JP2005004811A - 強誘電体メモリ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線BL0の外側に、メモリセルアレイMCA内のビット線間のピッチと同一のピッチを空けて、ダミービット線DummyBL及びDummy/BLを配置する。DummyBLとDummy/BLとは、メモリセルアレイMCA内のビット線と同等の配線幅を有する。このDummyBL,Dummy/BLに、それぞれメモリセルブロックMCBを接続する。そしてダミービット線DummyBL,Dummy/BLにセンスアンプ回路SAを接続し、データ線DQを接続しないようにしている。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、強誘電体キャパシタを用いてデータを不揮発に記憶する強誘電体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】
強誘電体メモリは、強誘電体キャパシタの残留分極の大きさによって二値データを不揮発に記憶する。従来の強誘電体メモリのメモリセルは、例えばDRAMと同様に強誘電体キャパシタとトランジスタを直列接続して構成される。しかしDRAMと異なり、強誘電体メモリでは残留分極量でデータを保持するため、信号電荷をビット線に読み出すには、プレート線を駆動することが必要になる。このため、従来型の強誘電体メモリでは、プレート線駆動回路が大きな面積を必要とする。
【0003】
これに対して、プレート線駆動回路の面積を小さくできる強誘電体メモリのセルアレイ方式が高島等によって提案されている(非特許文献1)。これは、セルトランジスタのソース、ドレインに強誘電体キャパシタの両端をそれぞれ接続してメモリセルを構成し、このメモリセルを複数個直列に接続してメモリセルブロックを構成するものである。このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリでは、例えば8個のメモリセルでプレート線駆動回路を共有できるため、メモリセルアレイを高集積化することができる。
【0004】
このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリにおいて、メモリセルアレイの外側にダミービット線を配置し、このダミービット線を例えば接地電位に固定することでシールド線として機能させ、メモリセルアレイ外部からのノイズ等を防ぐことが実用化されている。
【0005】
また、メモリセルアレイの外部にダミービット線を配置し、メモリセルアレイの端部のビット線の容量カップリングを補償する強誘電体メモリが提案されている(特許文献1)。
【0006】
【非特許文献1】
D.Takashima et al.,”High−density chain feroelectric random memory (CFRAM)” in Proc. VSLI Symp.,June 1997,pp.83−84
【0007】
【特許文献1】
特開平10−200061号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、メモリセルアレイに配置されたビット線に読み出されるデータを検出する際、配線間の寄生容量によって発生するノイズ(以後、カップリングノイズという)の影響が知られている。あるビット線の両側に同一ピッチで配置された2本のビット線が存在する場合には、一方のビット線から受けるカップリングノイズをδとすると、もう一方のビット線から受けるカップリングノイズδと合わせて2δのカップリングノイズが発生する。
【0009】
しかし、メモリセルアレイの端部に配置されたビット線の場合、接地電位に固定されたダミービット線からカップリングノイズを受けない。よって、メモリセルアレイの端部に配置されたビット線は、片方のビット線からのカップリングノイズδしか受けないことになる。例えば2トランジスタ2キャパシタ(2T2C)方式でデータを検出する場合、メモリセルアレイの端部に配置されたビット線に‘1’、隣接するビット線に‘0’が読み出されると、読み出し電位の差がδ減少し、これによりセンスマージンがδ減少することになる。
【0010】
このように、メモリセルアレイの端部でのビット線間のカップリングノイズのアンバランスによって、センスマージンが減少し、リテンション特性の劣化やイールド率の低下を招くという問題がある。
【0011】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、メモリセルアレイの端部に配置されたビット線のセンスマージンの減少を防止し、これによりリテンション特性やイールド率を向上することが可能な強誘電体メモリを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る強誘電体メモリは、ビット線にセルトランジスタのソース又はドレイン領域が電気的に接続され、ワード線に前記セルトランジスタのゲートが電気的に接続され、前記セルトランジスタのドレイン又はソース領域に強誘電体キャパシタの一方の電極が電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの他方の電極にプレート線が電気的に接続されてメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第1のダミービット線と、前記第1のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第1のダミーメモリセルとを具備することを特徴とする。
【0013】
また本発明に係る強誘電体メモリは、ビット線にセルトランジスタのソース又はドレイン領域が電気的に接続され、ワード線に前記セルトランジスタのゲートが電気的に接続され、前記セルトランジスタのドレイン又はソース領域に強誘電体キャパシタの一方の電極が電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの他方の電極にプレート線が電気的に接続されてメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置されてなる第1のメモリセルアレイと、前記第1のメモリセルアレイに隣接して配置され、前記第1のメモリセルアレイに接続されたビット線を共用して前記第1のメモリセルアレイに隣接して配置され、前記第1のメモリセルアレイ同じ構造を有する第2のメモリセルアレイとを備える。さらに、前記第1のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記第1のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記第1のメモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第1のダミービット線と、前記第1のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第1のダミーメモリセルと前記第2のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記第2のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記第2のメモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第2のダミービット線と、前記第2のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第2のダミーメモリセルとを具備することを特徴とする。
【0014】
