JP2004073911A - 竪型ローラミルの粉砕物排出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多量の粉砕物の掻き取りを行う場合であっても、スクレーパや粉砕物受板への負担を軽減させることができるようにする。
【解決手段】下部ケーシング3内の中央部に位置する粉砕用テーブル4と粉砕用ローラ5との間で原料9を粉砕し、粉砕物9aを、下部ケーシング3の底部のリング状の粉砕物受板3a上に落下させ、スクレーパ10で掻き取って粉砕物受板3aの排出口11から排出させるようにする。スクレーパ10は、下部ケーシング3の外壁板3bにボルト19により着脱可能に取り付ける。下部ケーシング3の底部の粉砕物受板3aは、外壁板3bから切り離して、内径側を粉砕用テーブル4に固定する。排出口11に、蓋20を開閉可能に設け、スクレーパ10の位置で自動的に開くようにさせる。
【選択図】 図1
【解決手段】下部ケーシング3内の中央部に位置する粉砕用テーブル4と粉砕用ローラ5との間で原料9を粉砕し、粉砕物9aを、下部ケーシング3の底部のリング状の粉砕物受板3a上に落下させ、スクレーパ10で掻き取って粉砕物受板3aの排出口11から排出させるようにする。スクレーパ10は、下部ケーシング3の外壁板3bにボルト19により着脱可能に取り付ける。下部ケーシング3の底部の粉砕物受板3aは、外壁板3bから切り離して、内径側を粉砕用テーブル4に固定する。排出口11に、蓋20を開閉可能に設け、スクレーパ10の位置で自動的に開くようにさせる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種の原料を粒状あるいは粉末状に粉砕処理する竪型ローラミルの粉砕物排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
竪型ローラミルには、原料を或る粒径に粉砕させて粒径ごとに製品として排出させて回収するようにした型式のものと、原料を微粉(粉末)状に粉砕してケーシング下部から導入される搬送用の空気によりケーシング上部より粉砕物を排出させるようにした型式のものがあるが、前者の型式のものとしては、原料としての鉱石を粒径が数mm乃至10数mmの粒状に粉砕処理する砕石ミルの如き竪型ローラミルで、図2(イ)(ロ)にその一例の概略を示す如く、上部ケーシング2と下部ケーシング3とからなる円筒状のケーシング1内の下部位置に、粉砕用テーブル4と粉砕用ローラ5とが配置され、粉砕用テーブル4は、駆動モータ6により減速機7を介して低速回転駆動されるようにしてあり、粉砕用ローラ5は、流体圧シリンダ(図示せず)の操作で粉砕用テーブル4に押し付けられるようにしてあり、一方、原料9は、上部ケーシング2の中央部に設けた原料投入管8を通して、回転する粉砕用テーブル4の中心部に供給され、粉砕用テーブル4の回転によって発生する遠心力で外周方向に移動し、粉砕用ローラ5と粉砕用テーブル4の間に噛み込まれて粒状に粉砕されるようにしてあり、更に、粒状の粉砕物(製品)9aは、粉砕用テーブル4の外周部から落下して、下部ケーシング3の外壁板3bに固定されているリング状の粉砕物受板3aで受け止められ、粉砕用テーブル4の外側面側に取り付けられたスクレーパ10の回転運動により掻き取られて、粉砕物輸送機12の投入口12aの位置に合わせて下部ケーシング3の底部の粉砕物受板3aに設けられた排出口11から排出され、粉砕物輸送機12により所要個所まで搬送されるようにしてある。13はケーシング1を支持する脚を示す。
【0003】
又、後者の型式のものとしては、原料としてのセメントクリンカーや炭酸カルシウムを粒径が数mm乃至数10μmの粉末状に粉砕処理するセメントミルや微粉砕ミルの如き竪型ローラミルで、図3にその一例の概略を示す如く、図2(イ)(ロ)に示したものと同様な構成において、原料投入管8が粉砕用テーブル4の中央部へ向けて斜めに配置され、下部ケーシング3の下側部に、搬送用空気14を導くための空気導管15が接続されており、又、上部ケーシング2の中央部には、搬送用空気14と粉末状の粉砕物9bとを排出する排出口16を設けて、その下側に駆動モータ17により回転駆動される回転式のセパレータ18が装備してあり、上記粉砕用テーブル4上で粉砕用ローラ5により粉砕されて搬送用空気14により吹き上げられた粉末状の粉砕物9bがセパレータ18を通り空気排出口16へ導かれるようにしてあり、又、粉末化されずに搬送用空気14によっても吹き上げられなかった粒状の粉砕物(排石)9aは、遠心力により粉砕用テーブル4の外周部から下部ケーシング3の底部の粉砕物受板3a上に落下した後、図2(イ)(ロ)に示したものと同様に、粉砕用テーブル4とともに回転するスクレーパ10により掻き取られて排出口11から排出されるようにしてある。