JPH11150479A - パルス幅信号変換回路 - Google Patents
パルス幅信号変換回路Info
- Publication number
- JPH11150479A JPH11150479A JP31368297A JP31368297A JPH11150479A JP H11150479 A JPH11150479 A JP H11150479A JP 31368297 A JP31368297 A JP 31368297A JP 31368297 A JP31368297 A JP 31368297A JP H11150479 A JPH11150479 A JP H11150479A
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- Japan
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- width signal
- clock
- timing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画一的にかつ確実にパルス幅信号を変換可能
なパルス幅信号変換回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 ロード信号発生回路102によってPW
M信号Diに相当する周期で計数期間を規定するタイミ
ングパルスを生成して、該タイミングパルスの立上がり
エッジのタイミングでアップ/ダウンカウンタ101を
リセットした後、PWM信号Diがクロックをアップカ
ウントまたはダウンカウントし、シフトレジスタ104
によってアップ/ダウンカウンタ101の出力をnビッ
ト右シフトする。
なパルス幅信号変換回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 ロード信号発生回路102によってPW
M信号Diに相当する周期で計数期間を規定するタイミ
ングパルスを生成して、該タイミングパルスの立上がり
エッジのタイミングでアップ/ダウンカウンタ101を
リセットした後、PWM信号Diがクロックをアップカ
ウントまたはダウンカウントし、シフトレジスタ104
によってアップ/ダウンカウンタ101の出力をnビッ
ト右シフトする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス幅信号をパ
ラレルのデジタルデータに変換するパルス幅信号変換回
路に係り、特に、パルス幅信号を生成するためのクロッ
クと該パルス幅信号をパラレルのデジタルデータに変換
するためのクロックとの間に差があっても画一的にかつ
確実に変換可能なパルス幅信号変換回路に関する。
ラレルのデジタルデータに変換するパルス幅信号変換回
路に係り、特に、パルス幅信号を生成するためのクロッ
クと該パルス幅信号をパラレルのデジタルデータに変換
するためのクロックとの間に差があっても画一的にかつ
確実に変換可能なパルス幅信号変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パルス幅変調(以下、PWM
(Pulse Wide Modulation )と略記する)による信号伝
送は、ディジタルデータを簡単に伝えるために、しばし
ば用いられている。すなわち、PWM信号を生成する側
では、生成用のクロックに基づき、データに比例した一
定周期のPWM信号を生成し、該PWM信号を受け取っ
て使用する側では、これをPWM信号変換回路でパラレ
ルのデジタルデータに変換して使用する。従来のパルス
幅信号変換回路としては、例えば、図3に示すようなも
のがある。同図に示す従来のパルス幅変調変換回路は、
ロード信号発生回路302およびアップ/ダウンカウン
タ301を備えた構成である。図中、Diは入力される
PWM信号であり、CLKは変換用のクロックでPWM
信号生成用のクロックに相当する周波数を持つものであ
る。ロード信号発生回路302では、PWM信号Diに
相当するロード信号Ld(タイミングパルス)を生成す
る。また、アップ/ダウンカウンタ301では、ロード
信号LdがカウンタのLDに供給されて、該ロード信号
Ldのタイミングパルスの立上がりエッジのタイミング
でリセット(0値をロード)され、クロックCLKを計
数する。この時、PWM信号DiがカウンタのU/Dに
供給されており、PWM信号Diがハイレベルの時にク
ロックCLKをアップカウントし、PWM信号Diがロ
ウレベルの時にクロックCLKをダウンカウントする。
すなわちアップ/ダウンカウンタ301の出力Do’が
パラレルのデジタルデータとなる。
(Pulse Wide Modulation )と略記する)による信号伝
送は、ディジタルデータを簡単に伝えるために、しばし
ば用いられている。すなわち、PWM信号を生成する側
では、生成用のクロックに基づき、データに比例した一
定周期のPWM信号を生成し、該PWM信号を受け取っ
