JP2005017587A - 走査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ビームを射出する光源部と、光ビームを被走査面に偏向する第1の回転偏向器であって、被走査面上において光ビームを第1の走査幅で走査するための第1の回転偏向器と、光ビームを被走査面に偏向する第2の回転偏向器であって、被走査面上において光ビームを第1の走査幅より狭い第2の走査幅で走査するための第2の回転偏向器と、光ビームの被走査面上の走査幅を設定する設定手段と、設定手段に設定された走査幅に応じて、第1の回転偏向器または第2の回転偏向器のいずれかに光ビームを導く光ビーム導光手段とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、光源部から射出された光ビームを、設定された被走査面上における走査幅に応じて選択的に複数の回転偏向器のいずれかに導く走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザプリンタなどに備えられている走査装置において、被走査面上における光ビームの走査速度(例えば1秒間に走査される走査ライン数)は、ポリゴンモータの回転速度及びポリゴンミラーの面数などによって決定している。説明を加えると、この走査速度は、ポリゴンモータの回転速度やポリゴンミラーの面数に比例して速くなる。
【0003】
また、走査速度を表すパラメータの一つに、1ドット当たりの走査時間がある。この1ドット当たりの走査時間は、ポリゴンモータの回転速度や、解像度、fθレンズの焦点距離などに加えて、光源部であるレーザダイオードとこのレーザダイオードの駆動回路の変調速度によって決定するものである。
【0004】
単純に走査速度を上げるためには、ポリゴンモータの回転速度をより高速にすることが考えられる。しかしながら、ポリゴンモータの回転速度を高速にしていくと、このレーザダイオードの変調速度が、上記回転速度に追従できなくなってしまう。その結果、被走査面上に正確に潜像を描くことができなくなるという問題が発生してしまう。
【0005】
そこで従来は、光源部に複数の発光素子を配置し、これら複数の発光素子からの光ビームの各々を同一の被走査面上で同時に走査させるマルチビーム走査装置を用いることにより、走査速度の向上を達成していた(例えば特許文献1)。すなわちこのようなマルチビーム走査装置によると、複数の光ビームにより複数のラインを同時に走査できるため、発光素子の増設に伴い、走査速度を高速にすることができた。
【0006】
また、上述のような走査装置において、主走査方向の走査幅は、fθレンズの焦点距離及びポリゴンミラーの面数などによって決定している。従って、A3サイズを印刷可能なレーザプリンタやA4サイズを印刷可能なレーザプリンタは、それぞれ上記サイズを印刷可能なようにfθレンズの焦点距離とポリゴンミラーの面数とが適宜選択され構成されている。
【0007】
ところが、A4サイズを印刷するように構成されたレーザプリンタを用いてA3サイズの印刷を行うこともできる。例えば、被走査面上における光ビームの主走査方向の走査範囲がA4の長辺となるよう構成されたA4サイズ用の走査装置において、A3サイズの画像を印刷する場合、この走査装置は、A3の短辺を主走査方向として光ビームを走査し印刷を行うことができる。なお、ここでいう主走査方向とは、光ビームが走査される方向である。
【0008】
【特許文献1】
特開平2001−194605号公報(第7頁から第9頁、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したA4サイズ用の走査装置でA5サイズの画像を印刷する場合、実際に必要な光ビームの走査幅はA5サイズの長辺であるにも関わらず、被走査面上における光ビームの走査範囲は、A4の長辺と実質的に等しい範囲である。そのためこのような走査装置では、光ビームの走査範囲に対して比較的広い幅の領域(A4長辺とA5長辺との差分)の、印刷を全く行わない領域が出来てしまう。すなわちA4サイズ用の走査装置を用いてA5サイズの印刷を行うと、印刷効率が低くなってしまう。
【0010】
別の言い方をすると、上記走査装置ではA4またはA5のいずれを印刷する場合であっても印刷に費やす時間は同じであるため、A5印刷時には、走査装置の性能(ポリゴンモータの回転速度、ポリゴンミラーの面数、1ドット当たりの走査時間)に対して実実質的に走査速度が低下していることになる。
【0011】
