JP2005018998A - 負極材料およびそれを用いた電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイクル特性を向上させることができる負極材料およびそれを用いた電池を提供する。
【解決手段】外装缶11内に収容された円板状の正極12と外装カップ13内に収容された円板状の負極14とが、セパレータ15を介して積層されている。負極14は、SnおよびSiのうちの少なくとも一方に加えて、Feを含む合金または化合物を含有している。この合金または化合物におけるFeの割合は15質量%以下であることが好ましい。また、この合金または化合物は更にCrを1500質量ppm未満の割合で含むことが好ましい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スズ(Sn)およびケイ素(Si)のうちの少なくとも一方を含む合金または化合物よりなる負極材料およびそれを用いた電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、モバイル機器の高性能化および多機能化に伴い、それらの電源である二次電池の高容量化が切望されている。この要求に応える二次電池としてはリチウムイオン二次電池がある。しかし、現在広く用いられている、正極にコバルト酸リチウム、負極に黒鉛を用いたリチウムイオン二次電池の容量は飽和状態にあり、大幅な高容量化は極めて困難な状況である。
【0003】
こうした中で、より高容量を実現可能な負極材料として、リチウムと合金を形成するスズ、ケイ素、あるいはその合金が広く研究されている。しかし、これらは充放電時にリチウム(Li)との結合・解離がなされる際に膨張収縮し、充放電を繰り返すたびに微粉化し、サイクル特性が悪いという問題があった。そこで、リチウムと金属間化合物を形成しない元素を添加することにより、充電時の合金の膨張を抑制する試みがなされている(例えば、特許文献1,2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−325765号公報
【特許文献2】
特開平7−230800号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この添加によってもサイクル特性の改善は十分でないという問題があった。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、サイクル特性を向上させることができる負極材料およびそれを用いた電池を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による負極材料は、スズよびケイ素のうちの少なくとも一方に加えて、鉄(Fe)を含む合金または化合物よりなるものである。
【0008】
本発明による電池は、正極および負極と共に電解質を備えたものであって、負極は、スズおよびケイ素のうちの少なくとも一方に加えて、鉄を含む合金または化合物を含有するものである。
【0009】
本発明による負極材料および電池では、スズおよびケイ素のうちの少なくとも一方を含む合金または化合物において、鉄を加えているので、優れたサイクル特性が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
本発明の一実施の形態に係る負極材料は、例えば、スズおよびケイ素のうちの少なくとも一方を含む合金の粉末、または、スズおよびケイ素のうちの少なくとも一方と酸素(O)あるいは硫黄(S)などの非金属元素の少なくとも1種とを含む化合物の粉末により構成されている。なお、本明細書において、合金には2種以上の金属元素からなるものに加えて、1種以上の金属元素と1種以上の半金属元素とからなるものも含める。その組織には固溶体,共晶(共融混合物),金属間化合物あるいはそれらのうちの2種以上が共存するものがある。
【0012】
この合金または化合物の粉末は、負極活物質として機能するものであり、スズあるいはケイ素を含むことにより、電極反応種であるリチウムなどを吸蔵および放出し、高容量を得ることができるようになっている。例えば、スズの合金であればスズの割合が40質量%以上であることが好ましく、ケイ素の合金であればケイ素の割合が10質量%以上であることが好ましい。スズあるいはケイ素の割合が少ないと高い容量を得ることができないからである。
