JP2005001583A - 車両用シートの荷物載置装置 - Google Patents

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Yoshitsugu Furukawa
佳嗣 古川
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Abstract

【課題】シートクッションと、シートバックとを有する第1のシート装置に設けられ、第1のシート装置の後方に配置される第2のシート装置の着座者が使用可能な荷物載置装置であり、車両の窓寄り側、車内通路側のいかなるシート装置にも搭載でき、さまざまな大きさの荷物等を載置可能な車両用シートの荷物載置装置を提供する。
【解決手段】車両用シートの荷物載置装置1は、シート装置の前後方向にスライド可能に配設される水平保持板6と、水平保持板6の後方側辺部に回動可能に枢支されるとともに、シートバック3の背面3aに当接可能に回動付勢される垂直保持板8とからなる荷物載置台5を具備している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両シートに好適な荷物載置装置である。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の車両用シートの荷物載置装置を示す図であり、この図を用いて従来の車両用シートの荷物載置装置について説明する。
車両用シート30は、シートクッション31と、シートバック32と、それらの側部に設けられるアームレスト33とを具備しており、アームレスト33は略コ字状を成し、一対の脚部34と、一対の脚部34の上端から連続して構成される肘掛け部35とを有している。一対の脚部34と肘掛け部35に囲われることで形成される空間部には、両端が一対の脚部34に回動可能(図3の矢印方向)に枢支されるL字形の収納ケース36が設けられている。この収納ケース36はL字形の一辺36aが収納ケース36の底部として、他辺36bは収納ケース36の外側壁として機能し、シートクッション31の側部が収納ケース36の内側壁として機能することで、収納ケース36に収容される荷物等が安定して保持される(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−10149号公報(図1〜図5参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の車両用シートの荷物載置装置は、車両用シート30のアームレスト33の側方に突出するように回動(図3の矢印方向)することで、荷物等を収容できる構成になっている。したがって、この車両用シート30を、例えば鉄道車両に搭載した場合、車両の窓寄りに配置されたアームレスト33は、車体とアームレスト33との隙間がほとんど無く、上記構成の荷物載置装置を採用することができないという問題があった。また、鉄道車両に搭載した場合、乗客が通行する車内通路側に配置された上記構成の荷物載置装置は、アームレスト33の側方、つまり車内通路側に突出するように回動するため、荷物載置装置が、車内通路を通行する人の邪魔になったり、車両内が混雑して車内通路にも多くの人が立っているような場合には、収納ケース36を回動させられず、結果的に荷物載置装置を使用できないという問題があった。
【0005】
さらに、上記構成の荷物載置装置は、一辺36aが収納ケース36の底部として、他辺36bが荷物収納スペース35の外側壁として、それぞれ機能することにより荷物等を収容できる構成であるため、収容できる荷物等の大きさや厚さは、収納ケース36の底部を成す一辺36aの大きさに規制され、大きく厚みのある荷物等は、この荷物載置装置では収容できないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、着座者の臀部を支えるシートクッションと、着座者の背部を支えるシートバックとを有する第1のシート装置に設けられ、前記第1のシート装置の後方に配置される第2のシート装置の着座者が使用可能な荷物載置装置であって、シートクッションの下部に略水平状態で、かつ前記第1のシート装置の前後方向にスライド可能に配設される水平保持板と、該水平保持板の後方側辺部に回動可能に枢支され、前記第1のシート装置のシートバック背面に当接可能に回動付勢される垂直保持板とからなる荷物載置台を備えたことを特徴とする車両用シートの荷物載置装置である。
【0007】
シートクッションと、シートバックとを有する第1のシート装置に設けられ、第1のシート装置の後方に配置される第2のシート装置の着座者が使用可能な荷物載置装置とし、荷物載置台をシート装置の後方に配置したので、例えば鉄道車両の窓寄りのシート装置にも採用が可能となり、また車内通路を通行する人に影響なく、本荷物載置装置を使用できる。
【0008】
また、本発明の荷物載置装置は、シート装置の前後方向にスライド可能に配設される水平保持板と、水平保持板の後方側辺部に回動可能に枢支され、シート装置のシートバック背面に当接可能に回動付勢される垂直保持板とからなる荷物載置台を具備している。これにより、水平保持板のスライド量を変位させることでさまざまな大きさや厚さの荷物等でも載置が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を用いて、本発明の実施の形態例を説明する。図1は、本発明の車両用シートの荷物載置装置の全体斜視図であり、図2は、本発明の車両用シートの荷物載置装置の作動を示す図である。
【0010】
なお、以下、図1の略右上方向を前方、図1の略左下方向を後方、さらに、図2においては、右方向を前方、左方向を後方として説明する。
【0011】
本発明の車両用シートの荷物載置装置が搭載されるシート装置1は、鉄道車両、バス、自動車などに使用されるもので、その構成を大別すると、着座者の臀部を支えるシートクッション2と、着座者の背部を支えるシートバック3と、着座者の肘部を載置可能なアームレスト4と、シートバック3の背面側に配置され、これらのシートクッション2とシートバック3とアームレスト4によって構成されるシート装置1(第1のシート装置)の後方に配置されるシート装置(第2のシート装置、不図示)に着座する乗員が使用可能な荷物載置台5とを具備している。
【0012】
図1を用いて、荷物載置台5について説明する。6は、シートクッション2の下方に略水平状態で配置される水平保持板である。水平保持板6は、シートクッション2の下部またはアームレスト4の内方側部に取り付けられるスライドレール7によって、シートの前後方向(図1の矢印A方向)にスライド可能に設けられるとともに、荷物等が載置される際の底板としての機能を有している。