そこで、上述したようなマルチビーム走査装置を用いて、印刷効率の低下による走査速度の低下を防止することが考えられる。ところがマルチビーム走査装置の場合、複数の光ビームを被走査面上で同時に走査させるための駆動制御回路や、これらの光ビームそれぞれの同期光を検出する手段を備える必要があるため、装置が大型化するだけでなく、回路も複雑になってしまう問題がある。また結局、上述したようなマルチビーム走査装置であっても、この装置にとって最適な用紙サイズ以外のサイズを印刷する場合であれば印刷効率は低いため、その性能に対する実質的な走査速度は遅い。
【0012】
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、様々なサイズの印刷を高い効率で行うことができる走査装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明の一態様に係る走査装置は、光ビームを射出する光源部と、光ビームを被走査面に偏向する第1の回転偏向器であって、被走査面上において光ビームを第1の走査幅で走査するための第1の回転偏向器と、光ビームを被走査面に偏向する第2の回転偏向器であって、被走査面上において光ビームを第1の走査幅より狭い第2の走査幅で走査するための第2の回転偏向器と、光ビームの被走査面上の走査幅を設定する設定手段と、設定手段に設定された走査幅に応じて、第1の回転偏向器または第2の回転偏向器のいずれかに光ビームを導く光ビーム導光手段とを備えている。また、光源部は単一の光ビームを射出するものであって、上記走査装置は、設定された走査幅に応じて、第1の回転偏向器または第2の回転偏向器のいずれかに単一の光ビームを導くことが好ましい。
【0014】
また、上記走査装置において、光源部は第1の回転偏向器に向けて前記単一の光ビームを射出するものであって、光ビーム導光手段は、単一の光ビームを第2の回転偏向器に偏向する光路偏向部を有し、設定された走査幅が第1の走査幅の場合、光路偏向部を単一の光ビームの光路上から退避させ、設定された走査幅が第2の走査幅の場合、光路偏向部を光路上に挿入するものであることが好ましい。
【0015】
また、上記走査装置において、光ビーム導光手段は、第1の回転偏向器及び第2の回転偏向器を支持している筐体に備えられているものであってもよい。また、この筐体は、第1の回転偏向器及び第2の回転偏向器の回転時に発する騒音が外部に伝わないよう第1の回転偏向器及び第2の回転偏向器を覆ったカバー部材であることが好ましい。
【0016】
また、上記走査装置において、第1の回転偏向器と第2の回転偏向器は、回転中心が同軸であって、さらに相対的に固定された状態であることが好ましい。また、上記走査装置において、光路偏向部は、単一の光ビームを、進行方向を変えることなく第1の回転偏向器及び第2の回転偏向器の回転軸方向に所定量シフトさせることが好ましい。
【0017】
また、上記走査装置において、第1の回転偏向器と第2の回転偏向器とは回転軸方向に密着して配置され、所定量は、第1の回転偏向器の回転軸方向における中心位置から第2の回転偏向器の回転軸方向における中心位置までの距離と等しいことが好ましい。
【0018】
また、上記走査装置において、光ビーム導光手段は、光源部と、第1の回転偏向器及び第2の回転偏向器との間の光路と、第1の回転偏向器及び第2の回転偏向器と、被走査面との間の光路に配置されていることが好ましい。
【0019】
また、上記走査装置において、単一の光ビームが光路偏向部で偏向した時と偏向しなかった時とに生じる光路長の差は、第1の回転偏向器と第2の回転偏向器との半径の差と等しいことが好ましい。
【0020】
また、上記走査装置は、水平同期を検出する検出手段と、水平同期を示す単一の光ビームを検出手段に向けて反射する可動ミラーとをさらに備えており、可動ミラーは、光路偏向部を単一の光ビームの光路上から退避させると、第1の走査幅における水平同期を示す単一の光ビームを検出手段に向けて反射する位置に移動し、光路偏向部を単一の光ビームの光路上に挿入すると、第2の走査幅における水平同期を示す単一の光ビームを検出手段に向けて反射する位置に移動することが好ましい。
【0021】
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る走査装置は、光ビームを射出する光源部と、光ビームを被走査面に偏向する偏向面を有した複数の回転偏向器であって、それぞれ異なった数の偏向面を有した複数の回転偏向器と、光ビームの被走査面上の走査幅を設定する設定手段と、設定手段に設定された走査幅に応じて、複数の回転偏向器のいずれかに光ビームを導く光ビーム導光手段とを備えている。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態の光ビーム走査装置100の構成を模式的に示す図である。この光ビーム走査装置100は、レーザプリンタ、複写機、ファクシミリなどに備えられている、光ビームを被走査面170上で走査させることにより被走査面170上に画像を形成する装置である。この光ビーム走査装置100を備えた画像形成機器は、様々な用紙サイズに文字や画像を高い効率で印刷することができる。なお、ここでいう被走査面170とは、光ビーム走査装置100を構成する部位であって、円筒状に形成された周知の感光ドラムのことを示している。
