JP2005026410A - 半導体レーザ駆動装置 - Google Patents

半導体レーザ駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体レーザに供給する電流の立ち上がり及び立ち下がり時間を小さくすることができ、カレントミラー回路を形成するトランジスタのばらつきによる半導体レーザへの供給電流のばらつきを小さくすることができる半導体レーザ駆動装置を得る。
【解決手段】制御回路2によって、半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnの各スイッチSW1〜SWnに制御信号S1〜Snを対応させてそれぞれ出力し、該制御信号S1〜Snを用いて半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnの内、レーザダイオードLDに供給する電流量に応じた所定の半導体レーザ駆動回路を選択して作動させるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザダイオード等の半導体レーザを駆動する装置に関し、特に高速で電流変化し、幅広い制御電流のレンジを必要とするカレントミラー回路で形成される、例えば、光ディスク読み書き用の半導体レーザ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来の半導体レーザ駆動装置の回路例を示した図であり、図11で示すように、従来の半導体レーザ駆動装置は、1組のカレントミラー回路で小電流から大電流までレーザダイオードLDに電流供給できるようにしていた。
図11において、PMOSトランジスタPa及びPbは、ソースが電源電圧VDDにそれぞれ接続され、ゲートが互いに接続され該接続部がPMOSトランジスタPaのドレインに接続されてカレントミラー回路を形成している。
【0003】
PMOSトランジスタPaのドレインには、スイッチSWaを介して定電流源ISaが接続され、定電流iaが流れる。PMOSトランジスタPa及びPbは、カレントミラー回路を形成していることから、PMOSトランジスタPaとPMOSトランジスタPbとのトランジスタサイズの比に応じて、PMOSトランジスタPbからレーザダイオードLDに電流ibが供給される。例えばPMOSトランジスタPaとPMOSトランジスタPbとのトランジスタサイズ比が1:2である場合、電流比ia:ibも1:2になる。
【0004】
一方、制御回路(図示せず)から入力された制御信号SaによってスイッチSWaは開閉され、該スイッチSWaの開閉に応じて電流ibの供給制御が行われ、レーザダイオードLDが点灯又は消灯する。スイッチSWaがオンして閉じた瞬間に直ちに電流ibが流れてレーザダイオードLDが発光するわけではない。最初に、PMOSトランジスタPaのゲート及びドレインの電圧は、スイッチSWaがオフして開いていることから電流が流れず(VDD−Vth)以上に上昇している。なお、VthはPMOSトランジスタPaのしきい値電圧を示している。
【0005】
この状態でスイッチSWaがオンした瞬間に、定電流源ISaによって電流iaが流れることによりPMOSトランジスタPaのゲート及びドレインの各電圧は低下し始める。しかし、PMOSトランジスタPa,Pb、スイッチSWa、及び配線等に寄生する容量Caがあるため、該寄生容量Caに蓄積された電荷の放電に時間を要し、スイッチSWaがオンしてから出力電流ibが所望の電流値に達するまでに、図12で示すような出力電流ibの立ち上がり特性になまりが生じ、遅延時間Tdrが発生する。また、出力電流ibの立ち下がり時も同様に、出力電流ibが0になるまでに遅延時間Tdfが発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような、出力電流ibの立ち上がり特性のなまりと遅延は、特に出力電流ibが小さいとき、すなわち定電流源ISaが流そうとする電流iaが小さいときには、寄生容量Caを充放電するのに時間がかかるため大きくなって問題となる場合があった。また電流ia及び出力電流ibが小さい場合、PMOSトランジスタPa及びPbの各ソース・ゲート間電圧Vgsが小さいため、PMOSトランジスタPa及びPbの製造上のばらつきによるしきい値電圧の誤差ΔVthが、電流iaと出力電流ibの電流比のばらつきとなって表れやすくなるという欠点も持っていた。
【0007】
ここで、しきい値電圧の誤差ΔVthの影響について、もう少し詳細に説明する。一般に、PMOSトランジスタは、飽和領域ではドレインに流れる電流Idpは下記(a)式で示される。
Idp=Kp・(Vgs−Vth)/2………………(a)
