JP2005028401A - マグネシウム合金の加圧注入成形法及び金属製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マグネシウム合金の溶体を固相を含む半溶融体に冷却し、その半溶融体を冷却して固相が粒状に結晶化した固体材料となす。その固体材料を成形機により半溶融にして金型に加圧注入する。上記固体材料の初晶の割合を55〜65%とする。その固体材料を選択された加熱温度により固液共存状態に半溶融にして、主たる固相の大きさが50〜250μm、固相率30〜70%のセミソリッドとなす。そのセミソリッド状態を保持してノズルから金型に加圧注入し、初晶の割合が20〜50%の金属製品に成形する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、予めマグネシウム合金を粒状に結晶化した固体を成形材料として用い、その固体材料を固液共存状態に溶融して加圧注入手段により金属製品となす成形法と、その金属製品とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の半溶融成形用金属の製造では、合金溶湯を断熱容器内に固液共存状態に所要時間保持して、微細な球状の初晶を多数発生させ、それを所定の液相率でダイキャストマシンの金型内で加圧成形して成形品を得ている(例えば、特許文献1参照)。
またマグネシウム合金による金属製品の成形では、チクソトロピーを潜在的に保持する固体材料を半溶融状態に加熱し、それをインジェクション装置により金型に供給している(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−10893号(第3−5頁、図9)。
【特許文献2】
特開2001−252759号公報(第6−7頁、図1)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1には、合金溶湯を融点よりも低い温度に保持した傾斜冷却用治具に注いで流下させ、断熱容器内において液相線温度以下でかつ共晶温度あるいは固相線温度より高い温度の状態に5秒〜60分間保持することにより、液相率20〜90%、好ましくは30〜70%で、成形品をダイキャストマシンにより加圧成形することが記載されている。
【0005】
また特許文献2には、溶融マグネシウム合金を冷却傾斜板を流下させて半溶融状態に冷却し、さらに均一な球状結晶を有する金属スラリーとなるまで貯留槽に貯留したのち、急冷により固体化してチクソトロピー性状を潜在的に保持する金属素材となし、その金属素材をインジェクション装置によりチクソトロピー性状を呈する半溶融マグネシウム合金に溶融して金型に供給することが記載されている。
【0006】
上記特許文献1に記載の従来技術では、合金溶湯を半溶融状態に冷却してから、断熱容器内において好ましい液相率になるまで保持しなければならないため、材料の溶解から成形品の加圧成形まで時間を要し、時間の短縮には多数の断熱容器とその移送手段とが必要となる。また成形温度近くまで冷却降温してから成形機に移送し、直ちに成形を行うことになるので、成形機によっては採用し難い課題を有する。
【0007】
特許文献2に記載の従来技術でも、半溶融状態の金属スラリーの固相率が高くなって、チクソトロピー性状を潜在的に保持するまでには、それなりの時間を要することに変わりはないが、急冷固化して得た金属素材を、成形機により半溶融状態に再溶融し、チクソトロピー性状を有する状態で金型に加圧注入するまでの成形を短時間で済ますことができ、また金属素材の成形機への供給も容易で、連続成形も可能など成形機に対する適応性を有する。
【0008】
しかし、特許文献2では固液共存する温度領域で晶出した金属スラリーの結晶が、均一な球状結晶となる温度条件と保持時間の設定が難しく、また成形に好ましい固相率の維持にも課題を有する。これについて本発明者等は研究を重ねた結果、結晶が均一な球状結晶とならなくとも、固体材料の粒状に結晶化した初晶の割合が或る範囲内であれば、その初晶が固液共存状態において球状化した固相となると共に、主たる固相が50μm以上の粒度で成形に好ましい固相率となり、また保持時間が30分以内であれば設定条件を変更することなく金型に加圧注入して、初晶の分布状態が極めて良好な多数個のマグネシウム合金の金属製品を成形することができることを見い出したのである。