【0023】
この図1は、この光ビーム走査装置100の構成を分かり易くするため、この装置の外枠であるハウジング部分を省略し、その内部に備えられている光学系のみを模式的に示している。また、図2及び図3は、この光ビーム走査装置100の概略構成を示した側面図である。以下に、図1から図3を用いて、この光ビーム走査装置100の構成と作用を説明する。
【0024】
この光ビーム走査装置100は、光源部であるレーザダイオード110を備えている。レーザダイオード110は、その光軸方向と直交する断面が楕円形状を有した光ビームを射出する。また、このレーザダイオード110は、このレーザダイオード110の点灯・消灯駆動を行う図示しない制御回路を備えた基板上に実装されており、入力される文字・画像情報に基づいて駆動制御される。
【0025】
レーザダイオード110から射出された光ビームは、コリメータレンズ112に入射して、このコリメータレンズ112により平行光束に変換される。平行光束に変換された光ビームは、次に、スリット114を通過する。
【0026】
スリット114は、コリメータレンズ112と後述するシリンドリカルレンズ116との間の光路に配置され、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ辺をもつスリットである。コリメータレンズ112から射出した光ビームは、上述したように光軸方向と直交する断面が楕円形状を有している平行光束であって、主走査方向の径が長軸側となっており、副走査方向の径が短軸側となっている。このスリット114を通過した光ビームは、このスリット114により副走査方向のビーム幅が規定され、次に、シリンドリカルレンズ116に入射する。なお、本明細書では、被走査面170上において光ビームが走査される方向を主走査方向(言い換えると、被走査面170の軸方向)とし、その主走査方向に直交する方向を副走査方向(言い換えると、被走査面170の周方向)とする。
【0027】
シリンドリカルレンズ116は、後述するポリゴンミラー132またはポリゴンミラー134の反射面(または偏向面)近傍において、入射してきた光ビームが副走査方向にのみ収束するようなパワーを有している。従って、シリンドリカルレンズ116から射出した光ビームは、長軸側の倍率を変更されることなく短軸側の倍率のみを変更されてポリゴンミラー132またはポリゴンミラー134の反射面近傍において収束する。シリンドリカルレンズ116と上記2つのポリゴンミラーとの間には、カバーガラス122及び可動プリズム124が配置されている。従って、シリンドリカルレンズ116を射出した光ビームは、先ず、カバーガラス122に入射する。
【0028】
カバーガラス122及び可動プリズム124は、図示しないハウジングと一体に形成されているモータフード120に備えられている。具体的に説明すると、これらはモータフード120の側面の穴部に嵌め込まれたものであって、モータフード120の外壁側にカバーガラス122、モータフード120の内壁側に可動プリズム124が配置されている。
【0029】
モータフード120は、ポリゴンミラー132及びポリゴンミラー134、さらにこれらのポリゴンミラーの駆動部であるポリゴンモータ136を覆うように、ハウジングと一体に形成されている。ポリゴンミラー132及びポリゴンミラー134は、高速に回転する偏向器であるため風を切り、大きな騒音を発生させてしまう。そのため、これらのポリゴンミラー及びポリゴンミラーは、回転による風切り騒音が外部に漏れないように、モータフード120及びカバーガラス122などにより密閉されて備えられている。
【0030】
図4は、本発明の実施形態のカバーガラス122及び可動プリズム124の構成を示す側断面図である。これらのカバーガラス122及び可動プリズム124は、シリンドリカルレンズ116を射出した光ビームを、ポリゴンミラー132またはポリゴンミラー134のいずれかに選択的に導くことができる光ビーム導光手段としての機能を果たすものである。図2では、カバーガラス122及び可動プリズム124は、上記光ビームをポリゴンミラー132に導く状態となっている。また、図3では、カバーガラス122及び可動プリズム124は、上記光ビームをポリゴンミラー134に導く状態となっている。先ず、図2を用いて、上記光ビームを、ポリゴンミラー132に導く場合を説明する。
