JP2005030095A - ドア装置 - Google Patents

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Hiroyuki Yokotachi
裕之 横田地
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Abstract

【課題】 回転ドアの占有面積を拡張することなく幅広の開口通路を形成することができるドア装置を提供する。
【解決手段】 平行する内壁面を備えた一対の壁部3a,3bを有し両内壁面の間に通路7,8が形成されている区画ブース3と、この区画ブース3内に設けられ通路の屋内側、屋外側出入口が連通することを阻止した状態で回転する回転体と、この回転体を駆動する駆動手段が備えられたドア装置1において、区画ブース3は、壁部3a,3bの通路方向両端部からそれぞれ通路幅方向に延設された袖部3c,3d,3e,3fを出入口7,8の左右両側に配置しており、袖部3c〜3fは通路方向端部を中心として回転することにより、壁部3a,3bの内壁面と重なる状態で折り畳まれるように構成されているドア装置1である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、建物の出入口に設置される風除効果を備えたドア装置に関するものである。
従来より、密閉性に優れたドア装置として図5(a)に示す回転ドア50が使用されている。この回転ドア50は、壁51と壁52の間に形成された開口部にドア部53が設けられており、このドア部53は、回転自在に垂直方向に支持された中心軸54と、この中心軸54から放射状に取り付けられた複数枚の扉55とから主として構成され、一方向に回転するようになっている。
一方、壁51,52の開口部側端部には図5(b)に示すように、回転ドア50の運転時に各扉55の外周端によって描かれる円軌道に沿って円筒壁56,57が立設されている。
この種の回転ドア50は、災害時の通行量を増やす目的で、或いは長尺の荷物を通過させることができるように、各扉55および円筒壁56,57を折り畳むことができるように構成されたものがある。
例えば図6(a)に示すように、円筒壁57についてはヒンジ部57a′を支点として片側の円筒部57a(または57b)を矢印J方向に開くことによって折り畳まれ、各扉55については同図(b)に示すように、オートヒンジによって平行な状態に折り畳まれるものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。それにより、広幅の通路KおよびLが形成される。
特開平3−267490号公報(第(3)−(4)頁、第5図および第6図)
しかしながら、従来の回転ドア50では、円筒部56a,56b(または57a,57b)を外側に開いて折り畳むように構成されているため、その円筒部56a,56bが回転する範囲については空きスペースとして確保しておく必要があり、また、各扉55についても通行方向に沿って突出した状態で折り畳まれるため、回転ドア50の占有面積が広くなってしまうという問題があった。
また、円筒壁56の外側が通路として利用されている場合には、円筒部56a,56bが開くことによって通路が塞がれるという問題もある。
本発明は以上のような従来の回転ドアにおける課題を考慮してなされたものであり、回転ドアの占有面積を拡張することなく幅広の開口通路を形成することができるドア装置を提供するものである。
本発明は、平行する内壁面を備えた一対の壁部を有し両内壁面の間に通路が形成されている区画ブースと、この区画ブース内に設けられ通路の屋内側、屋外側出入口が連通することを阻止した状態で回転する回転体と、この回転体を駆動する駆動手段が備えられたドア装置において、区画ブースは、壁部の通路方向両端部からそれぞれ通路幅方向に延設された袖部を出入口の左右両側に配置しており、袖部は通路方向端部を中心として回転することにより、壁部の内壁面と重なる状態で折り畳まれるように構成されているドア装置である。
本発明に従えば、袖部が壁部の内壁面と重なるようにして折り畳まれるため、区画ブースを外側に展開することなく、開口通路を形成することができる。
本発明において、上記回転体は、区画ブースに設けられた回転軸を中心として回転する回転パネル部と、この回転パネル部の両端部に設けられ出入口を開閉する一対の扉パネル部とを有し、各扉パネル部は回転パネル部の端部を中心として回転することにより、回転パネル部のパネル面と重なる状態で折り畳まれるように構成されているドア装置である。