なお、図3において、図2(イ)(ロ)と同一部分には同一符号が付してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記図2(イ)(ロ)や図3に示す竪型ローラミルの場合、下部ケーシング3の底部の粉砕物受板3a上に落下した粉砕物9aを、粉砕用テーブル4に取り付けられたスクレーパ10で掻き取るようにしてあるため、スクレーパ10の損傷や下部ケーシング3の粉砕物受板3aの内面が摩耗し易いという問題がある。特に、竪型ローラミルが、セメント予備粉砕機(プレグラインダー)や製砂用ミルの場合には、スクレーパ10で多量の粉砕物9aを掻き取る必要があるため、スクレーパ10に掛かる荷重が大きく、図2(ロ)に示す如く、排出口11を2個所設ける場合、粉砕物輸送機12の配置によっては多量の粉砕物9aが下部ケーシング3内を半周以上もの長い距離にわたって掻き運ばれることになるため摩耗が激しく、場合によってはスクレーパ10や粉砕物受板3aに破損が生じることがあった。又、スクレーパ10は粉砕用テーブル4の外側に取り付けられていて、その外側には下部ケーシング3が固定配置されているため、耐摩耗処理や交換作業の際の作業性が悪いという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、多量の粉砕物の掻き取りを行う場合であっても、スクレーパや粉砕物受板への負担を軽減させることができるようにしようとすると共に、スクレーパの保守の簡便性を図ることができるようにしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、下部ケーシング内の中央部に回転駆動可能に配置されている粉砕用テーブルと粉砕用ローラとの間で粉砕されて粉砕用テーブルの外周部から下部ケーシングのリング状の粉砕物受板上に落下した粉砕物を、該粉砕物受板に設けられた排出口からスクレーパで掻き落して排出させるようにしてある竪型ローラミルの粉砕物排出装置において、上記粉砕物受板を、上記粉砕用テーブルに固定し、且つ上記スクレーパを、下部ケーシングの外壁板に取り付け、更に、上記排出口を開閉する蓋を粉砕物受板の下面に設けた構成とする。
【0007】
粉砕用テーブルと粉砕用ローラとの間で粉砕された粉砕物が粉砕物受板上に落下させられると、粉砕用テーブルとともに回転する粉砕物受板によって粉砕物は周方向へ移動させられ、その間にスクレーパにより掻き集められる。スクレーパの位置に排出口が到着したときに蓋を開くと、スクレーパによって掻き集められていた粉砕物が排出口を通って粉砕物輸送機上に落下排出される。
【0008】
又、排出口を開閉する蓋を、粉砕物受板の下面に取り付けた支軸に取り付けると共に、該支軸に、蓋を閉方向に付勢するための付勢手段を取り付け、更に、上記支軸の一端部に該支軸を回転させて蓋を開閉させるようにする操作レバーを取り付け、上記排出口がスクレーパの位置に来たときに上記操作レバーを回動させて蓋が開くようにした構成とすることにより、粉砕物輸送機の配置にとらわれずに、粉砕物輸送機の投入口上部でのみ蓋を開くようにすることができる。
【0009】
