JP2005005770A - Pwm信号生成回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】基本クロックが高周波になればなるほど、正確なPWMをデジタル的に生成することが困難となっていた。
【解決手段】リングカウンタ上のアクティブパルスの巡回を制御するクロックの周波数を上げること無く、PWM信号の分解能を2倍に向上させる為、従来のPWM信号生成回路のリングカウンタの各フリップフロップの間に、逆相クロックに同期してデータラッチを行うフリップフロップを介在させ、正相クロック同期でリングカウンタ上を巡回するパルスに逆相クロック同期分の半周期パルスを上乗せする形で、2倍のPWM分解能を実現するPWM信号生成回路を提供する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、設定されたデータに基づいた所定周期におけるDUTYのデジタルPWM信号を出力する信号生成回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のPWM信号生成回路として、デジタル方式としては、例えばカウンタのカウント値と比較値との一致をみて、PWM信号のレベルを変化させるといった構成のものや、ダウンカウンタに一定周期でデータをロードし、クロックが入力する都度カウンタの値をディクリメントし、カウント値が0になったところでパルスを出力し、次のデータロードタイミングでパルスの出力を止め、この動作を一定周期で繰り返して、ロードデータに対応したDUTYのパルスを出力するといった構成のものがある。(特許文献1参照)。
【0003】
又、アナログ方式としては、一定周期で発生する三角波と、DUTYデータをD/A変換したアナログレベル信号を比較し、この比較結果をPWM信号として出力するといった構成のものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−251370号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、デジタル方式においては、忠実なDUTYの確保、アナログ方式においては短い周期におけるPWM信号の生成といったメリットがあるが、その反面、デジタル方式においては、高速な周期のパルス生成システム、例えば、数10NS周期の画像クロックの間に、設定データに対応したDUTYのPWM信号を生成するシステムを構成する場合、上述のデジタル方式における同期式のカウンタに対し、パルスの最小分解能に対応した数NSレベルの周期の高速クロックを入力しても、カウンタのビット間の論理ゲートの遅延時間が高速クロックの周期に収まらず、正常なカウント動作を遂行できない。このため、設定データに忠実なパルスを生成することができなくなってしまう。
【0006】
また、アナログ方式の場合、PWM信号の発生パターンが三角波に依存してしまう。具体的には、図3に示すように所定のデータを変換したアナログレベルA,B,Cに対して、周期におけるPWMの立ち上がり及び立ち下がりタイミングがTA1,TA2,TB1,TB2,TC1,TC2といったように固定値になってしまい、パターン発生の自由度がなくなってしまう。このようなPWM信号を、例えばレーザー駆動パルスとして使用してプリントを行うと、画素の境界部分がプリントできないという不具合が生じる。
【0007】
図4に具体的なプリントの様子を示す。図4の(a)は、表現したい画像である。(b)は図3に示したアナログPWM信号を用いて再現した画像であり、画素の境界部分がつながらず、再現性の悪い画像となってしまう。
【0008】