本発明に従えば、袖部は壁部の内壁面と重なった状態で折り畳まれ、扉パネル部は回転パネル部のパネル面と重なった状態で折り畳まれるため、区画ブース設置面積の範囲内で袖部と扉パネル部との双方がコンパクトに折り畳まれ、開口通路を形成することができる。
本発明において、袖部を折り畳み方向に自動的に移動させる、例えばオートヒンジ等の付勢手段を設けることができる。
また、通路幅方向に延設する状態で袖部をドア装置のフレームに係止させる袖部保持手段と、この袖部保持手段による係止を解除する解除手段とを設けることができる。ドア装置が上記付勢手段を有する場合、この解除手段によって係止を解除すると、袖部が自動的に壁部の内壁面と重なった状態で折り畳まれる。
また、扉パネル部を折り畳み方向に自動的に移動させる第二の付勢手段を設けることができる。この第二の付勢手段は、例えば上記オートヒンジで構成することができる。
また、出入口を閉じる状態で扉パネル部をドア装置のフレームに係止させる扉パネル部保持手段と、この扉パネル部保持手段による係止を解除する第二の解除手段とを設けることができる。ドア装置が上記第二の付勢手段を有する場合、この第二の解除手段によって係止を解除すると、扉パネル部が自動的に区画ブースの内側に向けて折り畳まれる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、袖部が壁部の内壁面と重なるようにして折り畳まれるため、区画ブースを外側に展開することなく、開口通路を形成することができる。
袖部に加えて扉パネル部を折り畳むように構成した本発明によれば、袖部は壁部の内壁面と重なった状態で折り畳まれ、扉パネル部は回転パネル部のパネル面と重なった状態で折り畳まれるため、区画ブース設置面積の範囲内で袖部と扉パネル部との双方がコンパクトに折り畳まれ、開口通路を形成することができる。
ドア装置に付勢手段と解除手段を備えた本発明によれば、解除手段によって係止を解除すると、袖部が自動的に壁部の内壁面と重なった状態で折り畳まれる。
ドア装置に第二の付勢手段と第二の解除手段を備えた本発明によれば、第二の解除手段によって係止を解除すると、扉パネル部が自動的に区画ブースの内側に向けて折り畳まれる。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るドア装置の一実施形態を示したものである。
同図において、ドア装置1は、回転体としての可動パネル2と、その可動パネル2を収納する区画ブース3とを備えている。
可動パネル2は、回転軸R.Aを中心として所定の回転角度θ(180°以下)の範囲内で時計回りに、或いは反時計回りに交互に回転し、揺動するようになっている。
上記可動パネル2の上部には、円弧状に形成された一対の上側外周フレーム2aと、これらの上側外周フレーム2a,2aの中央部を互いに接続する上側接続フレーム2bとが備えられ、全体として平面から見てH状に組まれている。
可動パネル2の下部には、同じく円弧状に形成された一対の下側外周フレーム2cと、これらの下側外周フレーム2c,2cの中央部を互いに接続する下側接続フレーム2dとが備えられ、H状に組まれている。
上側接続フレーム2bおよび下側接続フレーム2dには、回転軸R.A上に上側ピン2b′および下側ピン2d′がそれぞれ反対向きに突設されている。
上側および下側外周フレーム2a,2cは、左右両側に配置された2本の柱フレーム2eと接続されて窓枠状に形成されており、その窓枠内に、円弧状に成形されたガラスパネル4a′,4b′が嵌め込まれている。
このガラスパネル4a′およびそれを囲んでいるフレームを総称して扉パネル部4aと呼ぶ。また、ガラスパネル4b′とフレームとを総称して扉パネル部4bと呼ぶ。
また、上側および下側接続フレーム2b,2bに挟まれた状態で平板からなるガラスパネル5が嵌め込まれている。
このガラスパネル5およびそれを囲んでいるフレームを総称して回転パネル部5aと呼ぶ。
なお、柱フレーム2eの回転方向各縁部には、戸挟み防止のための帯状のゴムスイッチ6が貼着されている。
一方、区画ブース3は上記可動パネル2を収容することができる箱構造に構成されており、Y方向に対向する位置に屋外出入口7と屋内出入口8がそれぞれ設けられている。この屋外出入口7の開口幅は、後述する袖部パネル部3cおよび3dの各戸先の間隔と対応している。
