JP2005028982A - 車載用表示装置 - Google Patents

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英明 高澤
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Abstract

【課題】車輌の情報の表示を高い目線で目視でき、しかも走行中の前方視野を広く確保できるようにする。
【解決手段】車載用表示装置10に設けられた可動ベース15は、画面16aが搭乗者に向く第1の姿勢IIと、画面16aがフロントガラス4に対面する第2の姿勢IIとの間で切り換えられる。第2の姿勢IIのときに、画面16aの表示がフロントガラス4で反射されて反射表示50が得られる。よってフロントガラス4を通して反射表示50と前方風景の双方を見ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車などに搭載されて、カーナビゲーションシステムの情報や、その他の情報を表示できる車載用表示装置に係り、特に、前記表示を走行中に見やすくした車載用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用の表示装置は、カーナビゲーションシステムによる案内表示、自動車内の音響設備の設定状態の表示、室内の温度や湿度の表示などの使用されている。
【0003】
従来の車載用表示装置に設けられている表示手段は、以下の特許文献1や特許文献2に記載のように、自動車内の運転席と助手席の前方においてインストルメントパネルの上面に設けられている。そして、画面が搭乗者に向けられるように固定されて設置され、または、前記インストルメントパネルの上面において収納姿勢から上方へ回動して画面が搭乗者に向けられるように設置される。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−9291号公報
【特許文献2】
特開平10−38593号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、表示手段が車室内の前方において画面が搭乗者に向けられて設置されていると、運転者が画面の表示を確認するときに目線を前方視野から外して斜め下に向けなくてはならない。また、画面の位置を高くすると、運転者の前方の視野を表示手段が遮ることになる。
【0006】
さらに、インストルメントパネルには、前記表示手段の他に、音響コントロール装置や空調コントロール装置などが配置されているが、前記表示手段の画面と前記各コントロール装置の全てを、互いに干渉することなく配置するのは設計上困難である。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、表示手段の表示内容が見やすく、しかも運転者の前方視野が遮られるのを防止できる車載用表示装置を提供することを目的としている。
【0008】
さらに、本発明は、表示手段の画面の向きを、そのときの走行状況に応じて最適な状態に設定できる車載用表示装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の車載用表示装置は、可動ベースと、前記可動ベースに搭載された表示手段と、前記可動ベースの姿勢を変化させる姿勢変換手段とが設けられ、前記姿勢変換手段によって、前記可動ベースが、前記表示手段の画面が搭乗者に向けられる第1の姿勢と、前記画面がフロントガラスに対向する前記第2の姿勢との間で移動させられることを特徴とするものである。
【0010】
また、前記可動ベースが前記第2の姿勢のときに、前記画面の表示内容が前記フロントガラスに反射させられて、フロントガラスの反射表示が搭乗者に向けられるものである。
【0011】
前記車載用表示装置では、前記可動ベースが前記第2の姿勢になると、画面の表示がフロントガラスに反射するために、運転者が表示を見るための視線を比較的高くできる。またフロントガラスの反射表示を運転者の前方視野内に重ねることも可能であり、走行中の前方視野を実質的に狭めることも防止できる。
【0012】
本発明では、前記可動ベースが前記第1の姿勢のときに、前記画面に詳細な表示が可能とされ、前記第2の姿勢のときに、前記詳細な表示よりも簡易的な表示が可能となるように制御される。
