JP2005006169A - 印刷データ作成装置、印刷データ作成方法、印刷制御用プログラム、この印刷制御用プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および処方箋作成装置 - Google Patents

印刷データ作成装置、印刷データ作成方法、印刷制御用プログラム、この印刷制御用プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および処方箋作成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷データに地紋データを重ねて印刷することにより原本か複写物かを判別可能にする技術に加えて、地紋を含めて複製された書類の使用を防ぐことを実現する。
【解決手段】ホスト装置1に、印刷データに地紋パターンのデータを付加してプリンタ8に出力する地紋パターン付加用印刷ポート13を複数用意し、各地紋パターン付加用印刷ポート13において付加する地紋パターンをそれぞれ異なるものとし、印刷ポート選択処理部12において所定期間ごとに選択する地紋パターン付加用印刷ポート13を自動的に切り替える。その結果、例えば、期間を1日ごとに設定した場合、1日前の原本を使用して日付を当日の日付に直した偽造書類が作成されても、地紋パターンを確認することによって偽造であることが判別できるようになる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙に印刷データとともに、原本では目立たず、複写を取った場合にその複写物に所定にパターンを顕現させる地紋パターンを印刷することによって、原本と複写物とを見分けることができるような印刷データを作成する印刷データ作成装置、印刷データ作成方法、印刷制御用プログラム、この印刷制御用プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および処方箋作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コピー技術の発展によって複写物の高画質が進み、原本に極めて近い複写物を得ることができるようになった。しかし、その一方で、複写物が不正に利用される問題もあり、原本と複写物とを見分けることができるような技術が望まれるようになった。
【0003】
原本と複写物とを見分ける方法の一つとして、従来、一見目立たないように隠し文字列を含む地紋が予め用紙に印刷されており、複写を取った場合にその隠し文字列が顕現するような専用用紙が利用されている。
【0004】
図13は隠し文字列を含む地紋の一例を示す説明図であり、文字の部分は地紋複写消去パターンによって形成され、それ以外の部分は地紋複写残存パターンによって形成されている。地紋複写消去パターンは複写機の読み取り解像度の最小ドットよりも小さいドット、地紋複写残存パターンは読み取り解像度の最小ドットよりも大きいドットで構成されている。両パターンは面積あたりのドット占有比、言い換えれば濃度が類似するように設定されており、その結果、両パターンが混在していても見た目にはわかりにくい特性を持ち合わせるようになる。しかし、複写物においては、地紋複写残存パターンの領域のドットのみが印字され、地紋複写消去パターンの領域は白抜きとなり、結果として、地紋複写消去パターンによる複写抑制文字列が複写物に現れるようになる。
【0005】
また、特許文献1に記載されているように、コピー禁止パターン生成部によって、濃度は同一であるが、形状の異なる2種類のディザパターンを背景エリアと文字エリアとにそれぞれ用いて、印刷結果、すなわち原本を見ても隠し文字列の判別は不可能であるが、スキャナにより原本を光学的に読み取って用紙に原本を再現する複写機等のコピー機でコピーした場合には隠し文字列が判別できる隠し文字列が形成されたコピー禁止パターンを生成する、というものが提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−238075号公報
【特許文献2】
特開平9−164739号公報
【特許文献3】
特開2001−324898号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、原本と複写物とを明らかにする方法として、すでに地紋パターンが印刷された専用用紙を利用することが考えられるが、用紙コストが高く、また用紙自体が盗まれることがあればその用紙を使って偽造されるおそれがあるため、盗難防止の対策を施す必要があり、使い勝手に問題があった。
【0008】
また、地紋パターンが印刷された専用用紙を用いる場合でも、特許文献1記載の技術のような印刷データと地紋パターンのデータとを同時に印刷する方式においても、近年はスキャナーによる読み取り精度もあがってきており、地紋を含めてそのまま複製することが可能になってきている。
【0009】
ところで、原本のみ有効な書面の一例としては、医療機関において医師が患者に対して発行する薬剤の処方をするための指示書、すなわち処方箋がある。近年、この処方箋においてもコンピュータを用いて自動的に作成する処方箋作成プログラムが開発され、容易に処方箋を作成することが可能になった。すなわち、処方箋を作成する際には、処方箋作成プログラムを起動させ、医師が指定した薬剤や投与量および患者名等の処方箋データを入力し、プリンタに印刷を実行させることにより、処方箋が作成される。そして、作成した処方箋は印鑑を押してから患者に手渡され、患者は調剤薬局に処方箋を提出することにより、医師が指定した薬剤を受け取ることができる。
【0010】
処方箋には、自施設内の薬局に対する「院内処方箋」と調剤薬局向けの「院外処方箋」がある。前者の「院内処方箋」の場合は、診察室で医師が患者に対して「院内処方箋」発行を発行すると同時に、その電子複写物が自施設内の調剤薬局に対して発行され、患者の「院内処方箋」原本の到着を待たずして調剤が開始される。後者の調剤薬局向けの「院外処方箋」の場合は、患者が自ら「院外処方箋」を調剤薬局に持参して調剤を受けることになる。「院外処方箋」を持参する場合には、図14に示すようにかかりつけ薬局に持参する場合と、図15に示すようにかかりつけ薬局以外の一般の調剤薬局に持参する場合の2通りある。
【0011】