【0009】
したがって、この発明の目的は、予め粒状に結晶化した固体材料を、固液共存状態でチクソトロピー性状を有する半溶融体(以下これをセミソリッドという)に溶融し、そのセミソリッドを金型に加圧注入するマグネシウム合金の成形法において、セミソリッドの固相の粒径及び固相率を成形に好ましい状態となして、良好な金属組織の金属製品を安定成形することができる新たな加圧注入法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的によるこの発明は、マグネシウム合金の溶体を固相を含む半溶融体に冷却し、その半溶融体を冷却して固相が粒状に結晶化した固体材料となし、その固体材料を成形機により半溶融にして金型に加圧注入するにあたり、上記固体材料の初晶の割合を55〜65%とし、その固体材料を選択された加熱温度により固液共存状態に半溶融にして、主たる固相の大きさが50〜250μm、固相率30〜70%のセミソリッドとなし、そのセミソリッド状態を保持してノズルから金型に加圧注入し、初晶の割合が20〜50%の金属製品に成形する、というものである。
【0011】
また上記セミソリッド状態に保持する加熱設定温度は、固体材料の溶融からセミソリッドの加圧注入までの時間によって、セミソリッドの温度よりも5〜15℃高く設定してなるというものであり、セミソリッドを、直径8〜15mmのノズルから、厚み1mm以下のゲートを経て金型に加圧注入する、というものでもある。
【0012】
この発明の金属製品は、上記マグネシウム合金の加圧注入成形法により成形した金属製品であって、主たる初晶が球状で直径10μm以上の金属組織からなるというものであり、また肉厚0.4〜1.5mm、好ましくは0.6〜1.0mmからなる、というものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
各図において、図(A)は金属顕微鏡により撮影した金属組織写真、図(B)は写真の一部を画像処理により白黒に2価化した図で、固相の粒径及び固相率又は初晶の割合はその白と黒のドット数から算出したものである。
【0014】
図1は、この発明が固体材料として用いるマグネシウム合金(AZ91D)の金属組織を示すものである。この粒状の結晶組織の固体材料は、マグネシウム合金を液相線温度以上の温度で加熱溶融し、その溶体を冷却(例えば60℃)した傾斜板を流下させて、固相線温度以上、液相線温度以下の固相と液相とが共存する温度(以下固液共存温度という)まで冷却して固相を発生させ、その固相の割合が固体材料の初晶aとして55〜65%になるまで、固液共存温度により温度保持を所要時間行ったのち、固相線温度以下に冷却して製造したものからなる。1例を挙げれば、605℃の溶体を595℃(液相線温度)に対して5°〜25℃低い温度に冷却し、その温度範囲で1分間の保持を行い、しかるのち、固相線温度以下に急冷したものである。
【0015】
上記固体材料の使用形態としては、丸棒、インゴットなどの固形物、さらにはチップ、ペレット等の粒状の固形物の何れでもよく、そこに用いられる金属成形機の構造によって材料形態は任意に選択される。また金属成形機としてはプラスチックの成形に用いられている周知のインラインスクリュ式射出成形機、プランジャ式射出成形機、プリプラ式射出成形機等と同様な構造からなる金属成形機、ダイキャストマシン等、シリンダ内に供給されたセミソリッドを、ノズルからゲートを経て金型に加圧注入できる成形機であれば、その何れをも採用することができる。
【0016】
上記固体材料による金属製品の成形は、先ず固体材料を選択された溶融温度により固液共存状態のセミソリッドに溶融する。次にセミソリッドの温度を液相線温度以下、固相線温度以上の温度に保って固液共存状態を保持し、ノズルからゲートを経て金型に加圧注入する。
【0017】
上記溶融工程において、固体材料の金属組織では、固相線温度以上の温度となると共晶bが溶融して、セミソリッドの液相b′となり、その液相b′に初晶aが固相a′となって分散する。また初晶aも加熱の影響を受け易い角などが溶融して球状化した固相a′となる。
【0018】
