JP2003256542A - 機器情報処理システム、機器情報処理方法、情報処理装置、機器情報処理プログラム及び制御装置 - Google Patents

機器情報処理システム、機器情報処理方法、情報処理装置、機器情報処理プログラム及び制御装置

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JP2003256542A
JP2003256542A JP2002058396A JP2002058396A JP2003256542A JP 2003256542 A JP2003256542 A JP 2003256542A JP 2002058396 A JP2002058396 A JP 2002058396A JP 2002058396 A JP2002058396 A JP 2002058396A JP 2003256542 A JP2003256542 A JP 2003256542A
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Tsuneko Imagawa
常子 今川
Osamu Ogawa
修 小川
Sachio Nagamitsu
左千男 長光
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機器を利用する場合に、ユーザの利用
状態に応じた複数の機器の利用に関する情報を作成する
ことができる機器情報処理システムを提供する。 【解決手段】 第1〜第nの機器11〜1nが電灯線ネ
ットワーク5を介して機種特定情報及び稼動情報をコン
トローラ2へ送信し、コントローラ2が電話回線4を介
して機種特定情報及び稼動情報をサーバ3へ送信し、サ
ーバ3が送信された機種特定情報及び稼動情報を基に第
1〜第nの機器11〜1nの利用状態を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の機能を有す
る複数の機器に関する情報を処理する機器情報処理シス
テム、機器情報処理方法、機器情報処理プログラム並び
に機器情報処理システムに用いられる情報処理装置及び
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭内又は企業内において複数
の電気機器が使用されており、これらの機器を購入する
際、ユーザは、利用したい機能を基準に電気機器を購入
する。例えば、冷蔵庫や洗濯機等を購入する場合、ユー
ザは、食品保存機能や衣類洗濯機能等の電気機器に付属
している機能から電気機器を選択し、当該機能を提供可
能な電気機器を購入する。このことは、ユーザは、電気
機器自体を購入するのではなく、電気機器に付属してい
る機能を購入しているということができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
電気機器には多種多様な機能が付加され、これらの機能
の中にはユーザが望まない機能も含まれているため、ユ
ーザが不要な機能に対しても対価を支払っていることに
なり、電気機器の導入コストが高くなっている。このた
め、新たな機能が付加された新製品が発売されても、既
に購入した電気機器が古くなったり、故障したりするま
では、その電気機器を利用し続けることが一般に行わ
れ、ユーザが必要とする機能を適切なコストで提供する
ことができない。
【0004】また、電気機器以外の機器では、当該機器
を購入するのではなく、レンタル期間を定めてレンタル
するシステムが一般に普及しているが、この場合も、単
にレンタル期間に応じて利用料金が決定され、実際に利
用しない期間においても利用料金が発生しており、ユー
ザが必要とする機能を適切なコストで提供することがで
きない。
【0005】さらに、電気機器の使用期間がある程度長
期になる場合、時間の経過とともにユーザの家族構成等
が変化し、利用したい機能が変化する場合がある。例え
ば、家族が高齢化した場合、エアコンの暖房利用率が増
加して暖房機能利用時の消費電力の低いエアコンが要望
されたり、家族の構成員が増えて大家族化した場合、洗
濯物の量が増えて大型の洗濯機が要望されたりするた
め、ユーザが必要とする機能を適切な時期に提供するこ
とができない。
【0006】このように、機器に必要とされる機能がユ
ーザの利用状態に応じて種々変化するため、ユーザが必
要とする機能と機器が提供可能な機能とが適合せず、ユ
ーザの利用状態に応じた適切な機器を提供することがで
きない。特に、種類の異なる複数の機器を利用する場
合、機器の利用状態が複雑化及び多様化するため、ユー
ザの利用状態に応じた適切な機器を提供することがより
困難となる。
【0007】また、一般家庭では、電気機器を使用して
電力を消費するだけでなく、太陽光発電パネル等の発電
装置を用いて電力を供給し、家庭内で使用する電気機器
が消費する電力の一部を賄う場合がある。このように、
電力を消費又は供給する種類の異なる複数の機器を利用
する場合、これらの機器を組み合わせて効率よく利用
し、運用コストを低下させることが望まれる。
【0008】しかしながら、各機器の効率的な利用方法
に関する情報が個別にユーザに提供される場合はある
が、一般に、各機器は異なる時期に個別に購入され、各
機器を提供するメーカーも異なる場合が多いため、種類
の異なる複数の機器を組み合わせた場合の効率的な利用
方法については何らユーザに提供されていないのが実情
である。このように、種類の異なる複数の機器を利用す
る場合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機器の利用
に関する情報が提供されていないため、ユーザは利用状
態に応じた適切な機器を利用して複数の機器を効率的に
利用することができない。
【0009】本発明の目的は、複数の機器を利用する場
合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機器の利用に関
する情報を作成することができる機器情報処理システ
ム、機器情報処理方法、情報処理装置、機器情報処理プ
ログラム及び制御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る機器情報処
理システムは、所定の機能を有する複数の機器と、複数
の機器から所定のネットワークを介して送信される情報
を処理する情報処理装置とを備え、複数の機器の各々
は、当該機器の機種を特定するための機種特定情報及び
当該機器の稼動状態に関する稼動情報を情報処理装置へ
送信し、情報処理装置は、複数の機器から送信された機
種特定情報及び稼動情報を基に複数の機器の利用状態を
特定するものである。
【0011】本発明に係る機器情報処理システムにおい
ては、所定の機能を有する複数の機器から当該機器の機
種を特定するための機種特定情報及び当該機器の稼動状
態に関する稼動情報がネットワークを介して情報処理装
置へ送信される。このとき、情報処理装置は、機種特定
情報から機器の機種を特定するとともに、機種を特定し
た機器の稼動情報から稼動状態を特定し、特定した複数
の機器の機種及び稼動状態から複数の機器に対するユー
ザの利用状態を特定する。
【0012】このように、複数の機器の機種特定情報及
び稼動情報を一元的に収集して複数の機器に対するユー
ザの利用状態を特定することができるので、複数の機器
を利用する場合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機
器の利用に関する情報を作成することができる。
【0013】複数の機器は、第1の機器と、第1の機器
と異なる第2の機器とを含み、情報処理装置は、第1の
機器及び第2の機器から送信された機種特定情報及び稼
動情報を基に第1の機器及び第2の機器の利用状態を特
定し、特定した利用状態に適する第1の機器及び第2の
機器を組み合わせた利用方法に関する情報を作成するこ
とが好ましい。
【0014】この場合、第1の機器及び第2の機器から
送信された機種特定情報及び稼動情報を基に第1の機器
及び第2の機器の利用状態を特定し、特定した利用状態
に適する第1の機器及び第2の機器を組み合わせた利用