【0013】
また、車輌の走行速度を検出する速度検出手段が設けられており、前記可動ベースが前記第2の姿勢のときに、前記走行速度が所定速度以下では、前記画面で詳細な表示が可能とされ、前記走行速度が前記所定速度を越えたときに前記画面が前記詳細な説明よりも簡易的な表示に切り換えられるものとすることが可能である。
【0014】
前記のように、画面表示がフロントガラスで反射されるときは、画面の表示を簡易化し、あるいは高速走行の際に表示を簡易化することにより、フロントガラスに反射された表示は、必要最小限の情報のみとなり、運転の安全性を高めることができる。
【0015】
また本発明では、車輌の走行速度を検出する速度検出手段が設けられており、前記走行速度が所定速度以下のときに、前記可動ベースが前記第1の姿勢に設定され、前記走行速度が所定速度を越えたときに、前記可動ベースが前記第2の姿勢に設定されることも可能である。
【0016】
このように、構成すると、高速時にフロントガラスの反射表示となるため、高速時に、運転者の視線を高くして表示を見ることができる、走行の安全性を確保しやすい。
【0017】
また本発明は、外光の光量を検出する光量センサーが設けられており、前記光量センサーにより検出された光量が所定値よりも低いときに、前記第2の姿勢での表示が可能となり、または車輌のライト切り換えスイッチが設けられており、前記ライトを点灯したときに、前記第2の姿勢での表示が可能となるものであってもよい。
【0018】
このように、フロントガラスの反射を利用した表示を、夜間などの車外が暗いときに優先して行わせることもできる。
【0019】
また、車輌はバック走行へ切り換えるギヤと、車輌の後方の画像を撮像するバックカメラを有しており、前記可動ベースが第2の姿勢のときに、前記ギヤがバック走行に切り換えられると、可動ベースが第1の姿勢に移行して、前記画面に前記後方の画像が映し出されるものとしてもよい。
【0020】
また、前記姿勢変換手段は、前記可動ベースの基部を前後に移動させる前後駆動機構と、前記前後の移動に連動させて可動ベースを回動させる回動駆動機構とを有しているものとして構成できる。
【0021】
さらに本発明は、前記表示手段の非使用時に、前記姿勢変換手段により、前記可動ベースが前記画面を前記フロントガラスと反射側に向けた収納姿勢に設定することも可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態の車載用表示装置が、自動車のインストルメントパネルに設置された状態を示す斜視図、図2ないし図5は、前記車載用表示装置を図1のA矢視方向から見た側面図であり、図2は表示手段の画面が下向きで収納された収納姿勢、図3は表示手段が前記収納姿勢から立ち上がる状態、図4は画面が搭乗者に向けられた第1の姿勢、図5は画面がフロントガラスに対向する第2の姿勢を示している。図6ないし図8は車載用表示装置の斜視図であり、図6は前記収納姿勢、図7は前記第1の姿勢、図8は前記第2の姿勢を示している。
【0023】
図1は自動車の車内の前方部分を示している。インストルメントパネル(あるいはダッシュボード)の上面である設置面1に、凹部5が形成されており、この凹部5内に車載用表示装置10が設置されている。インストルメントパネルの対面部2には各種メータ表示部、音響コントロール装置、空調コントロール装置などが配置されている。また、前記対面部2の側方にはステアリング3が設けられている。
【0024】
前記設置面1の前方から後方に向けてフロントガラス4が斜めに立ち上がっている。この車載用表示装置10は、画面が上向きの第2の姿勢(図5および図8)になると、画面がフロントガラス4に対向し、その表示内容がフロントガラス4で反射して、その反射表示が運転者および搭乗車者に目視可能となる。
【0025】
図2に示すように、車載用表示装置10は金属製の筐体11を有しており、インストルメントパネルの設置面1に形成された前記凹部5内に前記筐体11が埋設されている。図2に示すように、筐体11はほとんど前記凹部5の内部に埋設され、筐体11の上端部が前記設置面1とほぼ同一面となるように設置される。
【0026】