更に、操作レバーを回動させるガイド部材を、スクレーパの取付位置に合わせて下部ケーシングに固定した構成とすることにより、簡単な構造で確実な作動が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図1(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は本発明の実施の一形態を示すもので、砕石ミルの如き竪型ローラミルへの採用例について示す。すなわち、図2(イ)(ロ)に示したと同様な構成としてある竪型ローラミルにおいて、粉砕物受板3aが下部ケーシング3の外壁板3bに固定されている構成に代えて、粉砕物受板3aを、下部ケーシング3の外壁板3bから切り離して、該粉砕物受板3aの内径側を粉砕用テーブル4の外周面に固定して該粉砕用テーブル4と一体に回転できるようにし、且つスクレーパ10を粉砕用テーブル4に取り付けている構成に代えて、下部ケーシング3の外壁板3bに、粉砕物受板3aの上面に対し所要のギャップ(たとえば、数10mm程度)が形成されるようにスクレーパ10をボルト19により着脱可能に取り付け、更に、粉砕物受板3aに排出口11を2個所に設けることに代えて、排出口11を粉砕物受板3aの周方向に2個以上(図では4個)設けて、各排出口11を設けた裏面側に、下側から開閉できるように蓋20を設け、粉砕物受板3aが粉砕用テーブル4と一体に回転させられることにより各排出口11が固定のスクレーパ10の位置に到着して通過するまでの間、上記蓋20を開くようにして、スクレーパ10で掻き取られた粉砕物受板3a上の粒状の粉砕物9aを排出口11を通して粉砕物輸送機12上に落下排出させるようにする。
【0012】
上記蓋20は、排出口11が粉砕物輸送機12の投入口12aの上部でのみ開くようにした誘導開閉式フラップゲート構造とする。詳述すると、粉砕物受板3aの底板3aに、矩形状とした排出口11を、周方向に等間隔としてたとえば4個所設け、各排出口11の回転方向の下流側の口縁部下面側に、径方向に配した支軸21を、軸受25を介し回転自在に設けて、該支軸21に蓋20の一端側を一体的に取り付け、且つ上記支軸21の中間部に、蓋20を常時閉方向となる上方に回動付勢するようにする付勢手段としての錘り22を取り付けると共に、上記支軸21の外端部を粉砕物受板3aの外側まで突出させて、その外端部に操作レバー23を、蓋20に対して直角に近い角度で上向きに取り付け、更に、該操作レバー23を錘り22に抗して押し倒すことにより蓋20を開くようにさせるためのガイド部材24を、スクレーパ10の取付位置に合わせて下部ケーシング3の外壁板3bに固定する。その他の構成は図2(イ)(ロ)に示したものと同じであり、同一部分には同一符号が付してある。
【0013】
粉砕用テーブル4と粉砕用ローラ5との間で粉砕された粉砕物9aは、下部ケーシング3の下方へ落下させられて、粉砕用テーブル4に固定された粉砕物受板3a上に受けられた後、粉砕用テーブル4の回転とともに回転する粉砕物受板3aにより周方向へ移動させられる。この間に、下部ケーシング3の外壁板3bに固定されたスクレーパ10の位置を通過するときに該スクレーパ10により掻き集められる。この際、粉砕物受板3aの各排出口11の蓋20は、スクレーパ10の位置、すなわち、粉砕物輸送機12の投入口12aの位置に達するまでは錘り22の荷重作用により閉じられており、スクレーパ10の位置に達すると、操作レバー23が固定のガイド部材24に係合して図1(ニ)で時計方向へ回動させられることにより、錘り23の荷重に抗して自動的に開かれることになる。これにより、スクレーパ10により掻き集められていた粉砕物9aは排出口11を通って粉砕物輸送機12上に落下排出され、排出口11がスクレーパ10の位置を通過すると、ガイド部材24に対する操作レバー23の係合が解かれるため、排出口11は再び蓋20により塞がれることになり、排出口11よりも上流側に位置する粉砕物9aは、次の排出口11がスクレーパ10の位置に達するまでスクレーパ10により掻き集められ、次の排出口11の蓋20が上記と同様にして開かれると、排出口11を通して落下排出させられることになり、以後も同様な工程を繰り返すことになる。
【0014】
