JP2005021976A - ダイカスト鋳造機 - Google Patents

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Koji Hamada
耕司 浜田
Noriyuki Motomura
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Abstract

【課題】ダイカスト鋳造機において、射出ピストンの速度制御と増圧制御とをそれぞれ独立して任意に設定する。
【解決手段】射出ピストン12aの速度制御を行うサーボ弁44と、増圧ピストン14aの増圧制御を行うチェック弁54とを並列に配置し、前記サーボ弁44の入力ポート46aと増圧シリンダ14のロッド側圧力室12bとを増圧作動油管路74を介して接続すると共に、前記チェック弁54の入力ポート55aと射出シリンダ12のロッド側圧力室12bとを射出作動油管路72を介して接続する。そして、前記サーボ弁44の出力ポート46bを作動油排出管路76に接続し、チェック弁54の出力ポート55bをタンク管路56によりタンク57に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイカスト鋳造機に関し、一層詳細には、射出シリンダの速度制御及び増圧制御をそれぞれ独立して行うことができるダイカスト鋳造機に関する。
従来からキャビティにアルミニウム等の軽合金を射出して鋳造を行うダイカスト鋳造機が広汎に用いられている。このダイカスト鋳造機の中には、例えば、メータアウト制御を行うものが知られている。
図6に示されるように、このメータアウト制御を行うダイカスト鋳造機10では、溶湯の射出回路を構成する射出シリンダ12に、射出ピストン12aを摺動自在に内設すると共に、該射出ピストン12aにピストンロッド12dを取着し、且つ前記射出ピストン12aに面積比を利用してヘッド側圧力室12cに高圧を発生させる増圧ピストン14aが内設された増圧シリンダ14を備えている。
参照符号12b、14bは、ロッド側圧力室を示し、参照符号14cは、ヘッド側圧力室を示す。この場合、射出ピストン12aの外径と増圧シリンダ14のピストンロッド14dの外径とが、略同一径となるように形成されている。
ヘッド側圧力室12cには、射出シリンダ12の油圧源である射出アキュムレータ16がチェック弁18、増圧チェック弁20を介装してなる射出作動管路22により連通されている。なお、チェック弁18は、コントローラ48による操作信号により開閉し、該チェック弁18が開くと、射出アキュムレータ16に貯蔵される作動油が射出作動管路22を介して射出シリンダ12のヘッド側圧力室12cに供給される。
増圧チェック弁20は、コントローラ48による操作信号により開閉し、該増圧チェック弁20が開くと、ヘッド側圧力室12c内の作動油が射出戻り管路24よりチェック弁26を介してタンク37に戻される。この場合、前記チェック弁26は、コントローラ48による操作信号により開閉する。
一方、増圧シリンダ14のヘッド側圧力室14cには、該増圧シリンダ14の油圧源である増圧アキュムレータ28が増圧アキュムレータチェック弁30、増圧速度調整弁32を介装してなる増圧作動管路34により連通されている。
この増圧アキュムレータチェック弁30、増圧速度調整弁32は、コントローラ48による操作信号により開閉が行われ、前記増圧アキュムレータチェック弁30、増圧速度調整弁32が開くと、増圧アキュムレータ28に貯蔵される作動油が、増圧作動管路34よりヘッド側圧力室14cに供給される。
また、ヘッド側圧力室14cは、チェック弁65が接続された戻り管路64を介してタンク37に接続されている。
増圧速度調整弁32は、増圧アキュムレータ28の流量を調整して増圧ピストン14aの矢印A方向への前進速度を制御する。
参照符号36は、油圧供給源であるポンプユニットを示し、前記ポンプユニット36は、ポンプ36aと、前記ポンプ36aを駆動する電動機36b(例えば、モータ)と、回路内の圧力を設定値以下に制限するリリーフ弁36cと、フィルタ36d及びタンク36eとを備える。前記ポンプユニット36は、作動油供給管路38、充填チェック弁40を介して射出アキュムレータ16及び増圧アキュムレータ28に接続されて、作動油が前記射出アキュムレータ16及び増圧アキュムレータ28に充填される。なお、前記充填チェック弁40は、コントローラ48による操作信号により開閉する。
