JP2005005091A - 固定・接続用脚部 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、例えば、プリント基板にコネクタを半田付けで固定する固定・接続用脚部に係り、脚部が単品若しくは製品部材の一部としての梱包時において、挿入部に他の脚部が填って絡んだり変形したりするのを防止し、更に、半田付けの固定を強化することが課題である。
【解決手段】プリント基板の取付孔に挿入部が挿入されるコネクタ固定用の板状固定脚部で、前記挿入部に板厚方向に設けられた貫通孔を有する固定脚部において、前記貫通孔が長孔に形成されるとともに、該長孔の長辺部に突起若しくは膨出部が設けられている固定・接続用脚部1である。
【選択図】 図1
【解決手段】プリント基板の取付孔に挿入部が挿入されるコネクタ固定用の板状固定脚部で、前記挿入部に板厚方向に設けられた貫通孔を有する固定脚部において、前記貫通孔が長孔に形成されるとともに、該長孔の長辺部に突起若しくは膨出部が設けられている固定・接続用脚部1である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント基板にコネクタ又はシールド部材等を半田付けで固定する固定・接続用脚部に係り、詳しくは、この脚部が単品梱包時若しくはシールド部材の梱包時において、脚部の挿入部に他の脚部が填って絡んだりするのを防止し、更に、半田付けの固定を強化するようにした固定・接続用脚部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、プリント基板にコネクタ類を実装したり、EMI対策用シールド類を実装したり、電子部品を実装したりするときには、例えば、当該プリント基板の所定の位置に設けられた取付孔に、前記コネクタ類に一体に設けられた金属製脚部を挿入し、それを半田付けディップ槽に流して半田付けを行っている。
【0003】
例えば、金属製電源ユニットのケースの一部から下方に脚部が伸び、プリント基板の取付孔に前記脚部が挿入されて半田付けされるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−149798号公報(第2−3頁、第2図乃至第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記脚部の形状は、例えば、図5に示すように、EMI対策用シールド11に形成された脚部12が、プリント基板13の取付孔13aに挿入されて、半田付けされる場合に、板厚方向に貫通孔12aが設けられている。
【0006】
前記貫通孔12aは、軽量化のためと、この脚部を取付孔13aに挿入する際の脚部の変形用の孔として作用させるものである。また、半田がこの貫通孔12aに入り込んで半田固着力も向上するものである。しかしながら、前記貫通孔12aが存在するために、この脚部を区分けせずに袋詰め等すると、脚部12が他の脚部12の貫通孔12aに填り込んでしまい、絡まることがある。
【0007】
また、コネクタ等の絶縁ハウジングに圧入等される単品としての脚部の場合に、この脚部12を圧入器で圧入する際に、若しくは、金型に装着して、コネクタ等にインサート成形する際に、袋から出したときに脚部同士が絡まった状態のままでは、変形してしまうことがあり、また、正常に部品供給することができない。その場合、手作業で一々絡まった脚部同士を解さなければならず、手間の掛かる作業となる。本発明に係る固定・接続用脚部はこのような課題を解決するために提案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る固定・接続用脚部の要旨は、プリント基板の取付孔に挿入部が挿入されるコネクタ固定用の板状固定脚部で、前記挿入部に板厚方向に設けられた貫通孔を有する固定脚部において、前記貫通孔が長孔に形成されるとともに、該長孔の長辺部に突起若しくは膨出部が設けられていることである。
【0009】
前記突起若しくは膨出部の形状は、矩形状、三角形状、台形状、半円形状、半円形状、これらの略同形状のうちの一つ又は二以上の組合せであること、;
前記突起若しくは膨出部は、対向する両長辺部のうち片側のみに設けられていること、を含むものである。
【0010】
本発明に係る固定・接続用脚部によれば、挿入部における長孔に突起若しくは膨出部が設けられているので、この脚部が単品として若しくは部材の一部として袋詰めにされ、脚部が前記長孔に入り込もうとしても前記突起により阻止され、脚部同士が絡まるおそれが無くなるとともに、変形することが無くなる。また、プリント基板の取付孔に前記脚部を挿入して半田付けすると、前記突起若しくは膨出部の部分で長孔の空間が狭くなって、半田の付きが良くなり、取付強度が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る固定・接続用脚部(以下、単に脚部という)1について、図面を参照して説明する。なお、発明の理解を容易にするため、従来例に対応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。
【0012】