方法に関する情報を作成しているので、当該情報をユー
ザに提供することにより、ユーザは利用状態に応じた効
率的な利用方法で異なる複数の機器を組み合わせて利用
することができる。
【0015】第1の機器は、エネルギーを供給するエネ
ルギー供給機器を含み、第2の機器は、エネルギーを消
費するエネルギー消費機器を含み、エネルギー供給機器
は、稼動情報として、供給したエネルギー量を特定する
ための供給エネルギー情報を送信し、エネルギー消費機
器は、稼動情報として、消費したエネルギー量を特定す
るための消費エネルギー情報を送信し、情報処理装置
は、エネルギー供給機器及びエネルギー消費機器から送
信された機種特定情報、供給エネルギー情報及び消費エ
ネルギー情報を基にエネルギー利用状態を特定し、特定
したエネルギー利用状態に適するエネルギー供給機器及
びエネルギー消費機器を組み合わせた利用方法に関する
情報を作成することが好ましい。
【0016】この場合、エネルギー供給機器及びエネル
ギー消費機器から送信された機種特定情報、供給エネル
ギー情報及び消費エネルギー情報を基にエネルギー利用
状態を特定し、特定したエネルギー利用状態に適するエ
ネルギー供給機器及びエネルギー消費機器を組み合わせ
た利用方法に関する情報を作成しているので、当該情報
をユーザに提供することにより、ユーザはエネルギー利
用状態に応じた効率的な利用方法でエネルギー供給機器
及びエネルギー消費機器を組み合わせて利用することが
できる。
【0017】複数の機器の各々は、稼動情報として、当
該機器の稼動時間を表す稼動時間情報を送信し、情報処
理装置は、複数の機器から送信された機種特定情報及び
稼動時間情報を基に複数の機器の利用状態を特定するこ
とが好ましい。
【0018】この場合、複数の機器から送信された機種
特定情報及び稼動時間情報を基に複数の機器の利用状態
を特定しているので、複数の機器の機種特定情報及び稼
動時間情報を一元的に収集して複数の機器に対するユー
ザの利用状態を詳細に特定することができ、複数の機器
を利用する場合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機
器の利用に関する詳細な情報を作成することができる。
【0019】複数の機器の各々は、ユーザが利用した当
該機器の機能を特定するための機能情報を送信し、情報
処理装置は、複数の機器から送信された機種特定情報、
機能情報及び稼動情報を基に複数の機器の各機能の利用
状態を特定することが好ましい。
【0020】この場合、複数の機器からユーザが利用し
た当該機器の機能を特定するための機能情報が送信さ
れ、送信された機種特定情報、機能情報及び稼動情報を
基に複数の機器の各機能の利用状態を特定しているの
で、複数の機器の機種特定情報、機能情報及び稼動情報
を一元的に収集して複数の機器の各機能に対するユーザ
の利用状態を詳細に特定することができ、複数の機器を
利用する場合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機器
の利用に関するより詳細な情報を作成することができ
る。
【0021】情報処理装置は、特定した利用状態に適す
る機器に関する情報を作成することが好ましい。
【0022】この場合、特定した利用状態に適する機器
に関する情報を作成しているので、当該情報をユーザに
提供することにより、ユーザは利用状態に応じて機器を
効率的に利用したり、利用状態に適した機器に変更した
りすることができる。
【0023】複数の機器は、当該機器を利用するユーザ
が借り受けたレンタル機器を含むことが好ましい。
【0024】この場合、レンタル機器の機種特定情報及
び稼動情報を一元的に収集してレンタル機器に対するユ
ーザの利用状態を特定することができるので、レンタル
機器を利用する場合に、ユーザの利用状態に応じたレン
タル機器の利用に関する情報を作成することができる。
【0025】情報処理装置は、特定した利用状態からレ
ンタル機器の利用料金を算出することが好ましい。
【0026】この場合、ユーザが借り受けたレンタル機
器から送信された機種特定情報及び稼動時間情報を基に
レンタル機器の利用状態を特定し、特定した利用状態か
らレンタル機器の利用料金を算出することができるの
で、機器を購入することなく、機器の稼動時間に応じた
利用料金を支払うことにより、ユーザは所望の機器を利
用することができ、ユーザは利用状態に応じた適切なコ
ストで機器を利用することができる。又は、レンタル機
器から稼動時間情報とともにユーザが利用した当該機器
の機能を特定するための機能情報が送信され、送信され
た機種特定情報、機能情報及び稼動時間情報を基にレン
タル機器の利用状態を特定し、特定した利用状態からレ
ンタル機器の利用料金を算出することができるので、機
器を購入することなく、機器の機能及びその稼動時間に
応じた利用料金を支払うことにより、所望の機能を利用
することができ、ユーザは必要とする機能を適切なコス
トで利用することができる。
【0027】複数の機器の動作を制御する制御装置をさ
らに備え、制御装置は、複数の機器から送信された機種
特定情報及び稼動情報を情報処理装置へネットワークを
介して送信し、送信された機種特定情報及び稼動情報を
基に特定された複数の機器の利用状態から情報処理装置
が作成した情報を、ネットワークを介して受信してユー
ザに提示することが好ましい。
【0028】この場合、複数の機器の動作を制御する制
御装置が、複数の機器から送信された機種特定情報及び
稼動情報を情報処理装置へネットワークを介して送信
し、送信された機種特定情報及び稼動情報を基に特定さ
れた複数の機器の利用状態から情報処理装置が作成した
情報を、ネットワークを介して受信してユーザに提示し
ているので、新たな機器を増設することなく、複数の機
器の利用状態から情報処理装置が作成した情報をユーザ
に提供することができる。
【0029】本発明に係る機器情報処理方法は、所定の
機能を有する複数の機器と、複数の機器から所定のネッ
トワークを介して送信される情報を処理する情報処理装
置とを備える機器情報処理システムを用いた機器情報処
理方法であって、複数の機器の各々が、当該機器の機種
を特定するための機種特定情報及び当該機器の稼動状態
に関する稼動情報を情報処理装置へ送信するステップ
と、情報処理装置が、複数の機器から送信された機種特
定情報及び稼動情報を基に複数の機器の利用状態を特定
するステップとを含む。
【0030】本発明に係る機器情報処理方法において
は、所定の機能を有する複数の機器から当該機器の機種
を特定するための機種特定情報及び当該機器の稼動状態
に関する稼動情報がネットワークを介して情報処理装置
へ送信される。このとき、情報処理装置は、機種特定情
報から機器の機種を特定するとともに、機種を特定した
機器の稼動情報から稼動状態を特定し、特定した複数の
機器の機種及び稼動状態から複数の機器に対するユーザ
の利用状態を特定する。
【0031】このように、複数の機器の機種特定情報及
び稼動情報を一元的に収集して複数の機器に対するユー
ザの利用状態を特定することができるので、複数の機器
を利用する場合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機
器の利用に関する情報を作成することができる。
【0032】本発明に係る情報処理装置は、所定の機能
を有する複数の機器から所定のネットワークを介して送
信される情報を処理する情報処理装置であって、複数の
機器の各々から送信された当該機器の機種を特定するた
めの機種特定情報及び当該機器の稼動状態に関する稼動
情報を受信する受信手段と、複数の機器から送信された
機種特定情報及び稼動情報を基に複数の機器の利用状態
を特定する特定手段とを備えるものである。
【0033】本発明に係る情報処理装置においては、所
定の機能を有する複数の機器から送信された当該機器の
機種を特定するための機種特定情報及び当該機器の稼動
状態に関する稼動情報がネットワークを介して受信さ
れ、機種特定情報から機器の機種が特定されるととも
に、機種を特定した機器の稼動情報から稼動状態が特定
され、特定した複数の機器の機種及び稼動状態から複数
の機器に対するユーザの利用状態が特定される。
