JP2004538343A - Co2終結ゴム - Google Patents

Co2終結ゴム Download PDF

Info

Publication number
JP2004538343A
JP2004538343A JP2002577890A JP2002577890A JP2004538343A JP 2004538343 A JP2004538343 A JP 2004538343A JP 2002577890 A JP2002577890 A JP 2002577890A JP 2002577890 A JP2002577890 A JP 2002577890A JP 2004538343 A JP2004538343 A JP 2004538343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
polymerization
viscosity
solution viscosity
conjugated diene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002577890A
Other languages
English (en)
Inventor
グレイブス,ダニエル
ドウガーテイ,デイビツド
アントコウイアク,トマス
Original Assignee
フアイヤーストーン・ポリマース・エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フアイヤーストーン・ポリマース・エルエルシー filed Critical フアイヤーストーン・ポリマース・エルエルシー
Publication of JP2004538343A publication Critical patent/JP2004538343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/30Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
    • C08C19/42Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups
    • C08C19/44Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups of polymers containing metal atoms exclusively at one or both ends of the skeleton

Abstract

荷造り可能なリチウムカルボキシレートポリマーの製造方法。この方法は少なくとも1種の共役ジエンを有機リチウム開始剤の存在下で実質的に完了するまで重合する段階を包含する。その後、重合工程を二酸化炭素の添加により終結させる。生じたゴムは高い体積粘性を有するため容易に取り扱うことができるが、低い溶液粘性を有する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は他のポリマー系における添加剤として使用できるポリマーに関する。より特に、本発明はビニル化合物の重合方法に、そしてより特別に、重合工程を終結させて高い体積粘性(bulk viscosity)を有するが低い溶液粘性(solution viscosity)を有する化合物を製造する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ある種のエンジニヤリングプラスチック、例えばスチレン−無水マレイン酸共重合体(SMAs)および耐衝撃性ポリスチレン類(HIPS)、は靭性、衝撃強度および他の性質を高めるためにゴム(例えば、ポリブタジエンまたはスチレン−ブタジエン共重合体)の存在下で製造される。低溶液粘性ゴムはプラスチック相の中により容易に分散可能であるためゴム添加剤の使用者にとっては望ましい。HIPSに関すると、その製造工程の初期に、製造されるポリスチレン内でのゴムの非相容性およびスチレン相の枯渇の理由によって相分離が始まり、SMAsでは低溶液粘性が生ずる生成物の透明性および光沢を改良しうる。
【0003】
添加剤ゴムの低溶液粘性は非常に望ましいが、それは商業的操作を困難にする。さらに、低溶液粘性は典型的には包装および輸送を難しくする液体または半液体物質である。従って、輸送可能品に荷造りすることができ且つ取り扱いが容易な形状である比較的高い体積粘性物質が合成ゴムの製造業者にとっては望ましい。
【0004】
