、床版コネクターE5を配置する。また、スライディングガイドCを所定の位置に後施工アンカーで固着する。その後、架台RC床版4のための組立鉄筋14を施工する。
さらに、図1(e)に示すように、架台RC床版4のコンクリートを打設する。尚、打設に先だって、スライディングガイドCとコンクリート打設に接する部分は、剥離シート5か適切な剥離剤で囲む。
図2(a)に示すように、床版コネクターE5にオイルジャッキE1を差し込み、ジャッキ吊上げパイプE4を取り付けて、オイルポンプE2からオイル高圧ホースE3を配する。また、建物周囲の地盤1は、埋戻しを施す。
次に、図2(b)に示すように、オイルポンプE2を働動させ、多数バランス良く配置したオイルジャッキE1のリフトアップを行う。このリフトアップは、各オイルジャッキE1のリフトアップの量が等量となるような仕組みを持つオイルポンプE2を使用して行う。尚、必要量のリフトアップが終わった時に、オイルジャッキE1に付したストッパーが働くようにする。ここで、安全のため、仮設サポートを要所に配してもよい。
アイソレーター、ダンパーの、架台RC床版4側のベースプレートD1、アンカーボルト、アンカー長袋ナットは、架台RC床版4に定着された状態でリフトアップされる。そして、免震ピット10内で、アイソレーター、ダンパーの支柱D5を取り付ける。
図2(c)に示すように、アイソレーターAの滑り板D6及び滑り材D7を取り付け、ダンパーBを支柱D5に取り付ける。
次に、図2(d)に示すように、アイソレーターA及びダンパーBの上端に、架台RC床版4を載荷し、ジャッキダウンを行い、架台RC床版4とアイソレーターA、ダンパーBの取付けボルトD4を施す。
最後に、図2(e)に示すように、上記オイルジャッキE1の付属一式を撤去し、また、スライディングガイドCを撤去し、架台RC床版4の設置が完了する。
尚、図3は、上記図2(d)の状態を示した図であって、アイソレーターA、ダンパーBの取付けと、オイルジャッキE1のリフトダウンが完了した状態を示している。そして、上部建築物12は、スライディングガイドC及びオイルジャッキE1を撤去した後、築造され、水切11が施される。
図4は、アイソレーターA廻りの詳細各部について示したものであって、通常、アイソレーターAは、これらの全体を意味する。支柱D5の下端部が、ベースプレートD1、アンカーボルトD2、アンカー長袋ナットD3及び取付ボルトD4を介して、総基礎RC版6に固定され、滑り板D6が、同様に、ベースプレートD1、アンカーボルトD2、アンカー長袋ナットD3及び取付ボルトD4を介して架台RC床版4に固定される。そして、支柱D5の上端部に取付ボルトD4を介して固定された滑り材D7と上記滑り板D6が、摺動可能に当接している。
図5は、ダンパーB廻りの詳細の各部について示したものであり、ダンパーBは、これらの全体または本体を意味して称されることが多い。ダンパーBの下端部には、支柱D5が取付ボルトD4を介して接続され、支柱D5の下端部がベースプレートD1、アンカーボルトD2、アンカー長袋ナットD3及び取付ボルトD4を介して、総基礎RC版6に固定される。一方、ダンパーBの上端部が、ベースプレートD1、アンカーボルトD2、アンカー長袋ナットD3及び取付ボルトD4を介して、架台RC床版4に固定される。
図6及び図7は、スライディングガイドCの詳細を示す。上下につなぎ板D12によって、2枚のコの字状鋼板のガイドプレートD10を、取付けボルトD4によって方形筒状に組み立てる。スライディングガイドCの高さは、リフトアップ量、免震ピット10の深さ等に基づいて決定され、通常2m前後である。スライディングガイドCを撤去した後の開口部を人通孔として使用する場合には、上記方形寸法は、600〜900mm程度とする。本体の各部材は、鋼板で3〜6mm程の板厚のものを使用する。架台RC床版4のリフトアップ時における取付ボルトD4の移動当たりを防ぐため、コンクリートの流入を防ぐコの字箱型のボルトカバーD11を取り付ける。ガイドプレートD10の下端部には、ベースプレートが溶接々合されていて、後施工アンカーを取り付ける部位を設けている。このスライディングガイドCは、垂直移動の案内と、転倒力に作用させるものである。架台RC床版4のコンクリート打設前には、スライディングガイドCのコンクリートと接する部分に、剥離シートまたは剥離剤を施す。
図8は、床版コネクターE5廻りの納まりを示したものである。架台RC床版4の下には、剥離シート5が張られている。この剥離シート5の材質としては、ビニール系シート同等品や発泡スチロール系板を用いる。剥離シート5の代わりに、剥離剤を用いてもよく、剥離剤としては市販剥離塗布剤を用いることができる。