また本発明に係る強誘電体メモリは、ビット線にセルトランジスタのソース又はドレイン領域が電気的に接続され、ワード線に前記セルトランジスタのゲートが電気的に接続され、前記セルトランジスタのドレイン又はソース領域に強誘電体キャパシタの一方の電極が電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの他方の電極にプレート線が電気的に接続されてメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線より外側に配置されたダミービット線と、一方の電極が前記ダミービット線に電気的に接続されたキャパシタと、出力側が前記キャパシタの他方の電極に電気的に接続され、入力側が前記プレート線に電気的に接続され、前記プレート線の駆動を検知するダミービット線駆動回路とを具備することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、このような知見に基づいて構成された本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
【0016】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリを構成するメモリセルブロックMCBを示す回路図である。
【0017】
メモリセルMCは、強誘電体キャパシタCとセルトランジスタTの並列接続により構成される。このメモリセルMCが例えば8個直列接続されて、メモリセルブロックMCBが構成される。図1では、一対のビット線BL,/BLに電気的に接続される二つのメモリセルブロックMCB0,MCB1を示している。なお、ここでいう接続とは、電気的に接続されていることをいうものとする。
【0018】
メモリセルブロックMCB0,MCB1の各一端は、ブロック選択トランジスタBST0,BST1を介してビット線BL,/BLに接続される。メモリセルブロックMCB0,MCB1の各他端は、プレート線PL,/PLに接続される。各メモリセルブロックMCBのセルトランジスタTのゲートは、ワード線WL0〜WL7に接続される。ブロック選択トランジスタBST0,BST1のゲートは、ブロック選択信号線BSL0,BSL1に接続される。
【0019】
強誘電体メモリのデータ保持方式として、2つのセルトランジスタと2つの強誘電体キャパシタとを用いて1ビットのデータを保持する2T2C方式と、1つのセルトランジスタと1つの強誘電体キャパシタとを用いて1ビットのデータを保持する1T1C方式の2つの方式がある。図1に示したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリは、2T2C方式と1T1C方式の共用が可能な構成である。
【0020】
1T1C方式において、リファレンス電圧を生成するリファレンス電圧生成回路RVGは、ダミーワードトランジスタDWT1,DWT2とリファレンスキャパシタRCとにより生成される。リファレンスキャパシタRCの一方の電極は、ダミープレート線DPLに接続される。リファレンスキャパシタRCの他方の電極は、ダミーワードトランジスタDWT1とDWT2のソース/ドレインに接続される。ダミーワードトランジスタDWT1のドレイン/ソースは、ビット線/BLに接続される。ダミーワードトランジスタDWT2のドレイン/ソースは、ビット線BLに接続される。ダミーワードトランジスタDWT1のゲートは、ダミーワード線DWL1に接続される。ダミーワードトランジスタDWT2のゲートは、ダミーワード線DWL2に接続される。
【0021】
ビット線BL,/BLには、読み出しデータを検知増幅するセンスアンプ回路SAが接続される。
【0022】
図2は、このように構成されたメモリセルブロックMCBの2T2C方式における動作タイミング図である。メモリセルMCは、強誘電体キャパシタCの残留分極が正の状態をデータ“1”、残留分極が負の状態をデータ“0”として記憶するものとする。スタンバイ時、全てのワード線WLは“H”、ブロック選択信号線BSL0,BSL1は“L”、ビット線BL,/BL及びプレート線PL,/PLはVSS(接地電位)に保たれる。このとき、強誘電体キャパシタCはオン状態のセルトランジスタにより端子間が短絡されており、データを安定に保持する。
【0023】
アクティブ時、例えばワード線WL2によりビット線BL側のメモリセルMCを選択する場合には、ビット線BLをフローティングとし、ワード線WL2を“L”にした後、ブロック選択信号線BSL0を“H”とし、プレート線PLをVSS(接地電位)からVAA(正電位)に上げる。これにより、選択されたメモリセルMCの強誘電体キャパシタCに電圧が印加され、データ“0”,“1”に応じて信号電圧がビット線BLに読み出される。なお、ワード線WL2によって選択されたビット線/BL側のメモリセルMCには、ビット線BL側のメモリセルMCと相補的なデータが記憶されており、ブロック選択信号線BSL1を“H”にすることにより同様にデータ“0”,“1”に応じて信号電圧がビット線/BLに読み出される。
【0024】
ビット線BLおよびビット線/BLに読み出された信号電圧は、センスアンプ回路SAを活性化することにより、比較増幅されてデータ“0”,“1”が検出される。その後、センスアンプ回路SAを非活性にすることにより、読み出されたデータは、再書き込みされる。
【0025】
この読み出しと再書き込み動作において、“1”データの場合には破壊読み出しとなり、“0”データの場合は非破壊読み出しとなる。即ち、“1”データの場合には、プレート線からの正電圧の印加により、強誘電体キャパシタの残留分極が大きく減少して分極反転を生じる。そして読み出し後、プレート線の電圧を下げると、ビット線が読み出しデータにより高電位となっているために、読み出し時とは逆電圧が強誘電体キャパシタにかかって、再書き込みされる。“0”データの場合には、プレート線電圧による分極反転は生じず、また読み出し後に逆電圧がかかることもなく、元の負の残留分極状態に再書き込みされる。
【0026】
一方図3は、図1に示したメモリセルブロックMCBの1T1C方式における動作タイミング図である。
【0027】
アクティブ時、例えばワード線WL2によりビット線BL側のメモリセルMCを選択する場合には、ビット線BLをフローティングとし、ワード線WL2を“L”にした後、ブロック選択信号線BSL0を“H”とし、プレート線PLをVSS(接地電位)からVAA(正電位)に上げる。また、ダミーワード線DWL1を“H”にし、リファレンス電位をビット線/BLに印加する。
【0028】
ビット線BLに読み出された信号電圧は、センスアンプ回路SAを活性化することにより、リファレンス電位と比較増幅されてデータ“0”,“1”が検出される。
【0029】
図4は、本発明の第1の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図である。
【0030】
図1に示したメモリセルブロックMCB0,MCB1を複数個配置することでメモリセルアレイMCAが形成される。
【0031】
BL0、/BL0は、データ選択トランジスタDST0,DST1を介してデータ線DQ0,/DQ0に接続される。データ選択トランジスタDST0,DST1の各ゲードにはカラムデコーダCD(図示せず)が接続され、カラム選択信号線CSL0からカラム選択信号が入力されることで、データ線DQ0,/DQ0からデータが出力される。
【0032】
メモリセルアレイMCAの外側には、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線BL0から、メモリセルアレイMCA内のビット線対のピッチと同一の間隔を空けて、ダミービット線DummyBLとDummy/BLとが配置される。また、ダミービット線DummyBLとDummy/BLとは、メモリセルアレイMCA内のビット線と同等の配線幅を有する。このダミービット線DummyBL,Dummy/BLには、それぞれメモリセルブロックMCBが接続され、さらにリファレンス電圧生成回路RVGとセンスアンプ回路SAが接続される。ここで、ダミービット線DummyBL,Dummy/BLには、データ線とカラムゲートとを接続しない。
【0033】
このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの2T2C方式における動作を説明する。図5は、各ビット線間の寄生容量Cbbと、この寄生容量Cbbにより発生するカップリングノイズδとを表す図である。
【0034】
ワード線WLnに接続されているメモリセルMCに記憶されたデータを読み出すために、プレート線PL,/PLにVAA(正電位)を印加する。例えば、ダミービット線DummyBL、ビット線BL0、BL1にそれぞれデータ‘1’が読み出されるものとする。2T2C方式の場合、Dummy/BL、/BL0、/BL1には、それぞれデータ‘0’が読み出される。
