JP2005018558A - プリンタ用ユーティリティプログラム及び印刷システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリンタにて生じている異常現象の内容を通知するためにプリンタが送信する情報の各ビットのON/OFFによりその表示の要否が定義されているメッセージを組み合わせたものを、当該異常現象の対処方法に関する情報として表示する処理を、コンピュータに行わせることが出来るように、プリンタ用ユーティリティプログラムを作成しておく。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ用ユーティリティプログラムと印刷システムとに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、現在、市販されているプリンタの大部分は、プリンタを利用するコンピュータのディスプレイ上に、プリンタにて発生した異常現象の種類やその対処方法(異常現象の解消手順)に関する情報を表示させることが出来るものとなっている。
【0003】
具体的には、図5に示した形で使用することにより、発生した異常現象の内容(種類)やその対処方法に関する情報をコンピュータ150のディスプレイ上に表示させることが出来るプリンタ130が、市販されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
このプリンタ130は、所定内容のステータス情報要求受信時に、その時点における自装置の状態を表すステータス情報を返送するステータス情報返送機能を有する装置である。また、プリンタ130は、ジャム(紙詰まり)が発生し得る箇所が3箇所存在する装置であって、ジャムが発生している状況下では、上記したステータス情報要求受信時に、ジャムが発生していることを示すエラーコード,及び,ジャムが発生している可能性があるn個(n=1〜3のいずれか)の箇所を示すジャム発生部分情報(7種の値を取り得る情報)を含むステータス情報を返送する装置となっている。
【0005】
一方、このプリンタ130を利用するコンピュータ150にインストールされているプリンタドライバ120は、プリンタ130用の印刷データを生成してプリンタ130へ送信する処理をコンピュータ150に行わせるためのプログラムである。
【0006】
また、モニタープログラム110は、ステータス情報を周期的にプリンタ130から取得することによりプリンタ130の動作状態を監視し、プリンタ130にて異常現象が発生した場合には、異常現象の種類やその対処方法が示されたエラー通知ウィンドウ、例えば、図6に示したようなエラー通知ウィンドウを、ディスプレイ上に表示する処理を、コンピュータ150に行わせるためのプログラムである。なお、このモニタープログラム110は、常駐させることも可能であるが、通常は、プリンタドライバ120によって起動される形で使用されるプログラムとなっている。
【0007】
【非特許文献1】
”AcuLaser C4000 Reference Guide”, SEIKO Epson Corporation, 2001年
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示したエラー通知ウィンドウは、プリンタ130にてジャムが発生した場合に表示されるものであるが、上記したモニタープログラム110は、この種のエラー通知ウィンドウを、ジャム発生部分情報の値別に予め用意されている対処方法説明用情報(図6における”Open cover A or B, and remove the paper cassette. Remove any jammed paper.”)をエラー通知ウィンドウの雛形に組み込むことにより作成・表示するものとなっている。
【0009】
すなわち、モニタープログラム110は、作成(プログラミング)するために、7種のジャムに対して7種の対処方法説明用情報を用意しなければならないプログラムであると共に、それらの対処方法説明用情報を含むプログラムであるが故に、作成されたもののサイズが比較的に大きくならざるを得ないプログラムとなっていた。
【0010】
