JP2005032235A - エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置 - Google Patents

エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005032235A
JP2005032235A JP2004177952A JP2004177952A JP2005032235A JP 2005032235 A JP2005032235 A JP 2005032235A JP 2004177952 A JP2004177952 A JP 2004177952A JP 2004177952 A JP2004177952 A JP 2004177952A JP 2005032235 A JP2005032235 A JP 2005032235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy
saving
device information
energy saving
recommended
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004177952A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Matsubayashi
成彰 松林
Sachio Nagamitsu
左千男 長光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004177952A priority Critical patent/JP2005032235A/ja
Publication of JP2005032235A publication Critical patent/JP2005032235A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

【課題】 住い手の利用している電気機器の機器情報から省エネルギー機器に交換した場合の予想電力量を算出し、住い手が所有する電気機器と比較表示することで、買い換えによる省エネルギー化を啓発することができるエネルギー管理システムを提供するものである。
【解決手段】 エアコン、照明、冷蔵庫などの電気機器に設置し電力量、動作状態などの機器情報を取得できる機器アダプタ110と、機器アダプタ110の機器情報を取得するデータセンタ170と、データセンタ170に省エネルギー機器データを提供する省エネルギー機器データベース190と、データセンタ170が機器情報と省エネルギー機器データとから省エネルギー推奨機器情報を作成し表示するための表示装置130とから構成されることで住い手の機器買い換え促進による省エネルギーを実現できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、家庭で利用される機器の省エネルギー化を促進させるエネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置に関するものである。
家庭内で省エネルギーを実現するためには住い手の省エネルギーに対する意識を啓発することが重要であると言われている。このため、住い手が使用しているエネルギーをリアルタイムに計測し、住い手に表示するシステムの開発が従来から行われている。特に電気エネルギーに関しては、エアコンなど電力消費の大きな電気機器の電力量をリアルタイムに計測し、住い手に表示できる方式が提案されている。
例えば、特許文献1では、エアコン本体に表示部を設けてエアコンのリアルタイムな電力量を住い手が確認できるものである。また特許文献2では、主幹電力メータにセンサを設置し、別途設けた表示部で電力量や電力量に相当する料金を表示できるものである。
特開平11−281122号公報 特開平9−53954号公報
しかしながら、従来の技術では住い手が利用している電気機器の使用状況しか表示できないために、使用方法などに工夫することでの省エネルギー効果は期待できるものの、新製品への買い換えによる省エネルギー効果は期待できない。例えばトップランナー対象機器であるエアコン、テレビ、冷蔵庫及び洗濯機などでは、新製品は必ず省エネルギー機器であり、買い換えることによる省エネルギー効果も大きいが、住い手はどのタイミングで買い換えて良いのか判断がつきにくい。判断のつきにくい大きな要因として、カタログなどで省エネルギー効果が旧機種と比較して定量的に表示されているものの、例えば使用時間などは標準値が設定されており、必ずしも住い手の使用実態と一致していない場合がある。そのため、省エネルギー効果そのものが住い手の使用実態と乖離する場合が多く、省エネルギー効果そのものに実感がなく買い換えの促進へと進まないと考えられる。
本発明は上記課題を解決するもので、住い手の利用している機器の買い換えを促進し、省エネルギー化を実現することができるエネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明に係るエネルギー管理システムは、機器の使用状況に関する機器情報を取得する機器情報取得手段と、前記機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報を記憶する省エネルギー機器情報記憶手段と、前記省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報を取得し、取得した省エネルギー機器情報と、前記機器情報取得手段によって取得した前記機器情報とに基づいて、前記複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択し、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を作成する省エネルギー推奨機器情報作成手段と、前記省エネルギー推奨機器情報作成手段によって作成された省エネルギー推奨機器情報を表示する表示手段とを備える。
この構成によれば、機器情報取得手段によって、機器の使用状況に関する機器情報が取得される。省エネルギー機器情報記憶手段には、家庭内で利用されている機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報が記憶されている。省エネルギー推奨機器情報作成手段によって、省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報が取得され、取得された省エネルギー機器情報と、取得された機器情報とに基づいて、複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報が作成される。そして、表示手段によって、作成された省エネルギー推奨機器情報が表示される。
したがって、家庭内で利用されている機器のエネルギー消費効率よりも優れ、機器の使用状況に応じた機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報がユーザに対して提示されるので、住い手の利用している機器の買い換えを促進し、家庭内で利用されている機器よりエネルギー効率の優れた機器に買い換えられることで省エネルギー化を実現することができる。
また、上記のエネルギー管理システムにおいて、前記機器情報取得手段、前記省エネルギー推奨機器情報作成手段、前記省エネルギー機器情報記憶手段及び前記表示手段がネットワークを介して接続されており、前記機器情報取得手段は、機器の使用状況に関する機器情報を取得し、取得した機器情報を前記省エネルギー推奨機器情報作成手段に送信し、前記省エネルギー推奨機器情報作成手段は、前記省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報を取得し、取得した省エネルギー機器情報と、前記機器情報取得手段によって送信された前記機器情報とに基づいて、前記複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択し、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を作成し、作成した省エネルギー推奨機器情報を表示手段に送信し、前記表示手段は、前記省エネルギー推奨機器情報作成手段によって送信された省エネルギー推奨機器情報を表示することが好ましい。
この構成によれば、機器情報取得手段、省エネルギー推奨機器情報作成手段、省エネルギー機器情報記憶手段及び表示手段がネットワークを介して接続されており、機器情報取得手段によって、機器の使用状況に関する機器情報が取得され、取得された機器情報が省エネルギー推奨機器情報作成手段に送信される。そして、省エネルギー推奨機器情報作成手段によって、省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報が取得され、取得された省エネルギー機器情報と、機器情報取得手段によって送信された機器情報とに基づいて、複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報が作成され、作成された省エネルギー推奨機器情報が表示手段に送信される。表示手段によって、省エネルギー推奨機器情報作成手段によって送信された省エネルギー推奨機器情報が表示される。したがって、新たな省エネルギー機器の発売による情報の更新に対して迅速に対応することができ、新たな情報の更新を容易に行うことができる。
また、上記のエネルギー管理システムにおいて、前記機器情報取得手段は、前記機器情報として、前記機器が家庭内において使用されたときの使用エネルギー量を特定するための使用エネルギー量情報を取得し、前記省エネルギー推奨機器情報作成手段は、家庭において現在利用されている機器と同一種類の省エネルギー機器の省エネルギー機器情報を前記省エネルギー機器情報記憶手段から取得する省エネルギー機器情報取得手段と、前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された前記省エネルギー機器情報と前記機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から前記省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量を演算する予想エネルギー量演算手段と、前記予想エネルギー量演算手段によって演算された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較し、前記予想エネルギー量が前記使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択する省エネルギー推奨機器選択手段とを備えることが好ましい。
この構成によれば、機器情報取得手段によって、前記機器情報として、機器が家庭内において使用されたときの使用エネルギー量を特定するための使用エネルギー量情報が取得され、省エネルギー機器情報取得手段によって、家庭において現在利用されている機器と同一種類の省エネルギー機器の省エネルギー機器情報が省エネルギー機器情報記憶手段から取得される。そして、予想エネルギー量演算手段によって、取得された省エネルギー機器情報と機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量が演算される。省エネルギー推奨機器選択手段によって、演算された予想エネルギー量と、取得された使用エネルギー量とが比較され、予想エネルギー量が使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択される。
したがって、家庭において現在利用されている機器と同一種類の省エネルギー機器を当該家庭において使用した場合の予想エネルギー量が演算され、演算された予想エネルギー量が実際の使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択されるので、現在使用している機器よりもエネルギー効率の優れた省エネルギー機器を選択することができ、家庭毎の機器の使用状況に応じて機器を買い換えた場合のエネルギー量を予想することができる。
