JP2006203509A - 画像形成システム及び出力モード管理プログラム並びに該出力モード管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像形成システム及び出力モード管理プログラム並びに該出力モード管理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク上で機密性の高いジョブデータをより安全に保護し得る画像形成システムを提供する。
【解決手段】 情報処理端末及び画像形成装置が互いにデータ送受信可能に接続されてなる画像形成システムにおいて、
上記情報処理端末に、ジョブデータを画像形成装置に送信する送信手段と、該送信手段によりジョブデータを送信するに際して、該ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する検索手段と、該検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える切替え手段と、を設けるとともに、上記画像形成装置に、上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する受信手段と、該受信手段により受信されたジョブデータを、該ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する出力手段と、を設ける。
【選択図】図10

Description

本発明は、互いにデータ送受信可能な情報処理端末及び画像形成装置を備えた画像形成システム、及び、該情報処理端末又は画像形成装置が実行する出力モード管理プログラム、並びに、該出力モード管理プログラムを記録した記録媒体に関する。
従来、端末,プリンタ,多機能複合機(MFP)等がネットワークに接続され、端末側で処理したジョブデータを送信し、MFP側でプリント出力することが一般的に行われている。かかるプリント出力では、機密性の高いジョブデータについて、例えばプリント部数を所定部数までに制限するなど、MFP側でのプリント出力を制限する所謂親展出力を行うことが可能である。近年、ネットワークにおいては、セキュリティ面の強化を図り、親展出力時に、ジョブデータを一層安全に保護する技術が種々提案されている。
例えば特開2002−077600号公報には、機密文書の必要以上の印刷を防止すべく、データ処理装置からのジョブデータを印刷する印刷データ処理において、特定の文字と図形の少なくとも1つがジョブデータに存在するか否かを検出し、特定の文字と図形の少なくとも1つを検出したとき、ジョブデータの印刷情報とジョブデータの一部を記憶手段に記憶させるものが提案されている。
また、例えば特開2001−301288号公報には、機密性の高い文書の流出を防止すべく、社内の他部署宛の文書や社外文書、又は、文書の機密レベルによって誰がそのコピーをとったのかを管理することにより、文書の流出を防止し、また、流出しても流出もとを特定することが可能な画像形成装置利用者別使用状況管理システムが提案されている。
特開2002−077600号公報 特開2001−301288号公報
ところで、親展出力においては、ジョブデータに対して「親展出力モード」を予め設定する必要があるが、人為的なミスにより、親展出力モードが設定されるべきジョブデータに対して、それが設定されないまま、プリント出力の指示が行われる場合がある。この場合には、機密性の高いジョブデータが漏洩するおそれがある。上記特許文献1及び2に開示される技術のいずれも、こうした人為的なミスに対処し得るものでない。
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、ネットワーク上で機密性の高いジョブデータをより安全に保護し得る画像形成システム及び出力モード管理プログラム並びに該出力モード管理プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
そこで、本願の請求項1に係る発明は、情報処理端末及び画像形成装置が互いにデータ送受信可能に接続されてなる画像形成システムにおいて、上記情報処理端末が、ジョブデータを画像形成装置に送信する送信手段と、該送信手段によりジョブデータを送信するに際して、該ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する検索手段と、該検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える切替え手段と、を有しており、上記画像形成装置が、上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する受信手段と、該受信手段により受信されたジョブデータを、該ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する出力手段と、を有していることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記検索手段が、上記ジョブデータの機密性が高いと推測されるキーワードを検索し、上記切替え手段は、該検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを、親展出力モードに切り替えることを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、上記情報処理端末が、更に、上記検索手段により検索されるキーワードを予め設定登録するキーワード設定登録手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項2又は3に係る発明において、上記情報処理端末が、更に、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えるか否かを予め設定する設定手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