作動油給排管路42は、その一端が射出シリンダ12のロッド側圧力室12b及び増圧シリンダ14のロッド側圧力室14bに接続され、他端がサーボ弁(サーボ手段)44の入力ポート46aに連通されている。
このサーボ弁44は、パーソナルコンピュータ52のプログラムに従ってスプール44aが軸線方向(図6の上下方向)に沿って変位し、前記スプール44aの先端面とバルブ本体44bの傾斜面との係合部の隙間が、縮小若しくは拡大されて入力ポート46aから出力ポート46bへと流れる作動油の流量が制御される。
このパーソナルコンピュータ52は、射出シリンダ12の端部に設けられた速度検出センサ62によって検出されたピストンロッド12dの速度検出信号を演算処理することにより、サーボ弁44のスプール44aの変位量を制御し、射出ピストン12aの射出速度が適宜調整される。
また、前記サーボ弁44の出力ポート46bには、作動油管路50の一端が接続されている。そして、作動油管路50の他端に接続されたチェック弁(増圧バルブ手段)54は、コントローラ48による操作信号によりスプール54aが軸線方向(図6の上下方向)に沿って変位し、前記スプール54aの先端面とバルブ本体54bの傾斜面との係合部の隙間が調整されて、作動油管路50とタンク管路56とを連通若しくは遮断する。このタンク管路56は、タンク57に連結されている。
参照符号58は、戻り作動油供給管路を示し、この戻り作動油供給管路58の一端が作動油管路50に接続され、他端が作動油供給管路38に接続されている。そして、この戻り作動油供給管路58の途中には、チェック弁60が設けられ、前記チェック弁60は、コントローラ48による操作信号により開閉が行われる。
この従来技術に係るダイカスト鋳造機10において、図示しない射出スリーブに所定量の溶湯を注入した後、コントローラ48によりチェック弁18が開かれると、射出アキュムレータ16内の作動油が、増圧チェック弁20を介して射出作動管路22より射出シリンダ12のヘッド側圧力室12cに導かれる。
このチェック弁18を開く操作と並行して、パーソナルコンピュータ52のプログラムに従いサーボ弁44を作動させ、且つコントローラ48によりチェック弁54が作動してスプール54aを変位させる。このことにより、ヘッド側圧力室12cの作動油が、射出ピストン12aを矢印A方向へと押圧し、前記射出ピストン12aの変位作用下にロッド側圧力室12bの作動油が作動油給排管路42、サーボ弁44、作動油管路50よりチェック弁54、タンク管路56を介してタンク57に流れる。なお、この場合、チェック弁60は閉じておく。
この溶湯が、キャビティの湯口に到達した時点で、サーボ弁44のスプール44aが変位して該スプール44aの先端面とバルブ本体44bの傾斜面との係合部の隙間が拡大して、ロッド側圧力室12b内の作動油が大流量で作動油管路50、タンク管路56よりタンク57に流れる。
また、射出ピストン12aが減速すると、コントローラ48の操作信号の作用下に増圧アキュムレータチェック弁30、増圧速度調整弁32を開き、増圧アキュムレータ28内の作動油が増圧作動管路34より増圧シリンダ14のヘッド側圧力室14cに流れる。
そして、ロッド側圧力室14bの作動油が、作動油給排管路42、サーボ弁44、作動油管路50よりチェック弁54、タンク管路56を介してタンク57に流れる。そのため、増圧ピストン14aに圧力が付与されて前記増圧ピストン14aの矢印A方向への前進により、射出ピストン12aに増圧力が付与される。
一方、上記とは反対に、射出ピストン12aを矢印B方向へと後退させるには、コントローラ48の操作信号により増圧チェック弁20、チェック弁26、60、65を開き、チェック弁54を閉じると、ポンプユニット36の作動油は、戻り作動油供給管路58、チェック弁60、作動油管路50、サーボ弁44を経て、作動油給排管路42からロッド側圧力室12b、14bに導かれる。
また、ヘッド側圧力室12cは、増圧チェック弁20、射出戻り管路24、チェック弁26よりタンク37に連通し、前記ヘッド側圧力室14cが、戻り管路64、チェック弁65を介して射出戻り管路24に連通しているので、前記ヘッド側圧力室12c、14c内の作動油がそれぞれタンク37に戻される。
その結果、射出ピストン12a及び増圧ピストン14aは、それぞれ初期位置に戻る。