このように、これまで、排出口11の位置イコール粉砕物輸送機12の投入口12aの位置であったものを、下部ケーシング3の下方の粉砕物受板3aを回転できるようにして、排出口11を粉砕物輸送機12の投入口12a部のみで開く構造としたことにより、排出口11の数を任意に選定することができ、これにより、スクレーパ10によって一度に掻くべき距離を短くすることができるようになるので、スクレーパ10の破損や粉砕物受板3aの内面の摩耗を軽減することができる。又、スクレーパ10を下部ケーシング3の外壁板3bに取り付けたことから、摩耗や破損時の交換作業や保守作業を容易に行うことができるようになる。更に、排出口11の数を選定することによりほぼ連続的な排出が可能となることから、粉砕物輸送機12の能力も、断続的な排出に起因する最大能力アップを考慮しなくても済むという利点がある。
【0015】
なお、上記実施の形態では、蓋20を閉方向に回動付勢するための付勢手段として錘り22を用いるようにした場合を示したが、支軸21にねじりコイルばねを組み付けたり、他のばねを用いるようにしてもよいこと、蓋20は排出口11を開閉できればどのような形式のものでもよいこと、又、実施の形態では、原料9を粒状の粉砕物9aに粉砕して製品として排出させるようにする砕石ミルの如き竪型ローラミルへの採用例を示したが、原料9を粉末状の粉砕物9bに粉砕する図3に示す如き竪型ローラミルについても同様に採用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の竪型ローラミルの粉砕物排出装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。
(1)下部ケーシング内の中央部に回転駆動可能に配置されている粉砕用テーブルと粉砕用ローラとの間で粉砕されて粉砕用テーブルの外周部から下部ケーシングのリング状の粉砕物受板上に落下した粉砕物を、該粉砕物受板に設けられた排出口からスクレーパで掻き落して排出させるようにしてある竪型ローラミルの粉砕物排出装置において、上記粉砕物受板を、上記粉砕用テーブルに固定し、且つ上記スクレーパを、下部ケーシングの外壁板に取り付け、更に、上記排出口を開閉する蓋を粉砕物受板の下面に設けた構成としてあるので、排出口の数を任意に選定することができ、これにより、スクレーパで一度に掻くべく距離を短くすることができることから、多量の粉砕物を取り扱う場合であっても、スクレーパの破損や粉砕物受板の内面の摩耗を軽減することができ、又、スクレーパを下部ケーシングに外壁板に取り付けたことに伴い、スクレーパや下部ケーシングの保守の簡便性を図ることができる。
(2)排出口を開閉する蓋を、粉砕物受板の下面に取り付けた支軸に取り付けると共に、該支軸に、蓋を閉方向に付勢するための付勢手段を取り付け、更に、上記支軸の一端部に該支軸を回転させて蓋を開閉させるようにする操作レバーを取り付け、上記排出口がスクレーパの位置に来たときに上記操作レバーを回動させて蓋が開くようにした構成とすることにより、排出口の蓋を、粉砕物輸送機の配置にとらわれずに、粉砕物輸送機の投入口上部でのみ自動的に開く構造とすることができて、粉砕物のほぼ連続した排出が可能となり、粉砕物輸送機能力も必要以上の最大能力を考慮せずに済ますことができる。
(3)操作レバーを回動させるガイド部材を、スクレーパの取付位置に合わせて下部ケーシングに固定した構成とすることにより、簡単な構造で、確実な作動を得ることができ、信頼性の高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の竪型ローラミルの粉砕物排出装置の実施の一形態を示すもので、(イ)は概略切断正面図、(ロ)は(イ)のA−A方向矢視図、(ハ)は(イ)のB部拡大図、(ニ)は(ハ)のC−C方向矢視図である。
【図2】竪型ローラミルの一例を示すもので、(イ)は概略切断正面図、(ロ)は(イ)のD−D方向矢視図である。
【図3】竪型ローラミルの他の例を示す概略切断正面図である。
【符号の説明】
3 下部ケーシング
3a 粉砕物受板
3b 外壁板
4 粉砕用テーブル
5 粉砕用ローラ
9a 粉砕物
10 スクレーパ
11 排出口
20 蓋
21 支軸
22 錘り(付勢手段)
23 操作レバー
24 ガイド部材
【発明の属する技術分野】
本発明は各種の原料を粒状あるいは粉末状に粉砕処理する竪型ローラミルの粉砕物排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