【0034】このように、複数の機器の機種特定情報及
び稼動情報を一元的に収集して複数の機器に対するユー
ザの利用状態を特定することができるので、複数の機器
を利用する場合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機
器の利用に関する情報を作成することができる。
【0035】本発明に係る機器情報処理プログラムは、
所定の機能を有する複数の機器から所定のネットワーク
を介して送信される情報を処理する情報処理装置を、複
数の機器の各々から送信された当該機器の機種を特定す
るための機種特定情報及び当該機器の稼動状態に関する
稼動情報を受信する受信手段と、複数の機器から送信さ
れた機種特定情報及び稼動情報を基に複数の機器の利用
状態を特定する特定手段として機能させるものである。
【0036】本発明に係る機器情報処理プログラムを情
報処理装置において実行することにより、所定の機能を
有する複数の機器から送信された当該機器の機種を特定
するための機種特定情報及び当該機器の稼動状態に関す
る稼動情報がネットワークを介して受信され、機種特定
情報から機器の機種が特定されるとともに、機種を特定
した機器の稼動情報から稼動状態が特定され、特定した
複数の機器の機種及び稼動状態から複数の機器に対する
ユーザの利用状態が特定される。
【0037】このように、複数の機器の機種特定情報及
び稼動情報を一元的に収集して複数の機器に対するユー
ザの利用状態を特定することができるので、複数の機器
を利用する場合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機
器の利用に関する情報を作成することができる。
【0038】本発明に係る制御装置は、所定の機能を有
する複数の機器の動作を制御する制御装置であって、複
数の機器の各々が送信した当該機器の機種を特定するた
めの機種特定情報及び当該機器の稼動状態に関する稼動
情報を情報処理装置へ所定のネットワークを介して送信
し、送信された機種特定情報及び稼動情報を基に特定さ
れた複数の機器の利用状態から情報処理装置が作成した
情報を、ネットワークを介して受信してユーザに提示す
るものである。
【0039】本発明に係る制御装置においては、複数の
機器から送信された機種特定情報及び稼動情報を情報処
理装置へネットワークを介して送信しているので、情報
処理装置は、機種特定情報から機器の機種を特定すると
ともに、機種を特定した機器の稼動情報から稼動状態を
特定し、特定した複数の機器の機種及び稼動状態から複
数の機器に対するユーザの利用状態を特定することがで
きる。
【0040】このように、情報処理装置は、複数の機器
の機種特定情報及び稼動情報を一元的に収集して複数の
機器に対するユーザの利用状態を特定することができる
ので、複数の機器を利用する場合に、ユーザの利用状態
に応じた複数の機器の利用に関する情報を作成すること
ができる。
【0041】また、制御装置は、複数の機器の動作を制
御するとともに、上記のようにして情報処理装置が作成
した情報を、ネットワークを介して受信してユーザに提
示しているので、新たな機器を増設することなく、複数
の機器の利用状態から情報処理装置が作成した情報をユ
ーザに提供することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態によ
る機器情報処理システムについて図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による機器
情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【0043】図1において、機器情報処理システムは、
第1〜第nの機器11〜1n、コントローラ2及びサー
バ3を備える。第1〜第nの機器11〜1n及びコント
ローラ2は、一般住宅、企業ビル等に設置され、サーバ
3は、第1〜第nの機器11〜1nからコントローラ2
を介して送信される機器情報を処理して所定のサービス
を提供するサービス企業のビル等に設置される。
【0044】第1〜第nの機器11〜1nとコントロー
ラ2とは、電灯線ネットワーク5を介して相互通信可能
に接続され、例えば、ECHONET(Energy Conserv
ation and Homecare Network)規格に準拠した電灯線通
信方式により第1〜第nの機器11〜1nとコントロー
ラ2との間で種々のデータ等が送受信される。なお、第
1〜第nの機器11〜1nとコントローラ2との通信方
式は、上記の例に特に限定されず、イーサネット(登録
商標)方式、無線方式、ツイストペアケーブル方式等の
他の方式を用いてもよい。
【0045】コントローラ2とサーバ3とは、電話回線
4を介して相互通信可能に接続され、例えば、ダイヤル
アップ接続によりコントローラ2とサーバ3との間で種
々のデータ等が送受信される。なお、コントローラ2と
サーバ3との接続網は、上記の例に特に限定されず、種
々の広域ネットワークを用いることができ、専用回線、
他の公衆回線、インターネット等を用いてもよく、ま
た、有線及び無線のいずれの方式を用いてもよい。
【0046】第1〜第nの機器11〜1nは、所定の機
能を有する複数の機器であり、当該機能をユーザに提供
するとともに、所定のデータ等を送信及び受信するため
のデータ通信部41〜4nを含む。第1〜第nの機器1
1〜1nとしては、電気機器、ガス機器、各種センサ等
が用いられ、洗濯機、エアコン、電子レンジ、ガスレン
ジ、テレビ、ビデオデッキ、ドアホン、温水洗浄便座、
照明器具、燃料電池発電機、太陽光発電パネル、電気温
水器、ガス給湯器、照明器具等が例として挙げられる。
【0047】また、第1〜第nの機器11〜1nは、カ
テゴリーの異なる機器を含み、例えば、エネルギーを供
給するエネルギー供給機器とエネルギーを消費するエネ
ルギー消費機器とに分類することができ、燃料電池発電
機等がエネルギー供給機器となり、エアコン等がエネル
ギー消費機器となる。なお、機器のカテゴリーとして
は、上記の例に特に限定されず、種々のカテゴリーに分
類することができ、燃料電池発電機等のエネルギー系、
ビデオデッキ等のアミューズメント系、ドアホン等のセ
キュリティ系等に分類したり、テレビ等の電気系、ガス
給湯器等の熱系、照明器具等の光系等に分類したりして
もよい。これらの分類により種々の利用状態を特定して
種々の利用方法等を提供することができる。
【0048】データ通信部41〜4nは、コントローラ
2からの送信要求、ユーザによる機能の利用時又は所定
期間ごとに、各機器の機種を特定するための機種特定情
報と当該機器の稼動状態に関する稼動情報とをコントロ
ーラ2へ送信する。ここで、機種特定情報としては、各
機器の品番、各機器の製造番号、各機器に割り振られた
IPアドレス等を用いることができ、稼動情報として
は、各機器の電源をオンした時刻からオフした時刻まで
の稼動時間、各機器が有する機能のうちユーザが使用し
た機能及び当該機能の利用時間、機器から供給したエネ
ルギー量、並びに機器が消費したエネルギー量等を用い
ることができる。なお、機種特定情報及び稼動情報は、
上記の例に特に限定されず、機器の機種を特定可能な他
の情報、稼動状態に関する他の情報を用いてもよい。
【0049】コントローラ2は、データ通信部21、デ
ータ処理部22及び情報表示部23を含み、第1〜第n
の機器11〜1nの動作を制御するとともに、第1〜第
nの機器11〜1nから送信された機種特定情報及び稼
動情報をサーバ3へ電話回線4を介して送信する。コン
トローラ2は、例えば、上記のECHONET規格に準
拠したコントローラを用いることができ、この場合、電
話回線4を介してサーバ3との通信を制御するゲートウ
ェイ機能も有する。なお、本実施の形態では、コントロ
ーラ2はサーバ3との通信を制御するゲートウェイ機能
を有しているが、コントローラとゲートウェイ機能を有
する機器とを別々に設けてもよい。
【0050】データ通信部21は、サーバ3からの指示
又はデータ処理部22の制御により、第1〜第nの機器
11〜1nに対して機種特定情報及び稼動情報を送信す
るように要求したり、第1〜第nの機器11〜1nから