【0035】
プレート線PL,/PLにVAA(正電位)を印加し、各ビット線にデータが読み出されると、ビット線間の寄生容量Cbbにより瞬間的に各ビット線にカップリングノイズδが発生する。ビット線/BL0は、隣接するビット線BL0とBL1とから2δのカップリングノイズを受ける。また、ダミービット線DummyBL及びDummy/BLを設けたため、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線BL0も、隣接するダミービット線Dummy/BLとビット線/BL0とから2δのカップリングノイズを受けるようになる。
【0036】
これにより、ビット線対BL0,/BL0から読み出されたデータをセンスアンプ回路SAが検出する場合、ビット線BL0の‘1’データとビット線/BL0のデータ‘0’との読み出し電位が共に2δ増加する。よって、メモリセルアレイMCAの内部のビット線と同様、カップリングノイズのアンバランスが発生しない。
【0037】
図6は、1T1C方式における各ビット線間の寄生容量Cbbと、この寄生容量Cbbにより発生するカップリングノイズδとを表す図である。
【0038】
例えば、DummyBL、BL0、BL1にそれぞれデータ‘1’が読み出されるものとする。1T1C方式の場合、Dummy/BL、/BL0、/BL1には、それぞれリファレンス電位RVが印加される。プレート線PL,/PLにVAA(正電位)を印加すると、ビット線間の寄生容量Cbbにより瞬間的に各ビット線にカップリングノイズδが発生する。よって、上記2T2C方式の場合と同様に、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線BL0には、隣接するダミービット線Dummy/BLとビット線/BL0とから2δのカップリングノイズを受けるようになる。
【0039】
次に、1T1C方式において、例えば、Dummy/BL、/BL0、/BL1にそれぞれデータ‘0’が読み出されるものとする。図7は、この場合における各ビット線間の寄生容量Cbbと、この寄生容量Cbbにより発生するカップリングノイズδとを表す図である。
【0040】
1T1C方式の場合、Dummy/BL、/BL0、/BL1にそれぞれ ‘0’ データが読み出されると、DummyBL、BL0、BL1には、それぞれリファレンス電位RVが印加される。プレート線PL,/PLにVAA(正電位)を印加すると、ビット線間の寄生容量Cbbにより瞬間的に各ビット線にカップリングノイズδが発生する。よって、上記2T2C方式の場合と同様に、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線BL0には、隣接するダミービット線Dummy/BLとビット線/BL0とから2δのカップリングノイズを受けるようになる。
【0041】
以上詳述したように本実施形態では、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線BL0の外側に、メモリセルアレイMCA内のビット線間のピッチと同一のピッチを空けてDummyBL及びDummy/BLを配置している。
また、DummyBLとDummy/BLとは、メモリセルアレイMCA内のビット線と同等の配線幅を有する。さらに、DummyBL,Dummy/BLにセンスアンプ回路SAを接続し、データ線DQを接続しないようにしている。
【0042】
したがって本実施形態によれば、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線に発生するカップリングノイズのアンバランスを抑制することができる。これにより、センスアンプ回路SAのセンスマージンの減少を防ぐことができ、データを正確に検出することが可能となる。
【0043】
また、DummyBL,Dummy/BLにセンスアンプ回路SAを接続しているため、メモリセルアレイMCA内のビット線と同様の動作が可能である。よって、ビット線BL0に対して、他のビット線と同様のカップリングノイズを発生させることができる。
【0044】
また、DummyBL,Dummy/BLにデータ線DQを接続していないので、余分な回路を省略でき、回路のスペースを縮小することが可能となる。
【0045】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、メモリセルアレイMCAの外側にダミービット線対を配置し、さらにダミービット線対の外側にVSS(接地電位)に接続されたダミービット線を配置したものである。
【0046】
図8は、本発明の第2の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図である。なお、メモリセルアレイMCA及びダミービット線対DummyBL1,Dummy/BL1の構成は第1の実施形態と同様である。
【0047】
ダミービット線DummyBL1の外側には、ダミービット線DummyBL1からメモリセルアレイMCA内のビット線対のピッチと同一の間隔を空けて、ダミービット線Dummy/BL0が配置される。このダミービット線Dummy/BL0の電位は、VSS(接地電位)に固定する。
【0048】
このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリは、上記第1の実施形態と同様に、ビット線BL0に発生するカップリングノイズのアンバランスを無くすことができる。また、メモリセルアレイMCA及び、ダミービット線対DummyBL1,Dummy/BL1への外部からのノイズを防ぐために、VSS(接地電位)に固定されたダミービット線Dummy/BL0を備えている。
【0049】
したがって本実施形態によれば、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線に発生するカップリングノイズのアンバランスを無くすことができる。
これにより、センスアンプ回路SAのセンスマージンの減少を防ぐことができ、データを正確に検出することが可能となる。
【0050】
また、ダミービット線Dummy/BL0は、シールド線として機能し、メモリセルアレイMCAの外部からのノイズを防ぐことが可能となる。
【0051】
なお、ダミービット線DummyBL1とDummy/BL0との間隔は、メモリセルアレイMCA内のビット線対のピッチと同一でなくても、同様に適用可能である。
【0052】
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図である。なお、メモリセルブロックMCBの構成は、上記第1の実施形態と同様である。
【0053】
メモリセルブロックMCBを複数個配置することでメモリセルアレイMCA1,MCA2が形成される。メモリセルアレイMCA1とMCA2とは、共通のビット線対により接続される。この共通のビット線対のメモリセルアレイMCA1とMCA2との間には、センスアンプ回路SAが接続される。センスアンプ回路SAには、カラムデコーダCDが接続される。
【0054】
ビット線BL0のメモリセルアレイMCA1とセンスアンプ回路SAとの間には、セルアレイ選択トランジスタAST1が接続される。一方、ビット線BL0のメモリセルアレイMCA2とセンスアンプ回路SAとの間にはセルアレイ選択トランジスタAST2が接続される。セルアレイ選択トランジスタAST1のゲートは、メモリセルアレイ選択線ASL1に接続される。セルアレイ選択トランジスタAST2のゲートは、メモリセルアレイ選択線ASL2に接続される。同様に、他のビット線についてもセルアレイ選択トランジスタAST1,AST2が接続される。メモリセルアレイMCA1とMCA2とは、メモリセルアレイ選択線ASL1,ASL2により選択することができ、1つのセンスアンプ回路SA及びカラムデコーダCDを共有することが可能となる。
【0055】