ビニル化合物、特に共役ジエン、を重合する際にはかなりの作業が行なわれてきた。終結剤としての二酸化炭素、CO、の使用がこれまでに検討されていた。特に、CO反応終結がポリマー物質の即座のプロトン化または他の活性化により反応生成物を与えた。例えば、反応物を液体中に溶解させながらの、リビングポリマー、すなわち反応性の負に荷電された末端基を有する重合可能な化学的芳香族(chemo−aromatic)炭化水素、と例えばCO、CS、1,2−プロピレンオキシドまたはエチレンオキシドのような化合物との反応が教示されている(特許文献1参照)。この特許はさらに、反応性末端基のために、二官能性ポリマー生成物が他の基または化合物と反応することも述べている。
【特許文献1】
米国特許3,070,579号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、マー(mer)単位のビニル化合物を包含する低溶液粘性のリチウムカルボキシレートポリマーの製造方法を提供する。一般的に、この方法は少なくとも1種の共役ジエンを有機リチウム開始剤の存在下で実質的に完了するまで重合しそしてCOの添加により反応を終結させる段階を包含する。この方法における段階の組み合わせが、COを用いてリビングアニオンポリマーの終結を与え、ポリマー鎖端部をリチウムカルボキシレート(P−COOLi)として残す。これまでのこのような方法とは対照的に、本発明は生じたポリマーをプロトン化したりさらに反応させたりしない。むしろ、本発明は物質のカルボキシレート形態により示されるように高い体積粘性、低い溶液粘性のゴムを用いる利点を有利に利用している。
【0006】
本発明は有利なことに、SMAまたはHIPSプラスチックスに対する添加に特に適する体積粘性を有する低分子量のカルボキシル化ポリマー物質を与える。プラスチック樹脂を製造するために使用される単量体中のゴム状物質の溶液の溶液粘性は一般的に低く、例えば約75cPより低く、好ましくは約50cPより低く、最も好ましくは約45cPより低い。低い溶液粘性は比較的高い光沢を与えそしてより多いゴム含有量を等価動力水準(equivalent power levels)まで可能とする。それにもかかわらず、この物質は高い体積粘性(例えば、約45より高い、好ましくは約60より高い、ムーニー粘度)および低温流れに対する良好な耐性を有する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この低溶液粘性で高体積粘性のポリマーは好ましくは、カルボキシレート基で終結した共役ジエン類のホモポリマー類である。これらのポリマー類を製造するためには、共役ジエン類を有機金属開始剤の存在下で溶媒中で重合する。
【0008】
重合はリビングアニオンタイプであり、そして生じたポリマー類をCO基により終結させる。リビング重合は、成長中心が終結または転移のいずれも受けない重合である。本質的に100%の転化率に達した後に、さらなる単量体を反応系に加えることによりさらなる重合が起きる。加えられる単量体も定量的に重合される。そのような重合が、規定された末端基を有する構造およびブロック共重合体を生成する可能性を与える。
【0009】
共役ジエンホモポリマー類が好ましい生成物であるが、共単量体が望ましい性質を与え且つポリマーの性質を減じないような共役ジエン共重合体も非常に望ましい。共単量体類は、芳香族核に結合されているアルキル、アラルキル、またはシクロアルキル基を有し且つ好ましくは20個より多くない炭素原子を有するビニル芳香族炭化水素類を包含するビニルアレン類でありうる。これらの芳香族共単量体類の代表は、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、エチルスチレン、p−シクロヘキシルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルエチルナフタレン、ビニルメチルナフタレン、ビニルブチルナフタレン、ビニルジフェニル、ビニルジフェニルエタン、4−ビニル−4’−メチルジフェニルなどである。好ましくは、そのような共単量体は20個より多くない炭素原子を有する。そのような共単量体が望まれる場合には、一般的には少なくとも1重量%、好ましくは少なくとも5重量%、そして60重量%程度までが使用されるが、好ましくは30重量%以下が使用される。
【0010】