また、上記のエネルギー管理システムにおいて、前記機器情報取得手段は、前記機器情報として、前記機器が家庭内において使用されたときの使用エネルギー量を特定するための使用エネルギー量情報を取得し、前記省エネルギー推奨機器情報作成手段は、家庭において現在利用されている機器と同等の性能を持つ省エネルギー機器の省エネルギー機器情報を前記省エネルギー機器情報記憶手段から取得する省エネルギー機器情報取得手段と、前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された前記省エネルギー機器情報と前記機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から前記省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量を演算する予想エネルギー量演算手段と、前記予想エネルギー量演算手段によって演算された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較し、前記予想エネルギー量が前記使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択する省エネルギー推奨機器選択手段とを備えることが好ましい。
この構成によれば、機器情報取得手段によって、機器情報として、機器が家庭内において使用されたときの使用エネルギー量を特定するための使用エネルギー量情報が取得され、省エネルギー機器情報取得手段によって、家庭において現在利用されている機器と同等の性能を持つ省エネルギー機器の省エネルギー機器情報が省エネルギー機器情報記憶手段から取得される。そして、予想エネルギー量演算手段によって、取得された省エネルギー機器情報と機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量が演算される。省エネルギー推奨機器選択手段によって、演算された予想エネルギー量と、取得された使用エネルギー量とが比較され、予想エネルギー量が使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択される。
したがって、家庭において現在利用されている機器と同等の性能を持つ省エネルギー機器を当該家庭において使用した場合の予想エネルギー量が演算され、演算された予想エネルギー量が実際の使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択されるので、現在使用している機器よりもエネルギー効率の優れた省エネルギー機器を選択することができ、家庭毎の機器の使用状況に応じて、現在ユーザが使用している機器と同等の性能を有する機器に買い換えた場合のエネルギー量を予想することができる。
また、上記のエネルギー管理システムにおいて、前記省エネルギー推奨機器情報は、前記省エネルギー機器の品番及び価格と当該省エネルギー機器に交換した場合に想定される予想エネルギー量とを含み、前記表示手段は、前記省エネルギー推奨機器の品番と前記価格とを表示するとともに、前記予想エネルギー量と前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較表示することが好ましい。
この構成によれば、省エネルギー推奨機器情報には、省エネルギー機器の品番及び価格と当該省エネルギー機器に交換した場合に想定される予想エネルギー量とが含まれ、表示手段によって、省エネルギー推奨機器の品番と価格とが表示されるとともに、予想エネルギー量と使用エネルギー量とが比較表示される。したがって、ユーザは、省エネルギー機器に交換した場合に想定される予想エネルギー量と、家庭内で利用されている機器の使用エネルギー量とを比較することができ、現在使用している機器を省エネルギー機器に買い換えた場合にどれだけ節電できるかを認識することができる。
また、上記のエネルギー管理システムにおいて、前記機器情報取得手段は、前記機器情報として、前記機器の動作時間及び動作モードを含む動作状態情報及び前記機器の周辺温度及び外気温度を含む環境状態情報のうちの少なくとも一方と、前記機器の品番と、前記機器の使用エネルギー量とを取得し、前記省エネルギー機器情報取得手段は、前記省エネルギー機器の品番、価格及びエネルギー消費効率を取得し、前記予想エネルギー量演算手段は、前記機器情報取得手段によって取得された前記動作状態情報及び前記環境状態情報の少なくとも一方に基づいて、前記機器の実際の熱負荷を算出する実負荷算出手段と、前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された前記エネルギー消費効率を有する省エネルギー機器が、前記実負荷算出手段によって算出された熱負荷で使用された場合の予想エネルギー量を算出する予想エネルギー量算出手段とを備え、前記省エネルギー推奨機器選択手段は、前記予想エネルギー量算出手段によって算出された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較し、前記予想エネルギー量が前記使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択し、前記機器情報取得手段によって取得された機器の品番と、前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された省エネルギー機器情報に含まれる省エネルギー機器の品番及び価格と、前記予想エネルギー量算出手段によって算出された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを含む省エネルギー推奨機器情報を作成することが好ましい。
この構成によれば、機器情報取得手段によって、機器情報として、機器の動作時間及び動作モードを含む動作状態情報及び機器の周辺温度及び外気温度を含む環境状態情報のうちの少なくとも一方と、機器の品番と、機器の使用エネルギー量とが取得される。省エネルギー機器情報取得手段によって、省エネルギー機器の品番、価格及びエネルギー消費効率が取得される。そして、実負荷算出手段によって、取得された動作状態情報及び環境状態情報の少なくとも一方に基づいて、機器の実際の熱負荷が算出される。予想エネルギー量算出手段によって、取得されたエネルギー消費効率を有する省エネルギー機器が、算出された熱負荷で使用された場合の予想エネルギー量が算出される。そして、省エネルギー推奨機器選択手段によって、算出された予想エネルギー量と、取得された使用エネルギー量とが比較され、予想エネルギー量が使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択され、取得された機器の品番と、取得された省エネルギー機器情報に含まれる省エネルギー機器の品番及び価格と、算出された予想エネルギー量と、取得された使用エネルギー量とを含む省エネルギー推奨機器情報が作成される。
したがって、機器の動作時間及び動作モードを含む動作状態と、機器の周辺温度及び外気温度を含む環境状態とのうちの少なくとも一方に基づいて、機器の実際の熱負荷が算出され、取得されたエネルギー消費効率を有する省エネルギー機器が、算出された熱負荷で使用された場合の予想エネルギー量が算出されるので、家庭内で利用されている機器から省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量を算出することができ、機器の使用状況に応じて機器を省エネルギー機器に買い換えた場合のエネルギー量を正確にシミュレーションすることができる。
本発明に係るエネルギー管理方法は、機器から所定の情報を取得する機器情報取得装置と、前記機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報を記憶する省エネルギー機器情報記憶装置と、前記省エネルギー機器の中から前記機器よりもエネルギー消費効率の優れた省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を作成する省エネルギー推奨機器情報作成装置と、前記省エネルギー推奨機器情報を表示する表示装置とを用いたエネルギー管理方法であって、前記機器情報取得装置が、家庭内で利用されている機器の使用状況に関する機器情報を取得する機器情報取得ステップと、前記省エネルギー推奨機器情報作成装置が、前記省エネルギー機器情報記憶装置に記憶されている省エネルギー機器情報を取得し、取得した省エネルギー機器情報と、前記機器情報取得ステップにおいて取得した前記機器情報とに基づいて、複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択し、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を作成する省エネルギー推奨機器情報作成ステップと、前記表示装置が、前記省エネルギー推奨機器情報作成ステップにおいて作成された省エネルギー推奨機器情報を表示する表示ステップとを含む。
この構成によれば、機器情報取得ステップにおいて、機器の使用状況に関する機器情報が取得される。省エネルギー機器情報記憶装置には、家庭内で利用されている機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報が記憶されている。省エネルギー推奨機器情報作成ステップにおいて、省エネルギー機器情報記憶装置から省エネルギー機器情報が取得され、取得された省エネルギー機器情報と、取得された機器情報とに基づいて、複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報が作成される。そして、表示ステップにおいて、作成された省エネルギー推奨機器情報が表示される。
したがって、家庭内で利用されている機器のエネルギー消費効率よりも優れ、機器の使用状況に応じた機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報がユーザに対して提示されるので、住い手の利用している機器の買い換えを促進し、家庭内で利用されている機器よりエネルギー効率の優れた機器に買い換えられることで省エネルギー化を実現することができる。
本発明に係る省エネルギー推奨機器情報提供装置は、現在家庭内で利用されている機器よりもエネルギー効率のよい省エネルギー機器に関する情報を省エネルギー推奨機器情報として提供する省エネルギー推奨機器情報提供装置であって、家庭内で利用されている機器の使用状況に関する機器情報を取得する機器情報取得手段と、前記機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報を記憶する省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報を取得する省エネルギー機器情報取得手段と、前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された省エネルギー機器情報と、前記機器情報取得手段によって取得された前記機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から前記省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量を演算する予想エネルギー量演算手段と、前記予想エネルギー量演算手段によって演算された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較し、前記予想エネルギー量が前記使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択する省エネルギー推奨機器選択手段と、前記省エネルギー推奨機器選択手段によって選択された前記省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を表示装置に送信する送信手段とを備える。
この構成によれば、機器情報取得手段によって、家庭内で利用されている機器の使用状況に関する機器情報が取得され、省エネルギー機器情報取得手段によって、家庭内で利用されている機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報を記憶する省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報が取得される。そして、予想エネルギー量演算手段によって、取得された省エネルギー機器情報と、取得された機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量が演算される。省エネルギー推奨機器選択手段によって、演算された予想エネルギー量と、取得された使用エネルギー量とが比較され、予想エネルギー量が使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択される。送信手段によって、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報が表示装置に送信される。そして、表示装置によって、作成された省エネルギー推奨機器情報が表示される。