そこで、本発明の課題は、プリンタにて発生した異常現象の対処方法に関する情報をコンピュータに表示させるためのプリンタ用ユーティリティプログラムであって、ユーザに対処方法を通知するための情報を少量用意するだけで作成できるプリンタ用ユーティリティプログラムを、提供することにある。
【0011】
また、本発明の他の課題は、プリンタにて発生した異常現象の対処方法に関する情報をホスト装置に表示させることが出来る印刷システムであって、ユーザに対処方法(異常現象の解消手順)を通知するための情報を少量用意するだけで構築できる印刷システムを、提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、プリンタ用ユーティリティプログラムを、コンピュータを、複数種類の文字列情報を記憶した情報記憶手段と、プリンタにて発生した異常現象の内容を特定し、情報記憶手段に記憶されている,特定した内容の異常現象に応じた種類及び数の文字列情報を組み合わせた情報を、プリンタにて発生した当該異常現象に関する情報として表示する情報表示手段とを備える装置として動作させるものとしておく。
【0013】
すなわち、本発明のプリンタ用ユーティリティプログラムは、プリンタにて生じている或る内容の異常現象の対処方法に関する情報として、幾つかの文字列情報を組み合わせたものを表示する処理を、コンピュータに行わせることが出来る構成を有する。従って、本発明によれば、上記したモニタープログラム110とジャムに関して同様の機能を有するものを,3種の文字列情報を用意すれば作成できるといったように、プリンタにて発生した異常現象の対処方法に関する情報をコンピュータに表示させることが可能なプリンタ用ユーティリティプログラムを、異常現象毎に対処方法説明用情報を用意しなければならない既存のプログラムよりも少量の情報を用意するだけで作成できることになる。
【0014】
本発明のプリンタ用ユーティリティプログラムを実現するに際しては、プリンタとして、情報記憶手段に記憶されている1つ以上の文字列情報を指定する表示内容指定情報を他装置に対して送信可能な装置を採用しておくとともに、情報表示手段が、情報記憶手段に記憶されている,プリンタが送信した表示内容指定情報が指定している1つ以上の文字列情報を組み合わせた情報を表示する手段となるようにしておくことが出来る。
【0015】
また、情報表示手段を、情報記憶手段に記憶されている,プリンタが送信した指定情報にて指定されている1つ以上の文字列情報を組み合わせた情報を表示すると共に、当該1つ以上の文字列情報にそれぞれ対応づけられた1つ以上のイメージを組み合わせたイメージを表示する手段とした形で、本発明のプリンタ用ユーティリティプログラムを実現しても良い。さらに、本発明のプリンタ用ユーティリティプログラムを、コンピュータを、プリンタにおける異常現象の発生を監視する監視手段を、さらに、備え、情報表示手段が、監視手段により異常現象の発生が検出されたときに機能する手段である装置として動作させるものとしておいても良い。
【0016】
そして、本発明の印刷システムは、請求項2記載のプリンタ用ユーティリティプログラムがインストールされたコンピュータ相当のホスト装置と、発生している異常現象の種類に応じた数及び種類の文字列指定情報を含むステータス情報を他装置に対して送信する状態情報送信手段を備えたプリンタとを含むシステムであるので、この印刷システムは、プリンタにて発生した異常現象の対処方法に関する情報をホスト装置に表示させることができるシステムであって、ユーザに対処方法を通知するための情報を少量用意するだけで構築できるシステムとして機能することになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る印刷システムの概要を説明する。
【0019】
図示してあるように、本実施形態に係る印刷システムは、プリンタ30と、プリンタ用ユーティリティプログラム10及びプリンタドライバ20がインストールされたコンピュータ50とを、含むシステムである。
【0020】
