JP2005026408A - 半導体素子およびその製造方法 - Google Patents

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Masao Uchida
正雄 内田
Makoto Kitahata
真 北畠
Kunimasa Takahashi
邦方 高橋
Osamu Kusumoto
修 楠本
Masaya Yamashita
賢哉 山下
Ryoko Miyanaga
良子 宮永
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】高い耐圧を有する半導体素子とその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のショットキーダイオード10は、n型4H−SiCからなる半導体基板11と、半導体基板11の上に設けられた4H−SiCからなる第1SiC層12と、第1SiC層12の上に設けられ、ニッケルからなるショットキー電極14と、半導体基板11の下面上に設けられ、ニッケルからなるオーミック電極15とから構成されている。第1SiC層12のうちの一部に他の領域よりも高い濃度のn型不純物を有する高濃度層12bが設けられている。これにより、ショットキー電極14の下端部と第1SiC層12とが接する領域で集中する電界を緩和することができるので、耐圧を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体素子およびその製造方法に関し、特に、炭化珪素を用い、高耐圧で大電流を得ることができる半導体素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パワー素子として、シリコン(Si)を用いたスイッチング素子が多く用いられている。シリコンを整流素子に用いるためには、ある程度の耐圧が必要であり、整流素子としては、例えばシリコンからなるpnダイオードが用いられている。しかしながら、シリコンの物性的限界のために、シリコンからなるpnダイオードではスイッチング損失が大きく、所望の耐圧を得るのは困難である。そこで、高い耐圧性を有しスイッチング損失が小さい整流素子を形成する材料として、炭化珪素(シリコンカーバイド、SiC)が注目を集めている。炭化珪素は、シリコンに比べて高硬度でワイドバンドギャップを有する半導体材料であり、パワー素子や耐環境素子、高温動作素子あるいは高周波素子等への応用が期待されている材料である。
【0003】
炭化珪素を用いた整流素子の代表例として、図8に示すようなショットキーダイオードが知られている(非特許文献1参照)。図8は、従来において、炭化珪素を用いた一般的なショットキーダイオードの構造を示す断面図である。ここでは、整流性を実現するために最低限必要な構成のみを示す。
【0004】
図8に示すように、従来のショットキーダイオード80は、n型の4HSiCからなる半導体基板81と、半導体基板81の上にエピタキシャル成長されたn型の4H−SiCからなる第1SiC層82と、第1SiC層82の上部の一部に設けられ、例えばボロン(B)が注入されている不純物注入領域83と、第1SiC層82との境界にショットキー障壁を形成し、ニッケル(Ni)からなるショットキー電極84と、半導体基板81の下面上に設けられ、ニッケル(Ni)からなるオーミック電極85とから構成されている。
【0005】
不純物注入領域83は、第1SiC層82のうちオーバーラップ領域86とその外側に位置する領域とに設けられている。オーバーラップ領域86とは、不純物注入領域83とショットキー電極84と接している領域をいう。不純物注入領域83が設けられていることにより、ショットキー電極84をマイナスに、オーミック電極85をプラスにして両電極間に高電圧を印加した場合に、ショットキー電極84の下端部と第1SiC層82とが接する領域において電界が集中するのを緩和することができる。
【0006】
【非特許文献1】
A.Itoh et al. IEEE ELECTRON DEVICE LETTERS,Vol.17,No.3(1996)139.