ただし、Kp=μp・Cox・W/Lであり、μpはチャネルキャリアの表面移動度を、CoxはPMOSトランジスタのゲート酸化膜容量を、WはPMOSトランジスタのチャネル幅を、LはPMOSトランジスタのチャネル長を、VgsはPMOSトランジスタのソース・ゲート間電圧(絶対値)を、VthはPMOSトランジスタのしきい値電圧(絶対値)をそれぞれ示している。
【0008】
製造上のばらつきによってPMOSトランジスタPa及びPbの各しきい値電圧Vthの間にΔVthという微少な誤差が生じた場合、電流Idpが大きいときはソース・ゲート間電圧Vgsの値が大きいため、しきい値電圧の誤差ΔVthの影響による電流の誤差は小さい。しかし、電流Idpが小さい場合は、ソース・ゲート間電圧Vgsが小さいため、誤差ΔVthの影響が無視できなくなり、しかも前記(a)式の(Vgs−Vth)は2乗されるため、ソース・ゲート間電圧Vgsが小さくなるほど電流Idpの誤差は指数級数的に大きくなる。
【0009】
すなわち、図11の回路では、レーザダイオードLDに大電流を流す場合、PMOSトランジスタPaとPbとの間のしきい値電圧Vthの誤差ΔVthが少々あっても問題にならないような場合においても、レーザダイオードLDに流す電流が小さい場合には、しきい値電圧ΔVthが出力電流ibのばらつきとなり、カレントミラー回路としての電流制御の精度低下を起こすという問題があった。
【0010】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、必要な出力電流範囲において、最適な出力トランジスタサイズを選択できるようにしたことから、半導体レーザに供給する電流の立ち上がり及び立ち下がり時間を短くすることができ、カレントミラー回路を形成するトランジスタのばらつきによる半導体レーザへの供給電流のばらつきを小さくすることができる半導体レーザ駆動装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体レーザ駆動装置は、半導体レーザに供給する電流を制御して、所望の光量が得られるように該半導体レーザの駆動を行う半導体レーザ駆動装置において、
入力された制御信号に応じて、所定の電流を生成して前記半導体レーザに出力する複数の半導体レーザ駆動回路と、
該各半導体レーザ駆動回路の動作制御をそれぞれ行って前記半導体レーザに供給する電流の制御を行う制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記半導体レーザから得る所望の光量に応じて、前記各半導体レーザ駆動回路を選択して作動させるものである。
【0012】
具体的には、前記制御回路は、前記半導体レーザから得る所望の光量に応じた数の前記半導体レーザ駆動回路を作動させるようにした。
【0013】
また、前記各半導体レーザ駆動回路は、
所定の電流を供給する第1の定電流源と、
該第1の定電流源から供給される電流に比例した電流を生成して前記半導体レーザに供給するカレントミラー回路と、
前記制御回路から入力された制御信号に応じて、該カレントミラー回路の入力側トランジスタに対する前記第1の定電流源からの定電流の供給制御を行うスイッチ回路と、
をそれぞれ備えるようにした。
【0014】
この場合、前記各半導体レーザ駆動回路のカレントミラー回路は、入力側トランジスタと出力側トランジスタのトランジスタサイズの比がそれぞれ同じであるようにした。
【0015】
一方、前記各半導体レーザ駆動回路は、前記カレントミラー回路の入力側トランジスタに対して、常時所定の電流を供給する第2の定電流源をそれぞれ備えるようにしてもよい。
【0016】
また、前記各半導体レーザ駆動回路は1つのICに集積され、前記制御回路は他の1つのICに集積されるようにした。
【0017】
前記各半導体レーザ駆動回路は1つの半導体チップに集積されると共に、前記制御回路は他の1つの半導体チップに集積され、該各半導体チップはマルチチップ構成をなすICを形成するようにしてもよい。
【0018】
また、前記第2の定電流源によって各半導体レーザ駆動回路から半導体レーザに出力される各電流の和電流をバイパスして、該和電流が半導体レーザに供給されることを防止するバイパス回路を備えるようにしてもよい。
【0019】
この場合、前記各半導体レーザ駆動回路及びバイパス回路は1つのICに集積され、前記制御回路は他の1つのICに集積されるようにした。
【0020】
また、前記各半導体レーザ駆動回路及びバイパス回路は1つの半導体チップに集積されると共に、前記制御回路は他の1つの半導体チップに集積され、該各半導体チップはマルチチップ構成をなすICを形成するようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における半導体レーザ駆動装置の例を示した回路図である。