したがって、家庭内で利用されている機器のエネルギー消費効率よりも優れ、機器の使用状況に応じた機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報が表示装置に送信され、表示装置によって省エネルギー推奨機器情報がユーザに対して提示されるので、住い手の利用している機器の買い換えを促進し、家庭内で利用されている機器よりエネルギー効率の優れた機器に買い換えられることで省エネルギー化を実現することができる。
以上、本発明によれば、家庭内で利用されている機器のエネルギー消費効率よりも優れ、機器の使用状況に応じた機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報がユーザに対して提示されるので、住い手の利用している機器の買い換えを促進し、家庭内で利用されている機器よりエネルギー効率の優れた機器に買い換えられることで省エネルギー化を実現することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態におけるエネルギー管理システムの概略を説明するための構成図である。本エネルギー管理システムは、家庭100で利用されている電気機器など(例えば、エアコン180)に直接接続して、その電力量及び動作状態を含む機器情報を取得する機器アダプタ110〜114、機器アダプタ110〜114によって取得された機器情報を通信ネットワーク160を介して各家庭ごとに収集し、収集した機器情報を管理するデータセンタ170、メーカごとに省エネルギー機器に関する省エネルギー機器データを記憶する省エネルギー機器データベース190,191及び機器アダプタ110〜114の電力量やデータセンタ170からの情報を住い手が確認できるように表示する表示装置130で構成されている。
電気機器は、いわゆる家庭電化製品だけでなく住設機器や住環境を測定・検知するセンサなども含めた、ホームネットワークに接続可能な機器であり、本明細書では、これらの機器を総称する用語として「電気機器」を使用することとする。また、本実施の形態における電気機器は、電気をエネルギー源とする機器であり、以下の説明では、主に電気機器を用いたエネルギー管理システムについて説明するが、本発明は特にこれに限定されず、例えばガスなどの他のエネルギーをエネルギー源とする機器についても同様に適用可能である。
家庭100には、エアコン180の他に、照明181、冷蔵庫182、テレビ183及び給湯器184などが配置されている。照明181には機器アダプタ111が接続され、冷蔵庫182には機器アダプタ112が接続され、テレビ183には機器アダプタ113が接続され、ガスあるいは電気をエネルギー源とする給湯器184には機器アダプタ114が接続されている。またメーカAの省エネルギー機器データベース190およびメーカBの省エネルギー機器データベース191は、それぞれ自社の省エネルギー機器のデータを保持し、データセンタ170から通信ネットワーク160を介してそれらのデータを取得できるものである。
なお、省エネルギー機器とは、省エネルギー効果が従来の電気機器よりも優れている電気機器のことであり、一般にトップランナー対象機器と呼ばれるエアコン、テレビ及び冷蔵庫などではエネルギー消費効率が現在商品化されている製品のうち最も優れている機器の性能以上にするよう定められているため、最新の機器の方が従来の機器よりも省エネルギー効果が高くなっている。したがって、新たに発売される最新の電気機器は、省エネルギー機器であると言える。また、各機器アダプタ110〜114の機能は、予め各電気機器180〜184に内蔵されていてもよい。
また、ネットワーク160は、電話回線およびディジタル回線などの交換回線や専用回線などによる宅外の通信網である。なお、ネットワーク160としては、上記の例に特に限定されず、種々の広域ネットワークを用いることができ、専用回線、他の公衆回線、インターネット等を用いてもよく、また、有線及び無線のいずれの方式を用いてもよい。
図2はエアコン180に用いられる機器アダプタ110の構成図である。機器アダプタ110の本体部600は、コンセント605とエアコン180のプラグ606との間に挿入され、エアコン180が使用する電力量を計測する。またエアコン180の動作状態は、住い手が赤外線リモコン607を操作する際に出力される赤外線信号を赤外線受光部601で受光することで把握することができる。動作状態とは、例えば電源のON/OFF、冷房/暖房などの運転モード、設定温度、風量などである。また、エアコン180は、エアコン180の周囲の環境状態を把握する手段として、エアコン180からの吹き出し温度を検出するための吹き出し温度検出部602と、エアコン180の吸い込み温度を検出するための吸い込み温度検出部603と、外気温度を検出するための外気温度検出部604とを具備している。また機器アダプタ110には対応するエアコン180の品番が予め入力されているか、あるいはユーザが表示装置130を用いて入力し、表示装置130から通信により設定できるようになっている。
機器アダプタ110は、エアコン180から取得した電力量、動作状態、環境状態、品番などの機器情報を外部からの問合せによりネットワーク160に送信することが可能となっている。またネットワーク160との通信手段は例えば家庭内であれば電灯線通信や無線通信などを利用するため、機器アダプタ本体600に通信モジュールが実装されている。
なお、図2ではエアコン180に用いられる機器アダプタ110の構成図を示したが、照明181に用いられる機器アダプタ111が取得する機器情報としては、電力量及び動作状態(電源のON/OFF)だけとなる。また、テレビ183の場合、機器情報の動作状態として明るさに関するパラメータを含めてもよい。このように、各機器アダプタ110〜114が取得する機器情報は、対象となる電気機器180〜184に応じて異なるものである。
以下、本実施の形態におけるエネルギー管理システムの動作について説明する。データセンタ170では、まず家庭に設置されている機器アダプタごとの機器情報を収集する。図3は、ある家庭において使用される各電気機器の機器情報の一例を示す図である。
図3に示すように、照明の機器情報には、品番と、15分ごとに取得した電源のON/OFF状態と、15分ごとに取得した電力量とが含まれる。エアコンの機器情報には、品番と、それぞれ15分ごとに取得した、電源のON/OFF状態と、運転モードと、設定温度と、風量と、吸い込み温度と、吹き出し温度と、室外温度と、電力量とが含まれる。必要な機器情報が照明とエアコンとで異なるのは、機器の電力量に影響する項目が機器ごとに違うからである。照明ではON/OFF状態がわかれば照明の電力量はほぼ算出できるが、エアコンの場合ではON/OFFだけでは不十分であり、運転モード、吸い込み温度、吹き出し温度、室外温度なども電力量の算出には必要となる。また、冷蔵庫の機器情報には、品番と、15分ごとに取得した電源のON/OFF状態と、15分ごとに取得した電力量とが含まれる。電気給湯器の機器情報には、品番と、それぞれ15分ごとに取得した、市水温度と、貯湯温度と、使用流量と、電力量とが含まれる。ガス給湯器の機器情報は、品番と、それぞれ15分ごとに取得した、市水温度と、給湯温度と、使用流量と、使用ガス量とが含まれる。電気給湯器の場合は電力量と給湯器が作成した熱量との関係を知る必要があるため、電力量に加えて、貯湯温度、市水温度、使用流量が機器情報として必要である。また、ガス給湯器の場合は使用ガス量と熱量との関係を知る必要があるため、使用ガス量に加えて、給湯温度、市水温度、使用流量が必要となる。
なお、本実施の形態では、機器情報を15分ごとに取得しているが、本発明は特にこれに限定されず、例えば30分ごとに取得してもよく、機器情報を取得するタイミングは適宜設定可能である。また、機器情報を取得する間隔は、短ければ短いほど、ユーザによる電気機器の使用状況をより正確に把握することができる。本実施の形態では、通信トラフィックなどを考慮して、機器情報を取得する間隔を15分に設定している。
データセンタ170は、収集した機器情報から省エネルギー機種に交換した場合の省エネルギー機器推奨情報を作成し家庭100に送信する。省エネルギー機器推奨情報とは、メーカが保持している省エネルギー機種(一般には新製品)の中から、現在家庭で使用している機器の類似機種に交換した場合に電力量がどの程度になるのかを予想した予想電力量と機器の品番及び価格などである。類似機種とは、例えばエアコンであれば同じ冷房能力を持つ機種、冷蔵庫では同じ容量を持つ機種、テレビでは同じ画面サイズの機種などであり、基本性能が近い機器のことである。
図4は、エネルギー管理システムにおいて省エネルギー機器情報を算出するための機能構成を示すブロック図である。図4に示すエネルギー管理システムは、機器アダプタ110、表示装置130、データセンタ170及び省エネルギー機器データベース190を備えて構成される。データセンタ170は、機器情報を取得し省エネルギー機器に交換した場合の予想電力量を演算する省エネルギー機器予想電力量演算手段201と、メーカの省エネルギー機器データベース190,191に問合せ、省エネルギー機器データを取得して省エネルギー機器予想電力量演算手段201に提供する省エネルギー機器データ取得手段203と、省エネルギー推奨機器を選択する省エネルギー推奨機器選択手段214と、省エネルギー推奨機器情報を表示装置130へ送信する省エネルギー推奨機器情報送信手段202とで構成されている。
省エネルギー機器予想電力量演算手段201は、機器情報取得手段210、実負荷算出手段211及び省エネルギー機器予想電力量算出手段213を備えて構成される。省エネルギー機器データ取得手段203は、類似機器選択手段221及びシミュレーションデータ取得手段222を備えて構成される。
機器情報取得手段210は、品番、動作状態、環境状態及び電力量を含む機器情報を機器アダプタ110から取得する。具体的に、機器情報取得手段210は、機器情報取得要求を機器アダプタ110に送信し、機器情報取得要求を受信した機器アダプタ110は、機器情報を機器情報取得手段210に送信する。機器情報取得手段210は、取得した機器情報のうち、品番を類似機器選択手段221に出力し、動作状態及び環境状態を実負荷算出手段211に出力し、電力量を省エネルギー推奨機器選択手段214に出力する。また、機器情報取得手段210は、取得した電気機器ごとの機器情報を履歴として記憶する。
実負荷算出手段211は、機器情報取得手段210から出力された動作状態及び環境状態に基づいて電気機器の熱負荷Qを算出する。実負荷算出手段211は、算出した熱負荷Qを省エネルギー機器予想電力量算出手段213に出力する。
類似機器選択手段221は、機器情報取得手段210によって出力された品番から類似機種の判別を行いメーカの省エネルギー機器データベース190に省エネルギー機器データの問合せを行う。具体的に、類似機器選択手段221は、省エネルギー機器を含む複数の電気機器の品番と基本性能とを対応付けて予め記憶しており、機器情報取得手段210から出力された品番に対応する基本性能と同じ基本性能を有する電気機器を、予め記憶されている複数種類の電気機器の品番から選択し、選択された電気機器に関する情報を取得するため省エネルギー機器データベース190に問い合わせる。複数の電気機器の品番と基本性能とを対応付けて予め記憶するテーブルデータは、新しい電気機器が発売される毎に更新され、常に最新のデータが記憶されている。
シミュレーションデータ取得手段222は、省エネルギー機器データベース190から送信される省エネルギー機器データを取得する。シミュレーションデータ取得手段222は、省エネルギー機器データベース190から取得した省エネルギー機器データを省エネルギー機器予想電力量算出手段213に出力する。なお、省エネルギー機器データについては後述する。
省エネルギー機器予想電力量算出手段213は、実負荷算出手段211から出力される熱負荷Qと、シミュレーションデータ取得手段222から出力される省エネルギー機器データとに基づいて、省エネルギー機器を用いた場合の家庭100における予想電力量を算出する。省エネルギー機器予想電力量算出手段213は、算出した予想電力量を省エネルギー推奨機器選択手段214に出力する。