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のショットキーダイオード80に代表される整流素子では、以下のような不具合が生じていた。
【0008】
従来のショットキーダイオード80では、不純物注入領域83は電界集中を緩和し、耐圧を向上するために必須のものである。不純物注入層83は、n型の第1SiC層82にボロンやアルミニウムなどのp型の不純物を注入して、n型の第1SiC層82の一部をp型に反転させるか、あるいは高抵抗化することにより形成する。不純物注入層83をガードリングとして機能させるためには、高い濃度で注入された不純物を熱処理によって活性化させる必要がある。この熱処理は1700℃程度の高い温度で行う必要があるため、第1SiC層82の表面が荒れたり、あるいは、第1SiC層82の上に予期せぬ堆積層が新たに生じたりすることがあった。これにより、熱処理の後にショットキー電極84を形成すると、第1SiC層82とショットキー電極84との界面における接合性が低下したり、ばらつきが生じたりして、本来期待される整流性が得られないおそれがあった。
【0009】
また、このような高温の熱処理は、素子の製造工程におけるスループットを低下させるため、製造コストが増大する。しかしながら、整流素子は動作原理が単純であり製造が簡易であるため、さらなるコストの削減が要求されている。
【0010】
さらに、第1SiC層82の一部に不純物注入領域83を形成した後にショットキー電極84を形成する場合には、オーバーラップ領域86を高い精度で調整する必要がある。この工程を具体的に説明すると、まず、不純物注入領域83を形成するためのSiOマスク(図示せず)を形成した後にイオン注入を行い、そのSiOマスクを除去する。そして、不純物を活性化するための熱処理を行った後に第1SiC層82の上に金属膜(図示せず)を蒸着し、金属膜の上に、ショットキー電極84を形成する領域に開口を有するフォトレジストマスク(図示せず)を形成してエッチングを行い、そのフォトレジストマスクを除去することにより、金属膜からショットキー電極84を形成する。このように、少なくとも2回のフォト工程が必要となり、工程が複雑になってしまう。
【0011】
以上に述べたガードリングに関する不具合は、ショットキーダイオードに限らず、pn接合ダイオードなど他の整流素子にも共通するものである。つまり、pn接合ダイオードにおいても、不純物注入プロセスや高温の熱処理が必要になると、電極とSiC層との界面の接合性の低下、製造コストの増大、工程の複雑化といった不具合が生じてしまう。
【0012】
本発明は、上述のような不具合を解決しつつ、高い耐圧を有する半導体素子とその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体素子は、半導体基板と、上記半導体基板の上面上に設けられた第1導電型の第1半導体層と、上記第1半導体層の上方に設けられた第1の電極と、上記半導体基板の下方に設けられた第2の電極とを備える半導体素子であって、上記第1半導体層は、第1濃度層と、上記第1濃度層の上に設けられた第2濃度層と、上記第2濃度層の上に設けられた第3濃度層とを有し、上記第2濃度層の第1導電型の不純物濃度は、上記第1濃度層と上記第3濃度層との第1導電型の不純物濃度よりも高い。
【0014】
これにより、第1半導体層のうち第1の電極の縁部と接する部分で集中する電界を第2濃度層によって緩和することができるので、逆方向バイアス下における耐圧を高くすることができる。また、従来のように、第1半導体層のうち第1の電極の縁部の下に位置する領域に不純物注入層を設ける必要がなくなる。したがって、第1の電極の縁部からも順方向電流が流れるので、電極面積に対する電流密度をより大きくすることができる。
【0015】
上記第2濃度層の厚みが100nm以下であることにより、第1の電極の下で空乏層がのびにくいという不具合が生じることなく上述の効果を得ることができる。なお、第2濃度層の厚みが50nm以下であればさらに好ましい。
【0016】
上記第2濃度層の第1導電型の不純物濃度は、上記第1濃度層と上記第3濃度層との第1導電型の不純物濃度の5倍以上であって1×1020cm−3以下であることにより、より効果的に電界集中を緩和することができる。より好ましい濃度差は10倍以上である。
【0017】
上記第1半導体層が炭化珪素であることにより、耐圧をより高くすることができる。
【0018】
上記第3濃度層と上記第1の電極がショットキー接合をなしていてもよい。
【0019】
上記第1半導体層の上には、第2導電型の第2半導体層が設けられ、上記第2半導体層の上に上記第1の電極が設けられていてもよい。
【0020】
上記第2濃度層が複数設けられていることにより、電界集中がさらに緩和される。
【0021】
なお、第1半導体層の下部に、第1濃度層よりも高い濃度の第1導電型不純物を含むバッファ層が設けられていてもよい。
【0022】
