JP2011209349A - 広告表示サーバ及び広告表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】広告主が扱う設備、資材又は構造物を対象建物に適用したときのエネルギー消費量と現状のエネルギー消費量との比較を容易におこなうことが可能な広告表示サーバを提供する。
【解決手段】対象住宅Hに設置された設備のエネルギー消費量の計測値Mを表示モニタ2の第1表示領域21に表示させるエネルギー消費量表示処理部41と、広告主の広告情報が記憶された広告主データベース42と、表示モニタの第2表示領域22に広告を表示させる広告表示処理部43と、広告が選択されたときにその広告情報の設備、資材又は構造物を適用した場合のエネルギー消費量の予測値Pを演算する予測処理部44と、予測値を計測値と比較可能にして表示モニタに表示させる予測表示処理部45とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータの表示モニタなどに広告を表示するとともに、建物における電気、ガス、水などのエネルギー消費量の削減を誘導する広告表示サーバ及び広告表示システムに関するものである。
従来、オフィスビルや工場などの建物の内部を区画単位で管理するに際して、各区画の電気、ガス、水などのエネルギー消費量を測定し、その測定結果を画面に表示するなどして、その区画の利用者にエネルギー消費の節減を促す管理システムが知られている(特許文献1,2など参照)。
一方、電化製品をエネルギー消費量の少ないものに買い換えたり、窓ガラスを断熱性能の高い真空ガラスに取り替えたりすることによってもエネルギー消費量を削減することができる。
そこで、エネルギー消費量の削減に関心の高い人が見る表示モニタに、エネルギー消費量の削減が可能な製品を扱う広告主が広告を出すことは広告手法として有効であるといえる。
特開2007−133469号公報 特開2004−170310号公報
しかしながら、広告が単に広告主の取り扱い製品を紹介するだけのものでは、エネルギー消費量の削減効果を実感しにくい。また、JIS規格の条件や平均的な使用条件を設定した実験結果が表示されていたとしても、その使用パターンに該当しないユーザーにとっては参考にならない。
また、同じ性能のエアコンであっても断熱性能が異なる住宅に取り付けた場合は、エネルギー消費量が大きく変化するため、ユーザーが実際に住んでいる対象住宅に広告主の製品を適用した場合のエネルギー消費量が現状と比較された状態で表示されることが望まれる。
そこで、本発明は、広告主が扱う設備、資材又は構造物を対象建物に適用したときのエネルギー消費量と現状のエネルギー消費量との比較を容易におこなうことが可能な広告表示サーバ及び広告表示システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の広告表示サーバは、建物におけるエネルギー消費量を表示する表示手段に広告を表示させる広告表示サーバであって、処理対象となる対象建物に設置された設備のエネルギー消費量の計測値を前記表示手段の第1表示領域に表示させるエネルギー消費量表示処理部と、前記エネルギー消費量の増減に影響を与える設備、資材又は構造物に関する業務をおこなう広告主の広告情報が記憶された広告主記憶手段と、前記広告主記憶手段から抽出された前記広告情報に基づいて前記表示手段の第2表示領域に広告を表示させる広告表示処理部と、前記広告が選択されたときにその広告情報の設備、資材又は構造物を前記対象建物に適用した場合のエネルギー消費量の予測値を演算する予測処理部と、前記予測値を前記計測値と比較可能にして前記表示手段に表示させる予測表示処理部とを備えたことを特徴とする。
ここで、前記予測表示処理部による表示は、前記第1表示領域におこなわれることが好ましい。また、前記エネルギー消費量の計測値と予測値を、エネルギーの料金に換算して前記表示手段に表示することができる。
また、前記広告主記憶手段には、広告主の分類情報が記憶されており、前記広告表示処理部は指定された分類情報に適合する広告主の広告情報を前記広告主記憶手段から抽出して前記第2表示領域に広告を表示させることができる。
さらに、前記第2表示領域に表示させる広告の広告主の分類情報を指定させるカテゴリー選択表示を前記表示手段に表示させるカテゴリー選択処理部を備えた構成であってもよい。
また、前記第2表示領域には、複数の広告を表示させることができる。さらに、前記広告の選択は複数の広告に対しておこなうことができ、前記予測処理部では、複数の広告が選択されたときにそれらの広告情報の設備、資材又は構造物のすべてを前記対象建物に適用した場合のエネルギー消費量の予測値を演算する構成とすることができる。
さらに、前記エネルギー消費量の増減に影響を与える設備、資材又は構造物には、電気設備、電気自動車、蓄電装置、ガス設備、水関係設備、窓材、壁材又は住宅の少なくとも一つが含まれていることが好ましい。
また、複数の建物の属性情報が記憶される属性データ記憶手段と、それぞれの建物のエネルギー消費量の計測値を前記属性情報と関連付けて記憶させる計測データ記憶手段とに接続されるとともに、前記予測処理部では、前記選択された広告の広告主が扱う設備、資材又は構造物を前記対象建物に適用したときの属性情報と同一又は類似する属性情報の建物を前記属性データ記憶手段から抽出し、抽出された建物の計測値を前記計測データ記憶手段から抽出してその計測値に基づいて予測値の演算をおこなうように構成するこができる。
さらに、本発明の広告表示システムは、建物におけるエネルギー消費量を表示する表示手段に広告を表示させる広告表示システムであって、上記の広告表示サーバと、前記対象建物に設置された設備のエネルギー消費量を計測するエネルギー消費量計測手段と、前記対象建物のエネルギー消費量の計測値を記憶させる計測データ記憶手段と、前記第1表示領域と前記第2表示領域を有する前記対象建物に設けられる表示手段とを備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明の広告表示サーバは、対象建物に設置された設備のエネルギー消費量を表示手段に表示させるとともに、エネルギー消費量の増減に影響を与える設備、資材又は構造物に関する業務をおこなう広告主の広告を表示する。
