JP2005004993A - プラグ型コネクタ及びこれを含む電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】FFCの接続作業が容易であり、しかもFFCの保持が確実であるプラグ型コネクタを提供すること。
【解決手段】FFC1を予め止定部材23の環状部37に挿通させて、FFC1の端部1aをホルダ22の載置板25に仮保持する。止定部材23の環状部37を、FFC1の端部1aを仮保持した載置板25に嵌め合わせて、止定部材23をホルダ22に連結しプラグ型コネクタ2を組み立てると共に、FFC1の端部1aを接続する。組み立てられたプラグ型コネクタ2をベースコネクタ3に連結する。
【選択図】 図8
【解決手段】FFC1を予め止定部材23の環状部37に挿通させて、FFC1の端部1aをホルダ22の載置板25に仮保持する。止定部材23の環状部37を、FFC1の端部1aを仮保持した載置板25に嵌め合わせて、止定部材23をホルダ22に連結しプラグ型コネクタ2を組み立てると共に、FFC1の端部1aを接続する。組み立てられたプラグ型コネクタ2をベースコネクタ3に連結する。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、FFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)を接続するためのプラグ型コネクタおよびこれを含む電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フレキシブル回路基板としてのFPCの端部を接続したプラグ型コネクタを、基板に固定されたリセプタクル型のベースコネクタに連結することで、FPCと基板との接続を達成することが行われている。
例えば、特許文献1のプラグ型コネクタでは、プラグハウジングを互いに分割された一対の挟持部材で構成し、一対の挟持部材間にFPCの端部を挟持した状態で一対の挟持部材を互いに連結するようにしている。また、一方の挟持部材に設けられた固定ピンが、FPCの幅方向中間部に設けられた貫通孔を貫通して他方の挟持部材に嵌合し、FPCをプラグハウジングに確実に保持するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−329619号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通例、FFCは、FPCと比較して、導体のレイアウトの自由度が小さく、したがって、FFCにおいて、幅方向中間部に上記のような固定ピン用の貫通孔等を設けることが困難である。すなわち、特許文献1のプラグ型コネクタをFFC接続用に適用することは困難である。
仮に固定ピンを用いないで、特許文献1のプラグ型コネクタをFFC接続用に適用した場合、各挟持部材の寸法精度や、両挟持部材の組合せ精度のばらつき等で、FFCの保持が不安定となるおそれがある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、FFCの接続作業が容易であり、しかもFFCの保持が確実であるプラグ型コネクタおよびこれを含む電気コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するため、
第1発明は、FFCを接続するためのプラグ型コネクタであって、FFCの端部を仮保持状態に載置可能な載置板を含むホルダと、このホルダにFFCの端部を止定可能な止定部材とを備え、この止定部材は、FFCの端部を載置した状態のホルダの載置板をFFCとともに挿通可能な環状部と、この環状部内に予めFFCを挿通させた状態で環状部をホルダ側へ寄せるときにホルダの対応する被係止部に係合可能な係止部とを含むことを特徴とするプラグ型コネクタを提供するものである。
【0007】
本発明では、FFCの端部をホルダの載置板に仮保持した状態で、止定部材の環状部をFFCの端部および載置板に嵌め合わせて止定部材の係止部をホルダの被係止部に係止することで、当該プラグ型コネクタにFFCを容易に接続することができる。従来のように、互いに連結される2つの挟持部材間にFFCを挟持する場合は、挟持部材の寸法精度や組合せ精度のばらつきでFFCの保持が不安定となるおそれがある。これに対して、本発明では、環状部を有する止定部材を用いるので、FFCを安定して保持することができる。
【0008】
第2発明は、第1発明において、上記FFCはその端部の裏面に露出導体を整列保持する補強シートを貼り付けてなり、上記ホルダの載置板の載置面に、上記FFCの補強シートの縁部に係合可能な抜け止め用突起を設けることを特徴とするものである。本発明では、止定部材の装着前に、FFCの端部をホルダの載置板に載置して仮保持することができ、当該プラグ型コネクタにFFCを接続するときの作業性を向上することができる。しかも、これを、FFCの補強シートを利用する簡易な構造にて達成することができる。また、組立後にFFCの抜け止めを達成することができると共に、抜け止め用突起としては、薄手の補強シートに係合できれば十分であり、高さの低いもので良い。したがって、当該プラグ型コネクタの低背化に寄与することができる。
【0009】