竪型ローラミルには、原料を或る粒径に粉砕させて粒径ごとに製品として排出させて回収するようにした型式のものと、原料を微粉(粉末)状に粉砕してケーシング下部から導入される搬送用の空気によりケーシング上部より粉砕物を排出させるようにした型式のものがあるが、前者の型式のものとしては、原料としての鉱石を粒径が数mm乃至10数mmの粒状に粉砕処理する砕石ミルの如き竪型ローラミルで、図2(イ)(ロ)にその一例の概略を示す如く、上部ケーシング2と下部ケーシング3とからなる円筒状のケーシング1内の下部位置に、粉砕用テーブル4と粉砕用ローラ5とが配置され、粉砕用テーブル4は、駆動モータ6により減速機7を介して低速回転駆動されるようにしてあり、粉砕用ローラ5は、流体圧シリンダ(図示せず)の操作で粉砕用テーブル4に押し付けられるようにしてあり、一方、原料9は、上部ケーシング2の中央部に設けた原料投入管8を通して、回転する粉砕用テーブル4の中心部に供給され、粉砕用テーブル4の回転によって発生する遠心力で外周方向に移動し、粉砕用ローラ5と粉砕用テーブル4の間に噛み込まれて粒状に粉砕されるようにしてあり、更に、粒状の粉砕物(製品)9aは、粉砕用テーブル4の外周部から落下して、下部ケーシング3の外壁板3bに固定されているリング状の粉砕物受板3aで受け止められ、粉砕用テーブル4の外側面側に取り付けられたスクレーパ10の回転運動により掻き取られて、粉砕物輸送機12の投入口12aの位置に合わせて下部ケーシング3の底部の粉砕物受板3aに設けられた排出口11から排出され、粉砕物輸送機12により所要個所まで搬送されるようにしてある。13はケーシング1を支持する脚を示す。
【0003】
又、後者の型式のものとしては、原料としてのセメントクリンカーや炭酸カルシウムを粒径が数mm乃至数10μmの粉末状に粉砕処理するセメントミルや微粉砕ミルの如き竪型ローラミルで、図3にその一例の概略を示す如く、図2(イ)(ロ)に示したものと同様な構成において、原料投入管8が粉砕用テーブル4の中央部へ向けて斜めに配置され、下部ケーシング3の下側部に、搬送用空気14を導くための空気導管15が接続されており、又、上部ケーシング2の中央部には、搬送用空気14と粉末状の粉砕物9bとを排出する排出口16を設けて、その下側に駆動モータ17により回転駆動される回転式のセパレータ18が装備してあり、上記粉砕用テーブル4上で粉砕用ローラ5により粉砕されて搬送用空気14により吹き上げられた粉末状の粉砕物9bがセパレータ18を通り空気排出口16へ導かれるようにしてあり、又、粉末化されずに搬送用空気14によっても吹き上げられなかった粒状の粉砕物(排石)9aは、遠心力により粉砕用テーブル4の外周部から下部ケーシング3の底部の粉砕物受板3a上に落下した後、図2(イ)(ロ)に示したものと同様に、粉砕用テーブル4とともに回転するスクレーパ10により掻き取られて排出口11から排出されるようにしてある。なお、図3において、図2(イ)(ロ)と同一部分には同一符号が付してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記図2(イ)(ロ)や図3に示す竪型ローラミルの場合、下部ケーシング3の底部の粉砕物受板3a上に落下した粉砕物9aを、粉砕用テーブル4に取り付けられたスクレーパ10で掻き取るようにしてあるため、スクレーパ10の損傷や下部ケーシング3の粉砕物受板3aの内面が摩耗し易いという問題がある。特に、竪型ローラミルが、セメント予備粉砕機(プレグラインダー)や製砂用ミルの場合には、スクレーパ10で多量の粉砕物9aを掻き取る必要があるため、スクレーパ10に掛かる荷重が大きく、図2(ロ)に示す如く、排出口11を2個所設ける場合、粉砕物輸送機12の配置によっては多量の粉砕物9aが下部ケーシング3内を半周以上もの長い距離にわたって掻き運ばれることになるため摩耗が激しく、場合によってはスクレーパ10や粉砕物受板3aに破損が生じることがあった。