【0031】
カバーガラス122及び可動プリズム124は、板ガラス部分とプリズム部分とから構成されている。シリンドリカルレンズ116からの光ビームをポリゴンミラー132に導く場合、カバーガラス122及び可動プリズム124は、それぞれ、この光ビームが板ガラス部分を透過するよう位置している。なお、図4に示されているカバーガラス122において、反射面122a及び122bにより形成されている三角形の部分をプリズム部分とし、それ以外の部分を板ガラス部分とする。また、図4に示されている可動プリズム124において、反射面124a及び124bにより形成されている三角形の部分をプリズム部分とし、それ以外の部分を板ガラス部分とする。
【0032】
これらカバーガラス122及び可動プリズム124は、光軸(またはシリンドリカルレンズ116からの光ビームの光路)に対して微少な角度θ傾けられて配置されている。また、これらの板ガラス部分は平面ガラスであり結像性能を有するものでない。従って、シリンドリカルレンズ116からの光ビームは、カバーガラス122及び可動プリズム124が角度θ傾けられて配置されていることにより僅かに屈折しつつ、カバーガラス122、可動プリズム124を順に透過していく。これらを透過すると、この光ビームは、副走査方向にのみ収束しつつポリゴンミラー132の反射面(より正確にはポリゴンミラー132の反射面上の点P1)に向かって進行していく。
【0033】
ポリゴンミラー132は、上述したようにモータフード120内に備えられている。このポリゴンミラー132は、もう一つのポリゴンミラー134と、互いの回転軸が一致しつつ、さらに密着するように配置されている。すなわちこれらのポリゴンミラーは、副走査方向に重ねられて配置されている。また、これらのポリゴンミラーは、これらを回転駆動させる単一のポリゴンモータ136により回転軸130中心に矢印A方向に一定速度で回転することができる。
【0034】
ポリゴンミラー132は反射面を6面有した6角形のポリゴンミラーであって、ポリゴンミラー134は反射面を10面有した10角形のポリゴンミラーである。被走査面170上における光ビームの走査幅は、後述するfθレンズ140の焦点距離に比例し、ポリゴンミラーの反射面の数に反比例する。従って、ポリゴンミラー132を介した光ビームの走査幅(被走査面170上のSP1からEP1まで)は、ポリゴンミラー134を介した光ビームの走査幅(被走査面170上のSP2からEP2まで)の2倍となる。ここで例えば、ポリゴンミラー132の走査幅をA4の長辺と等しいとすると、ポリゴンミラー134の走査幅はA5の長辺と等しいことになる。
【0035】
カバーガラス122及び可動プリズム124を透過した光ビームは、ポリゴンミラー132の反射面上の点P1に入射し、この反射面によって被走査面170に偏向される。このポリゴンミラー132は矢印A方向に回転しているため、この光ビームは、被走査面170に対して図1の紙面と水平な方向、すなわち主走査方向に走査するよう偏向される。ポリゴンミラー132によって偏向された光ビームは、再び、カバーガラス122及び可動プリズム124に向かって進行する。
【0036】
ポリゴンミラー132に偏向された光ビームは、可動プリズム124の板ガラス部分、カバーガラス122の板ガラス部分を順に透過して、次に、fθレンズ140に向かって進行していく。
【0037】
fθレンズ140は、その歪曲特性がy=fθとなっているレンズである。このfθレンズ140は、ポリゴンミラー132によって偏向されfθレンズ140に入射した光ビームを、被走査面170において主走査方向(矢印B方向)に一定速度で走査するよう変換する。なお、ポリゴンミラー132の反射面上の点P1における光ビームの収束位置と、被走査面170上における光ビームの収束位置とは共役関係にあるため、ポリゴンミラー132における面倒れが補正されている。従ってこの光ビームは、ポリゴンミラー132のいずれの面で反射しても、被走査面170上において主走査方向に同一直線上に走査される。
【0038】
ミラー152は、ポリゴンミラー132を介して被走査面170上で走査される光ビームの全走査範囲のうち、実際の描画に用いられる走査範囲の外側に位置する未描画領域において、走査方向を遡る側の領域の端部周辺に達した光ビーム(被走査面170上でBD1の位置に到達する光ビーム)を反射する機能を有している。このミラー152で反射される光ビームは、ポリゴンミラー132を用いて光ビームを走査する際に必要となる水平同期をとるための光ビームである。fθレンズ140から射出してこのミラー152に入射した光ビームは、受光素子160に向けて反射される。