前記脚部1は、図1に示すように、例えばコネクタ等の合成樹脂製ハウジングの嵌合部に圧入したりインサートしたりする単品の場合であり、上部の嵌合部1aと、圧入する場合の係合突起1b(図示のものは圧入用の場合を示している)と、プリント基板の孔に挿入する下部の挿入部1cと、該挿入部1cの外側に設けられた装着用突起1dと、板厚方向に打ち抜かれ上下方向に長い長孔1eとがある。
【0013】
前記長孔1eには、図1(A)に示すように、該長孔1eの長辺部に突起1f,1gが設けられている。この突起1f,1gは対向して互いに近接するように突出されている。その突起若しくは膨出部の形状は、図示では半円形状にされているが、これに限らず、図2に示すように、矩形状(同図(C))、三角形状(同図(A))、台形状(同図(B))、半楕円形状(図示せず)、更に、これらの略同形状のうちの一つ(同図(E))又は二以上の組合せ(同図(D))、更には、なだらかな曲線で膨出させた膨出部(同図(F))、とすることも、提案できるものである。
【0014】
前記突起1f,1gの近接具合は、図1(A)に示すように、間隔aが、この脚部1の板厚よりも狭いことが条件である。そうすることで、他の脚部1の挿入部1cが、長孔1eに填り込むことがないからである。
【0015】
図3に示すものは、前記脚部1を、合成樹脂製の絶縁ハウジング2に複数のコンタクト3を圧入し、該絶縁ハウジング2の嵌合孔2aに嵌合させた、プラグコネクタ4としたものである。
【0016】
前記脚部1が前記絶縁ハウジング2に嵌合される前において、部品として袋詰めされた状態では、図4(A)に示すように、複雑に絡み合うように接しても、長孔1eに突起1f,1gが在ることで、他の脚部1の挿入部1cが填り込むことがない。よって、単品の脚部1を袋等の梱包材から取り出しやすくなる。また、プラグコネクタ4に圧入された脚部1同士においても、絡み合うことがなく、変形も起きにくい。
【0017】
なお、シールド部材等の一部として脚部1が形成されている場合も同様に、そのシールド部材を多数個箱詰めした際にも、当該脚部1に他のシールド部材の挿入部1cが填り込むのが防止され、絡み合うことがなく、変形も起きにくいものである。
【0018】
前記プラグコネクタ4のプリント基板取付用脚部として一体に形成した後は、図4(B)に示すように、プリント基板13の取付孔13aに前記脚部1の挿入部1cを挿入して、ディップ槽で半田付けすると、長孔1eにおける縁部の長さが長くなって、その結果、半田付着面積が大きくなり、固定強度が向上する。また、プリント基板13の取付孔13aの径が小さい時には、挿入時に突起1f,1g同士がぶつかり、長孔1eの過度の変形を防止する作用がある。
【0019】
【発明の効果】
上記説明したように、本発明に係る固定・接続用脚部は、プリント基板の取付孔に挿入部が挿入されるコネクタ固定用の板状固定脚部で、前記挿入部に板厚方向に設けられた貫通孔を有する固定脚部において、前記貫通孔が長孔に形成されるとともに、該長孔の長辺部に突起が設けられているので、この脚部を袋詰めしても互いに絡まることが無く、袋から取り出しやすく、変形も、しにくくなるばかりでなく、部品供給装置等にも投入しやすくなる。また、プリント基板の取付孔に半田付けした場合に、半田付着強度が向上すると言う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固定・接続用脚部1の正面図(A)、側面図(B)である。
【図2】同本発明に係る固定・接続用脚部1の長孔1eに設ける突起若しくは膨出部の各種形状を示す実施例の一部正面図(A),(B),(C),(D),(E),(F)である。
【図3】同本発明に係る固定・接続用脚部1の使用状態の平面図(A)と、断面図(B)である。
【図4】同本発明に係る固定・接続用脚部1を、例えば、袋詰めした場合にでも、互いに絡まり合うことがない様子を示す説明図(A)と、プリント基板13に装着して半田付けした場合の説明図である。
【図5】従来例に係る脚部12の使用説明図(A),(B)である。
【符号の説明】
1 固定・接続用脚部、 1a 嵌合部、
1b 係合突起、 1c 挿入部、
1d 装着用突起、 1e 長孔、
1f,1g 突起、 2 絶縁ハウジング、
2a 嵌合孔、 3 コンタクト、
4 プラグコネクタ、 11 シールド、
12 脚部、 12a 貫通孔、
13 プリント基板、 13a 取付孔。
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント基板にコネクタ又はシールド部材等を半田付けで固定する固定・接続用脚部に係り、詳しくは、この脚部が単品梱包時若しくはシールド部材の梱包時において、脚部の挿入部に他の脚部が填って絡んだりするのを防止し、更に、半田付けの固定を強化するようにした固定・接続用脚部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、プリント基板にコネクタ類を実装したり、EMI対策用シールド類を実装したり、電子部品を実装したりするときには、例えば、当該プリント基板の所定の位置に設けられた取付孔に、前記コネクタ類に一体に設けられた金属製脚部を挿入し、それを半田付けディップ槽に流して半田付けを行っている。
【0003】
