JP2004536706A - 破砕装置及びそのロータ - Google Patents

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Abstract

ロータ1は、第1の軸Aを中心として回転可能なハブ2と、材料を粉砕するための1以上のディスク部材4とを含んで構成される。ディスク部材4は、ハブ2に対して固定されており、第1の軸Aから離れた第2の軸Bを中心として回転することができる。駆動手段を設け、ハブ2及びディスク部材4を各対応の軸周りで同期して回転させることができる。ディスク部材4の下方にガイド11を設け、スクリーン10を通過した粉砕後の材料を除去することができる。スクリーン10は、基部10Aと側壁部10Bとを含んで構成され、この側壁部10Bは、ディスク部材4に略対応する位置まで延伸させている。ガイド11には、側壁部10Bの側方で上向きに延伸させたアーム11Aを設けることができる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、破砕装置及び特に、この装置のロータ又はその関連の改良技術に関する。
【背景技術】
【0002】
材料の破砕装置は、木材、乾草若しくは紙の粉砕又は瀝青、プラスチック、金属その他の材料の粉砕といった多くの産業に適用されている。実用的な破砕装置は、高い処理能力を持ち、詰りにくく、信頼性があり、管理が容易であり、エネルギー効率が高く、かつ充分に均一な粉砕が可能なものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
タブグラインダーは、多様な材料を粉砕するためのよく知られた装置である。垂直供給型タブグラインダーには、重力を利用して材料をロータ上に位置させるものであるため、材料をタブ内に送り込む際に必要となるもの以外には、材料の送りに必要な他の手段が少なく又はそのような手段がないことに利点がある。しかしながら、タブグラインダーに関する1つの問題は、詰り易いことである。
【0004】
公知のタブグラインダーに関する現時点での他の問題は、紙等の比較的に薄い材料を粉砕するのに使用される場合に明らかとなる。材料に対向する流れの乱れ、渦及びロータの動きがこの材料を上方に巻き上げることである。このため、材料をロータ上に向かわせ、かつスクリーンを通過させるための干渉が必要となる。
米国特許第5379951号及び同第5927624号の特許明細書には、回転タブを含んで構成される破砕装置が開示されている。タブ内おいて、好ましくはタブとは反対の方向に回転させる歯付きディスクが設けられる。可能性のある詰りの問題は、この歯付きディスクの回転方向を逆に設定することにより及び/又はタブにより形成されるチャンバーの底部に固定される、方向変えのためのアタッチメントを設けることにより解消され又は軽減される。しかしながら、このような破砕装置でもなお、詰りのおそれが高い。
【0005】
本発明の目的は、詰りがなく、かつ/又は薄い材料に関する動作が改善された破砕装置を提供することである。
本発明の他の目的は、一般に対し、便利な代替手段を提供することである。
本発明に関するその他の目的は、以下の説明により明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態によれば、破砕装置で使用されるロータが提供される。このロータは、第1の軸を中心として回転可能に設けられたハブと、材料の粉砕のための1以上のディスク部材とを含んで構成される。ディスク部材は、ハブに対して固定されるとともに、第1の軸から離れた第2の軸を中心として回転可能に設けられる。駆動手段が設けられ、この手段によりハブとディスク部材とを各対応の軸周りで同期させて回転させる。
【0007】
ロータには、第2の軸沿いに複数のディスク部材を設け、各ディスク部材を第2の軸を中心として回転させるのが好ましい。
ロータには、各々が1以上のディスク部材を含む2以上のディスク部材の組を設け、各組をハブに対して固定するとともに、第1の軸の周囲に分配するのが好ましい。
駆動手段には、ハブのための第1の駆動手段と、1以上のディスク部材のための、この第1の駆動手段とは独立に制御可能な第2の駆動手段とを設けるのが好ましい。
【0008】
ロータには、このロータの異常を検出するためのセンサと、このセンサに接続され、このセンサによる異常の検出に応答して駆動手段を制御して、ハブの回転を停止させ又はハブの回転方向を反転させるコントローラとを設けるのが好ましい。
ロータのコントローラは、駆動手段を制御して、1以上のディスク部材の回転速度が所定の回転速度以上の速度に達したときにハブの元の回転を再開させるものとするのが好ましい。
【0009】
ロータには、粉砕された材料の案内のための少なくとも1つのガイドを更に設け、第1の軸に関する半径方向の外向きに延伸させるとともに、1以上のディスク部材の下方で第1の軸を中心として回転可能とするのが好ましい。
