JP2005027125A - 画像処理装置 - Google Patents

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亮乃輔 宮崎
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Abstract

【課題】画像情報を簡単な操作で適切な送信手段を用いて送信先に配信できる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置のオペレータはユーザαを選択し、スタートキーを押す。次に、優先順位第1の送信先の接続の有無を調べ、接続されていれば第1の送信先に画像データを送信する。接続されていない場合は、優先順位第2の送信先の接続の有無を調べる。接続されていれば、第2の送信先に画像データを送信する。次に、第1の送信先を変更して第2の送信先に画像データを送信した旨をユーザαに通知するか否かを選択する。通知する場合は、一定時間置きに第1の送信先が接続されたかどうかを調べ、接続されたら送信先変更を第1の送信先に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ画像等の画像情報を他の機器に配信する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像形成装置のスキャナで読み取った画像情報を他のサーバ等の機器に送信する画像配信システムが知られている。現状のスキャナ画像の配信システムでは、複数の送信手段(E−Mail、配信サーバetc.)の1つを選んだ後、その送信手段について予め登録された宛先を表示して、送信先を選択する。この方法では、同じ相手に送る場合に登録する宛先情報をその送信手段ごとに登録しなければならない。
【0003】
このような操作の複雑さを解決するものとして、従来より例えば、宛先表に電子メールやデータベース等の送信先を登録し、前記宛先表から前記送信先を選択し、既に登録されている複数種類の送信先を1つに纏めて登録すると共に、登録された送信先の内の送信時に送信する宛先を1つ以上選択して登録するように制御することにより、個人宛に送信する度に送信先を入力する手間を省き、ユーザが送信先を簡単且つ効率的に設定することが可能な情報処理方法及び情報処理システム、即ち、ユーザとその送信先をセットで登録し、送信する際には、その送信先を指定することで送信手段を自動的に指定できるようにした情報処理システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、緊急なメッセージや重要なメッセージを含む電子メールが届いても、受信者が外出や出張等で一定期間受信できないという不都合を解消するメールサーバが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−358864号公報
【特許文献2】
特開2001−305551号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に示された技術では、ユーザと送信手段が1セットになっているので、同一ユーザが上記送信先とは異なる送信先を有する場合等では、再度、その送信先を再選択しなければならなくなり、操作が煩雑になるという問題があった。
また、特許文献2に記載された技術では、メッセージを確実に受信者に伝えることはできるが、上記の問題を解決することはできない。
【0006】
本発明は上記の問題を解決するためのもので、画像情報を配信する際、簡単な操作で適切な送信手段を用いて送信先に確実に配信することができる画像処理装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明による画像処理装置は、画像情報をネットワークを介して他の機器に送出するための複数の画像送出手段と、送出先のユーザとそのユーザに対して使用される1つ以上の画像送出手段とが対応して登録され、その際、前記1つ以上の画像送出手段が優先順位を付けて登録されるユーザ登録手段と、ユーザ登録手段からユーザを選択するユーザ選択手段と、選択されたユーザに対する優先順位の高い第1の画像送出手段による画像情報の送出が可能か否かを検出し、送出不可のとき次の優先順位の第2の画像送出手段に切り替えて画像情報を送出する制御を行う制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図2は本発明の実施の形態による画像処理装置としての画像形成装置1000を用いた画像配信システムを示すブロック図である。
画像形成装置1000は、その出力する画像情報をイーサネット(登録商標)1100を通じて、配信サーバ200、クライアントPC300、FTPサーバ400、クライアントPC500、SMTPサーバ600、クライアントPC700に対して送出配信する。その際、送出する相手の機器に応じてSMTP、SMB、FTP等のプロトコルを用いる。また、配信サーバ200は、モデム800を介してファクス装置900に画像情報を送出する。
【0009】
また、画像形成装置1000は、ネットワーク接続された各機器の機械構成情報や動作状況、リモート出力コマンド等の制御コマンド、設定コマンドの送受信を行っている。
【0010】
図3は画像形成装置1000の機械的な構成を示すものである。
図3において、自動原稿送り装置(以後ADF)1にある原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、図4の操作部30上のプリントキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。一枚の原稿の給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。給送された原稿は読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。また、原稿セット検知7が原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合は、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26によって駆動される。
【0011】
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザー光によって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニッシャ100に排出される。
【0012】
後処理装置のフィニッシャ100は、本体の排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へ導くことができる。切り替え板101を上に切り替えることで、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙することができる。また、切り替え板101を下方向に切り替えることで、搬送ローラ105、107を経由してステープル台108に搬送することができる。ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ110に収納される。