例えば、金属製電源ユニットのケースの一部から下方に脚部が伸び、プリント基板の取付孔に前記脚部が挿入されて半田付けされるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−149798号公報(第2−3頁、第2図乃至第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記脚部の形状は、例えば、図5に示すように、EMI対策用シールド11に形成された脚部12が、プリント基板13の取付孔13aに挿入されて、半田付けされる場合に、板厚方向に貫通孔12aが設けられている。
【0006】
前記貫通孔12aは、軽量化のためと、この脚部を取付孔13aに挿入する際の脚部の変形用の孔として作用させるものである。また、半田がこの貫通孔12aに入り込んで半田固着力も向上するものである。しかしながら、前記貫通孔12aが存在するために、この脚部を区分けせずに袋詰め等すると、脚部12が他の脚部12の貫通孔12aに填り込んでしまい、絡まることがある。
【0007】
また、コネクタ等の絶縁ハウジングに圧入等される単品としての脚部の場合に、この脚部12を圧入器で圧入する際に、若しくは、金型に装着して、コネクタ等にインサート成形する際に、袋から出したときに脚部同士が絡まった状態のままでは、変形してしまうことがあり、また、正常に部品供給することができない。その場合、手作業で一々絡まった脚部同士を解さなければならず、手間の掛かる作業となる。本発明に係る固定・接続用脚部はこのような課題を解決するために提案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る固定・接続用脚部の要旨は、プリント基板の取付孔に挿入部が挿入されるコネクタ固定用の板状固定脚部で、前記挿入部に板厚方向に設けられた貫通孔を有する固定脚部において、前記貫通孔が長孔に形成されるとともに、該長孔の長辺部に突起若しくは膨出部が設けられていることである。
【0009】
前記突起若しくは膨出部の形状は、矩形状、三角形状、台形状、半円形状、半円形状、これらの略同形状のうちの一つ又は二以上の組合せであること、;
前記突起若しくは膨出部は、対向する両長辺部のうち片側のみに設けられていること、を含むものである。
【0010】
本発明に係る固定・接続用脚部によれば、挿入部における長孔に突起若しくは膨出部が設けられているので、この脚部が単品として若しくは部材の一部として袋詰めにされ、脚部が前記長孔に入り込もうとしても前記突起により阻止され、脚部同士が絡まるおそれが無くなるとともに、変形することが無くなる。また、プリント基板の取付孔に前記脚部を挿入して半田付けすると、前記突起若しくは膨出部の部分で長孔の空間が狭くなって、半田の付きが良くなり、取付強度が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る固定・接続用脚部(以下、単に脚部という)1について、図面を参照して説明する。なお、発明の理解を容易にするため、従来例に対応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。
【0012】
前記脚部1は、図1に示すように、例えばコネクタ等の合成樹脂製ハウジングの嵌合部に圧入したりインサートしたりする単品の場合であり、上部の嵌合部1aと、圧入する場合の係合突起1b(図示のものは圧入用の場合を示している)と、プリント基板の孔に挿入する下部の挿入部1cと、該挿入部1cの外側に設けられた装着用突起1dと、板厚方向に打ち抜かれ上下方向に長い長孔1eとがある。
【0013】
前記長孔1eには、図1(A)に示すように、該長孔1eの長辺部に突起1f,1gが設けられている。この突起1f,1gは対向して互いに近接するように突出されている。その突起若しくは膨出部の形状は、図示では半円形状にされているが、これに限らず、図2に示すように、矩形状(同図(C))、三角形状(同図(A))、台形状(同図(B))、半楕円形状(図示せず)、更に、これらの略同形状のうちの一つ(同図(E))又は二以上の組合せ(同図(D))、更には、なだらかな曲線で膨出させた膨出部(同図(F))、とすることも、提案できるものである。
【0014】
前記突起1f,1gの近接具合は、図1(A)に示すように、間隔aが、この脚部1の板厚よりも狭いことが条件である。そうすることで、他の脚部1の挿入部1cが、長孔1eに填り込むことがないからである。
【0015】
図3に示すものは、前記脚部1を、合成樹脂製の絶縁ハウジング2に複数のコンタクト3を圧入し、該絶縁ハウジング2の嵌合孔2aに嵌合させた、プラグコネクタ4としたものである。
【0016】
前記脚部1が前記絶縁ハウジング2に嵌合される前において、部品として袋詰めされた状態では、図4(A)に示すように、複雑に絡み合うように接しても、長孔1eに突起1f,1gが在ることで、他の脚部1の挿入部1cが填り込むことがない。よって、単品の脚部1を袋等の梱包材から取り出しやすくなる。また、プラグコネクタ4に圧入された脚部1同士においても、絡み合うことがなく、変形も起きにくい。
【0017】
なお、シールド部材等の一部として脚部1が形成されている場合も同様に、そのシールド部材を多数個箱詰めした際にも、当該脚部1に他のシールド部材の挿入部1cが填り込むのが防止され、絡み合うことがなく、変形も起きにくいものである。
【0018】