第3発明は、第1又は第2発明において、上記ホルダの載置板の載置面に、FFCの端部の側縁に形成される凹溝に係合可能な位置決め用突起を設けることを特徴とするものである。本発明では、ホルダの載置板に対するFFCの位置決め精度を向上することができ、また、FFCの抜け止めにも寄与することができる。
第4発明は、第1,第2又は第3発明において、上記載置板の載置面の背面に、載置板に対して止定部材が逆差しされることを防止するための逆差し防止部を設けることを特徴とするものである。本発明では、止定部材の逆差しを確実に防止することができる。また、組み付け作業時に格別な注意を払う必要がなく、作業性を向上することができる。
【0010】
第5発明は、第1乃至第4発明の何れか1つにおいて、上記ホルダはその載置板上にFFCの端部の一対の側縁をそれぞれ導入可能な溝を区画するための一対の保持枠を含み、上記止定部材は、環状部から突出してホルダの対応する保持枠に当接する一対の突出部分を含み、各突出部分に上記係止部が設けられ、上記保持枠および上記突出部分が、対応するコネクタの挿入凹部に挿入される挿入凸部の一部を構成することを特徴とするものである。本発明では、ホルダの保持枠および止定部材の上記突出部分が挿入凸部の一部を構成して、対応するコネクタの挿入凹部に挿入され、確実なコネクタ連結を達成することができる。しかも、上記保持枠や上記突出部分が挿入凸部として機能の他、溝を区画したり係止部を設けたりする機能をも有しており、簡単な構造にして複数の機能を果たさせることができる。
【0011】
第6発明は、第5発明のプラグ型コネクタと、このプラグ型コネクタと組み合わされるリセプタクル型コネクタとを備える電気コネクタであって、リセプタクル型コネクタは、プラグ型コネクタの挿入凸部を挿入させる挿入凹部を区画するハウジングと、挿入凹部に横並びに配置された複数のコンタクトとを含むことを特徴とする電気コネクタを提供するものである。本発明では、リセプタクル型コネクタを基板に取り付けて用いることで、基板とFFCとの接続に好適な電気コネクタを提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1はFFC1が接続された本発明の一実施形態のプラグ型コネクタ2と、リセプタクル型コネクタとしてのベースコネクタ3の分解斜視図である。また、図2はFFC1およびプラグ型コネクタ2の分解斜視図であり、図3はFFC1の断面図である。
【0013】
まず、図2および図3を参照して、FFC1は横並びの多数の導体4を絶縁フィルム5で両側からラミネートしてなる。FFC1の端部1aの裏面1bには合成樹脂製の補強シート6が貼り付けられており、この補強シート6は、FFC1の端部1aから露出する露出導体4aを整列保持している。図2を参照して、補強シート6の一対の側縁6a,6bには、第1および第2の凹溝6c,6dが形成されている。各凹溝6c,6dは例えば略矩形をなし、FFC1の長手方向に関して第1の凹溝6cの幅L1と第2の凹溝6dの幅L2とが相異なるようにしてある。
【0014】
図1および図5を参照して、ベースコネクタ3は、挿入凹部7を区画する絶縁性の合成樹脂からなり基板Kの表面Kaに取り付けられるベースハウジング8と、このベースハウジング8を貫通する状態でコンタクト9a,9bを交互の横並びに配置したコンタクト列9とを備える。
図1および図4を参照して、ベースハウジング8は、相対向する第1および第2の壁10,11と、これら第1および第2の壁10,11の対向端部間をそれぞれ連結する一対の側壁12,13とを有し、これらの壁10〜13によって挿入凹部7が区画されている。便宜的に第1の壁10が配置される側を前方Xとする。
【0015】
図4を参照して、挿入凹部7は、第2の壁13に沿う第1凹部7aと、第1凹部7aの両端にそれぞれ連通し各側壁12,13にそれぞれ沿う一対の第2凹部7bとを有して、全体が溝形状をなす。
図4および図5を参照して、挿入凹部7を区画する第1の壁10には、複数の横並びの仕切り壁14が櫛歯のリブ状をなして突出形成され、各仕切り壁14は、挿入凹部7の第1凹部7aに達している。隣接する仕切り壁14間に対応するコンタクト9a,9bをそれぞれ保持するコンタクト保持溝15が区画される。各コンタクト保持溝15は挿入凹部7の第1凹部7aに開放している。
【0016】
図5を参照して、挿入凹部7の下方となるベースハウジング8の底部8aには、対応するコンタクト9a,9bをそれぞれ保持するコンタクト保持孔16が形成されている。各コンタクト保持孔16は対応するコンタクト保持溝15に通じている。
コンタクト9aは、コンタクト保持溝15に収容される長尺の主体部17と、この主体部17の先端から傾斜状に折り返されて山形形状に湾曲する突出部18とを備える。突出部18の頂部は挿入凹部7の第1凹部7a内に進出する接触部19を構成している。また、コンタクト9は、主体部17に連なりコンタクト保持孔16に圧入される圧入部20と、圧入部20に連なるベースハウジング8の下方に突出するリード21aとを備える。
【0017】
交互に配置されるコンタクト9aとコンタクト9bとでは、そのリード21a,21bの形状のみが異なる。リード21aは鉤型形状をなしており、リード21bは圧入部20から略真直に延びている。これにより、リード21a,21bは交互に前後に位置をずらした千鳥状に配置されることになり、それぞれ回路基板Kを貫通して回路基板Kの裏面Kbにおいて半田付けされる。