図7に示すように、筐体11の一方の側板12には前後方向に延びる案内溝12aが形成され、他方の側板13にも前後方向に延びる案内溝13aが形成されている。前記案内溝12aと案内溝13aは、前記筐体11の車輌進行方向の前方に向く前端11aから進行方向の後方に向く後端11bに向けて、側板12、13の上辺12b,13bとほぼ平行に形成されている。案内溝12aと案内溝13aは、前後方向において同じ長さであり、且つ筐体11において同じ高さ位置で互いに平行に対向している。
【0027】
前記側板12と側板13との間には、可動ベース15が設けられている。この可動ベース15は正面から見て長方形で且つ一定の厚みを有している。前記可動ベース15は、前記筐体11に支持される基部15dと、筐体11に対して自由状態である上端15cとを有している。可動ベース15では、上端15c側に偏った位置に表示手段16が埋設されている。この表示手段16は液晶表示装置、プラズマ表示装置、有機EL表示装置などであり、特にこの表示手段16が液晶表示装置の場合には、画面16aの表示を明るくするためのバックライトなどの発光手段を有している。前記画面16aは、可動ベース15の前面15aに現れており、可動ベース15の背面15bには画面が現れていない。
【0028】
前記可動ベース15の基部15dでは、可動ベース15の一方の側面15eから他方の側面15fに貫通する摺動軸17が設けられており、前記可動ベース15に対して摺動軸17は回動自在である。摺動軸17の一端は前記案内溝12aに摺動自在に案内され、他端は前記案内溝13aに摺動自在に案内されている。
【0029】
図2と図7に示すように、一方の側板12の内面には前記案内溝12aと平行なラック部材20が設けられ、他方の側板13の内面に、前記案内溝13aと平行なラック部材21が設けられている。
【0030】
可動ベース15の側面15eの外側では、前記摺動軸17にピニオン歯車18が固定されて、このピニオン歯車18がラック部材20のラック歯と噛み合っており、側面15fの外側でも、摺動軸17にピニオン歯車(図示せず)が固定され、このピニオン歯車がラック部材21のラック歯と噛み合っている。
【0031】
図2に示すように、可動ベース15の基部15d内には、前後駆動機構の一部を構成する第1の駆動モータM1が内蔵されている。この第1の駆動モータM1の動力が減速されて前記摺動軸17に伝達されている。前記第1の駆動モータM1により摺動軸17を介して前記ピニオン歯車18が回転駆動されると、ピニオン歯車がラック部材20とラック部材21とを転動して、前記摺動軸17が案内溝12a,13aに沿って前後に移動させられる。
【0032】
このように、本実施の形態では、第1の駆動モータM1と、摺動軸17およびピニオン歯車18、さらにはラック部材20,21により、可動ベース15を前後方向へ移動させる前後駆動機構が構成されている。
【0033】
図2と図7に示すように、側板12の外側には軸24が固定され、この軸24に回転体25が回転自在に支持されている。この回転体25は、外周の全周に歯が形成された大径歯車である。筐体11の内部には、第2の駆動モータM2が設けられている。この第2の駆動モータM2の動力が減速歯車26a,26bなどを介して前記回転体25に伝達される。
【0034】
前記回転体25には、第1のリンク31が設けられている。この第1のリンク31には長手方向に長穴31aが形成されて、この長穴31aが前記軸24に摺動自在に外挿されている。また、前記第1のリンク31には一対の凸部32,32が設けられて、この凸部32,32が、前記回転体25に形成された溝25a,25aに摺動自在に挿通されている。よって、前記第1のリンク31は回転体25と一緒に回動でき、且つ第1のリンク31は、回転体25に対して自身の長手方向へ摺動自在である。
【0035】
前記可動ベース15の側面15eには、第2のリンク34が軸33を介して回動自在に取付けられており、前記第2のリンク34と第1のリンク31は連結軸35によって回動自在に連結されている。前記第2の駆動モータM2、回転体25、減速歯車26a,26bおよび第1のリンク31と第2のリンク34によって可動ベース15を回動させるための回動駆動機構が構成されている。
【0036】