、上記情報処理端末が、更に、上記設定手段による設定に基づき、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報を自動的に発行し、ユーザが視認可能に出力する識別情報発行手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項6に係る発明は、請求項4に係る発明において、上記情報処理端末が、上記設定手段による設定に基づき、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報の設定入力をユーザに促す識別情報設定入力手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項7に係る発明は、請求項2〜6に係る発明のいずれか一において、上記画像形成装置が、更に、各ジョブデータのプリント出力の状況をあらわす一覧画面を含む各種情報を表示する表示手段を有しており、上記情報処理端末が、更に、上記画像形成装置側で、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられたジョブデータについて、上記表示手段により表示される一覧画面上で、該ジョブデータの出力モードが切り替えられた旨を強調表示させる表示制御手段と、を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項8に係る発明は、請求項2〜7に係る発明のいずれか一において、上記情報処理端末が、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、ユーザに対して注意を促す警報手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項9に係る発明は、情報処理端末及び画像形成装置が互いにデータ送受信可能に接続されてなる画像形成システムにおいて、上記情報処理端末が、ジョブデータを画像形成装置に送信する送信手段を有しており、上記画像形成装置が、上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する受信手段と、該受信手段により受信されたジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する検索手段と、該検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える切替え手段と、上記ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する出力手段と、を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項10に係る発明は、請求項9に係る発明において、上記検索手段が、上記ジョブデータの機密性が高いと推測されるキーワードを検索し、上記切替え手段は、該検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを、親展出力モードに切り替えることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項11に係る発明は、請求項9又は10に係る発明において、上記画像形成装置が、更に、上記検索手段により検索されるキーワードを予め設定登録するキーワード設定登録手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項12に係る発明は、請求項10又は11に係る発明において、上記画像形成装置が、更に、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えるか否かを予め設定する設定手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項13に係る発明は、請求項12に係る発明において、上記画像形成装置が、更に、上記設定手段による設定に基づき、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報を自動的に発行し、上記情報処理端末側で、該識別情報をユーザが視認可能に出力する識別情報発行手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項14に係る発明は、請求項12に係る発明において、上記画像形成装置が、上記設定手段による設定に基づき、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記情報処理端末側で、上記ジョブデータに付与する識別情報の設定入力をユーザに促す識別情報設定入力手段と、設定入力された識別情報をジョブデータに付与する識別情報付与手段と、を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項15に係る発明は、請求項10〜14に係る発明のいずれか一において、上記画像形成装置は、更に、各ジョブデータのプリント出力の状況をあらわす一覧画面を含む各種情報を表示する表示手段と、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられたジョブデータについて、該表示手段により表示される一覧画面上で、該ジョブデータの出力モードが切り替えられた旨を強調表示させる表示制御手段と、を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項16に係る発明は、請求項10〜15に係る発明のいずれか一において、上記画像形成装置が、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記情報処理端末側で、ユーザに対して注意を促す警報手段を有していることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項17に係る発明は、画像形成装置に対して互いにデータ送受信可能に接続され、該画像形成装置と共に画像形成システムを構成する情報処理端末に、ジョブデータを画像形成装置に送信する手順と、上記ジョブデータを送信するに際して、該ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する手順と、上記キーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える手順と、を実行させる出力モード管理プログラムである。