本発明は、上記問題点を解消するためになされたもので、本発明にかかる目的は、正確な分解能を実現できるデジタルPWM信号生成回路を簡易な構成で提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、従来のリングカウンタ構成のPWM信号生成回路に対して、リングカウンタ上のアクティブパルスの巡回を制御するクロックの周波数を上げること無く、PWM信号の分解能を2倍に向上させる為、従来のPWM信号生成回路のリングカウンタの各フリップフロップの間に、逆相クロックに同期してデータラッチを行うフリップフロップを介在させ、正相クロック同期でリングカウンタ上を巡回するパルスに逆相クロック同期分の半周期パルスを上乗せする形で、2倍のPWM分解能を実現するPWM信号生成回路を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に、このリングカウンタ構成のPWM信号生成回路を示す。図における1は、CLK_Lの立ち上がりでパルス幅に対応した2進数データをラッチするレジスタである。本図ではこのレジスタのビット幅を3とする。2はPWM信号の出力パターンのバリエーションを決める信号MODEをラッチするレジスタで、同じくCLK_Lの立ち上がりに同期する。本図ではこのレジスタのビット幅を2とする。3はデコーダで、8ビットの出力を有し、1が出力するデータを、2が出力するMODE信号の設定に応じて変換した10進数の数だけ所定のビットにHiレベル:1を出力する。本図では、レジスタ1の出力データ(Q2,Q1,Q0)とデコーダ3の出力データ(Q7,Q6,Q5,Q4,Q3,Q2,Q1,Q0)がMODE(レジスタ2出力)によって以下のように対応するよう信号設定されているとする。
【0011】
MODE=0の時、下位ビットから順にHiレベルを埋めていくパターン設定となる。
【0012】
レジスタ1出力 デコーダ3出力
(0,0,0) (0,0,0,0,0,0,0,0)
(0,0,1) (0,0,0,0,0,0,0,1)
(0,1,0) (0,0,0,0,0,0,1,1)
(0,1,1) (0,0,0,0,0,1,1,1)
(1,0,0) (0,0,0,0,1,1,1,1)
(1,0,1) (0,0,0,1,1,1,1,1)
(1,1,0) (0,0,1,1,1,1,1,1)
(1,1,1) (0,1,1,1,1,1,1,1)
【0013】
MODE=1の時、上位ビットから順にHiレベルを埋めていくパターン設定となる。
【0014】
レジスタ1出力 デコーダ3出力
(0,0,0) (0,0,0,0,0,0,0,0)
(0,0,1) (1,0,0,0,0,0,0,0)
(0,1,0) (1,1,0,0,0,0,0,0)
(0,1,1) (1,1,1,0,0,0,0,0)
(1,0,0) (1,1,1,1,0,0,0,0)
(1,0,1) (1,1,1,1,1,0,0,0)
(1,1,0) (1,1,1,1,1,1,0,0)
(1,1,1) (1,1,1,1,1,1,1,0)
【0015】
MODE=2の時、中央ビットから順にHiレベルを埋めていくパターン設定となる。
【0016】
レジスタ1出力 デコーダ3出力
(0,0,0) (0,0,0,1,0,0,0,0)
(0,0,1) (0,0,0,1,1,0,0,0)
(0,1,0) (0,0,1,1,1,0,0,0)
(0,1,1) (0,0,1,1,1,1,0,0)
(1,0,0) (0,1,1,1,1,1,0,0)
(1,0,1) (0,1,1,1,1,1,1,0)
(1,1,0) (1,1,1,1,1,1,1,0)
(1,1,1) (1,1,1,1,1,1,1,1)
【0017】
MODE=3の時、1周期の間に2つ以上のパルスが発生するようにHiレベルが割り当てられていくパターン設定となる。
【0018】
レジスタ1出力 デコーダ3出力
(0,0,0) (1,0,0,0,0,0,0,1)
(0,0,1) (1,1,0,0,0,0,1,1)
(0,1,0) (1,1,1,0,0,1,1,1)
(0,1,1) (0,1,0,0,0,0,1,0)
(1,0,0) (0,1,1,0,0,1,1,0)
(1,0,1) (0,1,0,1,1,0,1,0)
(1,1,0) (0,1,0,1,0,1,0,1)
(1,1,1) (1,0,1,0,1,0,1,0)
【0019】
4は3の出力をCLK_Lの立ち上がりでラッチするレジスタである。5は、8個のDフリップフロップ(以下DFFと記す)からなるリングカウンタで、各DFFは、CLK_Hの立ち上がりで前段のDFFの出力をラッチする。6は2入力ANDゲート群で、それぞれのゲートの一方の入力には、レジスタ4の各ビットが接続され、もう一方の入力には、5の各DFFの出力が接続される。7は8入力のORゲートで、6の全ての出力が接続され、その出力PWMOUTが、PWM信号出力となる。8は、トリガ入力の立ち上がりエッジを検出して、CLK_Hの周期と同一幅の出力パルスを発生させるパルス生成回路である。9は、2入力ORゲートで、一方の入力には8の出力が接続され、もう一方の入力には、DFF5_7のQ出力が接続される。