【0013】
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは画像メモリによってソーティングされたコピー部ごとに前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0014】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪112を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は、再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えのための分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。このように転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。
【0015】
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13は、メインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14は、メインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
【0016】
図4は操作部30の構成を示す図である。
操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、スタートキー34、予熱キー35、リセットキー36、初期設定キー37、コピーキー38、コピーサーバキー39、スキャナキー87があり、液晶タッチパネル31には、機能キー、部数及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
【0017】
初期設定キー37を押すことで、機械の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能である。機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に設定したりすることが可能である。また、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等を選択すると、国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードへの移行時間を設定することが可能である。
【0018】
予熱キー35を押すと、機械は待機状態から電力低減状態に移行し、定着温度を低下させたり、操作部の表示を消灯する予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除し、待機状態に移行させるにはこの予熱キーを再度押下する。
コピーキー38の押下により、コピー機能の使用が可能である。
コピーサーバーキー39は、既存の蓄積画像データの編集(コピーモード設定、印刷、削除)を行うときに使用する。
【0019】
図5は操作部30の液晶タッチパネル31の表示例を示した図である。これはコピーキー38を押下した時に表示される。
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えばスタンプ印字)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0020】
図6はメインコントローラを中心に制御装置を示したものである。
メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作指令のやりとりを行っている。また紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
【0021】
次に図3に戻り、画像形成装置の原稿読み取りから画像の書き込みまでの構成及び動作を説明する。
読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。
【0022】
原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。書き込みユニット57から出力されるレーザ光が画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
【0023】
図7は画像処理ユニット(IPU)49の内部構成を示すブロック図である。露光ランプ51から照射された光の反射をCCDイメージセンサ54で光電変換し、A/Dコンバータ61でデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部63によりMTF補正、γ補正等がなされる。その後、セレクタ64によって、印字合成部71を介して入力した画像データを変倍回路77へ、あるいは画像メモリコントローラ65へ切り替えて供給される。変倍回路77を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、書き込みユニット57に送られる。
【0024】
一方、画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図6には特に明示していないが、IPU49には読み取りユニット50から入力される画像データ以外にもI/0ポート67を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から入力したデータも処理できるように、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有しているものとする。本実施の形態においては、I/0ポート67を介して画像形成装置をネットワーク接続しており、その通信手段には、インターネットの標準プロトコルとして普及されているTCP/IP通信プロトコルを用いるなどが考えられる。
【0025】
画像処理ユニット(IPU)49は、また画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取り部50書き込み部57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70、NV−RAM74を備えている。さらにCPU68は、画像メモリコントローラ65を介して画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。原稿画像で画像メモリコントローラー65へ送られた画像は、画像メモリコントローラ65内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。