図2と図6では、摺動軸17が筐体11の前端11a側に移動し、回転体25と第1のリンク31は時計方向へ回動している。このとき、可動ベース15は、画面16aを有する前面15aがフロントガラス4と反対側の筐体11の底部に向けられ、背面15bが上方へ向けられている。そして、可動ベース15は、筐体11の底面とほぼ平行で、可動ベース15は、筐体11およびインストルメントパネルの設置面1の表面からの突出寸法が最小となる収納姿勢IIIとなっている。この収納姿勢IIIにおいて、可動ベース15の背面15bを設置面1の表面と面一にするようにしてもよい。
【0037】
図2の状態から、回転体35と第1のリンク31が反時計方向へ回動させられて、これと同時にまたは若干遅れて摺動軸17が駆動されてピニオン歯車18がラック部材20を転動し、摺動軸17が筐体11の後端11bに向って移動すると、図3から図4および図7に示すように、可動ベース15は基部15dが後方へ移動しながら、上端15cが立ち上がっていく。その結果、可動ベース15の前面15aに設けられた画面16aが車内の運転者などの搭乗者に向けられるように立ち上がって、第1の姿勢Iとなる。この第1の姿勢Iでは、回転体25および第1のリンク31の回動角度、および摺動軸17の前後の移動位置を制御することにより、画面16aの立ち上り停止時の角度を任意に設定でき、また調節することが可能である。
【0038】
図4および図7の状態から、さらに回転体25と第1のリンク31が反時計方向へ回動し、摺動軸17が筐体11の後端11bに向けて移動させられると、図5および図8に示すように、可動ベース15の前面15aが上向きの第2の姿勢IIとなり、画面16aが上向きとなってフロントガラス4に対向する。
【0039】
この第2の姿勢IIでは、可動ベース15の前面15aが、筐体11の底面とほぼ平行であり、図2に示した収納姿勢IIIと同様に、可動ベース15の筐体11および設置面1からの上方への突出高さは最小となる。このときも、可動ベース15の前面15aと設置面1とが面一になるようにすることもできる。このように、可動ベース15が第2の姿勢IIおよび収納姿勢IIIとなっているときは、インストルメントパネルの設置面1から車両用表示装置10が上方へ大きく突出することがないため、車両搭乗者の前方視野が妨げられることがない。
【0040】
なお、図5および図8に示す姿勢から、可動ベース15がさらに反時計方向へ回動し、画面16aがフロントガラス4に対面した状態で、フロントガラス4に向って基部15d側が立ち上がった姿勢で停止できるように構成してもよい。これは、回転体25と第1のリンク31を、図5よりもさらに反時計方向へ回動できるようにし、また摺動軸17を後方においてさらに上方へ移動できるように構成することで実現できる。
【0041】
すなわち、この車載用表示装置10は、可動ベース15の側面15e,15fに回動軸33を有し、可動ベース15の基部15dが前記回動軸33よりも前後に移動することにより、可動ベース15の角度が自由に変化できるようになっており、この角度の変化に伴って前記回動軸33を昇降させる機構、すなわちリンク31,34が設けられているものである。その結果、可動ベース15が180度の範囲で反転できるようになっている。
【0042】
図10は、前記車載用表示装置10に設けられている制御回路を示す回路ブロック図である。
【0043】
41は主制御部であり、CPUおよびメモリなどで構成されている。前記表示手段16の表示状態は前記主制御部41で制御される。また、前記第1の駆動モータM1で駆動される前後駆動機構と、前記第2の駆動モータM2で駆動される回動駆動機構とで姿勢変換手段42が構成されており、この姿勢変換手段42の前記2つの駆動モータM1,M2も前記主制御部41で制御される。
【0044】
また、自動車には、外光の光量を検出する光量センサ43、ライト切換スイッチ44、自動車の車速を検出する速度検出部45およびギヤ切換検出部46が設けられており、これらの検出情報は、前記主制御部41に与えられる。また、インストルメントパネルまたは車載用表示装置10に設けられた操作部47からの操作信号が前記主制御部41に与えられる。
【0045】