【0039】
受光素子160は、ミラー152を介して被走査面170と光学的にほぼ等価な位置に配置されている。また、受光素子160の受光面上には、遮光板が設けられており、光ビームが走査範囲の外側の所定位置に達してから出力信号が得られるよう構成されている。この受光素子160の出力信号の立ち上がりを検出することによりポリゴンミラー132を介した光ビームが走査範囲の外側の所定位置に達したことが検出され水平同期信号を得ることができる。
【0040】
以上が、ポリゴンミラー132を介して被走査面170上で走査される光ビームの光路である。次に、図3を用いて、シリンドリカルレンズ116からの光ビームがポリゴンミラー134に導かれた場合の光ビームの光路を説明する。
【0041】
カバーガラス122は、モータフード120の側面の穴部に固定するように嵌め込まれている。また、可動プリズム124は、この側面の穴部にC方向にスライド可能に嵌め込まれている。シリンドリカルレンズ116からの光ビームをポリゴンミラー134に導く場合、この可動プリズム124のプリズム部分が上記光ビームの光路上に位置するように、この可動プリズム124をスライドさせる。
【0042】
上記位置に可動プリズム124をスライドさせると、シリンドリカルレンズ116からの光ビームは、カバーガラス122の板ガラス部分を透過し、可動プリズム124のプリズム部分の面(板ガラス部分とプリズム部分の境界に位置する面)である反射面124aを反射し、さらに同様に可動プリズム124のプリズム部分である反射面124bをカバーガラス122に戻る方向に向かって反射する。そしてさらに、この光ビームは、カバーガラス122のプリズム部分の面(板ガラス部分とプリズム部分の境界に位置する面)である反射面122a、反射面122bを順に反射し、可動プリズム124の板ガラス部分を透過してポリゴンミラー134の反射面(より正確にはポリゴンミラー134の反射面上の点P2)に向かって進行していく。
【0043】
上述したように、ポリゴンミラー132またはポリゴンミラー134に進行していく光ビームは、共に同様の方向すなわち各反射面上の点P1またはP2に向かって進行していく。従って、ポリゴンミラー132に向かう光ビームとポリゴンミラー134に向かう光ビームは、それぞれ主走査方向に一致しつつ副走査方向(または回転軸130方向)に所定距離l2離れた状態で進行していく。なお、この所定距離l2は、ポリゴンミラー132の副走査方向における中心位置(点P1)からポリゴンミラー134の副走査方向における中心位置(点P2)までの距離と等しい。ここで、カバーガラス122の光軸方向の厚みをt1、可動プリズム124の光軸方向の厚みをt2とした場合、この所定距離l2を以下の式で示すことができる。
【数1】
【0044】
また、可動プリズム124により光路が偏向された光ビーム(すなわちポリゴンミラー134に向かう光ビーム)は、そのプリズム部分に偏向されたことにより、可動プリズム124を透過した光ビーム(すなわちポリゴンミラー132に向かう光ビーム)と比べて光路が長くなる。このとき、ポリゴンミラー134に向かう光ビームは点P2で収束し、ポリゴンミラー132に向かう光ビームは点P1で収束する。従って、上記偏向によって生じるこれらの光路差と同一距離、点P2が点P1より手前に位置するようポリゴンミラー132とポリゴンミラー134とを構成する必要がある。そのため、ポリゴンミラー134は、ポリゴンミラー132に比べて、その半径が上記光路差分大きく形成されている。ここで、カバーガラス122の屈折率をn1、可動プリズム124の屈折率をn2、カバーガラス122と可動プリズム124との間の距離をl1とし、さらに、互いの光路差を光路差l3(ポリゴンミラー132とポリゴンミラー134との半径の差に相当する距離)とした場合、この光路差l3を以下の式で示すことができる。
【数2】
【0045】
カバーガラス122及び可動プリズム124で偏向した光ビームは、ポリゴンミラー134の反射面上の点P2に入射し、この反射面によって被走査面170に偏向される。このポリゴンミラー134は矢印A方向に回転しているため、この光ビームは、被走査面170に対して図1の紙面と水平な方向、すなわち主走査方向に走査するよう偏向される。ポリゴンミラー134によって偏向された光ビームは、再び、カバーガラス122及び可動プリズム124に向かって進行する。
【0046】