図1および図2を参照して、プラグ型コネクタ2は、FFC1の端部1aを保持するためのホルダ22と、FFC1をホルダ22に止定するための止定部材23とを備える。
【0018】
図2、図6(a)および(b)、図7並びに図12を参照して、ホルダ22は、FFC1の端部1aを仮保持状態に載置可能な長尺矩形状の載置面24を有する載置板25と、この載置板25の前側部に設けられる一対の保持枠26,27とを備える。
図2および図6(a)を参照して、載置面24の後縁部24aには、抜け止め用突起28が形成されている。抜け止め用突起28は、図3および図5に示すように、載置面24上に載置されたFFC1の補強シート6の後縁部6eに係合することで、FFC1の抜け止めを達成する。
【0019】
抜け止め用突起28は図6(a)に示すように長尺のものを唯一設けるようにしても良いし、或いは複数設けて所定間隔毎に並べても良い。抜け止め用突起28は、補強シート6に係合できれば十分であるので、その突出量は微小(例えば0.2mm程度)で良い。
また、載置面24の左右の側部には、FFC1の凹溝6c,6d(図3参照)にそれぞれ係合可能な位置決め用突起30,31が形成される。位置決め用突起30,31は各凹溝6c,6dにちょうど嵌まり合う幅に設定されている。これにより、FFC1が載置面24に裏向きにセットされること、すなわち逆セットが防止されるようになっている。
【0020】
図6(a)および(b)並びに図12を参照して、上記一対の保持枠26,27は、載置板25の側縁から立ち上がる側枠51と、この側枠51の上前部から内側へ延びる上枠52とをそれぞれ備える。図6(b)に示すように、上枠52、側枠51および載置板25によって、FFC1の端部1aの対応する側縁を導入可能な溝32が区画される。
また、図6(a)および(b)並びに図7を参照して、各側枠51の上後部にはそれぞれ突起33が設けられ、各突起33は、、止定部材23の後述する係止部としてのフックが係止される被係止部34を有している。
【0021】
また、図6(a)および(b)、図7および図12を参照して、載置板25の載置面24と反対側の面である背面35の略中央部には、逆差し防止用突起36が形成され、この逆差し防止用突起36は、ホルダ22が止定部材23に逆差しされることを防止する。
図2、図9〜図12を参照して、止定部材23は環状部37を備え、この環状部37は、図8に示すようにFFC1の端部1aを載置した状態のホルダ22の載置板25をFFC1とともに挿通可能な略矩形の挿通孔38を区画する。
【0022】
図9を参照して、環状部37は、ホルダ22の載置板25の載置面24およびその背面36にそれぞれ対応する第1および第2の壁39,40と、これら第1および第2の壁39,40の対向端部間をそれぞれ連結する一対の側壁41,42とを有し、これらの壁39〜42によって挿通孔38が区画されている。
環状部37の連結側端面37aから、ホルダ22の一対の突起33の被係止部34にそれぞれ係合可能なフックからなる一対の係止部43が突出している。図10および図9(a)のX1−X1断面である図11に示すように、第1の壁39の内側に片持ち状の弾性片44が形成され、この弾性片44の環状部37からの突出部分44aの端部に、フックからなる係止部43が設けられる。
【0023】
また図9〜図12を参照して、環状部37の連結側端面37aには、一対の係止部43の内側にそれぞれ接近して、突出部分としての一対の位置決め突起45が突出形成されている。
図12および図13に示すように、ホルダ22の後半部が止定部材23の環状部37の挿通孔38内に挿入され、止定部材23の係止部43がホルダ22の突起33を乗り越えて被係止部34に係止し、止定部材23とホルダ22が互いに連結され、プラグ型コネクタ2を構成する。
【0024】
図12のように、ホルダ22と止定部材23の互いの向きが合っている場合は、ホルダ22の逆差し防止用突起36は、止定部材23において第2の壁40の端部の略中央部に設けられる凹溝46に導入可能であるので、ホルダ22と止定部材23を互いに結合できる。一方、ホルダ22と止定部材23の互いの向きが異なっている場合には、逆差し防止用突起36が止定部材23の第1の壁39の端面に当接することで、ホルダ22と止定部材23との結合が阻止される。
【0025】
また、図13に示すように、止定部材23の各係止部43および各位置決め用突起45の先端面が、ホルダ22の対応する上枠52に当接することで、止定部材23とホルダ22が位置決めされる。
図13に示すプラグ型コネクタ2の組立状態で、止定部材23の環状部37の連結側端面37aよりも前方に突出している部分が、プラグ型コネクタ2の挿入凸部2aを構成する。すなわち、挿入凸部2aには、ホルダ22の載置板25の前半部と、ホルダ22の第1および第2の保持枠26,27と、止定部材23の係止部43および位置決め突起45が含まれる。
【0026】
そして、この挿入凸部2aが図4および図5に示したベースコネクタ3の挿入凹部7に挿入される。具体的には、挿入凸部2aのうちホルダ22の載置板25の前半部が、挿入凹部7の第1凹部7a(図4参照)に挿入されると共に、挿入凸部2aのうちホルダ22の第1および第2の保持枠26,27並びに止定部材23の係止部43および位置決め突起45が、挿入凹部7の対応する第2凹部7b(図4参照)に挿入される。これにより、図14に示すように、電気コネクタAが組み立てられ、プラグ型コネクタ2に接続されたFFC1の各露出導体4aが、ベースコネクタ3の対応するコンタクト9a,9bの接触部19にそれぞれ押圧接触して、電気的接続が達成される。