また、更に、本願の請求項18に係る発明は、情報処理端末に対して互いにデータ送受信可能に接続され、該情報処理端末と共に画像形成システムを構成する画像形成装置に、上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する手順と、受信されたジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する手順と、上記キーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える手順と、上記ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する手順と、を実行させる出力モード管理プログラムである。
また、更に、本願の請求項19に係る発明は、画像形成装置に対して互いにデータ送受信可能に接続され、該画像形成装置と共に画像形成システムを構成する情報処理端末に、ジョブデータを画像形成装置に送信する手順と、上記ジョブデータを送信するに際して、該ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する手順と、上記キーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える手順と、を実行させる出力モード管理プログラムを記録した記録媒体である。
また、更に、本願の請求項20に係る発明は、情報処理端末に対して互いにデータ送受信可能に接続され、該情報処理端末と共に画像形成システムを構成する画像形成装置に、上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する手順と、受信されたジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する手順と、上記キーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える手順と、上記ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する手順と、を実行させる出力モード管理プログラムを記録した記録媒体である。
本願の請求項1に係る発明によれば、情報処理端末側で、ジョブデータをプリント出力するための送信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、所定の出力モードの切替えが実行されるため、出力モードに関連したキーワードを予め設定登録しておくことで、ユーザがジョブデータについて所定の出力モードを設定し忘れるという人為的ミスがあった場合にも、自動的に所定の出力モードを設定することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、情報処理端末側で、ジョブデータをプリント出力するための送信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、親展出力モードへの切替えが実行されるため、ユーザが親展出力モードを設定し忘れるといった人為的なミスに対処して、ジョブデータを安全に保護することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、上記情報処理端末側で、上記検索手段により検索されるキーワードを予め設定登録することができる。
また、更に、本願の請求項4に係る発明によれば、上記情報処理端末側で、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えるか否かを予め設定することができる。
また、更に、本願の請求項5に係る発明によれば、上記情報処理端末側で、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報を自動的に発行し、ユーザが視認可能に出力することができる。
また、更に、本願の請求項6に係る発明によれば、上記情報処理端末側で、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報の設定入力をユーザに促すとともに、設定入力された識別情報をジョブデータに関連付けて付与することができる。
また、更に、本願の請求項7に係る発明によれば、上記画像形成装置の表示手段により表示される、各ジョブデータのプリント出力の状況をあらわす一覧画面上で、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられたジョブデータについて、該ジョブデータの出力モードが切り替えられた旨を強調表示させることができ、その結果、ユーザに注意を促すことができる。
また、更に、本願の請求項8に係る発明によれば、上記情報処理端末側で、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、ユーザに対して注意を促すことができる。
また、更に、本願の請求項9に係る発明によれば、上記画像形成装置側で、ジョブデータの受信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、所定の出力モードの切替えが実行されるため、出力モードに関連したキーワードを予め設定登録しておくことで、ユーザがジョブデータについて所定の出力モードを設定し忘れるという人為的ミスがあった場合にも、自動的に所定の出力モードを設定することができる。