患者が自ら「院外処方箋」を調剤薬局に持参する場合において、患者から処方箋を受け取って初めて調剤業務が開始するようなシステムでは、「病める患者」を調剤薬局で一定時間待たせることとなる。そこで、この待ち時間を最小限とするため、図14に示す処方のように、患者の希望により「院外処方箋」発行施設から患者の「かかりつけ調剤薬局」へ、「院外処方箋」をFAX転送し、「院内処方箋」と同様に処方箋原本の到着を待たずして調剤が開始されるサービスを実施してるのが通例である。
【0012】
しかしながら、法的には「院外処方箋」は、特定の調剤薬局に対して発行されるものではないため、図15に示す場合ように、「かかりつけ調剤薬局」以外の調剤薬局であっても、患者ないしその委託を受けた関係者が「院外処方箋」を持参すれば、その処方箋内容の調剤をする義務が調剤薬局にはあり、通常、「院外処方箋」はその発行日を含めて4日間有効である。
【0013】
そのため、「院内処方箋」発行に関する、患者及びその関係者による悪意を持った処方箋の複写行為が行われる可能性は極めて低いのに対して、「院外処方箋」の場合は、患者またはその関係者が「院外処方箋」の原本を調剤薬局に持参する前に、悪意を持った薬剤の取得を目的としてカラーコピー機などを使用して「院外処方箋」の原本の複写物を作成し、その複写物を調剤薬局に提出する行為が行われる可能性が否定できない。また、調剤薬局では「院外処方箋」内容を調剤する義務があるので、提出された「院外処方箋」が悪意を持った不法複写物であるか原本であるかの判別が極めて困難な場合、「不法院外処方箋」の内容に基づき、調剤してしまう可能性がある。現に、院外処方箋を複数枚コピーして複数の調剤薬局から薬剤を入手することを試みた患者もいるという実例もある。
【0014】
医療機関において処方した薬剤の中には麻薬や向精神薬など乱用が法的に禁じられている薬剤が含まれている場合もあり、そのような薬剤を不法に入手させることは危険性が非常に高いだけでなく、不法入手薬剤の売買や乱用等により、強いては生命に関わる問題になりうる。しかし、地紋パターン入りの専用用紙を用いて処方箋を作成することはコスト高になり、また、地紋を含めて印刷データを普通紙に印刷してコストを抑えたとしても、故意に複製を作成しようとすれば地紋を含めて複製が作成できてしまうので、不法複写物を見逃してしまうことが防げないでいることが現状である。
【0015】
本発明は、このような問題点を解決し、印刷データに地紋データを重ねて印刷することにより原本か複写物かを判別可能にする技術に加えて、地紋を含めて複製された書類の使用を防ぐことを実現した印刷データ作成装置、印刷データ作成方法、印刷制御用プログラム、この印刷制御用プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および処方箋作成装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成装置において、一定期間ごとに複写抑制パターンが異なる地紋パターンを印刷データに付加する地紋パターン付加手段を有することを特徴とする。このように構成したことにより、原本となる印刷物を作成する際に、一定期間ごとに複写抑制パターンを自動的に切り替えているため、複写抑制パターンを切り替える前の時点における原本を用いて作成した複写物または偽造書面においては複写抑制パターンが変更されていないことから、原本作成時点の複写抑制パターンと印刷物の複写抑制パターンとを比較することによって、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0017】
請求項2に係る発明は、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷ポートを有する印刷データ作成装置において、印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するプリンタドライバと、前記地紋パターンのデータを記憶する地紋パターンデータ記憶手段と、前記地紋パターンデータ記憶手段のデータを前記プリンタドライバから出力された印刷データに付加する地紋パターン付加手段とを備えた印刷ポートと、互いに異なる地紋パターンデータを記憶した前記地紋パターンデータ記憶手段を持つ複数用意された前記印刷ポートから1つを自動的に選択して印刷データをプリンタに出力する印刷ポート選択処理手段とを有し、前記印刷ポート選択処理手段は、一定期間毎に選択する印刷ポートを変更することを特徴とする。このように構成したことにより、印刷ポートを自動的に選択することによって、印刷抑制パターンの切り替えが可能になり、請求項1に係る発明と同様に、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0018】
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、複数の前記印刷ポートにそれぞれ対応する特定番号を設定し、日付を基準とした関数によって特定番号を算出する特定番号算出手段を有し、この特定番号算出手段によって算出された特定番号に対応する印刷ポートを、前記印刷ポート選択処理手段が印刷データを出力する印刷ポートとして選択することを特徴とする。このように構成したことにより、日単位で印刷抑制パターンを切り替えることが可能になる。
【0019】
請求項4に係る発明は、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成装置において、印刷元データをプリンタにおいて解釈可能なデータに変換するプリンタドライバと、複数種類の複写抑制パターンのデータを記憶したテーブルと、前記テーブルに記憶した複数種類の複写抑制パターンの中から1つの複写抑制パターンを自動的に選択し、この選択した複写抑制パターンに基づいて地紋パターンを生成し、この地紋パターンのデータを前記プリンタドライバから出力された印刷データに付加するとともに、選択する複写抑制パターンを一定期間ごとに変更する地紋パターン生成/付加手段とを有することを特徴とする。このように構成したことにより、テーブルから1つの複写抑制パターンを自動的に選択することによって、印刷抑制パターンの切り替えが可能になり、請求項1に係る発明と同様に、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0020】
