JP2005026379A - 固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

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雄一 内藤
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Abstract

【課題】製造工程の短時間化、量産性の向上を図ることができる固体撮像装置の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、スルーホールを形成したマザーガラス基板の上下面及びスルーホールに導電パターンを形成する工程と、前記マザーガラス基板の接続用パッドもしくは、マザー固体撮像素子ウェハ上の接続用パッドに接続用バンプを形成する工程と、前記マザーガラス基板と前記マザー固体撮像素子ウェハを異方性導電接着剤を介して接続する工程と、接続された前記マザーガラス基板と前記マザー固体撮像素子ウェハを切断し、個々の固体撮像装置に分割する工程とを有する固体撮像装置の製造方法とする。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の固体撮像装置を図1に示す。図1は固体撮像装置の外観を示す概略斜視図である。図1において1はガラス基板、2は固体撮像素子、3は導電パターン、4は導電パターンが形成されたスルーホール、5は電子部品である。ガラス基板1は固体撮像素子2の占有スペースを考慮してサイズが決定されている。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
以下、従来の固体撮像装置の製造方法を説明する。図2はガラス基板の側面図で、(a)はガラス基板の導電パターン形成方法を示す図である。図2(b)は、ガラス基板に導電パターンが形成された図である。導電パターン3はレーザアブレーション法により形成している。すなわち、ベースフィルム6の表面に形成した導体金属膜7をガラス基板1に向けて重ね、マスク9にレーザ光10を照射する。レーザ光10はマスク9のパターン孔8を通ってベースフィルム6を透過して導体金属膜7に当たり、レーザ光10のエネルギーにより導体金属膜7を加熱する。これによりレーザ光10が当たった導体金属膜7のみがガラス基板1に溶着転写されて導電パターン3が形成される。ガラス基板1の下面側も同様にして導電パターン3が形成される。
【0004】
図3はガラス基板の側面断面図で、スルーホール内の導体形成工程を示す図である。図3(a)はガラス基板に金型成形でスルーホールを設けた状態の図である。図3(b)はスルーホールに導体を形成する工程を示す図である。図3(c)は完成図である。スルーホール15と同じ位置に孔を形成したカバーテープ17をガラス基板1の両面に貼り、一方のカバーテープ17上に導電ペーストを載せ治具で導電ペーストを孔内に押し込み、他方のカバーテープ17の孔を通して真空引きすることにより導電ペーストが充填した状態で硬化させた後、カバーテープ17を剥離する。図3(c)はカバーテープ17を剥離した状態であり、導電ペーストにより形成された導体16が、カバーテープ17の厚み分だけ、ガラス基板1の両面のスルーホール15から突起している。この後、図2で示したようにガラス基板1に導電パターン形成工程が行われ、導電パターン3上に固体撮像素子2、電子部品5を実装する実装工程が行われ、図1に示す固体撮像装置が完成する。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−244007号(第5頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の固体撮像装置の製造は、ガラス基板のスルーホールに導体を充填し、さらに従来のレーザーアブレーション法により導電パターンを形成しているため、工程数が多く作業が複雑になっていた。このため、固体撮像装置を製造する時間が長くかかり、さらに1サイクルの工程で1つの固体撮像装置しかできないために大量生産ができず量産性に乏しい状況であった。
【0007】
前記問題点に鑑み、本発明の目的は、製造工程の短時間化、量産性の向上を図ることができる固体撮像装置の製造方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
少なくとも、スルーホールを形成したマザーガラス基板の上下面及びスルーホールに導電パターンを形成する工程と、前記マザーガラス基板の接続用パッドもしくは、マザー固体撮像素子ウェハ上の接続用パッドに接続用バンプを形成する工程と、前記マザーガラス基板と前記マザー固体撮像素子ウェハを異方性導電接着剤を介して接続する工程と、接続された前記マザーガラス基板と前記マザー固体撮像素子ウェハを切断し、個々の固体撮像装置に分割する工程とを有する固体撮像装置の製造方法とする。
【0009】
前記マザーガラス基板のスルーホールは、その断面形状が前記マザーガラス基板の厚み方向中心から上面方向および下面方向に広がりを持つハの字形状とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。図4はマザー固体撮像素子ウェハとマザーガラス基板が接続された図で、(a)は斜視図、(b)は(a)の一部拡大断面図である。マザー固体撮像素子ウェハ11と接続用バンプ12、マザーガラス基板13が異方性導電接着剤14を介して接続される。
【0011】