ポリゴンミラー134に偏向された光ビームは、上述と同様の光路を進行していく。すなわちこの光ビームは、可動プリズム124の板ガラス部分を透過して、反射面122b、反射面122aを順に反射し、さらに、反射面124b、反射面124aを反射し、カバーガラス122の板ガラス部分を透過して、次に、fθレンズ140に向かって進行していく。
【0047】
このfθレンズ140は、ポリゴンミラー132によって偏向された光ビームに加えて、ポリゴンミラー134によって偏向されfθレンズ140に入射した光ビームを、被走査面170において主走査方向(矢印B方向)に一定速度で走査するよう変換する。また、ポリゴンミラー134の反射面上の点P2における光ビームの収束位置と、被走査面170上における光ビームの収束位置とは共役関係にあるため、ポリゴンミラー134における面倒れが補正されている。従ってこの光ビームは、ポリゴンミラー134のいずれの面で反射しても、被走査面170上において主走査方向に同一直線上に走査される。
【0048】
可動ミラー154は、ポリゴンミラー134を介して被走査面170上で走査される光ビームの全走査範囲のうち、実際の描画に用いられる走査範囲の外側に位置する未描画領域において、走査方向を遡る側の領域の端部周辺に達した光ビーム(被走査面170上でBD2の位置に到達する光ビーム)を反射する機能を有している。この可動ミラー154で反射される光ビームは、ポリゴンミラー134を用いて光ビームを走査する際に必要となる水平同期をとるための光ビームである。fθレンズ140から射出してこの可動ミラー154に入射した光ビームは、受光素子160に向けて反射される。この受光素子160は、ミラー152を反射してくる光ビームと同様に、この可動ミラー154を反射してくる光ビームを受光することによってポリゴンミラー134を介した光ビームの水平同期信号を出力することができる。
【0049】
ポリゴンミラー132を介した光ビームの走査範囲は、ポリゴンミラー134を介した光ビームの全走査範囲を含みかつ広い。従って、ミラー152を用いて水平同期信号を得る場合、このミラー152は、ポリゴンミラー132を介した光ビームの光路上だけに位置すればよい。また、もう1つの観点から説明すると、ポリゴンミラー134を介した光ビームの全走査範囲は、ポリゴンミラー132を介した光ビームの走査範囲に含まれておりかつ狭い。従って、可動ミラー154を用いて水平同期信号を得る場合、この可動ミラー154は、ポリゴンミラー134を介した光ビームの光路上だけでなく、ポリゴンミラー132を介した光ビームの光路上にも位置することになる。従って、ポリゴンミラー132を介して光ビームを被走査面170上に走査する場合、可動ミラー154をその光路上から退避させ、ポリゴンミラー134を介して光ビームを被走査面170上に走査する場合、可動ミラー154をその光路上に挿入させる必要がある。
【0050】
上述の理由により、可動ミラー154は、可動プリズム124と、機械的または電気的な図示しない連動機構により連動するよう構成されている。具体的に説明すると、可動プリズム124のプリズム部分を光ビームの光路上に位置するように可動プリズム124をスライドさせると、可動ミラー154は、光ビームの光路上に移動する。また、可動プリズム124のプリズム部分を光ビームの光路上から退避するように可動プリズム124をスライドさせると、可動ミラー154は、光ビームの光路上から退避する。その結果、ポリゴンミラー132を介した光ビームは、ミラー152に入射し、その後、走査範囲(被走査面170上のSP1からEP1まで)を走査することができる。また、ポリゴンミラー134を介した光ビームは、可動ミラー154に入射し、その後、走査範囲(被走査面170上のSP2からEP2まで)を走査することができる。
【0051】
可動プリズム124及び可動ミラー154の位置は、図示しない制御部により決定されている。例えば印刷する画像または文字列がA4サイズの場合、この制御部は、印刷サイズすなわち光ビームの走査幅を、A4の長辺と等しい走査幅(被走査面170上のSP1からEP1まで)に設定する。つまり、光ビームがポリゴンミラー132を介して被走査面170上を走査するように、可動プリズム124のプリズム部を光路上から退避させる。また、例えば印刷する画像または文字列がA5サイズの場合、この制御部は、印刷サイズすなわち光ビームの走査幅を、A5の長辺と等しい走査幅(被走査面170上のSP2からEP2まで)に設定する。つまり、光ビームがポリゴンミラー134を介して被走査面170上を走査するように、可動プリズム124のプリズム部を光路上に挿入する。なお、可動プリズム124と可動ミラー154とは連動するため、このとき、可動ミラー154も光路上に挿入される。