そして、表示された広告を選択すると、その広告情報の設備、資材又は構造物を対象建物に適用した場合のエネルギー消費量を予測し、予測値と現状の計測値とを比較可能にして表示する。
このため、対象建物の住人(ユーザー)は、広告主の設備等を追加したり置き換えたりしたときに、どのようにエネルギー消費量が変化するかを現状と比較して容易に理解することができる。特に、計測値から対象建物の設備等の使用状況が分析できれば、その使用状況を反映させた予測をおこなうことができる。
また、現状の計測値と広告主の設備等を適用したときの予測値とを同じ第1表示領域に表示することによって、より直感的にエネルギー消費量の変化を把握することができる。
さらに、現状の計測値と広告主の設備等を適用したときの予測値とを料金に換算して表示することによって、光熱費の増減が容易に理解でき、広告の設備等の費用との比較もおこなうことができる。
さらに、広告主記憶手段に広告主の分類情報を記憶させておくことによって、ユーザーが望む広告を表示させることができる。特に、カテゴリー選択表示を表示させることによって、ユーザーは希望する分野の広告を随時、切り替えて見ることができる。例えば、電気設備、電気自動車、蓄電装置、ガス設備、水関係設備、窓材、壁材又は住宅に関する広告の中から、ユーザーの興味があるものを選んで見ることができる。
また、複数の広告が表示されていれば、ユーザーはその中から希望する広告を選択することができる。さらに、複数の広告の中からいくつか対象住宅に適用してみたい設備等が見つかったときには、選択したすべての設備等を適用した場合のエネルギー消費量の予測値を知ることができる。
また、予め記憶された複数の建物のエネルギー消費量の計測値の中から、広告主の設備等を適用した対象建物と属性情報が似ている建物の計測値を抽出して予測値を算出するのであれば、断熱性能を向上させたい場合など予測が難しいときにも予測値の演算をおこなうことができる。
また、本発明の広告表示システムは、上記広告表示サーバに加えて、エネルギー消費量計測手段と、計測データ記憶手段と、表示手段とを備えている。このため、対象建物について蓄積された計測値のデータに基づいた的確な比較をおこなうことができる。
本発明の実施の形態の広告表示システムの表示例を示した説明図である。 本発明の実施の形態の広告表示システムの構成を説明するブロック図である。 広告表示システムの建物側の構成の詳細を説明するブロック図である。 広告主データベースのデータ構造を例示した図である。 属性情報のデータ構造を例示した図である。 予測処理部の処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の広告表示システムの表示例を示した説明図、図2は広告表示システムの構成を説明するブロック図である。まず、図2を参照しながら広告表示システムの全体構成について説明する。
この広告表示システムは、ユーザー側の対象建物としての対象住宅Hに配置される計測器1及び表示モニタ2などの構成と、管理者側に配置される広告表示サーバ3などの構成とを有している。
すなわち、対象住宅Hには、エネルギー消費量計測手段としての計測器1と、表示手段としての表示モニタ2とが設置される。また、対象住宅Hと外部通信網Nを介して接続される管理者側には、通信手段としての通信部33と、制御部30と、各種データベース31,32,42と、各種処理部41,43,44,45,46とを備えた広告表示サーバ3が設置される。
まず、図3を参照しながら、対象住宅H側の詳細について説明すると、この対象住宅Hは、電力会社の発電所や地域毎に設置されたコジェネレーション(以下、「コジェネ」という。)設備などの系統電力から電力の供給を受けるための電力網としての系統電力網Eに接続されている。
この系統電力網Eと対象住宅Hに配線された主幹120aとは、電力量メータE1を介して繋がっており、主幹120aは分電盤120に繋がっている。そして、この電力量メータE1によって、系統電力網Eと対象住宅Hとの間に流れる電力量が計測される。
また、対象住宅Hは、ガスや水などの電気以外のエネルギーの供給を受けるための系統インフラ網Gにも接続されている。すなわち、系統インフラ網Gのガス管や水道管を通って対象住宅Hにガスや水が供給され、供給されるガス量と水量は、ガス・水道メータG1によって計測される。なお、ここでは説明を簡略化するためにまとめて図示しているが、ガスと水は別系統で供給され、ガスメータと水道メータはそれぞれ別個に設置されている。
そして、本実施の形態の広告表示システムは、対象住宅Hにおける電気、ガス、水などのエネルギーの消費量を計測することができるシステムである。また、この対象住宅Hは、分散型の発電装置としての太陽光発電装置5と、電力を一時的に蓄えておく蓄電装置としての蓄電池60とを備えている。
この太陽光発電装置5は、太陽エネルギーとしての太陽光を、太陽電池を利用することによって、直接、電力に変換して発電をおこなう装置である。この太陽光発電装置5は、太陽光を受けることができる時間帯にのみ電力を供給することが可能な装置である。
また、太陽光発電装置5によって発電された直流電力は、パワーコンディショナ51によって交流電力に変換されて分電盤120に入力される。さらに、蓄電池60に充電又は蓄電池60から放電される際にも、パワーコンディショナ61によって直流と交流の変換がおこなわれる。
また、対象住宅Hには、様々なエネルギー負荷設備7A−7Eが設置されている。例えば、エアコンなどの空調装置(7A)、照明スタンドやシーリングライトなどの照明装置(7B)、並びに冷蔵庫やテレビなどの家電装置(7C)などの電力によって稼働する電力負荷装置がある。なお、対象住宅Hにおいて電気自動車やプラグインハイブリッドカーの充電又は放電をおこなう場合は、それらも電力負荷装置となる。