【0020】
10は、CLK_HをもとにCLK_Lを生成するDFFである。5_0が9を介して、8からのパルスあるいはリングカウンタ上を巡回するHiレベルを出力した時、その立ち上がりのタイミングで、電源VDDからのHiレベルをラッチし、5_4からのHiレベルにより、そのHiレベルがLowレベルにリセットされる。このようにして、CLK_Hを8分周したCLK_Lが生成され、レジスタ1,2及び4に入力されている。
【0021】
11は、2入力のANDゲートで、一方の入力には5_6からの出力が入力され、もう一方の入力には、パルスクリア信号が入力されている。このパルスクリア信号が任意のタイミングで、CLK_Lの1周期以上のLowレベルのパルスを出力することにより、リングカウンタ5を巡回するHiレベルパルスが5_6から出力されるタイミングで捕らえて、5_7にLowレベルとして出力し、リングカウンタ上から巡回するパルスを消滅させることができる。
【0022】
次に、このPWM信号生成回路の動作に関して、図2のタイミングチャートを参照しながら、以下に説明を進める。尚、構成上の全てのレジスタ、DFFは、システムリセットによって、既にその出力がLowレベルにリセットされているとする。また、パルスクリア信号はHiレベルに設定されているとする。時刻t1で、トリガ入力が立ち上がると、このエッジをパルス生成回路8が検出し、時刻t2で、t3間で、Hiレベルとなるパルスを発生する。ここで、トリガ入力に相当する信号としては、例えば、レーザー露光の基準となるビーム検知センサからの検知信号等が考えられる。時刻t3では、8からのパルス出力がDFF5_0でラッチされ、その出力で、DFF10が、VDDのHiレベルをラッチし、CLK_Lが立ち上がる。このCLK_Lの立ち上がりで、レジスタ4は、レジスタ1,レジスタ2のリセット値を受けてデコーダ3が出力したデータ“0,0,0,0,0,0,0,0,”をラッチする。この値がANDゲート6_0〜6_7の一方の入力に送信される。
【0023】
また、レジスタ1、レジスタ2は、外部から送信される3ビットのデータ=“011”と2ビットのMODE信号=1をそれぞれラッチする。その後、パルスは5_7までCLK_Hが立ち上がる都度シフトされていき、時刻t4で再び5_0にラッチされる。このパルスの巡回動作は、パルスクリア信号にLowレベルが入力されるか、システムリセットがかかるまで、繰り返される。このパルス発生及び巡回における動作は、高速のCLK_Hによって遂行されるが、この系のパスに存在するゲートは、8と5_0間のANDゲート、ORゲートと、5_6、5_7間のANDゲートだけで、DFF間でセットアップタイムを満足できず誤動作に至ること無く、数NS周期の高速動作にも充分対応できる。時刻t3,t4間でのPWMOUTは、全てのANDゲートの片側に0が設定されているので、ORゲート7にはHiレベルが入力されることは無く、終始Lowレベルとなる。時刻t4,t6間では、レジスタ1=“011”、レジスタ2=1からデコーダ3が出力する“11100000”をレジスタ4がラッチし、レジスタ4からの1が片側に設定されるANDゲート6_5,6_6、6_7に対応する5_5、5_6,5_7がパルスを出力しているt5,t6間のみORゲート7にHiレベルが入力され、PWMOUTはHiレベルを出力する。
【0024】
以降、MODE信号と、データに応じてデコーダ3が所定の変換データを出力し、レジスタ4でそのデータをラッチする動作がCLK_Lの周期で遂行される。このシステムでは、デコーダによって、様々なバリエーションのパターン設定が可能なので、このPWM信号生成回路をレーザー駆動に応用すれば、図4(a)に示すような表現したい画像に対して、同図(c)に示すような画像を得ることができる。図5(a)のような1画素中に間欠部分が存在する画像も同図(b)のように表現できる。
【0025】