また、更に、本願の請求項10に係る発明によれば、上記画像形成装置側で、ジョブデータの受信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、親展出力モードへの切替えが実行されるため、ユーザが親展出力モードを設定し忘れるといった人為的なミスに対処して、ジョブデータを安全に保護することができる。
また、更に、本願の請求項11に係る発明によれば、上記画像形成装置側で、上記検索手段により検索されるキーワードを予め設定登録することができる。
また、更に、本願の請求項12に係る発明によれば、上記画像形成装置側で、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えるか否かを予め設定することができる。
また、更に、本願の請求項13に係る発明によれば、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報を自動的に発行し、上記情報処理端末側で、ユーザが視認可能に出力することができる。
また、更に、本願の請求項14に係る発明によれば、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記情報処理端末側で、上記ジョブデータに付与する識別情報の設定入力をユーザに促すとともに、設定入力された識別情報をジョブデータに関連付けて付与することができる。
また、更に、本願の請求項15に係る発明によれば、上記画像形成装置側の表示手段により表示される、各ジョブデータのプリント出力の状況をあらわす一覧画面上で、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられたジョブデータについて、該ジョブデータの出力モードが切り替えられた旨を強調表示させることができ、その結果、ユーザに注意を促すことができる。
また、更に、本願の請求項16に係る発明によれば、上記情報処理端末側で、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、ユーザに対して注意を促すことができる。
また、更に、本願の請求項17に係る発明によれば、情報処理端末側で、ジョブデータをプリント出力するための送信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、所定の出力モードの切替えが実行されるため、出力モードに関連したキーワードを予め設定登録しておくことで、ユーザがジョブデータについて所定の出力モードを設定し忘れるという人為的ミスがあった場合にも、自動的に所定の出力モードを設定することができる。
また、更に、本願の請求項18に係る発明によれば、画像形成装置側で、ジョブデータの受信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、所定の出力モードの切替えが実行されるため、出力モードに関連したキーワードを予め設定登録しておくことで、ユーザがジョブデータについて所定の出力モードを設定し忘れるという人為的ミスがあった場合にも、自動的に所定の出力モードを設定することができる。
また、更に、本願の請求項19に係る発明によれば、情報処理端末側で、ジョブデータをプリント出力するための送信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、所定の出力モードの切替えが実行されるため、出力モードに関連したキーワードを予め設定登録しておくことで、ユーザがジョブデータについて所定の出力モードを設定し忘れるという人為的ミスがあった場合にも、自動的に所定の出力モードを設定することができる。
また、更に、本願の請求項20に係る発明によれば、画像形成装置側で、ジョブデータの受信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、所定の出力モードの切替えが実行されるため、出力モードに関連したキーワードを予め設定登録しておくことで、ユーザがジョブデータについて所定の出力モードを設定し忘れるという人為的ミスがあった場合にも、自動的に所定の出力モードを設定することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態では、特許請求の範囲に記載の情報処理端末として、パーソナルコンピュータ(以下、PCと表記)を取り上げ、また、画像形成装置として、多機能複合機(以下、MFPと表記)を取り上げる。
図1は、本発明の実施形態に係るPC及びMFPを含むネットワークの構成を概略的に示す図である。このネットワーク1は、複数のPC10A,10B,10Cと、プリンタ機能,ファクシミリ機能,コピー機能,スキャナ機能など複数の機能をもつMFP20と、を有しており、これらは、ネットワークバス15を介して、互いにデータ送受信可能に接続されている。このネットワーク1では、例えば、PC10A,10Bで処理された文書データや画像データ等のジョブデータを、MFP20へ送信してMFP20側でプリントしたり、MFP20で原稿を読み込むことにより作成されたジョブデータを、PC10A,10Bへ送信してPC10A,10B側で表示又は格納したりすることが可能である。
また、特に図示しないが、ネットワーク1は、ネットワークバス15を介して、インターネットに接続されてもよい。この場合、MFP20は、原稿に基づき作成したジョブデータを、例えば他のネットワーク上にある遠隔のPCへインターネット経由で送信したり、遠隔のPCからのジョブデータをインターネット経由で受信し、それに基づきプリント出力したりすることも可能である。また、ネットワーク1の構成として、実際には、例えばプロキシサーバ,メールサーバ,ルータ等の図1に示す構成以外も含まれるが、ここでは、それらを省略する。