又、スクレーパ10は粉砕用テーブル4の外側に取り付けられていて、その外側には下部ケーシング3が固定配置されているため、耐摩耗処理や交換作業の際の作業性が悪いという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、多量の粉砕物の掻き取りを行う場合であっても、スクレーパや粉砕物受板への負担を軽減させることができるようにしようとすると共に、スクレーパの保守の簡便性を図ることができるようにしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、下部ケーシング内の中央部に回転駆動可能に配置されている粉砕用テーブルと粉砕用ローラとの間で粉砕されて粉砕用テーブルの外周部から下部ケーシングのリング状の粉砕物受板上に落下した粉砕物を、該粉砕物受板に設けられた排出口からスクレーパで掻き落して排出させるようにしてある竪型ローラミルの粉砕物排出装置において、上記粉砕物受板を、上記粉砕用テーブルに固定し、且つ上記スクレーパを、下部ケーシングの外壁板に取り付け、更に、上記排出口を開閉する蓋を粉砕物受板の下面に設けた構成とする。
【0007】
粉砕用テーブルと粉砕用ローラとの間で粉砕された粉砕物が粉砕物受板上に落下させられると、粉砕用テーブルとともに回転する粉砕物受板によって粉砕物は周方向へ移動させられ、その間にスクレーパにより掻き集められる。スクレーパの位置に排出口が到着したときに蓋を開くと、スクレーパによって掻き集められていた粉砕物が排出口を通って粉砕物輸送機上に落下排出される。
【0008】
又、排出口を開閉する蓋を、粉砕物受板の下面に取り付けた支軸に取り付けると共に、該支軸に、蓋を閉方向に付勢するための付勢手段を取り付け、更に、上記支軸の一端部に該支軸を回転させて蓋を開閉させるようにする操作レバーを取り付け、上記排出口がスクレーパの位置に来たときに上記操作レバーを回動させて蓋が開くようにした構成とすることにより、粉砕物輸送機の配置にとらわれずに、粉砕物輸送機の投入口上部でのみ蓋を開くようにすることができる。
【0009】
更に、操作レバーを回動させるガイド部材を、スクレーパの取付位置に合わせて下部ケーシングに固定した構成とすることにより、簡単な構造で確実な作動が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図1(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は本発明の実施の一形態を示すもので、砕石ミルの如き竪型ローラミルへの採用例について示す。すなわち、図2(イ)(ロ)に示したと同様な構成としてある竪型ローラミルにおいて、粉砕物受板3aが下部ケーシング3の外壁板3bに固定されている構成に代えて、粉砕物受板3aを、下部ケーシング3の外壁板3bから切り離して、該粉砕物受板3aの内径側を粉砕用テーブル4の外周面に固定して該粉砕用テーブル4と一体に回転できるようにし、且つスクレーパ10を粉砕用テーブル4に取り付けている構成に代えて、下部ケーシング3の外壁板3bに、粉砕物受板3aの上面に対し所要のギャップ(たとえば、数10mm程度)が形成されるようにスクレーパ10をボルト19により着脱可能に取り付け、更に、粉砕物受板3aに排出口11を2個所に設けることに代えて、排出口11を粉砕物受板3aの周方向に2個以上(図では4個)設けて、各排出口11を設けた裏面側に、下側から開閉できるように蓋20を設け、粉砕物受板3aが粉砕用テーブル4と一体に回転させられることにより各排出口11が固定のスクレーパ10の位置に到着して通過するまでの間、上記蓋20を開くようにして、スクレーパ10で掻き取られた粉砕物受板3a上の粒状の粉砕物9aを排出口11を通して粉砕物輸送機12上に落下排出させるようにする。
【0012】
上記蓋20は、排出口11が粉砕物輸送機12の投入口12aの上部でのみ開くようにした誘導開閉式フラップゲート構造とする。詳述すると、粉砕物受板3aの底板3aに、矩形状とした排出口11を、周方向に等間隔としてたとえば4個所設け、各排出口11の回転方向の下流側の口縁部下面側に、径方向に配した支軸21を、軸受25を介し回転自在に設けて、該支軸21に蓋20の一端側を一体的に取り付け、且つ上記支軸21の中間部に、蓋20を常時閉方向となる上方に回動付勢するようにする付勢手段としての錘り22を取り付けると共に、上記支軸21の外端部を粉砕物受板3aの外側まで突出させて、その外端部に操作レバー23を、蓋20に対して直角に近い角度で上向きに取り付け、更に、該操作レバー23を錘り22に抗して押し倒すことにより蓋20を開くようにさせるためのガイド部材24を、スクレーパ10の取付位置に合わせて下部ケーシング3の外壁板3bに固定する。その他の構成は図2(イ)(ロ)に示したものと同じであり、同一部分には同一符号が付してある。