なお、ダイカスト鋳造機に関する先行技術文献を調べたが見つけることができなかった。
ところで、このダイカスト鋳造機10では、サーボ弁44とチェック弁54とが作動油管路50を介して直列に接続され、射出シリンダ12のヘッド側圧力室12cと増圧シリンダ14のヘッド側圧力室14cとが作動油給排管路42を介して前記サーボ弁44に接続されている。
この構成では、射出ピストン12aの速度制御及び増圧ピストン14aの増圧制御が、サーボ弁44の入力ポート46aから出力ポート46bへと流れる作動油の流量を調整することによって行われているため、射出ピストン12aの速度制御及び増圧ピストン14aの増圧制御をそれぞれ独立して別個に行うことが不可能である。
このため、キャビティ形状、大きさ、溶湯温度、射出圧力等により射出ピストン12aの速度及び増圧ピストン14aの増圧をそれぞれ別個に独立して任意に設定することができない。その結果、鋳造製品に対して最適な射出条件を設定することが困難であり、前記鋳造製品の歩留まりが低下するため、ダイカスト鋳造機の生産性が低下する。
本発明は、前記の不具合を考慮してなされたものであり、射出ピストンの速度制御及び増圧制御をそれぞれ独立して任意に設定することが可能なダイカスト鋳造機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、射出ピストンが摺動自在に設けられた射出シリンダと、
前記射出ピストンが変位する際の速度制御を行うサーボ手段と、
前記射出ピストンが変位する際に付与される圧力を増大させる増圧制御を行う増圧バルブ手段と、
を備え、
前記サーボ手段と前記増圧バルブ手段とが管路を介して並列に配置され、前記射出シリンダの速度制御及び増圧制御をそれぞれ別個に独立して行うことを特徴とする。
本発明によれば、射出ピストンの速度制御を行うサーボ手段と、前記射出ピストンが変位する際に付与される圧力を増大させる増圧制御を行う増圧バルブ手段とを管路を介して並列に配置し、前記射出シリンダの速度制御及び増圧制御をそれぞれ別個に独立して行っている。
従って、キャビティ形状、大きさ、溶湯温度、射出圧力等により射出ピストンの速度制御及び増圧制御をそれぞれ別個に独立して任意に設定することができるので、鋳造製品に対して最適な射出条件を設定することにより前記鋳造製品の歩留まりを向上させることができ、ダイカスト鋳造機の生産性を向上させることができる。
また、射出ピストンと同軸上に増圧ピストンを軸線方向に沿って摺動自在に設け、前記増圧ピストンの変位作用下に前記射出ピストンを一体的に変位させることにより、射出ピストンに付与される圧力を好適に増圧させることができる。
さらに、射出シリンダの軸線方向に沿った一端部側に、軸線方向に沿って摺動自在に設けられる増圧ピストンを有する増圧シリンダを接続管路を介して接続し、前記増圧ピストンの変位作用下に前記射出ピストンを一体的に変位させるように構成する。これにより、前記射出ピストンと増圧ピストンとの外周径をそれぞれ別個に任意の大きさに設定することができるため、増圧ピストンから射出ピストンへと付与される増圧力を自在に調整することができる。
さらにまた、射出ピストンの外周径を、増圧ピストンの射出シリンダ側に形成されるピストンロッドの外周径より大きく形成することにより、前記射出ピストンが設けられる射出シリンダと前記増圧ピストンが設けられる増圧シリンダとの間に生じる面積差に応じて、増圧シリンダによる増圧力を調整することができる。そのため、増圧シリンダにおけるピストンロッドから射出ピストンに付与される増圧力を調整することができる。
またさらに、サーボ手段をサーボ弁とすることにより、コントローラからの操作信号によって前記サーボ弁を開閉させて射出ピストンが変位する際の速度制御を好適に行うことができる。
また、増圧バルブ手段をチェック弁とすることにより、射出ピストンがストローク変位する際に付与される圧力を増大させる増圧制御を好適に行うことができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、射出ピストンの速度制御を行うサーボ手段と、前記射出ピストンが変位する際に付与される圧力を増大させる増圧制御を行う増圧バルブ手段とを管路を介して別個に並列配置することにより、キャビティ形状、大きさ、溶湯温度、射出圧力等に応じて射出ピストンの速度制御及び増圧制御をそれぞれ独立して任意に設定することができるため、鋳造製品に対して最適な射出条件を設定することが可能になり、前記鋳造製品の歩留まりを向上させてダイカスト鋳造機の生産性を向上させることができる。