【0022】
図1において、半導体レーザ駆動装置1は、レーザダイオードLDに電流を供給する半導体レーザ駆動回路DR1〜DRn(nは、n>1の整数)、及び半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnの動作制御を行う制御回路2で構成されている。制御回路2は、半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnに制御信号S1〜Snを対応させてそれぞれ出力し、該制御信号S1〜Snを用いて半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnの内、レーザダイオードLDに供給する電流ioの電流値に応じた所定の半導体レーザ駆動回路を選択、例えばレーザダイオードLDから得る所望の光量に応じた数の半導体レーザ駆動回路を選択して作動させる。
【0023】
半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnは1つのICに集積されており、制御回路2は他の1つのICに集積されている。更に、該2つのICの半導体チップは1つのICを形成するようにマルチチップを構成するようにしてもよい。また、半導体レーザ駆動回路DR1〜DRn及び制御回路2は1つのICに集積するようにしてもよいが、半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnの電源電圧を大きくし、制御回路2の電源電圧を小さくするためにマルチチップ構成を採用するようにしている。半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnの電源電圧を大きくする理由は、レーザダイオードLDへの供給電流を大きくしてレーザダイオードLDの発光量が大きくなるようにし、レーザダイオードLDの発光速度が速くなるようにするためである。また、制御回路2の電源電圧を小さくする理由は、高速動作を行わせるために微細化を行う必要があるためである。
【0024】
半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnは同じ回路構成をなしていることから、任意の半導体レーザ駆動回路DRm(m=1〜n)を例にして説明する。
半導体レーザ駆動回路DRmは、PMOSトランジスタPAm,PBm、スイッチSWm及び定電流源ISmで構成されている。なお、定電流源ISmは第1の定電流源をなす。PMOSトランジスタPAm及びPBmはカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタPAm及びPBmにおいて、各ソースは電源電圧VDDにそれぞれ接続され、各ゲートは接続されて該接続部がPMOSトランジスタPAmのドレインに接続されている。更に、PMOSトランジスタPAm及びPBmの各ゲートの接続部と接地電圧との間には、PMOSトランジスタPAm,PBm、スイッチSWm及び配線等に寄生する容量Cmが存在している。
【0025】
PMOSトランジスタPAmのドレインと接地電圧との間には、スイッチSWmと定電流源ISmが直列に接続されており、PMOSトランジスタPBmのドレインと接地電圧との間にレーザダイオードLDが接続されている。また、スイッチSWmには、制御回路2からの制御信号Smが入力されており、制御信号Smに応じてスイッチSWmは開閉する。スイッチSWmがオンして閉じると、定電流源ISmによってPMOSトランジスタPAmに電流iAmが流れ、該電流iAmに応じた電流iBmがPMOSトランジスタPBmのドレインからレーザダイオードLDに出力される。
【0026】
図2及び図3は、定電流源ISmの回路例を示した図であり、定電流源ISmは、図2又は図3のような回路構成にしてもよい。なお、図2及び図3で示した各回路は公知であり、ここではその詳細な説明は省略する。
図2における定電流源ISmは、抵抗R、演算増幅器AMP及びNMOSトランジスタQ1による電圧−電流変換回路を使用したものであり、図3における定電流源ISmは、定電流源ISからの定電流iをNMOSトランジスタQ2及びQ3で形成されたカレントミラー回路で折り返す構成をなしている。図2及び図3以外に、定電流源ISmとして電流型D/Aコンバータを使用してもよい。
【0027】