【0027】
本実施の形態によれば、図8に示すように、FFC1を予め止定部材23の環状部37に挿通させて、FFC1の端部1aをホルダ22の載置板25に仮保持した状態で、止定部材23の環状部37をFFC1の端部1aおよび載置板25に嵌め合わせて、図13に示すように止定部材23の係止部43をホルダ22の突起33の被係止部34に係止することで、図1に示すように、当該プラグ型コネクタ2にFFC1を容易に接続することができる。
【0028】
従来のように、互いに連結される2つの挟持部材間にFFCを挟持する場合は、挟持部材の寸法精度や組合せ精度のばらつきでFFCの保持が不安定となるおそれがある。これに対して、本実施の形態では、環状部37を有する止定部材23を用いるので、FFC1を安定して保持することができる。
また、止定部材23の装着前に、図8に示すように、FFC1の端部1aをホルダ33の載置板25に載置して仮保持することができるので、プラグ型コネクタ2にFFC1を接続するときの作業性を向上することができる。しかも、これを、FFC1の補強シート6を利用する簡易な構造にて達成することができる。また、組立後にFFC1の抜け止めを達成することができると共に、抜け止め用突起28としては、薄手の補強シート6に係合できれば十分であり、高さの低いもので良い。したがって、プラグ型コネクタ1の低背化に寄与することができる。
【0029】
また、ホルダ22の載置板25の載置面24に設けた位置決め用突起30,31をFFC1の凹溝6c,6dに係合することで、載置板25に対するFFC1の位置決め精度を向上することができ、また、FFC1の抜け止めにも寄与することができる。また、凹溝6c,6dが異なる幅L1,L2を有することで、載置板25に対するFFC1の逆差しが防止される。
さらに、逆差し防止用突起36によって、ホルダ22に対する止定部材23の逆差しを確実に防止することができ、しかも組み付け作業時に逆差し防止のための格別な注意を払う必要がなく、作業性を向上することができる。
【0030】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、載置面24の前縁部24b〔図6(b)参照〕に沿って、FFC1の前端の位置決めをするための位置決め突起(図示せず)を1ないし複数設けても良い。
また、FFC1の補強シート6の第1および第2の凹溝6c,6dを廃止すると共に、ホルダ22の位置決め用突起30,31を廃止しても良い。
また、本発明は、FFC1を上方からだけでなく横方向から挿入するような横型(サイドタイプ)の電気コネクタにも適用することもでき、その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプラグ型コネクタとベースコネクタの分解斜視図である。
【図2】プラグ型コネクタおよびFFCの分解斜視図である。
【図3】FFCの概略断面図である。
【図4】ベースコネクタの概略平面図である。
【図5】プラグ型コネクタおよびベースコネクタの分解断面図である。
【図6】(a)および(b)はそれぞれホルダの平面図および正面図である。
【図7】ホルダの側面図である。
【図8】ベースコネクタおよび組立過程のプラグ型コネクタの分解斜視図である。
【図9】(a)および(b)はそれぞれ止定部材の平面図および正面図である。
【図10】止定部材の側面図である。
【図11】図9(b)のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】ホルダおよび止定部材の分解斜視図である。
【図13】ホルダと止定部材が組み合わされたプラグ型コネクタの概略斜視図である。
【図14】互いに連結されたベースコネクタおよびプラグ型コネクタの断面図である。
【符号の説明】
A 電気コネクタ
1 FFC
1a 端部
1b 裏面
2 プラグ型コネクタ
2a 挿入凸部
3 ベースコネクタ(リセプタクル型コネクタ)
4 導体
4a 露出導体
5 絶縁フィルム
6 補強シート
6a,6b 側縁
6c 第1の凹溝
6d 第2の凹溝
7 挿入凹部
7a 第1凹部
7b 第2凹部
8 ベースハウジング
9 コンタクト列
9a,9b コンタクト
22 ホルダ
23 止定部材
24 載置面
25 載置板
26 第1の保持枠
27 第2の保持枠
28 抜け止め用突起
30,31 位置決め用突起
32 溝
33 突起
34 被係止部
35 背面
36 逆差し防止用突起
37 環状部
38 挿通孔
43 係止部
44 弾性片
44a 突出部分
45 位置決め用突起(突出部分)
46 導入溝
51 側枠
52 上枠
【発明の属する技術分野】
本発明は、FFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)を接続するためのプラグ型コネクタおよびこれを含む電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フレキシブル回路基板としてのFPCの端部を接続したプラグ型コネクタを、基板に固定されたリセプタクル型のベースコネクタに連結することで、FPCと基板との接続を達成することが行われている。