本印刷システムを構成するプリンタ30は、上述した既存のプリンタ130と同様に、ジャム状態を解消するために、3種のジャム解消作業の中の,いずれか1種以上のジャム解消作業を行わなくてはならないプリンタ30である。また、プリンタ30は、プリンタ130と同様に、ステータス情報返送機能(ステータス情報要求受信時にステータス情報を返送する機能)を有するプリンタ30ともなっている。ただし、このプリンタ30が有するステータス情報返送機能は、ジャムが発生している状態では、ジャムが発生していることを示すエラーコード(以下、ジャム用エラーコードと表記する)と、第1ビット〜第3ビットの値がそれぞれ特定のジャム解消作業を行うべきか否かを示している表示内容指定情報(本実施形態では、1バイトの情報)とが含まれるステータス情報を、返送するものとなっている。
【0021】
また、本印刷システムを構成するコンピュータ50にインストールされているプリンタドライバ20は、プリンタ30用のドライバプログラムである。
【0022】
そして、プリンタ用ユーティリティプログラム10は、上述した既存のモニタープログラム110とほぼ同内容の処理をコンピュータ50に行わせることが出来るプログラムである。ただし、このプリンタ用ユーティリティプログラム10に基づきコンピュータ50が実行する処理は、モニタープログラム110に基づきコンピュータ150が実行する処理とは異なった手順で、ジャム用エラー通知ウィンドウ(ジャムの発生等をユーザに通知するためのエラー通知ウィンドウ)の表示を行うものとなっている。
【0023】
以上のことを前提に、以下、本実施形態に係る印刷システムの構成及び動作をさらに具体的に説明する。
【0024】
本実施形態に係るプリンタ用ユーティリティプログラム10は、ジャム定義情報や各種の矢印イメージ(矢印を表すイメージデータ)を含むプログラム(EXEファイル,DLLファイル等の集合)となっている。
【0025】
プリンタ用ユーティリティプログラム10に含まれるジャム定義情報は、ジャム用エラー通知ウィンドウを表示するために使用される情報である。このジャム定義情報は、図2に模式的に示したように、表示内容指定情報の第1〜第3ビットのそれぞれについて、メッセージ及び矢印イメージ指定コードを含む情報となっている。このジャム定義情報の具体的な利用法については後述するが、ジャム定義情報に含まれる各矢印イメージ指定コードは、プリンタ用ユーティリティプログラム10に含まれている特定の矢印イメージをジャム用エラー通知ウィンドウ上に表示すべきことを指定する情報となっている。なお、ジャム定義情報に含まれていない各矢印イメージ指定コード(1、2等)は、ジャム用以外のエラー通知ウィンドウ上に、プリンタ用ユーティリティプログラム10に含まれている特定の矢印イメージを表示すべきことを指定する情報となっている。
【0026】
そして、プリンタ用ユーティリティプログラム10に基づきコンピュータ50が実行する処理は、このジャム定義情報を利用して、ジャム用エラー通知ウィンドウを表示する処理となっている。
【0027】
具体的には、プリンタ用ユーティリティプログラム10に応じた処理を開始したコンピュータ50は、プリンタ30から周期的にステータス情報を取得することにより、プリンタ30の動作状態が変化する(プリンタ30内でジャム等の異常現象が発生する/プリンタ30が正常な状態に戻る)のを監視している状態(以下、通常状態と表記する)となる。
【0028】
そして、コンピュータ50は、プリンタ30内でジャムが発生したことを検出した場合(ジャム用エラーコードと表示内容指定情報とを含むステータス情報を受信した場合)には、ジャム用エラー通知ウィンドウをディスプレイ上に表示するための処理であるジャム発生通知処理を、開始する。
【0029】
以下、図3及び図4を用いて、このジャム発生通知処理時のコンピュータ50の動作を、説明する。
【0030】
なお、これらの図のうち、図3は、ジャム発生通知処理の流れ図であり、図4は、ジャム発生通知処理により表示されるジャム用エラー通知ウィンドウの一例を示した図である。また、以下では、説明の便宜上、ジャム定義情報(図2参照)内の,第nビット(n=1〜3のいずれか)に対応づけられているメッセージのことを、第nビット関連メッセージと表記し、ジャム定義情報内の,第nビットに対応づけられている矢印イメージコードで識別される矢印イメージのことを、第nビット関連矢印イメージと表記することにする。
【0031】
図3に示してあるように、ジャム発生通知処理を開始したコンピュータ50は、まず、エラー通知ウィンドウ定義雛形情報のコピーであるエラー通知ウィンドウ定義情報内に、ジャム関連アイテム用の情報を設定(追加)する処理(ステップS101)を、行う。