【0013】
粉砕用テーブル4と粉砕用ローラ5との間で粉砕された粉砕物9aは、下部ケーシング3の下方へ落下させられて、粉砕用テーブル4に固定された粉砕物受板3a上に受けられた後、粉砕用テーブル4の回転とともに回転する粉砕物受板3aにより周方向へ移動させられる。この間に、下部ケーシング3の外壁板3bに固定されたスクレーパ10の位置を通過するときに該スクレーパ10により掻き集められる。この際、粉砕物受板3aの各排出口11の蓋20は、スクレーパ10の位置、すなわち、粉砕物輸送機12の投入口12aの位置に達するまでは錘り22の荷重作用により閉じられており、スクレーパ10の位置に達すると、操作レバー23が固定のガイド部材24に係合して図1(ニ)で時計方向へ回動させられることにより、錘り23の荷重に抗して自動的に開かれることになる。これにより、スクレーパ10により掻き集められていた粉砕物9aは排出口11を通って粉砕物輸送機12上に落下排出され、排出口11がスクレーパ10の位置を通過すると、ガイド部材24に対する操作レバー23の係合が解かれるため、排出口11は再び蓋20により塞がれることになり、排出口11よりも上流側に位置する粉砕物9aは、次の排出口11がスクレーパ10の位置に達するまでスクレーパ10により掻き集められ、次の排出口11の蓋20が上記と同様にして開かれると、排出口11を通して落下排出させられることになり、以後も同様な工程を繰り返すことになる。
【0014】
このように、これまで、排出口11の位置イコール粉砕物輸送機12の投入口12aの位置であったものを、下部ケーシング3の下方の粉砕物受板3aを回転できるようにして、排出口11を粉砕物輸送機12の投入口12a部のみで開く構造としたことにより、排出口11の数を任意に選定することができ、これにより、スクレーパ10によって一度に掻くべき距離を短くすることができるようになるので、スクレーパ10の破損や粉砕物受板3aの内面の摩耗を軽減することができる。又、スクレーパ10を下部ケーシング3の外壁板3bに取り付けたことから、摩耗や破損時の交換作業や保守作業を容易に行うことができるようになる。更に、排出口11の数を選定することによりほぼ連続的な排出が可能となることから、粉砕物輸送機12の能力も、断続的な排出に起因する最大能力アップを考慮しなくても済むという利点がある。
【0015】
なお、上記実施の形態では、蓋20を閉方向に回動付勢するための付勢手段として錘り22を用いるようにした場合を示したが、支軸21にねじりコイルばねを組み付けたり、他のばねを用いるようにしてもよいこと、蓋20は排出口11を開閉できればどのような形式のものでもよいこと、又、実施の形態では、原料9を粒状の粉砕物9aに粉砕して製品として排出させるようにする砕石ミルの如き竪型ローラミルへの採用例を示したが、原料9を粉末状の粉砕物9bに粉砕する図3に示す如き竪型ローラミルについても同様に採用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の竪型ローラミルの粉砕物排出装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。
(1)下部ケーシング内の中央部に回転駆動可能に配置されている粉砕用テーブルと粉砕用ローラとの間で粉砕されて粉砕用テーブルの外周部から下部ケーシングのリング状の粉砕物受板上に落下した粉砕物を、該粉砕物受板に設けられた排出口からスクレーパで掻き落して排出させるようにしてある竪型ローラミルの粉砕物排出装置において、上記粉砕物受板を、上記粉砕用テーブルに固定し、且つ上記スクレーパを、下部ケーシングの外壁板に取り付け、更に、上記排出口を開閉する蓋を粉砕物受板の下面に設けた構成としてあるので、排出口の数を任意に選定することができ、これにより、スクレーパで一度に掻くべく距離を短くすることができることから、多量の粉砕物を取り扱う場合であっても、スクレーパの破損や粉砕物受板の内面の摩耗を軽減することができ、又、スクレーパを下部ケーシングに外壁板に取り付けたことに伴い、スクレーパや下部ケーシングの保守の簡便性を図ることができる。