本発明の第1の半導体素子の製造工程は、半導体基板の上方に、第1導電型不純物を供給しながら第1濃度層をエピタキシャル成長する工程(a)と、上記第1濃度層の上に、上記工程(a)よりも高い分圧の第1導電型不純物を供給しながら、上記第1濃度層よりも高い濃度の第1導電型不純物を含む第2濃度層をエピタキシャル成長する工程(b)と、上記第2濃度層の上に、上記工程(b)よりも低い分圧の第1導電型不純物を供給しながら、上記第2濃度層よりも低い濃度の第1導電型不純物を含む第3濃度層を形成する工程(c)と、上記半導体基板の下方に第2の電極を形成する工程(d)と、上記第3濃度層の上方に第1の電極を形成する工程(e)とを備える。
【0023】
これにより、第1半導体層のうち第1の電極の縁部と接する部分で集中する電界を第2濃度層によって緩和することができるので、逆方向バイアス下における耐圧の高い半導体素子を形成することができる。また、従来のように、第1半導体層のうち第1の電極の縁部の下に位置する領域に不純物注入層を設ける必要がなくなる。したがって、第1の電極の縁部からも順方向電流が流れるので、電極面積に対する電流密度がより大きい半導体素子を形成することができる。
【0024】
また、従来のようにガードリングのための不純物注入層を形成した後の熱処理が必要でなくなるので、第1半導体層の上面の平坦性を高めることができ、また、スループットを向上することができ、第1の電極を形成するときの位置合わせの精度が低くなるので、より簡便に半導体素子を製造することができる。
【0025】
上記工程(c)の後に、上記第3濃度層の上に、第2導電型の不純物を含む半導体層を形成する工程(f)をさらに備え、上記工程(e)では、上記半導体層の上方に、上記第1の電極を形成することができる。
【0026】
本発明の第2の半導体素子の製造方法は、半導体基板の上方に、第1導電型不純物を含む第1濃度層を形成する工程(a)と、上記第1濃度層の上部に第1導電型不純物をイオン注入することにより、上記第1濃度層よりも高い濃度の第1導電型不純物を含む第2濃度層を形成する工程(b)と、上記第2濃度層の上に、上記第2濃度層よりも低い濃度の第1導電型不純物を含む第3濃度層を形成する工程(c)と、上記工程(b)または(c)の後に、上記第2濃度層に対して熱処理を行う工程(d)と、上記半導体基板の下方に第2の電極を形成する工程(e)と、上記第3濃度層の上方に第1の電極を形成する工程(f)とを備える。
【0027】
これにより、第1半導体層のうち第1の電極の縁部と接する部分で集中する電界を第2濃度層によって緩和することができるので、逆方向バイアス下における耐圧の高い半導体素子を形成することができる。また、従来のように、第1半導体層のうち第1の電極の縁部の下に位置する領域に不純物注入層を設ける必要がなくなる。したがって、第1の電極の縁部からも順方向電流が流れるので、電極面積に対する電流密度がより大きい半導体素子を形成することができる。
【0028】
また、従来のようにガードリングのための不純物注入層を形する必要がなくなるので、第1の電極を形成するときの位置合わせの精度が低くなるので、より簡便に半導体素子を製造することができる。
【0029】
上記工程(c)または(d)の後に、上記第3濃度層の上に、第2導電型の不純物を含む半導体層を形成する工程(g)をさらに備え、上記工程(g)では、上記半導体層の上方に、上記第1の電極を形成することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態における半導体素子とその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
【0031】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の一例を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態のショットキーダイオード10は、n型不純物を含む4H−SiCからなる半導体基板11(抵抗率約0.02Ωcm)と、半導体基板11の上にホモエピタキシャル成長した、4H−SiCからなる第1SiC層12と、第1SiC層12の上に設けられ、ニッケルからなるショットキー電極14と、半導体基板11の下面上に設けられ、ニッケルからなるオーミック電極15とから構成されている。
【0032】
第1SiC層12は、濃度1×1016cm−3の不純物を含む厚さ9μmの下部低濃度層12aと、下部低濃度層(第1濃度層)12aの上に設けられ、濃度5x1017cm−3の不純物を含む厚さ10nmの高濃度層(第2濃度層)12bと、高濃度層12bの上に設けられ、濃度1x1016cm−3の不純物を含む厚さ600nmの上部低濃度層(第3濃度層)12cとから構成されている。
【0033】
なお、図示は省略するが、ショットキー電極14の上面上あるいはオーミック電極15の下面上にさらに電極が形成されていてもよく、第1SiC層12の上面のうちショットキー電極14で覆われていない部分の上に絶縁体膜が堆積されていてもよい。