メモリセルアレイMCA1の外側には、メモリセルアレイMCA1の端部に配置されたビット線BL0から、メモリセルアレイMCA1内のビット線対と同一のピッチを空けて、ダミービット線Dummy/BLが配置される。また、Dummy/BLは、メモリセルアレイMCA1内のビット線と同等の配線幅を有する。このDummy/BLには、メモリセルブロックMCBとリファレンス電圧生成回路RVG1が接続される。リファレンス電圧生成回路RVG1は、ダミーワードトランジスタDWTnとリファレンスキャパシタRCnとにより構成される。リファレンスキャパシタRCnの一方の電極は、ダミープレート線DPLnに接続される。リファレンスキャパシタRCnの他方の電極は、ダミーワードトランジスタDWTnのソース/ドレインに接続される。ダミーワードトランジスタDWTnのドレイン/ソースは、Dummy/BLに接続される。
【0056】
メモリセルアレイMCA2の外側には、メモリセルアレイMCA2の端部に配置されたビット線BL0から、メモリセルアレイMCA2内のビット線対と同一のピッチを空けて、ダミービット線DummyBLが配置される。また、DummyBLは、メモリセルアレイMCA2内のビット線と同等の配線幅を有する。このDummyBLには、メモリセルブロックMCBとリファレンス電圧生成回路RVG2が接続される。リファレンス電圧生成回路RVG2は、ダミーワードトランジスタDWTm+1とリファレンスキャパシタRCmとにより構成される。リファレンスキャパシタRCmの一方の電極は、ダミープレート線DPLmに接続される。リファレンスキャパシタRCmの他方の電極は、ダミーワードトランジスタDWTm+1のソース/ドレインに接続される。ダミーワードトランジスタDWTm+1のドレイン/ソースは、DummyBLに接続される。
【0057】
このDummyBLとDummy/BLとは、センスアンプ回路SAにより接続される。ところで、Dummy/BLに接続されるメモリセルブロックMCBは、メモリセルアレイMCA1に配置されたワード線に接続される。また、DummyBLに接続されるメモリセルブロックMCBは、メモリセルアレイMCA2に配置されたワード線に接続される。このように、DummyBLとDummy/BLとからなるダミービット線対にそれぞれ接続されるメモリセルブロックMCBが、異なるワード線に接続されるものをオープンビット線方式(開放形ビット線方式)という。
【0058】
このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリにおいて、メモリセルアレイMCA1側のビット線BL0は、隣接するビット線/BL0とダミービット線Dummy/BLとから2δのカップリングノイズを受ける。
【0059】
また、メモリセルアレイMCA2側のビット線BL0は、隣接するビット線/BL0とダミービット線DummyBLとから2δのカップリングノイズを受ける。
【0060】
以上詳述したように本実施形態では、ビット線とセンスアンプ回路SAを共有し、2つのメモリセルアレイMCA1,MCA2を選択してデータを検出するTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリにおいて、ダミービット線対DummyBL,Dummy/BLの一方をメモリセルアレイMCA1の外側に、メモリセルアレイMCA1内のビット線対のピッチと同一のピッチで配置するようにしている。また、もう一方のダミービット線をメモリセルアレイMCA2の外側に、メモリセルアレイMCA2内のビット線対のピッチと同一のピッチで配置する。また、ダミービット線DummyBLとDummy/BLとは、それぞれのメモリセルアレイMCA内のビット線と同等の配線幅を有するようにしている。
【0061】
したがって本実施形態によれば、各メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線に発生するカップリングノイズのアンバランスを無くすことができる。これにより、センスアンプ回路SAのセンスマージンの減少を防ぐことができ、データを正確に検出することが可能となる。
【0062】
また、ダミービット線対を開放形にして各メモリセルアレイMCAに配置しているため、それぞれのメモリセルアレイMCAにダミービット線対を配置する場合に比べて、チップ面積の増加を抑えることができる。
【0063】
また、上記ダミービット線対DummyBL,Dummy/BLの外側に、さらに電位がVSS(接地電位)に固定されたダミービット線DummyBL0を配置してもよい。図10は、このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図である。
【0064】
ダミービット線Dummy/BL0は、メモリセルアレイMCA内に配置されたビット線対のピッチと同一のピッチで、ダミービット線対DummyBL,Dummy/BLの外側に配置される。
【0065】
このような構成にすると、メモリセルアレイMCA及びダミービット線対DummyBL,Dummy/BLへの外部からのノイズを防ぐことが可能となる。
【0066】
なお、ダミービット線Dummy/BL0を配置するピッチは、他のビット線対と同一のピッチでなくても、同様に適用可能である。
【0067】
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、メモリセルアレイMCAの外側にダミービット線を配置し、このダミービット線にリファレンス電位を印加するようにしたものである。
【0068】
図11は、本発明の第4の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図である。なお、メモリセルアレイMCAの構成は、上記第1の実施形態と同様である。
【0069】
メモリセルアレイMCAの外側には、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線BL0から、メモリセルアレイMCA内のビット線対のピッチと同一の間隔を空けて、ダミービット線Dummy/BLが配置される。ダミービット線Dummy/BLにはメモリセルブロックMCBが配置されるが、ダミービット線及びプレート線との接続を切り離す。
【0070】
ダミービット線Dummy/BLには、キャパシタC1の一方の電極が接続される。キャパシタC1の他方の電極は、OR回路を介してプレート線PL,/PLに接続される。なお、キャパシタC1の容量は、例えば‘1’データと‘0’データの読み出し電位の中間値がダミービット線Dummy/BLに印加されるように設定する。
【0071】
このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリは、アクティブ時、ダミービット線Dummy/BLにリファレンス電位が印加される。これにより、ビット線BL0には、ビット線/BL0からのカップリングノイズδと、ダミービット線Dummy/BLからのリファレンス電圧に基づくカップリングノイズδ’とが発生する。
【0072】
したがって本実施形態によれば、メモリセルアレイMCAの端部に配置されたビット線に発生するカップリングノイズのアンバランスを抑制することができる。
【0073】
また、ダミービット線を一本にしているため、ダミービット線対を配置する場合に比べて、チップの面積を縮小することが可能となる。
【0074】
なお、上記実施形態において、プレート線の駆動を検知する回路の一例としてOR回路を用い説明した。しかし、これに限定されるものではなく、プレート線の駆動を検知可能な回路であればよい。
【0075】
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、メモリセルアレイMCAの外側にダミーメモリセルブロックDMCBを配置するようにしたものである。
【0076】
図12は、本発明の第5の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図である。なお、メモリセルアレイMCAの構成は第1の実施形態と同様である。
【0077】
メモリセルアレイMCAの外側には、ダミーメモリセルブロックDMCBが配置される。そして、通常、メモリセルアレイMCAの外側に配置される、電位がVSSに固定されたダミービット線を取り除く。
【0078】
このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリは、ビット線BL0に対して、VSSに固定されたダミービット線からの配線容量による影響が無くなる。これにより、ビット線BL0の容量が、メモリセルアレイMCA内部の他のビット線に比べて軽くなる。
【0079】
したがって本実施形態によれば、ビット線BL0に対する、メモリセルアレイMCA内部の他のビット線からのカップリングノイズが大きくなる。よって、ビット線BL0のカップリングノイズのアンバランスを抑制することができる。
【0080】
(第6の実施形態)
図13は、本発明の第6の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部を示す平面図である。図14は、図13における14−14’線の断面図である。
【0081】
メモリセルアレイMCAの内部(本実施例では、ビット線/BLn+1とビット線BLn+2の間)には、スティッチ領域(Stitch Area)が形成される。このスティッチ領域は、ワード線WLやブロック選択信号線BSLの信号の遅延を抑えるために設けられるもので、ワード線WLやブロック選択信号線BSLと並行にメタル配線(本実施例では、3層メタル配線M1,M2,M3)が配置され、所定のメモリセルブロックMCBを通過するごとにゲート配線GCとメタル配線を接続するものである。
【0082】
スティッチ領域の構成を、ワード線WL1を例に説明する。ゲート配線WL1(GC)はプラグ1を介して第1層メタル配線WL1(M1)2に接続される。WL1(M1)2は、プラグ3を介して第2層メタル配線WL1(M2)4に接続される。WL1(M2)4は、プラグ5を介して第3層メタル配線WL1(M3)に接続される。
【0083】
図15は、図13に示したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図である。
【0084】
スティッチ領域の両側には、ダミービット線DummyBL,Dummy/BLが配置される。このDummyBL,Dummy/BLは、隣接するビット線/BLn+1,BLn+2からメモリセルアレイMCA内部のビット線対と同一のピッチを空けて配置される。また、ダミービット線DummyBLとDummy/BLとは、メモリセルアレイMCA内のビット線と同等の配線幅を有する。ダミービット線DummyBL,Dummy/BLには、それぞれメモリセルブロックMCBが接続され、さらにリファレンス電圧生成回路RVGとセンスアンプ回路SAが接続される。ここで、DummyBL,Dummy/BLには、データ線とカラムゲートとを接続しない。
【0085】
このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリにおいて、ビット線/BLn+1とビット線BLn+1とのピッチ、及びビット線/BLn+1とダミービット線DummyBLとのピッチが同一である。このため、ビット線/BLn+1は、両端のビット線から同じカップリングノイズδを受ける。ビット線BLn+2についても同様である。
【0086】
以上詳述したように本実施形態では、メモリセルアレイMCA内にスティッチ領域を形成することで生じるビット線間のアンバランスを解消するために、スティッチ領域の両側にダミービット線DummyBL,Dummy/BLを配置する。また、DummyBLとDummy/BLとは、メモリセルアレイMCA内のビット線と同等の配線幅を有するようにしている。
【0087】
したがって本実施形態によれば、ビット線/BLn+1及びビット線BLn+2の両側に配置されるビット線のピッチを同一にすることができ、ビット線/BLn+1及びビット線BLn+2に発生するカップリングノイズのアンバランスを抑制することができる。これにより、センスアンプ回路SAのセンスマージンの減少を防ぐことができ、データを正確に検出することが可能となる。
【0088】
また、DummyBL,Dummy/BLにセンスアンプ回路SAを接続しているため、メモリセルアレイMCA内のビット線と同様の動作が可能である。よって、ビット線BL0に対して、他のビット線と同様のカップリングノイズを発生させることができる。
【0089】
また、DummyBL,Dummy/BLにデータ線DQを接続していないので、余分な回路を省略でき、回路のスペースを縮小することが可能となる。
【0090】
(第7の実施形態)
第7の実施形態は、メモリセルアレイMCA内に形成されたスティッチ領域の両側にダミービット線対を配置して、ビット線間に発生するカップリングノイズのアンバランスを抑制するようにしたものである。
【0091】
図16は、本発明の第7の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図である。なお、スティッチ領域(Stitch
Area)の構成は上記第6の実施形態と同一である。
【0092】
スティッチ領域の両側には、それぞれダミービット線対が配置される。ダミービット線対DummyBLn,Dummy/BLnは、スティッチ領域とビット線/BLnとの間に配置され、ビット線/BLnとダミービット線DummyBLn、ダミービット線DummyBLnとDummy/BLnとの間隔は、メモリセルアレイMCA内のビット線対のピッチと同一の間隔で配置される。また、ダミービット線DummyBLnとDummy/BLnとは、メモリセルアレイMCA内のビット線と同等の配線幅を有する。ダミービット線DummyBLnとDummy/BLnとには、それぞれメモリセルブロックMCBが接続され、さらにリファレンス電圧生成回路RVGとセンスアンプ回路SAが接続される。
ここで、DummyBL,Dummy/BLには、データ線とカラムゲートとを接続しない。
【0093】
ダミービット線対DummyBLn+1,Dummy/BLn+1は、スティッチ領域とビット線BLn+1との間に配置される。他の構成は、上記ダミービット線対DummyBLn,Dummy/BLnと同様である。
【0094】
このように構成されたTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリでは、ビット線/BLnとダミービット線対DummyBLnとの間隔、及びダミービット線対DummyBLnとDummy/BLnとの間隔が、メモリセルアレイMCA内のビット線対のピッチと同一の間隔で配置される。よって、ビット線/BLnとダミービット線対DummyBLnとの間の配線寄生容量、及びダミービット線対DummyBLn,Dummy/BLn間の配線寄生容量が同一になる。これにより、ビット線/BLnに対するDummy/BLnからカップリングノイズについても、メモリセルアレイMCA内のビット線と同様のカップリングノイズが発生する。
【0095】
したがって本実施形態によれば、第6の実施形態の効果に加え、さらにビット線/BLnに対して、ダミービット線対DummyBLn,Dummy/BLn間の配線寄生容量によるカップリングノイズのアンバランスを抑制することができる。ビット線BLn+1についても同様である。
【0096】
なお、上記各実施形態のTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリは、2T2C方式と1T1C方式の共用が可能な構成としたが、2T2C方式あるいは1T1C方式の一方のみの構成にしても同様に実施可能である。
【0097】
また上記各実施形態では、強誘電体メモリの例としてTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリを用いて説明したが、これに限定されるもではない。図17は、強誘電体メモリの他の一例の主要部を示す図である。
【0098】
トランジスタTのゲートは、ワード線WLに接続される。トランジスタTのソース又はドレイン領域は、ビット線BLに接続される。トランジスタTのドレイン又はソース領域は、強誘電体キャパシタCの一方の電極に接続される。強誘電体キャパシタCのもう一方の電極は、プレート線に接続されて、メモリセルMC’が構成される。すなわち、トランジスタTと強誘電体キャパシタCとは、直列で接続される。上記メモリセルが複数個配置されてメモリセルアレイが形成される。このように構成された強誘電体メモリを上記各実施形態に適用しても同様の効果を得ることが可能である。
【0099】