例えば、特許文献1のプラグ型コネクタでは、プラグハウジングを互いに分割された一対の挟持部材で構成し、一対の挟持部材間にFPCの端部を挟持した状態で一対の挟持部材を互いに連結するようにしている。また、一方の挟持部材に設けられた固定ピンが、FPCの幅方向中間部に設けられた貫通孔を貫通して他方の挟持部材に嵌合し、FPCをプラグハウジングに確実に保持するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−329619号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通例、FFCは、FPCと比較して、導体のレイアウトの自由度が小さく、したがって、FFCにおいて、幅方向中間部に上記のような固定ピン用の貫通孔等を設けることが困難である。すなわち、特許文献1のプラグ型コネクタをFFC接続用に適用することは困難である。
仮に固定ピンを用いないで、特許文献1のプラグ型コネクタをFFC接続用に適用した場合、各挟持部材の寸法精度や、両挟持部材の組合せ精度のばらつき等で、FFCの保持が不安定となるおそれがある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、FFCの接続作業が容易であり、しかもFFCの保持が確実であるプラグ型コネクタおよびこれを含む電気コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するため、
第1発明は、FFCを接続するためのプラグ型コネクタであって、FFCの端部を仮保持状態に載置可能な載置板を含むホルダと、このホルダにFFCの端部を止定可能な止定部材とを備え、この止定部材は、FFCの端部を載置した状態のホルダの載置板をFFCとともに挿通可能な環状部と、この環状部内に予めFFCを挿通させた状態で環状部をホルダ側へ寄せるときにホルダの対応する被係止部に係合可能な係止部とを含むことを特徴とするプラグ型コネクタを提供するものである。
【0007】
本発明では、FFCの端部をホルダの載置板に仮保持した状態で、止定部材の環状部をFFCの端部および載置板に嵌め合わせて止定部材の係止部をホルダの被係止部に係止することで、当該プラグ型コネクタにFFCを容易に接続することができる。従来のように、互いに連結される2つの挟持部材間にFFCを挟持する場合は、挟持部材の寸法精度や組合せ精度のばらつきでFFCの保持が不安定となるおそれがある。これに対して、本発明では、環状部を有する止定部材を用いるので、FFCを安定して保持することができる。
【0008】
第2発明は、第1発明において、上記FFCはその端部の裏面に露出導体を整列保持する補強シートを貼り付けてなり、上記ホルダの載置板の載置面に、上記FFCの補強シートの縁部に係合可能な抜け止め用突起を設けることを特徴とするものである。本発明では、止定部材の装着前に、FFCの端部をホルダの載置板に載置して仮保持することができ、当該プラグ型コネクタにFFCを接続するときの作業性を向上することができる。しかも、これを、FFCの補強シートを利用する簡易な構造にて達成することができる。また、組立後にFFCの抜け止めを達成することができると共に、抜け止め用突起としては、薄手の補強シートに係合できれば十分であり、高さの低いもので良い。したがって、当該プラグ型コネクタの低背化に寄与することができる。
【0009】
第3発明は、第1又は第2発明において、上記ホルダの載置板の載置面に、FFCの端部の側縁に形成される凹溝に係合可能な位置決め用突起を設けることを特徴とするものである。本発明では、ホルダの載置板に対するFFCの位置決め精度を向上することができ、また、FFCの抜け止めにも寄与することができる。
第4発明は、第1,第2又は第3発明において、上記載置板の載置面の背面に、載置板に対して止定部材が逆差しされることを防止するための逆差し防止部を設けることを特徴とするものである。本発明では、止定部材の逆差しを確実に防止することができる。また、組み付け作業時に格別な注意を払う必要がなく、作業性を向上することができる。
【0010】
第5発明は、第1乃至第4発明の何れか1つにおいて、上記ホルダはその載置板上にFFCの端部の一対の側縁をそれぞれ導入可能な溝を区画するための一対の保持枠を含み、上記止定部材は、環状部から突出してホルダの対応する保持枠に当接する一対の突出部分を含み、各突出部分に上記係止部が設けられ、上記保持枠および上記突出部分が、対応するコネクタの挿入凹部に挿入される挿入凸部の一部を構成することを特徴とするものである。本発明では、ホルダの保持枠および止定部材の上記突出部分が挿入凸部の一部を構成して、対応するコネクタの挿入凹部に挿入され、確実なコネクタ連結を達成することができる。しかも、上記保持枠や上記突出部分が挿入凸部として機能の他、溝を区画したり係止部を設けたりする機能をも有しており、簡単な構造にして複数の機能を果たさせることができる。
【0011】