【0034】
次に、本実施形態の半導体素子の製造方法について、図2(a)〜(d)および図3を参照しながら説明する。図2(a)〜(d)は、第1の実施形態において、炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の製造工程を示す断面図であり、図3は第1の実施形態の半導体素子において、第1SiC層12を形成する工程で供給するガスの状態を示すタイムチャート図である。このとき、例えば特開2002−329670号公報に記載されている製造方法を用いる。
【0035】
まず、図2(a)に示す工程で、( 0 0 0 1 )面から[ 1 1 −2 0 ]( 1 1 2バー 0 )方向に8度のオフカット角がついた直径2インチの4H−SiCである半導体基板11のウェハを反応炉(図示せず)内に導入する。半導体基板11の導電型はn型で、抵抗率は約0.02Ω・cmである。その後、反応炉内の気圧を、1.3×10−4Pa(≒1×10−6Torr)以下にまで減圧する。
【0036】
次に、流量2L/minの水素ガスと流量1L/minのアルゴンガスとを供給して、反応炉内の気圧を9.3×10Pa(≒7×10Torr)とする。この流量を維持しながら、半導体基板11を1600℃の温度まで加熱する。
【0037】
次に、半導体基板11の上に、厚さ9μmで、n型不純物濃度が約1×1016cm−3の下部低濃度層12aを形成する。このとき、図3に示す時間(a)において、水素ガスの流量を2L/min、アルゴンガスの流量を1L/minに保った状態で、新たに、シリコン源としてシランガス31を流量3mL/minで、炭素源としてプロパンガス32を流量2mL/minで、窒素源として窒素ガス33を流量0.1mL/minで供給する。
【0038】
次に、図2(b)に示す工程で、下部低濃度層12aの上に、半値幅が約10nm、ピーク濃度が約5x1017cm−3の高濃度層12bを形成する。このとき、図3に示す時間(b)において、シランガス31、プロパンガス32および窒素ガス33の流量を保持した状態で、瞬間的に濃い窒素ガス34を、バルブの開いている時間を0.1m秒、閉じている時間を4m秒に設定して複数回供給する(パルスバルブによる供給)。ここで、高濃度層12bはデルタドープ層と呼ばれる急峻な高濃度層となっている。
【0039】
次に、図2(c)に示す工程で、キャリア濃度1×1016cm−3で厚さ600nmの上部低濃度層12cを形成する。このとき、図3に示す時間(c)において、パルスバルブによる窒素ガス34の供給を止め、シランガス31、プロパンガス32および窒素ガス33の流量を保持する。その後、シランガス31、プロパンガス32および窒素ガス33の供給を停止し、水素雰囲気中で、下部低濃度層12a、高濃度層12bおよび上部低濃度層12cからなる第1SiC層12の表面処理を行う。
【0040】
次に、図2(d)に示す工程で、半導体基板11裏面上に厚さ400nmのニッケル(Ni)膜(図示せず)を形成した後に、窒素雰囲気で1000℃、5分間の熱処理を行うことにより、Niからなるオーミック電極15を形成する。
【0041】
次に、バッファード弗酸を用いて、上部低濃度層12cの表面の洗浄を行った後に、上部低濃度層12cの上に厚さ200nmのニッケル膜(図示せず)を形成する。この後、ニッケル膜の上にフォトレジスト層(図示せず)を形成してパターニングを行った後、酸系のエッチング液を用いてニッケル膜のエッチングを行うことにより、ショットキー電極14を形成する。その後、フォトレジスト層を除去する。
【0042】
次に、基板に対して、窒素雰囲気において400℃の温度で5分間の熱処理を行うことにより、ショットキー電極14と第1SiC層12との界面を安定化する。以上の工程により、本実施形態のショットキーダイオード10の基本構成が完成する。その後、必要に応じて、ショットキー電極14の上面上あるいはオーミック電極15の下面上に、ショットキーダイオード10を外部と接続するための電極を形成し、ウェハを数ミリ角の大きさにカットしてチップとし、それらのチップをリードフレームに固定した後に、ワイヤボンドや樹脂封じ等の工程を行う。
【0043】
本実施形態のショットキーダイオードでは、高濃度層12bを設けることにより、逆方向バイアス下の耐圧を保持することができる。例えば、従来のショットキーダイオードにおいてガードリングのための不純物注入領域83(図8に示す)を形成しない場合の耐圧は500V以下であるが、本実施形態のショットキーダイオード10の耐圧は600V以上となる。これは、逆方向バイアス下で、第1SiC層12のうちショットキー電極14の縁部と接する部分に集中する電界が、高濃度層12bによって緩和されるからであると考えられる。
【0044】