さらに、ガスコンロなどの調理負荷(7D)及びガスでお湯を作る給湯負荷(7E)は、ガスを消費するガス負荷装置になる。また、給湯負荷(7E)は、水を消費する水負荷装置でもある。さらに、水道の蛇口、トイレなども水負荷装置になる。
そして、これらの電力負荷装置(7A−7C)の電力消費量を計測するためにエネルギー消費量計測手段としての計測センサ11を取り付ける。この計測センサ11には、対象住宅Hの壁などに設けられた電源コンセントに差し込む形態のもの、天井に取り付けられるシーリングライトやペンダントライトなどのシーリングに差し込む形態のものなどが使用できる。
また、計測センサ11は、対象住宅H内のすべての電力負荷となる装置に取り付けることもできるが、空調設備や冷蔵庫など電力消費量の大きな装置など、特定の電力負荷装置にだけ取り付けることもできる。
また、分電盤120には、エネルギー消費量計測手段としての分電盤計測装置12を接続する。この分電盤120には、入力側として主幹120aと補助配線120c,120dとが接続されており、出力側の分岐回路として複数の分岐幹120bが接続されている。
そして、主幹120aを通って系統電力網Eからの電力が分電盤120に入力される。なお、太陽光発電装置5によって発電された電力を売る場合は、逆潮流として主幹120aを通って系統電力網Eに発電された電力が送られることになる。
また、補助配線120cからは、太陽光発電装置5で発電された電力が分電盤120に入力される。また、蓄電池60と分電盤120とは、補助配線120dによって接続され、分電盤120から蓄電池60への充電及び蓄電池60から分電盤120への放電がおこなわれる。
この分電盤計測装置12は、図示は省略されているが、主幹120aの電力量を計測する外部側の計測器と、分岐幹120b,・・・の数に合わせて設置される出力側の計測器と、補助配線120c,120dの電力量をそれぞれ計測する計測器とを備えている。
そして、計測センサ11,・・・及び分電盤計測装置12によって計測された計測値は、無線又は有線の住宅内の通信手段を介して集計管理装置13に送信される。この集計管理装置13は、データの送受信をおこなう通信部と、受信した計測値などのデータを記録させるデータ蓄積部などを備えている。このデータ蓄積部には、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が使用できる。
また、データ蓄積部に記録させる計測値のデータは、計測日時が後から特定できるように、予め設定された一定間隔で保存させるか、又は計測センサ11で計測した時刻、計測センサ11が送信をおこなった時刻若しくは集計管理装置13が受信した時刻などを時刻歴として付加して一緒に保存させる。
また、対象住宅Hのガス及び水の消費量は、ガス・水道計測装置14によって計測される。このガス・水道計測装置14は、ガスメータ(G1)又はガスメータとは別にガス管に接続されたガス用メータと接続される。このガス用メータには、ガス使用量に応じて発生するパルスカウントを計測する計測器が取り付けられている。
さらに、ガス・水道計測装置14は、水道メータ(G1)又はそれとは別に水道管に接続された水道用メータとも接続される。この水道用メータには、水使用量に応じて発生するパルスカウントを計測する計測器が取り付けられている。そして、ガス・水道計測装置14で計測された計測値は、無線又は有線の住宅内の通信手段を介して集計管理装置13に送信される。
また、図3に示す蓄電池60のパワーコンディショナ61に接続される蓄電量制御装置6は、蓄電池60の充電制御及び放電制御をおこなう装置である。例えば、蓄電量制御装置6では、蓄電池60に夜間電力などの単価の安い電力を充電するようにし、充電された電力を昼間に優先的に使用するような制御をおこなう。また、太陽光発電装置5によって発電が行なわれているときは、まずその発電された電力を消費し、蓄電池60に蓄電された電力は、太陽光発電装置5の電力では不足する分を補うような制御をおこなう。
また、蓄電量制御装置6では、蓄電池60の蓄電量の計測をおこない、その計測値は無線又は有線の住宅内の通信手段を介して集計管理装置13に送信される。
また、図3に示すように、対象住宅Hの外部の外気温、湿度、日射量及び風速などの外部状態を計測するための外部観測計81を設置することができる。
この外部観測計81は、風向及び風速を計測する風向風速センサ、日射量を計測する照度センサ及び温湿度センサなどによって構成される。また、この外部観測計81の出力は、環境計測装置8によってデジタル値に変換されて、無線又は有線の通信手段を介して集計管理装置13に送信される。
なお、このような外部状態の計測値は、対象住宅H毎に計測するのではなく、気象庁などから提供される周辺地域の気象データを取得して利用することもできる。
また、この集計管理装置13は、図3に示すように、ルータ13a、ゲートウェイ13bを介してインターネットなどの外部通信網Nに繋がっている。そして、同じく外部通信網Nに接続された外部の広告表示サーバ3との間で、計測値や予測値などのデータの送受信や制御信号の送受信などをおこなう。
例えば、集計管理装置13のデータ蓄積部に記憶された計測値のデータは、時間単位、日単位又は月単位など設定された間隔毎に広告表示サーバ3に送信され、計測データ記憶手段としての計測値データベース32に記憶される。また、所定の間隔又は更新情報が生成されたときなどは、広告表示サーバ3から設定値や管理値や更新プログラムなどの各種信号を集計管理装置13に送信することもできる。
また、対象住宅H内のルータ13aに接続された表示モニタ2は、集計管理装置13と無線又は有線の住宅内の通信手段を介してデータの送受信をおこなうことができる構成となっている。
さらに、表示モニタ2によって、集計管理装置13の設定値を変更したり、集計管理装置13などの制御プログラムの更新を指示したりという各種設定をおこなうこともできる。