【0013】
また、この合金または化合物の粉末は鉄を含んでおり、これによりサイクル特性をより向上させることができるようになっている。鉄の割合は15質量%以下であることが好ましく、10質量%以下であればより好ましく、8質量%以下であれば更に好ましい。鉄の割合が多くなりすぎると容量が低下してしまう場合があるからである。また、鉄の割合は0.1質量%以上であることが好ましい。鉄の割合が少ないとサイクル特性を十分に向上させることができないからである。
【0014】
更に、この合金または化合物の粉末は、鉄に加えてクロム(Cr)を含んでいることが好ましい。クロムを更に含むことにより、サイクル特性をより向上させることができるからである。クロムの割合は、1500質量ppm未満であることが好ましく、1000質量ppm以下であればより好ましく、10質量ppm以上であれば更に好ましい。この範囲内においてサイクル特性をより一層向上させることができるからである。
【0015】
この合金または化合物の粉末は、上述した元素以外の他の元素を更に含んでいてもよい。他の元素としては、例えば、リチウムなどと金属間化合物を形成しない金属元素が好ましく、中でも、コバルト(Co)および銅(Cu)のうちの少なくとも一方が好ましい。サイクル特性をより向上させることができるからである。なお、合金と、非金属元素を含む化合物とでは、合金の方がより高い容量を得ることができるので好ましい。
【0016】
この合金または化合物の粉末の合成方法は限定されないが、ガスアトマイズあるいは水アトマイズなどの各種アトマイズ法、メカニカルアロイング、メカニカルミリングあるいはボールミルなどの機械的に合成する方法、または蒸着などが挙げられ、これらの合成法のいくつかを組み合わせてもよい。
【0017】
このような負極材料は例えば次のようにして電池に用いられる。
【0018】
図1は、本実施の形態に係る負極材料を用いた二次電池の断面構造を表すものである。この二次電池はいわゆるコイン型といわれるものであり、外装缶11内に収容された円板状の正極12と外装カップ13内に収容された円板状の負極14とが、セパレータ15を介して積層されたものである。外装缶11および外装カップ13の周縁部は絶縁性のガスケット16を介してかしめることにより密閉されている。外装缶11および外装カップ13は、例えば、ステンレスあるいはアルミニウムなどの金属によりそれぞれ構成されている。
【0019】
正極12は、例えば、正極集電体12Aと、正極集電体12Aに設けられた正極合剤層12Bとを有している。正極集電体12Aは、例えば、アルミニウム箔,ニッケル箔あるいはステンレス箔などの金属箔により構成されている。正極合剤層12Bは、例えば、正極活物質として、リチウムを吸蔵および放出することが可能な正極材料のいずれか1種または2種以上を含んでおり、必要に応じて導電材および結着材を含んでいてもよい。リチウムを吸蔵および放出することが可能な正極材料としては、例えば、硫化チタン(TiS),硫化モリブデン(MoS),セレン化ニオブ(NbSe)あるいは酸化バナジウム(V)などのリチウムを含有しない金属硫化物あるいは金属酸化物など、またはリチウムを含有するリチウム複合酸化物、またはポリアセチレンあるいはポリピロールなどの高分子化合物が挙げられる。
【0020】
中でも、リチウム複合酸化物は、高電圧および高エネルギー密度を得ることができるものがあるので好ましい。このようなリチウム複合酸化物としては、例えば、化学式LiMIOあるいはLiMIIPOで表されるものが挙げられる。式中、MIおよびMIIは1種類以上の遷移金属を表し、特にコバルト,ニッケルおよびマンガンのうちの少なくとも1種を含むことが好ましい。xおよびyの値は電池の充放電状態によって異なり、通常、0.05≦x≦1.10、0.05≦y≦1.10である。化学式LiMIOで表されるリチウム複合酸化物の具体例としては、LiCoO、LiNiO、LiNiCo1−z (0<z<1)、あるいはLiMnなどが挙げられる。
【0021】
負極14は、例えば、負極集電体14Aと、負極集電体14Aに設けられた負極合剤層14Bとを有している。負極集電体14Aは、例えば、銅箔,ニッケル箔あるいはステンレス箔などの金属箔により構成されている。
【0022】