なお、本実施形態では、高濃度層12bの不純物濃度が下部低濃度層12aおよび上部低濃度層12cの不純物濃度よりも高い場合には、電界集中を緩和するという効果を得ることができる。しかしながら、高濃度層12bの濃度が下部低濃度層12aおよび上部低濃度層12cの不純物濃度よりも5倍以上であって1×1020cm−3以下であることにより、より効果的に電界集中を緩和することができる。また、より好ましい濃度差は10倍以上である。ここで、高濃度層はその厚さが100nm以下、より好ましくは50nm以下であることにより、ショットキー電極14の下で空乏層が延びにくいという不具合が生じることなく本発明の効果を得ることができる。
【0045】
さらに、本実施形態のショットキーダイオードでは従来のような不純物注入層83を設ける必要がないため、順方向バイアス下において、従来の半導体素子80(図8に示す)より良好な電気特性を得ることができる。その理由を以下に示す。
【0046】
従来の半導体素子では、図8に示すように、ショットキー電極84の縁部と不純物注入領域83のオーバーラップ領域86において順方向電流がほとんど流れない。それに対し、本実施形態のショットキーダイオード10においては、ガードリングを形成する必要がないため、第1SiC層12とショットキー電極84とが接する面の全体に順方向電流が流れる。したがって、本実施形態では、より大きな電流密度の順方向電流を得ることができる。つまり、ショットキー電極14の電極面積が従来と同じ場合にはより大きな値の順方向電流を得ることができ、従来と同じ値の順方向電流を得るために必要な電極面積は小さくなる。
【0047】
また、本実施形態では、不純物を活性化するための高温の熱処理が必要でないため、従来のように、一旦形成された第1SiC層12の上面の平坦性を劣化させることがなくなる。以上のことから、第1SiC層12とショットキー電極14との間の接合性を高めることができ、高い整流性を得ることができる。
【0048】
また、本実施形態のショットキーダイオード10では、不純物を活性化するための高温の熱処理が必要でないため、従来のように、素子の製造工程におけるスループットが低下するおそれがなくなり、製造コストを削減することができる。
【0049】
また、本実施形態のショットキーダイオードでは、従来の不純物注入層83を形成するときのようなフォト工程によるパターニングが不要となる。また、ショットキー電極14を形成する際に要求される位置合わせの精度が低くなる。したがって、より簡便にショットキー電極14を形成することができ、生産性を高めることができる。また、場合によっては、フォトレジストマスクの代わりに金属マスク等を用いてショットキー電極14を形成することも可能となる。
【0050】
(第2の実施形態)
本実施形態では、高濃度層をイオン注入により形成する方法について説明する。
【0051】
図4(a)〜(d)は、第2の実施形態において、炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の製造工程を示す断面図である。なお、図4(a)〜(d)に示す構成要素のうち図1と同様のものには、図1と同じ符号を付している。
【0052】
本実施形態の半導体素子の製造方法では、まず、図4(a)に示す工程で、半導体基板11の上に、1600℃の温度でSiCからなる下部低濃度層42aをエピタキシャル成長する。下部低濃度層42aの厚さが9.1μm程度になったところでエピタキシャル成長を中断する。
【0053】
次に、図4(b)に示す工程で、下部低濃度層42aの上部に窒素のイオン注入を行う。このイオン注入は、例えば、注入エネルギー30keV、ドーズ量5×1012cm−2の条件で行うことにより、ピーク濃度が約1×1018cm−3で厚さが100nm以下の不純物注入層42b’が形成される。
【0054】
次に、図4(c)に示す工程で、1500℃の温度で熱処理を行うことにより、不純物注入層42b’を活性化して高濃度層42bを形成する。その後、高濃度層42bの上に、SiCからなる厚さ600nmの上部低濃度層42cをエピタキシャル成長する。なお、本実施形態では、不純物注入層42b’に対して熱処理を行わずに上部低濃度層42cをエピタキシャル成長してもよい。エピタキシャル成長は高温(1500℃以上)で行うため、これにより不純物注入層42b’を活性化することができるからである。
【0055】
次に、図4(d)に示す工程で、半導体基板11の裏面上にオーミック電極15を、上部低濃度層42cの上面上にショットキー電極14を形成することにより、半導体素子40を形成する。
【0056】
本実施形態のショットキーダイオードでは、第1の実施形態と同様の理由により、逆方向バイアス下の耐圧を保持することができる。さらに、従来のような不純物注入層83を設ける必要がないため、順方向バイアス下において、従来の半導体素子80(図8に示す)より良好な電気特性を得ることができる。また、より簡便にショットキー電極14を形成することができ、生産性を高めることができる。
【0057】