て使用する側では、これをPWM信号変換回路でパラレ
ルのデジタルデータに変換して使用する。従来のパルス
幅信号変換回路としては、例えば、図3に示すようなも
のがある。同図に示す従来のパルス幅変調変換回路は、
ロード信号発生回路302およびアップ/ダウンカウン
タ301を備えた構成である。図中、Diは入力される
PWM信号であり、CLKは変換用のクロックでPWM
信号生成用のクロックに相当する周波数を持つものであ
る。ロード信号発生回路302では、PWM信号Diに
相当するロード信号Ld(タイミングパルス)を生成す
る。また、アップ/ダウンカウンタ301では、ロード
信号LdがカウンタのLDに供給されて、該ロード信号
Ldのタイミングパルスの立上がりエッジのタイミング
でリセット(0値をロード)され、クロックCLKを計
数する。この時、PWM信号DiがカウンタのU/Dに
供給されており、PWM信号Diがハイレベルの時にク
ロックCLKをアップカウントし、PWM信号Diがロ
ウレベルの時にクロックCLKをダウンカウントする。
すなわちアップ/ダウンカウンタ301の出力Do’が
パラレルのデジタルデータとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパルス幅信号変換回路にあっては、PWM信号を生
成するためのクロックと該PWM信号をパラレルのデジ
タルデータに変換するためのクロックCLKとで差があ
る場合、同じデータであっても異なる結果を生成してし
まうという問題点があった。本発明は、上記従来の問題
点に鑑みてなされたものであって、PWM信号を生成す
るためのクロックと該PWM信号をパラレルのデジタル
データに変換するためのクロックに差があっても画一的
にかつ確実に変換可能なパルス幅信号変換回路を提供す
ることを目的としている。
来のパルス幅信号変換回路にあっては、PWM信号を生
成するためのクロックと該PWM信号をパラレルのデジ
タルデータに変換するためのクロックCLKとで差があ
る場合、同じデータであっても異なる結果を生成してし
まうという問題点があった。本発明は、上記従来の問題
点に鑑みてなされたものであって、PWM信号を生成す
るためのクロックと該PWM信号をパラレルのデジタル
データに変換するためのクロックに差があっても画一的
にかつ確実に変換可能なパルス幅信号変換回路を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るパルス幅信号変換回路はパ
ルス幅信号に相当する周期のタイミングパルスを生成す
るタイミング生成回路と、前記パルス幅信号を生成する
ためのクロックに相当する周波数より2n (nは整数)
倍早いクロックと、前記タイミングパルスの立上がりエ
ッジのタイミングでリセットされ、前記パルス幅信号が
2n 倍早いクロックでアップカウントまたはダウンカウ
ントするアップ/ダウンカウンタと、前記アップ/ダウ
ンカウンタの出力をnビット右シフトするシフト手段
と、とを具備するものである。また、請求項2に係るパ
ルス幅信号変換回路は、パルス幅信号に相当する周期の
タイミングパルスを生成するタイミング生成回路と、前
記パルス幅信号を生成するためのクロックに相当する周
波数より2m 倍(mは整数)して2m 逓倍クロックを生
成する逓倍回路と、前記タイミングパルスの立上がりエ
ッジのタイミングでリセットされ、前記パルス幅信号
が、それぞれ前記2m 逓倍クロックでアップカウントま
たはダウンカウントするアップ/ダウンカウンタと、前
記アップ/ダウンカウンタの出力をmビット右シフトす
るシフト手段とを具備するものである。 本発明の請求
項1に係るパルス幅信号変換回路では、タイミング生成
回路によってパルス幅信号に相当する周期で計数期間を
規定するタイミングパルスを生成し、該タイミングパル
スの立上がりエッジのタイミングでアップ/ダウンカウ
ンタをリセットした後、アップ/ダウンカウンタにおい
て、パルス幅信号をアップカウントまたはダウンカウン
トして、シフト手段によってアップ/ダウンカウンタの
出力をnビット右シフトする。このように2n 倍早いク
ロックで計数した後にnビット右シフトして戻すように
したので、パルス幅信号を生成するためのクロックと該
パルス幅信号をパラレルのデジタルデータに変換するた
めのクロックとに差があっても、シフト操作で破棄され
るビット部分に吸収されるので、結果として、画一的に
かつ確実にパルス幅信号を変換することができる。ま
た、請求項2に係るパルス幅信号変換回路では、タイミ
ング生成回路によってパルス幅信号に相当する周期で計
数期間を規定するタイミングパルスを生成し、該タイミ
ングパルスの立上がりエッジのタイミングでアップ/ダ
ウンカウンタをリセットした後、アップ/ダウンカウン
タにおいて、それぞれ逓倍回路で生成した2m 逓倍クロ
ックでアップカウントまたはダウンカウントして、シフ
ト手段によってアップ/ダウンカウンタの出力をmビッ
ト右シフトする。このように2m 逓倍したクロックで計