【0013】
8は、水平保持板6の後方側辺部に回動可能に枢支される垂直保持板である。垂直保持板8は、不図示の付勢手段により前方側に回動付勢され、自由状態では、水平保持板6に対して略直角を成す角度で不図示のストッパにより保持され、それより前方への回動が規制されている。また、垂直保持板8の後方側の面には、後方に配置されるシート装置(第2のシート装置、不図示)の着座者が使用可能な網袋9が取り付けられている。
【0014】
次に、図2を用いて、本発明の車両用シートの荷物載置装置の作動について説明する。図2の(a)は、シートバック3が起立状態で、かつ荷物載置装置を使用していない状態の図であり、(b)はシートバック3が起立状態で、かつ荷物載置台5を後方に引き出して荷物載置装置を使用している状態を示し、(c)はシートバック3を後方に傾倒させ、かつ荷物載置装置を使用していない状態の図であり、(d)はシートバック3を傾倒させ、なおかつ荷物載置装置を使用している状態を示す図である。
【0015】
図2(a)において、荷物載置台5の水平保持板6は、ほぼ全域がシートクッション2の下方に位置し、垂直保持板8は水平保持板6に対して略直角を成す角度に保持され、垂直保持板8のシートバック3と対抗する面は、直立するシートバック3の背面3aにほぼ当接した状態で保持される。
【0016】
図2(a)の状態から荷物載置装置を使用するには、図2(b)に示すように荷物載置台5の水平保持板6を、スライドレール7を介して後方にスライドさせる。垂直保持板8は、不図示のストッパによって水平保持板6に対して略直角を成す角度に保持されるので、シートバック3と垂直保持板8との間に荷物載置スペース10が形成される。
【0017】
また、図2(c)に示すように、図2(a)の状態からシートバック3を後方に傾倒させた場合、水平保持板6は図2(a)と同位置の保たれたまま、垂直保持板8だけがシートバック3の背面3aによって後方に押され、シートバック3の背面に当接した状態を保ちつつ、不図示の付勢手段の付勢力に抗して軸11を中心に後方(図の反時計方向)に回動させられる。
【0018】
さらに、図2(c)の状態から荷物載置装置を使用する際は、水平保持板6を後方にスライドさせ、かつ垂直保持板8を付勢力に抗して軸11を中心として後方(図の反時計方向)に回動させて、荷物載置スペースを確保しつつ、そこに荷物等12を収容する。なお、垂直保持板8は常時前方(図の時計方向)に付勢されているので、収納された荷物等12はシートバック3の背面3aと垂直保持板8とによって安定的に保持される。
【0019】
なお、図1において、シートバック3の背面側に設けられる網袋9は、垂直保持板8の後方側の面に取り付けられているので、荷物載置装置がいかなる状態にあっても、後方に配置されるシート装置の着座者が常に使用可能な状態に保たれる。
【0020】
さらに、上記実施の形態例では、水平保持板6は、スライドレール7によって、シートの前後方向に常時スライド自在に設けられている実施の形態例で説明したが、これに限るものではなく、水平保持板6は、スプリング等の付勢手段を用いて前方に付勢してもよい。これにより、荷物等12がシートバック3の背面3aと垂直保持板8とによって保持された状態(図2(d))から、荷物等を抜き取った際に、付勢手段によって水平保持板6が前方に引かれて、荷物載置台5は自動的に図2(c)に示す状態にもたらされる。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1記載の発明によれば、シートクッションと、シートバックとを有する第1のシート装置に設けられ、第1のシート装置の後方に配置される第2のシート装置の着座者が使用可能な荷物載置装置である。荷物載置台をシート装置の後方に配置され、かつシート装置の前後方向にスライド可能な構成としたので、例えば鉄道車両の窓寄りのシート装置にも搭載することが可能となり、また車内通路を通行する人に影響されることなく、本荷物載置装置を使用することができる。
【0022】
また、本発明の荷物載置装置は、シート装置の前後方向にスライド可能に配設される水平保持板と、水平保持板の後方側辺部に回動可能に枢支されるとともに、シート装置のシートバック背面に当接可能に回動付勢される垂直保持板とからなる荷物載置台を具備している。これにより、水平保持板のスライド量を変位させることで、さまざまな大きさや厚さの荷物等を載置することが可能となるとともに、その荷物等が安定的に保持され、汎用性かつ実用性に優れた荷物載置装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用シートの荷物載置装置の全体斜視図である。
【図2】本発明の車両用シートの荷物載置装置の作動を示す図である。
【図3】従来の車両用シートの荷物載置装置を示す図である、
【符号の説明】
1 シート装置
2 シートクッション
3 シートバック
3a 背面
4 アームレスト
5 荷物載置台
6 水平保持板
7 スライドレール
8 垂直保持板
9 網袋
10 荷物載置スペース
11 軸
12 荷物等

Claims (1)

  1. 着座者の臀部を支えるシートクッションと、着座者の背部を支えるシートバックとを有する第1のシート装置に設けられ、前記第1のシート装置の後方に配置される第2のシート装置の着座者が使用可能な荷物載置装置であって、
    シートクッションの下部に略水平状態で、かつ前記第1のシート装置の前後方向にスライド可能に配設される水平保持板と、
    該水平保持板の後方側辺部に回動可能に枢支され、前記第1のシート装置の前方側に回動付勢されることにより、前記第1のシート装置のシートバック背面に当接可能に配置される垂直保持板とからなる荷物載置台を備えたことを特徴とする車両用シートの荷物載置装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103096760A (zh) * 2010-08-25 2013-05-08 郑载训 功能性椅子
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TWI756362B (zh) * 2017-02-13 2022-03-01 日商小糸電工股份有限公司 長條部件支撐裝置、後殼以及帶後殼座椅

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