【0032】
ここで、エラー通知ウィンドウ定義情報とは、ステップS108の処理にて、ディスプレイ上に表示されるエラー通知ウィンドウ(このジャム発生通知処理では、ジャム用エラー通知ウィンドウ)の構成(内容)を規定する情報のことである。また、エラー通知ウィンドウ定義雛形情報とは、それをそのままエラー通知ウィンドウ定義情報としてステップS108の処理が行われた場合、有意な情報がほとんど示されていないエラー通知ウィンドウ(図4における領域11〜13内に何も示されていないもの)が表示されることになる情報のことである。
【0033】
ジャム関連アイテムとは、ジャム用エラー通知ウィンドウ上に常に(ジャムがどこで発生しても)表示されるアイテムのことであり、ジャム関連アイテム用の情報とは、ジャム関連アイテムの内容を規定する情報(ジャム関連アイテムをジャム用エラー通知ウィンドウ上に表示させるための情報)のことである。
【0034】
なお、本プリンタ用ユーティリティプログラム10は、ジャム用エラー通知ウィンドウ(図4)の領域11内に示されている,紙詰まり状態を表すイメージ及び“Paper Jam”というメッセージ(文字列)、領域13内に示されている,“Follow the insutructions below, then remove any jammed paper.”というメッセージ、領域12内に示されている,プリンタ30の外観イメージ(矢印がないもの)が、ジャム関連アイテムとされているプログラムとなっている。
【0035】
ステップS101の処理を終えたコンピュータ50は、表示内容指定情報の第1ビットが“ON”であるか“OFF”であるか(“1”であるか“0”であるか)を判断する(ステップS102)。そして、コンピュータ50は、第1ビットが“ON”であった場合(ステップS102;ON)には、エラー通知ウィンドウ定義情報内に、第1ビット関連メッセージ用の情報と第1ビット関連矢印イメージ用の情報とを設定する処理(ステップS103)を行う。より具体的には、このステップS103にて、コンピュータは、ステップS108の処理にて表示されるジャム用エラー通知ウィンドウ(図4)が、第1ビット関連メッセージ(ジャム定義情報内の,第1ビットに対応づけられているメッセージ)が領域13内の既存のメッセージ(既に表示すべきものとして設定されているメッセージ)の一段下に示され、第1ビット関連矢印イメージ(ジャム定義情報内の,第1ビットに対応づけられている矢印イメージコードで識別される矢印イメージ)が領域12内(プリンタ30の外観イメージ上)に示されるものとなるように、エラー通知ウィンドウ定義情報に上記情報を設定する処理を行う。
【0036】
なお、本実施形態における,矢印イメージコード“7”(図2参照)で識別される矢印イメージは、外観イメージにおけるプリンタ30の上面を指し示すものとなっている(プリンタ30は、カバーA、D及びBを上面側に備えた装置となっている)。このため、ステップS103の処理が行われると、ステップS108の処理により、領域12内のプリンタ30の外観イメージ上に下向きの矢印イメージが示されているジャム用エラー通知ウィンドウが表示されることになる。
【0037】
第1ビットに関する処理を終えたコンピュータ50(ステップS103の処理を終えるか、ステップS102で“NO”側への分岐を行ったコンピュータ50)は、表示内容指定情報の第2ビットが“ON”であるか“OFF”であるかを判断する(ステップS104)。そして、コンピュータ50は、表示内容指定情報の第2ビットが“ON”であった場合(ステップS104;ON)には、エラー通知ウィンドウ定義情報内に、第2ビット関連メッセージ用の情報と第2ビット関連矢印イメージ用の情報とを設定する処理(ステップS105)を行う。このステップS105の処理は、ステップS103と本質的には同内容の処理であるが、エラー通知ウィンドウ定義情報が、第2ビット関連矢印イメージと同じ矢印イメージが領域12内に示されるものとなっていた場合(処理中の表示内容指定情報の第1、第2ビットが共に“ON”であった場合)、エラー通知ウィンドウ定義情報に、第2ビット関連矢印イメージ用の情報を設定しない処理となっている。
【0038】