前記プラグコネクタ4のプリント基板取付用脚部として一体に形成した後は、図4(B)に示すように、プリント基板13の取付孔13aに前記脚部1の挿入部1cを挿入して、ディップ槽で半田付けすると、長孔1eにおける縁部の長さが長くなって、その結果、半田付着面積が大きくなり、固定強度が向上する。また、プリント基板13の取付孔13aの径が小さい時には、挿入時に突起1f,1g同士がぶつかり、長孔1eの過度の変形を防止する作用がある。
【0019】
【発明の効果】
上記説明したように、本発明に係る固定・接続用脚部は、プリント基板の取付孔に挿入部が挿入されるコネクタ固定用の板状固定脚部で、前記挿入部に板厚方向に設けられた貫通孔を有する固定脚部において、前記貫通孔が長孔に形成されるとともに、該長孔の長辺部に突起が設けられているので、この脚部を袋詰めしても互いに絡まることが無く、袋から取り出しやすく、変形も、しにくくなるばかりでなく、部品供給装置等にも投入しやすくなる。また、プリント基板の取付孔に半田付けした場合に、半田付着強度が向上すると言う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固定・接続用脚部1の正面図(A)、側面図(B)である。
【図2】同本発明に係る固定・接続用脚部1の長孔1eに設ける突起若しくは膨出部の各種形状を示す実施例の一部正面図(A),(B),(C),(D),(E),(F)である。
【図3】同本発明に係る固定・接続用脚部1の使用状態の平面図(A)と、断面図(B)である。
【図4】同本発明に係る固定・接続用脚部1を、例えば、袋詰めした場合にでも、互いに絡まり合うことがない様子を示す説明図(A)と、プリント基板13に装着して半田付けした場合の説明図である。
【図5】従来例に係る脚部12の使用説明図(A),(B)である。
【符号の説明】
1 固定・接続用脚部、 1a 嵌合部、
1b 係合突起、 1c 挿入部、
1d 装着用突起、 1e 長孔、
1f,1g 突起、 2 絶縁ハウジング、
2a 嵌合孔、 3 コンタクト、
4 プラグコネクタ、 11 シールド、
12 脚部、 12a 貫通孔、
13 プリント基板、 13a 取付孔。
Claims (3)
- プリント基板の取付孔に挿入部が挿入されるコネクタ固定用の板状固定脚部で、前記挿入部に板厚方向に設けられた貫通孔を有する固定脚部において、
前記貫通孔が長孔に形成されるとともに、該長孔の長辺部に突起若しくは膨出部が設けられていること、
を特徴とする固定・接続用脚部。 - 突起若しくは膨出部の形状は、矩形状、三角形状、台形状、半円形状、半楕円形状、これらの略同形状のうちの一つ又は二以上の組合せであること、
を特徴とする請求項1に記載の固定・接続用脚部。 - 突起若しくは膨出部は、対向する両長辺部のうち片側のみに設けられていること、
を特徴とする請求項1または2に記載の固定・接続用脚部。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003166279A JP2005005091A (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 固定・接続用脚部 |
US10/863,364 US20050003704A1 (en) | 2003-06-11 | 2004-06-09 | Leg part for fixing connector to printed board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003166279A JP2005005091A (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 固定・接続用脚部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005005091A true JP2005005091A (ja) | 2005-01-06 |
Family
ID=33549250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003166279A Pending JP2005005091A (ja) | 2003-06-11 | 2003-06-11 | 固定・接続用脚部 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050003704A1 (ja) |
JP (1) | JP2005005091A (ja) |
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WO2016127334A1 (zh) * | 2015-02-11 | 2016-08-18 | 华为技术有限公司 | 电子元件引脚和电子元件 |
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DE102016118527A1 (de) * | 2016-09-29 | 2018-03-29 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Bauelement, Positioniervorrichtung und Verfahren zur Lötbefestigung des Bauelements |
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