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記地紋パターン生成/付加手段は、選択した複写抑制パターンをデータ展開するメモリと、このデータと複写残存パターンまたは複写消去パターンのいずれか一方のパターンのデータとをAND処理する手段と、AND処理によって複写残存パターンまたは複写消去パターンのいずれか一方にパターン化された複写抑制パターンのデータを、用紙サイズに確保したメモリ領域に展開された他方のパターンにおける所定の位置に上書きする手段を有することを特徴とする。このように構成したことにより、複写残存パターンまたは複写消去パターンのいずれか一方のパターンを複写抑制パターンとした地紋パターンを作成することが可能になる。
【0021】
請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明において、前記テーブルに記憶されている複数の複写抑制パターンにそれぞれ対応する特定番号を設定し、日付を基準とした関数によって特定番号を算出する特定番号算出手段を有し、この特定番号算出手段によって算出された特定番号に対応する複写抑制パターンのデータを用いて前記地紋パターン生成/付加手段が印刷データに付加する地紋パターンのデータを作成することを特徴とする。このように構成したことにより、日単位で印刷抑制パターンを切り替えることが可能になる。
【0022】
請求項7に係る発明は、請求項3または6に係る発明において、前記特定番号算出手段は、当日の年月日の数字の合計を用意可能なパターン数で割ったときの余りを特定番号として算出することを特徴とする。このように構成したことにより、印刷抑制パターンの切り替えを日ごとに行い、用意した数の印刷抑制パターンを繰り返して切り替えることが可能になる。しかも、一定期間内で同じ印刷抑制パターンを用いられることがなくなる。
【0023】
請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか1項に係る発明において、複写残存パターンの領域を、光学的に読み取り可能な大きさのドットによって印字させ、複写消去パターンを前記ドットより小さいドットによって印字させることを特徴とする。このように構成したことにより、複写消去パターンを形成するドットを読み取る性能がない複写機を用いて複写物を作成した場合に、複写残存パターンが印刷され、複写抑制パターンを用紙上に顕現させることが可能になり、印刷物が複写物であることを判別することが可能になる。
【0024】
請求項9に係る発明は、請求項8に係る発明において、複写残存パターンと複写消去パターンとの面積あたりのドット占有比を類似させ、濃度を±1%以内としたことを特徴とする。このように構成したことにより、印刷物において複写抑制パターンを目立たなくすることが可能になる。
【0025】
請求項10に係る発明は、請求項1〜9のいずれか1項に係る発明において、前記複写抑制パターンの印刷位置を一定期間ごとに変更させる設定手段を設けたことを特徴とする。このように構成したことにより、複写抑制パターンを容易に増やすことが可能になる。
【0026】
請求項11に係る発明は、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成方法において、一定期間ごとに地紋パターンの複写抑制パターンを変更することを特徴とする。このように構成したことにより、原本となる印刷物を作成する際に、一定期間ごとに複写抑制パターンを自動的に切り替えているため、複写抑制パターンを切り替える前の時点における原本を用いて作成した複写物または偽造書面においては複写抑制パターンが変更されていないことから、原本作成時点の複写抑制パターンと印刷物の複写抑制パターンとを比較することによって、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0027】
請求項12に係る発明は、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成方法において、印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換し、記憶された前記地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷ポートを複数用意し、互いに異なる地紋パターンのデータを付加した印刷用データを出力可能な複数の印刷ポートから1つを自動的に選択し、選択された印刷ポートが出力する印刷用データをプリンタに出力するとともに、選択する印刷ポートを一定期間ごとに変更することによって印刷データに付加する地紋パターンのデータを変更することを特徴とする。このように構成したことにより、印刷ポートを自動的に選択することによって、印刷抑制パターンの切り替えが可能になり、請求項11に係る発明と同様に、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0028】
請求項13に係る発明は、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成方法において、複数種類の複写抑制パターンのデータを記憶したテーブルを用意し、前記テーブルに記憶した複数種類の複写抑制パターンの中から1つの複写抑制パターンを自動的に選択し、この選択した複写抑制パターンに基づいて地紋パターンを生成し、この地紋パターンのデータを、プリンタにおいて解釈可能なデータに変換した印刷データに付加してプリンタに出力するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更することを特徴とする。このように構成したことにより、テーブルから1つの複写抑制パターンを自動的に選択することによって、印刷抑制パターンの切り替えが可能になり、請求項11に係る発明と同様に、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0029】
請求項14に係る発明は、印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させる印刷制御用プログラムにおいて、一定期間ごとに地紋パターンの複写抑制パターンを変更する機能をコンピュータに実現させるものである。このように構成したことにより、原本となる印刷物を作成する際に、一定期間ごとに複写抑制パターンを自動的に切り替えているため、複写抑制パターンを切り替える前の時点における原本を用いて作成した複写物または偽造書面においては複写抑制パターンが変更されていないことから、原本作成時点の複写抑制パターンと印刷物の複写抑制パターンとを比較することによって、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0030】