(2)排出口を開閉する蓋を、粉砕物受板の下面に取り付けた支軸に取り付けると共に、該支軸に、蓋を閉方向に付勢するための付勢手段を取り付け、更に、上記支軸の一端部に該支軸を回転させて蓋を開閉させるようにする操作レバーを取り付け、上記排出口がスクレーパの位置に来たときに上記操作レバーを回動させて蓋が開くようにした構成とすることにより、排出口の蓋を、粉砕物輸送機の配置にとらわれずに、粉砕物輸送機の投入口上部でのみ自動的に開く構造とすることができて、粉砕物のほぼ連続した排出が可能となり、粉砕物輸送機能力も必要以上の最大能力を考慮せずに済ますことができる。
(3)操作レバーを回動させるガイド部材を、スクレーパの取付位置に合わせて下部ケーシングに固定した構成とすることにより、簡単な構造で、確実な作動を得ることができ、信頼性の高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の竪型ローラミルの粉砕物排出装置の実施の一形態を示すもので、(イ)は概略切断正面図、(ロ)は(イ)のA−A方向矢視図、(ハ)は(イ)のB部拡大図、(ニ)は(ハ)のC−C方向矢視図である。
【図2】竪型ローラミルの一例を示すもので、(イ)は概略切断正面図、(ロ)は(イ)のD−D方向矢視図である。
【図3】竪型ローラミルの他の例を示す概略切断正面図である。
【符号の説明】
3 下部ケーシング
3a 粉砕物受板
3b 外壁板
4 粉砕用テーブル
5 粉砕用ローラ
9a 粉砕物
10 スクレーパ
11 排出口
20 蓋
21 支軸
22 錘り(付勢手段)
23 操作レバー
24 ガイド部材
Claims (3)
- 下部ケーシング内の中央部に回転駆動可能に配置されている粉砕用テーブルと粉砕用ローラとの間で粉砕されて粉砕用テーブルの外周部から下部ケーシングのリング状の粉砕物受板上に落下した粉砕物を、該粉砕物受板に設けられた排出口からスクレーパで掻き落して排出させるようにしてある竪型ローラミルの粉砕物排出装置において、上記粉砕物受板を、上記粉砕用テーブルに固定し、且つ上記スクレーパを、下部ケーシングの外壁板に取り付け、更に、上記排出口を開閉する蓋を粉砕物受板の下面に設けた構成を有することを特徴とする竪型ローラミルの粉砕物排出装置。
- 排出口を開閉する蓋を、粉砕物受板の下面に取り付けた支軸に取り付けると共に、該支軸に、蓋を閉方向に付勢するための付勢手段を取り付け、更に、上記支軸の一端部に該支軸を回転させて蓋を開閉させるようにする操作レバーを取り付け、上記排出口がスクレーパの位置に来たときに上記操作レバーを回動させて蓋が開くようにした請求項1記載の竪型ローラミルの粉砕物排出装置。
- 操作レバーを回動させるガイド部材を、スクレーパの取付位置に合わせて下部ケーシングに固定した請求項2記載の竪型ローラミルの粉砕物排出装置。
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JP2002234102A JP2004073911A (ja) | 2002-08-09 | 2002-08-09 | 竪型ローラミルの粉砕物排出装置 |
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CN108405077A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-17 | 河南威浦仕医疗科技有限公司 | 一种壳聚糖止血材料生产用的研磨振动出料装置 |
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- 2002-08-09 JP JP2002234102A patent/JP2004073911A/ja active Pending
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