送信された機種特定情報及び稼動情報をサーバ3へ送信
するとともに、サーバ3から送信される指令及びデータ
等を受信する。
【0051】データ処理部22は、マイクロコンピュー
タ等から構成され、所定のプログラムを実行することに
より、第1〜第nの機器11〜1nの動作を制御した
り、データ通信部21による通信処理等を制御する。な
お、データ処理部22は、上記のようにソフトウエアを
用いる形態に特に限定されず、専用のハードウエアから
構成してもよい。
【0052】情報表示部23は、液晶表示器等から構成
され、データ処理部22の制御に従い、第1〜第nの機
器11〜1nの制御状態等を表示する画面やサーバ3か
ら送信される機器の利用に関する情報を表示する画面等
を表示する。また、情報表示部23に代えて又は付加し
て、プリンタ等の情報印字部を設けて、上記の画面等を
印字するようにしてもよい。
【0053】なお、コントローラ2は、第1〜第nの機
器11〜1nのすべての動作を制御してもよいし、第1
〜第nの機器11〜1nのうちの任意の機器のみの動作
を制御してもよい。また、第1〜第nの機器11〜1n
がサーバ3と直接通信可能な場合、例えば、IPv6
(Internet Protocol Version 6)により各機器に直接
IPアドレスが割り振られ、各機器が広域ネットワーク
を介してサーバ3と直接通信可能な場合には、コントロ
ーラ2を省略してもよい。
【0054】サーバ3は、CPU(中央演算処理装
置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディ
スクドライブ、ルーター等から構成され、ハードディス
クドライブに記憶されているサーバ用の機器情報処理プ
ログラムをCPU等で実行することにより、利用状態特
定部31、最適利用情報作成部32、データ通信部3
3、機器データ記憶部34及び利用状態記憶部35とし
て機能し、第1〜第nの機器11〜1nから送信された
機種特定情報及び稼動情報を基に第1〜第nの機器11
〜1nの利用状態を特定する。なお、サーバ用の機器情
報処理プログラムは、CD−ROM等のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録され、この記録媒体からハ
ードディスクドライブにインストールされている。
【0055】機器データ記憶部34には、第1〜第nの
機器11〜1nを含む複数の機器に関する機器データ等
の種々のデータが予め記憶されている。利用状態特定部
31は、データ通信部33を用いて受信した第1〜第n
の機器11〜1nの機種特定情報及び稼動情報と、機器
データ記憶部34に記憶されている第1〜第nの機器1
1〜1nに関する機器データ等とから第1〜第nの機器
11〜1nの利用状態を特定し、特定した利用状態を利
用状態記憶部35に記憶させる。
【0056】最適利用情報作成部32は、機器データ記
憶部34に記憶されている機器データ等を用いて、利用
状態記憶部35に記憶されている第1〜第nの機器11
〜1nの利用状態に適する複数の機器を組み合わせた利
用方法に関する情報を作成し、作成した情報をデータ通
信部33を用いてコントローラ2へ送信する。
【0057】例えば、第1の機器11がエネルギーを供
給するエネルギー供給機器であり、第2の機器12がエ
ネルギーを消費するエネルギー消費機器であり、稼動情
報として、第1の機器11から供給したエネルギー量を
特定するための供給エネルギー情報が送信され、第2の
機器12が消費したエネルギー量を特定するための消費
エネルギー情報が送信された場合、最適利用情報作成部
32は、送信された機種特定情報、供給エネルギー情報
及び消費エネルギー情報を基にエネルギー利用状態を特
定し、特定したエネルギー利用状態に適するエネルギー
供給機器及びエネルギー消費機器を組み合わせた利用方
法に関する情報を作成する。
【0058】上記の利用方法に関する情報には、第1の
機器11及び第2の機器12等を組み合わせて用いた場
合に最もエネルギー効率のよい利用方法や最も電気料金
及びガス料金等が低くなる経済的な利用方法等が含まれ
る。また、使用する機器の組み合わせを第1の機器11
及び第2の機器12等に限定することなく、特定したエ
ネルギー利用状態に対して最もエネルギー効率のよい又
は最も経済的な他のエネルギー供給機器及びエネルギー
消費機器の組み合わせを決定し、決定した他のエネルギ
ー供給機器及びエネルギー消費機器を組み合わせて用い
た場合に最もエネルギー効率のよい利用方法や最も経済
的な利用方法等を作成するようにしてもよい。
【0059】本実施の形態では、第1〜第nの機器11
〜1nが複数の機器、第1及び第2の機器、エネルギー
供給機器、並びにエネルギー消費機器に相当し、サーバ
3が情報処理装置に相当し、コントローラ2が制御装置
に相当し、データ通信部33が受信手段に相当し、利用
状態特定部31が特定手段に相当する。
【0060】次に、上記のように構成された機器情報処
理システムの具体的な動作例について説明する。図2
は、図1に示す機器情報処理システムの動作の一例を説
明するためのフローチャートである。
【0061】図2に示すように、まず、サーバ3は、コ
ントローラ2にアクセスし、コントローラ2に第1〜第
nの機器11〜1nの機器の供給エネルギー情報及び消
費エネルギー情報を取得するように指示する(ステップ
S1)。コントローラ2は、サーバ3の指示に従い、供
給エネルギー情報及び消費エネルギー情報を送信するよ
うに第1〜第nの機器11〜1nに指示する(ステップ
S11)。
【0062】第1〜第nの機器11〜1nは、コントロ
ーラ2へ、機種特定情報として、機器の種類、品番、型
式等を送信するとともに、燃料電池発電機、太陽光発電
パネル、電気温水器、ガス給湯器等の電力の供給及び給
湯を行うエネルギー供給機器の場合、供給エネルギー情
報として、発電量、給湯量、電力消費量、ガス消費量等
を送信し、洗濯機、エアコン、電子レンジ、ガスレン
ジ、テレビ、ビデオデッキ等の電力及びガスを消費する
エネルギー消費機器の場合、消費エネルギー情報として
電力消費量、ガス消費量等を送信する(ステップS2
1)。コントローラ2は、受信した機種特定情報、供給
エネルギー情報及び消費エネルギー情報をサーバ3へ送
信する(ステップS12)。
【0063】なお、上記のデータ送信は、サーバ3から
の要求に応じて送信したが、ユーザが第1〜第nの機器
11〜1nを利用した場合に、第1〜第nの機器11〜
1nが上記のデータをコントローラ2へ自動的に送信
し、コントローラ2が受信したデータを蓄積した後、コ
ントローラ2がサーバ3へ定期的に送信する等の種々の
変更が可能である。また、機種特定情報、供給エネルギ
ー情報及び消費エネルギー情報も、上記の例に特に限定
されず、種々の変更が可能であり、例えば、機種特定情
報として機器の種類のみを送信してもよい。
【0064】サーバ3は、送信された機種特定情報、供
給エネルギー情報及び消費エネルギー情報を受信し(ス
テップS2)、受信した機種特定情報、供給エネルギー
情報及び消費エネルギー情報から公知の分析手法等を用
いて第1〜第nの機器11〜1nに対するエネルギー利
用状態を特定して利用状態記憶部35に記憶する。例え
ば、エネルギー利用状態として、1日、1週及び1ヶ月
等の所定期間ごとの平均発電量、平均給湯量、平均電力
消費量、平均ガス消費量、及びこれらの分布等が記憶さ
れる。
【0065】次に、サーバ3は、上記のようにして特定
したエネルギー利用状態に最適な第1〜第nの機器11
〜1nを組み合わせた利用方法に関する情報を以下のシ
ミュレーションにより作成する(ステップS4)。
【0066】図3は、図2に示すステップS4の利用方
法シミュレーション処理を説明するためのフローチャー
トである。図3に示すように、最適利用情報作成部32
は、利用状態記憶部35からエネルギー利用状態を読み
出し(ステップS31)、電力及びガスを消費するエネ
ルギー消費機器の電力消費量、ガス消費量等の性能情報
を機器データ記憶部34から読み出す(ステップS3
2)。また、最適利用情報作成部32は、電力の供給及
び給湯を行うエネルギー供給機器の発電量、給湯量、電