省エネルギー推奨機器選択手段214は、省エネルギー機器予想電力量算出手段213によって出力された予想電力量と、機器情報取得手段210から出力された実際の電力量とを比較し、予想電力量が家庭100において実際に使用された電力量よりも少ない電気機器を省エネルギー推奨機器として選択する。省エネルギー推奨機器選択手段214は、選択した省エネルギー推奨機器に関する情報を省エネルギー推奨機器情報送信手段202に出力する。
省エネルギー推奨機器情報送信手段202は、省エネルギー推奨機器選択手段214によって選択された省エネルギー推奨機器の省エネルギー推奨機器情報を表示装置130へ送信する。表示装置130は、省エネルギー推奨機器情報送信手段202によって送信された省エネルギー推奨機器情報を受信し、受信した省エネルギー推奨機器情報を表示する。
なお、機器アダプタ110は、各家庭における電気機器を識別することが可能な識別情報を機器情報に付加して機器情報取得手段210に送信する。これにより、データセンタ170は、複数の家庭における電気機器を識別することができ、作成した省エネルギー推奨機器情報を各家庭の表示装置に正確に送信することができる。
本実施の形態において、機器アダプタ110〜114が機器情報取得手段及び機器情報取得装置の一例に相当し、省エネルギー機器データベース190,191が省エネルギー機器情報記憶手段及び省エネルギー機器情報記憶装置の一例に相当し、データセンタ170が省エネルギー推奨機器情報作成手段、省エネルギー推奨機器情報作成装置及び省エネルギー推奨機器情報提供装置の一例に相当し、表示装置130が表示手段及び表示装置の一例に相当し、省エネルギー機器予想電力量演算手段201が予想エネルギー量演算手段の一例に相当し、省エネルギー機器データ取得手段203が省エネルギー機器情報取得手段の一例に相当し、省エネルギー機器予想電力量算出手段213が予想エネルギー量算出手段の一例に相当する。
次に、詳細な動作をエアコン180の機器情報の場合について説明する。省エネルギー機器予想電力量演算手段201の機器情報取得手段210はエアコン180の機器情報を取得すると、品番(図3ではYYYY28に相当)を省エネルギー機器データ取得手段203に送付し、実負荷算出手段211に動作状態(図3では電源のON/OFF状態、運転モード、設定温度、風量に相当)と環境状態(図3では吸い込み温度、吹き出し温度、室外温度に相当)とを送付する。実負荷算出手段211では、家庭でエアコン180が使用されて処理された年間の熱負荷Q(kcal/年)を下記の(1)式を用いて算出する。
Q(kcal/年)=V(kg/年)×Cp(kcal/kg・℃)×Δt(℃)・・・・(1)
ここで、Vは1年間にエアコン180の室内機を通過した流量を表し、Δtは通過する前後の温度差を表し、Cpは空気の比熱を表している。なお、Cpは定数である。流量Vはエアコン180の動作状態のうち1年間のON/OFFと風量の履歴から算出できる。またΔtはエアコン180の環境状態のうち吸い込み温度と吹き出し温度との差で算出できる。なお、吸い込み温度が取れていない場合はエアコン180の動作状態のうち設定温度で代用することは可能である。つまり、実負荷算出手段211は、家庭で実際にエアコン180により処理された年間の熱負荷Qを機器情報から算出できるのである。実負荷算出手段211で算出された熱負荷Qは省エネルギー機器予想電力量算出手段213に送付される。また、実負荷算出手段211は、流量Vの履歴が1年に満たない場合、1年間に通過するであろう流量を想定し、想定された流量Vを用いて熱負荷Qを算出する。例えば、1ヶ月間の履歴しか存在しない場合、実負荷算出手段211は、1ヶ月間の流量を12倍することによって1年間の流量Vを求める。
一方、機器情報取得手段210から省エネルギー機器データ取得手段203に送付された品番は、類似機器選択手段221に送られる。類似機器選択手段221では、送付された品番から類似機種の判別を行いメーカの省エネルギー機器データベース190,191に省エネルギー機器データの問合せを行う。メーカの省エネルギー機器データベース190は、例えば図5に示すような構成になっている。例えば、省エネルギー機器データベース190は、最新の省エネルギータイプのエアコン、テレビ、照明の消費電力に関係するデータで構成されている。ここで、消費電力に関係するデータとは、エアコンであれば使用する部屋の大きさ、能力、品番、価格、冷房時及び暖房時におけるCOP(Coefficient of Performance;エネルギー消費効率)などである。テレビであれば画面サイズ、品番、価格、定格消費電力(動作時、待機時)などであり、照明であれば使用する部屋の大きさ、品番、価格、定格消費電力などである。
類似機器選択手段221は、省エネルギー機器予想電力量演算手段201から送られたエアコンの品番が例えばYYYY28の場合、品番から冷房能力2.8kWのエアコンと判断できる。そのため、類似機種を問い合わせるとは、同じ2.8kWの冷房能力を持つ省エネルギータイプのエアコンのデータを問合せことになる。シミュレーションデータ取得手段222では、問合せを行った結果送付されてきた省エネルギー機器データを取得し、シミュレーションに必要なシミュレーションパラメータを省エネルギー機器予想電力量算出手段213に送付する。図5に示すように、本実施の形態では、省エネルギー機器データとして、冷房能力が2.8kWのエアコンである品番AAAA28、BBBB28、CCCC28に対応するCOPなどが送られることになる。
省エネルギー機器予想電力量算出手段213は、シミュレーションデータ取得手段222から得られるシミュレーションパラメータと実負荷算出手段211により算出されて送付された年間の熱負荷Q(kcal/年)とから、家庭内で利用されている電気機器に換わって省エネルギー機器が家庭100で使用された場合における消費電力量のシミュレーションを行い、省エネルギー機器での予想電力量Wを算出する。省エネルギー機器予想電力量算出手段213は、通常のシミュレーションを用いることによって、年間の熱負荷Q(kcal/年)と冷房時および暖房時のCOPとから省エネルギー機器に交換した場合の予想電力量Wを算出することができるが、エアコン用機器アダプタで取得した室外機の周りの外気温を利用すれば、より精度良い予想電力量Wを算出することができる。このように、省エネルギー機器予想電力量演算手段201では、各家庭で実際にエアコンを使用した条件、すなわち、時間や運転モードなどの動作状態や吸い込みおよび吹き出し温度や外気温度などの環境状態をもとに予想電力量Wを算出している。そのため、住まい手には、仮に省エネルギータイプのエアコンに交換して使用した場合に予想される電力量に、この予想電力量Wが相当するものと認識させることができるのである。
なお、本例では類似機器選択手段221によって複数の省エネルギータイプのエアコンが選択されているので、それぞれの品番に対する予想電力量Wが算出されることになる。また、テレビや照明の場合は、省エネルギー機器予想電力量算出手段213で必要となるのは機器情報のうちの動作状態(特に電源のON/OFF)と、省エネルギー機器データ取得手段203からの省エネルギー機器の定格消費電力とに基づいてシミュレーションが行われる。つまり、省エネルギー機器予想電力量算出手段213は、使用時間がわかれば定格消費電力から予想電力量Wを算出することができる。
省エネルギー推奨機器選択手段214は、省エネルギー機器予想電力量演算手段201で算出された省エネルギータイプのエアコンに交換して使用した場合に予想される予想電力量Wが実際に住まい手が使用しているエアコンの電力量より少ない電気機器を省エネルギー推奨機器として選択し、その品番、予想電力量を実際に住まい手が使用しているエアコンの電力量とともに省エネルギー推奨機器情報送信手段202に送信する。省エネルギー推奨機器情報送信手段202は、省エネルギー機器データの価格とともに省エネルギー推奨機器情報を作成する。したがって、省エネルギー推奨機器情報は、実際に住まい手が使っているエアコンと交換すると必ず省エネルギーになるエアコンについての品番、価格、予想電力量、さらには住まい手が使っているエアコンの電力量を含むことになる。なお、テレビ及び照明における省エネルギー推奨機器選択手段214及び省エネルギー推奨機器情報送信手段202の処理は、エアコンと機器が違うだけであるので、同様な手順で行われる。以上のようにしてデータセンタ170で作成された省エネルギー推奨機器情報は、ネットワーク160を通して家庭100の表示装置130に送付される。
また、電気給湯器の場合では、機器情報取得手段210が電気給湯器の機器情報を取得すると、品番(図4ではWWWWに相当)を省エネルギー機器データ取得手段203に送付し、実負荷算出手段211に貯湯温度、市水温度、使用流量を送付する。実負荷算出手段211では、電気給湯器で使用した年間の熱負荷Q(kcal/年)を下記の(2)式を用いて算出する。
Q(kcal/年)=Quse(m3/年)×(Ttank(℃)−Tin(℃))×C(kcal・℃)×D(kg/m3)・・・・(2)
ここで、Quseは1年間の使用流量を表し、Ttankは貯湯温度を表し、Tinは市水温度を表し、Cは水の比熱を表し、Dは水の密度を表している。このように、実負荷算出手段211で算出された熱負荷Qは省エネルギー機器予想電力量算出手段213に送付される。
また、ガス給湯器の場合では、上記(2)式のTtankを給湯温度にすることで熱負荷Qを同様に算出できる。
このように、電気及びガスをエネルギー源とする給湯器184についてもエアコンと同様な手順で省エネルギー機器データより予想電力量または予想ガス量を算出することができ、省エネルギー推奨機器情報送信手段202において、省エネルギー機器データの価格とともに省エネルギー推奨機器情報を作成することができる。
図6は、図4に示すエネルギー管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、機器アダプタ110は、電気機器から機器情報を取得する。次に、ステップS2において、機器アダプタ110は、電気機器から取得した機器情報をデータセンタ170へ送信する。
次に、ステップS11において、データセンタ170は、機器アダプタ110から送信された機器情報を受信する。次に、ステップS12において、データセンタ170は、受信した機器情報を履歴として記憶する。次に、ステップS13において、データセンタ170は、機器情報に含まれる電気機器の品番から当該電気機器と基本性能が同じである省エネルギー機器を選択する。
次に、ステップS14において、データセンタ170は、選択された省エネルギー機器の問い合わせを省エネルギー機器データベース190に対して行う。なお、省エネルギー機器データベースは、電気機器を販売するメーカごとに設けられており、複数メーカの省エネルギー機器データベースがネットワーク上に存在している場合、データセンタ170は、全ての省エネルギー機器データベースに問い合わせを行う。
次に、ステップS21において、省エネルギー機器データベース190は、データセンタ170から送信された省エネルギー機器の問い合わせを受信する。次に、ステップS22において、省エネルギー機器データベース190は、省エネルギー機器データを抽出する。省エネルギー機器データベース190は、省エネルギー機器の品番に対応付けて記憶されている価格及びCOPを含む省エネルギー機器データを抽出する。次に、ステップS23において、省エネルギー機器データベース190は、抽出した省エネルギー機器データをデータセンタ170へ送信する。
次に、ステップS15において、データセンタ170は、省エネルギー機器データベース190から送信される省エネルギー機器データを受信する。次に、ステップS16において、データセンタ170は、取得された機器情報に含まれる電気機器の動作状態情報及び環境状態情報から電気機器の実際の熱負荷を算出する。例えば、電気機器がエアコンである場合、1年間にエアコンの室内機を通過した風量に空気の比熱を乗算し、さらに室内機を通過する前後の温度差を乗算することによって、熱負荷が算出される。
次に、ステップS17において、データセンタ170は、算出された熱負荷と、省エネルギー機器データに含まれる電気機器のCOPとから省エネルギー機器の予想電力量を算出する。すなわち、データセンタ170は、現在家庭内で利用されている電気機器の熱負荷で省エネルギー機器を使用した場合に消費される電力量をシミュレーションし、予想電力量を算出する。