このような構成において、図11の従来回路と比較しながら図1の半導体レーザ駆動装置1の動作例について説明する。なお、PMOSトランジスタPA1〜PAnの各電流供給能力を加算すると図11のPMOSトランジスタPaの電流供給能力と同じになり、PMOSトランジスタPB1〜PBnの各電流供給能力を加算すると図11のPMOSトランジスタPbの電流供給能力と同じになるようにする。
【0028】
また、スイッチSW1〜SWnの素子の合計がスイッチSWaと同じであり、定電流源IS1〜ISnの素子の合計が定電流源ISaと同じであり、電流iA1〜iAnを加算した値が電流iaと同じであり、電流iB1〜iBnを加算した値が電流ibと同じである。すなわち、スイッチSW1〜SWnをすべてオンして閉じた場合にレーザダイオードLDに供給される電流は、図11のスイッチSWaをオンさせて閉じたときにレーザダイオードLDに供給される電流値と同じである。
【0029】
図4は、PMOSトランジスタPA1のソース・ゲート間電圧Vgsと電流iA1との関係例を示した図であり、n=10の場合を例にして示している。なお、図4では、実線で示した特性がPMOSトランジスタPA1の場合を示しており、破線で示した特性が従来のPMOSトランジスタPaの場合を示している。
図4において、電流iA1〜iA10を加算した値の最大値が30mA程度になるように回路を設計した場合を例にして示しており、この場合、電流iA1を0〜40mAまで変化させるとPMOSトランジスタPA1のソース・ゲート間電圧Vgsは実線で示した特性のようになる。
【0030】
図1において、n=10の場合、スイッチSW1〜SW10をすべてオンさせて閉じ、定電流源IS1〜IS10を同一動作させながらかつ合計電流が図11の場合の電流iaと同じように変化させると、各PMOSトランジスタPA1〜PA10のソース・ゲート間電圧Vgsはそれぞれ図4の実線で示した特性のようになる。これは、PMOSトランジスタPA1〜PA10が、それぞれ図11におけるPMOSトランジスタPaの1/10のトランジスタサイズであるが、定電流源IS1〜IS10が流す電流iA1〜iA10も10分の1になるため、単位素子あたりの動作条件が同じになっているためである。
【0031】
図11のPMOSトランジスタPaに流す電流iaが10mA程度以上であればPMOSトランジスタPaは十分な電圧値のソース・ゲート間電圧Vgsであるため、仮にPMOSトランジスタPaとPbとの間に多少のしきい値電圧VthのばらつきΔVthが存在しても、出力電流ibに与える影響は微少である。しかし、電流iaが数mA程度以下の小さい電流である場合、PMOSトランジスタPaのソース・ゲート間電圧Vgsが小さいため、しきい値電圧のばらつきΔVthによる出力電流ibの変動が拡大されて問題になる可能性がある。
【0032】
ここで、PMOSトランジスタPA1及びPB1のしきい値電圧VthのばらつきΔVthが5mVである場合を例にして、レーザダイオードLDに供給する電流ioの値がio1と該io1よりも十分に小さいio2の場合で、半導体レーザ駆動装置1からレーザダイオードLDへの出力電流ioに対する、しきい値電圧VthのばらつきΔVthの影響をシミュレーションで考察する。ただし、ここでは、しきい値電圧Vthは0.8Vとし、各カレントミラー回路の出力端は入力側のPMOSトランジスタにおけるソース・ゲート間電圧Vgsに連動して変化することから、カレントミラー回路の1次側の電流におけるばらつきを考察することとする。また、以下、説明を分かりやすくするために、n=10の場合を例にして説明する。
【0033】
まず、レーザダイオードLDに所定の電流io1を供給する際の、電流iA1〜iA10を加算した電流が30mAである場合について説明する。
各半導体レーザ駆動回路DR1〜DR10において、定電流源IS1〜IS10が流そうとする電流iA1〜iA10はそれぞれ3mAとなる。ここで、図4の実線の特性を参照すると、カレントミラー回路の1次側電流が3mAのときの各PMOSトランジスタPA1〜PA10のソース・ゲート間電圧Vgsはそれぞれ3.40Vである。
【0034】
このため、PMOSトランジスタPA1〜PA10の各ドレイン電流idpはそれぞれ同じであることから、該ドレイン電流idpは、前記(a)式より、下記のようになる。
Figure 2005026410
【0035】
ここで、しきい値電圧VthにばらつきΔVth=5mVが発生すると前記ドレイン電流idpは下記のようになる。
Figure 2005026410
【0036】
しきい値電圧VthのばらつきΔVth=5mVがなかった場合とあった場合とのPMOSトランジスタPA1〜PA10における各ドレイン電流idpの和の比は、下記のように0.3%という小さな値になる。
(33.8Kp−33.7Kp)/(33.8Kp)=0.003