【0052】
また、別の実施形態の光ビーム走査装置では、1つのミラーにより、ポリゴンミラー132を介した光ビームとポリゴンミラー134を介した光ビームの水平同期信号を得ることができる。
【0053】
この別の実施形態の場合、上記ミラーは、可動プリズム124と、機械的または電気的な図示しない連動機構により連動するよう構成されている。具体的に説明すると、可動プリズム124のプリズム部分を光ビームの光路上に位置するように可動プリズム124をスライドさせると、上記ミラーは、上述した実施形態の可動ミラー154と同じ位置(光路上に挿入した位置)に移動する。また、可動プリズム124のプリズム部分を光ビームの光路上から退避するように可動プリズム124をスライドさせると、上記ミラーは、上述した実施形態のミラー152と同じ位置(光路上に挿入した位置)に移動する。
【0054】
この別の実施形態の光ビーム走査装置によると、1つのミラーにより、ポリゴンミラー132を介した光ビームとポリゴンミラー134を介した光ビームの水平同期信号を得ることができるため、装置の簡略化、小型化、コストダウンを図ることができる。
【0055】
以上が本発明の実施形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上のように本発明の走査装置によると、設定された走査幅に応じて、複数の回転偏向器であって、光ビームをそれぞれ異なった走査幅で走査するための回転偏向器のいずれかに光ビームが導かれる。そのため、複数の用紙サイズのいずれを印刷する場合であっても、全く利用しない走査領域(例えば印刷を行う走査領域や同期をとる領域以外の走査領域)を極めて少なくすることができる。つまり常に高い効率で印刷を行うことができるため、結果的に走査速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の光ビーム走査装置の構成を模式的に示した図である。
【図2】本発明の実施形態の光ビーム走査装置の概略構成を示した側面図である。
【図3】本発明の実施形態の光ビーム走査装置の概略構成を示した側面図である。
【図4】本発明の実施形態のカバーガラス及び可動プリズムの構成を示す側断面図である。
【符号の説明】
100 光ビーム走査装置
122 カバーガラス
124 可動プリズム
132、134 ポリゴンミラー
152 ミラー
154 可動ミラー
Claims (12)
- 光ビームを射出する光源部と、
前記光ビームを被走査面に偏向する第1の回転偏向器であって、前記被走査面上において前記光ビームを第1の走査幅で走査するための第1の回転偏向器と、前記光ビームを前記被走査面に偏向する第2の回転偏向器であって、前記被走査面上において前記光ビームを前記第1の走査幅より狭い第2の走査幅で走査するための第2の回転偏向器と、
前記光ビームの前記被走査面上の走査幅を設定する設定手段と、
前記設定手段に設定された走査幅に応じて、前記第1の回転偏向器または前記第2の回転偏向器のいずれかに前記光ビームを導く光ビーム導光手段と、を備えたこと、を特徴とする走査装置。 - 前記光源部は単一の光ビームを射出するものであって、
前記設定された走査幅に応じて、前記第1の回転偏向器または前記第2の回転偏向器のいずれかに前記単一の光ビームを導くこと、を特徴とする請求項1に記載の走査装置。 - 前記光源部は前記第1の回転偏向器に向けて前記単一の光ビームを射出するものであって、
前記光ビーム導光手段は、前記単一の光ビームを前記第2の回転偏向器に偏向する光路偏向部を有し、
設定された走査幅が前記第1の走査幅の場合、前記光路偏向部を前記単一の光ビームの光路上から退避させ、
設定された走査幅が前記第2の走査幅の場合、前記光路偏向部を前記光路上に挿入すること、を特徴とする請求項2に記載の走査装置。 - 前記光ビーム導光手段は、前記第1の回転偏向器及び前記第2の回転偏向器を支持している筐体に備えられていること、を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の走査装置。
- 前記筐体は、前記第1の回転偏向器及び前記第2の回転偏向器の回転時に発する騒音が外部に伝わないよう前記第1の回転偏向器及び前記第2の回転偏向器を覆ったカバー部材であること、を特徴とする請求項4に記載の走査装置。
- 前記第1の回転偏向器と前記第2の回転偏向器は、回転中心が同軸であって、さらに相対的に固定された状態であること、を特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の走査装置。