次に、ステップS18において、データセンタ170は、算出された予想電力量と実際に住まい手が使用している電気機器の使用電力量とを比較し、予想電力量が使用電力量より少ない省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択する。
次に、ステップS19において、データセンタ170は、選択された省エネルギー推奨機器の品番、価格及び予想電力量と、現在利用されている電気機器の使用電力量とを省エネルギー推奨機器情報として作成する。次に、ステップS20において、データセンタ170は、作成された省エネルギー推奨機器情報を表示装置130へ送信する。
次に、ステップS31において、表示装置130は、データセンタ170から送信される省エネルギー推奨機器情報を受信する。次に、ステップS32において、表示装置130は、受信した省エネルギー推奨情報を表示画面に表示する。このとき、表示装置130の表示画面には、現在家庭内で利用されている電気機器の品番、1年間に使用した時間及び1年間に使用した電力量とともに、省エネルギー推奨機器の品番、1年間に使用される予想電力量及び価格が表示される。
図7は、表示装置130での表示例を示す図である。図7に示すように、表示装置130の表示画面には、電気機器の種類と、現在使用している電気機器の品番、使用状況及び1年間の使用電力量と、省エネルギー機器のメーカ名、品番、予想電力量及び価格と、現在使用している電気機器から省エネルギー機器に買い換えた場合の年間節約電力量、年間節約金額及び償却年とが表示される。家庭100で実際に使用されているエアコンについて、「ご自宅の機器」として例えば品番がYYYY28、使用状況が1560時間/年、使用電力量合計が1561kWh/年と表示されている。これらの情報は、データセンタ170から送付される省エネルギー推奨機器情報に含めることもできるし、ネットワークによりエアコン用機器アダプタ110より直接取得することも可能である。データセンタ170から送付される省エネルギー推奨機器情報は、「お勧めの機器」として品番、予想電力量、価格が表示される。現在使用しているエアコンの品番がYYYY28であることから当該エアコンが冷房能力2.8kWの機器であることがわかり、メーカAから3機種、メーカBから3機種が選択され、それぞれの品番について算出された予想電力量が示されている。さらに「お勧めの機器」に買い換えた場合のメリットをより住まい手に分かり易く提示するために、「節約のお見積」を提示する。これは、「ご自宅の機器」の使用電力量と「お勧めの機器」の予想電力量との差を年間節約電力量として各品番ごとに計算し、それを金額に換算した値を年間節約金額として各品番ごとに算出し、年間節約金額でお勧め機器の価格を償却するのに必要な償却年を各品番ごとに計算し、各品番ごとに計算された年間節約電力量、年間節約金額及び償却年を表示する。このような表示を行うことにより、住まい手は例えば現在のエアコンをメーカAの品番AAAA28に交換すると、自分の使用実態においては年間に906kWh/年の電力量が使われ、現在使用しているエアコンに比べて年間の節約電力量は655kWh/年、年間の節約金額は15720円/年で価格が82、000円なので、5.2年で償却できるということがわかる。また他の品番やメーカ間の比較もできるために、例えばメーカAの品番CCCC28は初期のコストは70、000円と安いが、省エネルギー性能の違いにより償却には6.3年と品番AAAA28よりは1.1年も長くかかってしまうなどの比較もできるために住まい手の購入選択の幅も広がることとなる。したがってこのような表示を行うことで単にカタログでの一般的な省エネルギー効果からではなく、その家庭における具体的なメリットを提示することができるために、省エネルギー機器購入への促進が図られることになる。
このように、機器アダプタ110によって、家庭内で利用されている機器の使用状況に関する機器情報が取得される。省エネルギー機器データベース190には、家庭内で利用されている機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器データが記憶されている。データセンタ170によって、省エネルギー機器データベース190から省エネルギー機器データが取得され、取得された省エネルギー機器データと、取得された機器情報とに基づいて、複数の省エネルギー機器の中から各家庭の使用状況に応じた省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報が作成される。そして、表示装置130によって、作成された省エネルギー推奨機器情報が表示される。
したがって、家庭内で利用されている電気機器のエネルギー消費効率よりも優れ、電気機器の使用状況に応じた電気機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報がユーザに対して提示されるので、住い手の利用している電気機器の買い換えを促進し、家庭内で利用されている電気機器よりエネルギー効率の優れた電気機器に買い換えられることで省エネルギー化を実現することができる。
また、機器アダプタ110、データセンタ170、省エネルギー機器データベース190及び表示装置130がネットワークを介して接続されており、機器アダプタ110によって、電気機器の使用状況に関する機器情報が取得され、取得された機器情報がデータセンタ170に送信される。そして、データセンタ170によって、省エネルギー機器データベース190から省エネルギー機器情報がネットワークを介して取得され、機器アダプタ110によって送信された機器情報が受信され、取得された省エネルギー機器情報と、受信された機器情報とに基づいて、複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択され、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報が作成され、作成された省エネルギー推奨機器情報が表示装置130に送信される。表示装置130によって、データセンタ170によって送信された省エネルギー推奨機器情報が受信され、受信された省エネルギー推奨機器情報が表示される。したがって、新たな省エネルギー機器の発売による情報の更新に対して迅速に対応することができ、新たな情報の更新を容易に行うことができる。
また、機器アダプタ110によって、電気機器が家庭内において使用された使用電力量をさらに含む機器情報が取得され、省エネルギー機器データ取得手段203によって、家庭において現在利用されている電気機器と同等の性能を持つ省エネルギー機器の省エネルギー機器データが省エネルギー機器データベースから取得される。そして、省エネルギー機器予想電力量演算手段201によって、取得された省エネルギー機器データと機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている電気機器から省エネルギー機器に交換した場合の予想電力量が演算される。省エネルギー推奨機器選択手段214によって、演算された予想電力量と、取得された機器情報に含まれる使用電力量とが比較され、予想電力量が使用電力量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択される。
したがって、家庭において現在利用されている電気機器と同等の性能を持つ省エネルギー機器を当該家庭において使用した場合の予想電力量が演算され、演算された予想電力量が実際の使用電力量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択されるので、現在使用している電気機器よりもエネルギー効率の優れた省エネルギー機器を選択することができ、家庭毎の電気機器の使用状況に応じて、現在ユーザが使用している電気機器と同等の性能を有する電気機器に買い換えた場合の電力量を予想することができる。
また、省エネルギー推奨機器情報には、省エネルギー機器の品番及び価格と当該省エネルギー機器に交換した場合に想定される予想電力量とが含まれ、表示装置130によって、省エネルギー推奨機器の品番と価格とが表示されるとともに、予想電力量と機器情報に含まれる使用電力量とが比較表示される。したがって、ユーザは、省エネルギー機器に交換した場合に想定される予想電力量と、家庭内で利用されている電気機器の電力量とを比較することができ、現在使用している電気機器を省エネルギー機器に買い換えた場合にどれだけ節電できるかを認識することができる。
さらに、機器情報には、現在使用中の電気機器の品番と、動作時間及び動作モードを含む動作状態と、電気機器の周辺温度及び外気温度を含む環境状態と、電気機器の使用電力量とが含まれる。したがって、現在使用中の電気機器の品番を用いて省エネルギー機器データを取得することができ、現在使用中の電気機器の動作時間及び動作モードを含む動作状態と、現在使用中の電気機器の周辺温度及び外気温度を含む環境状態とを用いて、現在使用中の電気機器を省エネルギー機器に交換した場合における予想電力量を演算することができ、現在使用中の電気機器の使用電力量を用いて現在使用中の電気機器よりもエネルギー効率の優れた省エネルギー機器を選択することができる。
さらにまた、機器情報取得手段210によって、機器情報として、電気機器の動作時間及び動作モードを含む動作状態情報及び電気機器の周辺温度及び外気温度を含む環境状態情報のうちの少なくとも一方と、電気機器の品番と、電気機器の使用電力量とが取得される。省エネルギー機器データ取得手段203によって、省エネルギー機器の品番、価格及びエネルギー消費効率が取得される。そして、実負荷算出手段211によって、取得された動作状態情報及び環境状態情報の少なくとも一方に基づいて、電気機器の実際の熱負荷が算出される。省エネルギー機器予想電力量算出手段213によって、取得されたエネルギー消費効率を有する省エネルギー機器が、算出された熱負荷で使用された場合の予想電力量が算出される。そして、省エネルギー推奨機器選択手段214によって、算出された予想電力量と、取得された機器情報に含まれる使用電力量とが比較され、予想電力量が使用電力量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択され、取得された電気機器の品番と、取得された省エネルギー機器データに含まれる省エネルギー機器の品番及び価格と、算出された予想電力量と、取得された機器情報に含まれる使用電力量とを含む省エネルギー推奨機器情報が作成される。
したがって、動作時間及び動作モードを含む動作状態と、電気機器の周辺温度及び外気温度を含む環境状態とのうちの少なくとも一方に基づいて、電気機器の実際の熱負荷が算出され、取得されたエネルギー消費効率を有する省エネルギー機器が、算出された熱負荷で使用された場合の予想電力量が算出されるので、家庭内で利用されている電気機器から省エネルギー機器に交換した場合の予想電力量を算出することができ、各家庭の使用状況に応じて電気機器を省エネルギー機器に買い換えた場合の電力量を正確にシミュレーションすることができる。
なお、本実施の形態では電力量のスケールを1年間にした場合を示したが、月間や冷房期あるいは暖房期として提示することもできる。
また、本実施の形態におけるデータセンタ170の機能を表示装置130が備えてもよい。図8は、本実施の形態の変形例におけるエネルギー管理システムの構成を示すブロック図である。図8に示すエネルギー管理システムは、機器アダプタ110、表示装置130及び省エネルギー機器データベース190を備え、それぞれがネットワークを介して接続されている。表示装置130は、機器情報を取得し省エネルギー機器に交換した場合の予想電力量を演算する省エネルギー機器予想電力量演算手段201と、メーカの省エネルギー機器データベース190に問合せ、省エネルギー機器データを取得して省エネルギー機器予想電力量演算手段201に提供する省エネルギー機器データ取得手段203と、省エネルギー推奨機器を選択する省エネルギー推奨機器選択手段214と、省エネルギー推奨機器情報を表示装置130へ送信する省エネルギー推奨機器情報送信手段202と、省エネルギー推奨機器情報送信手段202によって送信された省エネルギー推奨機器情報を表示する表示手段204を備えて構成される。なお、図8に示すエネルギー管理システムの構成及び動作については、図4に示すエネルギー管理システムと同じであるので説明を省略する。