数した後にmビット右シフトして戻すようにしたので、
パルス幅信号を生成するためのクロックと該パルス幅信
号をパラレルのデジタルデータに変換するためのクロッ
クとに差があっても、逓倍したmビットの部分に吸収さ
れるので、結果として、画一的にかつ確実にパルス幅信
号を変換することができる。
に、本発明の請求項1に係るパルス幅信号変換回路はパ
ルス幅信号に相当する周期のタイミングパルスを生成す
るタイミング生成回路と、前記パルス幅信号を生成する
ためのクロックに相当する周波数より2n (nは整数)
倍早いクロックと、前記タイミングパルスの立上がりエ
ッジのタイミングでリセットされ、前記パルス幅信号が
2n 倍早いクロックでアップカウントまたはダウンカウ
ントするアップ/ダウンカウンタと、前記アップ/ダウ
ンカウンタの出力をnビット右シフトするシフト手段
と、とを具備するものである。また、請求項2に係るパ
ルス幅信号変換回路は、パルス幅信号に相当する周期の
タイミングパルスを生成するタイミング生成回路と、前
記パルス幅信号を生成するためのクロックに相当する周
波数より2m 倍(mは整数)して2m 逓倍クロックを生
成する逓倍回路と、前記タイミングパルスの立上がりエ
ッジのタイミングでリセットされ、前記パルス幅信号
が、それぞれ前記2m 逓倍クロックでアップカウントま
たはダウンカウントするアップ/ダウンカウンタと、前
記アップ/ダウンカウンタの出力をmビット右シフトす
るシフト手段とを具備するものである。 本発明の請求
項1に係るパルス幅信号変換回路では、タイミング生成
回路によってパルス幅信号に相当する周期で計数期間を
規定するタイミングパルスを生成し、該タイミングパル
スの立上がりエッジのタイミングでアップ/ダウンカウ
ンタをリセットした後、アップ/ダウンカウンタにおい
て、パルス幅信号をアップカウントまたはダウンカウン
トして、シフト手段によってアップ/ダウンカウンタの
出力をnビット右シフトする。このように2n 倍早いク
ロックで計数した後にnビット右シフトして戻すように
したので、パルス幅信号を生成するためのクロックと該
パルス幅信号をパラレルのデジタルデータに変換するた
めのクロックとに差があっても、シフト操作で破棄され
るビット部分に吸収されるので、結果として、画一的に
かつ確実にパルス幅信号を変換することができる。ま
た、請求項2に係るパルス幅信号変換回路では、タイミ
ング生成回路によってパルス幅信号に相当する周期で計
数期間を規定するタイミングパルスを生成し、該タイミ
ングパルスの立上がりエッジのタイミングでアップ/ダ
ウンカウンタをリセットした後、アップ/ダウンカウン
タにおいて、それぞれ逓倍回路で生成した2m 逓倍クロ
ックでアップカウントまたはダウンカウントして、シフ
ト手段によってアップ/ダウンカウンタの出力をmビッ
ト右シフトする。このように2m 逓倍したクロックで計
数した後にmビット右シフトして戻すようにしたので、
パルス幅信号を生成するためのクロックと該パルス幅信
号をパラレルのデジタルデータに変換するためのクロッ
クとに差があっても、逓倍したmビットの部分に吸収さ
れるので、結果として、画一的にかつ確実にパルス幅信
号を変換することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパルス幅信号変換
回路の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明の一実施形態に係るパルス幅信号変
換回路の構成図である。同図において、本実施形態のパ
ルス幅信号変換回路は、アップ/ダウンカウンタ10
1、ロード信号発生回路(タイミング生成回路)10
2、シフトレジスタ(シフト手段)104とを備えて構
成されている。図中、Diは入力されるPWM信号であ
り、CLKは変換用のクロックでPWM信号Diを生成
するためのクロックに相当する周波数より2n 倍早い周
波数を持つものである。ロード信号発生回路(タイミン
グ生成回路)102は、PWM信号Diに相当する周期
のタイミングパルスをロード信号Ldとして生成する。
また、アップ/ダウンカウンタ101では、ロード信号
LdがカウンタのLDに供給されて、該ロード信号Ld
のタイミングパルスの立上がりエッジのタイミングでリ
セット(例として、データ "1”をロード)され、クロ
ックで計数する。この時、PWM信号Diがカウンタの
U/Dに供給されており、PWM信号Diがハイレベル
の時にクロックをアップカウントし、PWM信号Diが
ロウレベルの時にクロックをダウンカウントする。さら
に、シフトレジスタ104では、アップ/ダウンカウン
タ101の出力をnビットだけ右シフトして2n 倍の計
数結果を1/2n にして元に戻す。すなわち、シフトレ
ジスタ104の出力Doがパラレルのデジタルデータと
なる。 図2は、本実施形態のパルス幅信号変換回路の
動作を説明するタイミングチャートである。尚、ここで
は、図2(a)は入力となるPWM信号Di、図2
