JP2005015227A - インクジェット記録方法および記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 静電吸着力によって被記録材の搬送が良好に行なわれ、印字後の排紙トレイに整然と積載されるインクジェット記録方法を提供する。
【解決手段】 搬送ベルトに静電吸着された記録媒体に対して、記録情報に応じてインクを付与して記録を行なうインクジェット記録方法において、該静電吸着が、該搬送ベルト上でかつその移動方向に対して正と負の電荷が交互に付与されるように、該搬送ベルトにACバイアスを印加する帯電手段によるものであり、該記録媒体の搬送ベルトと接する面の表面抵抗率が1×10〜9×1012Ωの範囲にあることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はインクを吐出して記録媒体に記録を行なうインクジェット記録方法、記録媒体に関し、詳しくは、記録媒体を静電吸着力によって搬送するように、エンドレス状の搬送ベルトにバイアスを印加し、記録媒体を所定の位置に搬送して、記録手段(記録ヘッド)からインク(記録液)を吐出させて記録を行なうインクジェット記録方法、及びこの方法に好適なインクジェット記録媒体に関する。
インクジェット記録方式は、記録ヘッドから記録媒体(被記録材)にインクを吐出させて記録を行なうものであり、高精細な画像を高速で記録することができるため、ファクシミリ、複写機、プリンタ等に採用されている。
インクジェット記録方式においてさらに画像の高画質化を追求すると、インク液滴の記録媒体への着弾位置精度が求められ、これには記録媒体搬送の精度も要求される。インクジェット記録方式のシリアルプリンタでは、ヘッドの走査を行っている間は記録媒体が停止している。記録媒体の送りは動作と停止の繰り返しとなる。記録媒体搬送の送り精度とは、所望量だけ記録媒体を送り停止させる、この停止位置精度に他ならない。
ところで、インクジェット記録方式によって画像を形成すると記録媒体が普通紙や紙基体上にインク受容層を形成したコート紙等の用紙の場合には、これらの用紙はインクに含まれる水分によって伸びる現象が生じる。この現象をコックリングと呼んでいる。このコックリングによって用紙は波打ち、記録ヘッドのノズルと用紙表面の位置が場所場所で変化する。コックリングの程度が悪くなると最悪の場合、用紙が記録ヘッドのノズル面と接触して、記録ヘッドのノズル面を汚したり、用紙自身も汚れてしまう。加えてコックリングの影響でインク滴の着弾位置がずれてしまうこともある。
従って、今までのインクジェット記録方式では用紙のコックリングを吸収する凹みを設けたプラテン上で印字が行われ、用紙の押さえるために拍車を設けている。ここで「拍車」とは、外周に突起を全周的に設けた歯車状のもので、1〜複数の突起による、微小な面積で用紙の搬送を補助するものである。しかし、この拍車による画像のひっかき傷が問題となることもある。
また、従来のインクジェット記録方式では用紙の送りをローラによって行っており、印字領域を挟んで2組のローラ(一方は前述の様に拍車とコロの組み合わせ、他方は搬送ローラと従動ローラの組み合わせ)が存在する。この構成では用紙の送り精度を保証できるのは用紙がこの2組のローラに噛んでいる状態でのみである。
近時は、画像印字領域の増大が望まれている。この印字領域を確保するために本来であれば用紙の送り精度を保証できない状態、つまり2組あるローラの内、一方のローラ対にしか用紙が噛んでいない状態で印字を行うプリンタも存在する。片方のローラ対にしか用紙が噛んでいない状態では、用紙の浮きが発生した場合は、対処できなかったり、用紙搬送力が確保できないために送りの精度を保証できないので、画像品質も低下する。
この記録媒体搬送の精度を高めるために、現在では記録媒体を静電吸着力によって搬送することが多く行なわれるようになってきた。
例えば、特許文献1には、被記録材を搬送する静電吸着搬送部材と、インクの電気抵抗値より高い電気抵抗値の液体を用いて静電吸着搬送部材を清掃する清掃部材とを有するインクジェット記録装置が開示されている。ここで、清掃部材を設けた理由は、静電吸着搬送部材(ベルトやドラム等)に導電性インクが付着したのを清掃部材で清掃して、静電吸着搬送部材の表面抵抗が低下するのを極力阻止するためである。
このインクジェット記録装置では、複雑な構成の清掃部材を組み込んでいるため、装置の大型化、コスト高は避けられない。
特許文献2には、表面に50μm厚の特定の高抵抗層を有し、内面はアイドルローラによりアースされ、表面が1500V程度に帯電させられる搬送ベルトが開示されている。しかし、この搬送ベルトが使用される場合には、記録媒体は他の電源からマイナス電荷が注入されており、このため、異なる2つの電源を用意しなければならないという不利がある。特許文献3にも、前記と同様に、搬送ベルトと記録媒体には別々に異なる電荷を注入するようにしている。
また、特許文献4には、搬送ベルトに静電吸着を付与するために、間隔を隔てて配置した一対の電極と、この電極間に電圧を印加するための回路と、前記一対の電極の少なくとも1つの電極を発熱させるための電流を流す回路とを有する静電吸着装置が用いられている。この静電吸着装置は一対の電極間に電圧を印加することにより、電極間に静電吸着力が発生して被記録材を搬送ベルトに吸着するようにしており、搬送ベルトに直接電荷を与えるものとは相違している。