この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形して実施可能なことは勿論である。
【0100】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、メモリセルアレイの端部に配置されたビット線のセンスマージンの減少を防止し、これによりリテンション特性やイールド率を向上することが可能な強誘電体メモリを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリを構成するメモリセルブロックMCBを示す回路図。
【図2】図1に示したメモリセルブロックMCBの2T2C方式における動作タイミング図。
【図3】図1に示したメモリセルブロックMCBの1T1C方式における動作タイミング図。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図。
【図5】図4に示したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの2T2C方式における各ビット線間の寄生容量Cbbと、この寄生容量Cbbにより発生するカップリングノイズδとを表す一例を示す図。
【図6】図4に示したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの1T1C方式における各ビット線間の寄生容量Cbbと、この寄生容量Cbbにより発生するカップリングノイズδとを表す一例を示す図。
【図7】図4に示したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの1T1C方式における各ビット線間の寄生容量Cbbと、この寄生容量Cbbにより発生するカップリングノイズδとを表す他の一例を示す図。
【図8】本発明の第2の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図。
【図9】本発明の第3の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図。
【図10】図9に示したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの他の実施例を示す概略回路図。
【図11】本発明の第4の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図。
【図12】本発明の第5の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図。
【図13】本発明の第6の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部を示す平面図。
【図14】図13における14−14’線の断面図。
【図15】図13に示したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図。
【図16】本発明の第7の実施形態におけるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリの要部構成を示す概略回路図。
【図17】強誘電体メモリの他の一例の主要部を示す図。
【符号の説明】
MCB,MCB0,MCB1…メモリセルブロック、MC,MC’…メモリセル、C…強誘電体キャパシタ、T…セルトランジスタ、BSL0,BSL1…ブロック選択信号線、BST0,BST1…ブロック選択トランジスタ、WL…ワード線、BL,/BL…ビット線、PL,/PL…プレート線、RVG,RVG1,RVG2…リファレンス電圧生成回路、RC,RCn…リファレンスキャパシタ、DWL1,DWL2…ダミーワード線、DWT1,DWT2,DWTn…ダミーワードトランジスタ、DPL…ダミープレート線、SA…センスアンプ回路、Cbb…寄生容量、MCA,MCA1,MCA2…メモリセルアレイ、CD…カラムデコーダ、DummyBL,Dummy/BL…ダミービット線、DQ…データ線、DST0,DST1…データ選択トランジスタ、CSL…カラム選択信号線、AST1,AST2…セルアレイ選択トランジスタ、OR…OR回路、C1…キャパシタ、1,3,5…プラグ、WL1(GC)…ゲート配線、2…第1層メタル配線、4…第2層メタル配線、WL1(M3)…第3層メタル配線、Stitch Area…スティッチ領域。
Claims (25)
- ビット線にセルトランジスタのソース又はドレイン領域が電気的に接続され、ワード線に前記セルトランジスタのゲートが電気的に接続され、前記セルトランジスタのドレイン又はソース領域に強誘電体キャパシタの一方の電極が電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの他方の電極にプレート線が電気的に接続されてメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第1のダミービット線と、
前記第1のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第1のダミーメモリセルとを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - セルトランジスタのソース及びドレイン領域に強誘電体キャパシタのそれぞれの電極を電気的に接続してメモリセルが構成され、第1の端子と第2の端子との間に複数個の前記メモリセルが直列に電気的に接続され、前記第1の端子がブロック選択トランジスタを介してビット線に電気的に接続され、前記第2の端子がプレート線に電気的に接続されてメモリセルブロックが構成され、前記メモリセルブロックがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第1のダミービット線と、
前記ダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルブロックと同じ構造を有する第1のダミーメモリセルブロックとを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - 前記第1のダミービット線のさらに外側に配置され、予め決められた電位に固定された第2のダミービット線をさらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の強誘電体メモリ。
- 前記第1のダミービット線のさらに外側に、前記第1のダミービット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第2のダミービット線と、前記第2のダミービット線に電気的に接続され、前記第1のダミーメモリセルと相補的なデータが転送される前記メモリセルと同じ構造を有する第2のダミーメモリセルとをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ。
- 前記第1のダミービット線のさらに外側に、前記第1のダミービット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第2のダミービット線と、前記第2のダミービット線に電気的に接続され、前記第1のダミーメモリセルブロックと相補的なデータが転送される前記メモリセルブロックと同じ構造を有する第2のダミーメモリセルブロックとをさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の強誘電体メモリ。
- 前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とに電気的に接続され、前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とから信号を検出するセンスアンプ回路をさらに具備することを特徴とする請求項4又は5に記載の強誘電体メモリ。
- 前記第2のダミービット線のさらに外側に配置され、予め決められた電位に固定された第3のダミービット線をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の強誘電体メモリ。