本発明に係るダイカスト鋳造機について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号70は、本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト鋳造機を示す。なお、上述した従来技術に係るダイカスト鋳造機10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。また、以下に示す第2及び第3の実施の形態に係るダイカスト鋳造機80、90についても同様とする。
このダイカスト鋳造機70は、図1に示されるように、射出ピストン12aの速度制御と増圧ピストン14aの増圧制御とをそれぞれ独立して行うために、サーボ弁44とチェック弁54とを並列に別個に独立して配置すると共に、前記射出ピストン12aの速度制御をサーボ弁44の開閉により行い、増圧ピストン14aの増圧制御をチェック弁54の作動により行う構成としている。
射出作動油管路72は、その一端が射出シリンダ12のロッド側圧力室12bに接続され、他端がチェック弁54の入力ポート55aに連通されている。一方、増圧作動油管路74は、その一端が増圧シリンダ14のロッド側圧力室14bに接続され、他端がサーボ弁44の入力ポート46aに連通されている。さらに、作動油排出管路76は、その一端がサーボ弁44の出力ポート46bに接続され、他端がタンク管路56に連通されている。なお、射出作動油管路72及び増圧作動油管路74は、交差部78で互いに連通している。
本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト鋳造機70は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作及び作用効果について説明する。
このダイカスト鋳造機70において、溶湯を図示しない射出スリーブに所定量だけ注入した後、コントローラ48による操作信号によりチェック弁18を開くと、射出アキュムレータ16内の作動油が、チェック弁18及び増圧チェック弁20を介して射出作動管路22よりヘッド側圧力室12cに導かれる。
そして、チェック弁18を開く操作に並行して、パーソナルコンピュータ52のプログラムに従ってサーボ弁44を作動させる。前記サーボ弁44の作動作用下にスプール44aを変位させると、ヘッド側圧力室12cの作動油による押圧作用下に射出ピストン12aが矢印A方向へと変位し、ロッド側圧力室12bの内部の作動油が射出ピストン12aによって押圧され、射出作動油管路72、増圧作動油管路74を介してサーボ弁44の入力ポート46aから出力ポート46bを経て、作動油排出管路76を通りタンク管路56を介してタンク57に流れる。
従って、射出ピストン12aは、図4に示されるように、低速射出速度V1で前進し、前記射出ピストン12aが射出スリーブ内をストロークL1だけ変位すると、前記射出スリーブ内の溶湯がキャビティ(図示せず)の湯口に到達する。
この場合、図5に示されるように、射出ピストン12aが低速射出速度V1(図4参照)で射出スリーブ内をストロークL1だけ変位する際、前記射出ピストン12aは、略一定の射出圧力P1で前進する。
溶湯がキャビティの湯口に到達した時点で、コントローラ48からの操作信号によってサーボ弁44のスプール44aを軸線方向に沿って変位させることにより、ロッド側圧力室12b内における作動油が流量を大として導出され、この増大した流量の作動油は、射出作動油管路72、増圧作動油管路74を介してサーボ弁44の入力ポート46aに導入される。そして、該サーボ弁44の出力ポート46bから導出されてタンク管路56よりタンク57へと流れる。
そして、射出ピストン12aが低速射出速度V1から高速射出速度V2に切り換わり(図4参照)、ストロークL2に達するまで高速射出速度V2で前進し、溶湯がキャビティ内に充填される。この際、射出ピストン12aは溶湯の抵抗により略一定の射出圧力P2下に前進する(図5参照)。