第6発明は、第5発明のプラグ型コネクタと、このプラグ型コネクタと組み合わされるリセプタクル型コネクタとを備える電気コネクタであって、リセプタクル型コネクタは、プラグ型コネクタの挿入凸部を挿入させる挿入凹部を区画するハウジングと、挿入凹部に横並びに配置された複数のコンタクトとを含むことを特徴とする電気コネクタを提供するものである。本発明では、リセプタクル型コネクタを基板に取り付けて用いることで、基板とFFCとの接続に好適な電気コネクタを提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1はFFC1が接続された本発明の一実施形態のプラグ型コネクタ2と、リセプタクル型コネクタとしてのベースコネクタ3の分解斜視図である。また、図2はFFC1およびプラグ型コネクタ2の分解斜視図であり、図3はFFC1の断面図である。
【0013】
まず、図2および図3を参照して、FFC1は横並びの多数の導体4を絶縁フィルム5で両側からラミネートしてなる。FFC1の端部1aの裏面1bには合成樹脂製の補強シート6が貼り付けられており、この補強シート6は、FFC1の端部1aから露出する露出導体4aを整列保持している。図2を参照して、補強シート6の一対の側縁6a,6bには、第1および第2の凹溝6c,6dが形成されている。各凹溝6c,6dは例えば略矩形をなし、FFC1の長手方向に関して第1の凹溝6cの幅L1と第2の凹溝6dの幅L2とが相異なるようにしてある。
【0014】
図1および図5を参照して、ベースコネクタ3は、挿入凹部7を区画する絶縁性の合成樹脂からなり基板Kの表面Kaに取り付けられるベースハウジング8と、このベースハウジング8を貫通する状態でコンタクト9a,9bを交互の横並びに配置したコンタクト列9とを備える。
図1および図4を参照して、ベースハウジング8は、相対向する第1および第2の壁10,11と、これら第1および第2の壁10,11の対向端部間をそれぞれ連結する一対の側壁12,13とを有し、これらの壁10〜13によって挿入凹部7が区画されている。便宜的に第1の壁10が配置される側を前方Xとする。
【0015】
図4を参照して、挿入凹部7は、第2の壁13に沿う第1凹部7aと、第1凹部7aの両端にそれぞれ連通し各側壁12,13にそれぞれ沿う一対の第2凹部7bとを有して、全体が溝形状をなす。
図4および図5を参照して、挿入凹部7を区画する第1の壁10には、複数の横並びの仕切り壁14が櫛歯のリブ状をなして突出形成され、各仕切り壁14は、挿入凹部7の第1凹部7aに達している。隣接する仕切り壁14間に対応するコンタクト9a,9bをそれぞれ保持するコンタクト保持溝15が区画される。各コンタクト保持溝15は挿入凹部7の第1凹部7aに開放している。
【0016】
図5を参照して、挿入凹部7の下方となるベースハウジング8の底部8aには、対応するコンタクト9a,9bをそれぞれ保持するコンタクト保持孔16が形成されている。各コンタクト保持孔16は対応するコンタクト保持溝15に通じている。
コンタクト9aは、コンタクト保持溝15に収容される長尺の主体部17と、この主体部17の先端から傾斜状に折り返されて山形形状に湾曲する突出部18とを備える。突出部18の頂部は挿入凹部7の第1凹部7a内に進出する接触部19を構成している。また、コンタクト9は、主体部17に連なりコンタクト保持孔16に圧入される圧入部20と、圧入部20に連なるベースハウジング8の下方に突出するリード21aとを備える。
【0017】
交互に配置されるコンタクト9aとコンタクト9bとでは、そのリード21a,21bの形状のみが異なる。リード21aは鉤型形状をなしており、リード21bは圧入部20から略真直に延びている。これにより、リード21a,21bは交互に前後に位置をずらした千鳥状に配置されることになり、それぞれ回路基板Kを貫通して回路基板Kの裏面Kbにおいて半田付けされる。
図1および図2を参照して、プラグ型コネクタ2は、FFC1の端部1aを保持するためのホルダ22と、FFC1をホルダ22に止定するための止定部材23とを備える。
【0018】
図2、図6(a)および(b)、図7並びに図12を参照して、ホルダ22は、FFC1の端部1aを仮保持状態に載置可能な長尺矩形状の載置面24を有する載置板25と、この載置板25の前側部に設けられる一対の保持枠26,27とを備える。
図2および図6(a)を参照して、載置面24の後縁部24aには、抜け止め用突起28が形成されている。抜け止め用突起28は、図3および図5に示すように、載置面24上に載置されたFFC1の補強シート6の後縁部6eに係合することで、FFC1の抜け止めを達成する。
【0019】
抜け止め用突起28は図6(a)に示すように長尺のものを唯一設けるようにしても良いし、或いは複数設けて所定間隔毎に並べても良い。抜け止め用突起28は、補強シート6に係合できれば十分であるので、その突出量は微小(例えば0.2mm程度)で良い。
また、載置面24の左右の側部には、FFC1の凹溝6c,6d(図3参照)にそれぞれ係合可能な位置決め用突起30,31が形成される。位置決め用突起30,31は各凹溝6c,6dにちょうど嵌まり合う幅に設定されている。これにより、FFC1が載置面24に裏向きにセットされること、すなわち逆セットが防止されるようになっている。
【0020】
図6(a)および(b)並びに図12を参照して、上記一対の保持枠26,27は、載置板25の側縁から立ち上がる側枠51と、この側枠51の上前部から内側へ延びる上枠52とをそれぞれ備える。図6(b)に示すように、上枠52、側枠51および載置板25によって、FFC1の端部1aの対応する側縁を導入可能な溝32が区画される。