【0037】
次に、レーザダイオードLDに所定の電流io2を供給する場合、半導体レーザ駆動回路DR1のみからレーザダイオードLDに電流を供給するものとする。この場合においても、しきい値電圧VthのばらつきΔVth=5mVがなかった場合とあった場合とのPMOSトランジスタPA1のドレイン電流idpの比は、下記のように0.3%という小さな値になる。
(3.38Kp−3.37Kp)/(3.38Kp)=0.003
【0038】
一方、図11で示した従来の半導体レーザ駆動装置において、レーザダイオードLDに所定の電流io1を供給する際の電流iaが30mAである場合、図4の破線の特性を参照すると、カレントミラー回路の1次側電流が30mAのときのPMOSトランジスタPaのソース・ゲート間電圧Vgsは3.33Vである。
【0039】
このため、PMOSトランジスタPaのドレイン電流idpは、前記(a)式より、下記のようになる。
Figure 2005026410
【0040】
ここで、しきい値電圧VthにばらつきΔVth=5mVが発生すると前記ドレイン電流idpは下記のようになる。
Figure 2005026410
【0041】
ばらつきΔVth=5mVがなかった場合とあった場合とのPMOSトランジスタPaのドレイン電流idpの比は、下記のように0.31%という小さな値になる。
(3.20Kp−3.19Kp)/(3.20Kp)=0.0031
【0042】
これに対して、レーザダイオードLDに所定の電流io2を供給する際の電流iaが3mAである場合、図4の破線の特性を参照すると、カレントミラー回路の1次側電流が3mAのときのPMOSトランジスタPaのソース・ゲート間電圧Vgsは1.45Vである。
【0043】
このため、PMOSトランジスタPaのドレイン電流idpは、前記(a)式より、下記のようになる。
Figure 2005026410
【0044】
ここで、しきい値電圧VthにばらつきΔVth=5mVが発生すると前記ドレイン電流idpは下記のようになる。
Figure 2005026410
【0045】
ばらつきΔVth=5mVがなかった場合とあった場合とのPMOSトランジスタPaのドレイン電流idpの比は、下記のように1.53%と30mAのときの5倍の値となる。
(0.21125Kp−0.20801Kp)/(0.21125Kp)=0.0153
また、レーザダイオードLDに供給する電流を更に小さくすると、該ばらつき量は指数級数的に増加する。このことから、本第1の実施の形態における半導体レーザ駆動装置1は、PMOSトランジスタのばらつきによって生じるレーザダイオードLDへの供給電流のばらつきを減少させることができる。
【0046】
次に、レーザダイオードLDに供給する電流ioの立ち上がり時間の影響について考える。
図11の従来における半導体レーザ駆動装置は、レーザダイオードLDへの出力電流に関係なくカレントミラー回路をなすPMOSトランジスタPa及びPbのトランジスタサイズは一定であることから、寄生容量Caは常に一定である。このため、レーザダイオードLDへの出力電流ibが小さい場合は定電流源ISaの電流iaも小さいことから、寄生容量Caの電荷を放電してPMOSトランジスタPa及びPbの各ゲートの電圧を変化させるのに時間を要し、レーザダイオードLDに供給する電流の立ち上がり特性がなまってしまい遅延を生じていた。これは光ディスクに高速で書き込みを行う場合等には障害となる可能性があった。
【0047】
これに対して、本第1の実施の形態における半導体レーザ駆動装置では、出力電流ioが小さい場合には、作動させる半導体レーザ駆動回路の数を減らすことができるため、結果として定電流源IS1〜ISnが流す電流に対して相対的に寄生容量C1〜Cnを小さくすることができ、出力電流ioが小さい場合でも、出力電流ioの立ち上がり特性のなまりや遅延時間を小さくすることができる。
【0048】
図5は、電流iA1が3mAのときのPMOSトランジスタPA1のゲート電圧の波形をシミュレーションした結果の例を実線で示し、図11における電流iaが3mAのときのPMOSトランジスタPaのゲート電圧の波形をシミュレーションした結果の例を破線で示している。図5では、制御信号S1のみをオン又はオフさせ、他の制御信号S2〜S10は対応するスイッチSW2〜SW10をオフさせて開放させた状態にした場合を示している。図5では、どちらが速くセトリングしているのかはっきりしてしない。
【0049】