- 前記光路偏向部は、前記単一の光ビームを、進行方向を変えることなく前記第1の回転偏向器及び前記第2の回転偏向器の回転軸方向に所定量シフトさせること、を特徴とする請求項4に記載の走査装置。
- 前記第1の回転偏向器と前記第2の回転偏向器とは前記回転軸方向に密着して配置され、
前記所定量は、前記第1の回転偏向器の前記回転軸方向における中心位置から前記第2の回転偏向器の前記回転軸方向における中心位置までの距離と等しいこと、を特徴とする請求項7に記載の走査装置。 - 前記光ビーム導光手段は、前記光源部と、前記第1の回転偏向器及び前記第2の回転偏向器との間の光路と、
前記第1の回転偏向器及び前記第2の回転偏向器と、前記被走査面との間の光路に配置されていること、を特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の走査装置。 - 前記単一の光ビームが前記光路偏向部で偏向した時と偏向しなかった時とに生じる光路長の差は、前記第1の回転偏向器と前記第2の回転偏向器との半径の差と等しいこと、を特徴とする請求項9に記載の走査装置。
- 水平同期を検出する検出手段と、
水平同期を示す前記単一の光ビームを前記検出手段に向けて反射する可動ミラーと、をさらに備え、
前記可動ミラーは、前記光路偏向部を前記単一の光ビームの光路上から退避させると前記第1の走査幅における水平同期を示す前記単一の光ビームを前記検出手段に向けて反射する位置に移動し、
前記光路偏向部を前記単一の光ビームの光路上に挿入すると前記第2の走査幅における水平同期を示す前記単一の光ビームを前記検出手段に向けて反射する位置に移動すること、を特徴とする請求項3から請求項10のいずれかに記載の走査装置。 - 光ビームを射出する光源部と、
前記光ビームを被走査面に偏向する偏向面を有した複数の回転偏向器であって、それぞれ異なった数の偏向面を有した複数の回転偏向器と、
前記光ビームの前記被走査面上の走査幅を設定する設定手段と、
前記設定手段に設定された走査幅に応じて、前記複数の回転偏向器のいずれかに前記光ビームを導く光ビーム導光手段と、を備えたこと、を特徴とする走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003180842A JP2005017587A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003180842A JP2005017587A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 走査装置 |
Publications (2)
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JP2005017587A true JP2005017587A (ja) | 2005-01-20 |
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Family
ID=34181712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003180842A Withdrawn JP2005017587A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | 走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005017587A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7450274B2 (en) * | 2003-05-07 | 2008-11-11 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning apparatus, image forming apparatus, and beam positioning method |
JP2012098541A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 光走査装置および画像形成装置 |
JP2014117910A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
-
2003
- 2003-06-25 JP JP2003180842A patent/JP2005017587A/ja not_active Withdrawn
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