力消費量、ガス消費量等の性能情報を機器データ記憶部
34から読み出し(ステップS33)、買電料金、売電
料金、ガス購入料金、機器費用(導入費用、運転費用、
修理費用等)等を機器データ記憶部34から読み出す
(ステップS34)。
【0067】次に、最適利用情報作成部32は、利用す
るエネルギー消費機器及びエネルギー供給機器の組み合
わせを選択し(ステップS35)、読み出したエネルギ
ー利用状態から各機器の運転状態をシミュレーションし
(ステップS36)、電力及びガス等の経済性を計算す
る(ステップS37)。
【0068】次に、最適利用情報作成部32は、機器の
組み合わせを変更する必要がある場合(ステップS38
でYES)、ステップS35に戻って新たな機器の組み
合わせに対する電力及びガス等の経済性を計算し、機器
の組み合わせを変更する必要がない場合(ステップS3
8でNO)、計算した経済性を比較し(ステップS3
9)、経済性が最も高い組み合わせを最適な機器の組み
合わせとして決定する(ステップS40)。
【0069】再び、図2を参照して、サーバ3は、利用
方法に関する情報として決定した機器の組み合わせ及び
当該機器を組み合わせ利用方法をコントローラ2へ送信
し(ステップS5)、コントローラ2は、受信した機器
の組み合わせ及び当該機器を組み合わせた利用方法を表
示し(ステップS13)、ユーザに自身のエネルギー利
用状態に最適な機器を組み合わせた利用方法を知らせ
る。なお、上記の例では、サーバ3により利用方法シミ
ュレーション処理を行ったが、ステップS31〜S34
においてサーバ3からコントローラ2へ各データを送信
してステップS35〜S40の処理をコントローラ2に
より行うようにしてもよい。
【0070】上記のように、本実施の形態では、第1〜
第nの機器11〜1nから送信された機種特定情報、供
給エネルギー情報及び消費エネルギー情報から第1〜第
nの機器11〜1nに対するエネルギー利用状態を特定
し、特定したエネルギー利用状態に最適なエネルギー供
給機器及びエネルギー消費機器を組み合わせた利用方法
をユーザに提供しているので、ユーザは自身のエネルギ
ー利用状態に最適なエネルギー供給機器及びエネルギー
消費機器を組み合わせて利用することができる。
【0071】なお、本実施の形態では、特定した利用状
態に最適な機器を組み合わせた利用方法を提供したが、
サーバ3において最適利用情報作成部32により第1〜
第nの機器11〜1nの最適な運転方法を決定し、この
運転方法を送信してコントローラ2により第1〜第nの
機器11〜1nを自動的に最適な運転方法で制御して動
作させるようにしてもよい。
【0072】例えば、エネルギー系の機器では、調理を
行う場合にIH(Induction Heating)調理器の利用状
態を判断し、エアコンを自動的に停止させ、換気扇を自
動的に動作させるようにしてもよい。また、アミューズ
メント系の機器では、アミューズメントとして最適な機
器利用を行えるように、テレビで映画を鑑賞する場合、
映像のシーンに合わせて室内の照明器具やエアコンを自
動的に制御して映画鑑賞空間を演出するようにしてもよ
い。また、セキュリティ系の機器では、セキュリティを
確保できるように、建物の出入口、窓及び通路等に設置
された人体感知センサにより侵入者を検知し、これに連
動して自動的にテレビや照明器具等を動作させて音や光
によって侵入者を威嚇するようにしてもよい。
【0073】また、最適な機器の通知については、上記
のようなカテゴリー単位に特に限定されず、機器の利用
状態をコントローラ2又はサーバ3に一定期間蓄積して
おき、蓄積した利用状態、例えば利用機器や利用機能等
を考慮してサーバ3内に記憶されている全ての機種から
最適な機器を個別に通知するようにしてもよい。また、
最適な機器の通知に加えて又は代えて、よく利用してい
る機能を通知したり、利用してない機器を通知したり、
利用頻度から時期物の機器を後述するレンタル機器に変
更した方が経済的であることを通知したり、レンタルし
た場合の最適な機器や購入した場合の最適な機器を通知
したり等してもよい。
【0074】また、利用状態に最適な機器を組み合わせ
た利用方法を提供することなく、特定した利用状態をそ
のまま提供するようにしてもよい。例えば、両親から離
れた場所で子供が生活している場合に、子供が使用して
いる照明器具、ガス給湯器、温水洗浄便座等の生活に必
要な機器の利用状態を両親に提供し、子供の状態を知ら
せるようにしてもよい。
【0075】次に、本発明の第2の実施の形態による機
器情報処理システムについて説明する。図4は、本発明
の第2の実施の形態による機器情報処理システムの構成
を示すブロック図である。
【0076】図4に示す第1〜第nの機器11a〜1n
aは、ユーザが購入した機器ではなく、所定のレンタル
業者からユーザが借り受けたレンタル機器であり、図4
に示す機器情報処理システムは、第1〜第nの機器11
a〜1naの利用状態に応じて利用料金を課金するシス
テムである。このため、図4に示す機器情報処理システ
ムでは、図1に示すサーバ3がレンタル料金の課金を行
うサーバ3aに変更され、第1〜第nの機器11〜1n
がレンタル機器である第1〜第nの機器11a〜1na
に変更され、コントローラ2が第1〜第nの機器11a
〜1naの動作を制御するコントローラ2aに変更さ
れ、その他の点は図1に示す機器情報処理システムと実
質的に同様であるので同一部分には同一符号を付し、以
下本実施の形態の特徴的な点について説明する。
【0077】第1〜第nの機器11a〜1naは、第1
〜第nの機器11〜1nと同様に構成され、データ通信
部41〜4nと同様に構成されたデータ通信部41a〜
4naを含む。第1〜第nの機器11a〜1naは、ユ
ーザが当該機器を利用した場合に、データ通信部41a
〜4naを用いて各機器の機種を特定するための機種特
定情報及び各機器の稼動時間を表す稼動時間情報をコン
トローラ2aへ送信する。また、第1〜第nの機器11
a〜1naは、稼動時間情報とともに当該稼動時間にユ
ーザが利用した機器の機能を特定するための機能情報を
コントローラ2aへ送信する。ここで、機能情報として
は、例えば、洗濯機の場合に洗濯、乾燥、クリーニング
等、エアコンの場合に冷房、暖房、除湿等、電子レンジ
の場合に300W調理、600W調理、レシピ機能等の
機能名、又は機能名を特定するための識別文字列等を用
いることができる。また、稼動時間情報としては、例え
ば、各機器の内部に設けられたタイマー等の計時手段に
よって計時された各機能の利用開始時刻及び利用終了時
刻、又は各機能の利用開始時刻から利用終了時刻までの
利用時間等を用いることができる。なお、レンタル契約
において、各機器の機能ごとの機能利用料金が決められ
ていない場合には、機能情報の送信は不要である。
【0078】コントローラ2aは、コントローラ2と同
様に構成され、データ通信部21、データ処理部22及
び情報表示部23と同様に構成されたデータ通信部21
a、データ処理部22a及び情報表示部23aを含む。
コントローラ2aは、第1〜第nの機器11a〜1na
から送信された機種特定情報、機能情報及び稼動時間情
報と、レンタル契約時にユーザに付与された顧客番号等
のレンタルユーザ特定情報とを定期的にサーバ3aへ送
信する。
【0079】サーバ3aは、サーバ3と同様に、CP
U、RAM、ハードディスクドライブ、ルーター等から
構成され、ハードディスクドライブに記憶されているサ
ーバ用の機器情報処理プログラムをCPU等で実行する
ことにより、データ通信部33a、利用状態記憶部35
a、利用料金算出部36、最適利用機器算出部37及び
料金データ記憶部38として機能する。
【0080】料金データ記憶部38には、第1〜第nの
機器11a〜1naを含む複数の機器に関する機器デー
タ及び第1〜第nの機器11a〜1naのレンタル契約
に基づく各種利用料金に関するデータ等が予め記憶され
ている。利用料金算出部36は、データ通信部33aを
用いて受信した第1〜第nの機器11a〜1naの機種
特定情報、機能情報及び稼動時間情報等から第1〜第n
の機器11a〜1naの利用状態を特定し、特定した利
用状態を利用状態記憶部35aに記憶させる。