カルボキシレート終結共役ジエンホモまたはコポリマー類中の高いビニル含有量が望ましい。適する1,2−ビニル改質剤を重合混合物に加えてビニル含有量を共役ジエン由来マー単位の90%程度の高さに増加させることができる。例示される1,2−ビニル改質剤はヘキサメチル燐酸トリアミド、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、ジエチルエーテル、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン、p−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、エチルプロピルエーテル、ジ−n−プロピルエーテル、ジ−n−オクチルエーテル、アニソール、ジベンジルエーテル、ジフェニルエーテル、ジメチルエチルアミン、ビス−オキサラニルプロパン、トリ−n−プロピルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N−エチルピペリジン、N−メチル−N−エチルアニリン、およびN−メチルモルホリンの1種またはそれ以上を包含する。
【0011】
リビングアニオン重合用のある有効な開始剤は、式RLi(式中、RはC−C20ヒドロカルビル基、有利にはC−C20脂肪族基、好ましくはC−C脂肪族基であるが、C−C20、好ましくはC−C12、脂環式または芳香族基であってもよい)により表されるヒドロカルビルリチウムである。好ましいRLi化合物はn−ブチルおよびsec−ブチルリチウムである。他の適するRLi化合物は、R基がエチル、n−プロピル、イソプロピル、n−アミル、sec−アミル、sec−ヘキシル、n−ヘキシル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル、オクタデシル、フェニル、トリル、ジメチル−フェニル、エチルフェニル、ナフチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシル、エチルシクロヘキシル、シクロヘプチル、アリル、2−ブテニル、2−メチルブテニル、シクロペンチルメチル、メチルシクロペンチルエチル、フェニルエチル、シクロペンタジエニル(cyclopentadieneyl)、ナフチル、フェニルシクロヘキシルなどであるものを包含するが、それらに限定されない。一般的には、触媒は100gの単量体当たり約0.15−20ミリモルの開始剤の割合で使用される。
【0012】
重合は有利には溶媒、例えば、C−C20アルカン類、好ましくはC−C10アルカン類、例えばブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカンなど、の中で行なわれる。非芳香族炭化水素溶媒、例えばシクロアルカン類、例えば、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、シクロヘプタンなど、を使用することもできる。C−C20シクロアルカン類が好ましく、C−C10シクロアルカン類がより好ましい。トルエンおよび他の芳香族はテロマー化剤として作用することができ、それにより生成物の平均分子量を減ずる。しかしながら、これが重要でない場合には、芳香族溶媒を使用することができる。有利には、約15−50%、好ましくは約20−25%、のブタジエン濃度が望ましい。
【0013】
系を不活性化させるかまたは系の効率を減ずる例えば水、空気などのような不純物による有機金属系の汚染に対する標準的な予防手段をとるべきである。従って、溶媒、試薬、反応器および反応領域中の雰囲気はそのような汚染を避けるように処理される。有利には、25ppmより少ない、好ましくは5ppmより少ない、水が重合中に存在する。
【0014】
重合は、使用される温度で発生する圧力に耐えうるオートクレーブ、加圧反応器または瓶の中で行なうことができる。好ましくは、圧力は約34−760kPaの範囲内、より好ましくは約200〜700kPaの間、であろう。温度は好ましくはほぼ室温〜約120℃の間、より好ましくは約30°〜100℃の間である。
【0015】
実質的な量の重合は1時間以内に行なわれるが、追加重合をさらに長い滞留時間、例えば3時間、にわたり行なうことができる。しかしながら、より高い収率のためには一般的に6時間もしくはそれ以上が望ましく、そして温度によるが重合は一般的に16時間以内に実質的に完了するが、重合を70時間もしくはそれ以上続けても有害な影響または悪影響はない。
【0016】