【0026】
ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモリを大変多く使用する。画像圧縮を行うことで、限られた画像メモリを有効に利用できる。
また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合、画像を出力する際に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
【0027】
また、画像メモリの機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され、集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
【0028】
画像メモリ66の画像はCPU68からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリ66の内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、画像メモリコントローラー65のレジスタにデータを書き込むことで画像データの処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリ66に保持される。画像メモリ66は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して、画像データの入出力を同時に実行可能な構成をとっている。
【0029】
各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするために画像メモリコントローラ65とのインターフェースは、リード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
【0030】
書き込み、読み出しには、本体の作像やスキャナからの画像書き込みに対し処理速度の差を吸収するために、画像メモリ66に一旦記憶され処理される。また他の画像記憶装置からのデータを書き込みユニット57に送る際は、画像メモリ66に一旦記憶し、書き込みユニット57に送ることになる。このように画像を記憶する装置の画像メモリ66、HD75、スキャナ画像、書き込みユニットに送る画像の入出力は全て画像メモリコントローラー65によって画像パスを決められる。
【0031】
また、スキャナでの配信時には、電子メール送信を行う際の画像データのエンコード時に画像メモリ66に一旦記憶され処理される。このようにCPU68が画像データの入力、出力を決めることで、CPU68に接続された画像メモリコントローラ65が画像の流れを切り替えることが可能となる。
【0032】
ここで、図8を用いてセレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。
/FGATE信号は、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNC信号は、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)の画像データが送られてくる。
【0033】
本実施の形態では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は、主走査4800画素、副走査6800画素である。また、画像データは255に近いほど白画像になるものとする。
なお、印字機能は図7に示すように、印字合成部71によって画像メモリ66の後段で行い、転写紙毎に印字を付加する。
【0034】
図9は画像形成装置の各機能の構成を示すブロック図である。
原稿の読み取り開始や、読み取った原稿画像の送信先を指定する機能はスキャナアプリ85として存在する。スキャナアプリ85は、コピーアプリ83、コピーサーバアプリ84、プリンタアプリ86と同列で起動させ、それぞれが独立した動作をするものとする。共有資源である操作部、周辺機、画像形成装置、画像読み取り装置を制御する各コントローラ89、90、91、92及びメモリユニット93は、システムコントローラ88により調停される。各アプリ83〜86は、操作部30が提供する仮想画面にそれぞれの操作画面情報を書き込むことが可能である。操作部30はシステムコントローラ88から指示される操作部オーナーアプリの仮想画面の画面情報を実画面に展開する。また、メモリユニット93は、SCSIコントローラ95で制御され、各コントローラ89、90、91、92及びメモリユニット93に対する入出力は入出力制御部94で制御される。
【0035】
スキャナ画像配信を行う場合は、図4においてスキャナキー87を押下する。このとき液晶タッチパネル31は、図10のような表示になる。読み取り条件変更キー71はスキャナの読み取り条件を決定するためのキーで、このキーを押下すると図示しない読み取り条件変更画面が表示され、解像度、濃度などの読み取り条件の変更が可能となる。
また、その他の設定キー76の押下によりそれぞれ送信者名、件名/本文、ファイル形式の設定画面が表示され、それぞれ送信者名、件名/本文、ファイル形式の設定が可能となる。
【0036】
送信先のユーザを選択する領域72、73には、宛先として設定できるユーザの一覧が表示されている。各ユーザの送信先情報の変更や新規ユーザの設定は、宛先編集キー77を押下することで可能になる。宛先編集キー77を押下すると、図11のような画面が表示される。編集対象リスト78に並んでいるユーザから編集したいユーザを選択する(ここで、新規ユーザを設定する場合は「未設定」を選択する)。すると送信手段リスト79には、選択されたユーザが持つ送信手段(例えば、電子メール、プリンタ等)が表示される。アドレスは変更ボタン80を押下すると、図示しない編集画面が表示されアドレスを変更することができる。変更されたアドレスは送信手段リスト79に反映される。
【0037】
また、削除を押下すると、対応する送信手段を削除することができる。新規に送信手段を追加したい場合は、新規追加キー82を押下することで、図示しない追加画面によって新規追加が可能となる。追加された送信手段は送信手段リスト79に反映される。送信手段が増えると前へ/後へキーが表示され、スクロールすることで複数表示が可能となる。
【0038】
ここでは複数の送信手段を設定できるようにしているが、本実施の形態においては、これらの送信手段には優先順位が割り付けられ、先頭に登録された送信手段を優先順位の最も高い送信手段として、図10のユーザ選択領域72に表示される。
以上のユーザに関する送信先の設定情報は、図7のNV−RAM74に記憶されており、本体電源がOFFされても記憶し続ける。
【0039】
次に、本実施の形態による動作について図1のフローチャート1、2を用いて説明する。