【0081】また、利用料金算出部36は、データ通信
部33aを用いて受信した顧客番号から料金データ記憶
部38に記憶されている顧客データを検索して第1〜第
nの機器11a〜1naに関する利用料金データ等を読
み出し、特定した利用状態に対する第1〜第nの機器1
1a〜1naの利用料金を算出する。
【0082】最適利用機器算出部37は、料金データ記
憶部38に記憶されている機器データ等を参照して、利
用状態記憶部35aに記憶されている第1〜第nの機器
11a〜1naの利用状態に適するレンタル機器の組み
合わせを算出し、算出したレンタル機器の組み合わせに
関する情報をデータ通信部33aを用いてコントローラ
2aへ送信する。
【0083】本実施の形態では、第1〜第nの機器11
a〜1naが複数の機器及びレンタル機器に相当し、サ
ーバ3aが情報処理装置に相当し、コントローラ2aが
制御装置に相当し、データ通信部33aが受信手段に相
当し、利用料金算出部36が特定手段に相当する。
【0084】次に、上記のように構成された機器情報処
理システムの具体的な動作例について説明する。図5
は、図4に示す機器情報処理システムの動作の一例を説
明するためのフローチャートである。
【0085】図5に示すように、まず、ユーザが第1〜
第nの機器11a〜1naのいずれかを使用して当該機
器の機能の利用を終了すると、利用された第1〜第nの
機器11a〜1naは、機種特定情報、機能情報及び稼
動時間情報をコントローラ2aへ送信する(ステップS
81)。例えば、機種特定情報として、機器の種類、品
番、型式等が送信され、機能情報として、洗濯機の場合
に洗濯、乾燥、クリーニング等、エアコンの場合に冷
房、暖房、除湿等、電子レンジの場合に300W調理、
600W調理、レシピ機能等の利用された機能が送信さ
れ、稼動時間情報として、各機能の利用時間が送信され
る。
【0086】コントローラ2aは、受信した機種特定情
報、機能情報及び稼動時間情報を顧客番号とともにサー
バ3aへ送信し(ステップS71)、サーバ3aは、送
信された顧客番号、機種特定情報、機能情報及び稼動時
間情報を受信し(ステップS51)、受信した機種特定
情報、機能情報及び稼動時間情報等から第1〜第nの機
器11a〜1naの利用状態を特定して利用状態記憶部
35aに記憶する(ステップS52)。
【0087】また、サーバ3aは、顧客番号から料金デ
ータ記憶部38に記憶されている顧客データを検索して
第1〜第nの機器11a〜1naに関する利用料金デー
タ等を読み出し、特定した利用状態に対する第1〜第n
の機器11a〜1naの利用料金を算出し、利用料金を
コントローラ2aへ送信する(ステップS53)。コン
トローラ2aは、送信された利用料金を表示し(ステッ
プS72)、ユーザに利用料金を知らせる。
【0088】ここで、上記の利用料金について詳細に説
明する。図6は、洗濯機をレンタルした場合の基本料金
の一例を示す図である。例えば、品番NOAの1996
年型の洗濯機では、レンタル期間が10年間の場合に月
単位の基本料金は3000円であり、レンタル期間が5
年間の場合に月単位の基本料金は3500円であり、レ
ンタル期間が3年間の場合に月単位の基本料金は400
0円であり、レンタル期間が1年間の場合に月単位の基
本料金は5000円であり、他の洗濯機についても各品
番及び型ごとに基本料金が図示のように決められてい
る。
【0089】図7は、洗濯機をレンタルした場合におけ
る洗濯機の基本機能ごとの機能利用料金の一例を示す図
である。図7に示す例では、洗濯機の基本機能が洗濯、
乾燥、クリーニングに分類され、例えば、洗濯機能を利
用するとき、レンタル期間が10年間の場合に分単位の
機能利用料金は30円であり、レンタル期間が5年間の
場合に分単位の機能利用料金は35円であり、レンタル
期間が3年間の場合に分単位の機能利用料金は38円で
あり、レンタル期間が1年間の場合に分単位の機能利用
料金は40円であり、他の機能に対する機能利用料金に
ついてもレンタル期間ごとに図示のように決められてい
る。
【0090】図8は、エアコンをレンタルした場合にお
けるエアコンの基本機能ごとの機能利用料金の一例を示
す図であり、図9は、電子レンジをレンタルした場合に
おける電子レンジの基本機能ごとの機能利用料金の一例
を示す図である。図8に示す例では、エアコンの基本機
能が冷房、暖房、除湿に分類され、各機能に対して機能
利用料金がレンタル期間ごとに図示のように決められ、
図9に示す例では、電子レンジの基本機能が300W調
理、600W調理、レシピ機能に分類され、各機能に対
して機能利用料金がレンタル期間ごとに図示のように決
められている。なお、エアコンの場合、強運転による付
加料金として、図8に示す基本料金に3円/分を付加す
るようにしてもよい。
【0091】上記のようにして、第1〜第nの機器11
a〜1naに対して機器ごとの基本料金及び機能ごとの
機能利用料金が決定されており、これらの基本料金及び
機能利用料金が料金データ記憶部38に記憶されてい
る。サーバ3aは、料金データ記憶部38に記憶されて
いる基本料金及び機能利用料金を参照し、特定した利用
状態に対する基本料金及び機能利用料金を合計して第1
〜第nの機器11a〜1naの利用料金を算出する。
【0092】このように、第1〜第nの機器11a〜1
naから機種特定情報、機能情報及び稼動時間情報が送
信され、送信された機種特定情報、機能情報及び稼動時
間情報を基に第1〜第nの機器11a〜1naの利用料
金が算出されているので、ユーザは機器を購入すること
なく、機器の機能及びその稼動時間に応じた利用料金を
支払うことにより、所望の機能を利用することができ、
ユーザは必要とする機能を適切なコストで利用すること
ができる。
【0093】なお、上記の説明では、機能ごとに一定の
機能利用料金を定めたが、機能の高度さ又は必要性等に
応じて機能利用料金に重み付けを行うようにしてもよ
い。図10は、エアコンに対する機能利用料金の重み付
けの一例を説明するための図である。図10の縦軸は機
能利用料金(円/分)を示し、横軸は室内と室外との温
度差(℃)を示している。
【0094】エアコンを利用する場合、室内と室外との
温度差が大きいければ、利用機能は高機能であり、ま
た、電力利用のピーク時に利用する場合に必要性が大き
いと考えられる。したがって、図10に示すように、室
内と室外との温度差が大きくなるほど、機能利用料金を
高くするとともに、電力利用のピーク時の機能利用料金
の方が非ピーク時の機能利用料金より高くなるように機
能利用料金を決定するようにしてもよい。なお、使用時
の室内温度及び外気温は、これらを測定可能な温度セン
サを設置して稼動情報として受信するようにしてもよい
し、天候情報等を蓄積した所定のデータベース等から広
域ネットワークを介して入手するようにしてもよい。
【0095】また、機器の機能をさらに細分化し、細分
化した機能に応じて機能利用料金に重み付けを行うよう
にしてもよい。図11は、洗濯機に対する機能利用料金
の重み付けの一例を説明するための図である。図11の
縦軸は機能利用料金(円/分)を示し、横軸に洗濯機能
をさらに細分化した各機能を示している。洗濯機を利用
する場合、洗濯機能の中にも種々の機能があり、標準、
念入り、毛布洗い、ドライクリーニング等の機能に細分
化することができる。したがって、図11に示すよう
に、標準、念入り、毛布洗い、ドライクリーニングの機
能ごとに重み付けを行った機能利用料金を決定するよう
にしてもよい。
【0096】上記のように、機能に応じて機能利用料金
に重み付けを行うことにより、より機能を主体にした料
金体系となり、ユーザは、必要とする機能をより適切な
コストで利用することができるようになる。
【0097】再び図5を参照して、サーバ3aは、特定
した利用状態に最適な機器に関する情報をシミュレーシ
ョンにより作成し(ステップS54)、その情報をコン
トローラ2aへ送信する(ステップS55)。ここで、
最適な機器は、機器の運転特性、機能特性等を基に選定
され、選定方法は種々異なるものとなるが、本実施の形
態においても、上記のようにして第1〜第nの機器11
a〜1naの利用状態が利用状態記憶部35aに蓄積さ