さらに、本実施の形態におけるデータセンタ170及び省エネルギー機器データベース190の機能を表示装置130が備えてもよい。この場合、機器アダプタ110と表示装置130とが宅内のネットワークによって接続される。そして、省エネルギー機器データベース190に記憶される省エネルギー機器データは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供される。
また、家庭100内の宅内通信回線と宅外のネットワーク160とを接続するゲートウエイがデータセンタ170の機能を備えてもよく、各電気機器を制御する制御装置が設けられている場合、この制御装置がデータセンタ170の機能を備えてもよい。
また、本実施の形態では、省エネルギー機器データ取得手段203によって、家庭内で利用されている電気機器と基本性能が同じである省エネルギー機器が選択され、選択された省エネルギー機器の省エネルギー機器データが取得されるとしている。しかしながら、基本性能が異なる電気機器であっても、エネルギー消費効率が高くなる電気機器が存在する場合がある。例えば、ユーザが現在使用しているエアコンが2.5kWの冷房能力を有する場合、2.8kWの冷房能力を有するエアコンに買い換えたとしてもエネルギー消費効率が高くなる場合がある。そこで、本実施の形態における省エネルギー機器データ取得手段203は、家庭内で利用されている電気機器と種類が同じである電気機器を選択し、選択された省エネルギー機器の省エネルギー機器データを取得してもよい。
この場合、機器情報取得手段210によって、電気機器が家庭内において使用された使用電力量をさらに含む機器情報が取得され、省エネルギー機器データ取得手段203によって、家庭において現在利用されている電気機器と同一種類の省エネルギー機器の省エネルギー機器データが省エネルギー機器データベース190から取得される。そして、省エネルギー機器予想電力量演算手段201によって、取得された省エネルギー機器データと機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている電気機器から省エネルギー機器に交換した場合の予想電力量が演算される。省エネルギー推奨機器選択手段214によって、演算された予想電力量と、取得された機器情報に含まれる使用電力量とが比較され、予想電力量が使用電力量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択される。
したがって、家庭において現在利用されている電気機器と同一種類の省エネルギー機器を当該家庭において使用した場合の予想電力量が演算され、演算された予想電力量が実際の使用電力量よりも低い省エネルギー機器が省エネルギー推奨機器として選択されるので、現在使用している電気機器よりもエネルギー効率の優れた省エネルギー機器を選択することができ、家庭毎の電気機器の使用状況に応じて電気機器を買い換えた場合の電力量を予想することができる。また、現在使用している電気機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の電気機器をユーザに対して提示することができ、ユーザの選択する幅を広げることができる。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
本発明に係るエネルギー管理システムは、住い手の利用している電気機器の買い換えを促進し、省エネルギー化を実現することができ、各家庭において使用される機器の省エネルギー化を促進させるエネルギー管理システム等として有用である。
本実施の形態におけるエネルギー管理システムの概略を説明するための構成図である。 本実施の形態におけるエアコンにおける機器アダプタの構成図である。 本実施の形態における機器情報の一例を示す図である。 本実施の形態におけるデータセンタの機能構成を示すブロック図である。 本実施の形態における省エネルギー機器データベースの一例を示す図である。 図4に示すエネルギー管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態における表示装置での表示例を示す図である。 本実施の形態の変形例におけるエネルギー管理システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 家庭
110 エアコン用機器アダプタ
111 照明用機器アダプタ
112 冷蔵庫用機器アダプタ
113 テレビ用機器アダプタ
130 表示装置
160 通信ネットワーク
170 データセンタ
180 エアコン
181 照明
182 冷蔵庫
183 テレビ
184 給湯器
190 メーカA用省エネルギー機器データベース
191 メーカB用省エネルギー機器データベース
201 省エネルギー機器予想電力量演算手段
202 省エネルギー推奨機器情報送信手段
203 省エネルギー機器データ取得手段
210 機器情報取得手段
211 実負荷算出手段
213 省エネルギー機器予想電力量算出手段
214 省エネルギー推奨機器選択手段
221 類似機器選択手段
222 シミュレーションデータ取得手段
600 エアコン用機器アダプタの本体部
601 赤外線受光部
602 吹き出し温度検出部
603 吸い込み温度検出部
604 外気温度検出部
605 コンセント
606 エアコンのプラグ
607 赤外線リモコン

Claims (8)

  1. 機器の使用状況に関する機器情報を取得する機器情報取得手段と、
    前記機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報を記憶する省エネルギー機器情報記憶手段と、
    前記省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報を取得し、取得した省エネルギー機器情報と、前記機器情報取得手段によって取得した前記機器情報とに基づいて、前記複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択し、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を作成する省エネルギー推奨機器情報作成手段と、
    前記省エネルギー推奨機器情報作成手段によって作成された省エネルギー推奨機器情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とするエネルギー管理システム。
  2. 前記機器情報取得手段、前記省エネルギー推奨機器情報作成手段、前記省エネルギー機器情報記憶手段及び前記表示手段がネットワークを介して接続されており、
    前記機器情報取得手段は、機器の使用状況に関する機器情報を取得し、取得した機器情報を前記省エネルギー推奨機器情報作成手段に送信し、
    前記省エネルギー推奨機器情報作成手段は、前記省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報を取得し、取得した省エネルギー機器情報と、前記機器情報取得手段によって送信された前記機器情報とに基づいて、前記複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択し、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を作成し、作成した省エネルギー推奨機器情報を表示手段に送信し、
    前記表示手段は、前記省エネルギー推奨機器情報作成手段によって送信された省エネルギー推奨機器情報を表示することを特徴とする請求項1記載のエネルギー管理システム。
  3. 前記機器情報取得手段は、前記機器情報として、前記機器が家庭内において使用されたときの使用エネルギー量を特定するための使用エネルギー量情報を取得し、
    前記省エネルギー推奨機器情報作成手段は、
    家庭において現在利用されている機器と同一種類の省エネルギー機器の省エネルギー機器情報を前記省エネルギー機器情報記憶手段から取得する省エネルギー機器情報取得手段と、
    前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された前記省エネルギー機器情報と前記機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から前記省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量を演算する予想エネルギー量演算手段と、
    前記予想エネルギー量演算手段によって演算された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較し、前記予想エネルギー量が前記使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択する省エネルギー推奨機器選択手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載のエネルギー管理システム。
  4. 前記機器情報取得手段は、前記機器情報として、前記機器が家庭内において使用されたときの使用エネルギー量を特定するための使用エネルギー量情報を取得し、
    前記省エネルギー推奨機器情報作成手段は、
    家庭において現在利用されている機器と同等の性能を持つ省エネルギー機器の省エネルギー機器情報を前記省エネルギー機器情報記憶手段から取得する省エネルギー機器情報取得手段と、
    前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された前記省エネルギー機器情報と前記機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から前記省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量を演算する予想エネルギー量演算手段と、
    前記予想エネルギー量演算手段によって演算された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較し、前記予想エネルギー量が前記使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択する省エネルギー推奨機器選択手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載のエネルギー管理システム。
  5. 前記省エネルギー推奨機器情報は、前記省エネルギー機器の品番及び価格と当該省エネルギー機器に交換した場合に想定される予想エネルギー量とを含み、
    前記表示手段は、前記省エネルギー推奨機器の品番と前記価格とを表示するとともに、前記予想エネルギー量と前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較表示することを特徴とする請求項3又は4記載のエネルギー管理システム。
  6. 前記機器情報取得手段は、前記機器情報として、前記機器の動作時間及び動作モードを含む動作状態情報及び前記機器の周辺温度及び外気温度を含む環境状態情報のうちの少なくとも一方と、前記機器の品番と、前記機器の使用エネルギー量とを取得し、
    前記省エネルギー機器情報取得手段は、前記省エネルギー機器の品番、価格及びエネルギー消費効率を取得し、
    前記予想エネルギー量演算手段は、
    前記機器情報取得手段によって取得された前記動作状態情報及び前記環境状態情報の少なくとも一方に基づいて、前記機器の実際の熱負荷を算出する実負荷算出手段と、
    前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された前記エネルギー消費効率を有する省エネルギー機器が、前記実負荷算出手段によって算出された熱負荷で使用された場合の予想エネルギー量を算出する予想エネルギー量算出手段とを備え、
    前記省エネルギー推奨機器選択手段は、前記予想エネルギー量算出手段によって算出された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較し、前記予想エネルギー量が前記使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択し、前記機器情報取得手段によって取得された機器の品番と、前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された省エネルギー機器情報に含まれる省エネルギー機器の品番及び価格と、前記予想エネルギー量算出手段によって算出された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを含む省エネルギー推奨機器情報を作成することを特徴とする請求項3又は4記載のエネルギー管理システム。