この車載用表示装置10は、使用しないときに、図2および図6に示す収納姿勢IIIとされている。可動ベース15の姿勢は、図10に示す操作部47を操作することにより、あるいは自動車のイグニションキーのON操作により設定される。前記操作により姿勢変換手段42を構成する駆動モータM1,M2が駆動制御されると、可動ベース15を図4および図7に示す第1の姿勢Iと、図5および図8に示す第2の姿勢IIに設定できる。
【0046】
前記第1の姿勢Iでは、可動ベース15に設けられた表示手段16の画面16aが車内の搭乗者に向けられ、搭乗者が画面16aを直接に目視できる。前記第2の姿勢IIでは、図1、図5、図8に示すように、上向きの画面16aがフロントガラス4に対向する。この姿勢では、画面16aの表示がフロントガラス4に反射される。図1ではフロントガラス4に反射された反射表示を符号50で示している。
【0047】
前記フロントガラス4に特殊処理をしなくても、表示手段16の画面16aの発光光度を高くしておけば、昼夜を問わず前記反射表示50を、搭乗者が目視で確認することが可能である。ただし、前記反射表示50を明瞭にするためには、前記フロントガラス4の前記画面16aと対面する部分に半反射膜を蒸着などで形成しておくことが好ましい。さらに好ましくは、フィルム状の半反射膜を、フロントガラス4の前記画面16aに対面する部分に貼り付けておくことが好ましい。
【0048】
また、前記半反射膜は屈折率が方向性(異方性)を有するものであって、運転席と助手席に着座している搭乗者の目線方向において反射光度が高くなる指向性を有するものであってもよい。このように半反射膜を使用すると、反射表示50を明確に目視でき、しかも反射表示50の領域で走行方向前方の外部景色を重ねて目視できるため、走行に必要な前方視野を十分に確保できる。
【0049】
また図10に示す主制御部41の制御方法として、可動ベース15が第1の姿勢Iであって、画面16aが搭乗者に向けられているときの表示と、第2の姿勢IIであって、画面16aがフロントガラス4に向けられているときの表示とで、画像の上下および左右を反転させる反転設定機能を有している。すなわち、第1の姿勢Iでの画面表示と、反射表示50とで、画像の上下と左右、および文字、数字などが同じ向きで且つ同じ状態で表示できるようになっている。
【0050】
また、前記主制御部41は、第1の姿勢Iでの画面16aの表示、および反射表示50を、詳細表示と簡易表示とに切り換えることが可能とされている。この切り換えは操作部47を用いた外部操作によって、第1の姿勢Iと第2の姿勢IIの双方において、随時行なえるようにしてもよいし、次のように自動設定できるように、あるいは詳細表示を規制できるように構成してもよい。
【0051】
例えば、第1の姿勢Iで画面16aに詳細表示しているときに、可動ベース15が第2の姿勢IIに移行して反射表示50に切り換えられたときに主制御部41によって自動的に簡易表示に切り換えられる。または、可動ベース15が第1の姿勢Iのときに、操作部47に対して第2の姿勢IIへの切り換え操作を行ったときに、主制御部41では、この操作信号を得たときに自動的に簡易表示に切り換える。あるいは、可動ベース15が第2の姿勢IIとされて反射表示50が得られているときに、速度検出部45からの車速検出信号を参照し、車輌が停車しているとき、あるいは所定速度以下、例えば時速20km以下の低速走行であるときに前記反射表示50での詳細表示を可能とし、走行速度が前記設定速度(20km/h)を超えたことが検出されたときに、主制御部41により自動的に簡易表示に切り換えられてもよい。
【0052】
また、前記第2の姿勢IIのとき、あるいは前記設定速度を超えているときに、反射表示50が簡易表示を行っている場合に、操作部47に対して詳細表示への切り換え操作が行なわれたときには、詳細表示を可能としてもよいし、またはこのときに、詳細表示への切り換え操作を無視しまたは無効にして詳細表示が行われないように規制してもよい。
【0053】
さらに、車輌が停車または前記設定速度以下で低速走行しているときには、可動ベース15が第1の姿勢Iとなって詳細表示が行われ、この状態から車輌が発進または加速して前記設定速度を超えたときに、主制御部41によって自動的に可動ベース15が第2の姿勢IIとされて簡易表示に切り換えられ、逆に車輌が高速走行から減速して低速または停車状態となったときに、可動ベース15が第2の姿勢IIから第1の姿勢Iに切り換えられて詳細な表示となるようにしてもよい。