れており、図3に示すシミュレーション以外に、以下の
ようにして最適な機器に関する種々のシミュレーション
を行うことができる。
【0098】例えば、エアコンの能力は、室内と室外と
の温度差に影響され、一般にエアコン購入の基準になる
能力は、外気温が7℃で室内温度が20℃のときの定格
能力である。しかしながら、実使用時には、外気温及び
室内温度ともに種々変化するため、定格能力の値だけで
は、効率よく運転できるか否かを推測することは困難で
ある。このため、エアコンの機種ごとに運転能力特性を
料金データ記憶部38に予め記憶させ、実際の使用時の
温度、稼動時間、使用時の電気料金等から経済的に効率
のよい機器を選定することができる。なお、最適な機器
として選定される機器は、実際にレンタルされている第
1〜第nの機器11a〜1naに限定されることなく、
サーバ3aの料金データ記憶部38に記憶されているす
べての機器の中から選定されるようにしてもよい。
【0099】図12は、機種の異なるエアコンの運転能
力特性の一例を示す図である。図12の縦軸はエアコン
の能力(W)を示し、横軸は室内と室外との温度差
(℃)を示している。例えば、家族構成の変化により暖
房利用率が増加し、温度設定傾向が変化して定格能力を
超えてエアコンを利用する場合、図12に示す例では、
機種Aのエアコンを利用した方が機種Bのエアコンより
効率がよくなる。この場合、サーバ3aは、機種Aのエ
アコンが最適であると判断し、当該情報をコントローラ
2aへ送信する。
【0100】また、洗濯機の場合、洗濯物を複数回に分
けて洗濯するよりも一度にまとめて洗濯する方が、電力
消費量、使用水道量ともに低減することができ、経済性
がよくなる。したがって、サーバ3aは、洗濯機のモー
タ負荷等から推定した洗濯量を稼動情報として受信し、
利用回数と洗濯量から最適な洗濯機を選定する。例え
ば、洗濯を複数回行うような利用状態になった場合に
は、洗濯容量の大きい洗濯機を選定したり、洗濯量が少
ない利用状態になった場合には、洗濯容量の小さい洗濯
機を選定し、当該情報をコントローラ2aへ送信する。
【0101】また、複数の機器の最適な組み合わせを選
定する場合、電力料金及びガス料金を抑制するように、
電力消費量、給湯量、電力料金及びガス料金等から利用
状態に最適な機器の組み合わせを決定することができ
る。なお、利用する機器が大型のものになる場合、設置
工事費用、メンテナンス費用、使用年数等も考慮して、
最適な機器の組み合わせを決定するようにしてもよい。
【0102】例えば、サーバ3aは、電力消費量及び給
湯量を基準に、燃料電池発電機、太陽光発電パネル、電
気温水器及びガス給湯器等の中から最適な機器の組み合
わせを決定することができる。また、サーバ3aは、最
適な機器として、電力消費量及び給湯量が増えて太陽光
発電パネルの発電量では家庭全体の使用電力を賄えなく
なった場合に、発電効率のより高い太陽光発電パネルや
大容量の太陽光発電パネルを選定したり、給湯回数が多
くなった場合に、発電の際に発生する熱を利用したコジ
ェネレーションにより給湯を行う燃料電池発電機を選定
するようにしてもよい。
【0103】また、家庭内の電力消費量、ガス消費量及
び給湯量の消費実態をモニタリングしたデータを稼動情
報としてコントローラ2aからサーバ3aへ送信しても
よい。この場合、サーバ3aは、送信されたデータを基
に燃料電池発電機と他のエネルギー機器とが組み合わさ
れた燃料電池発電システムを能力別に仮想的に運転させ
て経済性をシミュレーションし、その結果から燃料電池
発電システムを利用して削減した経費により燃料電池発
電システムの導入及び維持等に要する費用を償却するこ
とができる機器償却年数を割り出し、最も経済性の優れ
た機種を選定するようにしてもよい。
【0104】再び、図5を参照して、上記のようにして
作成された最適な機器に関する情報がサーバ3aから送
信されると、コントローラ2aは、この情報を受信して
表示し(ステップ73)、ユーザに最適な機器を知らせ
る。
【0105】例えば、以下のような機器償却年数に基づ
いて最適な機器に関する情報が送信される。図13は、
燃料電池発電システムとして異なる燃料電池発電機と太
陽光発電パネルとを組み合わせた場合における機器償却
年数の一例を示す図である。
【0106】図13の横軸の機器組み合わせAは、燃料
電池発電機aと太陽光発電パネルxとの組み合わせを示
し、機器組み合わせBは、燃料電池発電機bと太陽光発
電パネルxとの組み合わせを示し、機器組み合わせC
は、燃料電池発電機cと太陽光発電パネルxとの組み合
わせを示し、機器組み合わせDは、燃料電池発電機dと
太陽光発電パネルxとの組み合わせを示し、機器組み合
わせEは、燃料電池発電機eと太陽光発電パネルxとの
組み合わせを示し、機器組み合わせFは、燃料電池発電
機fと太陽光発電パネルxとの組み合わせを示してお
り、燃料電池発電機a〜fは互いに能力の異なる燃料電
池発電機である。
【0107】図13に示す例では、機器組み合わせA〜
Fのうち機器組み合わせC,Dすなわち燃料電池発電機
cと太陽光発電パネルxとの組み合わせ又は燃料電池発
電機dと太陽光発電パネルxとの組み合わせが最も機器
償却年数が短くなり、サーバ3aは、最適な機器に関す
る情報として燃料電池発電機bと太陽光発電パネルxと
の組み合わせ又は燃料電池発電機cと太陽光発電パネル
xとの組み合わせをコントローラ2aへ送信してユーザ
に最適な機器の組み合わせを知らせる。
【0108】このように、本実施の形態でも、レンタル
機器である第1〜第nの機器11a〜1naから送信さ
れた機種特定情報、機能情報及び稼動時間情報からレン
タル機器の利用状態を特定し、特定した利用状態に最適
なレンタル機器及びレンタル機器の組み合わせに関する
情報をユーザに提供しているので、ユーザは、利用状態
に最適なレンタル機器を選択し、利用状態に応じてレン
タル機器を効率的に利用することができる。
【0109】なお、上記の各説明では、主に経済性から
最適な機器を選定したが、排出二酸化炭素の削減、オゾ
ン層の保護等の環境面等の他の視点を基準に最適な機器
を選定するようにしてもよい。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、所定の機能を有する複
数の機器から当該機器の機種を特定するための機種特定
情報と当該機器の稼動状態に関する稼動情報とがネット
ワークを介して情報処理装置へ送信され、機種特定情報
及び稼動情報から複数の機器に対するユーザの利用状態
を特定することができるので、複数の機器の機種特定情
報及び稼動情報を一元的に収集して複数の機器に対する
ユーザの利用状態を特定することができ、複数の機器を
利用する場合に、ユーザの利用状態に応じた複数の機器
の利用に関する情報を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による機器情報処理
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す機器情報処理システムの動作の一例
を説明するためのフローチャートである。
【図3】図2に示すステップS4の利用方法シミュレー
ション処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態による機器情報処理
システムの構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す機器情報処理システムの動作の一例
を説明するためのフローチャートである。
【図6】洗濯機をレンタルした場合の基本料金の一例を
示す図である。
【図7】洗濯機をレンタルした場合における洗濯機の基
本機能ごとの機能利用料金の一例を示す図である。
【図8】エアコンをレンタルした場合におけるエアコン
の基本機能ごとの機能利用料金の一例を示す図である。
【図9】電子レンジをレンタルした場合における電子レ
ンジの基本機能ごとの機能利用料金の一例を示す図であ
る。
【図10】エアコンに対する機能利用料金の重み付けの
一例を説明するための図である。
【図11】洗濯機に対する機能利用料金の重み付けの一
例を説明するための図である。
【図12】機種の異なるエアコンの運転能力特性の一例