一方、プラスチックフィルム等の表面抵抗率の高い基体にインク受容層を設けた記録媒体においては、記録媒体を静電吸着ベルトに静電的に吸着させて搬送する場合、該記録媒体が該搬送ベルトと乖離する際に記録媒体の表面電荷が移動しにくいために、ベルト上の電荷と剥離放電が発生する。この剥離放電が発生すると、記録媒体の搬送ベルトと接触していた面が帯電する。その結果、搬送中の記録媒体が、既に排紙トレイ部に排紙、積載された記録媒体と静電気的に貼り付き、記録後の記録媒体を押し出したり、搬送中の記録媒体の搬送抵抗となり搬送性に悪影響をもたらすことがある。
このような搬送性の悪影響の問題は上記従来の静電吸着装置では未解決となっている。
特許第2873879号公報 特許第2915450号公報 特許第3014815号公報 特許第3124668号公報
本発明の目的は、静電吸着力によって記録媒体の搬送が良好に行なわれるとともに、プラスチックフィルム等の基体にインク受容層を設けた記録媒体に記録した場合の記録後の記録媒体の排紙トレイ部における積載性の改良がなされているインクジェット記録方法を提供することである。
本発明によれば、上記課題は下記(1)〜(5)によって達成される。
(1)搬送ベルトに静電吸着された記録媒体に対して、記録情報に応じてインクを付与して記録を行なうインクジェット記録方法において、該静電吸着が、該搬送ベルト上でかつその移動方向に対して正と負の電荷が交互に付与されるように、該搬送ベルトにACバイアスを印加する帯電手段によるものであり、該記録媒体の搬送ベルトと接する面の表面抵抗率が1×10〜9×1012Ωの範囲にあることを特徴とするインクジェット記録方法。
(2)搬送ベルトは、駆動ローラと従動ローラに巻き回され、記録媒体供給装置から分離されて供給された記録媒体を画像記録部に搬送する搬送ベルトであって、該搬送ベルトは少なくとも該記録媒体と接触する側は絶縁層で形成されていることを特徴とする前記(1)記載のインクジェット記録方法。
(3)搬送している記録媒体を停止させているときは、搬送ベルトに印加されているACバイアスをOFFにすることを特徴とする前記(1)又は(2)記載のインクジェット記録方法。
(4)搬送ベルトへのACバイアス印加は、該搬送ベルトにより記録媒体を搬送する前に、該搬送ベルトを連続駆動させている間に行うことを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
(5)搬送ベルトに静電吸着された記録媒体に対して、記録情報に応じてインクを付与して記録を行なうインクジェット記録方法に用いられる記録媒体であって、該記録媒体の該搬送ベルトと接する面の表面抵抗率が、1×10〜9×1012Ωの範囲にあることを特徴とする記録媒体。
(1)請求項1および2の発明によれば、印字後の用紙印字面側に拍車を設けることなく、画質の向上を図ることが出来る。また、用紙(記録媒体)が普通紙や紙基体上にインク受容層を形成したコート紙の場合のコックリングが抑制され、さらに、記録後の記録媒体の積載性が改善される。
(2)請求項3の発明によれば、搬送ベルトが停止している状態では帯電ローラへの印加を行わないので、搬送ベルトにのった電荷を除去することなく、安定した静電吸着を行うことができる。またベルトを傷める可能性が少なくなる。
(3)請求項4の発明によれば、用紙を給紙する時にのみ帯電ローラへの印加を行うので印字のスループットに影響を与えることなく、安定的な静電吸着を行うことができる。
(4)請求項5の発明によれば、用紙の輸送が順調に行なわれるので、良質の画質が得られる。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
図1はラインプリンタによるインクジェット記録方式の概略を示すものであって、用紙(記録媒体)11を高精度に搬送可能な搬送ベルト21に対向した位置にラインヘッド31を有し、このヘッド31へは別位置に設けたインクタンクからインク供給管32を経てインクが供給される構成となっている。用紙11は給紙コロ12でピックアップされ、用紙分離パッド13で分離される。分離された一枚の用紙11が搬送ガイド22にならって搬送されて、搬送ベルト21と先端コロ23との間に挟まれる形で、搬送ローラ24の回転によって印字位置に送られる。
ヘッド31は図2に示す様に、ヘッドの幅が用紙幅を満たすものである。符号33はヘッド駆動信号線である。また、図3(a)に示すノズル列34の密度は形成しようとする画像密度と同等なもので構成される。ノズル列34は用紙11の搬送方向に複数列配され、多色の印字が可能なヘッド31では、少なくとも3色以上の色専用のノズル列を有する。図3(b)はノズル列34を横方向から見た図で、符号35はヘッド支持フレームである。