この区画ブース3は、通行方向(通路方向)と平行に配置される一対の側壁パネル(壁部)3a,3bと、これらの側壁パネル3a,3bのY方向両端からそれぞれX方向(通路幅方向)に延設される袖部パネル(袖部)3c〜3fとを有している。なお、上記側壁パネル3a,3bおよび袖部パネル3c〜3fにはガラスパネルが嵌め込まれている。また、図中、9,9は建物の外壁を示している。
図2は、上記可動パネル2を揺動動作させる駆動装置(駆動手段)を示したものである。
同図において、10は区画ブース3上方に組まれたフレームであり、このフレーム10は、四角状に組まれた枠部10aと、その枠部10aの中心を横断する主梁部10bと、枠部10aと主梁部10bとを接続する複数の補強梁部10cとから構成されている。
主梁部10bの中心には可動パネル2の上側ピン2b′を支持するための軸受10dが設けられている。なお、下側ピン2d′についてはフロアに埋設した軸受(図示しない)によって支持するものとする。
11は補強梁部10cに半円状に固定されたガイドプレートであり、このガイドプレート11から内側に向けてブラケット11aが多数突設されており、各ブラケット11aの先端にガイドローラ11bが備えられている。
これらのガイドローラ11bはエンドレスの歯付きベルト12を半円状にガイドするためのものであり、その歯付きベルト12の一方はモータ13の駆動プーリ13aを周回しており、他方はモータ13と反対側のフレームに固定された従動プーリ14を周回するようになっている。
また、歯付きベルト12の略中央部分にはクランプ15が取り付けられ、このクランプ15は、可動パネル2の上側外周フレーム2aと接続されている。
したがって、モータ13を一定量正逆回転させると、歯付きベルト12が矢印B方向または矢印C方向に移動し、この歯付きベルト12に対しクランプ15を介して固定されている可動パネル2は、出入口の中心E.Cを中心として左側または右側に交互に回転する。このようにして可動パネル2が揺動することによって出入口7,8が開閉される。
なお、図中LおよびLはそれぞれセンサ16および17の検知領域を示しており、このドア装置1の出入口7(または8)に接近した通行者を検知したときにコントーラ18に対して検知信号を与え、この検知信号を受けたコントローラ18は上記モータ13を制御して可動パネル2を揺動動作させるようになっている。
図3は、図1に示したドア装置1を正面から見たものである。
同図において、袖部パネル3cは、上框部30、下框部31、右柱部32および左柱部33によって窓枠状に形成されたフレーム枠34を有し、左柱部33の上下両端にはピン35a,35bが上下反対向きに突設されており、ピン35aは天蓋19に設けられた軸受部19aによって、また、ピン35bはフロアに埋設した軸受部20によってそれぞれ軸支されている。
上記左柱部33の下部にはオートヒンジ(付勢手段)21が内蔵されている。
このオートヒンジ21は、ヒンジのナックルの中にスプリングを仕掛けたものからなり、袖部パネル3eを支持した状態でその袖部パネル3eを自動的に閉じる(紙面奥行き方向に回転させる)ようになっている。
一方、右柱部32にはグレモン錠(袖部保持手段)が内蔵されている。このグレモン錠は、右柱部32の上部および下部に上ロックピン22aおよび下ロックピン22bを有しており、各ロックピン22aおよび22bはグレモン錠本体に内蔵されているラック・ピニオン機構を介して連動するようになっている。詳しくは、上ロックピン22aは通常、図示しない圧縮コイルスプリングの付勢力によって右柱部32の上端から突出し、下ロックピン22bは右柱部32の下端から突出し、それぞれ天蓋19に設けられた上ロック孔22a′およびフロアに設けられた下ロック孔22b′に係止されているが、解除レバー(解除手段)23が押し下げられて解除操作されると、上ロックピン22aは降下する一方で下ロックピン22bは上昇し、上下のロックピン22a,22bは同時にロック解除される。
ロックが解除された袖部パネル3cは、上記オートヒンジ21のスプリングによって付勢力が作用しているため、垂直軸Dを中心として紙面奥行き方向に90°回転し、側壁パネル3aの内壁と重なった状態で折り畳まれる。
袖部パネル3cと左右対称に配置されている袖部パネル3dについても、上記したオートヒンジ21、解除レバー(図示しない)23が備えられており、解除レバー23を解除操作すると、垂直軸Eを中心として紙面奥行き方向に90°回転し、側壁パネル3bの内壁と重なった状態で折り畳まれる。