図2は、PC10Aの基本構成を示すブロック図である。なお、PC10B,10Cも同様の構成を有するため、その説明を省略する。このPC10Aは、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)等のプログラムに基づき、PC10A内の各構成を制御するCPU2と、PC10の起動時に実行されるブートプログラムを記録するROM3と、プログラムの実行に必要なワークエリアのバッファエリアとして利用されるRAM4と、OSやアプリケーションプログラムや各種のデータを格納するハードディスク(図中の「HD」)5と、キーボードやマウス等の入力装置(不図示)を介したユーザによる入力操作を検出して、その入力操作に応じた制御を実行する操作制御部6と、アプリケーション画面等の各種の情報を視覚的に表示し得るモニタディスプレイ(図1に符号Mで示す)上での各種情報の表示を制御する表示制御部7と、外部機器との間で、ジョブデータ等の各種データの送受信を行なうためのネットワークインターフェースカード(図中の「NIC」)8と、を有している。これらの構成は、データ送受信可能に、バス9を介して互いに接続されている。また、特に図示しないが、PC10Aは、例えば、CD−ROMドライブ,フロッピー(登録商標)ディスクドライブ等の構成を有していてもよい。
なお、本実施形態において、CPU2による制御の基になるプログラムは、例えばPC10AのROM3に格納されるが、かかるプログラムは、例えばCD−ROM11又はフロッピーディスク12等の外部記録媒体に格納され、CD−ROM又はフロッピーディスクドライブを介して、適時読み出されるものであってもよい。
図3は、MFP20の基本的な構成を示すブロック図である。MFP20は、基本的に、所定のプログラムに基づき各種の命令を実行させるなどして、MFP20内の各構成を制御するCPU21と、CPU21による制御の基になるプログラムを格納するROM22と、該プログラムの実行に必要なワークエリアや外部から送信されてきたジョブデータを一時的に格納するRAM23と、ユーザによる装置の操作及び各種の設定入力を可能とするタッチパネル式の表示パネルを備えた操作部24と、原稿を読み取り例えばビットマップ形式の画像データを取得する走査部25と、ジョブデータに基づき用紙に対してプリントを実行する印刷部26と、印刷部26に対して給紙を行なう給紙部27と、ジョブデータ等の各種データの送受信を外部と行なうためのネットワークインターフェースカード(図中の「NIC」)28と、を有している。これらの構成は、データ送受信可能に、バス29を介して互いに接続されている。
CPU21は、ROM22から読み出したプログラムに基づき、MFP20内の各構成を制御する以外に、ジョブデータ及び該ジョブデータに関連する情報を管理したり、Postscriptのコマンドをラスターイメージに変換したり(RIP展開したり)する。
PC10A,10B,10Cにおいては、それらのPCにより処理された文書データや画像データ等のジョブデータをMFP20側の印刷部26からプリント出力すべくMFP20へ送信するに際し、機密性の高いジョブデータについて、MFP20側でのプリント出力を制限する親展出力モードを設定することが可能である。かかる親展出力モードに関連して、人為的なミスにより、親展出力モードが設定されるべきジョブデータに対して、それが設定されないまま、出力指示が行われる可能性があるが、本実施形態では、これに対処して、PC10A,10B,10Cの各々が、親展出力モードが設定されていないジョブデータについて、その機密性が高いと推測される場合に、親展出力モードを自動的に設定する機能(以下、親展出力モード自動設定機能)を有している。
PC10A,10B,10Cには、ジョブデータをプリント出力すべくMFP20にジョブデータを送信する際に利用するドライバソフトウェアがインストールされ、ハードディスク5に格納されている。そして、このドライバソフトウェア上に、かかる親展出力モード自動設定機能がプログラムされている。この実施形態では、ドライバソフトウェアの機能設定項目として、親展出力モード自動設定機能を有効にするか否かを選択する項目が設けられ、ユーザがその項目を選択するのに応じて、図4に示すようなユーザインターフェース画面がモニタディスプレイ上に表示される。図4に示すようなユーザインターフェース画面を介して、ユーザにより親展出力モード自動設定機能が有効にされると、それ以降のジョブデータ送信に伴い、ジョブデータを検索対象として、該ジョブデータの内容から所定のキーワードが検索される。その結果、キーワードが検出され、該ジョブデータ内にキーワードの存在が確認された場合には、親展出力モードが自動的に設定される。
本実施形態では、ユーザが、図5に示すようなユーザインターフェース画面を介して、キーワードを任意に設定登録することができる。そして、ユーザが、例えば「機密」,「親展」又は「極秘」等のキーワードを設定登録し、そのキーワードに基づき、ジョブデータの内容からキーワードが検索されることにより、機密性が高いと推測されるジョブデータに対して、親展出力モードを設定することができる。なお、図5に示すようなキーワード設定用のユーザインターフェース画面は、ユーザが指定する任意のタイミングで若しくは図4に示すようなユーザインターフェース画面において親展出力モード自動設定機能が有効に設定されるに伴い表示される。
また、親展出力モードの設定時には、MFP20側でプリント出力を実行するために、MFP20の操作部24から、そのジョブデータ固有の識別子(以下、IDと表記)を入力する必要があるが、これに先立ち、PC10A,10B,10C側では、親展出力モードの設定に伴い、ジョブデータ固有のIDが自動的に発行される、若しくは、ユーザによりIDが設定される。本実施形態では、親展出力モードが自動的に設定されると、ジョブデータ固有のIDが自動的に発行される場合には、図6に示すようなユーザインターフェース画面が表示され、自動的に発行されたIDと関連付けられてジョブデータが登録される旨がユーザに通知される。また、一方、ジョブデータ固有のIDがユーザにより設定される場合には、図7に示すようなユーザインターフェース画面が表示され、親展出力モードが自動的に設定された旨がユーザに通知されるとともに、IDの設定入力が促される。自動的に発行された若しくはユーザにより設定されたIDは、ジョブデータとともにMFP20へ送信される。