一方、キャビティに対して溶湯の充填が完了する直前に、サーボ弁44の作動によりスプール44aを軸線下方向に沿って変位させて、前記スプール44aの先端面とバルブ本体44bの傾斜面との係合部の隙間を縮小すると、ロッド側圧力室12bから射出作動油管路72、サーボ弁44の入力ポート46a、出力ポート46bへと流れる作動油の流量が小さくなり、射出ピストン12aの変位速度が急速に減速する。
すなわち、射出ピストン12aは、図4に示されるように、ストロークL2に到達した時点で急激に減速を開始し、溶湯が固化するストロークL4に到達したときに停止する。
ここで、サーボ弁44は、スプール44aの変位により該スプール44aの先端面とバルブ本体44bの傾斜面との係合部の隙間が縮小し、ロッド側圧力室12bの作動油が入力ポート46aから出力ポート46bに流れる際にその流量が絞られ、射出ピストン12aを減速させることになる。その後、コントローラ48により増圧アキュムレータチェック弁30、増圧速度調整弁32及びチェック弁54を開くと、増圧アキュムレータ28内の作動油が増圧作動管路34から戻り管路64を介して増圧シリンダ14のヘッド側圧力室14cに流れ、増圧ピストン14aが変位し、ロッド側圧力室14b内の作動油が増圧作動油管路74、チェック弁54及びタンク管路56を介してタンク57に流れる。すなわち、増圧ピストン14aが前進して(図1中、矢印A方向)、前記射出ピストン12aに増圧力が作用する。
そのため、図5に示されるように、前記射出ピストン12aに作用する抵抗力、すなわち増圧力P4は、溶湯の凝固と共に圧力が次第に上昇し、射出ピストン12aが停止した時点で最も高くなる。すなわち、キャビティに充填された溶湯には、射出ピストン12aが減速を開始すると共に増圧力P4が作用し、該増圧力P4は溶湯の凝固と共にその値が大きくなり、溶湯が固化して射出ピストン12aがストロークL4で停止したときに最大になる。
なお、射出ピストン12aは、図4に示されるように、溶湯が凝固を開始すると共に減速を始め、前記溶湯が固化したときにストロークL3で停止する。そして、キャビティに鋳造製品(図示せず)が形成される。その際、サーボ弁44は、スプール44aの先端面とバルブ本体44bの傾斜面との係合部の隙間が縮小した状態に保持される。
このため、図5に示されるように、射出ピストン12aに作用する増圧力P4は、従来技術に係る射出ピストン12aに作用する増圧力P3(図5中、破線)と比較して急激に上昇し、射出ピストン12aが停止したL3の時点で最も高くなる。従って、増圧ピストン14aの前進により射出ピストン12aに増圧力P4が付与されるに至る。
一方、上記とは反対に、射出ピストン12aを矢印B方向へと後退させるには、コントローラ48の操作信号により増圧チェック弁20、チェック弁26、60、65を開き、チェック弁54を閉じると、ポンプユニット36の作動油は、戻り作動油供給管路58、チェック弁60を経て、射出作動油管路72からロッド側圧力室12bに導かれると共に、略同時に交差部78を介して増圧作動油管路74からロッド側圧力室14bに導かれる。
また、ヘッド側圧力室12cは、増圧チェック弁20、射出戻り管路24、チェック弁26よりタンク37に連通し、且つ前記ヘッド側圧力室14cが戻り管路64、チェック弁65を介して射出戻り管路24に連通しているので、前記ヘッド側圧力室12c、14c内の作動油がそれぞれタンク37に戻される。その際、チェック弁65を介してタンク37へと戻される作動油は、射出アキュムレータ16から供給される作動油と比較してその圧力が小さいため、チェック弁26の方向へと逆流することがない。
その結果、射出ピストン12a及び増圧ピストン14aは、それぞれ初期位置に戻る。
なお、この第1の実施の形態に係るダイカスト鋳造機70においては、メータアウト制御に適用した場合について説明したが、メータイン制御にも適用可能であることは勿論である。
以上のように、この第1の実施の形態では、射出ピストン12aの速度制御を行うためのサーボ弁44と、増圧ピストン14aの増圧制御を行うためのチェック弁54とを並列に配置し、前記サーボ弁44を射出作動油管路72、増圧作動油管路74を介して射出シリンダ12のロッド側圧力室12bに接続すると共に、チェック弁54を射出作動油管路72、増圧作動油管路74を介してヘッド側圧力室12cに接続することにより、射出ピストン12aの速度制御及び増圧ピストン14aの増圧制御を独立して行うことができる。