負極合剤層14Bは、例えば、本実施の形態に係る負極材料を含み、必要に応じてポリフッ化ビニリデンなどの結着材と共に構成されている。また、本実施の形態に係る負極材料に加えて他の負極活物質、または導電材などの他の材料を含んでいてもよい。他の負極活物質としては、リチウムを吸蔵および放出することが可能な炭素質材料,金属酸化物あるいは高分子化合物などが挙げられる。炭素質材料としては、例えば、難黒鉛化性炭素,人造黒鉛,天然黒鉛,熱分解炭素類,コークス類,グラファイト類,ガラス状炭素類,有機高分子化合物焼成体,炭素繊維,活性炭あるいはカーボンブラック類が挙げられる。このうち、コークス類には、ピッチコークス,ニードルコークスあるいは石油コークスなどがあり、有機高分子化合物焼成体というのは、フェノール樹脂やフラン樹脂などの高分子化合物を適当な温度で焼成して炭素化したものをいう。また、金属酸化物としては化学式SnO(0.5<a<2)で表される酸化スズなどが挙げられ、高分子化合物としては、ポリアセチレン,ポリパラフェニレンあるいはポリチオフェンなどが挙げられる。
【0023】
セパレータ15は、正極12と負極14とを隔離し、両極の接触による電流の短絡を防止しつつ、リチウムイオンを通過させるものである。このセパレータ15は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレンあるいはポリエチレンなどよりなる合成樹脂製の多孔質膜、またはセラミック製の不織布などの無機材料よりなる多孔質膜により構成されており、これらの2種以上の多孔質膜を積層した構造とされていてもよい。
【0024】
セパレータ15には、液状の電解質である電解液が含浸されている。電解液は、溶媒と、溶媒に溶解された電解質塩であるリチウム塩とを含んでいる。溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、プロピオニトリル、アニソール、酢酸エステル、酪酸エステルあるいはプロピオン酸エステルが挙げられる。溶媒は、いずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
【0025】
リチウム塩としては、例えば、六フッ化リン酸リチウム(LiPF),過塩素酸リチウム(LiClO),六フッ化ヒ酸リチウム(LiAsF),四フッ化ホウ酸リチウム(LiBF),トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCFSO)あるいはビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドリチウム(LiN(CFSO)が挙げられる。リチウム塩は、いずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
【0026】
この二次電池では、充電を行うと、例えば、正極12からリチウムイオンが放出され、電解液を介して負極14に吸蔵される。放電を行うと、例えば、負極14からリチウムイオンが放出され、電解液を介して正極12に吸蔵される。ここでは、負極14がスズおよびケイ素のうちの少なくとも一方に加えて鉄を含む合金または化合物の粉末を含有しているので、優れたサイクル特性が得られる。
【0027】
この二次電池は、例えば、次のようにして製造することができる。
【0028】
まず、例えば、正極材料と必要に応じて導電材および結着材とを混合し、N−メチルピロリドンなどの分散媒に分散させて正極スラリーを作製する。次いで、この正極スラリーを正極集電体12Aに塗布し乾燥させ圧縮成型して正極合剤層12Bを形成し、正極12を作製する。
【0029】
また、例えば、本実施の形態に係る負極材料と必要に応じて結着材とを混合し、N−メチルピロリドンなどの分散媒に分散させて負極スラリーを作製する。次いで、この負極スラリーを負極集電体14Aに塗布し乾燥させ圧縮成型して負極合剤層14Bを形成し、負極14を作製する。
【0030】
そののち、例えば、負極14、電解液が含浸されたセパレータ15および正極12を積層して、外装カップ13と外装缶11との中に入れ、それらをかしめる。これにより、図1に示した二次電池が完成する。
【0031】