更に、MFP20においては、その操作部24における表示パネル上で、図8に示すようなジョブ一覧画面が表示され、MFP20側でのジョブデータの処理状況を確認することが可能となっているが、PC側で、親展出力モードが自動的に設定された、すなわち通常出力モードから親展出力モードへ自動的に切り替えられた場合には、かかるジョブ一覧画面において、モードが切り替えられた旨をあらわすメッセージが強調して表示されるようになっている。ここでは、親展出力モードに切り替えられたジョブデータについての上から4番目の情報が、他のジョブデータについての情報に比べて太字で示される。なお、これに限定されることなく、例えば点滅させるなど、他との区別を明確にする表示方法であればいかなるものも適用可能である。
また、親展出力モードへの切替えは行わないが、ジョブデータの漏洩の危険性がある場合には、図9に示すようなユーザインターフェース画面が表示され、ジョブデータ内にキーワードの存在が確認されたものの、ジョブデータが登録される旨がユーザに通知される。
図10は、PC10A,10B,10C側で実行される親展出力モード自動設定機能を用いた出力モード管理処理についてのフローチャートである。まず、この処理では、ジョブデータのプリント出力の指示があったか否かが判断され(#11)、その結果、プリント出力の指示がないと判断された場合には、再度#11が繰り返され、他方、プリント出力の指示があったと判断された場合には、引き続き、親展出力モードがオフ状態にあるか否かが判断される(#12)。その結果、親展出力モードがオン状態にあると判断された場合には、即時に処理が終了され、他方、親展出力モードがオフ状態にあると判断された場合には、引き続き、予め設定登録されたキーワードが、ジョブデータの内容から検索される(#13)。
続いて、#13の検索ステップの結果、ジョブデータ中に、予め設定登録されたキーワードが含まれているか否かが判断される(#14)。その結果、キーワードが含まれていないと判断された場合には、即時に処理が終了され、他方、キーワードが含まれていると判断された場合には、ジョブデータに設定される出力モードについて、通常モードから親展出力モードへの切替えが行われる(#15)。以上で処理が終了される。
前述した実施形態では、PC10A,10B,10Cの各々が親展出力モード自動設定機能を有し、各PCにおいて、親展出力モード自動設定機能を用いた出力モード管理処理が行われる例が取り上げられたが、これに限定されることなく、例えば、MFP20が親展出力モード自動設定機能を有してもよい。この場合、MFP10では、PC10A,10B,10Cの各々からの受信後にRIP展開されたジョブデータに対して、キーワード検索が実行される。また、図4に示すような親展出力モード自動設定機能を有効にするか否かを選択するユーザインターフェース画面や図5に示すようなキーワードを設定登録するユーザインターフェース画面は、MFP20の操作部24における表示パネル上に表示される。更に、MFP10側で親展出力モードへの切替えが実行された場合には、それに伴い、ジョブデータの送信元であるPCに、図6,7及び9に示すようなユーザインターフェース画面を表示させるような処理が、MFP20により実行される。図7に示すようなユーザインターフェース画面からユーザによりIDが設定入力される場合には、設定入力されたIDがPCからMFP20へ送信され、MFP20側では、操作部24からそのIDが入力された場合のみ、ジョブデータに基づくプリント出力が許可される。
図11は、MFP20側で実行される親展出力モード自動設定機能を用いた出力モード管理処理についてのフローチャートである。この処理では、PC10A,10B,10Cの各々から送信されてきたジョブデータの受信(#21)に伴い、Postscriptのコマンドをラスターイメージに変換するRIP展開が行われる(#22)。その後、RIP展開後のジョブデータについて、親展出力モードがオフ状態にあるか否かが判断される(#23)。その結果、親展出力モードがオン状態にあると判断された場合には、♯27へ進み、他方、親展出力モードがオフ状態にあると判断された場合には、引き続き、予め設定登録されたキーワードが、ジョブデータの内容から検索される(#24)。
続いて、#24の検索ステップの結果、ジョブデータ中に、予め設定登録されたキーワードが含まれているか否かが判断される(#25)。その結果、キーワードが含まれていないと判断された場合には、#27へ進み、他方、キーワードが含まれていると判断された場合には、ジョブデータに設定される出力モードについて、通常モードから親展出力モードへの切替えが行われる(#26)。最後に、ジョブデータが、出力モードをあらわす情報とともに、自動的に発行された若しくはユーザによりPC側で設定入力されたIDと関連付けられて登録される(#27)。以上で処理が終了される。
なお、図10及び11のフローチャートであらわされる出力モード管理処理は、PC10A,10B,10CのROM3又はハードディスク5に格納されるプログラム、若しくは、MFP20のROM22に格納されるプログラムが読み出されることで実行されるが、かかるプログラムは、PC10A,10B,10CのCPU2若しくはMFP20のCPU11による制御の基になるプログラムの一部として予め組み込まれるものであっても、あるいは、出力モード管理プログラムとして、例えば図2に示すCD−ROM11又はフロッピーディスク12等の外部記録媒体を用いて若しくはネットワーク1経由でダウンロードすることで、PC10A,10B,10C又はMFP20にインストールされ、ハードディスク5やRAM23に追加的に格納されるものであってもよい。
以上の説明から明らかなように、本願発明によれば、PC10A,10B,10C側若しくはMFP20側で、ジョブデータをプリント出力するための送信時に、ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索し、該キーワードが存在した場合に、親展出力モードへの切替えが実行されるため、ユーザが親展出力モードを設定し忘れるといった人為的なミスに対処して、ジョブデータを安全に保護することができる。