また、図6(a)および(b)並びに図7を参照して、各側枠51の上後部にはそれぞれ突起33が設けられ、各突起33は、、止定部材23の後述する係止部としてのフックが係止される被係止部34を有している。
【0021】
また、図6(a)および(b)、図7および図12を参照して、載置板25の載置面24と反対側の面である背面35の略中央部には、逆差し防止用突起36が形成され、この逆差し防止用突起36は、ホルダ22が止定部材23に逆差しされることを防止する。
図2、図9〜図12を参照して、止定部材23は環状部37を備え、この環状部37は、図8に示すようにFFC1の端部1aを載置した状態のホルダ22の載置板25をFFC1とともに挿通可能な略矩形の挿通孔38を区画する。
【0022】
図9を参照して、環状部37は、ホルダ22の載置板25の載置面24およびその背面36にそれぞれ対応する第1および第2の壁39,40と、これら第1および第2の壁39,40の対向端部間をそれぞれ連結する一対の側壁41,42とを有し、これらの壁39〜42によって挿通孔38が区画されている。
環状部37の連結側端面37aから、ホルダ22の一対の突起33の被係止部34にそれぞれ係合可能なフックからなる一対の係止部43が突出している。図10および図9(a)のX1−X1断面である図11に示すように、第1の壁39の内側に片持ち状の弾性片44が形成され、この弾性片44の環状部37からの突出部分44aの端部に、フックからなる係止部43が設けられる。
【0023】
また図9〜図12を参照して、環状部37の連結側端面37aには、一対の係止部43の内側にそれぞれ接近して、突出部分としての一対の位置決め突起45が突出形成されている。
図12および図13に示すように、ホルダ22の後半部が止定部材23の環状部37の挿通孔38内に挿入され、止定部材23の係止部43がホルダ22の突起33を乗り越えて被係止部34に係止し、止定部材23とホルダ22が互いに連結され、プラグ型コネクタ2を構成する。
【0024】
図12のように、ホルダ22と止定部材23の互いの向きが合っている場合は、ホルダ22の逆差し防止用突起36は、止定部材23において第2の壁40の端部の略中央部に設けられる凹溝46に導入可能であるので、ホルダ22と止定部材23を互いに結合できる。一方、ホルダ22と止定部材23の互いの向きが異なっている場合には、逆差し防止用突起36が止定部材23の第1の壁39の端面に当接することで、ホルダ22と止定部材23との結合が阻止される。
【0025】
また、図13に示すように、止定部材23の各係止部43および各位置決め用突起45の先端面が、ホルダ22の対応する上枠52に当接することで、止定部材23とホルダ22が位置決めされる。
図13に示すプラグ型コネクタ2の組立状態で、止定部材23の環状部37の連結側端面37aよりも前方に突出している部分が、プラグ型コネクタ2の挿入凸部2aを構成する。すなわち、挿入凸部2aには、ホルダ22の載置板25の前半部と、ホルダ22の第1および第2の保持枠26,27と、止定部材23の係止部43および位置決め突起45が含まれる。
【0026】
そして、この挿入凸部2aが図4および図5に示したベースコネクタ3の挿入凹部7に挿入される。具体的には、挿入凸部2aのうちホルダ22の載置板25の前半部が、挿入凹部7の第1凹部7a(図4参照)に挿入されると共に、挿入凸部2aのうちホルダ22の第1および第2の保持枠26,27並びに止定部材23の係止部43および位置決め突起45が、挿入凹部7の対応する第2凹部7b(図4参照)に挿入される。これにより、図14に示すように、電気コネクタAが組み立てられ、プラグ型コネクタ2に接続されたFFC1の各露出導体4aが、ベースコネクタ3の対応するコンタクト9a,9bの接触部19にそれぞれ押圧接触して、電気的接続が達成される。
【0027】
本実施の形態によれば、図8に示すように、FFC1を予め止定部材23の環状部37に挿通させて、FFC1の端部1aをホルダ22の載置板25に仮保持した状態で、止定部材23の環状部37をFFC1の端部1aおよび載置板25に嵌め合わせて、図13に示すように止定部材23の係止部43をホルダ22の突起33の被係止部34に係止することで、図1に示すように、当該プラグ型コネクタ2にFFC1を容易に接続することができる。
【0028】
従来のように、互いに連結される2つの挟持部材間にFFCを挟持する場合は、挟持部材の寸法精度や組合せ精度のばらつきでFFCの保持が不安定となるおそれがある。これに対して、本実施の形態では、環状部37を有する止定部材23を用いるので、FFC1を安定して保持することができる。
また、止定部材23の装着前に、図8に示すように、FFC1の端部1aをホルダ33の載置板25に載置して仮保持することができるので、プラグ型コネクタ2にFFC1を接続するときの作業性を向上することができる。しかも、これを、FFC1の補強シート6を利用する簡易な構造にて達成することができる。また、組立後にFFC1の抜け止めを達成することができると共に、抜け止め用突起28としては、薄手の補強シート6に係合できれば十分であり、高さの低いもので良い。したがって、プラグ型コネクタ1の低背化に寄与することができる。