  7. 機器から所定の情報を取得する機器情報取得装置と、前記機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報を記憶する省エネルギー機器情報記憶装置と、前記省エネルギー機器の中から前記機器よりもエネルギー消費効率の優れた省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を作成する省エネルギー推奨機器情報作成装置と、前記省エネルギー推奨機器情報を表示する表示装置とを用いたエネルギー管理方法であって、
    前記機器情報取得装置が、家庭内で利用されている機器の使用状況に関する機器情報を取得する機器情報取得ステップと、
    前記省エネルギー推奨機器情報作成装置が、前記省エネルギー機器情報記憶装置に記憶されている省エネルギー機器情報を取得し、取得した省エネルギー機器情報と、前記機器情報取得ステップにおいて取得した前記機器情報とに基づいて、複数の省エネルギー機器の中から機器の使用状況に応じた省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択し、選択された省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を作成する省エネルギー推奨機器情報作成ステップと、
    前記表示装置が、前記省エネルギー推奨機器情報作成ステップにおいて作成された省エネルギー推奨機器情報を表示する表示ステップとを含むことを特徴とするエネルギー管理方法。
  8. 現在家庭内で利用されている機器よりもエネルギー効率のよい省エネルギー機器に関する情報を省エネルギー推奨機器情報として提供する省エネルギー推奨機器情報提供装置であって、
    家庭内で利用されている機器の使用状況に関する機器情報を取得する機器情報取得手段と、
    前記機器よりもエネルギー消費効率の優れた複数の省エネルギー機器の性能に関する省エネルギー機器情報を記憶する省エネルギー機器情報記憶手段から省エネルギー機器情報を取得する省エネルギー機器情報取得手段と、
    前記省エネルギー機器情報取得手段によって取得された省エネルギー機器情報と、前記機器情報取得手段によって取得された前記機器情報とに基づいて、家庭内で利用されている機器から前記省エネルギー機器に交換した場合の予想エネルギー量を演算する予想エネルギー量演算手段と、
    前記予想エネルギー量演算手段によって演算された前記予想エネルギー量と、前記機器情報取得手段によって取得された前記使用エネルギー量とを比較し、前記予想エネルギー量が前記使用エネルギー量よりも低い省エネルギー機器を省エネルギー推奨機器として選択する省エネルギー推奨機器選択手段と、
    前記省エネルギー推奨機器選択手段によって選択された前記省エネルギー推奨機器に関する省エネルギー推奨機器情報を表示装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする省エネルギー推奨機器情報提供装置。
JP2004177952A 2003-06-20 2004-06-16 エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置 Pending JP2005032235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004177952A JP2005032235A (ja) 2003-06-20 2004-06-16 エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003176460 2003-06-20
JP2004177952A JP2005032235A (ja) 2003-06-20 2004-06-16 エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005032235A true JP2005032235A (ja) 2005-02-03

Family

ID=34220066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004177952A Pending JP2005032235A (ja) 2003-06-20 2004-06-16 エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005032235A (ja)

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047075A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Daikin Ind Ltd 設備機器の推定コスト計算システム、推定コスト計算プログラム、推定二酸化炭素排出量計算システム、及び推定二酸化炭素排出量計算プログラム
JP2009009183A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Lenovo Singapore Pte Ltd 電子機器、電子機器の電源制御方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム
WO2009042623A3 (en) * 2007-09-24 2009-06-11 Budderfly Ventures Llc Computer based energy management
JP2011081511A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 環境負荷抑制システム、環境負荷抑制支援装置及び環境負荷抑制方法
WO2011052696A1 (ja) * 2009-10-29 2011-05-05 パナソニック電工株式会社 省エネルギー化提案システム
WO2011067988A1 (ja) 2009-12-02 2011-06-09 日本電気株式会社 電力計測システム、電力計測方法および情報処理装置
JP2011122908A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Sekisui Chem Co Ltd 分析装置及び計測管理システム
WO2011089514A2 (ja) * 2010-01-25 2011-07-28 パナソニック電工株式会社 省工ネルギ診断システム
JP2011209349A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Sekisui Chem Co Ltd 広告表示サーバ及び広告表示システム
JP2012168677A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 電気機器管理サーバ、及び電気機器管理プログラム
JP2012175847A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Hitachi Ltd 工業団地の電力負荷予測装置、システム及び方法
US8396608B2 (en) 2007-09-24 2013-03-12 Budderfly Ventures Llc Computer based energy management
JP2013168126A (ja) * 2012-01-20 2013-08-29 Ricoh Co Ltd 管理装置、管理プログラム、及び管理システム
WO2013125128A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 株式会社ニコン 電子機器
JP2014130624A (ja) * 2014-02-24 2014-07-10 Panasonic Corp 省エネルギ診断システム
JP2014137726A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Sharp Corp サーバ装置、電子機器、通信システム、情報処理方法、およびプログラム
JP5568660B1 (ja) * 2013-04-11 2014-08-06 株式会社エプコ 節電支援システム、節電支援方法、および節電支援プログラム
JP2014222545A (ja) * 2014-08-20 2014-11-27 パナソニック株式会社 省エネルギー化提案システム、省エネルギー化サーバ、省エネルギー化提案方法
JP2015092368A (ja) * 2014-12-10 2015-05-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 省エネルギ診断システム、サーバ
WO2015194248A1 (ja) * 2014-06-20 2015-12-23 日本電気株式会社 情報提供装置、情報提供方法、及び、プログラム
WO2016075862A1 (ja) * 2014-11-12 2016-05-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力管理装置、及び情報提示方法
JP2016085497A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 ジーエフケーマーケティングサービスジャパン株式会社 家電情報提供システム
WO2016117027A1 (ja) * 2015-01-20 2016-07-28 中国電力株式会社 電気機器の管理支援装置、及び電気機器の管理支援方法
WO2017029755A1 (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 三菱電機株式会社 空調運転解析装置およびプログラム
JP2017112771A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 株式会社東芝 電力推定装置、電力推定方法及び電力推定プログラム
JP2017126359A (ja) * 2012-01-20 2017-07-20 株式会社リコー 管理装置
JP2017224194A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 トヨタホーム株式会社 情報提供システム
JP2018190098A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 リニューアル支援システム、リニューアル支援方法、プログラム
JPWO2018101070A1 (ja) * 2016-11-29 2019-10-24 日本電気株式会社 異常判定装置、異常判定方法、及び異常判定プログラム
KR102416716B1 (ko) * 2021-11-04 2022-07-05 (주)미래비엠 건물 에너지 관리서버
JP7475128B2 (ja) 2019-11-19 2024-04-26 三菱電機株式会社 省エネ効果推定装置、省エネ効果推定システム、省エネ効果推定方法及びプログラム

Cited By (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047075A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Daikin Ind Ltd 設備機器の推定コスト計算システム、推定コスト計算プログラム、推定二酸化炭素排出量計算システム、及び推定二酸化炭素排出量計算プログラム
JP2009009183A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Lenovo Singapore Pte Ltd 電子機器、電子機器の電源制御方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム
US8140279B2 (en) 2007-09-24 2012-03-20 Budderfly Ventures, Llc Computer based energy management