この少なくとも1つのガイドは、ハブ及び1以上のディスク部材とは独立に回転可能であるのが好ましい。
【0010】
本発明の他の形態によれば、粉砕される材料を受ける収容部と、以上のパラグラフに記載され、1以上のディスク部材がこの収容部内に配置されたロータとを含んで構成される破砕装置が提供される。この破砕装置には、粉砕された材料の排出通路を形成するスクリーンが設けられる。このスクリーンは、1以上のディスク部材の下方で収容部に対して横方向に延伸させて設けられた基部と、収容部の周縁でこの基部から上方に延伸させて設けられた側壁部とを有する。
【0011】
スクリーンは、1以上のディスク部材の下方であり、かつ少なくとも1つのガイドの上方で収容部に対して横方向に延伸させて設けられた基部と、収容部の周縁でこの基部から上方に延伸させて設けられた側壁部とを有するのが好ましい。
少なくとも1つのガイドには、スクリーンの側壁部の側方で1以上のディスク部材の方向に延伸させた周縁部を設けるのが好ましい。
【0012】
少なくとも1つのガイドは、側壁部の側方で1以上のディスク部材の方向に延伸させ、この1以上のディスク部材のうち最下位のものと略同一面内で終結させるのが好ましい。
破砕装置には、スクリーンの下方において、粉砕された材料を第1の軸から半径方向の外向きに向かわせる形状とされたバッフルが設けられるのが好ましい。
破砕装置には、スクリーンの下方において、粉砕された材料を第1の軸から半径方向の外向きに向かわせる形状とされたバッフルが設けられ、少なくとも1つのガイドは、このバッフルの外周縁から半径方向の外向きに延伸させるとよい。
【0013】
本発明に関し、新規なものとして考慮されるべき他の形態は、添付の図面を参照して、以下の記載により例示としてのみ説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明は、破砕装置及びそのロータに関する。本実施形態において、このロータには、1以上のブレードが設けられ、このブレードは、中心軸周りで回転し、移動する。この動作のため、ロータに詰りが生じたときは、第1の軸周りの回転方向を反転させた場合に、ロータがより自由に開放される。
この破砕装置は、ホッパを含んで構成され、このホッパには、その下端部において、ロータの下方及び側方にスクリーンが設けられる。このスクリーンは、粉砕された材料がこれを介して収集のための収容部に向かうのを許容する。第1の回転要素を中心とした第2の回転要素の動作のため、材料をスクリーンの側壁部を通過させることができる。このことで、破砕装置から排出される他の経路が提供され、スクリーンの基部に簡単には向かわない軽量の材料を装置のホッパから除去することができる。
【0015】
図1は、破砕装置(矢印100で示す。)の部分破断図である。この破砕装置100は、図2及び3に詳細に示すロータ1を含んで構成される。
図1の破砕装置100は、実質的な垂直供給が行われるように設置されている。このため、重力を利用して、材料をロータ1に供給することができる。破砕装置100は、必要に応じ、垂直以外の方向に供給が行われるように向きを設定することができる。しかしながら、本発明の好ましい実施形態では、垂直供給又は実質的な垂直供給が行われるのがよい。
【0016】
図1の破砕装置100は、道路上を移動可能な構成とされており、詳細には、セミ連結トレーラとして構成されている。関連する技術分野の当業者であれば、破砕装置をプロセスラインの一部又は他の例に適用する場合に、この破砕装置の構成に変更を加え得ることが明らかである。
粉砕される材料は、適切なローディング装置によりホッパ101を介してロータ1に供給される。このローディング装置は、破砕装置100の位置及び粉砕される材料に応じて変更される。粉砕された材料は、出口12を介して排出コンベア102により、一般にはトラックのデッキ上に、直接に地面上に又は他のプロセスに向けて排出される。ロータ1は、ロータの駆動シャフト3と連結されたエンジン103により駆動される。本実施形態では、エンジン103と駆動シャフト3との間のリンクにプーリシステム104を採用している。必要に応じ、エンジン103をロータ1の直下に配置することによる直接結合等、他のリンクを採用することとしてもよい。
【0017】
ロータ1、ホッパ101、エンジン103、プーリシステム104及び排出コンベア102は、いずれもトレーラ106のシャシー105上に設置されており、破砕装置を移動可能なものとしている。トレーラ106には、サポータ107が設けられているため、トレーラ106は、トラックにより支持されない状態で自立させることができる。