なお、本発明は、例示された実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
情報処理端末及び画像形成装置を含む画像形成システムを概略的に示す図である。 上記情報処理端末の基本構成をあらわすブロック図である。 上記画像形成装置の基本構成をあらわすブロック図である。 親展出力モード自動設定機能を有効にするか否かを選択するユーザインターフェース画面を示す図である。 キーワードの設定登録を可能とするユーザインターフェース画面を示す図である。 自動的に発行されたジョブデータ固有のIDをユーザに通知するユーザインターフェース画面を示す図である。 ジョブデータ固有のIDの設定入力を可能とするユーザインターフェース画面を示す図である。 MFP側でのジョブデータの状況をあらわすジョブ一覧画面を示す図である。 ジョブデータ内にキーワードの存在が確認されたものの、ジョブデータが登録される旨をユーザに通知するユーザインターフェース画面を示す図である。 PC側で実行される親展出力モード自動設定機能を用いた出力モード管理処理についてのフローチャートである。 MFP側で実行される親展出力モード自動設定機能を用いた出力モード管理処理についてのフローチャートである。
符号の説明
1…ネットワーク,2…CPU,3…ROM,4…RAM,5…ハードディスク,6…操作制御部,7…表示制御部,8…NIC,10A,10B,10C…PC,11…CD−ROM,12…フロッピーディスク,20…MFP,21…CPU,22…ROM,23…RAM,24…操作部,28…NIC,M…モニタディスプレイ

Claims (20)

  1. 情報処理端末及び画像形成装置が互いにデータ送受信可能に接続されてなる画像形成システムにおいて、
    上記情報処理端末が、
    ジョブデータを画像形成装置に送信する送信手段と、
    上記送信手段によりジョブデータを送信するに際して、該ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する検索手段と、
    上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える切替え手段と、を有しており、
    上記画像形成装置が、
    上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する受信手段と、
    上記受信手段により受信されたジョブデータを、該ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する出力手段と、を有していることを特徴とする画像形成システム。
  2. 上記検索手段は、上記ジョブデータの機密性が高いと推測されるキーワードを検索し、上記切替え手段は、該検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを、親展出力モードに切り替えることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 上記情報処理端末は、更に、上記検索手段により検索されるキーワードを予め設定登録するキーワード設定登録手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 上記情報処理端末は、更に、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えるか否かを予め設定する設定手段を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成システム。
  5. 上記情報処理端末は、更に、上記設定手段による設定に基づき、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報を自動的に発行し、ユーザが視認可能に出力する識別情報発行手段を有していることを特徴とする請求項4記載の画像形成システム。
  6. 上記情報処理端末は、更に、上記設定手段による設定に基づき、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報の設定入力をユーザに促す識別情報設定入力手段と、設定入力された識別情報をジョブデータに付与する識別情報付与手段と、を有していることを特徴とする請求項4記載の画像形成システム。
  7. 上記画像形成装置は、更に、各ジョブデータのプリント出力の状況をあらわす一覧画面を含む各種情報を表示する表示手段を有しており、
    上記情報処理端末は、更に、上記画像形成装置側で、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられたジョブデータについて、上記表示手段により表示される一覧画面上で、該ジョブデータの出力モードが切り替えられた旨を強調表示させる表示制御手段と、を有していることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一に記載の画像形成システム。
  8. 上記情報処理端末は、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、ユーザに対して注意を促す警報手段を有していることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一に記載の画像形成システム。
  9. 情報処理端末及び画像形成装置が互いにデータ送受信可能に接続されてなる画像形成システムにおいて、
    上記情報処理端末が、ジョブデータを画像形成装置に送信する送信手段を有しており、
    上記画像形成装置が、
    上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する受信手段と、