図5から分かるように、例えば3mAの電流をレーザダイオードLDに出力するためのカレントミラー回路を構成するトランジスタサイズが10分の1であるため、PMOSトランジスタPA1のソース・ゲート間電圧Vgsが大きくなり、制御信号S1のオン又はオフによるPMOSトランジスタPA1のゲート電圧の電圧振幅が大きい。しかし、図6は、レーザダイオードLDに出力する電流特性例を示した図であるが、図6では本第1の実施の形態の半導体レーザ駆動装置1の方が従来よりも出力電流のセトリングが速いことが分かる。なお、図6では、実線で示した波形が本第1の実施の形態における半導体レーザ駆動装置のシミュレーション結果を示しており、破線で示した波形が図11の従来例のシミュレーション結果を示している。図6から分かるように、同じ電流を流す定電流源に対して寄生容量が10分の1になった効果が現れている。
【0050】
第2の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、制御回路2からの制御信号S1〜Snによってスイッチがオフしてからカレントミラー回路の1次側のPMOSトランジスタ自らが流す電流によってゲート電圧を上昇させ、ゲート電圧が(VCC−Vth)になるとカレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタがオフして、レーザダイオードLDに出力される電流が0になる。しかし、該ゲート電圧が上昇、すなわちソース・ゲート間電圧Vgsが減少するにしたがって、カレントミラー回路の1次側のPMOSトランジスタ自らが流す電流も減少し、ゲート電圧が上昇する速度が急激に減少して、レーザダイオードLDに出力する電流の立ち下がり速度が遅くなる。
【0051】
また、ゲート電圧が上昇してカレントミラー回路の入力側トランジスタがオフすると、該入力側トランジスタのゲートのノードは、ハイインピーダンス状態となり(VCC−Vth)以上の高い電圧になることもありえる。このようになると、カレントミラー回路を形成するPMOSトランジスタのゲート電圧が場合によって異なり、制御回路2からの制御信号S1〜Snによってスイッチがオンしてから、レーザダイオードLDへの出力電流が立ち上がり始める時間にもばらつきが発生することもある。このような問題を解決するために、各半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnのそれぞれのカレントミラー回路を形成するPMOSトランジスタの各ゲートに、定常的に電流を流す定電流源を付加するようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
【0052】
図7は、本発明の第2の実施の形態における半導体レーザ駆動装置の例を示した回路図である。なお、図7では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。図7における図1との相違点は、図1の半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnに定電流源ISA1〜ISAnを設けたことにあり、これに伴って図1の半導体レーザ駆動回路DR1〜DRnを半導体レーザ駆動回路DRA1〜DRAnにし、図1の半導体レーザ駆動装置1を半導体レーザ駆動装置1aにした。
【0053】
図7において、半導体レーザ駆動装置1aは、レーザダイオードLDに電流を供給する半導体レーザ駆動回路DRA1〜DRAn(nは、n>1の整数)、及び半導体レーザ駆動回路DRA1〜DRAnの動作制御を行う制御回路2で構成されている。制御回路2は、半導体レーザ駆動回路DRA1〜DRAnに制御信号S1〜Snを対応させてそれぞれ出力し、該制御信号S1〜Snを用いて半導体レーザ駆動回路DRA1〜DRAnの内、レーザダイオードLDに供給する電流値に応じた所定の半導体レーザ駆動回路を選択、例えばレーザダイオードLDから得る所望の光量に応じた数の半導体レーザ駆動回路を選択して作動させる。
【0054】
半導体レーザ駆動回路DRA1〜DRAnは同じ回路構成をなしていることから、任意の半導体レーザ駆動回路DRAm(m=1〜n)を例にして説明する。半導体レーザ駆動回路DRAmは、PMOSトランジスタPAm,PBm、スイッチSWm及び定電流源ISm,ISAmで構成されている。なお、定電流源ISAmは第2の定電流源をなしている。PMOSトランジスタPAm及びPBmの各ゲートの接続部と接地電圧との間には、定電流源ISAmが接続されている。なお、定電流源ISAmは、図2又は図3で示した回路構成をなすようにしてもよい。
【0055】
このような構成にすることにより、定電流源ISAmによって任意の電流iCmを流すことによって、スイッチSWmをオフした際のPMOSトランジスタPAmのゲート電圧のセトリング速度を速くすることができ、スイッチSWmがオフしたときのPMOSトランジスタPAmのゲート電圧が一定になり安定した動作を得ることができる。