そして、この表示モニタ2には、図1に示すように、対象住宅Hの計測器1で計測されたエネルギー消費量の計測値M及び後述する予測値Pを表示する第1表示領域21と、広告主に関する広告情報に基づいた広告が表示される第2表示領域22と、第2表示領域22に表示させる広告の広告主の分類情報を指定させるカテゴリー表示領域23とが形成される。
この第1表示領域21では、後述する広告を選択する前は、計測値Mのみが例えば棒グラフで表示されている。この計測値Mの表示は、広告表示サーバ3のエネルギー消費量表示処理部41の処理によっておこなわれる。
すなわち、対象住宅Hの計測器1で計測された計測値は、外部通信網Nを介して広告表示サーバ3に送信され、通信部33で受信された計測値は、制御部30を介して計測値データベース32に記憶される。そして、対象住宅H側から表示させるエネルギーの種類、期間、住宅全体か設備毎かなどの指示信号を受けると、エネルギー消費量表示処理部41が必要なデータを計測値データベース32から抽出し、演算処理をして再び外部通信網Nを介して表示モニタ2に加工された計測値Mを表示させる。ここで、図1は、対象住宅H全体の電気消費量の12ヶ月分を表示している。この表示は、直近の12ヶ月であっても、蓄積された期間又は指定期間の平均値であってもよい。
一方、第2表示領域22の表示は、広告主記憶手段としての広告主データベース42に記憶された情報に基づいて表示される。図4に、広告主データベース42のデータ構造を例示した。
この広告主データベース42には、複数の広告主に関する情報が記憶されている。例えば図4の2行目には、広告主の分類情報が記載されている。ここで、広告主は、エネルギー消費量の増減に影響を与える設備、資材又は構造物に関する業務をおこなうものである。例えば、電気製品を販売する電気メーカ、真空ガラスや複層ガラスなどを販売する建材メーカ、住宅を構築する住宅メーカ、太陽光発電装置や給湯機などを販売する設備メーカなどが挙げられる。
そして、広告主データベース42には、各広告主が広告したい広告情報が記憶される。例えば、エアコンを販売したい広告主1,2は、自社のエアコンの性能や画像などを記憶させておく。また、同じ広告主1,2が冷蔵庫の広告もおこないたい場合は、それに関連する広告情報2も記憶させておく。また、エアコンの複数の機種をそれぞれ広告情報として記憶させておいてもよい。
さらに、図1に示すように、カテゴリー表示領域23には、例えば広告主の分類情報を選択させるためのラジオボタンを表示する。この表示処理は、カテゴリー選択処理部46によっておこなわれる。例えば、カテゴリー表示領域23で、「電気メーカ」のラジオボタンをクリックすると、カテゴリー選択処理部46が広告主データベース42からカテゴリーが「電気メーカ」となっている広告主1,2を抽出する。
また、広告表示処理部43では、抽出された広告主1,2の情報の中から、初期設定やユーザー設定などに応じて必要な広告情報1,2を取り出して第2表示領域22に広告1,広告2を表示させる。例えば、広告1には広告主1のエアコンの広告情報を表示させ、広告2には広告主2のエアコンの広告情報を表示させる。
さらに、第2表示領域22に表示させる広告1,広告2の順番は、例えばエネルギー消費量が少ない順に表示させることができる。また、初期コストが高くても電気消費量が安いなどのトータルコストが算定できる場合は、トータルコストが安い順に表示してもよい。
また、この第2表示領域22に表示された広告1,広告2は、クリックすることによって選択することができる。例えば、広告1を選択すると、広告主1のエアコンを対象住宅Hに設置したときの電気消費量の予測を予測処理部44でおこなうことになる。
例えば、広告主1のエアコンの消費電力(性能2)が広告主データベース42に記憶されているので、その数値を使って予測をおこなうことができる。ここで、エアコンは、建物の主構造(木造、RC(鉄筋コンクリート)造)によって設置目安(性能1)が異なるので、対象住宅Hの設置予定の部屋が設置目安に入っているか否かのチェックが前提として必要になる。
そして、エアコンを追加する場合は、対象住宅H全体の電気消費量の計測値Mに広告主1のエアコンの消費電力が加算された値が予測値Pとなる。この予測値Pを算出するに際しては、広告主1のエアコンの消費電力の算定条件と対象住宅Hの計測値から解析できる使用状況とを比較して、予測に反映させることができる。
例えばエアコンの消費電力は、社団法人日本冷凍空調工業会規格によって定められた算出基準に基づいた試算値である。その算出基準の一部を抜粋すると、外気温度は東京をモデルとし、冷房時の室内設定温度を27℃、暖房時を20℃としている。そして、冷房期間を3.6ヶ月、暖房期間を5.5ヶ月、一日の使用時間を18時間としている。
これに対して対象住宅Hにおいては、エアコン(7A)の電力消費量が計測センサ11によって計測されている。そこで、計測値データベース32に記憶された対象住宅Hのエアコン(7A)の使用時間を抽出し、上記算出基準の使用時間と比較することで、広告主1のエアコンの消費電力を対象住宅Hの使用状況に合わせた値に修正することができる。例えば、空調装置を冷房装置としてしか使用しないのであれば、暖房期間の消費電力は0になる。また、冷房を昼間にしか使用しないのであれば、冷房期間の消費電力も低減させることができる。
また、エアコンの消費電力は東京の外気温度をベースに試算されているため、地域による差も発生する。例えば上記工業規格によれば、試算された消費電力を、名古屋は約1.3〜1.4倍、大阪・広島・高松は約1.2〜1.3倍、福岡は約1.0〜1.1倍、仙台は約1.6〜1.9倍、新潟・富山は約1.5〜1.8倍に補正することができる。
さらに、既設のエアコン(7A)と広告主1のエアコンを交換する場合は、処分する既設のエアコン(7A)の電力消費量を差し引いた値が予測値Pとなる。この既設のエアコン(7A)の電力消費量は、計測値データベース32に記憶された計測値から算出することができる。