搬送ベルト21は、図6に示す様に、絶縁層21aと導電層21bとの2層構造となっており、絶縁層21aの厚さは20〜100μmが適当であり、導電層21bの厚さは30〜200μmが適当である。これら層21a、21bは、主として樹脂又はエラストマーで形成されているが、絶縁層21aは用紙と接触する側に位置するものであり、樹脂またはエラストマーの導電制御材を含まないピュア材で1.0×1012Ω・cm以上の体積抵抗率を有するように形成されている。帯電の環境における電荷安定性から絶縁層21aの体積抵抗率は1.0×1015Ω・cm以上が望ましい。ここで、搬送ベルトを構成する素材としては一般的に知られるもので、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEI(ポリエーテルイミド)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、PC(ポリカーボネート)、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等がある。ここであげた素材でも1.0×1012Ω・cm以上の体積抵抗率を達成することは可能である。また導電層21bは、該ピュア材に導電制御剤(カーボンの他、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化モリブデン、酸化アンチモン、酸化イソジウム等の金属酸化物やドーピング物の粒子など)を含有させて1.0×10〜10Ω・cmの体積抵抗率を有するように形成されている。
このような構成の搬送ベルト21に±(プラス、マイナス)のAC電圧を印加すると、搬送ベルトの絶縁層21aに図6に示すような、+の帯と−の帯が交互に形成され、用紙11に対する交番電界を作り出し、用紙の吸着力が得られる。搬送ベルト21への帯電は図7に示したように、移動する搬送ベルト21の絶縁層21a側に例えば帯電ローラ25を接触させ、この帯電ローラ25に1500〜3500Vの交流電圧を与えることにより行なう。
搬送ベルト21は、図1に示すように、搬送ローラ24とテンションローラ26との間にかけられ、ベルト搬送ローラに対向する位置に先端コロ23が搬送ローラ24の方向に加圧出来る状態で備わっている。用紙11は用紙積載トレイ14上から給紙コロ12によってピックアップされ、用紙分離パット13で一枚ずつ搬送ガイド22へと導かれる。搬送ベルト21上へはこの時帯電ローラ25によって電荷が注入されており、用紙はベルトに静電的に吸着しようとする。
しかし、静電吸着力はその対象間隔の距離が開くと極端に低下することが知られている。
用紙は先端コロ23によって搬送ベルト21に押しつけられて、効率的な静電吸着力を受けて搬送ベルト21と用紙とが隙間なく重なった状態で、印字部へと搬送される。
図4はシリアルプリンタによるインクジェット記録方式の概略を示すものである。
用紙供給部は用紙11を給紙する給紙コロ12と一枚ずつ分離する用紙分離パッド13を有している。用紙は搬送ベルト21を介して搬送ローラ24と先端コロ23とに挟まれて高精度に送ることが可能な構成になっており、印字部で用紙を下側から支える搬送ベルト21が備わっている。給紙コロ12によってピックアップされた用紙11が用紙分離パッド13で一枚ずつ分離されて、搬送ローラ24と先端コロ23のニップに到達する。その後用紙はヘッド31によって印字される位置まで送られる。ヘッド31を保持したキャリッジ36が走査して用紙にヘッドのノズル解像度の画像が形成される。印字終了後、次の行を印字する位置まで、搬送ローラ24を回転させて用紙を所定量搬送する。なお、キャリッジ36が用紙11を走査する際には、キャリッジ36は、キャリアガイド38に沿って移動し、キャリッジ36の移動は、キャリアガイド38の一端に設けられたキャリアガイドロック37によって停止させられる。
これら用紙搬送系路にあって、図10に示すように、搬送ローラ24の軸上にロータリエンコーダ61aが設けられており、これに読み取り用のセンサ61bが備わる。すなわち、搬送ローラの回転量をエンコーダ61aからパルスとして得る。ロータリエンコーダ61aは図11(a)に示すように、微小なラインで円周を構成している。図11(b)に示すエンコーダピッチは一般的に100LPI(line per inch)、150LPI、200LPI、300LPIなどのものが知られている。
一般的にこのエンコードセンサ61bは実際のエンコーダパルスの4倍のパルスを出力するものが知られている。例えば、一回転2400ラインのエンコーダの場合、この4逓倍出力が可能なセンサを用いれば、9600パルスを得ることが出来る。搬送ローラ24を駆動するモータはこのエンコーダの出力を基に所望量送るべくパルス管理された制御を受ける。用紙の搬送量は、この装置が備わるプリンタが出力しうる最高画像密度(解像度)が最小単位となる量である。例えば、600dpiプリンタの場合、25.4mm/600=42.3μmが最小単位となる送りになる。実際にはこの42.3μmの整数倍の量が送られる。このプリンタにおいては、搬送ローラ24の径をエンコーダ61aの出力1パルス当たりの送り量が最高画像密度に相当するように設定しているので、自ずと制御単位が最高画像密度となる制御となる。
これを一例で示すと次のようになる。2400パルスのエンコーダ61aを備えて、4逓倍出力した信号を元に制御を行うとする。この時、エンコーダ1回転の出力パルス数は2400×4=9600パルスであり、このプリンタの最高画像密度を1200dpiとすると、25.4mm/1200=21.2μmが最小単位となる送りになる。搬送ローラーが1回転するとエンコーダも1回転するので、
(ローラ径×π)/9600=21.2μm
の関係式からローラ径=64.5mmを得る。すなわちローラ径φ64.5mmで軸上に2400パルスのエンコーダを設けることで、制御上1パルス当たり21.2μmの送り量となる紙送り装置が実現できる。
また、搬送ローラ24の径を、エンコーダの1パルス当たりの送り量が最高画像密度のn(2以上の整数)で除した値になるように設定する場合もある。これを一例で示すと次のようになる。