第2ビットに関する処理を終えたコンピュータ50(ステップS105の処理を終えるか、ステップS104で“NO”側への分岐を行ったコンピュータ50)は、表示内容指定情報の第3ビットが“ON”であるか“OFF”であるかを判断する(ステップS106)。そして、コンピュータ50は、表示内容指定情報の第3ビットが“ON”であった場合(ステップS106;ON)には、エラー通知ウィンドウ定義情報内に、第3ビット関連メッセージ用の情報と第3ビット関連矢印イメージ用の情報とを設定する処理(ステップS107)を行う。このステップS107の処理は、ステップS105と本質的には同内容の処理である。
【0039】
なお、本実施形態における,矢印イメージコード“20”(図2参照)で識別される矢印イメージは、右上を向いた矢印を表すもの(外観イメージの用紙カセットが装着される部分を指し示す矢印を表すもの)となっている。
【0040】
第3ビットに関する処理を終えたコンピュータ50(ステップS107の処理を終えるか、ステップS106で“NO”側への分岐を行ったコンピュータ50)は、その時点におけるエラー通知ウィンドウ定義情報に応じた構成(内容)のエラー通知ウィンドウ(つまり、ジョブ用エラー通知ウィンドウ)を、ディスプレイ上に表示する処理(ステップS108)を行ってから、エラー発生通知処理を終了する。
【0041】
そして、エラー発生通知処理を終了したコンピュータ50は、ジャム用エラー通知ウィンドウ上の“Close”ボタンが押下されることや、ジャム用エラー通知ウィンドウの領域13内に示されているメッセージに従った作業がユーザにより行われる(プリンタ30が正常な状態に戻る)のを監視する状態となり、ジャム用エラー通知ウィンドウ上の“Close”ボタンが押下された場合には、ジャム用エラー通知ウィンドウをディスプレイ上から消去する処理を行った後に、プリンタ30の動作状態を監視する処理を続ける。また、コンピュータ50は、ジャム用エラー通知ウィンドウをディスプレイ上に表示している状態でプリンタ30が正常な状態に戻った場合にも、ジャム用エラー通知ウィンドウをディスプレイ上から消去する処理を行った後に、プリンタ30の動作状態を監視する処理を続ける。
【0042】
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る印刷システムのコンピュータ50にインストールされているプリンタ用ユーティリティプログラム10は、7種のジャム用エラー通知ウィンドウを、3種のメッセージを組み合わせて表示するプログラムとなっている。従って、このプリンタ用ユーティリティプログラム10は、ジャム用エラー通知ウィンドウを表示するために7種の情報が用意されていたモニタープログラム110よりも、用意しなければならない情報の量が少なくて済むプログラム(実際のサイズも小さなプログラム)となっていることになる。
【0043】
<変形形態>
上記したプリンタ用ユーティリティプログラム10は、各種の変形を行うことが出来る。例えば、プリンタ用ユーティリティプログラム10を、プリンタ30の動作状態をモニターする機能を有さないもの(例えば、ユーザによって所定の指示が出されたときのみに、プリンタ30からステータス情報を取得するもの)に、変形しておいても良い。また、プリンタ30として、上記したものとは異なる形式の表示内容指定情報(ビットの値とメッセージが1対1に対応していない表示内容指定情報)を含むステータス情報を送信するものを用いてもよい。ただし、プリンタ30をそのような装置としておくと、プリンタ用ユーティリティプログラム10側の処理が若干複雑になるので、実施形態の構成を採用しておくことが望ましい。
【0044】
また、プリンタ用ユーティリティプログラム10を、いわゆる複写機をプリンタ30として取り扱うものとおいてしても良いことや、ジャムが発生した場合以外にも上記手順による対処方法に関する説明文の表示を行うものとしておいても良いことは、当然のことである。
【0045】