【0054】
ここで、詳細表示とは、カーナビゲーション表示のときの、地図の表示、前記地図と車輌誘導経路の表示、渋滞情報の詳細表示、時計表示、目標地点までの到達予想時間の詳細表示、ビーコンから得られた各種情報の詳細表示などである。カーナビゲーション表示での簡易表示は、交差点表示や道路分岐点での車輌進行方向の拡大指示のみ、渋滞情報の簡易表示、渋滞情報などが得られたときの迂回経路での交差点または分岐路の拡大表示、目標地点までの到達距離および時間を大数字などで明確に示す表示などである。
【0055】
いずれにせよ、簡易表示は、詳細表示の一部を省略したり、または一部を目視しやすいように拡大表示することを意味しており、前記の例示に限定されるものではない。
【0056】
また、前記簡易表示において、走行速度を大きな数字で表示してもよい。またカーナビゲーション表示以外の表示においても、詳細表示では、車内の温度・湿度表示やオーディオ設定表示を行い、簡易表示では必要項目のみを拡大表示してもよい。さらに簡易表示において拡大表示したい項目のみを予め操作部47から入力設定できるようにしてもよい。
【0057】
さらに、前記反射表示50は、昼間などの外光が明るいときには車内から目視しずらく、夜間では目視しやすい。よって、前記光量センサー43により検出された車外の光量が所定値よりも低いときに、前記第2の姿勢IIでの反射表示が可能となるように制御し、車外の光量が所定値よりも高いときには可動ベース15を第1の姿勢Iとして反射表示50が行われないように規制してもよい。また、車輌のライト切り換えスイッチ44が切り換えられてライトが点灯されたときにのみ、前記第2の姿勢IIでの反射表示50が可能とされてもよい。すなわち外光が明るいときには、反射表示50が行われないように規制されるように構成できる。
【0058】
さらにフロントガラス4に、反射効率の良い半反射膜が設けられている場合において、昼間のように車外が明るいときでも反射表示50が車内で明確に目視できる場合には、逆に夜間やトンネル走行などにおいて車外が暗いときには、反射表示50が走行中の前方視野を妨げるおそれがある。この場合には、前記光量センサー43によって、車外が暗くなったと検出されたとき、またはライト切り換えスイッチ44においてライトが点灯されたときに、第2の姿勢IIで反射表示50が行われないように規制してもよい。
【0059】
また、第2の姿勢IIで反射表示50が得られているときに、車輌走行の安全のために明瞭な表示や詳細な表示が必要とされたときには、可動ベース15が自動的に第1の姿勢Iとなるように切り換えられて、走行上必要な表示や詳細表示を行えるようにしてもよい。
【0060】
例えば、前記第2の姿勢IIのときに、前記ギヤがバック走行に切り換えられたことがギヤ切り換え検出部46で検出されたときには、可動ベース15が第1の姿勢Iに自動的に移行し、車輌の後部に設けられたバックカメラによって撮像された後方の画像が画面16aに映し出されるようにしてもよい。
【0061】
または、地震や災害などの緊急情報が得られたときに、第2の姿勢IIの可動ベース15が第1の姿勢Iに自動的に切り換えられて、各種緊急情報が詳細表示されてもよい。
【0062】
図9は本発明の第2の実施の形態の車載用表示装置100が、自動車のインストルメントパネルの設置面1に設置された状態を示している。
【0063】
この車載用表示装置100では、表示手段16の画面16aを有する可動ベース15が、ラックなどから構成されているガイド部51において、矢印52に沿って移動するように設置されている。可動ベース15が車室内に向けて移動すると、画面16aが搭乗者に向けられる第1の姿勢Iとなり、可動ベース15が前方へ移動すると、画面16aがフロントガラス4に対面する第2の姿勢IIとなる。
【0064】
前記可動ベース15は、第1の姿勢Iと第2の姿勢IIとの間で、動力により移動できるものであってもよいし、あるいは手動で切り換えるものであってもよい。
【0065】
また、第2の姿勢IIでの表示を拡大してフロントガラス4に照射するためのレンズ等の拡大手段を設けることも可能である。
【0066】
【発明の効果】