重合が完了した時に、好ましくはLi開始剤の少なくとも約0.5ないし1モル当量以上までの量で加えられる少量のCOの添加により触媒は不活性化される。COがリビングポリマー鎖を終結させて、ほとんどのポリマー鎖の上にカルボキシレート末端基を生ずる。それを重合混合物に対して気体形態で泡立たせることにより加えることができる。COは次にリビングポリマー鎖の反応性末端基と反応してリビング重合を効果的に終了させる。生じたポリマーは、一部の望ましくない共有結合されたポリマー鎖に沿って重合混合物中に存在するLi開始剤残基により安定化されるカルボキシレート末端基を有する。
【0017】
少量の酸化防止剤、例えばジ−t−ブチルクレゾール、を好ましくはポリマー生成物に加える。酸化防止剤は好ましくは全溶液の4重量%より少ない、より好ましくは2重量%より少ない、量で加えられる。ポリマーを処理前に回収しそして、好ましく残存溶媒の蒸発のために適当な温度においてドラム乾燥することにより、乾燥することができる。或いは、蒸気溶媒除去法を使用してポリマー生成物を回収する。
【0018】
カルボキシレート−終結ポリマー生成物の数平均分子量(M)は有利には約100,000〜300,000、好ましくは約150,000〜250,000、の範囲内である。さらに、特殊な性質用には狭い分子量範囲が望ましいことがある。ここで報告される分子量は希釈溶液粘性(DSV)により測定される。
【0019】
他の極性添加剤、例えば無水マレイン酸、を加えて溶液粘性をそのように望む場合には減ずることができる。さらに、添加剤、たとえばテトラメチルエチレンジアミン、2−エチルヘキサン酸、アセトニトリル、およびそれらの混合物を、ゴム状ポリマー組成物に加えて溶液粘性をさらに改良することもできる。沈殿した生成物を濾過しそしてアルコールで洗浄し、そして適当な安定剤および重合禁止剤の添加により仕上げ処理し、引き続き既知の方法に従い乾燥することができる。生成物を酸、塩基、錯化剤などで抽出して、安定剤または重合禁止剤の添加前に触媒残基を低水準まで減ずることができる。
【0020】
製造後に、ゴム状ポリマーを次に有利には他のポリマー系、例えばHIPS、SMA類、またはアクリロニトリルスチレンブタジエン共重合体(ABS)、と混合する。これらのポリマー系は例えば本発明のもののようなゴムの添加により強化および/または改質される。
【実施例1】
【0021】
CO終結により増加した体積粘性
ムーニー粘度(体積粘性測定)を、二部に分けられそしてプロトン源(水もしくはイソプロパノールからのH)またはCOで終結させた種々のリビングポリマーに関して測定した:
【0022】
【化1】
Figure 2004538343
【0023】
表1:ムーニー粘度
Figure 2004538343
これらの各実施例では、COを重合混合物に加えて重合を終結させた。CO添加後に、酸化防止剤を加えてポリマー生成物を沈殿させそして生成物をドラム乾燥した。表1のデータは、CO終結ゴムが有意に増加した体積粘性を示したことを示す。
【実施例2】
【0024】
添加剤を用いるP−COLiの溶液粘性
リビングポリブタジエニルリチウムをCOで処理した。このP−CO Liを溶液粘性測定(トルエン中)のためにトルエン中に溶解させた。溶液粘性をさらに減少させるために種々の添加剤も加えた。
【0025】
溶液粘性(cP) 添加剤(量)
92.8 なし
26.8 無水マレイン酸(10%)
27.1 無水マレイン酸(5%)
27.5 無水マレイン酸(1%)
89.4 なし
93.5 なし
92.0 イソプロパノール(1.5%)
67.9 テトラメチルエチレンジアミン
29.5 2−エチルヘキサン酸(1.5%)
92.5 アセトニトリル(1.5%)
ポリマーの重量を基準とする%
これらのデータからわかるように、添加剤、例えば無水マレイン酸または2−エチルヘキサン酸のようなカルボン酸類、はCO−終結ポリブタジエンと共同作用して溶液粘性を有意に減少させる。
【0026】
これらのゴムポリマーの例えばスチレンのような単量体中の溶液に関しても同様な結果が観察された。
【実施例3】
【0027】
COで終結した連続的に重合されたポリブタジエン
リビングリチウム高ビニルポリブタジエンをCOで処理して下記の結果を得た:
終結の場合のムーニー粘度 13
CO終結の場合のムーニー粘度 46
CO処理後の溶液粘性 119cP
CO処理および無水マレイン酸の添加後の溶液粘性 72cP
比較用のH終結ポリブタジエン:
ムーニー粘度 35
溶液粘性 97cP
比較例で使用されたH終結ポリブタジエンは約200,000のMを有する中ビニル(medium−vinyl)未改質ポリブタジエンでありそしてファイヤーストンポリマーズ,LLC(Firestone Polymers, LLC)(オハイオ州、アクロン)から得られた。