本実施の形態においては、複数の送信手段に優先順位が付けられているが、複数の送信手段として、ここでは例として、優先順位第1位を電子メール(第1の送信先)、優先順位第2位を画像形成装置の本体からの印刷(第2の送信先)とする。あるいは第2の送信先として、この他に例えば宛先のプリンタからの印刷等も考えられる。
【0040】
まず、画像形成装置のオペレータは、図10のユーザα(例えば「鈴木 鈴子」)を選択した後、原稿台に原稿を置き、スタートキーを押下する(1−1)、(1−2)。次に、第1の送信先(図10の「 HYPERLINK ”mailto:suzuki@suzuki.com” suzuko@suzuki.com 」のメールサーバ)が接続されているかどうかをチェックし(1−3)、接続されていれば第1の送信先に画像データを送信する(1−4)。通信エラー等で第1の送信先が接続できない場合は、第2の送信先が接続されているかどうかをチェックする(1−5)。なお、ここで第2の送信先が図11のように「本体からの印刷」であれば、接続の有無をチェックする必要はない。
【0041】
第2の送信先が接続されていれば、第2の送信先に画像データを送信する(1−7)。第2の送信先が「本体からの印刷」であれば、画像形成装置本体のプリンタから画像を印刷出力する。この後、第1の送信先を変更して第2の送信先にデータを送信した旨を、ユーザαに通知するか否かを選択する図12に示す画面が表示される(1−7)。ここで「レポート送出する」が選択された場合は、送信先が変更されたことを記憶し(1−9)、その画面を閉じる。そして、送信先変更があったことを確認した後(2−1)、(2−2)、一定時間置きに第1の送信先が復帰して接続されたかどうかをチェックし(2−3)、接続されたら、第2の送信先に画像データが送信された旨を第1の送信先に送信する(2−4)。なお、送信先変更の通知は第2の送信先に送信してもよいが、ユーザαが優先順位第1位として最も希望している第1の送信先に送信する方が、ユーザαに確実に通知を伝えることができる。
【0042】
上述の実施の形態においては、スキャナで読み取った画像を配信する場合について述べたが、他の実施の形態として、スキャナ画像の他にも、画像形成装置1000の手持ちの画像、例えば、プリンタ画像、コピー画像等の種々の画像を配信するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、優先順位の高い第1の画像送出手段による画像情報送出が不可のとき、次の優先順位の第2の画像送出手段に自動的に切り替えて画像情報を送出するので、ユーザが最も希望する画像送出手段を用いて画像を配信することができ、また、それができない場合は、次の優先順位の第2の画像送出手段に切り替えて配信するので、ユーザに確実に画像を配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像処理装置としての画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図2】画像形成装置を用いた画像配信システムの構成図である。
【図3】画像形成装置の実施の形態を示す構成図である。
【図4】操作部の構成図である。
【図5】液晶タッチパネルの表示例を示す構成図である。
【図6】制御装置を示すブロック図である。
【図7】画像処理ユニットを示すブロック図である。
【図8】画像データと各信号との関係を示すタイミングチャートである。
【図9】画像形成装置の各機能の構成を示すブロック図である。
【図10】画像配信開始時の液晶タッチパネルの表示例を示す構成図である。
【図11】ユーザ指定後の液晶タッチパネルの表示例を示す構成図である。
【図12】送信先変更通知の指示を選択させる表示例を示す構成図である。
【符号の説明】
20 メインコントローラ
30 操作部
31 液晶タッチパネル
49 画像処理ユニット
50 読み取りユニット
72、73 ユーザ選択領域
74 NV−RAM
200 配信サーバ
300 クライアントPC
400 FTPサーバ
500 クライアントPC
600 SMTPサーバ
700 クライアントPC
1000 画像形成装置
1100 イーサネット(登録商標)

Claims (6)

  1. 画像情報をネットワークを介して他の機器に送出するための複数の画像送出手段と、
    送出先のユーザとそのユーザに対して使用される1つ以上の画像送出手段とが対応して登録され、その際、前記1つ以上の画像送出手段が優先順位を付けて登録されるユーザ登録手段と、
    ユーザ登録手段からユーザを選択するユーザ選択手段と、
    選択されたユーザに対する優先順位の高い第1の画像送出手段による画像情報の送出が可能か否かを検出し、送出不可のとき次の優先順位の第2の画像送出手段に切り替えて画像情報を送出する制御を行う制御手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2の画像送出手段により画像情報が送出された旨をユーザに通知することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記通知を第1の画像送出手段により送出することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記複数の画像送出手段は、画像情報を印刷して出力する印刷手段及び/又は電子メールを送信するメール送信手段を含むことを特徴とすることを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像処理装置。
  5. 前記通知を行うことを前記制御手段に指示する指示手段を設けたことを特徴とする請求項2、3又は4記載の画像処理装置。
  6. 原稿画像を読み取って画像情報を得る読取手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の画像処理装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007013633A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Canon Software Inc データ送信装置、データ送信方法及びデータ送信プログラム
JP2010004299A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc データ送信システム、画像処理装置及び同装置におけるデータ送信方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007013633A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Canon Software Inc データ送信装置、データ送信方法及びデータ送信プログラム
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