さらに、プリンタ用ユーティリティプログラム10は、異常現象の対処方法に関する情報として、メッセージ間の表示順が固定されている(第3ビット関連メッセージ下に第1ビット関連メッセージが表示されるといったことがない)幾つかのメッセージを組み合わせた情報を表示するプログラムであったが、本プリンタ用ユーティリティプログラム10にて用いられている技術を基に、異常現象の対処方法に関する情報として、メッセージ間の表示順が固定されていないメッセージを組み合わせた情報を表示するプリンタ用ユーティリティプログラムを作成しても良い。なお、そのようなプリンタ用ユーティリティプログラムは、表示順を指定する情報を送信するものにプリンタ30を変形しておくことによっても作成可能であり、プログラム中に、各種異常現象の発生時にどの組み合わせのメッセージをどのような順番で表示するかについての情報を含めておくことによっても作成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷システムの構成図。
【図2】実施形態に係るプリンタ用ユーティリティプログラムに含まれるジャム定義情報の説明図。
【図3】プリンタ用ユーティリティプログラムに従ってコンピュータが実行するジャム発生通知処理の流れ図。
【図4】ジャム発生通知処理により表示されるジャム用エラー通知ウィンドウの説明図。
【図5】既存の印刷システムの構成図。
【図6】既存の印刷システムに含まれるコンピュータに表示されるジャム用エラー通知ウィンドウの説明図。
【符号の説明】
10 プリンタ用ユーティリティプログラム
20 プリンタドライバ
30 プリンタ
50 コンピュータ
Claims (5)
- コンピュータを、
複数種類の文字列情報を記憶した情報記憶手段と、
プリンタにて発生した異常現象の内容を特定し、前記情報記憶手段に記憶されている,特定した内容の異常現象に応じた種類及び数の文字列情報を組み合わせた情報を、前記プリンタにて発生した当該異常現象の対処方法に関する情報として表示する情報表示手段
とを備える装置として動作させる
ことを特徴とするプリンタ用ユーティリティプログラム。 - 前記プリンタが、前記情報記憶手段に記憶されている1つ以上の文字列情報を指定する表示内容指定情報を他装置に対して送信可能な装置であり、
前記情報表示手段が、前記情報記憶手段に記憶されている,前記プリンタが送信した前記表示内容指定情報が指定している1つ以上の文字列情報を組み合わせた情報を表示する手段である
ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ用ユーティリティプログラム。 - 前記情報表示手段が、前記情報記憶手段に記憶されている,前記プリンタが送信した前記指定情報にて指定されている1つ以上の文字列情報を組み合わせた情報を表示すると共に、当該1つ以上の文字列情報にそれぞれ対応づけられた1つ以上のイメージを組み合わせたイメージを表示する手段である
ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ用ユーティリティプログラム。 - 前記コンピュータを、
前記プリンタにおける異常現象の発生を監視する監視手段を、さらに、備え、
前記情報表示手段が、前記監視手段により異常現象の発生が検出されたときに機能する手段である装置として動作させる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプリンタ用ユーティリティプログラム。 - プリンタとホスト装置とを含む印刷システムであって、
前記プリンタが、
発生している異常現象の種類に応じた数及び種類の文字列指定情報を含むステータス情報を他装置に対して送信する状態情報送信手段を備えた装置であり、
前記ホスト装置が、
前記プリンタの前記状態情報送信手段が送信する前記ステータス情報に含まれることがある文字列指定情報毎に文字列情報を記憶した情報記憶手段と、
前記プリンタの前記状態情報送信手段が送信した情報ステータス情報に含まれる各指示情報について前記情報記憶手段に記憶されている各文字列情報を組み合わせた情報を、前記プリンタにて発生した異常現象の対処方法に関する情報として表示する情報表示手段
とを備える装置である
ことを特徴とする印刷システム。
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KR101613224B1 (ko) * | 2009-12-22 | 2016-04-18 | 삼성전자 주식회사 | 화상형성장치 및 화상형성장치의 에러 가이드 제공방법 |
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