Claims (9)

  1. a)少なくとも1種の共役ジエンを有機リチウム開始剤の存在下で実質的に完了するまで重合し、そして
    b)二酸化炭素を加えることにより重合を終結させ、それによりカルボキシレート終結ポリマーを与える
    段階を含んでなる、荷造り可能なカルボキシレート終結ポリマーの製造方法。
  2. 該共役ジエンが1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、および1,3−ペンタジエンの1種もしくはそれ以上である請求項1の方法。
  3. 重合が、該少なくとも1種の共役ジエンの他に、ビニル芳香族炭化水素類およびアルケン類の少なくとも1種を包含する請求項1〜2のいずれかの方法。
  4. 該カルボキシレート終結ポリマーが
    45より大きい体積粘性、および
    75cPより小さい溶液粘性
    の少なくとも一方を有する請求項1〜3のいずれかの方法。
  5. 該重合段階が連続的方法で行なわれる請求項1〜4のいずれかの方法。
  6. 共役ジエン由来単位およびカルボキシレート終結基を含んでなる荷造りされた低溶液粘性ポリマー。
  7. ビニル芳香族炭化水素由来単位をさらに含んでなる請求項6のポリマー。
  8. 該ビニル芳香族炭化水素がスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、エチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルエチルナフタレン、ビニルメチルナフタレン、ビニルブチルナフタレン、ビニルジフェニル、ビニルジフェニルエタン、および4−ビニル−4’−メチルジフェニルの1種もしくはそれ以上である請求項7のポリマー。
  9. 75cPより低い溶液粘性および45より高いムーニー粘度の少なくとも一方を有する請求項6〜8のいずれかのポリマー。
JP2002577890A 2001-03-28 2002-03-25 Co2終結ゴム Pending JP2004538343A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/819,336 US6881795B2 (en) 2001-03-28 2001-03-28 CO2 terminated rubber for plastics
PCT/US2002/009251 WO2002079267A1 (en) 2001-03-28 2002-03-25 Co2-terminated rubber

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004538343A true JP2004538343A (ja) 2004-12-24

Family

ID=25227855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002577890A Pending JP2004538343A (ja) 2001-03-28 2002-03-25 Co2終結ゴム

Country Status (6)

Country Link
US (2) US6881795B2 (ja)
EP (1) EP1373323B1 (ja)
JP (1) JP2004538343A (ja)
DE (1) DE60218439T2 (ja)
ES (1) ES2280529T3 (ja)
WO (1) WO2002079267A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010514902A (ja) * 2006-12-29 2010-05-06 株式会社ブリヂストン カルボキシラートで停止した重合体、及びその耐衝撃性改質プラスチック分野への使用
WO2019045053A1 (ja) * 2017-09-01 2019-03-07 株式会社ブリヂストン 変性共役ジエン系重合体、ゴム組成物、タイヤおよび変性共役ジエン系重合体の製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112012016377B1 (pt) 2009-12-31 2020-09-29 Bridgestone Corporation Iniciadores de aminossilano e polímeros funcionalizados preparados a partir dos mesmos
KR20180078331A (ko) 2010-12-30 2018-07-09 가부시키가이샤 브리지스톤 아미노실란 개시제 및 이로부터 제조된 관능화 중합체