本実施形態では、下部低濃度層42aの上部に不純物をイオン注入した後に熱処理を行っているため、第1の実施形態と同程度まで第1SiC層42の上面の平坦性は向上しない。しかしながら、不純物注入層42b’を活性化するための温度(1500℃)は、従来の不純物注入層83(図8に示す)を活性化するための温度(1700℃)よりも低い。それは、従来では、n型の第1SiC層82と異なる導電型のp型の不純物注入層83を活性化する必要があったのに対し、本実施形態では、n型の下部低濃度層42aと同じ導電型であるn型の高濃度層42bを活性化すればよいからである。また、本実施形態では、高濃度層42bの上を上部低濃度層42cで覆うことができる。以上のことから、不純物注入層83が上面に露出する従来と比較すると、第1SiC層42の上面の平坦性を高めることができる。
【0058】
(第3の実施形態)
本実施形態では、高濃度層を複数設け、さらに半導体基板と第1SiC層との間に高濃度のn型不純物を有するバッファ層を設ける場合について説明する。
【0059】
図5は、第3の実施形態において、炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の一例を示す断面図である。なお、図5に示す構成要素のうち図1と同様のものには、図1と同様の符号を付している。
【0060】
本実施形態の半導体素子では、図5に示すように、半導体基板11の上に濃度1×1018cm−3のn型不純物を含む厚さ1μmのバッファ層51が設けられており、バッファ層51の上に第1SiC層52が設けられている。第1SiC層52は、低濃度層52a, 52c, 52eおよび52gと高濃度層52b, 52dおよび52fとから構成されており、各高濃度層52b, 52dおよび52fは、各低濃度層52a, 52c, 52eおよび52gによって上下を挟まれている。なお、各高濃度層52b, 52dおよび52f同士の間隔に特に制限はない。
【0061】
また、各高濃度層52b, 52dおよび52fや各低濃度層52a, 52c, 52eおよび52gの濃度はそれぞれ同じでなくてもよい。その場合には、それぞれの高濃度層の不純物濃度は、その高濃度層の上下に位置する低濃度層の両方よりも高ければよい。
【0062】
本実施形態では、各高濃度層52b, 52dおよび52fを第1の実施形態で述べた方法で形成する場合には第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。一方、各高濃度層52b, 52dおよび52fを第2の実施形態で述べた方法で形成する場合には第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、高濃度層を複数設けることにより、電界集中緩和効果をさらに強めることができる。
【0063】
(第4の実施形態)
本実施形態では、従来におけるガードリングのための不純物注入層と、上述した高濃度層との両方を設ける場合について説明する。
【0064】
図6は、第4の実施形態において、炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の一例を示す断面図である。なお、図6に示す構成要素のうち図1と同様のものには、図1と同様の符号を付している。
【0065】
図6に示すように、半導体基板11の上には、下部低濃度層62a, 高濃度層12b, 上部低濃度層62cからなる第1SiC層62が設けられており、上部低濃度層62cの上部の一部には、濃度2×1018cm−3のp型不純物を含む深さ0.8μmの不純物注入領域61が設けられている。不純物注入領域61とショットキー電極14の縁部とは、オーバーラップ領域63を形成している。なお、不純物注入領域61と、高濃度層62bとは接していないことが好ましい。
【0066】
この構造では、スループットの向上は期待できないが、ガードリングとして機能する不純物注入領域61と高濃度層62bとの両方において電界集中を緩和することができるので、逆方向耐圧の信頼性は向上する。
【0067】
(第5の実施形態)
本実施形態では、ショットキーダイオードの他の素子に本発明を適用する場合について説明する。図7は、第5の実施形態において、炭化珪素を用いたpn接合ダイオードの構造を示す断面図である。
【0068】
図7に示すように、pn接合ダイオードでは、n型の4H−SiCからなる半導体基板71の上に、n型の4H−SiCからなる第1SiC層72が設けられている。第1SiC層72では、濃度1×1015cm−3のn型不純物を含む下部低濃度層72aと上部低濃度層72cとの間に、濃度5×1017cm−3のn型不純物を含む厚さ100nm以下の高濃度層72bが介在している。第1SiC層72の上には、濃度1×1018cm−3のp型不純物を含む厚さ1.5μmの第2SiC層73が設けられ、第2SiC層73の上には、アルミニウムとニッケルの合金からなる第1のオーミック電極74が設けられている。このショットキーダイオード70の上部は、中央領域がメサ部(凸部)77となるメサ型で形成されており、メサ部77の側方は絶縁体膜76によって覆われている。一方、半導体基板71の下面上には、第2のオーミック電極75が設けられている。