図9は、床版コネクターE5廻りの詳細を示すものである。架台RC床版4に埋設されるコネクターパイプE6の上部は、ジャッキ吊上げパイプE4と接続するためのねじ切りが施されている。架台RC床版4の下端部と接するコネクターリングプレートE7と、コネクターパイプE6とは、互いに溶接々合され、吊上げ力に耐えられるように施工されている。吊上げ時に集中するせん断力に対してコンクリートを補強するため、コネクタースパイラルバーE8をコネクターリングプレートE7とコネクターパイプE6のコーナー全周に配し、溶接々合している。各部材には鋼材等を使用し、架台RC床版4に配置される床版コネクターE5に作用する力を算出し、充分耐え得る鋼材厚とする。また、コネクターパイプE6の径は、100〜200mm程度とする。
図10及び図11は、本発明にかかる免震建築物の架台施工方法のもう一つの実施の形態として、ダンパーBを使用せずに、アイソレーターAのみを用いた場合を示している。図10は、上述の実施の形態における図3に相当する図であって、アイソレーターAの取付けと、オイルジャッキE1のリフトダウンが完了した状態を示している。
このアイソレーターAは、図11に示すように、曲面を有する滑り板D6を上下に2枚配置し、上方の滑り板D6が、ベースプレートD1及びアンカーボルトD2を介して架台RC床版4に固定され、下方の滑り板D6が、ベースプレートD1、アンカーボルトD2、アンカー長袋ナットD3、取付ボルトD4及び支柱D5を介して、総基礎RC版6に固定される。そして、両滑り板D6間に滑り材D7を介在させている。滑り板D6の曲面の曲率半径や、滑り材D7の滑り係数によっては、ダンパーBを使用しない構成も可能となる。このような構成を有する免震建築物の架台施工方法についても本発明にかかる免震建築物の架台施工方法を適用することができる。
図12乃至図14は、本発明にかかる免震建築物の架台施工方法のもう一つの実施の形態として、転がり免震の場合を示している。図12は、上述の実施の形態における図3、図10に相当する図であって、転がり装置D9と、オイルを用いたダンパーBの取付けと、オイルジャッキE1のリフトダウンが完了した状態を示している。
アイソレーターAは、図13に示すように、転がり板D8が、ベースプレートD1、アンカーボルトD2、アンカー長袋ナットD3、取付ボルトD4及び支柱D5を介して、総基礎RC版6に固定され、転がり装置D9が、ベースプレートD1及びアンカーボルトD2を介して架台RC床版4に固定されている。
また、ダンパーBは、左端が、ベースプレートD1、アンカーボルトD2及び支柱D5を介して総基礎RC版6に固定され、右端が、アンカーボルトD2及び支柱D5を介して架台RC床版4に固定されている。このような構成を有する免震建築物の架台施工方法についても本発明にかかる免震建築物の架台施工方法を適用することができる。
尚、上記実施の形態においては、滑り板D6を架台RC床版4側に取り付けていたが、これとは逆に、滑り板D6を総基礎RC版6側に取り付ける場合でも、本発明にかかる免震建築物の架台施工方法を適用することができる。また、アイソレーターA及びダンパーBの支柱D5の寸法が小さい場合、及び支柱D5が存在せず、免震ピット10内の空間が小さい場合等であっても、本発明にかかる免震建築物の架台施工方法を適用することが可能である。
本発明にかかる免震建築物の架台施工方法の説明図である。 本発明にかかる免震建築物の架台施工方法の説明図である。 本発明にかかる免震建築物の架台施工方法の説明図であって、(a)は、(b)におけるロ−ロ断面見上げ図、(b)は、(a)のイ−イ断面図である。 アイソレータを示す断面図である。 ダンパーを示す断面図である。 本発明にかかる免震建築物の架台施工方法で使用するスライディングガイドを示す図であって、(a)は正面図、(b)は、(a)のハ−ハ断面図である。 本発明にかかる免震建築物の架台施工方法で使用するスライディングガイドを示す図であって、(a)は正面図(図6(a)の側面図)、(b)は、(a)のニ−ニ断面図である。 本発明にかかる免震建築物の架台施工方法で使用するオイルジャッキ等を示す断面図である。 本発明にかかる免震建築物の架台施工方法で使用するコネクターパイプ等を示す図であって、(a)は断面図、(b)は、(a)のホ−ホ断面図である。 本発明にかかる免震建築物の架台施工方法の説明図であって、(a)は、(b)におけるト−ト断面見上げ図、(b)は、(a)のヘ−ヘ断面図である。 アイソレータを示す断面図である。 本発明にかかる免震建築物の架台施工方法の説明図であって、(a)は、(b)におけるリ−リ断面見上げ図、(b)は、(a)のチ−チ断面図である。 アイソレータを示す断面図である。 ダンパーを示す断面図である。 従来の免震建築物の架台施工方法の一例の説明図であって、(a)は、(b)におけるル−ル断面見上げ図、(b)は、(a)のヌ−ヌ断面図である。