その結果、キャビティ形状、大きさ、溶湯温度、射出圧力等に応じて射出ピストン12aの速度制御及び増圧ピストン14aの増圧制御をそれぞれ独立して任意に設定することができるため、鋳造製品に対して最適な射出条件を設定することが可能になり、前記鋳造製品の歩留まりを向上させてダイカスト鋳造機70の生産性を向上させることができる。
また、一般的に、従来技術に係るダイカスト鋳造機10では、溶湯をキャビティに充填する際の射出ピストン12aの射出速度、該射出ピストン12aの射出圧力等の射出条件により鋳造製品にバリが発生し、最悪の場合には、溶湯が前記ダイカスト鋳造機10を構成する金型分割面より噴出することがある。
本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト鋳造機70では、図4に示されるように、射出ピストン12aの高速射出速度V2を、図6の従来技術に係る射出ピストン12aの高速射出速度(図4中、破線)と比較して急激に減速させることができる。
すなわち、射出ピストン12aは、ストロークL2に到達した時点で急激に減速を開始し、溶湯が固化するストロークL4に到達したときに停止する。そのため、キャビティへの溶湯の充填を完了する直前に、射出ピストン12aの射出ストロークの速度を高速射出速度V2から急激に低下させることにより鋳造製品へのバリの発生を防止し、しかも溶湯が金型分割面より噴出する懸念も生じない。その結果、鋳造製品にバリが発生することがないため、前記バリを除去する工程が不要となり、製造工程の短縮化を図ることができる。
さらに、射出ピストン12aの高速射出速度V2が急激に低下した後にチェック弁54を作動させることにより、増圧ピストン14aを速く作動させることができる。このため、射出ピストン12aに対して増圧力を短時間で付与することができる。
次に、図2は、本発明の第2の実施の形態に係るダイカスト鋳造機80の概略構成を示す。
この第2の実施の形態に係るダイカスト鋳造機80では、増圧シリンダ14のピストンロッド14dの外径Cが、射出シリンダ12の射出ピストン12aの外径Dよりも小さく形成され(C<D)、且つ射出シリンダ12と増圧シリンダ14とが管路(接続管路)82により接続されている点で、本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト鋳造機70と相違している。
このダイカスト鋳造機80では、コントローラ48の操作信号によりチェック弁18を開くと、射出アキュムレータ16から作動油が、射出作動管路22、増圧チェック弁20を介して射出シリンダ12のヘッド側圧力室12cに導かれる。
このチェック弁18を開く操作と並行して、パーソナルコンピュータ52のプログラムに従いサーボ弁44を作動させる。このことにより、ヘッド側圧力室12cの作動油の押圧作用下に射出ピストン12aが矢印A方向へと変位し、前記射出ピストン12aによって12b内の作動油が、射出作動油管路72、サーボ弁44、増圧作動油管路74よりサーボ弁44、作動油排出管路76、タンク管路56を介してタンク57に流れる。なお、この場合、チェック弁60は閉じておく。
そして、射出ピストン12aが減速すると、コントローラ48の操作信号の作用下に増圧アキュムレータチェック弁30、増圧速度調整弁32及びチェック弁54を開き、増圧アキュムレータ28内の作動油が増圧作動管路34より戻り管路64を介して増圧シリンダ14のヘッド側圧力室14cに流れ、増圧ピストン14aが変位してロッド側圧力室14b内の作動油が増圧作動油管路74、チェック弁54及びタンク管路56を介してタンク57に流れる。
これにより、ヘッド側圧力室14cの作動油によって増圧ピストン14aに圧力が付与されて前記増圧ピストン14aの矢印A方向への前進により、管路82を介して射出ピストン12aに増圧力が付与される。
一方、上記とは反対に、射出ピストン12aを矢印B方向へと後退させるには、コントローラ48の操作信号により増圧チェック弁20、チェック弁26、60を開き、チェック弁54を閉じると、ポンプユニット36の作動油は、戻り作動油供給管路58、チェック弁60を経て、射出作動油管路72からロッド側圧力室12bに導かれると共に、略同時に交差部78を介して増圧作動油管路74からロッド側圧力室14bに導かれる。