このように本実施の形態では、スズおよびケイ素のうちの少なくとも一方を含む合金または化合物において、鉄を含むようにしたので、サイクル特性を向上させることができる。特に、合金または化合物における鉄の割合を15質量%以下とすれば、より高いサイクル特性を得ることができる。
【0032】
また、鉄に加えてクロムを1500質量ppm未満の割合で含むようにすれば、サイクル特性をより向上させることができる。
【0033】
【実施例】
更に、本発明の具体的な実施例について詳細に説明する。
【0034】
(実施例1−1〜1−6)
まず、スズの粉末と、銅の粉末と、鉄の粉末とを表1に示した質量分率で混合して溶融し、メルトスピニング法で急冷して凝固させ合金を作製した。次いで、作製した合金を集め、乳鉢中で粉砕したのち、ふるいで100μm以下に分級し、得られた粉末を実施例1−1〜1−6の負極材料とした。この実施例1−1〜1−6の負極材料について、粒度分布を測定したところ、いずれも5μmから100μmに分布を持ち、平均粒径は約30μmであった。
【0035】
【表1】
Figure 2005018998
【0036】
更に、得られた実施例1−1〜1−6の負極材料を用いて図1に示したようなコイン型のテストセルを作製した。まず、得られた負極材料10質量部と、負極活物質および導電材である人造黒鉛10質量部と、結着材であるポリフッ化ビニリデン1質量部とを分散媒であるN−メチルピロリドンで混練し負極スラリーを得た。次いで、負極スラリーをバーコーターを用いて銅箔よりなる負極集電体14A上に塗布し、80℃のオーブン中でN−メチルピロリドンを揮発させ、負極合剤層14Bを形成した。そののち、直径15.0mmに打ち抜き、負極14とした。なお、この負極14における負極合剤層14Bの質量は約50mgであった。
【0037】
次いで、外装缶11に厚み1.0mmのリチウム金属箔よりなる正極12を圧着させ、その上に多孔質ポリプロピレン製のセパレータ15、負極14をこの順で置き、電解液を注入し、外装カップ13をガスケット16を介してかしめた。電解液には、エチレンカーボネートとジメチルカーボネートとの等体積混合溶媒に、電解質塩である六フッ化リン酸リチウムを1mol/lの濃度で溶解させたものを用いた。テストセルの大きさは、直径20mm、厚み1.6mmとした。
【0038】
更に、作製した実施例1−1〜1−6のテストセルについて、充放電を繰り返し行い、1サイクル目の放電容量に対する10サイクル目の放電容量の割合を容量維持率として算出した。その結果を表1に示す。なお、本評価においては、負極14にリチウムが吸蔵され、テストセルの電圧が減少する過程を充電、その逆の過程を放電と呼ぶ。具体的には、充放電は、次のようにして行った。まず、テストセルの電圧が0mVに達するまで1mAで定電流充電を行ったのち、電流値が0.05mAに減衰するまで定電圧充電を行い、引き続き、テストセルの電圧が1.5Vに達するまで1mAで定電流放電を行った。
【0039】
また、実施例1−1〜1−6に対する比較例1−1として、スズの粉末と、銅の粉末とを表1に示した質量分率で混合し、鉄を添加しなかったことを除き、他は実施例1−1〜1−6と同様にして負極材料を作製した。比較例1−1の負極材料についても粒度分布を測定したところ、5μmから100μmに分布を持ち、平均粒径は約32μmであった。更に、比較例1−1の負極材料を用いて、実施例1−1〜1−6と同様にしてコイン型のテストセルを作製し、容量維持率を算出した。その結果も表1に合わせて示す。
【0040】
表1に示したように、実施例1−1〜1−6によれば、鉄を含まない比較例1−1に比べて高い容量維持率を得ることができた。すなわち、スズに加えて鉄を含む合金粉末を用いるようにすれば、サイクル特性を向上させることができることが分かった。
【0041】
また、鉄の割合を多くすると容量維持率の増加の割合が小さくなる傾向がみられ、鉄の割合が8質量%以下においてより高い容量維持率が得られた。すなわち、鉄の割合は15質量%以下とすれば好ましく、10質量%以下とすればより好ましく、8質量%以下とすれば更に好ましいことが分かった。
【0042】
(実施例2−1,2−2)
実施例2−1,2−2として、スズの粉末と、コバルトの粉末と、鉄の粉末とを表2に示した質量分率で混合し、メカニカルアロイング法により合金粉末を作製したことを除き、他は実施例1−1〜1−6と同様にして負極材料を作製した。また、実施例2−1,2−2に対する比較例2−1として、スズの粉末と、コバルトの粉末とを表2に示した質量分率で混合し、鉄を添加しなかったことを除き、他は実施例2−1,2−2と同様にして負極材料を作製した。