【0069】
なお、第2SiC層73は、p型不純物を供給しながらSiCをエピタキシャル成長させて形成してもよいし、先にSiCをエピタキシャル成長させた後にp型不純物をイオン注入してもよい。また、高濃度層72bは複数設けてもよい。
【0070】
従来のpn接合ダイオードでは、第1SiC層72のうちメサ部77の付け根となる領域78にガードリングとなる不純物注入層(図示せず)を形成するのが一般的であった。通常は、不純物注入層の不純物を注入した後に活性化のための熱処理を行っていた。これに対し、本発明では、高濃度層72bを形成することにより逆方向バイアス下における電界集中を緩和することができる。また、従来のように不純物を活性化するための熱処理が必要なくなるため、スループットの向上による製造コストの削減が可能となる。
【0071】
(その他の実施形態)
なお、上記実施形態では、半導体基板とその上に形成する半導体層とが共に4H−SiCである場合について説明した。しかし、本発明では、他のポリタイプである6H−SiC、15R−SiC、3C−SiCなどの炭化珪素を用いてもよい。また、半導体基板の上に、半導体基板とは異なるポリタイプの層を成長させてもよい。また、Si基板の上に3C−SiCのSiC層を形成したものを用いてもよい。また、半導体基板および半導体層の面方位も、( 0 0 0 1 ) 面以外であってもよい。
【0072】
さらには、半導体層として、炭化珪素以外の半導体を用いてもよい。この半導体の例としては、ワイドギャップ半導体(バンドギャップが2eV以上の半導体とする)であるダイヤモンドや窒化ガリウム系半導体などがあげられる。また、これらの半導体を、炭化珪素と組み合わせて用いてもよい。
【0073】
また、上記実施形態では、オーミック電極やショットキー電極として、ニッケルや、アルミニウムとニッケルの合金を用いた。しかし、本発明では、もちろんこれらの金属に限定されることはなく、所望のショットキー接合やオーミック接合が得られるのであれば、他の金属を用いてもかまわない。
【0074】
また、本発明の半導体素子の製造方法は上記実施形態で示した製造方法に限られるものではなく、特に指定しない限り説明に用いたプロセスの条件やガス種以外の条件を適用してもよい。
【0075】
また、上記実施形態ではn型の不純物として窒素を用いたが、本発明では他の不純物を用いてもよい。
【0076】
さらに、本発明を適用することができる素子はショットキーダイオードやpn接合ダイオードに限られるものではなく、電界集中を緩和する必要がある素子であるトランジスタ等にも適用することができる。
【0077】
【発明の効果】
本発明の半導体素子では、逆方向バイアス下における耐圧を高くすることができる。また、従来のように、第1半導体層のうち第1の電極の縁部の下に位置する領域に不純物注入層を設ける必要がなくなる。したがって、第1の電極の縁部からも順方向電流が流れるので、電極面積に対する電流密度をより大きくすることができる。
【0078】
これに加えて、本発明の半導体素子の製造方法では、電極と半導体層との整合性を高めることができ、また、スループットを向上することができ、より簡便に半導体素子を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の一例を示す断面図である。
【図2】(a)〜(d)は、第1の実施形態において、炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の製造工程を示す断面図である。
【図3】第1の実施形態の半導体素子において、第1SiC層12を形成する工程で供給するガスの状態を示すタイムチャート図である。
【図4】(a)〜(d)は、第2の実施形態において、炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の製造工程を示す断面図である。
【図5】第3の実施形態において、炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の一例を示す断面図である。
【図6】第4の実施形態において、炭化珪素を用いた半導体素子(ショットキーダイオード)の一例を示す断面図である。
【図7】第5の実施形態において、炭化珪素を用いたpn接合ダイオードの構造を示す断面図である。
【図8】従来において、炭化珪素を用いた一般的なショットキーダイオードの構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ショットキーダイオード
11 半導体基板
12 第1SiC層
12a 下部低濃度層
12b 高濃度層
12c 上部低濃度層
12c 低濃度層
14 ショットキー電極
15 オーミック電極
31 シランガス
32 プロパンガス
33 窒素ガス
34 窒素ガス
40 半導体素子