2400パルスのエンコーダを備えて、4逓倍出力した信号を基に制御を行うとする。この時、エンコーダ1回転の出力パルス数は2400×4=9600パルスとなる。ここでこのプリンタの最高画像密度を1200dpiとすると、25.4mm/1200=21.2μmが最小単位となる送りになる。制御単位がnで除した値、(ここでnを2とする)すなわち21.2/2=10.6μmとなり、ローラーが1回転するとエンコーダも1回転するので、
(ローラ径×π)/9600=10.6μm
の関係式からローラ径=32.4mmを得る。すなわちローラ径φ32.4mmで軸上に2400パルスのエンコーダを設けることで、制御上1パルス当たり10.6μmの送り量となる紙送り装置が実現できる。これによって、制御上1パルスずれたとしても、画像上影響ない様にすることが出来る。
このようにしてより高精度(高分解能)な送り制御が可能となる。
図12〜図15は、搬送ベルト21上にリニアエンコーダ62aを形成し、これを反射型センサ(反射型エンコーダ読み取りセンサ)62bで読み取るようにしたものである。この場合、リニアエンコーダ62aは搬送ベルト21の絶縁層の端部に設けられる(図13(a))。図13(b)は搬送ベルト21と搬送ローラ24等との位置関係の一例を表わしている。図14に示すようにリニアエンコーダ62aは黒色と反射部が一定のピッチで形成されている。
図15及び図17は反射型センサによるエンコーダ読み取りの様子の2例を表したものである。図15を参照して、反射型エンコーダ読み取りセンサ62bの発光部(例えば、LED)から放出された光は、センサLEDの光路63中で、エンコーダ60の反射部によって反射し返され、反射型エンコーダ読み取りセンサ62bの受光部に入射する。また、図17を参照して、エンコーダ60は、非反射部分60a及び反射部分60bを含む。反射型エンコーダ読み取りセンサ62bの発光部62c(例えば、LED)から放出された光は、センサLEDの光路63中で、エンコーダ60の反射部分60bによって反射し返され、反射型エンコーダ読み取りセンサ62bの受光部62dに入射する。
また、図16は透過型センサによるエンコーダ読み取りの様子を表わしたものである。透過型エンコーダ読み取りセンサ61bは、発光部61c(例えば、LED)及び受光部61dを含む。透過型エンコーダ読み取りセンサ61bの発光部61cから放出された光は、センサLEDの光路63中で、エンコーダ60の透明部を透過し、透過型エンコーダ読み取りセンサ61bの受光部61dに入射する。
反射型センサによるエンコーダ読み取りにするか、透過型センサによるエンコーダ読み取りにするかの選択は任意に行なうことができる。
図18は、エンコーダセンサとモータ制御との関連を説明するための図である。搬送ローラ24を駆動するモータ71は、制御部72に接続されており、その制御部には、反射型エンコーダ読み取りセンサ62bも接続されている。モータ71は、センサ62bを介したエンコーダ60の出力に基づいて、制御部72によるパルス制御を受け、所望の量の紙送りを行う。
本発明の記録媒体は、記録媒体の搬送ベルトと接する面の23℃、50%RHの条件下の表面抵抗率が、1×10〜9×1012Ω、さらに好ましくは、1×10〜9×1011Ωの範囲にあることを特徴とする。
一般に、表面抵抗率の高い基体にインク受容層を設けた記録媒体に記録した場合には、記録媒体の搬送ベルトと接触していた面(基体表面)が帯電する。その結果、搬送中の記録媒体が、既に排紙トレイ部に排紙され積載された画像形成済みの(記録後の)記録媒体と静電気的に貼り付き、記録後の記録媒体を押し出したり、搬送中の記録媒体の搬送抵抗となり搬送性に悪影響をもたらすことがある。
これに対して、本発明の記録媒体は搬送ベルトと接する面の表面抵抗率を9×1012Ω以下としたために、記録媒体の搬送ベルトと接触していた面の表面電位が速やかに減衰し、搬送性や積載性に悪影響を及ぼさない。また、記録媒体の搬送ベルトと接する面の表面抵抗率を1×10Ω以上としたために搬送ベルトとの静電吸着力が十分であり、吸着力不足による斜め送りや、搬送精度の低下が起こらない。
本発明においては、帯電ローラにACバイアスを印加することによって、搬送ベルト上に搬送方向に平行な向きに交互にプラス、マイナスの電荷が形成される。その結果、図6及び図7に示すように、印字用紙は電荷+から−へと導かれる搬送ベルト上の電気力線で表される電界によってベルトへ静電気的に固定されて吸着力が発生する。
すなわち、搬送ベルトに対する電荷の印加を、ACで行うことで、既に搬送ベルト上に乗っている電荷の履歴を消しながら帯電させることが出来る。また実際の帯電は、搬送ベルトと帯電物(記録媒体)との極少の隙間雰囲気で放電しており、同時に印加する領域がある幅を持っている。つまり、帯電幅を正確に制御しようとした場合、搬送ベルトが停止した際にも印加を続けると、過去の履歴をある不確定幅分消してしまい、また不本意な方向の電荷が乗ってしまう可能性がある。また、帯電時に流れる電流はごくわずかではあるが、搬送ベルト上に熱を発生させてピンホールを誘発しリークに発展する可能性がある。
本発明では、搬送ベルトに対する帯電幅を正確に制御し、搬送ベルトを破壊する危険性をなくすことができるものである。
これに対して、図8及び図9に示すように、絶縁層だけからなる単層タイプの搬送ベルトを用いた場合には、搬送ベルトの用紙を静電吸着する力が小さく、用紙を確実に搬送することができない場合が生じる。