    上記受信手段により受信されたジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する検索手段と、
    上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える切替え手段と、
    上記ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する出力手段と、を有していることを特徴とする画像形成システム。
  10. 上記検索手段は、上記ジョブデータの機密性が高いと推測されるキーワードを検索し、上記切替え手段は、該検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを、親展出力モードに切り替えることを特徴とする請求項9記載の画像形成システム。
  11. 上記画像形成装置は、更に、上記検索手段により検索されるキーワードを予め設定登録するキーワード設定登録手段を有していることを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成システム。
  12. 上記画像形成装置は、更に、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えるか否かを予め設定する設定手段を有していることを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成システム。
  13. 上記画像形成装置は、更に、上記設定手段による設定に基づき、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記ジョブデータに付与する識別情報を自動的に発行し、上記情報処理端末側で、該識別情報をユーザが視認可能に出力する識別情報発行手段を有していることを特徴とする請求項12記載の画像形成システム。
  14. 上記画像形成装置は、更に、上記設定手段による設定に基づき、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられた場合に、上記情報処理端末側で、上記ジョブデータに付与する識別情報の設定入力をユーザに促す識別情報設定入力手段と、設定入力された識別情報をジョブデータに付与する識別情報付与手段と、を有していることを特徴とする請求項12記載の画像形成システム。
  15. 上記画像形成装置は、更に、各ジョブデータのプリント出力の状況をあらわす一覧画面を含む各種情報を表示する表示手段と、上記切替え手段により自動的に親展出力モードに切り替えられたジョブデータについて、該表示手段により表示される一覧画面上で、該ジョブデータの出力モードが切り替えられた旨を強調表示させる表示制御手段と、を有していることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一に記載の画像形成システム。
  16. 上記画像形成装置は、上記検索手段によりキーワードの存在が確認された場合に、上記情報処理端末側で、ユーザに対して注意を促す警報手段を有していることを特徴とする請求項10〜15のいずれか一に記載の画像形成システム。
  17. 画像形成装置に対して互いにデータ送受信可能に接続され、該画像形成装置と共に画像形成システムを構成する情報処理端末に、
    ジョブデータを画像形成装置に送信する手順と、
    上記ジョブデータを送信するに際して、該ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する手順と、
    上記キーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える手順と、を実行させる出力モード管理プログラム。
  18. 情報処理端末に対して互いにデータ送受信可能に接続され、該情報処理端末と共に画像形成システムを構成する画像形成装置に、
    上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する手順と、
    受信されたジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する手順と、
    上記キーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える手順と、
    上記ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する手順と、を実行させる出力モード管理プログラム。
  19. 画像形成装置に対して互いにデータ送受信可能に接続され、該画像形成装置と共に画像形成システムを構成する情報処理端末に、
    ジョブデータを画像形成装置に送信する手順と、
    上記ジョブデータを送信するに際して、該ジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する手順と、
    上記キーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える手順と、を実行させる出力モード管理プログラムを記録した記録媒体。
  20. 情報処理端末に対して互いにデータ送受信可能に接続され、該情報処理端末と共に画像形成システムを構成する画像形成装置に、
    上記情報処理端末から送信されてきたジョブデータを受信する手順と、
    受信されたジョブデータの内容から所定のキーワードを検索する手順と、
    上記キーワードの存在が確認された場合に、上記ジョブデータに対して設定される出力モードを切り替える手順と、
    上記ジョブデータに対して設定された出力モードで、プリント出力する手順と、を実行させる出力モード管理プログラムを記録した記録媒体。
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