【0043】
【表2】
Figure 2005018998
【0044】
実施例2−1,2−2および比較例2−1の負極材料についても粒度分布を測定したところ、いずれも1μmから50μmに分布を持ち、平均粒径は約10μmであった。更に、実施例2−1,2−2および比較例2−1の負極材料を用いて、実施例1−1〜1−6と同様にしてコイン型のテストセルを作製し、容量維持率を算出した。その結果を表2に示す。
【0045】
表2に示したように、実施例2−1,2−2によれば、鉄を含まない比較例2−1よりも高い容量維持率を得ることができた。すなわち、スズおよび鉄以外の他の元素として、銅に代えてコバルトを含むようにしても、優れたサイクル特性を得られることが分かった。
【0046】
(実施例3−1〜3−5)
スズの粉末と、銅の粉末と、鉄の粉末と、クロムの粉末とを表3に示した質量分率で混合したことを除き、他は実施例1−1〜1−6と同様にして負極材料を作製した。実施例3−1〜3−5の負極材料についても粒度分布を測定したところ、いずれも5μmから100μmに分布を持ち、平均粒径は約30μmであった。更に、実施例3−1〜3−5の負極材料を用いて、実施例1−1〜1−6と同様にしてコイン型のテストセルを作製し、容量維持率を算出した。その結果を実施例1−3および比較例1−1の結果と共に表3に示す。
【0047】
【表3】
Figure 2005018998
【0048】
表3に示したように、クロムを50質量ppmまたは500質量ppmの割合で添加した実施例3−2,3−3によれば、クロムを添加していない実施例1−3よりも、更に高い容量維持率を得ることができた。これに対して、クロムを1500質量ppmの割合で添加した実施例3−5では、実施例1−3よりも、容量維持率が低かった。すなわち、スズおよび鉄に加えてクロムを1500質量ppm未満の割合で含む合金粉末を用いるようにすれば、サイクル特性をより向上させることができることが分かった。また、クロムの割合は1000質量ppm以下とすればより好ましく、10質量ppm以上とすれば更に好ましいことも分かった。
【0049】
(実施例4−1,4−2)
実施例4−1,4−2および比較例4−1として、ケイ素の粉末と、銅の粉末と、鉄の粉末と、クロムの粉末とを表4に示した質量分率で混合したことを除き、他は実施例1−1〜1−6と同様にして負極材料を作製した。実施例4−1,4−2および比較例4−1の負極材料についても粒度分布を測定したところ、いずれも5μmから100μmに分布を持ち、平均粒径は約30μmであった。更に、実施例4−1,4−2および比較例4−1の負極材料を用いて、実施例1−1〜1−6と同様にしてコイン型のテストセルを作製し、容量維持率を算出した。その結果を表4に示す。
【0050】
【表4】
Figure 2005018998
【0051】
表4に示したように、実施例4−1,4−2によれば、鉄およびクロムを含まない比較例4−1に比べて高い容量維持率を得ることができた。また、実施例4−1と実施例4−2とを比較すると分かるように、クロムを含む実施例4−2の方が実施例4−1に比べて、より高い容量維持率を得ることができた。すなわち、ケイ素の合金についてもスズの合金と同様に、鉄を含むようにすればサイクル特性を向上させることができ、鉄に加えてクロムを含むようにすればサイクル特性をより向上させることができることが分かった。
【0052】
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態および実施例では、液状の電解質である電解液を用いる場合について説明したが、電解液に代えて、他の電解質を用いるようにしてもよい。他の電解質としては、例えば、電解液を高分子化合物に保持させたゲル状の電解質、イオン伝導性を有する固体電解質、固体電解質と電解液とを混合したもの、あるいは固体電解質とゲル状の電解質とを混合したものが挙げられる。
【0053】