以上のように本発明では、車輌搭乗者の前方視野を妨げることなく、見やすい表示を実現できる。また表示内容を必要に応じて切り換えることができ、常に安全走行に適した表示を得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の表示装置が車内に設置された状態を示す斜視図、
【図2】車載用表示装置を図1のA方向から見た側面図であり、収納姿勢を示す、
【図3】車載用表示装置を図1のA方向から見た側面図であり、可動ベースが立ち上がる状態を示す、
【図4】車載用表示装置を図1のA方向から見た側面図であり、第1の姿勢を示す、
【図5】車載用表示装置を図1のA方向から見た側面図であり、第2の姿勢を示す、
【図6】車載用表示装置の収納姿勢を示す斜視図、
【図7】車載用表示装置の第1の姿勢を示す斜視図、
【図8】車載用表示装置の第2の姿勢を示す斜視図、
【図9】本発明の第2の実施の形態の表示装置が車内に設置された状態を示す斜視図、
【図10】車載用表示装置の回路構成を示すブロック図、
【符号の説明】
1 インストルメントパネルの設置面
4 フロントガラス
10 車載用表示装置
11 筐体
15 可動ベース
16 表示手段
16a 画面
17 摺動軸
18 ピニオン歯車
20,21 ラック部材
41 主制御部
42 姿勢変換手段
43 光量センサー
44 ライト切り換えスイッチ
45 速度検出部
46 ギヤ切り換え検出部
M1 前後駆動機構の駆動モータ
M2 回動駆動機構の駆動モータ

Claims (10)

  1. 可動ベースと、前記可動ベースに搭載された表示手段と、前記可動ベースの姿勢を変化させる姿勢変換手段とが設けられ、前記姿勢変換手段によって、前記可動ベースが、前記表示手段の画面が搭乗者に向けられる第1の姿勢と、前記画面がフロントガラスに対向する前記第2の姿勢との間で移動させられることを特徴とする車載用表示装置。
  2. 前記可動ベースが前記第2の姿勢のときに、前記画面の表示内容が前記フロントガラスに反射させられて、フロントガラスの反射表示が搭乗者に向けられる請求項1記載の車載用表示装置。
  3. 前記可動ベースが、前記第1の姿勢のときに、前記画面に詳細な表示が可能とされ、前記第2の姿勢のときに、前記詳細な表示よりも簡易的な表示が可能となる請求項1または2記載の車載用表示装置。
  4. 車輌の走行速度を検出する速度検出手段が設けられており、前記可動ベースが前記第2の姿勢のときに、前記走行速度が所定速度以下では、前記画面で詳細な表示が可能とされ、前記走行速度が前記所定速度を越えたときに前記画面が前記詳細な説明よりも簡易的な表示に切り換えられる請求項1または2記載の車載用表示装置。
  5. 車輌の走行速度を検出する速度検出手段が設けられており、前記走行速度が所定速度以下のときに、前記可動ベースが前記第1の姿勢に設定され、前記走行速度が所定速度を越えたときに、前記可動ベースが前記第2の姿勢に設定される請求項1ないし4のいずれかに記載の車載用表示装置。
  6. 外光の光量を検出する光量センサーが設けられており、前記光量センサーにより検出された光量が所定値よりも低いときに、前記第2の姿勢での表示が可能となる請求項1ないし5のいずれかに記載の車載用表示装置。
  7. 車輌のライト切り換えスイッチが設けられており、前記ライトを点灯したときに、前記第2の姿勢での表示が可能となる請求項1ないし5のいずれかに記載の車載用表示装置。
  8. 車輌はバック走行へ切り換えるギヤと、車輌の後方の画像を撮像するバックカメラを有しており、前記可動ベースが前記第2の姿勢のときに、前記ギヤがバック走行に切り換えられると、前記可動ベースが前記第1の姿勢に移行して、前記画面に前記後方の画像が映し出される請求項1ないし7のいずれかに記載の車載用表示装置。
  9. 前記姿勢変換手段は、前記可動ベースの基部を前後に移動させる前後駆動機構と、前記前後の移動に連動させて前記可動ベースを回動させる回動駆動機構とを有している請求項1ないし8のいずれかに記載の車載用表示装置。
  10. 前記表示手段を使用しないときに、前記姿勢変換手段により、前記可動ベースが前記画面を前記フロントガラスと反射側に向けた収納姿勢に設定される請求項1ないし9のいずれかに記載の車載用表示装置。
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