また、既設のエアコンの性能(例えば、消費電力のカタログ値やCOP(Coefficient Of Performance)値)と同じ基準の広告主1のエアコンの性能がわかっている場合は、既設のエアコンの電力消費量の計測値と双方の性能の差とから予測値Pを演算することができる。
さらに、予測処理部44によって演算された予測値Pは、予測表示処理部45によって第1表示領域21に表示される。図1では、計測値Mを棒グラフで表示し、予測値Pをそれに並べて折れ線グラフで表示している。このため、計測値Mと予測値Pとを一目で比較することができる。
このようにエアコンや冷蔵庫などの電気製品であれば、性能として記憶された消費電力の情報を使って、比較的簡単に予測値Pを演算することができる。しかしながら、窓ガラスを真空ガラスや複層ガラスに交換した場合、2重サッシにした場合、断熱性の高い住宅に建て替えた場合、既設の外壁の外側に新たに外壁パネルを貼り付けるリフォームをおこなった場合などは、建物の断熱性能が向上し、空調設備のエネルギー消費量が低減することは明らかであるが、その低減量を予測するのは難しい。
そこで、予め蓄積された他の建物の計測値を使って対象住宅Hの予測値を演算する予測処理部44について、以下に説明する。
ここまでは、建物として対象住宅Hの構成について説明してきたが、同様の構成で外部通信網Nを介して広告表示サーバ3に接続される建物としての住宅が、全国各地に多数、存在している。そして、これらの住宅に関する属性情報は、住宅によって様々である。
図5に、属性データ記憶手段としての属性データベース31に記憶されたエネルギー消費量に影響を与えると考えられる住宅H1,H2,H3,・・・に関する属性情報を例示した。
例えば、住宅で暖房や冷房をおこなう場合に、断熱性能の優劣によって同じ空調器具を使用した場合でもエネルギー消費量に差が生じる。ここで、住宅の断熱性能を表すパラメータとして、総熱損失量(W/K)、熱損失係数(Q値)(W/m2K)、隙間相当面積(C値)(cm2/m2)などがある。
この総熱損失量は、住宅の床、壁、窓、隙間などから逃げ出す熱量を表す指標で、内外温度差が1℃のときに住宅全体から逃げる熱の量を示している。そして、この総熱損失量を、住宅の延べ床面積で割った値が熱損失係数(Q値)であり、数値が小さい建物ほど冷暖房の熱を損失しにくい。
また、隙間相当面積(C値)とは、建物全体の気密性能を表す指標で、住宅全体の隙間面積を延べ床面積で割った値で示される。そして、このC値が小さい建物ほど冷暖房の熱が外部に漏れ出しにくい。
このQ値やC値は、図5では数値で入力されているが、同一又は類似の判断がしやすいように、例えば、Q値(W/m2K)が2未満(Aランク)、2以上〜3未満(Bランク)、3以上〜4未満(Cランク)、4以上〜5未満(Dランク)、5以上(Eランク)などのランクで入力してもよい。
また、このようなQ値やC値などで表される断熱性能は、木造、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造などの住宅の主構造による影響が大きいため、主構造を属性情報としておくことで、断熱性能を推定することもできる。
なお、図5には例示していないが、住宅Hの温度に影響を与えるパラメータとして日射取得係数(μ値)を属性情報に加えることができる。この日射取得係数とは、住宅に入る日射を数値的に表したもので、日射の入りやすい住宅ほど数値が大きくなる。
また、延べ床面積は、Q値やC値を求める際にも使用されるが、断熱性能と関連させなくても、空間の広さとエネルギー消費量との相関は明らかであるため属性情報に適している。さらに、同じ延べ床面積の住宅であっても、間取り(2DK,3LDK,4LDKなど)によってエネルギー消費量が異なる傾向を示す場合があるため、間取りも属性情報になり得る。
また、住宅に居住する家族人数とエネルギー消費量との間にも相関があることは明らかである。さらに、家族人数が同じであっても、核家族などの単世帯と2世帯とではエネルギー消費量が異なるため、属性情報に適している。また、子供が小学生である、中学生や高校生である、又は高齢者がいるなどの年代構成によっても、エネルギー消費量は異なる場合が多い。さらに、地域によって平均気温や平均降水量が異なりエネルギー消費量にも影響を与える。
また、太陽光発電装置5を備えた住宅は、エネルギーを消費するだけでなく創出もしており、エネルギー収支に関係する情報であるため、属性情報として加えることができる。さらに、太陽光発電装置5で創出された電力や深夜電力などを蓄電池60に蓄電して利用する場合も、エネルギー消費量に影響を及ぼすことがあるため属性情報になり得る。
また、窓ガラスが、一枚板ガラスであるか、複層ガラスであるか、真空ガラスであるかによって、開口部の断熱性能が大きく変化し、空調装置などのエネルギー消費量に影響を及ぼすことになるため属性情報とする。
さらに、図5には例示していないが、共働き、専業主婦などのライフスタイルも、エネルギーの消費行動に影響を与える因子である。すなわち、専業主婦のように昼間に住宅に人がいれば昼間のエネルギー消費量は留守宅よりも多くなり、共働きのように夜間に洗濯や掃除などの家事を集中させる住宅では、夜間のエネルギー消費量が多くなるなど、ライフスタイルや昼間住人の有無によってエネルギーの消費行動が変化する。
また、空調装置(エアコン)、テレビ(TV)、冷蔵庫、照明などの電力負荷装置の性能や数、給湯機の構造や使用するエネルギーの種類の違い、又はこれらの設備の年間の使用時間や使用頻度などによっても、エネルギー消費量は変化することになる。
このような属性情報は、住宅H1,H2,H3,・・・,Hによって様々であり、これらの属性情報は、例えば広告表示サーバ3に接続された端末(図示省略)又は表示モニタ2から入力されて、広告表示サーバ3の属性データベース31に記憶される。
そして、このような属性情報が同一又は類似する住宅は、エネルギー消費量も近似すると考えられる。そこで、計測値データベース32には、各住宅H1,H2,H3,・・・,Hで計測された計測値を、属性情報と関連付けて記憶させる。