なお、ゲル状の電解質には電解液を吸収してゲル化するものであれば種々の高分子化合物を用いることができる。そのような高分子化合物としては、例えば、ポリフッ化ビニリデンあるいはフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体などのフッ素系高分子化合物、ポリエチレンオキサイドあるいはポリエチレンオキサイドを含む架橋体などのエーテル系高分子化合物、またはポリアクリロニトリルなどが挙げられる。特に、酸化還元安定性の点からは、フッ素系高分子化合物が望ましい。
【0054】
固体電解質には、例えば、イオン伝導性を有する高分子化合物に電解質塩を分散させた高分子固体電解質、またはイオン伝導性ガラスあるいはイオン性結晶などよりなる無機固体電解質を用いることができる。高分子固体電解質の高分子化合物としては、例えば、ポリエチレンオキサイドあるいはポリエチレンオキサイドを含む架橋体などのエーテル系高分子化合物、ポリメタクリレートなどのエステル系高分子化合物、アクリレート系高分子化合物を単独あるいは混合して、または共重合させて用いることができる。また、無機固体電解質としては、窒化リチウムあるいはヨウ化リチウムなどを用いることができる。
【0055】
また、上記実施の形態および実施例では、コイン型の二次電池を具体的に挙げて説明したが、本発明は、円筒型、ボタン型、角型あるいはラミネートフィルムなどの外装部材を用いた他の形状を有する二次電池、または巻回構造などの他の構造を有する二次電池についても同様に適用することができる。更に、上記実施の形態および実施例では、二次電池について説明したが、一次電池などの他の電池についても同様に適用することができる。
【0056】
加えて、上記実施の形態および実施例では、電極反応種としてリチウムを用いる場合を説明したが、ナトリウム(Na)あるいはカリウム(K)などの長周期型周期表における他の1族の元素,またはマグネシウムあるいはカルシウム(Ca)などの長周期型周期表における2族の元素、またはアルミニウムなどの他の軽金属、またはリチウムあるいはこれらの合金を用いる場合についても、本発明を適用することができ、同様の効果を得ることができる。その場合、正極活物質および電解質塩などは、その軽金属に応じて適宜選択される。他は上記実施の形態と同様に構成することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による負極材料および電池によれば、スズおよびケイ素のうちの少なくとも一方を含む合金または化合物において、鉄を含むようにしたので、サイクル特性を向上させることができる。
【0058】
特に、合金または化合物における鉄の割合を15質量%以下とすれば、または、更にクロムを1500質量ppm未満の割合で含むようにすれば、サイクル特性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る二次電池の構成を表す断面図である。
【符号の説明】
11…外装缶、12…正極、12A…正極集電体、12B…正極合剤層、13…外装カップ、14…負極、14A…負極集電体、14B…負極合剤層、15…セパレータ、16…ガスケット。

Claims (8)

  1. スズ(Sn)およびケイ素(Si)のうちの少なくとも一方に加えて、鉄(Fe)を含む合金または化合物よりなることを特徴とする負極材料。
  2. 前記合金または化合物における鉄の割合は15質量%以下であることを特徴とする請求項1記載の負極材料。
  3. 前記合金または化合物は、更にクロム(Cr)を1500質量ppm未満の割合で含むことを特徴とする請求項1記載の負極材料。
  4. 前記合金または化合物の粉末よりなることを特徴とする請求項1記載の負極材料。
  5. 正極および負極と共に電解質を備えた電池であって、
    前記負極は、スズ(Sn)およびケイ素(Si)のうちの少なくとも一方に加えて、鉄(Fe)を含む合金または化合物を含有することを特徴とする電池。
  6. 前記合金または化合物における鉄の割合は15質量%以下であることを特徴とする請求項5記載の電池。
  7. 前記合金または化合物は、更にクロム(Cr)を1500質量ppm未満の割合で含むことを特徴とする請求項5記載の電池。
  8. 前記負極は、前記合金または化合物の粉末を含むことを特徴とする請求項5記載の電池。
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