本発明に於けるインクジェット記録方式プリンタに画像出力の指示があると、給紙コロ13が用紙積載トレイ14に載置された用紙(記録媒体)11を分離搬送して、用紙搬送ガイド22によって用紙を搬送ベルト21へと導く。この時前述のように、搬送ベルト21は例えば帯電ローラ25によってプラス、マイナス交互に帯電した状態となっている。用紙は用紙押えコロ27、先端コロ23と搬送ベルトの間で高精度な搬送を得て、用紙がヘッドの直下に来た時点からキャリッジ36が往復動作して画像を形成する。図5に示すように、キャリッジ36が往復動作して画像を形成する際は搬送ベルト21の動作は停止した状態で、用紙は停止した状態である。ヘッド直下の部分の印字が終了すると、再び搬送ローラ(駆動ローラ)24を駆動して搬送ベルト21を回動して次の印字に備える。用紙が停止した時点でキャリッジ及びヘッドが動作して画像を形成する。
このようにして用紙に画像を形成し、用紙を更に下流へと導く。搬送ベルト21は従動ローラ(テンションローラ)26によってその進行方向が変えられる。用紙は、テンションローラ26の曲率及び自身の剛性によって搬送ベルト21から解離して、出力用紙の排出部(排紙トレイ51)へと導かれる。この時、用紙の搬送力は、基本的に用紙と搬送ベルト21との間に発生する静電吸着力と搬送ベルト21の回動によるものである。画像形成時、用紙は画像形成面側からの押しつけ力を必要とすることなく搬送される。
図19は搬送している記録媒体を停止させているときの、搬送ベルトへのACバイアスの印加のタイミングを表わしたものであり、用紙の送りが停止している書き込み時以外の用紙を送る動作中に、ベルト帯電用ローラへの印加を行うことを意味している。第一に、ステップS1において、用紙11の送りを開始するとき、ステップS2において、帯電ローラ25(すなわち、搬送ベルト21)へのACバイアスの印加を開始する。ステップS3において、用紙11が、用紙書き込み待機位置に到達したとき、ACバイアスの印加を停止する。次に、ステップS4において、印字を主走査方向に行う。ステップS4の印字を完了したとき、ステップS5において、帯電ローラ25へのACバイアスの印加を再開すると同時に、搬送ベルト21を回転させて、ラインフィードのために副走査方向に移動させる。ステップS4及びS5は、ステップS6において用紙11に対して印字を完了するまで、繰り返される。次に、ステップS7において、用紙が排出される。なお、ステップS1とS7との間で行われる帯電は、ラインフィード帯電と呼ばれる。
また、図20は搬送ベルトのACバイアスの印加タイミングは、給紙動作のために用紙送り系が連続動作している状態でのみ帯電ローラへの印加を行うことを示すものである。
ステップS11において、搬送ベルト21の連続回転を開始し、搬送ベルト21を輻走査方向に動かすとき、ステップ12において、帯電ローラ25への(よって、搬送ベルト21への)ACバイアスの印加を開始する。ステップ13において、搬送ベルト21の回転及びACバイアスの印加を停止するとき、ステップ14において、用紙11の送りを開始する。ステップ15において、印字を開始し、ステップ15の印字を完了するとき、ステップ16において、搬送ベルト21を回転させて、ラインフィードのために副走査方向に動かす。ステップ15及び16は、ステップ17において用紙の印字を完了するまで
、繰り返される。次に、ステップ18において、用紙を排出し、帯電ローラ25へのACバイアスの印加を開始する。ステップ11及び13の間に行われる帯電並びにステップ18における帯電は、プレフィード帯電を呼ばれる。
搬送ベルトが連続動作しているときにACバイアスの印加を行い、ベルト上に電荷を蓄えた状態とすることで所望の±帯電領域を正確に作り出すことができ、印加の制御性を簡便に行なうことができるようになる。
本発明で用いられる搬送ベルトは、好ましくは、図21に示すように搬送ローラ及び/又はテンションローラの表面に複数の突起sを設けた場合には、その突起が用紙または搬送ベルトに食い込み、搬送ローラと搬送ベルト又は用紙との間でスリップの発生するのを防止することができる。図22は図21に示すローラ表面に複数の突起sをもつグリップローラ24aの図である。
図24にタイミングベルト部21cを有する搬送ベルト21を示す。図23はその構成例である。この搬送ベルト21はその内周面が少なくとも一部タイミングベルト部21cで構成されており、駆動ローラ24にタイミングプーリが少なくとも一部に施してある場合には、駆動ローラ24と搬送ベルト21との間で発生するスベリはなく、搬送ベルト21は一方向のみではなく逆転搬送時にも高精度な搬送を実現する。
本発明の記録媒体は、記録媒体の搬送ベルトと接する面の表面抵抗率が、1×10〜9×1012Ωの範囲にあることを特徴とするものであるが、記録媒体の搬送ベルトと接する面の表面抵抗率が上記範囲である記録媒体は、以下の方法により得ることが出来る。具体的には、基体中に帯電防止剤等を内添により含有させる。基体中又は基体上に帯電防止剤等を含有する塗工液をロール塗工、ブレード塗工、エアーナイフ塗工などの塗工によって含有あるいは塗設せしめる。