42 第1SiC層
42a 下部低濃度層
42b 高濃度層
42b’ 不純物注入層
42c 上部低濃度層
51 バッファ層
52 第1SiC層
52a 低濃度層
52b 高濃度層
61 不純物注入領域
62 第1SiC層
62a 下部低濃度層
62b 高濃度層
62c 上部低濃度層
63 オーバーラップ領域
70 ショットキーダイオード
71 半導体基板
72 第1SiC層
72a 下部低濃度層
72b 高濃度層
72c 上部低濃度層
73 第2SiC層
74 第1のオーミック電極
75 第2のオーミック電極
76 絶縁体膜
77 メサ部
78 領域

Claims (11)

  1. 半導体基板と、
    上記半導体基板の上面上に設けられた第1導電型の第1半導体層と、
    上記第1半導体層の上方に設けられた第1の電極と、
    上記半導体基板の下方に設けられた第2の電極とを備える半導体素子であって、
    上記第1半導体層は、第1濃度層と、上記第1濃度層の上に設けられた第2濃度層と、上記第2濃度層の上に設けられた第3濃度層とを有し、上記第2濃度層の第1導電型の不純物濃度は、上記第1濃度層と上記第3濃度層との第1導電型の不純物濃度よりも高いことを特徴とする半導体素子。
  2. 請求項1に記載の半導体素子であって、
    上記第2濃度層の厚みが100nm以下であることを特徴とする半導体素子。
  3. 請求項1または2に記載の半導体素子であって、
    上記第2濃度層の第1導電型の不純物濃度は、上記第1濃度層と上記第3濃度層との第1導電型の不純物濃度の5倍以上であり1×1020cm−3以下であることを特徴とする半導体素子。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の半導体素子であって、
    上記第1半導体層が炭化珪素からなることを特徴とする半導体素子。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の半導体素子であって、
    上記第2濃度層が複数設けられていることを特徴とする半導体素子。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の半導体素子であって、
    上記第3濃度層と上記第1の電極とがショットキー接合をなすことを特徴とする半導体素子。
  7. 請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の半導体素子であって、
    上記第1半導体層の上には、第2導電型の第2半導体層が設けられ、
    上記第2半導体層の上方に上記第1の電極が設けられていることを特徴とする半導体素子。
  8. 半導体基板の上方に、第1導電型不純物を供給しながら第1濃度層をエピタキシャル成長する工程(a)と、
    上記第1濃度層の上に、上記工程(a)よりも高い分圧の第1導電型不純物を供給しながら、上記第1濃度層よりも高い濃度の第1導電型不純物を含む第2濃度層をエピタキシャル成長する工程(b)と、
    上記第2濃度層の上に、上記工程(b)よりも低い分圧の第1導電型不純物を供給しながら、上記第2濃度層よりも低い濃度の第1導電型不純物を含む第3濃度層を形成する工程(c)と、
    上記半導体基板の下方に第2の電極を形成する工程(d)と
    上記第3濃度層の上方に第1の電極を形成する工程(e)と、を備える半導体素子の製造方法。
  9. 請求項8に記載の半導体素子の製造方法であって、
    上記工程(c)の後に、上記第3濃度層の上に、第2導電型の不純物を含む半導体層を形成する工程(f)をさらに備え、
    上記工程(e)では、上記半導体層の上方に、上記第1の電極を形成することを特徴とする半導体素子の製造方法。
  10. 半導体基板の上方に、第1導電型不純物を含む第1濃度層を形成する工程(a)と、
    上記第1濃度層の上部に第1導電型不純物をイオン注入することにより、上記第1濃度層よりも高い濃度の第1導電型不純物を含む第2濃度層を形成する工程(b)と、
    上記第2濃度層の上に、上記第2濃度層よりも低い濃度の第1導電型不純物を含む第3濃度層を形成する工程(c)と、
    上記工程(b)または(c)の後に、上記第2濃度層に対して熱処理を行う工程(d)と、
    上記半導体基板の下方に第2の電極を形成する工程(e)と
    上記第3濃度層の上方に第1の電極を形成する工程(f)と、を備える半導体素子の製造方法。
  11. 請求項10に記載の半導体素子の製造方法であって、
    上記工程(c)または(d)の後に、上記第3濃度層の上に、第2導電型の不純物を含む半導体層を形成する工程(g)をさらに備え、
    上記工程(g)では、上記半導体層の上方に、上記第1の電極を形成することを特徴とする半導体素子の製造方法。
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