WO2009042623A3 (en) * 2007-09-24 2009-06-11 Budderfly Ventures Llc Computer based energy management
US8798801B2 (en) 2007-09-24 2014-08-05 Budderfly Ventures, Llc Computer based energy management
US9921554B2 (en) 2007-09-24 2018-03-20 Budderfly, Inc. Computer based energy management
US8396608B2 (en) 2007-09-24 2013-03-12 Budderfly Ventures Llc Computer based energy management
AU2008304516B2 (en) * 2007-09-24 2012-09-13 Budderfly Ventures, Llc Computer based energy management
JP2011081511A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 環境負荷抑制システム、環境負荷抑制支援装置及び環境負荷抑制方法
JP2011096007A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 省エネルギー化提案システム
WO2011052696A1 (ja) * 2009-10-29 2011-05-05 パナソニック電工株式会社 省エネルギー化提案システム
WO2011067988A1 (ja) 2009-12-02 2011-06-09 日本電気株式会社 電力計測システム、電力計測方法および情報処理装置
US9513141B2 (en) 2009-12-02 2016-12-06 Nec Corporation Electric power measurement system, electric power measurement method, and information processing device
JP2011122908A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Sekisui Chem Co Ltd 分析装置及び計測管理システム
WO2011089514A3 (ja) * 2010-01-25 2011-10-20 パナソニック電工株式会社 省工ネルギ診断システム
JP2011150650A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 省エネルギ診断システム
WO2011089514A2 (ja) * 2010-01-25 2011-07-28 パナソニック電工株式会社 省工ネルギ診断システム
JP2011209349A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Sekisui Chem Co Ltd 広告表示サーバ及び広告表示システム
JP2012168677A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 電気機器管理サーバ、及び電気機器管理プログラム
JP2012175847A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Hitachi Ltd 工業団地の電力負荷予測装置、システム及び方法
JP2017126359A (ja) * 2012-01-20 2017-07-20 株式会社リコー 管理装置
JP2013168126A (ja) * 2012-01-20 2013-08-29 Ricoh Co Ltd 管理装置、管理プログラム、及び管理システム
WO2013125128A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 株式会社ニコン 電子機器
JPWO2013125128A1 (ja) * 2012-02-22 2015-07-30 株式会社ニコン 電子機器
JP2014137726A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Sharp Corp サーバ装置、電子機器、通信システム、情報処理方法、およびプログラム
JP5568660B1 (ja) * 2013-04-11 2014-08-06 株式会社エプコ 節電支援システム、節電支援方法、および節電支援プログラム
JP2014207751A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社エプコ 節電支援システム、節電支援方法、および節電支援プログラム
JP2014130624A (ja) * 2014-02-24 2014-07-10 Panasonic Corp 省エネルギ診断システム
WO2015194248A1 (ja) * 2014-06-20 2015-12-23 日本電気株式会社 情報提供装置、情報提供方法、及び、プログラム
JP2014222545A (ja) * 2014-08-20 2014-11-27 パナソニック株式会社 省エネルギー化提案システム、省エネルギー化サーバ、省エネルギー化提案方法
JP2016085497A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 ジーエフケーマーケティングサービスジャパン株式会社 家電情報提供システム
JP2016095598A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力管理装置、及び情報提示方法
WO2016075862A1 (ja) * 2014-11-12 2016-05-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力管理装置、及び情報提示方法
JP2015092368A (ja) * 2014-12-10 2015-05-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 省エネルギ診断システム、サーバ
WO2016117027A1 (ja) * 2015-01-20 2016-07-28 中国電力株式会社 電気機器の管理支援装置、及び電気機器の管理支援方法
JPWO2016117027A1 (ja) * 2015-01-20 2017-04-27 中国電力株式会社 電気機器の管理支援装置、及び電気機器の管理支援方法
WO2017029755A1 (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 三菱電機株式会社 空調運転解析装置およびプログラム
JPWO2017029755A1 (ja) * 2015-08-20 2018-03-29 三菱電機株式会社 空調運転解析装置およびプログラム
CN107923645A (zh) * 2015-08-20 2018-04-17 三菱电机株式会社 空气调节运行分析装置以及程序
US10731890B2 (en) 2015-08-20 2020-08-04 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioning operation analysis device and non-transitory computer-readable recording medium storing program
CN107923645B (zh) * 2015-08-20 2021-04-09 三菱电机株式会社 空气调节运行分析装置以及记录有程序的非临时性计算机可读取记录介质
JP2017112771A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 株式会社東芝 電力推定装置、電力推定方法及び電力推定プログラム
JP2017224194A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 トヨタホーム株式会社 情報提供システム
JPWO2018101070A1 (ja) * 2016-11-29 2019-10-24 日本電気株式会社 異常判定装置、異常判定方法、及び異常判定プログラム
JP7167714B2 (ja) 2016-11-29 2022-11-09 日本電気株式会社 異常判定装置、異常判定方法、及び異常判定プログラム
JP2018190098A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 リニューアル支援システム、リニューアル支援方法、プログラム
JP7475128B2 (ja) 2019-11-19 2024-04-26 三菱電機株式会社 省エネ効果推定装置、省エネ効果推定システム、省エネ効果推定方法及びプログラム
KR102416716B1 (ko) * 2021-11-04 2022-07-05 (주)미래비엠 건물 에너지 관리서버

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005032235A (ja) エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び省エネルギー推奨機器情報提供装置
US6983210B2 (en) Energy management system, energy management method, and unit for providing information on energy-saving recommended equipment
Ford et al. Categories and functionality of smart home technology for energy management
CN107209913B (zh) 利用装置特定的通知来管理资源消耗
JP2003316922A (ja) エネルギー情報分析方法、エネルギー情報分析装置、エネルギー情報分析システム
KR101803985B1 (ko) 듀티 사이클링된 hvac&r 장비의 자동 제어 및 최적화를 위한 컨트롤러 및 이를 사용하는 시스템들 및 방법들
JP2015029418A (ja) 電力監視装置、識別方法及び生成方法
WO2014050985A1 (ja) 家電機器遠隔監視システム
EP1533893A2 (en) Generator control system, generating apparatus control method, program and record medium
CN107148576A (zh) 智能家居系统和方法
CN101344785A (zh) 环境、照明和安全控制系统
WO2013069671A1 (ja) 電力管理装置、電力管理装置の制御方法および電力管理装置の制御プログラム
US20130090770A1 (en) System and method for automatically controlling energy apparatus using energy modeling technique
JP2011122908A (ja) 分析装置及び計測管理システム
JP5491215B2 (ja) 省エネルギ診断システム
JP2011096007A (ja) 省エネルギー化提案システム
JP5925577B2 (ja) コントローラ、コントローラの制御方法、プログラム
JP2005201482A (ja) 温湿度設定支援装置、温湿度設定支援方法
KR101043828B1 (ko) 홈 네트워킹 시스템에서의 주거환경정보 제공시스템 및 방법
JP6513231B2 (ja) 消費電力予測装置、消費電力予測システム、消費電力予測方法、及び、プログラム
JP6308538B1 (ja) エネルギー管理システム
JP2010127542A (ja) 最適運転化遠隔チューニングシステム
JP2015190625A (ja) 空調システムのアドバイス装置
KR20120036737A (ko) 전류소비패턴 생성 및 분석방법
JP2003256542A (ja) 機器情報処理システム、機器情報処理方法、情報処理装置、機器情報処理プログラム及び制御装置