請求項15に係る発明は、印刷元データをプリンタに出力するための印刷ポートを複数有するコンピュータに導入され、印刷データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させる印刷制御用プログラムにおいて、複数の印刷ポートから1つを自動的に選択して、印刷元データを印刷ポートに出力させる機能と、前記複数の印刷ポートごとに異なる前記地紋パターンデータを呼び出して前記印刷データに付加するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更する機能をコンピュータに実現させるものである。このように構成したことにより、印刷ポートを自動的に選択することによって、印刷抑制パターンの切り替えが可能になり、請求項14に係る発明と同様に、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0031】
請求項16に係る発明は、印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させる印刷制御用プログラムにおいて、複数種類の複写抑制パターンを記憶したテーブルから1つの複写抑制パターンを自動的に選択し、この複写抑制パターンに基づいて地紋パターンを生成する機能と、この地紋パターンのデータを印刷データに前記印刷データに付加するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更する機能をコンピュータに実現させるものである。このように構成したことにより、テーブルから1つの複写抑制パターンを自動的に選択することによって、印刷抑制パターンの切り替えが可能になり、請求項14に係る発明と同様に、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0032】
請求項17に係る発明は、印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、一定期間ごとに地紋パターンの複写抑制パターンを変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラムと、この印刷制御用プログラムをコンピュータの記憶手段に導入させる導入プログラムとを記憶したことを特徴とする。このように構成したことにより、原本となる印刷物を作成する際に、一定期間ごとに複写抑制パターンを自動的に切り替えているため、複写抑制パターンを切り替える前の時点における原本を用いて作成した複写物または偽造書面においては複写抑制パターンが変更されていないことから、原本作成時点の複写抑制パターンと印刷物の複写抑制パターンとを比較することによって、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0033】
請求項18に係る発明は、印刷元データをプリンタに出力するための印刷ポートを複数有するコンピュータに導入され、印刷データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、複数の印刷ポートから1つを自動的に選択して印刷元データを印刷ポートに出力させる機能と、前記複数の印刷ポートごとに異なる前記地紋パターンデータを呼び出して前記印刷データに付加するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラムと、この印刷制御用プログラムをコンピュータの記憶手段に導入させる導入プログラムとを記憶したことを特徴とする。このように構成したことにより、印刷ポートを自動的に選択することによって、印刷抑制パターンの切り替えが可能になり、請求項17に係る発明と同様に、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0034】
請求項19に係る発明は、印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、複数種類の複写抑制パターンを記憶したテーブルから1つの複写抑制パターンを自動的に選択し、この複写抑制パターンに基づいて地紋パターンを生成する機能と、この地紋パターンのデータを印刷データに前記印刷データに付加するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラムと、この印刷制御用プログラムをコンピュータの記憶手段に導入させる導入プログラムとを記憶したことを特徴とする。このように構成したことにより、テーブルから1つの複写抑制パターンを自動的に選択することによって、印刷抑制パターンの切り替えが可能になり、請求項17に係る発明と同様に、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。
【0035】
請求項20に係る発明は、薬剤、投与量、患者名等の処方箋データに基づいて処方箋の印刷データを作成する処方箋データ作成装置と、この処方箋データ作成装置によって作成された処方箋データを印刷元データとして入力する請求項1〜10のいずれか1項記載の印刷データ作成装置と、この印刷データ作成装置から出力された印刷データを印刷するプリンタとからなることを特徴とする。このように構成したことにより、原本であるか複製物あるかを判別する情報を印刷した処方箋を作成することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0037】
図1は処方箋ネットワークを示す説明図であり、1は医療機関のホスト装置を示し、このホスト装置1には、CPU2、HDD3、RAM4、CD−ROMドライブ5、モデム6、I/F7が搭載されており、このI/F7に、印字出力機器としてのプリンタ8、外部入力機器としてのキーボード9、マウス10が接続されている。
【0038】