- ビット線にセルトランジスタのソース又はドレイン領域が電気的に接続され、ワード線に前記セルトランジスタのゲートが電気的に接続され、前記セルトランジスタのドレイン又はソース領域に強誘電体キャパシタの一方の電極が電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの他方の電極にプレート線が電気的に接続されてメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置されてなる第1のメモリセルアレイと、
前記第1のメモリセルアレイに隣接して配置され、前記第1のメモリセルアレイに接続されたビット線を共用して前記第1のメモリセルアレイに隣接して配置され、前記第1のメモリセルアレイ同じ構造を有する第2のメモリセルアレイと、
前記第1のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記第1のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記第1のメモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第1のダミービット線と、
前記第1のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第1のダミーメモリセルと
前記第2のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記第2のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記第2のメモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第2のダミービット線と、
前記第2のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第2のダミーメモリセルとを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - セルトランジスタのソース及びドレイン領域に強誘電体キャパシタのそれぞれの電極を電気的に接続してメモリセルが構成され、第1の端子と第2の端子との間に複数個の前記メモリセルが直列に電気的に接続され、前記第1の端子がブロック選択トランジスタを介してビット線に電気的に接続され、前記第2の端子がプレート線に電気的に接続されてメモリセルブロックが構成され、前記メモリセルブロックがマトリックス状に配置されてなる第1のメモリセルアレイと、
前記第1のメモリセルアレイに隣接して配置され、前記第1のメモリセルアレイに接続されたビット線を共用して前記第1のメモリセルアレイに隣接して配置され、前記第1のメモリセルアレイ同じ構造を有する第2のメモリセルアレイと、
前記第1のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記第1のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記第1のメモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第1のダミービット線と、
前記第1のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルブロックと同じ構造を有する第1のダミーメモリセルブロックと
前記第2のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線の外側に、前記第2のメモリセルアレイの端部に配置されたビット線から前記第2のメモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第2のダミービット線と、
前記第2のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルブロックと同じ構造を有する第2のダミーメモリセルブロックとを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - 前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とに電気的に接続され、前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とから信号を検出するセンスアンプ回路をさらに具備することを特徴とする請求項8又は9に記載の強誘電体メモリ。
- 前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とに電気的に接続され、前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とから信号を検出するセンスアンプ回路をさらに具備し、
前記第1のダミーメモリセルは、前記第1のメモリセルアレイのワード線に接続され、
前記第2のダミーメモリセルは、前記第2のメモリセルアレイのワード線に接続されることを特徴とする請求項8に記載の強誘電体メモリ。 - 前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とに電気的に接続され、前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とから信号を検出するセンスアンプ回路をさらに具備し、
前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とからなるダミービット線対は、前記第1のダミーメモリセルブロックが前記第1のメモリセルアレイのワード線に接続され、前記第2のダミーメモリセルブロックが前記第2のメモリセルアレイのワード線に接続されるオープンビット線方式であることを特徴とする請求項9に記載の強誘電体メモリ。 - 前記第1のダミービット線及び前記第2のダミービット線のさらに外側に配置され、予め決められた電位に固定された第3のダミービット線をさらに具備することを特徴とする請求項10に記載の強誘電体メモリ。
- ビット線にセルトランジスタのソース又はドレイン領域が電気的に接続され、ワード線に前記セルトランジスタのゲートが電気的に接続され、前記セルトランジスタのドレイン又はソース領域に強誘電体キャパシタの一方の電極が電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの他方の電極にプレート線が電気的に接続されてメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
前記ワード線と並行に前記メモリセルアレイの上部に配置された補助ワード線と、
前記メモリセルアレイの内部に配置され、前記ワード線と前記補助ワード線とを電気的に接続するスティッチ部と、
前記スティッチ部と前記スティッチ部を挟む2つのビット線の一方との間に、前記2つのビット線の一方から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第1のダミービット線と、
前記第1のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第1のダミーメモリセルと、
前記スティッチ部と前記スティッチ部を挟む2つのビット線のもう一方との間に、前記2つのビット線のもう一方から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第2のダミービット線と、
前記第2のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第2のダミーメモリセルとを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - セルトランジスタのソース及びドレイン領域に強誘電体キャパシタのそれぞれの電極を電気的に接続してメモリセルが構成され、第1の端子と第2の端子との間に複数個の前記メモリセルが直列に電気的に接続され、前記第1の端子がブロック選択トランジスタを介してビット線に電気的に接続され、前記第2の端子がプレート線に電気的に接続されてメモリセルブロックが構成され、前記メモリセルブロックがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