図2は、ロータ1の拡大断面図である。ロータ1は、外部フレーム22上に支持されており、外部フレーム22は、シャシー105により支持されている。ロータ1は、駆動シャフト3と接続され、プーリシステム104を介するエンジン103の制御下で第1の軸Aを中心として回転可能なハブ2と、駆動シャフト3とを含んで構成される。ハブ2は、その周縁に垂直サポート20が設けられるとともに、駆動シャフト3に対し、ベアリング30,31を介して回転可能に接続されている。ハブ2は、その周囲に設けられたアッセンブリ21を介してフレーム22に接続させることもできる。アッセンブリ21には、フレーム22に対するハブ2の回転を容易にする旋回リング又は回転ベアリング等のベアリング要素を設けることができる。駆動シャフト3は、材料のハブ2内への進入を防止するためのシール32を介してハブ2に挿入されている。ハブ2には、ホッパ101の底部の一部に渡りカバー24が設けられている。
【0018】
図2に概略を示すディスク4は、シャフト5により形成される第2の軸Bを中心として回転可能に設けられており、シャフト5は、第1の軸Aから離れた位置でハブ2内に延伸している。シャフト5には、駆動シャフト3から適切な駆動トレイン6を介してトルクが作用する。駆動トレイン6は、単純なベルト又はチェーン駆動式のものとしてもよく、必要に応じ、関連のオイルポンプ、圧力センサ、バルブ及びフィルタを備えるディファレンシャル、クラッチ及び/又はギアを含むものとしてもよい。シャフト5は、駆動シャフト3と同期させて回転させることができる。シャフト3,5は、同じ方向に回転させることも、逆の方向に回転させることもできる。
【0019】
図1のように、ディスク4は、ハブ2の端縁を越えて、ホッパ101の側部近くまで延伸させるのが好ましい。ディスク4は、キャップ25によりシャフト5上の位置に固定されており、シャフト5は、ベアリング26,27によりハブ2に対して相対的に固定されている。シャフト5の領域内への材料の進入を防止するため、ディスク4の下方にガード28が設けられている。
【0020】
ハブ2は、油圧モータ33によりシャフト3,5の回転とは独立に回転される。油圧モータ33は、コントローラ33Aの制御下で双方向に作動させることができる。
他の実施形態では、油圧モータ33の適切な配置及び/又は油圧モータ33への適切なリンクにより、ハブ22の上部のみを回転させ、ハウジングの他の部分を静止させ又は省略することができる。関連する技術分野の当業者であれば、シャフト5及びディスク4を第1の軸A周りで動作させるための回転要素を提供するのに採用し得る、ハブ2に対する多くの変更例を考慮することができる。
【0021】
スクリーン10は、材料が充分に小さく粉砕された状態でロータの領域から排出されるのを可能とするために設けられる。スクリーン10は、基部10Aと側壁部10Bとを含んで構成される。基部10Aを介する材料の移動(矢印Cで示す。)に関して重力による補助が得られるとともに、ディスク4のハブ2周りの回転動作により側壁部10Bを介する材料の移動(矢印Dで示す。)が促される。軽量な材料の場合は、ロータ1の動作により下方への移動が妨げられることになるので、ロータ1の側部付近にスクリーンを設けることで、この軽量な材料のための代わりの排出経路を形成することができる。スクリーン10が静止した状態にあり、ディスク4及びハブ2がスクリーン10の境界内で回転するのが好ましい。
【0022】
スクリーン10の下方には、スクリーン10の下方で回転駆動される2つのガイド11が設けられている。ガイド11は、粉砕された材料が出口12へ掃出され、排出コンベア102により送り出されるように機能する。1又は2以上のガイドを選択的に設けることができる。ガイド11は、モータ34により独立に駆動するとともに、反転させることができる。回転速度は、一方又は双方の方向で可変であり、多様な材料の粉砕に対応することができる。例えば、生木廃材等の柔らかい材料は、硬い材料よりも速やかに破砕される傾向にあるので、ガイドをより高速で回転させ、材料を速やかに出口12まで移動させる必要がある。硬い材料の場合は、高速回転によりスクリーン10の下方に正圧が形成され、粉砕された材料のスクリーン10の通過が阻害されることがある。木材の粉砕には、スクリーンのメッシュサイズを50〜300mm2とし、スクリーン10とガイド11との間のクリアランスを約100mmとするのが適当である。
【0023】
バッフル35は、粉砕された材料を半径方向の外向きに案内するために設けられる。バッフル35及びガイド11は、中心軸A周りに一体に回転させることができる。ハブ2、ガイド11及びディスク4に対して独立の駆動手段を設けることで、柔軟性が向上される。この柔軟性のため、特定の材料について最適な作動条件を設定することができる。しかしながら、他の実施形態では、ガイド11を、駆動シャフト3に対して直接に又はギアその他のリンクを介して接続されたハブ2に固着させることで、必要な駆動手段が1つのみで済むようにしてもよい。
【0024】