しかしながら、図1の場合、このレーザー駆動において画像の再現性を向上させたい場合、1画素当たりの階調性を向上させることが手法の一つとして上げられる。この場合、階調性向上に対応したPWM信号を生成しようとすると、当然のことながら、外部から入力されるデータビット数が増える。データのビット数が1ビット増えれば、それに伴ってデコードされるビット数は2倍、リングカウンタのビット数も2倍となる。又、階調性を向上するにあたっては、PWMの周期を維持し、PWMの分解能を上げなければ、画像の再現性の向上に繋がらない。即ち、図1のPWM信号回路においては、リングカウンタのビット数が2倍になるとともに、その同期クロックCLK_Hの周波数も2倍となることが要求される。通常、デジタルシステムにおけるCLK_Hのような高速クロックは、PLL(フェーズロックドループ)を用いて、システムクロックを逓倍する手法で生成される。しかしながら、PLLが出力できる最高周波数は、PLL内部の発振器に依存するので、システム上で使用しているPLLから必ずしも所望の高周波クロックを得られるとは限らない。従って、図1のリングカウンタ構成においては、CLK_Hの2倍の高周波クロックを用いなければ、PWMの分解能を上げて、階調性の向上に繋げることはできない。
【0026】
そこで、図6は、本発明の実施形態であるPWM信号生成回路を示す図である。この図の説明では、前述の図1のPWM信号生成回路と重複する部分については、その説明を省略する。
【0027】
図1に対し、本発明の実施の形態では、入力データが3ビットから4ビットに増えている。その為、図1のレジスタ1が4ビットのレジスタ100に置換されている。それに伴って、デコーダ3は、4ビット入力15ビット出力のデコーダ101に置換され、レジスタ4は、15ビットのレジスタ102に置換されている。104_0〜104_6より構成される7ビットのDFF群104は、DFF群5の各DFFの間に挿入され、DFF5のDFFがCLK_Hの立ち上がりで出力するデータをインバータ103を介して配信されるCLK_Hの立ち下がりでラッチして、後段のDFF群5のDFFに出力する。
【0028】
105の論理積群の各ANDゲートは、104のDFF群の対応する配列の出力をその片側の入力に受信する。6の論理積群の各ANDゲートの片側の入力には、図1と同様DFF群5の対応する配列の出力が接続されている。論理積群6の各ANDゲート及び論理積群105の各ANDゲートのもう一方の入力にはレジスタ102の出力が接続される。接続関係は、6_0〜6_7がそれぞれ、レジスタ102のQ0、Q2、Q4、Q6、Q8、Q10、Q12、Q14と接続され、105_0〜105_6がそれぞれ、レジスタ102のQ1、Q3、Q5、Q7、Q9、Q11、Q13と接続される。PWM信号PWMOUTを出力する最終段のORゲートは、図1の8ビット入力のORゲート7が、15ビット入力のORゲート106に置換されている。
【0029】
次に、以上の構成の本発明のPWM信号の動作について、図7を参照しながら説明する。以下の説明においては、図1と同様の動作となるレジスタ100、102、デコーダ101に関する部分の説明は省き、レジスタ102でセットされたデータに対応して、分解能が向上されたPWM信号がリングカウンタによって生成される部分に注目して説明を進める。
【0030】
図7は、パルス生成回路8がトリガ入力を基に生成したパルスを、DFF群5と104からなるリングカウンタ上を、CLK_Hの立ち上がり及び立ち下がりに同期して巡回しているときの各DFFのQ出力のレベルを示している。5_0〜5_7までのパルス伝送期間がPWMの1周期となる。図に示すように、DFF群104の各パルス出力は、隣り合うDFF群5のパルス出力に半周期オーバーラップするタイミングで出力される。このようなリングカウンタのパルス巡回動作に対して、(a)、(b)、(c)の枠に示すようにレジスタ102の値が設定されたときのPWMOUTの出力状態を同じ枠中に示す。(a)が示すのは、CLK_Hの立ち上がり)のDFF群5に対応したANDゲートに対してのみパルスの許可レベル‘1’を設定した場合を示す。この場合は、巡回するパルスの整数倍のパルス幅のPWM信号となる。これに対し、(b)のように、CLK_Hの立ち下がり同期のDFF群104に対応したANDゲートにも許可レベル‘1’を設定した場合(レジスタ102 Q9)、(a)で示した立ち上がり同期出力に付随する形で、CLK_Hの半周期分だけPWM幅が伸びる。