(b)はクロックが早い場合、図2(c)は同じ場合、
図2(d)はクロックが遅い場合、図2(e)はロード
信号Ldのそれぞれ信号波形を示す。すなわち、図2
(b)に示すように、クロックが早い場合に、アップダ
ウン/カウンタ101の計数結果は、本来予定されてい
る計数値よりも”1”多い値となってしまうが、加算さ
れて”2”となり、該”+2”は、シフトレジスタ10
4による2ビット右シフトで破棄されることとなって、
データDoに影響が及ぶことはない。また、図2(d)
に示すようにクロックが遅い場合でも、アップダウン/
カウンタ101の計数結果は、本来予定されている計数
値よりも”1”少ない値となってしまうが、加算され
て”0”となり、該”0”は、シフトレジスタ104に
よる2ビット右シフトで破棄されることとなって、デー
タDoに影響が及ぶことはない。このように本実施形態
のパルス幅信号変換回路では、PWM信号Diを生成す
るためのクロックと該PWM信号Diをパラレルのデジ
タルデータに変換するためのクロックCLKとの間に差
があっても、シフトレジスタ104によってnビット右
シフトするので、差がシフト操作で破棄されるビット部
分に吸収されるので、結果として、画一的にかつ確実に
パルス幅信号を変換することができる。また、本実施形
態のパルス幅信号変換回路において、クロックCLKを
パルス幅信号を生成するためのクロックに相当する周波
数より2m 逓倍(mは整数)して2m 逓倍クロックを生
成する逓倍回路に置き換えても構わない。この場合、シ
フトレジスタ104では、アップ/ダウンカウンタ10
1の出力をmビットだけ右シフトして2m の計数結果を
1/2m 倍して元に戻すことになる。したがって、この
変形された形態においても、PWM信号Diを生成する
ためのクロックと該PWM信号Diをパラレルのデジタ
ルデータに変換するためのクロックCLKとの間に差が
ある場合でも、クロックCLKを逓倍回路により2
m逓倍された2 m 逓倍クロックにより計数した後、シフ
トレジスタ104によってmビット右シフトするので、
該差が逓倍したmビットの部分に吸収されるので、結果
として画一的にかつ確実にパルス幅信号を変換すること
ができる。
回路の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明の一実施形態に係るパルス幅信号変
換回路の構成図である。同図において、本実施形態のパ
ルス幅信号変換回路は、アップ/ダウンカウンタ10
1、ロード信号発生回路(タイミング生成回路)10
2、シフトレジスタ(シフト手段)104とを備えて構
成されている。図中、Diは入力されるPWM信号であ
り、CLKは変換用のクロックでPWM信号Diを生成
するためのクロックに相当する周波数より2n 倍早い周
波数を持つものである。ロード信号発生回路(タイミン
グ生成回路)102は、PWM信号Diに相当する周期
のタイミングパルスをロード信号Ldとして生成する。
また、アップ/ダウンカウンタ101では、ロード信号
LdがカウンタのLDに供給されて、該ロード信号Ld
のタイミングパルスの立上がりエッジのタイミングでリ
セット(例として、データ "1”をロード)され、クロ
ックで計数する。この時、PWM信号Diがカウンタの
U/Dに供給されており、PWM信号Diがハイレベル
の時にクロックをアップカウントし、PWM信号Diが
ロウレベルの時にクロックをダウンカウントする。さら
に、シフトレジスタ104では、アップ/ダウンカウン
タ101の出力をnビットだけ右シフトして2n 倍の計
数結果を1/2n にして元に戻す。すなわち、シフトレ
ジスタ104の出力Doがパラレルのデジタルデータと
なる。 図2は、本実施形態のパルス幅信号変換回路の
動作を説明するタイミングチャートである。尚、ここで
は、図2(a)は入力となるPWM信号Di、図2
(b)はクロックが早い場合、図2(c)は同じ場合、
図2(d)はクロックが遅い場合、図2(e)はロード
信号Ldのそれぞれ信号波形を示す。すなわち、図2
(b)に示すように、クロックが早い場合に、アップダ
ウン/カウンタ101の計数結果は、本来予定されてい
る計数値よりも”1”多い値となってしまうが、加算さ
れて”2”となり、該”+2”は、シフトレジスタ10
4による2ビット右シフトで破棄されることとなって、
データDoに影響が及ぶことはない。また、図2(d)
に示すようにクロックが遅い場合でも、アップダウン/
カウンタ101の計数結果は、本来予定されている計数
値よりも”1”少ない値となってしまうが、加算され
て”0”となり、該”0”は、シフトレジスタ104に
よる2ビット右シフトで破棄されることとなって、デー
タDoに影響が及ぶことはない。このように本実施形態
のパルス幅信号変換回路では、PWM信号Diを生成す
るためのクロックと該PWM信号Diをパラレルのデジ
タルデータに変換するためのクロックCLKとの間に差
があっても、シフトレジスタ104によってnビット右