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3070579A (en) 1958-09-15 1962-12-25 Dow Chemical Co Vinyl aromatic polymers having reactive end groups and process for making the same
US3135716A (en) 1958-11-06 1964-06-02 Phillips Petroleum Co Process for preparing terminally reactive polymers
US3109871A (en) 1960-12-27 1963-11-05 Phillips Petroleum Co Production and curing of polyfunctional terminally reactive polymers
US3791888A (en) * 1961-01-23 1974-02-12 Phillips Petroleum Co Solid propellants prepared from acidic vinylidene polymers using both polyaziridinyl and difunctional aziridinyl curing agents
US3349071A (en) 1963-10-17 1967-10-24 Phillips Petroleum Co Reducing cold flow of diene polymers
US3451988A (en) 1966-10-25 1969-06-24 Exxon Research Engineering Co Polymerization catalyst and uses thereof
DE2003128A1 (de) 1970-01-24 1971-07-29 Basf Ag Sekundaere Aminogruppen enthaltende Polymere
DE2547270A1 (de) 1974-10-29 1976-05-13 Firestone Tire & Rubber Co Pfropfcopolymerisate von polybutadien und substituiertem polyacrylat
US4096254A (en) 1976-05-10 1978-06-20 Richardson-Merrell Inc. Method of treating the symptoms of menopause and osteoporosis
US4329439A (en) 1980-05-27 1982-05-11 The Firestone Tire & Rubber Company Process for polymerizing dienes
US4417029A (en) * 1981-08-03 1983-11-22 Atlantic Richfield Company Derivatization of star-block copolymers
US4399260A (en) * 1982-01-04 1983-08-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Increasing the reactivity of coupling of block polymers
US4518753A (en) * 1982-04-26 1985-05-21 National Research Development Corporation Anionic polymerization of conjugated dienes in the presence of hindered triaryl boron or aluminum derivatives
US4503188A (en) 1983-06-20 1985-03-05 Atlantic Richfield Company Acrylates as coupling agents for star-block copolymers
DE3482472D1 (de) 1983-12-26 1990-07-19 Nippon Zeon Co Verfahren zur modifizierung von polymeren von konjugierten dienen.
US4555548A (en) 1984-08-23 1985-11-26 Nippon Zeon Co. Ltd. Rubber composition for tire treads
US4555547A (en) 1984-08-23 1985-11-26 Nippon Zeon Co. Ltd. Rubber composition for tire treads
JPS61103901A (ja) 1984-10-26 1986-05-22 Nippon Zeon Co Ltd ジエン系共重合体ゴムの製造方法
US4616069A (en) 1984-10-26 1986-10-07 Nippon Zeon Co., Ltd. Process for making diene polymer rubbers
DE3527909A1 (de) 1985-08-03 1987-02-12 Basf Ag Polymerisate mit aminogruppen, deren herstellung und verwendung
US5063190A (en) * 1988-05-31 1991-11-05 Gencorp Inc. Anionic initiator system for polymerizing monomers
US4970254A (en) 1988-09-22 1990-11-13 Shell Oil Company Method for hydrogenating functionalized polymer and products thereof
DE69231754T2 (de) 1991-08-19 2001-11-15 Mississippi Polymer Tech Inc Macromonomere mit reaktiven endgruppen
CA2077370C (en) 1991-09-03 1998-12-15 James E. Hall Dispersion copolymers in linear aliphatic solvents
JP3301637B2 (ja) 1992-09-18 2002-07-15 株式会社クラレ ゴム組成物
US5792824A (en) 1993-05-21 1998-08-11 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Cyclic conjugated diene polymer and method of producing same
WO1995004090A1 (fr) 1993-07-30 1995-02-09 Nippon Zeon Co., Ltd. Copolymere de diene conjugue modifie, son procede de production et composition le contenant
US5391663A (en) 1993-11-22 1995-02-21 Shell Oil Company Protected functional initiators for making terminally functionalized polymers
US5376745A (en) 1993-12-01 1994-12-27 Shell Oil Company Low viscosity terminally functionalized isoprene polymers
JP3456654B2 (ja) 1994-11-24 2003-10-14 日本ゼオン株式会社 ジエン系ゴム、その製造方法及びゴム組成物
US5610227A (en) 1995-06-07 1997-03-11 Bridgestone/Firestone, Inc. Lithium amino magnesiate polymerization initiators and elastomers having reduced hysteresis
US5814709A (en) 1996-04-12 1998-09-29 Shell Oil Company Process for hydrogenation on conjugataed diene polymers and catalyst composition suitable for use therein
US5739254A (en) 1996-08-29 1998-04-14 Xerox Corporation Process for haloalkylation of high performance polymers
US5728782A (en) 1996-12-06 1998-03-17 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Gas phase anionic polymerization of dienes and vinyl-substituted aromatic compounds
EP1072613B1 (fr) 1999-07-23 2004-12-22 Société de Technologie Michelin Procédé de carbonatation d'un polymère diénique vivant obtenu par voie anionique