本発明において好ましく用いられる帯電防止剤としては、無機帯電防止剤として、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウム、硫酸ソーダ等のアルカリ金属塩、塩化カルシウム、塩化バリウム等のアルカリ土類金属塩、コロイド状シリカ、コロイド状アルミナ等のコロイド状金属酸化物、酸化錫、酸化チタン、酸化亜鉛等の微粒子金属酸化物等、有機帯電防止剤として、ポリエチレンスルホン酸ソーダ、スチレン・無水マレイン酸ソーダ、ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルスルホン酸ソーダ)、ポリビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライド、スルファミン酸ソーダ等の有機塩類、有機電解質、シロキサン結合を利用した帯電防止剤等をあげることができる。シロキサン結合を利用した帯電防止剤としては、シリル基含有ビニル系重合体とポリシロキサンとの化学的複合体が環境条件による変動が小さい点、プラスチックフィルムとの密着性が優れている点でより好ましい。
基体中へのこれらの帯電防止剤の含有量または塗設量としては、基体を構成する材料、基体の厚さ、他の添加剤の種類や含有量、その他基体の性質等によって適宜調整され、特に制限されるものではないが、一般的には0.01 〜10g/mの範囲が有用であり、0.1〜5g/mの範囲が好ましい。
本発明における記録媒体に用いられる基体としては、従来の記録媒体に使用されているシート状基体をそのまま使用することができ、特に限定されることはない。例えば、ポリオレフィン系、ポリスチレン系等の合成紙、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂含浸紙、エマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セルロース繊維紙、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等の各種の透明プラスチックフィルムあるいはシート等を挙げることができる。また、これらの合成樹脂に白色顔料や充填剤を加えて成膜した白色不透明フィルム、あるいは発泡させた発泡シート等も使用することができる。また、上記の基材フィルムの任意の組合せによる積層体、例えばセルロース繊維紙と合成紙の積層体、セルロース繊維紙とプラスチックフィルムの積層体等も使用することができる。さらに、かかる基体は、その表面に形成するインク受容層や帯電防止剤層との密着力が乏しい場合には、その表面にプライマー処理やコロナ放電処理を施すのが好ましい。
本発明の実施に用いられる基体の厚みに関しては、特に制限はないが、手触り感、腰等を考慮に入れると20〜300μmが好ましく、本発明の効果が顕著に発揮される点で40〜250μmが更に好ましい。
本発明における記録媒体は、基体自体がインク受容性を有するものであれば基体のみでよいが、高品質の画像が得られることから、基体上に少なくとも1層のインク受容層を設けたものが好ましい。インク受容層には、一般に2つのタイプがあり、固体粒子を主体とする空隙層を有するタイプとインクに含まれる水や溶媒に膨潤あるいは溶解するポリマーを主体とするタイプとがある。本発明における記録媒体では、何れのタイプも用いることができる。
以下、本発明の実施例および比較例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[記録媒体の作成]
(記録媒体1)
アルミニウムアルコキシドの加水分解・解膠法で合成した固形分18重量%のアルミナゾル100g、ポリビニルアルコール6.2重量%水溶液32gを混合して塗工液とした。この塗工液をポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ100μm、透明)上に、乾燥後の塗工量が26g/mになるようにバーコーターを用いて塗工し、乾燥して擬ベーマイト層を形成した。
ついで、上記のインク受容層を設けた面と反対側の基材面(裏面)に、一次粒子径10〜20nmのシリガゾルとシラノール基を有するポリビニルアルコール共重合体(クラレ製、商品名R−ポリマーR−1130)とからなる固形分5重量%(当該共重合体/SiO=0.3)のシリカゾル塗工液を、乾燥後のシリカゲル層の塗工量が1g/mになるように塗工乾燥して、140℃で熱処理した。
インク受容層(擬ベーマイト層)面の表面抵抗率は9×1011Ω、裏面の表面抵抗率は3×1012Ωであった。
表面抵抗率の測定はJIS K 6911に準じておこなった。具体的には、横河・ヒューレット・パッカード株式会社製の4329A型絶縁抵抗計(HIGH RESISTANCE METER)と16008A型電極(RESITIVITY CELL)を用いておこない、印加電圧は100V、1分間充電後の値である。記録媒体の調湿および表面抵抗率の測定時の環境は23±1℃、50±2%RHでおこなった(以下同じ)。
(比較例の記録媒体1)
アルミニウムアルコキシドの加水分解・解膠法で合成した固形分18重量%のアルミナゾル100g、ポリビニルアルコール6.2重量%水溶液32gを混合して塗工液とした。この塗工液をポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ100μm、透明)上に、乾燥後の塗工量が26g/mになるようにバーコーターを用いて塗工し、乾燥して擬ベーマイト層を形成し、140℃で熱処理した。
裏面の表面抵抗率は2×1015Ωであった。
(記録媒体2)
[シロキサン結合を利用した帯電防止剤の製造]