前記ワード線と並行に前記メモリセルアレイの上部に配置された補助ワード線と、
前記メモリセルアレイの内部に配置され、前記ワード線と前記補助ワード線とを電気的に接続するスティッチ部と、
前記スティッチ部と前記スティッチ部を挟む2つのビット線の一方との間に、前記2つのビット線の一方から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第1のダミービット線と、
前記第1のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルブロックと同じ構造を有する第1のダミーメモリセルブロックと、
前記スティッチ部と前記スティッチ部を挟む2つのビット線のもう一方との間に、前記2つのビット線のもう一方から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第2のダミービット線と、
前記第2のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルブロックと同じ構造を有する第2のダミーメモリセルブロックとを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - 前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とから信号を検出するセンスアンプ回路をさらに具備し、
前記第2のダミーメモリセルは、前記第1のダミーメモリセルと相補的なデータが転送されることを特徴とする請求項14に記載の強誘電体メモリ。 - 前記第1のダミービット線と前記第2のダミービット線とから信号を検出するセンスアンプ回路をさらに具備し、
前記第2のダミーメモリセルブロックは、前記第1のダミーメモリセルブロックと相補的なデータが転送されることを特徴とする請求項15に記載の強誘電体メモリ。 - 前記スティッチ部と前記第1のダミービット線との間に、前記第1のダミービット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第3のダミービット線と、
前記第3のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第3のダミーメモリセルと
前記スティッチ部と前記第2のダミービット線との間に、前記第2のダミービット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第4のダミービット線と、
前記第4のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルと同じ構造を有する第4のダミーメモリセルとをさらに具備することを特徴とする請求項14に記載の強誘電体メモリ。 - 前記スティッチ部と前記第1のダミービット線との間に、前記第1のダミービット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第3のダミービット線と、
前記第3のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルブロックと同じ構造を有する第3のダミーメモリセルブロックと
前記スティッチ部と前記第2のダミービット線との間に、前記第2のダミービット線から前記メモリセルアレイ内のビット線間のピッチと同一の間隔を空けて配置され、前記ビット線と同等の配線幅を有する第4のダミービット線と、
前記第4のダミービット線に電気的に接続され、前記メモリセルブロックと同じ構造を有する第4のダミーメモリセルブロックとをさらに具備することを特徴とする請求項15に記載の強誘電体メモリ。 - 前記第3のダミーメモリセルは、前記第1のダミーメモリセルと相補的なデータが転送され、
前記第4のダミーメモリセルは、前記第2のダミーメモリセルと相補的なデータが転送され、
前記第1のダミービット線と前記第3のダミービット線とから信号を検出する第1のセンスアンプ回路と、
前記第2のダミービット線と前記第4のダミービット線とから信号を検出する第2のセンスアンプ回路とをさらに具備することを特徴とする請求項18に記載の強誘電体メモリ。 - 前記第3のダミーメモリセルブロックは、前記第1のダミーメモリセルブロックと相補的なデータが転送され、
前記第4のダミーメモリセルブロックは、前記第2のダミーメモリセルブロックと相補的なデータが転送され、
前記第1のダミービット線と前記第3のダミービット線とから信号を検出する第1のセンスアンプ回路と、
前記第2のダミービット線と前記第4のダミービット線とから信号を検出する第2のセンスアンプ回路とをさらに具備することを特徴とする請求項19に記載の強誘電体メモリ。 - ビット線にセルトランジスタのソース又はドレイン領域が電気的に接続され、ワード線に前記セルトランジスタのゲートが電気的に接続され、前記セルトランジスタのドレイン又はソース領域に強誘電体キャパシタの一方の電極が電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの他方の電極にプレート線が電気的に接続されてメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線より外側に配置されたダミービット線と、
一方の電極が前記ダミービット線に電気的に接続されたキャパシタと、
出力側が前記キャパシタの他方の電極に電気的に接続され、入力側が前記プレート線に電気的に接続され、前記プレート線の駆動を検知するダミービット線駆動回路とを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - セルトランジスタのソース及びドレイン領域に強誘電体キャパシタのそれぞれの電極を電気的に接続してメモリセルが構成され、第1の端子と第2の端子との間に複数個の前記メモリセルが直列に電気的に接続され、前記第1の端子がブロック選択トランジスタを介してビット線に電気的に接続され、前記第2の端子がプレート線に電気的に接続されてメモリセルブロックが構成され、前記メモリセルブロックがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの端部に配置されたビット線より外側に配置されたダミービット線と、
一方の電極が前記ダミービット線に電気的に接続されたキャパシタと、
出力側が前記キャパシタの他方の電極に電気的に接続され、入力側が前記プレート線に電気的に接続され、前記プレート線の駆動を検知するダミービット線駆動回路とを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - ビット線にセルトランジスタのソース又はドレイン領域が電気的に接続され、ワード線に前記セルトランジスタのゲートが電気的に接続され、前記セルトランジスタのドレイン又はソース領域に強誘電体キャパシタの一方の電極が電気的に接続され、前記強誘電体キャパシタの他方の電極にプレート線が電気的に接続されてメモリセルが構成され、前記メモリセルがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
前記メモリセルと同じ構造を有し、かつ前記ビット線に電気的に接続されないダミーメモリセルとを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。 - セルトランジスタのソース及びドレイン領域に強誘電体キャパシタのそれぞれの電極を電気的に接続してメモリセルが構成され、第1の端子と第2の端子との間に複数個の前記メモリセルが直列に電気的に接続され、前記第1の端子がブロック選択トランジスタを介してビット線に電気的に接続され、前記第2の端子がプレート線に電気的に接続されてメモリセルブロックが構成され、前記メモリセルブロックがマトリックス状に配置されてなるメモリセルアレイと、
前記メモリセルブロックと同じ構造を有し、かつ前記ビット線に電気的に接続されないダミーメモリセルブロックとを具備することを特徴とする強誘電体メモリ。
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