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010514902A (ja) * 2006-12-29 2010-05-06 株式会社ブリヂストン カルボキシラートで停止した重合体、及びその耐衝撃性改質プラスチック分野への使用
WO2019045053A1 (ja) * 2017-09-01 2019-03-07 株式会社ブリヂストン 変性共役ジエン系重合体、ゴム組成物、タイヤおよび変性共役ジエン系重合体の製造方法
US11655321B2 (en) 2017-09-01 2023-05-23 Bridgestone Corporation Modified conjugated diene-based polymer, rubber composition, tire, and method of producing modified conjugated diene-based polymer

Also Published As

Publication number Publication date
US20020183468A1 (en) 2002-12-05
DE60218439D1 (de) 2007-04-12
US20050131153A1 (en) 2005-06-16
US7105613B2 (en) 2006-09-12
WO2002079267A1 (en) 2002-10-10
EP1373323A1 (en) 2004-01-02
ES2280529T3 (es) 2007-09-16
EP1373323B1 (en) 2007-02-28
DE60218439T2 (de) 2007-10-31
US6881795B2 (en) 2005-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0747405B1 (en) Lithium amino magnesiate polymerization initiators and elastomers having reduced hysteresis
JP3075832B2 (ja) 部分的な架橋結合により飛び越えられておりそして置換されたイミンで終結しているジエン重合体および共重合体
US3078254A (en) High molecular polymers and method for their preparation
JP2588645B2 (ja) N−アルキル及びn−アリールイミンとの反応によつて末端停止されたジエンポリマー及びコポリマー
JP2730163B2 (ja) 高トランス低ビニル共役ジエン系重合体の製造方法
JPH0653768B2 (ja) 変性ジエン系重合体ゴムの製造方法
Quirk et al. Recent advances in anionic synthesis of functionalized elastomers using functionalized alkyllithium initiators
JP2007070642A (ja) アニオン重合開始剤、官能化された共役ジエン(共)重合体、加硫性のゴム組成物およびタイヤ
JP2007092080A (ja) 溶媒に溶解したアニオン重合開始剤、その製造方法及びそれらからの生成物
US6818710B2 (en) Process for producing modified polymer rubber
TWI585115B (zh) 經穩定之多價陰離子聚合反應引發劑及其製備方法
JP5608370B2 (ja) カルボキシラートで停止した重合体、及びその耐衝撃性改質プラスチック分野への使用
JPH0753616A (ja) 可溶化したアニオン重合開始剤およびそれから得られる製品
JPH09110942A (ja) 重合体の製造方法
CN101945900B (zh) 官能化聚合物和制造及使用的方法
US7105613B2 (en) CO2 terminated rubber for plastics
US3402162A (en) Polymers of organolithium-initiated conjugated dienes treated with vinyl substituted heterocyclic nitrogen compounds
CA2414045A1 (en) Polymers modified by functional groups
JP5196699B2 (ja) 高ビニル末端セグメントを有するポリマ−
US20080161455A1 (en) Insitu removal of chelator from anionic polymerization reactions
US3644312A (en) Process for polymerizing conjugated dienes
US10519266B2 (en) Polydienes and diene copolymers using 1,1-bis(hydrocarbylthio)hydrocarbyl-1-ene compounds
JPH05331247A (ja) ゴム状重合体組成物及びその製造方法
JP2759812B2 (ja) 共役ジエン系重合体の製造方法および共役ジエン重合用触媒
JPH05331222A (ja) 重合体の製造方法