この固相a′の大きさとセミソリッドの固相率は、固体材料の溶融温度及びセミソリッドの保持温度と時間とにより、主たる固相の粒径は50〜250μm、固相率は25〜75%と差は生ずるが、その範囲の大きさの固相a′(最も好ましく50〜100μm、平均粒径80μm)と、固相率(好ましくは30〜70%)であれば、チクソトロピー性状(粘性流体性状)が保持されて金型への加圧注入を支障なく行うことができる。
【0019】
図2は、図1に示す初晶aの割合が61%、粒径50〜100μmの固体材料が、570℃で溶融したときに生じたセミソリッドを、保持時間なしで急冷した固体の金属組織である。この固体材料の溶融前の初晶aは溶融により100〜200μmの固相a′となり固相率も64%に増している。またセミソリッドを溶融時の温度570℃を30分間保持して急冷した固体の金属組織でも、図3に示すように、固相a′の時間経過による極端な肥大化は少なく、全般的に成長はしているが主たる固相a′は150〜250μmの大きさで、固相率も69%に増している程度である。
【0020】
図4は、固体材料が590℃で溶融して生じたセミソリッドを急冷した固体の金属組織で、固相a′の大きさは大小様々ではあるが100〜200μmの範囲にあり、固相率は48%となっている。このセミソリッドを温度590℃で30分間保持して急冷した固体の金属組織では、図5に示すように、固相率が65%と著しく増す反面、固相a′の大きさでは50〜250μmと溶融前よりも粒径が小さくなるものもある。これは保持温度が液相線温度(595℃)に近いために、熱影響を受け易い小さな固相が部分的に溶融することによって小径化したものと推測される。
【0021】
上記温度570℃と590℃のセミソリッドは、その何れも固体材料との比較において、その殆どの固相a′が球状化し、大きさ及び固相率も増す。また溶融時の固相率は590℃が48%、570℃は64%で、温度が高い方が溶融部分が多くなるので固相率は低い。しかし、30分間保持の固相率は何れも70%を超えず、固相a′の大きさも50〜200μmの範囲に収まっている。これはセミソリッドが固液共存状態を保っていれば、少なくとも30分を経過するまでは同一設定条件で、セミソリッドをチクソトロピー性状を有する状態で金型に加圧注入できることを意味する。
【0022】
またセミソリッド状態に保持する加熱設定温度は、固体材料の溶融からセミソリッドの加圧注入までの時間によって、セミソリッドの温度よりも5〜15℃ほど高く設定することができる。要は加圧注入まで固液共存状態が保持され、それによりチクソトロピー性状が生じる状態にあればよいと言うことである。
【0023】
これに対し、固相率が25%以下の低いセミソリッドでは、固液共存状態にあっても液相の割合が多すぎて流動性が増し、適度なチクソトロピー性状とはなり難く、加圧注入に必要な材料抵抗の不足から成形が不安定となり、良好な金属製品の成形が行えなくなる。反対に固相率が75%よりも高いセミソリッドでは、液相の介在によるチクソトロピー性状が失われ、ノズルから金型への加圧注入が極めて困難となる。しかし、セミソリッドの固相率が30〜70%の範囲では、上限と下限とではそれなりの差はあるが、チクソトロピー性状で加圧注入を容易に行うことができる。
【0024】
セミソリッドの金型への加圧注入は、直径8〜15mmのノズルと、厚み1mm以下のゲートを用いて行うのが好ましい。このノズル直径とゲート厚みであれば、その制限されたノズル及びゲートを通過する際にセミソリッドがせん断を受け易くなり、これにより固相a′が細分化されて、金属製品における初晶a″の分布に偏りが少ない金属組織とすることができる。
【0025】
図6〜図9は、溶融部の保温温度を、セミソリッドの温度よりも5℃ほど高く設定して、セミソリッドを580℃から595℃まで、5℃の温度差を設けて温度保持(25分間)し、それを直径8mmのノズルから厚み0.5mmのゲートを通して、金型に加圧注入して成形した金属製品の組織図である。この各図の金属製品の成形に用いられたセミソリッドの組織は、図では省略しているが、主な固相の大きさは50μm以上であった。
【0026】
上記セミソリッドにより成形された金属製品では、組織図からも明らかなように、主たる初晶a″の大きさは10μm以上で球状化しており、分布状態も全般的に共晶b″に均一に分散している。また金属製品の初晶a″の割合は590℃のセミソリッドまで46%から50%に増してゆくが、液相線温度とされる595℃のセミソリッドによる金属製品の初晶a″は、溶融とせん断とによって微細化され、全体の粒径が小さくなってる。しかし、主たる初晶a″は10μm以上であり、その割合も28%を維持している。