100℃に加熱した90部のトルエン中にメタクリル酸ブチル(以下BMA)100部、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)3部、n−ドデシルメルカプタン2部を溶かした溶液を6時間で滴下し、後2時間反応させ、分子量5,000のBMA重合体を得た。次いで得られたBMA重合体30部にメチルジメトキシシラン2.5部、塩化白金酸0.0005部をイソプロパノ−ルに溶解した液を加え、90℃の温度で密封し、8時間反応させてシリル基含有BMA重合体を得た。また、イソプロパノール100部に、水25部、オルトエチルシリケート35部、濃塩酸0.5部を混合し、60℃の温度で5時間反応させてポリシロキサン溶液を得た。得られたシリル基含有BMA重合体20部に、ポリシロキサン溶液100部を加え室温で30分間撹拌し反応させた。これに酢酸エチル40部、n−ブタノール20部、シクロヘキサノン20部を加えたのち、24時間放置して帯電防止剤を得た。
アルミニウムアルコキシドの加水分解・解膠法で合成した固形分18重量%のアルミナゾル100g、ポリビニルアルコール6.2重量%水溶液32gを混合して塗工液とした。この塗工液をポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ100μm、透明)上に、乾燥後の塗工量が26g/mになるようにバーコーターを用いて塗工し、乾燥して擬ベーマイト層を形成した。
次いで、裏面に、上記のシロキサン結合を利用した帯電防止剤液を乾燥後の塗工量が1g/mになるように塗工乾燥した。
裏面の表面抵抗率は3×1010Ωであった。
(記録媒体3)
アルミニウムアルコキシドの加水分解・解膠法で合成した固形分18重量%のアルミナゾル100g、ポリビニルアルコール6.2重量%水溶液32gを混合して塗工液とした。この塗工液をポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ100μm、透明)上に、乾燥後の塗工量が26g/mになるようにバーコーターを用いて塗工し、乾燥して擬ベーマイト層を形成した。次いで、裏面に、下記組成の塗工液を乾燥後の塗工量が5g/mになるように塗工乾燥した。
組成
気相法シリカ 100部
(AEROSIL200:日本アエロジル社製)
ポリビニルアルコール
(PVA−117:クラレ社製) 50部
ジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマー 6部
(シャロールDC902P:第一工業製薬社製)
裏面の表面抵抗率は2×10Ωであった。
(比較例の記録媒体2)
比較例の記録媒体1の裏面に、下記組成の塗工液を乾燥後の塗工量が5g/mになるように塗工乾燥した。
組成
気相法シリカ 100部
(AEROSIL200:日本アエロジル社製)
ポリビニルアルコール
(PVA−117:クラレ社製) 50部
帯電防止ポリマー 10部
(オキシ塩化ジルコニウム:日本軽金属社製)
得られた記録媒体の裏面の表面抵抗率は4×10Ωであった。
[インクの作成]
(インク1)
下記処方のインク組成物を作成し、pHが9になるように水酸化リチウム10%水溶液にて調整した。その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行ないインク組成物を得た。
フタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子 8.0重量%
(固形分として)
トリエチレングリコール 22.5重量%
グリセロール 7.5重量%
2−ピロリドン 5.0重量%
界面活性剤 CH(CH12O(CHCHO)CHCOOH 2.0重量%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0重量%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2重量%
イオン交換水 残 量
(インク2)
下記組成物を用いる以外はインク1と同様にし、pH9になるように水酸化ナトリウムで調整してインク組成物を得た。
ジメチルキナクリドン顔料含有ポリマー微粒子 8.0重量%
(固形分として)
プロピレングリコール 30.0重量%
グリセロール 10.0重量%
N−メチル−2−ピロリドン 2.0重量%
界面活性剤 CH(CH12O(CHCHO)CHCOOH 2.0重量%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2.0重量%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2重量%
イオン交換水 残 量
(インク3)
下記組成物を用いる以外はインク1と同様にし、pH9になるように水酸化リチウムで調整してインク組成物を得た。
モノアゾ黄色顔料含有ポリマー微粒子 8.0重量%
(固形分として)
1,3−ブタンジオール 22.5重量%
グリセロール 7.5重量%
2−ピロリドン 5.0重量%
界面活性剤 CH(CH12O(CHCHO)CHCOOH 2.0重量%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2.0重量%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2重量%
イオン交換水 残 量