また、ヘッド側圧力室12cは、増圧チェック弁20、射出戻り管路24、チェック弁26よりタンク37に連通すると共に、管路82を介してロッド側圧力室14bに連通している。さらに、前記ヘッド側圧力室14cが戻り管路64、チェック弁26を介して射出戻り管路24に連通しているので、前記ヘッド側圧力室12c、14c内の作動油がそれぞれタンク37に戻される。その際、ヘッド側圧力室12c内の作動油が管路82を介してロッド側圧力室14bの内部に導入されることにより、増圧ピストン14aの矢印B方向への戻り速度が増大する。その結果、射出ピストン12a及び増圧ピストン14aは、それぞれ初期位置に戻る。
以上のように、この第2の実施の形態では、射出ピストン12aの速度制御を行うためのサーボ弁44と、増圧ピストン14aの増圧制御を行うためのチェック弁54とを並列に配置すると共に、増圧シリンダ14を射出シリンダ12と管路82を介して別個に設けることにより、射出ピストン12aの速度制御及び増圧制御を独立して行うことができる。そして、射出シリンダ12における射出ピストン12aの外径Dと、増圧シリンダ14におけるピストンロッド14dの外径Cとを任意の大きさに設定することにより、ロッド側圧力室14bとヘッド側圧力室14cとの間に生じる面積差に応じて、増圧シリンダ14の増圧力を任意に調整することが可能である。すなわち、増圧シリンダ14におけるピストンロッド14dから射出ピストン12aに付与される増圧力を任意に調整することができる。
その結果、増圧ピストン14aによる増圧制御を、速度制御とは別個により一層高精度に行うことができるため、鋳造製品に対してより一層最適な射出条件を設定することが可能になり、前記鋳造製品の歩留まりを向上させてダイカスト鋳造機80の生産性を向上させることができる。
図3は、本発明の第3の実施の形態に係るダイカスト鋳造機90の概略構成を示す。
この第3の実施の形態に係るダイカスト鋳造機90では、増圧チェック弁20、サーボ弁44を並列に配置し、前記増圧チェック弁20、サーボ弁44をそれぞれ射出シリンダ12のロッド側圧力室12b、ヘッド側圧力室12cに接続し、且つ該ヘッド側圧力室12cを前記サーボ弁44の入力ポート46aに連通してランラウンド回路を構成している点で、本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト鋳造機70と相違している。
このダイカスト鋳造機90におけるロッド側作動油管路92は、その一端が射出シリンダ12のロッド側圧力室12bに接続され、他端が増圧チェック弁20に連通されている。また、ヘッド側作動油管路94は、その一端が射出シリンダ12のヘッド側圧力室12cに接続され、他端がサーボ弁44の出力ポート46bに連通されている。さらに、作動油管路96は、その一端がサーボ弁44の入力ポート46aに接続され、他端がロッド側作動油管路92に連通している。なお、ヘッド側作動油管路94及び作動油管路96は、交差部100で互いに連通している。
以上のような構成において、射出ピストン12aを低速射出速度V1(図4参照)で矢印A方向に前進させるには、コントローラ48による操作信号によりチェック弁18、サーボ弁44を開き、増圧チェック弁20を閉じ、射出アキュムレータ16の作動油を射出作動管路22より射出シリンダ12のヘッド側圧力室12cに供給する。
一方、ヘッド側圧力室12cに導入された作動油による押圧作用下に射出ピストン12aが矢印A方向へと変位し、ロッド側圧力室12bの作動油が、ロッド側作動油管路92、作動油管路96よりサーボ弁44の入力ポート46a、出力ポート46bを経てヘッド側作動油管路94よりヘッド側圧力室12cに流入する。そのため、図4に示されるように、射出ピストン12aは低速射出速度V1で前進する。
図3に示されるように、射出ピストン12aを前記低速射出速度V1から高速射出速度V2(図4参照)に切り換える際には、コントローラ48の操作信号によりサーボ弁44のスプール44aを変位させることにより、該スプール44aの先端面とバルブ本体44bと傾斜面との隙間を拡大する。これによって、ロッド側圧力室12bにおける作動油の流量を増大させてサーボ弁44の入力ポート46aから出力ポート46bを介してヘッド側圧力室12cへと流す。
さらに、射出ピストン12aに増圧を発生させるには、増圧チェック弁20、増圧タンク弁98を開き、ヘッド側圧力室12cの作動油をロッド側作動油管路92より増圧チェック弁20、増圧タンク弁98を介してタンク57に流すことにより可能である。