この関連付けは、計測値が計測された住宅H1,H2,H3,・・・,Hを特定できる程度の関連付けでよい。すなわち、属性データベース31に各住宅H1,H2,H3,・・・,Hの詳細な属性情報をそれぞれ記憶させておき、制御部30が属性情報と計測値を各データベース31,32からそれぞれ読み出せるように構成しておけばよい。
また、属性情報が同一又は類似しているか否かの判定をおこなう際に、属性情報の項目が多すぎると抽出されるサンプル数が少なくなって信頼性が低下するおそれがある。そこで、初期設定、プルダウンメニュー又は項目入力などによって、同一又は類似の判定をおこなうための属性情報の項目を設定することができる。
例えば、エネルギー消費量に与える影響の大きい項目、換言するとエネルギー消費量を変化させる度合いが大きい項目の類似度が高ければ、他の属性情報が類似していなかったとしてもエネルギー消費量は近似する可能性が高いといえる。
また、対象住宅Hの住人(ユーザー)が比較したい好みの条件に適した属性情報を設定することもできる。例えば、太陽光発電装置5を設置した対象住宅Hに住んでいる住人は、太陽光発電装置5を設置した他の住宅H1,H2との比較を望む場合がある。そのような場合に、太陽光発電装置5があることを前提にしたサンプル抽出をおこなうことができる。
次に、本実施の形態の広告表示システムの利用方法、及び予測処理部44において属性データベース31と計測値データベース32とに蓄積されたデータを利用して予測をおこなう場合の処理の流れについて説明する。
まず、端末(図示省略)又は表示モニタ2などを使って、予め複数の住宅H1,H2,H3,・・・,Hの属性情報を広告表示サーバ3の属性データベース31に記録していく。この属性情報の記録は、住宅販売の営業活動時、建築時、アフターサービス時などにおこなうことができる。また、工業化建物であれば、資材又は住宅の既知情報に基づいて容易に取得することができる属性情報もある。
一方、図2,3に示すように、エネルギー消費量を計測して表示する対象住宅H及び住宅H1,H2,H3,・・・には、計測器1(計測センサ11、分電盤計測装置12など)を取り付け、広告表示サーバ3との間でデータの送受信がおこなえるようにする。
そして、各住宅H1,H2,H3,・・・の計測器1で計測された計測値は、10秒毎、時間毎、半日毎、日毎などの一定間隔で広告表示サーバ3に送信される。また、広告表示サーバ3の通信部33で受信した計測値は、属性データベース31の属性情報を引き出すためのフラグ(識別符号)などが付された状態で制御部30を介して計測値データベース32に逐次、記録される。このようにして属性データベース31及び計測値データベース32の構築がおこなわれる(図6のステップS1)。また、この時点で対象住宅Hの属性情報と計測値も広告表示サーバ3に入力されている(ステップS2)。
また、この段階においては、対象住宅Hの表示モニタ2には、図1の予測値Pは表示されておらず、計測値Mのみが表示されている。そして、棒グラフで示された現状の電気消費量(計測値M)を見た対象住宅Hの住人(ユーザー)は、電気消費量を減らすために窓ガラスを交換して開口部の断熱性能を向上させることを思いついたとする。
そこで、ユーザーが、表示モニタ2のカテゴリー表示領域23にある「建材メーカ」の左端のラジオボタンをクリックすると、その指示信号が外部通信網Nを介して広告表示サーバ3に送信され、広告表示処理部43が広告主データベース42から「建材メーカ」のカテゴリーに分類されている広告主3,4を抽出し(図4参照)、対象住宅Hの表示モニタ2の第2表示領域22に広告1,広告2を表示させる。
そして、ユーザーは、表示された広告1,広告2の中で、興味のある広告1を選択する(図6のステップS3)。例えば、広告1が、図4に示す広告主3の広告情報1に基づく広告であった場合、その選択した信号を受信した広告表示サーバ3の予測処理部44では、対象住宅Hの窓ガラスをすべて「真空ガラス」に交換した仮想住宅の属性情報を作成する。
続いて、予測処理部44では、仮想住宅の属性情報と属性データベース31に蓄積された住宅H1,H2,H3,・・・の属性情報とを比較し、同一又は類似する住宅H1,・・・を抽出する。なお、住宅H1は、窓ガラスが真空ガラスである点で仮想住宅と同じであるが、他の属性情報との比較も合わせて同一又は類似といえる住宅を属性データベース31から抽出することになる(図6のステップS4)。ここで、同一又は類似の判断基準は任意に設定することができる。例えば、属性情報をエネルギー消費量に与える影響の大きい順に並べたリストを作成し、そのリストの3番目までが同じであれば同一とし、差が許容範囲内であれば類似とするなど、予測精度をみながら設定すればよい。
また、抽出されるサンプル数は、あまりに少なければ特異な値があった場合の影響が大きく、その集合を代表する統計量が得られなくなるおそれがあるが、所定数以上のサンプル数が抽出されれば、より多くのサンプル数が抽出されるようにしなくとも信頼性が確保された統計量として扱うことができる。
さらに、予測処理部44では、ステップS4で抽出された住宅H1,・・・に関連付けられた計測値を計測値データベース32から抽出する(ステップS5)。そして、抽出された計測値の例えば平均値を予測値として算出する(ステップS6)。
また、ステップS6で算出された予測値は、予測表示処理部45において、現在、対象住宅Hの表示モニタ2に表示されているエネルギー消費量の種類(電気消費量)及び期間(12ヶ月)に合わせた予測値Pに演算され、通信部33から対象住宅Hに送信されて表示モニタ2の第1表示領域21に折れ線グラフで表示される(ステップS7)。
そして、この表示モニタ2に並べて表示された現状の計測値Mと予測値Pとを比較することで、ユーザーは真空ガラスに交換することによってどのくらい電気消費量が低減されるかという効果を容易に理解することができる。