【0056】
図8は、n=10の場合において、半導体レーザ駆動回路DRA1のPMOSトランジスタPA1及びPB1における各ゲートの接続部の信号波形例を示した図である。図8では、(A)の特性は、半導体レーザ駆動回路DRA1〜DRA10からそれぞれ3mAの電流をレーザダイオードLDに出力させた場合を示しており、(B)の特性は、半導体レーザ駆動回路DRA1の単独動作で3mAの電流をレーザダイオードLDに出力させた場合を示している。
【0057】
図9は、定電流源ISA1〜ISA10によって流される電流iC1〜iC10の合計が0mAと10mAである各場合における出力電流ioのそれぞれの特性例を示した図であり、n=10である場合を示している。なお、図9では、実線で示した特性は、電流iC1〜iC10の合計が10mAである場合の出力電流ioの特性例を示しており、破線で示した特性は、電流iC1〜iC10の合計が0mAである場合の出力電流ioの特性例を示している。
【0058】
図9では、セトリング時間を比較しやすいように、電流iC1〜iC10の合計が10mAの場合の特性は、実際の出力電流ioからオフセット分の10mAを引いた特性にしている。図9から、電流iC1〜iC10の合計が10mAの場合の方が、電流iC1〜iC10の合計が0mAの場合よりもセトリング時間が短いことが分かる。
【0059】
また、図10は、半導体レーザ駆動回路DRA1だけを作動させた場合における出力電流ioのそれぞれの特性例を示した図である。なお、図10では、実線で示した特性は、電流iC1が10mAである場合の出力電流ioの特性例を示しており、破線で示した特性は、電流iC1が0mAである場合の出力電流ioの特性例を示している。図10から、電流iC1が10mAの場合の方が、電流iC1が0mAの場合よりもセトリング時間が短いことが分かる。
【0060】
一方、本第2の実施の形態において、スイッチSW1〜SWnのオフ時にレーザダイオードLDに流れる電流を、例えば光ディスク装置では読み取り電流として有効利用したり、不要であればレーザダイオードLDのアノードと接地電圧との間に別途吸い込み型定電流源を設けて打ち消すようにしてもよい。
【0061】
なお、前記第1及び第2の各実施の形態において、各半導体レーザ駆動回路におけるカレントミラー回路は、トランジスタサイズの比がそれぞれ所定値で一定になるように形成されており、例えば、カレントミラー回路における入力側のトランジスタのトランジスタサイズを1とすると、カレントミラー回路における出力側のトランジスタのトランジスタサイズは5〜10である。この場合、カレントミラー回路において、入力側のトランジスタと出力側のトランジスタとのトランジスタサイズ比が1:5に近づくほど半導体レーザ駆動回路の消費電流が大きくなり、入力側のトランジスタと出力側のトランジスタとのトランジスタサイズ比が1:10に近づくほど半導体レーザ駆動回路の動作速度は遅くなる。
【0062】
また、前記第1及び第2の実施の形態では、各半導体レーザ駆動回路におけるカレントミラー回路をPMOSトランジスタで形成し、該PMOSトランジスタによる電流吐き出し型となっているが、これは1例であり、電源電圧と接地電圧とを入れ替えると共にPMOSトランジスタをNMOSトランジスタに変えて電流吸い込み型のカレントミラー回路を使用するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明の半導体レーザ駆動装置によれば、半導体レーザから得る所望の光量に応じて各半導体レーザ駆動回路を選択して作動させるようにした。このことから、半導体レーザに供給する電流の立ち上がり及び立ち下がり時間を短くすることができ、カレントミラー回路を形成するトランジスタのしきい値電圧のばらつきによる半導体レーザに供給する電流のばらつきを小さくすることができる。
【0064】
また、各半導体レーザ駆動回路は、前記カレントミラー回路の入力側トランジスタに対して、常時所定の電流を供給する第2の定電流源をそれぞれ備えるようにし、定常的なバイアス電流を流しているので半導体レーザに供給する電流の立ち上がり時間のばらつき低減や該立ち上がり反応時間を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における半導体レーザ駆動装置の例を示した回路図である。
【図2】図1の定電流源IS1〜ISnの回路例を示した図である。
【図3】図1の定電流源IS1〜ISnの他の回路例を示した図である。
【図4】図1のPMOSトランジスタPA1のソース・ゲート間電圧Vgsと電流iA1との関係例を示した図である。