HDD3には、プリンタ8や表示装置等を駆動制御するための各種のプログラムや、処方箋を作成するためのアプリケーションソフトウェアが導入されている。このような各種プログラムは、プログラムを記憶しているCD−ROM、FDのような外部記憶媒体あるいはインターネットを介して入手可能である。外部記憶媒体の場合には各種プログラムをHDD3に導入するための導入プログラムも一緒に記憶されている。
【0039】
次に、本実施形態における処方箋印刷について、詳細に説明する。
【0040】
図2は処方箋の作成システムを示すブロック図であり、11は処方箋印刷データ作成部、12は印刷ポート選択処理部、13は地紋パターン付加用印刷ポートを示し、地紋パターン付加用印刷ポート13はn個用意されている。図3は地紋パターン付加用印刷ポートの構成を示すブロック図であり、14はプリンタドライバ部、15は地紋パターン付加部、16は地紋パターンデータを記憶した地紋パターンデータ記憶部、17は印刷データ出力部を示し、図2に示すn個の地紋パターン付加用印刷ポート13は、地紋パターンデータ記憶部16に記憶されている地紋パターンデータが異なるものであって他は同一である。
【0041】
処方箋を作成する際には、処方箋作成プログラムを起動させることにより、ホスト装置1が処方箋印刷データ作成部11としての機能を果たすようになる。また、処方箋印刷データ作成部11が印刷開始命令を出力したとき、プリンタ8を駆動制御するためのプログラムが起動することにより、ホスト装置1が印刷ポート選択処理部12、地紋パターン付加用印刷ポート13のプリンタドライバ部14、地紋パターン付加部15として機能するようになる。
【0042】
ホスト装置1において処方箋作成プログラムを起動させて処方箋データを入力し、ホスト装置1から印刷実行命令を出力すると、印刷ポート選択処理部12によってn個の地紋パターン付加用印刷ポート13から1つが自動的に選択される。地紋パターン付加用印刷ポート13が決定したのち、印刷ポート選択処理部12から処方箋印刷データが選択された地紋パターン付加用印刷ポート13に出力される。
【0043】
地紋パターン付加用印刷ポート13では、まずプリンタドライバ部14において、処方箋印刷データ作成部11から送られたデータがプリンタ8において解釈可能なデータに翻訳されて出力される。仮に、このデータが印字出力された場合には、図4に示すように、無地の用紙に処方箋のフォーマットおよびデータが記録される。
【0044】
プリンタドライバ部14から出力されたデータに対して、地紋パターン付加部15が、地紋パターンデータ記憶部16に記憶されている地紋パターンデータを付加し、印刷データ出力部17を介してプリンタ8に出力する。その結果、プリンタ8からは図4に示す処方箋の印刷データと図5に示すような地紋の印刷データが合成されて、図6に示すように印刷抑制文字を含む地紋を背景とした処方箋が印字出力される。図6に示す処方箋を複写すると図7に示すように、地紋パターンにおける複写消去パターンが消去され、複写残存パターンが記録されることによって「無効」という複写抑制文字列が顕現する。
【0045】
図8は地紋パターン付加用印刷ポートを決定する方法の一例を示すものであり、まず、日付を基準とした関数によって導き出された特定番号を算出し、その日ごとの値を決定することによってその値に対応する地紋パターン付加用印刷ポート13を自動的に選択し、選択した地紋パターン付加用印刷ポート13に処方箋印刷データ作成部11からの作成データを送出する。そして、地紋パターン付加用印刷ポート13に対応している地紋パターンが決定され、処方箋の印刷データに付加してプリンタ8に出力される。
【0046】
日付を基準とした関数として、例えば、当日の年月日の数字の合計を用意可能なパターン数(ここではn)で割ったときの余りを特定番号とすることにより、仮に、n=7の場合には、曜日ごとに対応した地紋パターンのデータが処方箋印刷データに付加されるようになる。
【0047】
ここで、ホスト装置1からプリンタ8にデータを出力する際、ホスト装置1側において処方箋印刷データや地紋パターンのデータを組み合わせて1つの画像データとしてプリンタ8に出力させても、あるいは薬剤名や投与量等の基礎データや処方箋のフォーマットデータさらに地紋パターンのデータをそれぞれ別々にプリンタ8に出力させてプリンタ8で1つの画像データとしてまとめるようにしてもよい。なお、ホスト装置1からかかりつけの調剤薬局にFAX送信する場合には、前者の方が有利である。
【0048】
次に、地紋パターンについて説明する。
【0049】
図5に示す地紋パターンにおいて、印刷抑制文字以外の領域は例えば、600dpiの1ドットずつ所定の間隔を開けて色をのせることによって地紋複写消去パターンを形成したものであり、印刷抑制文字の領域は、600dpiの1ドットよりも大きな1ドットを形成し、その1ドットずつ所定の間隔を開けて色をのせることによって地紋複写残存パターンを形成したものである。ここで、地紋複写残存パターン領域の濃度は、地紋複写消去パターン領域の濃度の±1%の範囲になるようにドットの間隔あるいはドット占有比が設定されている。そのため、図6に示す処方箋においては、一見すると、「無効」という印刷抑制文字が目立たないが、注意深く見ると、印刷抑制文字以外の領域よりも印刷抑制文字の領域の方がドットの間隔が大きくなっているため、印刷抑制文字を確認することが可能である。
【0050】
このような地紋が印刷された図6に示す処方箋を、600dpiの1ドットを読み取る性能がない複写機を用いて複写すると、図7に示すように「無効」の文字が顕現するようになり、かかりつけの調剤薬局でなくとも処方箋が原本か複写物か容易に判別することが可能になる。
【0051】
また、本実施形態によれば、処方箋の発行日と地紋パターンとが1対1に対応しているため、例えば、画像処理技術と駆使して処方箋の発行日を変えた不法な処方箋を発行した場合でも、地紋パターンを注視して印刷抑制文字を検討することにより、偽造か否かを判別することが可能になる。この場合、かかりつけの調剤薬局であれば医療機関から地紋パターンを容易に入手することが可能であるため、確認可能であるが、それ以外の調剤薬局の場合には、処方箋を見て偽造か否かを判別することは容易ではない。そこで、処方箋の発行元の医療機関に連絡することを促すための指示を処方箋に記載しておき、調剤の前に、一般の調剤薬局でも地紋パターンを入手することができるようにしておくことが望ましい。
【0052】