次に、本実施の形態の広告表示システムの作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の広告表示システムは、計測器1によって対象住宅Hに設置された設備のエネルギー消費量を計測し、表示モニタ2に表示させる。さらに、表示モニタ2には、エネルギー消費量の増減に影響を与える設備、資材又は構造物に関する業務をおこなう広告主の広告情報に基づいた広告1,広告2を表示する。
そして、表示モニタ2に表示された広告1と広告2のいずれかを選択すると、その広告主が扱う広告情報の設備、資材又は構造物を対象住宅Hに適用した場合のエネルギー消費量を予測処理部44で予測し、予測値Pと現状の計測値Mとを比較可能にして表示する。
このため、ユーザーは、広告主の設備等を追加したり置き換えたりしたときに、どのようにエネルギー消費量が変化するかを現状と比較して容易に理解することができる。
特に、計測値Mから対象建物Hの設備等の使用状況が分析できれば、その使用状況を反映させた予測をおこなうことができる。例えば、広告主の設備等の消費電力がある算定基準に基づいて算出されている場合、その算定基準の条件と実際の使用状況との差に基づいて消費電力を補正することができる。
また、現状の計測値Mと広告主の設備等を適用した仮想住宅の予測値Pとを同じ第1表示領域21に並べて表示することによって、より直感的にエネルギー消費量の変化を把握することができる。
また、現状の計測値Mと広告主の設備等を適用した仮想住宅の予測値Pとを料金に換算して表示することができる。例えば、計測値Mと予測値Pを同じ料金体系に基づいて金額に換算するのであれば、電気料金の値上がりや値下がりなどの影響を受けることなく双方を比較することができる。さらに、金額で表示されることによって光熱費の増減が容易に理解でき、広告の設備等の購入費用も合わせた検討をおこなうことができる。
また、広告主データベース42に広告主の分類情報を記憶させておくことによって、ユーザーが望む広告を表示させることができる。特に、カテゴリー選択表示を表示モニタ2に表示させることによって、ユーザーは希望する分野の広告を随時、切り替えて見ることができる。例えば、エアコンや冷蔵庫を新しくしたい、窓ガラスを真空ガラスに交換したい、高断熱住宅に建て替えたいなど、ユーザーの要望が明らかなときには、その要望に応えることができる広告が表示されている方が、ユーザーと広告主の双方の利益になる。
また、複数の広告が表示されていれば、ユーザーはその中から希望する広告を選択することができる。さらに、複数の広告の中からいくつか対象住宅Hに適用してみたい設備等が見つかったときには、選択したすべての設備等を適用した場合のエネルギー消費量の予測値Pを知ることができる。例えば、広告主1のエアコンと広告主3の真空ガラスの両方を選択した場合の予測値Pを算出して表示することができる。
さらに、予め計測値データベース32に記憶されたエネルギー消費量の計測値の中から、広告主の設備等を適用した対象住宅H(仮想住宅)と属性情報が似ている住宅の計測値を抽出して予測値Pを算定するのであれば、断熱性能を向上させた場合など予測が難しいときにも予測値Pを算出することができる。
すなわち、電気製品などであれば広告主が試算した消費電力の数値から、対象住宅Hに設置したときの例えば年間の電気消費量を予測することができるが、真空ガラスや断熱材を使用することによって対象住宅Hの断熱性能が向上しても、電気消費量は間接的に変化するだけなので予測が難しい。例えば、同じ真空ガラスを開口部に設置したとしても、建物の主構造、延べ床面積、開口率、地域などの属性情報がまったく異なっていれば、真空ガラスに交換したことによる電気消費量の変化も違ってくるはずである。これに対して、属性情報が同一又は類似する他の住宅の蓄積された計測値を利用することで、様々な状況においてエネルギー消費量の予測をおこなうことができるようになる。
また、本発明の広告表示システムは、広告表示サーバ3に加えて、計測器1と、計測値データベース32と、表示モニタ2とを備えている。このため、蓄積されたデータに基づいた的確な比較をおこなうことができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、対象住宅Hに設置された設備のエネルギー消費量を自動的に計測する計測センサ11や分電盤計測装置12などを備えた構成について説明したが、これに限定されるものではなく、電力量メータE1やガス・水道メータG1の検針値などを計測値として入力してもよい。また、対象住宅H全体のエネルギー消費量を計測しなくても、例えばエアコンや冷蔵庫などの特定の設備の電力消費量を計測器付き電源タップなどで測定し、計測値としてもよい。
また、表示手段としての表示モニタ2は、タッチパネル方式の専用モニタ、パーソナルコンピュータのモニタ画面、テレビ画面、携帯電話の画面など様々な形態のものが使用できる。
さらに、前記実施の形態では、広告主を電気メーカ、建材メーカ、住宅メーカというカテゴリーに分類したが、これに限定されるものではなく、エネルギー消費量の増減に影響を与える設備、資材又は構造物に関する業務をおこなう事業者であれば上記カテゴリーの表現に限定されるものではない。
また、前記実施の形態では、分類情報の指定をカテゴリー表示領域23でその都度、指定できる形態で説明したが、これに限定されるものではなく、初期設定画面で設定できるようにしたり、ユーザーが見ている情報に応じて変化するようにしたりすることができる。例えば、ユーザーがエアコンの電気消費量をチェックしているときにはエアコンを販売する広告主の広告が表示され、ガス消費量をチェックしているときにはガス給湯機やコンロを販売する広告主の広告が表示され、水消費量をチェックしているときにはトイレや洗濯機を販売する広告主の広告が表示されるようにすることができる。
また、対象住宅Hの計測値Mに基づいてエネルギー消費パターンの分析をおこない、エネルギー消費量が多くなる原因が特定されたときには、それを改善するための設備等を販売する広告主の広告が表示されるようにすることもできる。例えば、住宅Hの断熱性能が低いと分析された場合は、高断熱住宅を建築したり断熱リフォームをおこなったりする住宅メーカの広告を表示するようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態では、計測値Mと予測値Pとを第1表示領域21に並べて表示したが、これに限定されるものではなく、計測値Mを表示した第1表示領域21とは表示モニタ2の別の領域に予測値Pを表示してもよい。