【図5】PMOSトランジスタPA1のゲート電圧の波形をシミュレーションした結果の例を示した図である。
【図6】レーザダイオードLDに出力する電流特性例を示した図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における半導体レーザ駆動装置の例を示した回路図である。
【図8】図7における半導体レーザ駆動回路DRA1のPMOSトランジスタPA1及びPB1における各ゲートの接続部の信号波形例を示した図である。
【図9】図1の出力電流ioの特性例を示した図である。
【図10】半導体レーザ駆動回路DRA1だけを作動させた場合の出力電流ioの特性例を示した図である。
【図11】従来の半導体レーザ駆動装置の回路例を示した図である。
【図12】図11の各部の波形例を示した図である。
【符号の説明】
1,1a 半導体レーザ駆動装置
2 制御回路
DR1〜DRn,DRA1〜DRAn 半導体レーザ駆動回路
LD レーザダイオード
PA1〜PAn PMOSトランジスタ
SW1〜SWn スイッチ
IS1〜ISn,ISA1〜ISAn 定電流源

Claims (10)

  1. 半導体レーザに供給する電流を制御して、所望の光量が得られるように該半導体レーザの駆動を行う半導体レーザ駆動装置において、
    入力された制御信号に応じて、所定の電流を生成して前記半導体レーザに出力する複数の半導体レーザ駆動回路と、
    該各半導体レーザ駆動回路の動作制御をそれぞれ行って前記半導体レーザに供給する電流の制御を行う制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記半導体レーザから得る所望の光量に応じて、前記各半導体レーザ駆動回路を選択して作動させることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  2. 前記制御回路は、前記半導体レーザから得る所望の光量に応じた数の前記半導体レーザ駆動回路を作動させることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ駆動装置。
  3. 前記各半導体レーザ駆動回路は、
    所定の電流を供給する第1の定電流源と、
    該第1の定電流源から供給される電流に比例した電流を生成して前記半導体レーザに供給するカレントミラー回路と、
    前記制御回路から入力された制御信号に応じて、該カレントミラー回路の入力側トランジスタに対する前記第1の定電流源からの定電流の供給制御を行うスイッチ回路と、
    をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体レーザ駆動装置。
  4. 前記各半導体レーザ駆動回路のカレントミラー回路は、入力側トランジスタと出力側トランジスタのトランジスタサイズの比がそれぞれ同じであることを特徴とする請求項3記載の半導体レーザ駆動装置。
  5. 前記各半導体レーザ駆動回路は、前記カレントミラー回路の入力側トランジスタに対して、常時所定の電流を供給する第2の定電流源をそれぞれ備えることを特徴とする請求項3又は4記載の半導体レーザ駆動装置。
  6. 前記各半導体レーザ駆動回路は1つのICに集積され、前記制御回路は他の1つのICに集積されることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の半導体レーザ駆動装置。
  7. 前記各半導体レーザ駆動回路は1つの半導体チップに集積されると共に、前記制御回路は他の1つの半導体チップに集積され、該各半導体チップはマルチチップ構成をなすICを形成することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の半導体レーザ駆動装置。
  8. 前記第2の定電流源によって各半導体レーザ駆動回路から半導体レーザに出力される各電流の和電流をバイパスして、該和電流が半導体レーザに供給されることを防止するバイパス回路を備えることを特徴とする請求項5記載の半導体レーザ駆動装置。
  9. 前記各半導体レーザ駆動回路及びバイパス回路は1つのICに集積され、前記制御回路は他の1つのICに集積されることを特徴とする請求項8記載の半導体レーザ駆動装置。
  10. 前記各半導体レーザ駆動回路及びバイパス回路は1つの半導体チップに集積されると共に、前記制御回路は他の1つの半導体チップに集積され、該各半導体チップはマルチチップ構成をなすICを形成することを特徴とする請求項8記載の半導体レーザ駆動装置。
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