なお、地紋パターン付加用印刷ポート13の数nについては、地紋パターン数が多い方が有利であることからポート数も多い方が良い。また、地紋パターン付加用印刷ポート13を切り替えるタイミングも短い方が、不正コピーの対策として効果的であることは言うまでもない。上述した例においては、処方箋の有効期限が4日間であり、1日おきに更新することから、5以上であることが望ましい。また、選択された地紋パターン付加用印刷ポート13の地紋パターンにおいては、例えば、印刷抑制文字を回転させたり、上下左右に移動させたりすることによって印刷抑制文字の位置や傾きを変えるように、地紋パターンデータ記憶部16の記憶内容を更新することにより、地紋パターンのバリエーションを増やすことが可能になる。さらには、印刷抑制文字の領域以外の領域においてドット間隔に変化を持たせてパターン化し、このパターンを日ごとに変えるような機能を持たせても良い。
【0053】
図9は本発明の第2実施形態における処方箋印刷システムの構成図であり、21は処方箋印刷データ作成部、22はプリンタドライバ部、23は地紋パターン生成/付加部、24は印刷データ出力ポート、25は文字列テーブル、26はフォント記憶部、27は地紋複写残存パターン記憶部、28は地紋複写消去パターン記憶部を示す。
【0054】
処方箋を作成する際には、処方箋作成プログラムを起動させることにより、ホスト装置1が処方箋印刷データ作成部21としての機能を果たすようになる。また、処方箋印刷データ作成部21が印刷開始命令を出力したとき、プリンタ8を駆動制御するためのプログラムが起動することにより、ホスト装置1がプリンタドライバ部22、地紋パターン生成/付加部23として機能するようになる。
【0055】
ホスト装置1において処方箋作成プログラムを起動させ、処方箋データを入力して印刷実行命令をプリンタドライバ部22に出力すると、プリンタドライバ部22から、処方箋印刷データがプリンタ8において解釈可能なデータに翻訳されて出力される。このデータに対して地紋パターン生成/付加部23において、文字列テーブル25、フォント記憶部26、地紋複写残存パターン記憶部27、地紋複写消去パターン記憶部28に記憶されているデータに基づいて地紋パターンのデータが作成され、プリンタドライバ部22からの印刷データに対して地紋パターンのデータが付加されて、印刷データ出力ポート24を介してプリンタ8に出力される。その結果、プリンタ8から処方箋が出力される。
【0056】
図10は文字列テーブルの例を示す説明図であり、番号に対応して印刷抑制文字となる文字データがn個記憶されている。図11は地紋パターンの生成過程を示すフローチャート、図12は図11示す過程におけるメモリ上のデータ展開を示す説明図であり、まず、用紙サイズ分の領域をメモリ(RAM4)上に確保し、この領域に地紋複写残存パターン記憶部27に記憶されている地紋複写消去パターンを、図12の(A)に示すようにビットマップ展開する。それに並行して複写抑制文字の作成が行われる。まず、例えば、前述したように、当日の年月日の数字の合計を用意可能なパターン数(ここではn)で割ったときの余りを算出し、この余りの値に対して1対1に対応する値を特定番号とすることにより、その特定番号に対応する複写抑制文字となる文字列を文字列テーブル25から取得する。例えば、図10に示すテーブルにおいては、余りが「0」の場合には特定番号1の「無効」を取得し、余りが「1」の場合には特定番号2の「コピー禁止」を取得するようになる。次に、取得した文字列を所定のフォントおよび大きさ、傾きでビットマップデータとして、前述した地紋複写消去パターンを展開した領域とは別の領域に図12の(B)に示すように展開する。さらに、複写抑制文字となる文字列を展開した領域とは別の領域に地紋複写残存パターンを、図12の(C)に示すようにビットマップ展開する。そして、複写抑制文字となる文字列のビットマップデータと地紋複写残存パターンのビットマップデータとのAND処理を行うことにより、図12の(D)に示すような複写抑制文字が生成される。このように作成された複写抑制文字のビットマップデータを、前述した地紋複写残存パターンを展開した領域の所定位置に上書きすることにより、図12の(E)に示すような地紋パターンが作成される。図12の(E)に示すような地紋パターンの複写物を作成すると白地に「無効」の文字が顕現する。逆に、複写抑制文字を地紋複写消去パターンで作成し、地紋複写残存パターン領域に上書きした場合には、白抜きの「無効」の文字が顕現する。
【0057】
ところで、第2実施形態においては、処方箋作成プログラムにおいて詳細な印刷設定が可能であり、印刷設定メニューにおいて地紋印刷を行うか否かを選択する項目が設けられている。地紋印刷を行う場合には地紋パターンを自動的に作成して付加する自動モードと、地紋パターンを手動で指定して付加する手動モードのいずれかが選択される。手動モードの場合には、複写抑制文字となる文字列を入力する項目と、フォントおよび大きさを指定する項目と、用紙上における位置を指定する項目とに入力することにより、地紋パターン付きの印刷結果が得られる。自動モードの場合には、図10に示すような文字列テーブルを予め用意しておき、複写抑制文字となる文字列を自動的に切り替えるタイミング、例えば、図8に示す数式をなどを指定しておくことにより、指定したタイミングに応じて複写抑制文字が異なる地紋パターンが作成され、結果として、地紋パターンが更新される。例えば、図8に示す処理では1日おきに地紋パターンが切り替わる印刷結果が得られる。
【0058】
なお、自動モードの設定においては、印刷抑制文字列の他に、用紙上における位置、文字列の回転角、背景となる地紋複写残存パターンまたは消去パターンの模様の選択等といった要素を持たせることにより、地紋パターンのバリエーションを増やすことが可能となる。この場合、初期設定が面倒な作業になるため、前述した自動切り替えの条件となる要素を予めまとめておいてメモリに記憶しておく初期設定プログラムを用意しても良い。
【0059】
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限るものではなく、例えば、上述した実施形態においては、処方箋の印刷を例にして説明してきたが、他の文書作成用のアプリケーションソフトウェアであっても良い。
【0060】
【発明の効果】