また、前記実施の形態では、通信部33、制御部30、属性データベース31及び計測値データベース32のすべてを備えた広告表示サーバ3について説明したが、これに限定されるものではなく、属性データ記憶手段や計測データ記憶手段などが広告表示サーバ3と一体に設けられていない構成であってもよい。
また、前記実施の形態では、分電盤計測装置12を分電盤120に接続する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、計測機能を一体に備えた分電盤を使用したり、分電盤120位置での計測を省略したりすることもできる。
1 計測器(エネルギー消費量計測手段)
11 計測センサ(エネルギー消費量計測手段)
12 分電盤計測装置(エネルギー消費量計測手段)
14 ガス・水道計測装置(エネルギー消費量計測手段)
2 表示モニタ(表示手段)
21 第1表示領域
22 第2表示領域
3 広告表示サーバ
41 エネルギー消費量表示処理部
42 広告主データベース(広告主記憶手段)
43 広告表示処理部
44 予測処理部
45 予測表示処理部
46 カテゴリー選択処理部
31 属性データベース(属性データ記憶手段)
32 計測値データベース(計測データ記憶手段)
7A−7E エネルギー負荷設備(設備)
H 対象住宅(対象建物)
H1−H3 住宅(建物)
M 計測値
P 予測値

Claims (10)

  1. 建物におけるエネルギー消費量を表示する表示手段に広告を表示させる広告表示サーバであって、
    処理対象となる対象建物に設置された設備のエネルギー消費量の計測値を前記表示手段の第1表示領域に表示させるエネルギー消費量表示処理部と、
    前記エネルギー消費量の増減に影響を与える設備、資材又は構造物に関する業務をおこなう広告主の広告情報が記憶された広告主記憶手段と、
    前記広告主記憶手段から抽出された前記広告情報に基づいて前記表示手段の第2表示領域に広告を表示させる広告表示処理部と、
    前記広告が選択されたときにその広告情報の設備、資材又は構造物を前記対象建物に適用した場合のエネルギー消費量の予測値を演算する予測処理部と、
    前記予測値を前記計測値と比較可能にして前記表示手段に表示させる予測表示処理部とを備えたことを特徴とする広告表示サーバ。
  2. 前記予測表示処理部による表示は、前記第1表示領域におこなわれることを特徴とする請求項1に記載の広告表示サーバ。
  3. 前記エネルギー消費量の計測値と予測値を、エネルギーの料金に換算して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の広告表示サーバ。
  4. 前記広告主記憶手段には、広告主の分類情報が記憶されており、前記広告表示処理部は指定された分類情報に適合する広告主の広告情報を前記広告主記憶手段から抽出して前記第2表示領域に広告を表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の広告表示サーバ。
  5. 前記第2表示領域に表示させる広告の広告主の分類情報を指定させるカテゴリー選択表示を前記表示手段に表示させるカテゴリー選択処理部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の広告表示サーバ。
  6. 前記第2表示領域には、複数の広告が表示されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の広告表示サーバ。
  7. 前記広告の選択は複数の広告に対しておこなうことができ、前記予測処理部では、複数の広告が選択されたときにそれらの広告情報の設備、資材又は構造物のすべてを前記対象建物に適用した場合のエネルギー消費量の予測値を演算することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の広告表示サーバ。
  8. 前記エネルギー消費量の増減に影響を与える設備、資材又は構造物には、電気設備、電気自動車、蓄電装置、ガス設備、水関係設備、窓材、壁材又は住宅の少なくとも一つが含まれていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の広告表示サーバ。
  9. 複数の建物の属性情報が記憶される属性データ記憶手段と、それぞれの建物のエネルギー消費量の計測値を前記属性情報と関連付けて記憶させる計測データ記憶手段とに接続されるとともに、
    前記予測処理部では、前記選択された広告の広告主が扱う設備、資材又は構造物を前記対象建物に適用したときの属性情報と同一又は類似する属性情報の建物を前記属性データ記憶手段から抽出し、抽出された建物の計測値を前記計測データ記憶手段から抽出してその計測値に基づいて予測値の演算をおこなうことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の広告表示サーバ。
  10. 建物におけるエネルギー消費量を表示する表示手段に広告を表示させる広告表示システムであって、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の広告表示サーバと、
    前記対象建物に設置された設備のエネルギー消費量を計測するエネルギー消費量計測手段と、
    前記対象建物のエネルギー消費量の計測値を記憶させる計測データ記憶手段と、
    前記第1表示領域と前記第2表示領域を有する前記対象建物に設けられる表示手段とを備えたことを特徴とする広告表示システム。
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