【0027】
このように初晶a″の割合が20〜50%で、主たる初晶a″の大きさが10μm以上のマグネシウム金属製品では、620℃以上の完全溶融した溶体により成形したマグネシウム金属製品との比較において、製品厚さ0.8mmの試験片で、伸び60%、硬さ20%、引張強さ30%等の増加という効果を奏し、プレスや切削等の機械加工が容易なものとなる。また溶体を固液共存温度に冷却してスクリュ回転により攪拌せん断し、これを金型に加圧注入するチクソ成形法による金属製品よりも初晶の分布が均一で、一段と強度が優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る加圧注入成形法に用いるマグネシウム合金(AZ91D)の金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【図2】固液共存状態(570℃)のセミソリッドの金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【図3】同上のセミソリッドを固液共存状態で30分間保持した後の金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【図4】固液共存状態(590℃)のセミソリッドの金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【図5】同上のセミソリッドを固液共存状態で30分間保持した後の金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【図6】固液共存状態(580℃)のセミソリッドにより成形した金属製品の金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【図7】固液共存状態(585℃)のセミソリッドにより成形した金属製品の金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【図8】固液共存状態(590℃)のセミソリッドにより成形した金属製品の金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【図9】固液共存状態(595℃)のセミソリッドにより成形した金属製品の金属顕微鏡写真による組織図(A)と、写真を画像処理により白黒に2価化した図(B)である。
【符号の説明】
a 固体材料における初晶
a′ セミソリッドにおける固相
a″ 金属製品における初晶
b 固体材料における共晶
b′ セミソリッドにおける液相
b″ 金属製品における共晶
Claims (5)
- マグネシウム合金の溶体を固相を含む半溶融体に冷却し、その半溶融体を冷却して固相が粒状に結晶化した固体材料となし、その固体材料を成形機により半溶融にして金型に加圧注入するにあたり、
上記固体材料の初晶の割合を55〜65%とし、その固体材料を選択された加熱温度により固液共存状態に半溶融にして、主たる固相の大きさが50〜250μm、固相率30〜70%のセミソリッドとなし、そのセミソリッドの状態を保持してノズルから金型に加圧注入し、初晶の割合が20〜50%の金属製品に成形することを特徴とするマグネシウム合金の加圧注入成形法。 - 上記セミソリッド状態に保持する加熱設定温度は、固体材料の溶融からセミソリッドの加圧注入までの時間によって、セミソリッドの温度よりも5〜15℃高く設定してなることを特徴とする請求項1記載のマグネシウム合金の加圧注入成形法。
- 上記セミソリッドを、直径8〜15mmのノズルから、厚み1mm以下のゲートを経て金型に加圧注入することを特徴とする請求項1記載のマグネシウム合金の加圧注入成形法。
- 上記請求項1〜3に記載のいずれかのマグネシウム合金の加圧注入成形法により成形した金属製品であって、主たる初晶が球状で直径10μm以上の金属組織からなることを特徴とするマグネシウム合金の金属製品。
- 上記金属製品は、肉厚0.4〜1.5mm、好ましくは0.6〜1.0mmからなることを特徴とする請求項4記載のマグネシウム合金の金属製品。
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