また、屋内側の袖部パネル3eおよび3fは基本的に上記袖部パネル3dおよび3cと同じ構成であり、袖部パネル3eは側壁パネル3bの内壁と重なった状態で、袖部パネル3fは側壁パネル3aの内壁と重なった状態でそれぞれ折り畳まれる。
次に、扉パネル部の構成について説明する。
扉パネル部4a,4bは、回転パネル部5aのY方向端部5cを境として左右両側に配置されており、扉パネル部4bにおける左柱部40の下部にはオートヒンジ(第二の付勢手段)41が内蔵されている。
また、右柱部42の上部には、上向き扉パネル部4bの上縁から突出するようにスプリングで付勢され、解除レバー(第二の解除手段)45を下向きに解除操作した場合に降下するロックピン(扉パネル部保持手段)46が設けられている。このロックピン46は、上側外周フレーム2aに設けられたロック孔2a′に係止されるようになっている。
上記扉パネル部4bは、垂直軸Fを中心して紙面奥行き方向に90°回転し、回転パネル部5aにおけるガラスパネル5の右側面に沿った状態で折り畳まれるようになっている。
また、扉パネル部4aも基本的に上記扉パネル部4bと同じ構成であり、左柱部47に備えられた解除レバー45を解除操作すると、右柱部48に内蔵されたオートヒンジ41によって側壁パネル部5aにおけるガラスパネル5の左側面に沿った状態で折り畳まれるようになっている。
したがって、解除レバー45,45をそれぞれ解除操作すると、扉パネル部4aおよび4bは側壁パネル部5aの両側に折り畳まれることになる。
なお、屋内側の扉パネル部4c,4dについても屋外側の扉パネル部4a,4bと同じ構成からなりガラスパネル5の両側に折り畳まれるようになっている。
次に、上記構成を有するドア装置1の動作について図4を参照しながら説明する。なお、説明に際しては屋外(図面上側)から屋内(図面下側)に通行者が移動する場合を例に取り説明する。
図4(a)はドア装置1の待機状態を示しており、扉パネル部4a,4bによって出入口が閉鎖されている。
次に、通行者Pがドア装置1に接近すると、図2に示した入口側センサ16によって検知される。検知信号を受けたコントローラ18は、モータ13を正転させて歯付きベルト12を矢印B方向に移動させ、扉パネル部4a,4bを図4(b)に示す一方の揺動限界まで回転させる。
なお、扉パネル部4a,4bの揺動範囲は予めコントローラ18の内部メモリに記憶されているものとし、例えば回転角に応じたパルス信号をモータ13に与えることによって、または回転角に応じてモータ23の駆動をタイマ制御することによって揺動限界まで回転させるものとする。
図4(b)に示すように、出入口が開かれると、通行者Pは区画ブース3内に入ることができる。このとき、回転パネル部5aは区画ブース3を屋内外で遮断している。
次に、扉パネル部4a,4bが揺動限界まで回転してから、一定時間経過後、コントローラ18はモータ13を逆転させ、回転パネル部5aを反転、すなわち、矢印B方向と反対方向に回転させる。
このとき、出入口7が徐々に閉じられる。そして回転パネル部5aが二点鎖線で示す5a′の位置に変位すると、通行者Pは出入口8から通り抜けることができる。
このようにして反転パネル部5aが反転するタイミングに合わせて通行者Pは区画ブース3の一方から入り、他方に抜けることができる。
次に、緊急時或いは長尺物を通すためにドア装置1の通路を開放する場合について説明する。
扉パネル部4a,4b,4c,4dに設けられている各解除レバー45を解除操作すると、ロックピン46が上側外周フレーム2aから抜ける。扉パネル部4a〜4dにはオートヒンジ41が内蔵されているため、ロックピン46が外れた扉パネル部4a〜4dは図4(c)に示すように、矢印H方向に90°回転し、回転パネル部5aの両側側面に沿った状態で折り畳まれる。
一方、袖部パネル3c〜3dについても同様に、解除レバー23を解除操作すると、ロックピン22aがロック孔22a′から、また、ロックピン22bがロック孔22b′からそれぞれ抜ける。
ロックピン22a,22bが外れた袖部パネル3c〜3dは矢印I方向に90°回転し、袖パネル部3d,3eは側壁パネル3bの内壁に、袖部パネル3c,3fは側壁パネル3aの内壁に沿った状態で折り畳まれる。
その結果、ドア装置1は区画ブース3の全幅にわたって開放することができ、十分な通行量を確保することができるようになる。しかも、袖部パネル3c〜3dはすべて区画ブース3の内側に向けて折り畳まれ、また、扉パネル部4a〜4dについても区画ブース3の内側に向けて折り畳まれるため、区画ブース3の設置面積の範囲内から突出することがなく、折り畳み用のスペースを確保する必要がない。