符号の説明
1 地盤
2 地表面
3 空間
4 架台RC床版
5 剥離シート
6 総基礎RC版
7 基礎RC布型
8 基礎ステコンクリート
9 基礎地業
10 免震ピット
11 水切
12 上部建築物
13 アンカーフレーム
14 組立鉄筋
15 人通孔
A アイソレーター
B ダンパー
C スライディングガイド
D1 ベースプレート
D2 アンカーボルト
D3 アンカー長袋ナット
D4 取付ボルト
D5 支柱
D6 滑り板
D7 滑り材
D8 転がり板
D9 転がり装置
D10 ガイドプレート
D11 ボルトカバー
D12 つなぎ板
E1 オイルジャッキ
E2 オイルポンブ
E3 オイル高圧ホース
E4 ジャッキ吊上げパイプ
E5 床版コネクター
E6 コネクターパイプ
E7 コネクターリングプレート
E8 コネクタースパイラルバー

Claims (6)

  1. 地盤に総基礎鉄筋コンクリート版を施工し、
    該総基礎鉄筋コンクリート版の外周に基礎鉄筋コンクリート布型を施工し、
    前記総基礎鉄筋コンクリート版の上面及び前記基礎鉄筋コンクリート布型の内面に剥離手段を設け、
    前記総基礎鉄筋コンクリート版の上面及び前記基礎鉄筋コンクリート布型の内面に架台鉄筋コンクリート床版を形成し、
    該架台鉄筋コンクリート床版を上方に移動させ、
    前記剥離手段を取り外し、
    該架台鉄筋コンクリート床版と前記総基礎鉄筋コンクリート版との間に免震装置を介装することを特徴とする免震建築物の架台施工方法。
  2. 前記総基礎鉄筋コンクリート版に、該総基礎鉄筋コンクリート版の上面から上方に向かって突出するスライディングガイドを着脱可能に設け、
    該スライディングガイドの外周に剥離手段を設け、
    前記総基礎鉄筋コンクリート版の上面、前記基礎鉄筋コンクリート布型の内面及び前記スライディングガイドの外周に架台鉄筋コンクリート床版を形成し、
    該架台鉄筋コンクリート床版を前記スライディングガイドを案内として上方に移動させ、
    前記剥離手段を取り外し、
    該架台鉄筋コンクリート床版と前記総基礎鉄筋コンクリート版との間に免震装置を介装し、
    前記スライディングガイドを取り外すことを特徴とする請求項1記載の免震建築物の架台施工方法。
  3. 前記スライディングガイドを取り外した後に形成される開口部を、人通孔、床下改め口または搬出入口として利用することを特徴とする請求項2記載の免震建築物の架台施工方法。
  4. 前記スライディングガイドは、鋼板によって中空の方形筒状に形成されることを特徴とする請求項2または3記載の免震建築物の架台施工方法。
  5. 前記架台鉄筋コンクリート床版に、該架台鉄筋コンクリート床版を貫通して上方に突出する中空の床版コネクターを固定し、
    該床版コネクターの前記突出部にジャッキ吊り上げパイプを接続し、
    該ジャッキ吊り上げパイプ及び前記床版コネクターの内部にオイルジャッキを挿入し、
    該オイルジャッキの下端部を前記総基礎鉄筋コンクリート版の上面に当接させ、
    前記オイルジャッキを伸縮させることにより、前記床版コネクター及び前記ジャッキ吊り上げパイプを介して前記架台鉄筋コンクリート床版を上下方向へ移動させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の免震建築物の架台施工方法。
  6. 前記免震装置は、アイソレーターであって、前記架台鉄筋コンクリート床版の下面側に、前記アイソレーターの構成要素である滑り板を装着することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の免震建築物の架台施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU205984U1 (ru) * 2021-04-21 2021-08-13 Публичное акционерное общество «Татнефть» имени В.Д. Шашина Универсальный фундамент для станка-качалки скважинной насосной установки

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