一方、上記とは反対に、射出ピストン12aを矢印B方向へと後退させるには、コントローラ48の操作信号によりサーボ弁44と増圧タンク弁98を閉じると、ポンプユニット36の作動油は、戻り作動油供給管路58、チェック弁60、増圧チェック弁20を経て、ロッド側作動油管路92からロッド側圧力室12bに導かれる。そして、ロッド側圧力室12bの内部の作動油の押圧作用下に射出ピストン12aを矢印B方向へと変位させる。この場合、ヘッド側圧力室12cが、射出戻り管路24、チェック弁26を介してタンク37に連通しているため、前記ヘッド側圧力室12c内の作動油がタンク37に戻される。その結果、射出ピストン12aは初期位置に戻る。
すなわち、この第3の実施の形態では、増圧チェック弁20、サーボ弁44が並列に配置され、前記増圧チェック弁20、サーボ弁44のそれぞれを射出シリンダ12のロッド側圧力室12b、ヘッド側圧力室12cに接続し、且つ該ヘッド側圧力室12cを前記サーボ弁44に連通してランアラウンド回路を構成することにより、射出ピストン12aの速度制御及び増圧制御を独立して行うことができる。その結果、キャビティ形状、大きさ、溶湯温度、射出圧力等に応じて射出ピストン12aの速度制御及び増圧ピストン14aの増圧制御をそれぞれ独立して任意に設定することができるため、鋳造製品に対して最適な射出条件を設定することが可能になり、前記鋳造製品の歩留まりを向上させてダイカスト鋳造機90の生産性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るダイカスト鋳造機の概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係るダイカスト鋳造機の概略構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係るダイカスト鋳造機の概略構成図である。 射出ピストンの射出ストロークに対する射出速度の関係を示す説明図である。 図4の射出ストロークに対する射出圧力の関係を示す説明図である。 従来技術に係るダイカスト鋳造機の概略構成図である。
符号の説明
12…射出シリンダ 12a…射出ピストン
12b、14b…ロッド側圧力室 12c、14c…ヘッド側圧力室
14…増圧シリンダ 14a…増圧ピストン
16…射出アキュムレータ 18、26、54、60、65…チェック弁
20…増圧チェック弁 28…増圧アキュムレータ
36…ポンプユニット 44…サーボ弁
48…コントローラ 56…タンク管路
70、80、90…ダイカスト鋳造機 92…ロッド側作動油管路
94…ヘッド側作動油管路 98…増圧タンク弁

Claims (6)

  1. 射出ピストンが摺動自在に設けられた射出シリンダと、
    前記射出ピストンが変位する際の速度制御を行うサーボ手段と、
    前記射出ピストンが変位する際に付与される圧力を増大させる増圧制御を行う増圧バルブ手段と、
    を備え、
    前記サーボ手段と前記増圧バルブ手段とが管路を介して並列に配置され、前記射出シリンダの速度制御及び増圧制御をそれぞれ別個に独立して行うことを特徴とするダイカスト鋳造機。
  2. 請求項1記載のダイカスト鋳造機において、
    前記射出ピストンと同軸上に増圧ピストンが軸線方向に沿って摺動自在に設けられ、前記増圧ピストンの変位作用下に前記射出ピストンが一体的に変位することを特徴とするダイカスト鋳造機。
  3. 請求項1記載のダイカスト鋳造機において、
    前記射出シリンダの軸線方向に沿った一端部側には、軸線方向に沿って摺動自在に設けられる増圧ピストンを有する増圧シリンダが接続管路を介して接続され、前記増圧ピストンの変位作用下に前記射出ピストンが一体的に変位することを特徴とするダイカスト鋳造機。
  4. 請求項3記載のダイカスト鋳造機において、
    前記射出ピストンの外周径は、前記増圧ピストンの前記射出シリンダ側に形成されるピストンロッドの外周径より大きく形成されることを特徴とするダイカスト鋳造機。
  5. 請求項1記載のダイカスト鋳造機において、
    前記サーボ手段は、サーボ弁であることを特徴とするダイカスト鋳造機。
  6. 請求項1記載のダイカスト鋳造機において、
    前記増圧バルブ手段は、チェック弁であることを特徴とするダイカスト鋳造機。

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