前記マザーガラス基板13の製造方法について図5に基づいて説明する。図5はマザーガラス基板にサンドブラスト法によりスルーホールを形成する工程を示す側面断面図で、(a)はマスクを用い硬質粒子を吹き付ける状態を示す図、(b)はマザーガラス基板にスルーホールが形成された状態を示す図、(c)は、マザーガラス基板に導電パターンを形成した状態を示す図である。マザーガラス基板13に上下面に孔の開いたマスク19を接着し、上下面に硬質粒子20を高圧で吹き付けることにより、同図(b)の形状のスルーホール18が形成される。スルーホール18はマザーガラス基板13の厚み方向において中心へ向かうにつれその径が小さくなる形状に形成され、断面形状が図5(b)において上面方向および下面方向に広がりを持つハの字形状となるものである。さらに、同図(c)のにように、マザーガラス基板13の上下面より、例えば、スパッタリング法を用い導電パターン21を形成し、上下面の導通を図る。スパッタリング法によりマザーガラス基板13の上下面とスルーホール18内に同時に導電パターン21が形成される。図6に完成したマザーガラス基板の一部を示す。同図において、個々の固体撮像装置に対応させ複数組みの導電パターン21が形成される。スパッタリング法の特徴として、導電パターンを微細にできる特徴を有しており本発明においても、同様に微細な導電パターンを形成できる。導電パターンの形成方法としてスパッタリング法を例示したが、他の方法として、蒸着、メッキ、CVD等の方法を用いることも可能である。
【0012】
図7はマザー固体撮像素子ウェハの一部斜視図である。11はマザー固体撮像素子ウェハ、12は接続用バンプでマザー固体撮像素子ウェハ11のパターン上に形成されている。接続用バンプ12の形成方法は、超音波ボンディング法または半田ボンディング法で用い行う。23は受光エリアである。
【0013】
図8はマザー固体撮像素子ウェハとマザーガラス基板との貼り合わせ工程を示す側面図である。マザー固体撮像素子ウェハ11とマザーガラス基板13を異方性導電接着剤14を介し接続を行う。図8においては、接続用バンプ12がマザー固体撮像素子ウェハ11上に設けられているが、マザーガラス基板13上に設けても良い。
【0014】
図9は接続されたマザー固体撮像素子ウェハとマザーガラス基板の上面図である。図10は個々に分割された固体撮像装置の斜視図である。接続されたマザー固体撮像素子ウェハ11とマザーガラス基板13は、例えば、半導体ダイシング装置を用い、導電パターンを傷つけないように切断線22に沿って切断する。これにより、図10に示す固体撮像装置を複数個一括して製造することができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、マザーガラス基板のスルーホール及び導電パターンが同一の方法で同時にきる。また、マザー固体撮像素子ウェハとマザーガラス基板の接続後、個々の固体撮像装置に切断分離することで、その時点で固体撮像装置が完成する。よって製造工程の短時間化ができ、量産性の向上が図れる。
【0016】
スルーホールを、その断面形状がマザーガラス基板の厚み方向中心から上面方向および下面方向に広がりを持つハの字形状にしたので、上下面側からのスパッタリングや蒸着による導電パターン形成がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体撮像装置の外観を示す概略斜視図。
【図2】ガラス基板の側面図でスルーホール内の導体形成工程を示す図であり、(a)はガラス基板の導電パターン形成方法を示す図、(b)はガラス基板に導電パターンが形成された図。
【図3】ガラス基板の側面断面図で、(a)はガラス基板に金型成形でスルーホールを設けた状態の図、(b)はスルーホールに導体を形成する工程を示す図、(c)は完成図。
【図4】マザー固体撮像素子ウェハとマザーガラス基板が接続された図で、(a)は斜視図、(b)は(a)の一部拡大断面図。
【図5】マザーガラス基板にサンドブラスト法により孔を形成する工程を示す側面断面図で、(a)はマスクを用い硬質粒子を吹き付ける状態を示す図、(b)はマザーガラス基板にスルーホールが形成された状態を示す図、(c)は、マザーガラス基板に導電パターンを形成した状態を示す図。
【図6】完成したマザーガラス基板の一部を示す図。
【図7】マザー固体撮像素子ウェハの一部斜視図。
【図8】マザー固体撮像素子ウェハとマザーガラス基板の貼り合わせ工程を示す側面図。
【図9】接続されたマザー固体撮像素子ウェハとマザーガラス基板の上面図。
【図10】個々に分割された固体撮像装置の斜視図。
【符号の説明】
1 ガラス基板
2 固体撮像素子
3 導電パターン
4 スルーホール
5 電子部品
6 ベースフィルム
7 導体金属膜
8 パターン孔
9 マスク
10 レーザ光
11 マザー固体撮像素子ウェハ
12 接続用バンプ
13 マザーガラス基板
14 異方性導電接着剤
15 スルーホール
16 導体
17 カバーテープ
18 スルーホール
19 マスク
20 硬質粒子
21 導電パターン
22 切断線
23 受光エリア

Claims (2)

  1. 少なくとも、スルーホールを形成したマザーガラス基板の上下面及びスルーホールに導電パターンを形成する工程と、前記マザーガラス基板の接続用パッドもしくは、マザー固体撮像素子ウェハ上の接続用パッドに接続用バンプを形成する工程と、前記マザーガラス基板と前記マザー固体撮像素子ウェハを異方性導電接着剤を介して接続する工程と、接続された前記マザーガラス基板と前記マザー固体撮像素子ウェハを切断し、個々の固体撮像装置に分割する工程とを有することを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  2. 前記マザーガラス基板のスルーホールは、その断面形状が前記マザーガラス基板の厚み方向中心から上面方向および下面方向に広がりを持つハの字形状であることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519881A (ja) * 2007-09-27 2010-06-03 エルジー イノテック カンパニー リミテッド カメラモジュール
JP2012212864A (ja) * 2011-03-18 2012-11-01 Sekisui Chem Co Ltd 接続構造体の製造方法及び接続構造体

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