なお、上記実施形態では扉パネル部4a〜4dのすべてを折り畳むように構成したが、これに限らず、開口通路が片側だけで足りる場合には、片側の扉パネル部、例えば4bと4dのみ折り畳むように構成することもできる。それにより、製作コストを抑制することができる。
また、上記実施形態では回転パネル部5aが時計方向と反時計方向に交互に回転するように構成したが、一方向に連続して回転する回転ドアであってもよい。
ただし、この場合、回転パネル部5aが図4(c)に示したように側壁パネル3aと平行な位置で停止するとは限らないため、扉パネル部4a〜4dのすべてを折り畳めるようにするか、或いは、片側だけ折り畳む構成とする場合は、袖部パネル3dと折り畳まれる扉パネル部4bが対応するように回転パネル5aを停止させる必要がある。
また、上記実施形態では袖パネル部3c〜3dおよび扉パネル部4a〜4dのロックを解除する解除レバーをすべてドア装置1の内側に配設している。この構成では、解除レバーを操作するには例えば扉パネル部4aを外側から手動で押して出入口7を開かせ、ドア装置1内に入ることになる。回転パネル部5aを回転させずに開口通路を開放するようにするには、例えば、屋内側の袖パネル部3eかまたは3fのいずれか一方に設ける解除レバーを、屋内側に設ければよい。
また、上記実施形態ではロックピン22a,22b、及びロックピン46の係止を手動で解除するように構成したが、これに限らず、電磁ソレノイドを通電制御することによってロックピンを進退させロックまたはロック解除を行うように構成することもできる。
本発明に係るドア装置の実施形態を示す斜視図である。 図1に示すドア装置の駆動機構を示した平面図である。 図1に示すドア装置の正面図である。 図1に示すドア装置の動作を説明する説明図である。 (a)は従来の回転ドアの構成を示す斜視図、(b)はその平面図である。 (a)および(b)は従来の回転ドアの通路開放手順を説明する説明図である。
符号の説明
1 ドア装置
2 可動パネル
3 区画ブース
3c〜3d 袖部パネル
3a,3b 側壁パネル
4a〜4d 扉パネル部
5a 回転パネル部
6 ゴムスイッチ
7 屋外出入口
8 屋内出入口
9 外壁

Claims (6)

  1. 平行する内壁面を備えた一対の壁部を有し両内壁面の間に通路が形成されている区画ブースと、この区画ブース内に設けられ上記通路の屋内側、屋外側出入口が連通することを阻止した状態で回転する回転体と、この回転体を駆動する駆動手段が備えられたドア装置において、
    上記区画ブースは、上記壁部の通路方向両端部からそれぞれ通路幅方向に延設された袖部を上記出入口の左右両側に配置しており、上記袖部は上記通路方向端部を中心として回転することにより、上記壁部の内壁面と重なる状態で折り畳まれるように構成されていることを特徴とするドア装置。
  2. 上記回転体は、上記区画ブースに設けられた回転軸を中心として回転する回転パネル部と、この回転パネル部の両端部に設けられ上記出入口を開閉する一対の扉パネル部とを有し、各扉パネル部は上記回転パネル部の端部を中心として回転することにより、上記回転パネル部のパネル面と重なる状態で折り畳まれるように構成されている請求項1記載のドア装置。
  3. 上記袖部を折り畳み方向に自動的に移動させる付勢手段が備えられている請求項1または2記載のドア装置。
  4. 上記袖部を通路幅方向に延設する状態で上記ドア装置のフレームに係止させる袖部保持手段と、この袖部保持手段による係止を解除する解除手段が備えられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア装置。
  5. 上記扉パネル部を折り畳み方向に自動的に移動させる第二の付勢手段が備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載のドア装置。
  6. 上記扉パネル部を上記出入口を閉じた状態で上記ドア装置のフレームに係止させる扉パネル部保持手段と、この扉パネル部保持手段による係止を解除する第二の解除手段が備えられている請求項1〜5のいずれか1項に記載のドア装置。
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