作動に際し、エンジン103により駆動シャフト3が駆動される。これに応じ、シャフト5が駆動されるとともに、ディスク4が第2の軸Bを中心として回転する。油圧モータ33によりハブ2が第1の軸Aを中心として回転し、ディスク4が第1の軸Aを中心とする環状経路上を移動して、粉砕される材料に入り込む。モータ34によりスクリーン10の下方でガイド11が駆動され、粉砕された材料が出口12に案内される。
【0025】
殆どの材料に関し、ハブ12は、毎分0〜12回転の速度で回転させるとともに、同じ速度で反転させることができる。ディスク4は、毎分約600回転の速度で回転させることができる。
エンジン103に負荷センサ103A(例えば、電流センサであってよい。)を設け、ロータ1の詰りを検出することができる。あるいは、回転カウンタを採用することもできる。ロータ1に詰りが生じ又はこれが生じるおそれのある場合は、負荷センサ103Aがこれをコントローラ33Aに通知し、コントローラ33Aは、ロータ1にかかる負荷が減少し及び/又は回転速度が通常の作動範囲に復帰するまでの間、ハブ2を一定の位置に保持し又はハブの回転方向を反転させる。ハブ2の保持又は反転にも拘わらずロータ1の詰りが解消しないときは、コントローラ33A又は他のコントローラは、エンジン103を自動的に停止させる。これらの操作は、図示しない適切なユーザインターフェースを介して手動により行うこともできる。
【0026】
図3は、ロータ1の平面図である。材料は、ホッパ101からディスク4(シャフト5に付された矢印Eの方向に回転する。)上に投下される。ディスク4は、ハブ2の回転(矢印fで示す。)に伴いホッパ101の底部付近を移動し、粉砕された材料は、吹き飛ばされ又は押し込まれてスクリーン10を通過し、図示しないガイド11に向かう。ディスク4には、その周縁に歯7が設けられており、歯7は、マウンティング9により内側ディスク8に装着されている。マウンティング9は、内側ディスク8に対し、位置9Aでピボット接続されており、幾らかの動きが許容されている。この動きのため、歯7の破損の頻度が低減される。
【0027】
ディスク4には、重ね合わせて設置された複数のディスク部材を選択的に設けることができる。このディスク部材は、同軸に設置するとともに、互いに固定して結合することができる。あるいは、ディスクの駆動系に関する構成の複雑さ及びコストの問題があるが、ディスク部材を同じ又は逆の方向に異なる角速度で回転させることもできる。ディスク部材は、この装置が使用される材料の粉砕に適したあらゆる形状に変更することができる。
【0028】
パドル29は、材料を第2の軸Bから離す(これがないときは、材料がディスク4の下側にかみ込む。)ために付加的に設けられる。
ガイド11には、スクリーンの側壁部10Bの外側を上方に延伸するアーム11A(図2に外形のみを示す。)を設けることができる。アーム11Aは、ディスク4と同じ高さの位置まで延伸しており、ディスク4の動作により横にそらされた材料をスクリーンの側壁部10Bから取り去ることができる。
【0029】
他の実施形態では、ディスク4は、シャフト5に対して中心をずらすことができる。ディスク4の中心をシャフト5に対してずらすことで、ディスク4の水平方向の動作を大きくすることができる。このことは、特定の材料の粉砕に関して利点を提供する。
更に別の実施形態では、破砕装置において、拡径させたハブ2と、互いに直径方向に離間させた2つのディスク4とを設けることができる。ディスク4には、直径がより小さなものが採用され、互いにかみ合わせるか、あるいは異なる高さに位置させて、一部を重なり合わせることによりディスク部材を近接させて配置することができる。3以上のディスク4を設けることもできるが、殆どの適用例では、単一のディスク4によるのが好ましい。
【0030】
ホッパ101及びスクリーン10は、耐摩耗性スチールで作製することができる。ディスク4は、上面に耐摩耗性プレートを溶接した軟鋼プレートで作製することができる。ガイド11は、軟鋼で作製することができる。
以上では、本発明の特定の構成要素及び完全体について、公知の均等物を含んで説明したが、そのような均等物も、個々に説明したと同様に組み入れられるものとする。
【0031】
また、以上では、本発明をその考え得る実施形態を参照して、例示により説明したが、添付の請求の範囲により規定される本発明の範囲を逸脱することなく、これに変更及び改良を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施形態に係る破砕装置の部分破断図である。
【図2】同上破砕装置のロータの断面図である。
【図3】同上ロータの平面図である。
【符号の説明】
【0033】
1…ロータ、2…ハブ、3…駆動シャフト、4…ディスク、22…外部フレーム、30,31…ベアリング、100…破砕装置、101…ホッパ、102…排出コンベア、103…エンジン、104…プーリシステム、105…シャシー、106…トレーラ、107…サポータ。

Claims (17)

  1. 破砕装置で使用されるロータであって、