シフトするので、差がシフト操作で破棄されるビット部
分に吸収されるので、結果として、画一的にかつ確実に
パルス幅信号を変換することができる。また、本実施形
態のパルス幅信号変換回路において、クロックCLKを
パルス幅信号を生成するためのクロックに相当する周波
数より2m 逓倍(mは整数)して2m 逓倍クロックを生
成する逓倍回路に置き換えても構わない。この場合、シ
フトレジスタ104では、アップ/ダウンカウンタ10
1の出力をmビットだけ右シフトして2m の計数結果を
1/2m 倍して元に戻すことになる。したがって、この
変形された形態においても、PWM信号Diを生成する
ためのクロックと該PWM信号Diをパラレルのデジタ
ルデータに変換するためのクロックCLKとの間に差が
ある場合でも、クロックCLKを逓倍回路により2
m逓倍された2 m 逓倍クロックにより計数した後、シフ
トレジスタ104によってmビット右シフトするので、
該差が逓倍したmビットの部分に吸収されるので、結果
として画一的にかつ確実にパルス幅信号を変換すること
ができる。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るパルス幅信号変換回路によれば、タイミング生成
回路によってパルス幅信号に相当する周期で計数期間を
規定するタイミングパルスを生成し、該タイミングパル
スの立上がりエッジのタイミングでアップ/ダウンカウ
ンタをリセットした後、アップ/ダウンカウンタにおい
て、クロックをアップカウントまたはダウンカウント
し、さらに、シフト手段によってアップ/ダウンカウン
タの出力をnビット右シフトして戻すこととしたので、
パルス幅信号を生成するためのクロックと該パルス幅信
号をパラレルのデジタルデータに変換するためのクロッ
クとの間に差があっても、該差がシフト操作で破棄され
るビット部分に吸収されるので、結果として、画一的に
かつ確実にパルス幅信号を変換し得るパルス幅信号変換
回路を提供することができる。また、請求項2に係るパ
ルス幅信号変換回路によれば、タイミング生成回路によ
ってパルス幅信号に相当する周期で計数期間を規定する
タイミングパルスを生成し、該タイミングパルスの立上
がりエッジのタイミングでアップ/ダウンカウンタをリ
セットした後、アップ/ダウンカウンタにおいて、それ
ぞれ逓倍回路で生成した2m 逓倍クロックでアップカウ
ントまたはダウンカウントし、さらに、シフト手段によ
ってアップ/ダウンカウンタの出力をmビット右シフト
することとしたので、パルス幅信号を生成するためのク
ロックと該パルス幅信号をパラレルのデジタルデータに
変換するためのクロックとの間に差があっても、該差が
逓倍したmビットの部分に吸収されるので、結果とし
て、画一的にかつ確実にパルス幅信号を変換し得るパル
ス幅信号変換回路を提供することができる。
に係るパルス幅信号変換回路によれば、タイミング生成
回路によってパルス幅信号に相当する周期で計数期間を
規定するタイミングパルスを生成し、該タイミングパル
スの立上がりエッジのタイミングでアップ/ダウンカウ
ンタをリセットした後、アップ/ダウンカウンタにおい
て、クロックをアップカウントまたはダウンカウント
し、さらに、シフト手段によってアップ/ダウンカウン
タの出力をnビット右シフトして戻すこととしたので、
パルス幅信号を生成するためのクロックと該パルス幅信
号をパラレルのデジタルデータに変換するためのクロッ
クとの間に差があっても、該差がシフト操作で破棄され
るビット部分に吸収されるので、結果として、画一的に
かつ確実にパルス幅信号を変換し得るパルス幅信号変換
回路を提供することができる。また、請求項2に係るパ
ルス幅信号変換回路によれば、タイミング生成回路によ
ってパルス幅信号に相当する周期で計数期間を規定する
タイミングパルスを生成し、該タイミングパルスの立上
がりエッジのタイミングでアップ/ダウンカウンタをリ
セットした後、アップ/ダウンカウンタにおいて、それ
ぞれ逓倍回路で生成した2m 逓倍クロックでアップカウ
ントまたはダウンカウントし、さらに、シフト手段によ
ってアップ/ダウンカウンタの出力をmビット右シフト
することとしたので、パルス幅信号を生成するためのク
ロックと該パルス幅信号をパラレルのデジタルデータに
変換するためのクロックとの間に差があっても、該差が
逓倍したmビットの部分に吸収されるので、結果とし
て、画一的にかつ確実にパルス幅信号を変換し得るパル
ス幅信号変換回路を提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るパルス幅信号変換回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図2】実施形態のパルス幅信号変換回路の動作を説明
するタイミングチャートである。
するタイミングチャートである。
【図3】従来のパルス幅信号変換回路の構成図である。
101,301 アップ/ダウンカウンタ 102,302 ロード信号発生回路(タイミング生