次に、上記記録媒体とインク1〜3を用いて、図4に示す構成のインクジェット記録装置で、記録をおこなった。使用した搬送ベルトは厚さ40μmのETFE樹脂シート(絶縁層)上に、同じ樹脂中にカーボンブラックを添加した導電性樹脂液をコーティングし厚さ110μmの導電層を形成したものである。この搬送ベルトの絶縁層の体積抵抗率は1×1015Ω・cmであり、導電層の体積抵抗率は2×10Ω・cmである。帯電バイアスは±2.0kV、帯電幅は8mm、搬送ベルトの移動速度は200mm/秒でおこなった。
その結果、比較例の記録媒体1では、搬送中の記録媒体が既に排紙トレイ部に排紙された記録媒体と静電気的に貼り付き、記録後の記録媒体を押し出した。これに対して、本発明に係る記録媒体1、記録媒体2、記録媒体3では、既に排紙トレイ部に排紙された記録媒体との貼り付きは起こらず、排紙トレイ部での積載性も良好であった。比較例の記録媒体2では、搬送ベルトと記録媒体との吸着力が不足し、斜め送りが発生した。また、本発明に係る記録媒体2の裏面の帯電防止剤層は基体との密着性が特に良好であった。
以上、本発明の実施の形態及び実施例を具体的に説明してきたが、本発明は、これらの実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、これら本発明の実施の形態及び実施例を、本発明の主旨及び範囲を逸脱することなく、変更又は変形することができる。
本発明のインクジェット記録方法の実施に有用な装置(ラインヘッド)の概略図。 ラインヘッドと搬送用紙との位置関係を説明するための図。 ラインヘッドを示す図。 本発明のインクジェット記録方法の実施に有用な装置(シリアル型)の概略図。 シリアル型ヘッドの動作を示す図。 本発明の2層タイプの搬送ベルトによる吸着模式図。 本発明の記録タイプの搬送ベルトへの帯電の様子を示す図。 比較の単層タイプの搬送ベルトによる吸着模式図。 比較の単層タイプの搬送ベルトへの帯電の様子。 ロータリエンコーダが搬送ローラ軸上に設けられた図。 ロータリーエンコーダを説明するための図。 搬送ベルト上にリニアエンコーダを設け、これを読み取る様子を示す図。 リニアエンコーダがベルト上に設けられた図。 ベルト上に設けられたリニアエンコーダ。 反射型センサによるエンコーダ読み取りの様子を表わした図。 透過型センサによるエンコーダ読み取りの様子を表わした図。 別の反射型センサによるエンコーダ読み取りの様子を表わした図。 エンコーダセンサとモータ制御との関連を説明するための図。 ACバイアスの印加タイミングを説明するための図。 ACバイアスの印加タイミングを説明するための図。 グリップローラを使用した搬送ユニットの図。 グリップローラを説明するための図。 タイミングベルトを施した搬送ベルトを使用した構成例。 タイミングベルトを施した搬送ベルト。
符号の説明
11 用紙(記録媒体)
12 給紙コロ
13 用紙分離パッド
14 用紙積載トレイ
21 搬送ベルト
21a 絶縁層
21b 導電層
21c タイミングベルト部
22a グリップローラ
23 先端コロ
24a グリップローラ
25 導電ローラ
26 テンションローラ
27 用紙押えコロ
31 ラインヘッド
32 インク供給管
33 ヘッド駆動管
34 ノズル列
35 ヘッド支持フレーム
36 キャリッジ
37 キャリアガイドロック
38 キャリアガイド
41 磁力線
51 排紙トレイ
60 エンコーダ
61a ロータリエンコーダ
61b 透過型エンコーダ読み取りセンサ
61c 透過型エンコーダ読み取りセンサの発光部
61d 透過型エンコーダ読み取りセンサの受光部
62a リニアエンコーダ
62b 反射型エンコーダ読み取りセンサ
62c 反射型エンコーダ読み取りセンサの発光部
62d 反射型エンコーダ読み取りセンサの受光部
63 センサLED光路
71 モータ
72 制御部

Claims (5)

  1. 搬送ベルトに静電吸着された記録媒体に対して、記録情報に応じてインクを付与して記録を行なうインクジェット記録方法において、該静電吸着が、該搬送ベルト上でかつその移動方向に対して正と負の電荷が交互に付与されるように、該搬送ベルトにACバイアスを印加する帯電手段によるものであり、該記録媒体の搬送ベルトと接する面の表面抵抗率が1×10〜9×1012Ωの範囲にあることを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 搬送ベルトは、駆動ローラと従動ローラに巻き回され、記録媒体供給装置から分離されて供給された記録媒体を画像記録部に搬送する搬送ベルトであって、該搬送ベルトは少なくとも該記録媒体と接触する側は絶縁層で形成されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録方法。
  3. 搬送している記録媒体を停止させているときは、搬送ベルトに印加されているACバイアスをOFFにすることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録方法。
  4. 搬送ベルトへのACバイアス印加は、該搬送ベルトにより記録媒体を搬送する前に、該搬送ベルトを連続駆動させている間に行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 搬送ベルトに静電吸着された記録媒体に対して、記録情報に応じてインクを付与して記録を行なうインクジェット記録方法に用いられる記録媒体であって、該記録媒体の該搬送ベルトと接する面の表面抵抗率が1×10〜9×1012Ωの範囲にあることを特徴とする記録媒体。
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