以上、説明したように構成した本発明によれば、原本となる印刷物を作成する際に、一定期間ごとに複写抑制パターンを自動的に切り替えているため、複写抑制パターンを切り替える前の時点における原本を用いて作成した複写物または偽造書面においては複写抑制パターンが変更されていないことから、原本作成時点の複写抑制パターンと印刷物の複写抑制パターンとを比較することによって、印刷物が原本であるか否かが判別可能になる。その結果、例えば、調剤薬局に対して地紋パターンの情報を提供することにより、複写あるいは偽造した不正な処方箋を持参した患者に、薬剤を渡してしまうことを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】処方箋ネットワークを示す説明図
【図2】処方箋の作成システムを示すブロック図
【図3】地紋パターン付加用印刷ポートの構成を示すブロック図
【図4】処方箋の一例を示す説明図
【図5】印刷抑制文字を含む地紋パターンの一例を示す説明図
【図6】印刷抑制文字を含む地紋を背景とした処方箋の一例を示す説明図
【図7】図6に示す処方箋の複写物を示す説明図
【図8】地紋パターン付加用印刷ポートを決定する方法の一例を示す
【図9】本発明の第2実施形態における処方箋印刷システムの構成図
【図10】文字列テーブルの例を示す説明図
【図11】地紋パターンの生成過程を示すフローチャート
【図12】図11示す過程におけるメモリ上のデータ展開を示す説明図
【図13】隠し文字列を含む地紋の一例を示す説明図
【図14】処方箋をかかりつけ調剤薬局に持参して薬剤を受け取るまでの手順を示す説明図
【図15】処方箋を一般の調剤薬局に持参して薬剤を受け取るまでの手順を示す説明図
【符号の説明】
1 ホスト装置
2 CPU
3 HDD
4 RAM
5 CD−ROMドライブ
6 モデム
7 I/F
8 プリンタ
9 キーボード
10 マウス
11,21 処方箋印刷データ作成部
12 印刷ポート選択処理部
13 地紋パターン付加用印刷ポート
14,22 プリンタドライバ部
15 地紋パターン付加部
16 地紋パターンデータ記憶部
17 印刷データ出力部
23 地紋パターン生成/付加部
24 印刷データ出力ポート
25 文字列テーブル
26 フォント記憶部
27 地紋複写残存パターン記憶部
28 地紋複写消去パターン記憶部

Claims (20)

  1. 複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成装置において、
    一定期間ごとに複写抑制パターンが異なる地紋パターンを印刷データに付加する地紋パターン付加手段を有することを特徴とする印刷データ作成装置。
  2. 複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷ポートを有する印刷データ作成装置において、
    印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するプリンタドライバと、前記地紋パターンのデータを記憶する地紋パターンデータ記憶手段と、前記地紋パターンデータ記憶手段のデータを前記プリンタドライバから出力された印刷データに付加する地紋パターン付加手段とを備えた印刷ポートと、
    互いに異なる地紋パターンデータを記憶した前記地紋パターンデータ記憶手段を持つ複数用意された前記印刷ポートから1つを自動的に選択して印刷データをプリンタに出力する印刷ポート選択処理手段とを有し、
    前記印刷ポート選択処理手段は、一定期間毎に選択する印刷ポートを変更することを特徴とする印刷データ作成装置。
  3. 複数の前記印刷ポートにそれぞれ対応する特定番号を設定し、日付を基準とした関数によって特定番号を算出する特定番号算出手段を有し、この特定番号算出手段によって算出された特定番号に対応する印刷ポートを、前記印刷ポート選択処理手段が印刷データを出力する印刷ポートとして選択することを特徴とする請求項2記載の印刷データ作成装置。
  4. 複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成装置において、
    印刷データをプリンタにおいて解釈可能なデータに変換するプリンタドライバと、
    複数種類の複写抑制パターンのデータを記憶したテーブルと、
    前記テーブルに記憶した複数種類の複写抑制パターンの中から1つの複写抑制パターンを自動的に選択し、この選択した複写抑制パターンに基づいて地紋パターンを生成し、この地紋パターンのデータを前記プリンタドライバから出力された印刷データに付加するとともに、選択する複写抑制パターンを一定期間ごとに変更する地紋パターン生成/付加手段と、
    を有することを特徴とする印刷データ作成装置。
  5. 前記地紋パターン生成/付加手段は、選択した複写抑制パターンをデータ展開するメモリと、このデータと複写残存パターンまたは複写消去パターンのいずれか一方のパターンのデータとをAND処理する手段と、AND処理によって複写残存パターンまたは複写消去パターンのいずれか一方にパターン化された複写抑制パターンのデータを、用紙サイズに確保したメモリ領域に展開された他方のパターンにおける所定の位置に上書きする手段を有することを特徴とする請求項4記載の印刷データ作成装置。
  6. 前記テーブルに記憶されている複数の複写抑制パターンにそれぞれ対応する特定番号を設定し、日付を基準とした関数によって特定番号を算出する特定番号算出手段を有し、この特定番号算出手段によって算出された特定番号に対応する複写抑制パターンのデータを用いて前記地紋パターン生成/付加手段が印刷データに付加する地紋パターンのデータを作成することを特徴とする請求項5記載の印刷データ作成装置。
  7. 前記特定番号算出手段は、当日の年月日の数字の合計を用意可能なパターン数で割ったときの余りを特定番号として算出することを特徴とする請求項3または6記載の印刷データ作成装置。
  8. 複写残存パターンの領域を、光学的に読み取り可能な大きさのドットによって印字させ、複写消去パターンを前記ドットより小さいドットによって印字させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の印刷データ作成装置。
  9. 複写残存パターンと複写消去パターンとの面積あたりのドット占有比を類似させ、濃度を±1%以内としたことを特徴とする請求項8記載の印刷データ作成装置。
  10. 前記複写抑制パターンの印刷位置を一定期間ごとに変更させる設定手段を設けたことを特徴とする請求項1〜9記載の印刷データ作成装置。