を示す図である。
【図13】燃料電池発電システムとして異なる燃料電池
発電機と太陽光発電パネルとを組み合わせた場合におけ
る機器償却年数の一例を示す図である。
【符号の説明】
2 コントローラ 3,3a サーバ 4 電話回線 5 電灯線ネットワーク 11〜1n,11a〜1na 第1〜第nの機器 21,21a データ通信部 22,22a データ処理部 23,23a 情報表示部 31 利用状態特定部 32 最適利用情報作成部 33,33a データ通信部 34 機器データ記憶部 35,35a 利用状態記憶部 36 利用料金算出部 37 最適利用機器算出部 38 料金データ記憶部 41〜4n,41a〜4na データ通信部
フロントページの続き (72)発明者 長光 左千男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機能を有する複数の機器と、 前記複数の機器から所定のネットワークを介して送信さ
    れる情報を処理する情報処理装置とを備え、 前記複数の機器の各々は、当該機器の機種を特定するた
    めの機種特定情報及び当該機器の稼動状態に関する稼動
    情報を前記情報処理装置へ送信し、 前記情報処理装置は、前記複数の機器から送信された機
    種特定情報及び稼動情報を基に前記複数の機器の利用状
    態を特定することを特徴とする機器情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の機器は、第1の機器と、前記
    第1の機器と異なる第2の機器とを含み、 前記情報処理装置は、前記第1の機器及び第2の機器か
    ら送信された機種特定情報及び稼動情報を基に前記第1
    の機器及び第2の機器の利用状態を特定し、特定した利
    用状態に適する第1の機器及び第2の機器を組み合わせ
    た利用方法に関する情報を作成することを特徴とする請
    求項1記載の機器情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の機器は、エネルギーを供給す
    るエネルギー供給機器を含み、 前記第2の機器は、エネルギーを消費するエネルギー消
    費機器を含み、 前記エネルギー供給機器は、前記稼動情報として、供給
    したエネルギー量を特定するための供給エネルギー情報
    を送信し、 前記エネルギー消費機器は、前記稼動情報として、消費
    したエネルギー量を特定するための消費エネルギー情報
    を送信し、 前記情報処理装置は、前記エネルギー供給機器及び前記
    エネルギー消費機器から送信された機種特定情報、供給
    エネルギー情報及び消費エネルギー情報を基にエネルギ
    ー利用状態を特定し、特定したエネルギー利用状態に適
    するエネルギー供給機器及びエネルギー消費機器を組み
    合わせた利用方法に関する情報を作成することを特徴と
    する請求項2記載の機器情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の機器の各々は、前記稼動情報
    として、当該機器の稼動時間を表す稼動時間情報を送信
    し、 前記情報処理装置は、前記複数の機器から送信された機
    種特定情報及び稼動時間情報を基に前記複数の機器の利
    用状態を特定することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の機器情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の機器の各々は、ユーザが利用
    した当該機器の機能を特定するための機能情報を送信
    し、 前記情報処理装置は、前記複数の機器から送信された機
    種特定情報、機能情報及び稼動情報を基に前記複数の機
    器の各機能の利用状態を特定することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の機器情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置は、特定した利用状態
    に適する機器に関する情報を作成することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の機器情報処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記複数の機器は、当該機器を利用する
    ユーザが借り受けたレンタル機器を含むことを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかに記載の機器情報処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置は、特定した利用状態
    から前記レンタル機器の利用料金を算出することを特徴
    とする請求項7記載の機器情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記複数の機器の動作を制御する制御装
    置をさらに備え、 前記制御装置は、前記複数の機器から送信された機種特
    定情報及び稼動情報を前記情報処理装置へ前記ネットワ
    ークを介して送信し、送信された機種特定情報及び稼動
    情報を基に特定された前記複数の機器の利用状態から前
    記情報処理装置が作成した情報を、前記ネットワークを
    介して受信してユーザに提示することを特徴とする請求
    項1〜8のいずれかに記載の機器情報処理システム。
  10. 【請求項10】 所定の機能を有する複数の機器と、前
    記複数の機器から所定のネットワークを介して送信され
    る情報を処理する情報処理装置とを備える機器情報処理
    システムを用いた機器情報処理方法であって、 前記複数の機器の各々が、当該機器の機種を特定するた
    めの機種特定情報及び当該機器の稼動状態に関する稼動
    情報を前記情報処理装置へ送信するステップと、前記情
    報処理装置が、前記複数の機器から送信された機種特定
    情報及び稼動情報を基に前記複数の機器の利用状態を特
    定するステップとを含むことを特徴とする機器情報処理
    方法。
  11. 【請求項11】 所定の機能を有する複数の機器から所
    定のネットワークを介して送信される情報を処理する情
    報処理装置であって、 前記複数の機器の各々から送信された当該機器の機種を
    特定するための機種特定情報及び当該機器の稼動状態に
    関する稼動情報を受信する受信手段と、 前記複数の機器から送信された機種特定情報及び稼動情
    報を基に前記複数の機器の利用状態を特定する特定手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 所定の機能を有する複数の機器から所
    定のネットワークを介して送信される情報を処理する情
    報処理装置を、 前記複数の機器の各々から送信された当該機器の機種を
    特定するための機種特定情報及び当該機器の稼動状態に
    関する稼動情報を受信する受信手段と、 前記複数の機器から送信された機種特定情報及び稼動情
    報を基に前記複数の機器の利用状態を特定する特定手段
    として機能させることを特徴とする機器情報処理プログ
    ラム。
  13. 【請求項13】 所定の機能を有する複数の機器の動作
    を制御する制御装置であって、 前記複数の機器の各々が送信した当該機器の機種を特定
    するための機種特定情報及び当該機器の稼動状態に関す
    る稼動情報を情報処理装置へ所定のネットワークを介し
    て送信し、送信された機種特定情報及び稼動情報を基に
    特定された前記複数の機器の利用状態から前記情報処理
    装置が作成した情報を、前記ネットワークを介して受信
    してユーザに提示することを特徴とする制御装置。
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