【0029】
また、ホルダ22の載置板25の載置面24に設けた位置決め用突起30,31をFFC1の凹溝6c,6dに係合することで、載置板25に対するFFC1の位置決め精度を向上することができ、また、FFC1の抜け止めにも寄与することができる。また、凹溝6c,6dが異なる幅L1,L2を有することで、載置板25に対するFFC1の逆差しが防止される。
さらに、逆差し防止用突起36によって、ホルダ22に対する止定部材23の逆差しを確実に防止することができ、しかも組み付け作業時に逆差し防止のための格別な注意を払う必要がなく、作業性を向上することができる。
【0030】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、載置面24の前縁部24b〔図6(b)参照〕に沿って、FFC1の前端の位置決めをするための位置決め突起(図示せず)を1ないし複数設けても良い。
また、FFC1の補強シート6の第1および第2の凹溝6c,6dを廃止すると共に、ホルダ22の位置決め用突起30,31を廃止しても良い。
また、本発明は、FFC1を上方からだけでなく横方向から挿入するような横型(サイドタイプ)の電気コネクタにも適用することもでき、その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプラグ型コネクタとベースコネクタの分解斜視図である。
【図2】プラグ型コネクタおよびFFCの分解斜視図である。
【図3】FFCの概略断面図である。
【図4】ベースコネクタの概略平面図である。
【図5】プラグ型コネクタおよびベースコネクタの分解断面図である。
【図6】(a)および(b)はそれぞれホルダの平面図および正面図である。
【図7】ホルダの側面図である。
【図8】ベースコネクタおよび組立過程のプラグ型コネクタの分解斜視図である。
【図9】(a)および(b)はそれぞれ止定部材の平面図および正面図である。
【図10】止定部材の側面図である。
【図11】図9(b)のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】ホルダおよび止定部材の分解斜視図である。
【図13】ホルダと止定部材が組み合わされたプラグ型コネクタの概略斜視図である。
【図14】互いに連結されたベースコネクタおよびプラグ型コネクタの断面図である。
【符号の説明】
A 電気コネクタ
1 FFC
1a 端部
1b 裏面
2 プラグ型コネクタ
2a 挿入凸部
3 ベースコネクタ(リセプタクル型コネクタ)
4 導体
4a 露出導体
5 絶縁フィルム
6 補強シート
6a,6b 側縁
6c 第1の凹溝
6d 第2の凹溝
7 挿入凹部
7a 第1凹部
7b 第2凹部
8 ベースハウジング
9 コンタクト列
9a,9b コンタクト
22 ホルダ
23 止定部材
24 載置面
25 載置板
26 第1の保持枠
27 第2の保持枠
28 抜け止め用突起
30,31 位置決め用突起
32 溝
33 突起
34 被係止部
35 背面
36 逆差し防止用突起
37 環状部
38 挿通孔
43 係止部
44 弾性片
44a 突出部分
45 位置決め用突起(突出部分)
46 導入溝
51 側枠
52 上枠
Claims (6)
- FFCを接続するためのプラグ型コネクタであって、
FFCの端部を仮保持状態に載置可能な載置板を含むホルダと、
このホルダにFFCの端部を止定可能な止定部材とを備え、
この止定部材は、
FFCの端部を載置した状態のホルダの載置板をFFCとともに挿通可能な環状部と、
この環状部内に予めFFCを挿通させた状態で環状部をホルダ側へ寄せるときにホルダの対応する被係止部に係合可能な係止部とを含むことを特徴とするプラグ型コネクタ。 - 請求項1において、上記FFCはその端部の裏面に露出導体を整列保持する補強シートを貼り付けてなり、
上記ホルダの載置板の載置面に、上記FFCの補強シートの縁部に係合可能な抜け止め用突起を設けることを特徴とするプラグ型コネクタ。 - 請求項1又は2において、上記ホルダの載置板の載置面に、FFCの端部の側縁に形成される凹溝に係合可能な位置決め用突起を設けることを特徴とするプラグ型コネクタ。
- 請求項1,2又は3において、上記載置板の載置面の背面に、載置板に対して止定部材が逆差しされることを防止するための逆差し防止部を設けることを特徴とするプラグ型コネクタ。
- 請求項1乃至4の何れか1つにおいて、
上記ホルダはその載置板上にFFCの端部の一対の側縁をそれぞれ導入可能な溝を区画するための一対の保持枠を含み、
上記止定部材は、環状部から突出してホルダの対応する保持枠に当接する一対の突出部分を含み、各突出部分に上記係止部が設けられ、
対応する上記保持枠と上記突出部分が互いに組み合わされて、対応するコネクタの挿入凹部に挿入される挿入凸部の一部を構成することを特徴とするプラグ型コネクタ。 - 請求項5記載のプラグ型コネクタと、このプラグ型コネクタと組み合わされるリセプタクル型コネクタとを備える電気コネクタであって、リセプタクル型コネクタは、プラグ型コネクタの挿入凸部を挿入させる挿入凹部を区画するハウジングと、挿入凹部に横並びに配置された複数のコンタクトとを含むことを特徴とする電気コネクタ。
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