成回路) 104 シフトレジスタ(シフト手段) Di PWM信号 CLK 読取り用クロック Ld ロード信号 Do,Do’ 出力データ(変換したパラレルのデジタ
ルデータ)
成回路) 104 シフトレジスタ(シフト手段) Di PWM信号 CLK 読取り用クロック Ld ロード信号 Do,Do’ 出力データ(変換したパラレルのデジタ
ルデータ)
Claims (2)
- 【請求項1】 パルス幅信号に相当する周期のタイミン
グパルスを生成するタイミング生成回路と、 前記パルス幅信号を生成するためのクロックに相当する
周波数より2n (nは整数)倍早いクロックと、 前記タイミングパルスの立上がりエッジのタイミングで
リセットされ、前記パルス幅信号が2n 倍早いクロック
でアップカウントまたはダウンカウントするアップ/ダ
ウンカウンタと、 前記アップ/ダウンカウンタの出力をnビット右シフト
するシフト手段と、を有することを特徴とするパルス幅
信号変換回路。 - 【請求項2】 パルス幅信号に相当する周期のタイミン
グパルスを生成するタイミング生成回路と、 前記パルス幅信号を生成するためのクロックに相当する
周波数より2m 倍(mは整数)して2m 逓倍クロックを
生成する逓倍回路と、 前記タイミングパルスの立上がりエッジのタイミングで
リセットされ、前記パルス幅信号が、それぞれ前記2m
逓倍クロックでアップカウントまたはダウンカウントす
るアップ/ダウンカウンタと、 前記アップ/ダウンカウンタの出力をmビット右シフト
するシフト手段と、を有することを特徴とするパルス幅
信号変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31368297A JPH11150479A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | パルス幅信号変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31368297A JPH11150479A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | パルス幅信号変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11150479A true JPH11150479A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18044251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31368297A Pending JPH11150479A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | パルス幅信号変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11150479A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014110610A (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Nec Engineering Ltd | デジタル復調回路、デジタル復調方法及びデジタル復調用プログラム |
CN107219385A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-09-29 | 深圳市杰普特光电股份有限公司 | 信号发生装置 |
JP2019012335A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 矢崎総業株式会社 | 情報設定装置及び電子機器 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31368297A patent/JPH11150479A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014110610A (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Nec Engineering Ltd | デジタル復調回路、デジタル復調方法及びデジタル復調用プログラム |
CN107219385A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-09-29 | 深圳市杰普特光电股份有限公司 | 信号发生装置 |
JP2019012335A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 矢崎総業株式会社 | 情報設定装置及び電子機器 |
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