    第1の軸を中心として回転可能に設けられたハブと、
    このハブに対して固定され、かつ第1の軸から離れた第2の軸を中心として回転可能に設けられた、材料を粉砕するための1以上のディスク部材と、
    前記ハブ及び1以上のディスク部材を各対応の軸周りで同期させて回転させる駆動手段とを含んで構成されるロータ。
  2. 前記第2の軸沿いに複数のディスク部材が設けられ、各ディスク部材が前記第2の軸を中心として回転することを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 1以上のディスク部材を組として、2以上の組が設けられ、各組が前記ハブに対して固定されるとともに、前記第1の軸の周囲に分配されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロータ。
  4. 前記駆動手段が、前記ハブのための第1の駆動手段と、この第1の駆動手段とは独立に制御可能な、前記1以上のディスク部材のための第2の駆動手段とを含んで構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のロータ。
  5. ロータの異常を検出するセンサと、
    このセンサに接続され、このセンサによる異常の検出に応答して前記駆動手段を制御して、前記ハブの回転を停止させるコントローラとを更に含んで構成される請求項1〜4のいずれかに記載のロータ。
  6. ロータの異常を検出するセンサと、
    このセンサに接続され、このセンサによる異常の検出に応答して前記駆動手段を制御して、前記ハブの回転方向を反転させるコントローラとを更に含んで構成される請求項1〜4のいずれかに記載のロータ。
  7. 前記コントローラは、前記駆動手段を制御して、前記1以上のディスク部材の回転速度が所定の最低速度以上の速度に達したときに前記ハブの元の回転を再開させることを特徴とする請求項5又は6に記載のロータ。
  8. 前記第1の軸に関する半径方向の外向きに延伸させるとともに、前記1以上のディスク部材の下方で前記第1の軸を中心として回転可能に設けられた、粉砕された材料の案内のための少なくとも1つのガイドを更に含んで構成される請求項1〜7のいずれかに記載のロータ。
  9. 前記少なくとも1つのガイドは、前記ハブ及び1以上のディスク部材とは独立に回転可能であることを特徴とする請求項8に記載のロータ。
  10. 粉砕される材料を受ける収容部と、
    請求項1〜7のいずれかに記載の、前記1以上のディスク部材がこの収容部内に配置されたロータと、
    粉砕された材料の排出通路を形成するスクリーンであって、前記1以上のディスク部材の下方で前記収容部に対して横方向に延伸させて設けられた基部と、前記収容部の周縁でこの基部から上方に延伸させて設けられた側壁部とを有するスクリーンとを含んで構成される破砕装置。
  11. 粉砕される材料を受ける収容部と、
    請求項8又は9に記載の、前記1以上のディスク部材がこの収容部内に配置されたロータと、
    粉砕された材料の排出通路を形成するスクリーンであって、前記1以上のディスク部材の下方であり、かつ前記少なくとも1つのガイドの上方で前記収容部に対して横方向に延伸させて設けられた基部と、前記収容部の周縁でこの基部から上方に延伸させて設けられた側壁部とを有するスクリーンとを含んで構成される破砕装置。
  12. 前記少なくとも1つのガイドは、前記スクリーンの側壁部の側方で前記1以上のディスク部材の方向に延伸させて設けられた周縁部を有することを特徴とする請求項11に記載の破砕装置。
  13. 前記少なくとも1つのガイドは、前記スクリーンの側壁部の側方で前記1以上のディスク部材の方向に延伸し、前記1以上のディスク部材のうち最下位のものと略同一面内で終結することを特徴とする請求項12に記載の破砕装置。
  14. 前記スクリーンの下方に設けられ、粉砕された材料を前記第1の軸から半径方向の外向きに向かわせる形状のバッフルを更に含んで構成される請求項10〜13のいずれかに記載の破砕装置。
  15. 前記スクリーンの下方に設けられ、粉砕された材料を前記第1の軸から半径方向の外向きに向かわせる形状のバッフルを更に含んで構成され、前記少なくとも1つのガイドが、このバッフルの外周縁から半径方向の外向きに延伸することを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の破砕装置。
  16. 添付の図2を参照して実質的に記載された破砕装置のためのロータ。
  17. 添付の図1及び2を参照して実質的に記載された破砕装置。
JP2003516691A 2001-07-30 2002-07-30 破砕装置及びそのロータ Pending JP2004536706A (ja)

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