又、(C)のようにパルスの途中がCLK_Hの半周期分だけ欠けたPWM信号の生成も可能である。このような手法によって、CLK_Hの周期の1.5倍、2.5倍、3.5倍、4.5倍、5.5倍、6.5倍、7.5倍といった図1のリングカウンタ構成を用いたPWM信号生成回路では生成できなかったパルス幅のPWM信号を生成できる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、原発のクロックの周期の半分の分解能を有するPWM信号を生成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PWM信号生成回路の構成を示す図。
【図2】図1のPWM信号生成回路の動作を示すタイミングチャート。
【図3】三角波と比較データからPWM信号を生成するアナログ方式を示す図。
【図4】(a)は、表現対象とする画像。
(b)は、アナログ方式のPWM生成回路で、レーザー駆動制御を行って、図4(a)の画像を形成した結果。
(c)は、図1のPWM信号生成回路で、レーザー駆動制御を行って、図4(a)の画像を形成した結果。
【図5】(a)は、表現対象とする画像。
(b)は、図1のPWM信号生成回路で、レーザー駆動制御を行って、図5(a)の画像を形成した結果。
【図6】本発明の実施の形態のPWM信号生成回路の構成を示す図。
【図7】本発明の実施の形態のPWM信号生成回路の動作を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
2、100、102 レジスタ
101 デコーダ
5、104 DFF群
6、105 ANDゲート群
9 ORゲート
106 パルス発生回路
10 Dフリップフロップ
11 ANDゲート
103 インバータ

Claims (5)

  1. クロックのエッジに同期してデータをラッチするN個のフリップフロップ、前記クロックの逆相エッジに同期してデータをラッチするN−1個のフリップフロップを備え、前記N個の各フリップフロップの間に前記N−1個の各フリップフロップが介在し、且つ、前記N個のフリップフロップの最後段から最前段へとデータが送信される構成のリングカウンタと、
    このリングカウンタの2N−1ビットの出力のそれぞれに対応した2N−1ビットのデータを更新し出力するパターンレジスタを備え、
    このパターンレジスタのビットが、前記リングカウンタのアクティブレベルを有効とするレベルであるとき、前記リングカウンタを巡回するアクティブレベルを出力させることを特徴とするPWM信号生成回路。
  2. Mビットの2進数データを、前記リングカウンタに入力されるクロックのN倍の周期のクロックに同期して、更新し出力する2進データレジスタと、
    前記2進データレジスタの出力に対応する10進数データと同数のビットに、前記アクティブレベルを有効とするレベルを出力するデコーダと、
    前記デコーダに対し、前記アクティブレベルを有効とするレベルの出力ビット位置を決めるモード信号を、前記リングカウンタに入力されるクロックのN倍の周期のクロックに同期して、更新し出力するモード信号レジスタとを備え、
    前記デコーダの出力データを前記パターンレジスタでラッチすることを特徴とする請求項2記載のPWM信号生成回路。
  3. 前記リングカウンタの所定のフリップフロップに対し、前記アクティブレベルに相当し前記リングカウンタに入力されるクロック周期以上の周期を有する外部信号ラインが接続されることを特徴とする請求項1及び請求項2記載のPWM信号生成回路。
  4. 前記リングカウンタには、所定のフリップフロップに対し、巡回するアクティブレベルの入力を阻止する信号ラインが接続されていることを特徴とする請求項3記載のPWM信号生成回路。
  5. 前記巡回するアクティブレベルの入力を阻止する信号ラインは、リングカウンタに入力されるクロックのN倍以上の時間幅の阻止レベルを出力し得ることを特徴とする請求項4記載のPWM信号生成回路。
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