  11. 複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成方法において、
    一定期間ごとに地紋パターンの複写抑制パターンを変更することを特徴とする印刷データ作成方法。
  12. 複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成方法において、
    印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換し、記憶された前記地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷ポートを複数用意し、
    互いに異なる地紋パターンのデータを付加した印刷用データを出力可能な複数の印刷ポートから1つを自動的に選択し、選択された印刷ポートが出力する印刷用データをプリンタに出力するとともに、選択する印刷ポートを一定期間ごとに変更することによって印刷データに付加する地紋パターンのデータを変更することを特徴とする印刷データ作成方法。
  13. 複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、印刷データに付加してプリンタに出力する印刷データ作成方法において、
    複数種類の複写抑制パターンのデータを記憶したテーブルを用意し、前記テーブルに記憶した複数種類の複写抑制パターンの中から1つの複写抑制パターンを自動的に選択し、この選択した複写抑制パターンに基づいて地紋パターンを生成し、この地紋パターンのデータを、プリンタにおいて解釈可能なデータに変換した印刷データに付加してプリンタに出力するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更することを特徴とする印刷データ作成方法。
  14. 印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させる印刷制御用プログラムにおいて、
    一定期間ごとに地紋パターンの複写抑制パターンを変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラム。
  15. 印刷元データをプリンタに出力するための印刷ポートを複数有するコンピュータに導入され、印刷データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させる印刷制御用プログラムにおいて、
    複数の印刷ポートから1つを自動的に選択して、印刷元データを印刷ポートに出力させる機能と、前記複数の印刷ポートごとに異なる前記地紋パターンデータを呼び出して前記印刷データに付加するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラム。
  16. 印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させる印刷制御用プログラムにおいて、
    複数種類の複写抑制パターンを記憶したテーブルから1つの複写抑制パターンを自動的に選択し、この複写抑制パターンに基づいて地紋パターンを生成する機能と、この地紋パターンのデータを印刷データに前記印刷データに付加するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラム。
  17. 印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    一定期間ごとに地紋パターンの複写抑制パターンを変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラムと、この印刷制御用プログラムをコンピュータの記憶手段に導入させる導入プログラムとを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 印刷元データをプリンタに出力するための印刷ポートを複数有するコンピュータに導入され、印刷データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    複数の印刷ポートから1つを自動的に選択して印刷元データを印刷ポートに出力させる機能と、前記複数の印刷ポートごとに異なる前記地紋パターンデータを呼び出して前記印刷データに付加するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラムと、この印刷制御用プログラムをコンピュータの記憶手段に導入させる導入プログラムとを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 印刷元データをプリンタにおいて解釈可能な印刷データに変換するとともに、複写時に光学的に読み取り可能な複写残存パターンと読み取り困難な複写消去パターンとの組み合わせによって作成され、複写物において顕現する複写抑制パターンを含む地紋パターンのデータを、前記印刷データに付加してプリンタに出力するようにコンピュータを機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    複数種類の複写抑制パターンを記憶したテーブルから1つの複写抑制パターンを自動的に選択し、この複写抑制パターンに基づいて地紋パターンを生成する機能と、この地紋パターンのデータを前記印刷データに付加するとともに、選択する地紋パターンのデータを一定期間ごとに変更する機能をコンピュータに実現させる印刷制御用プログラムと、この印刷制御用プログラムをコンピュータの記憶手段に導入させる導入プログラムとを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 薬剤、投与量、患者名等の処方箋データに基づいて処方箋の印刷データを作成する処方箋データ作成装置と、この処方箋データ作成装置によって作成された処方箋データを印刷元データとして入力する請求項1〜10のいずれか1項記載の印刷データ作成装置と、この印刷データ作成装置から出力された印刷データを印刷するプリンタとからなることを特徴とする処方箋作成装置。
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