JP2004536197A - 液体柔軟剤および繊維製品洗濯方法 - Google Patents

液体柔軟剤および繊維製品洗濯方法 Download PDF

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Abstract

液体洗剤濃縮物が提供される。この液体洗剤濃縮物は、0.5wt%〜約30wt%の陰イオン界面活性剤成分および約0.5wt%〜約30wt%の非イオン性界面活性剤成分を含有する、約1wt%〜約40wt%の陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せ、約5wt%〜約60wt%の水軟化剤、および約40wt%〜約95wt%の水を含む。液体洗剤濃縮物は水により希釈されて95wt%を越える水を含有する液体洗剤使用溶液を提供することができる。繊維製品を洗濯するための方法が提供される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、液体柔軟剤濃縮物、液体柔軟剤使用溶液、および繊維製品洗濯のための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
液体濃縮物は、多くの場合、商業洗濯業界において用いられる。一般に、清浄化を必要とする洗濯物が引き取られ、洗濯物清浄化施設に移送され、清浄化され、次に配達される。汚染は多くの場合モーター・オイル汚染およびカーボンブラックを含む。多くの場合商業洗濯業界により用いられる機械には、400lb.〜600lb.の洗濯機/脱水機フロント・ローディング機が挙げられる。商業洗濯業界により用いられる洗剤は、多くの場合、洗濯物上の汚染を壊すことを助けるためにアルカリ度および/または界面活性剤を含む。加えて、商業洗濯業界は、多くの場合、リン酸塩を含有することが可能である柔軟剤を用いる。
【0003】
液体濃縮物を利用することが可能である別の商業洗濯業界は、オン・プレミス・ランドリー(OPL)と呼ぶことができる。オン・プレミス・ランドリー施設は、一般に、商業洗濯施設において清浄化される洗濯物に見られるものよりもより軽いかおよび/またはより堅い汚染を取り扱うために設置される。オン・プレミス・ランドリー施設は、一般に、サービス業および医療産業に見られ、多くの場合、タオル、個人的な衣服、およびシーツを清浄化するために用いられる。オン・プレミス・ランドリー施設により用いられる機械のタイプには、洗濯機/脱水機フロント・ローディング機を挙げることができる。
【0004】
商業洗濯業界における繊維製品は、一般に、濃縮物(界面活性剤、アルカリ度、および軟化剤)を洗濯機の洗濯槽中に導入するか、または分配器を介して水により洗剤濃縮物を希釈し希釈された濃縮物を洗濯槽に添加することにより清浄化される。濃縮物は洗濯槽に添加された水と混合され、洗濯槽中に提供される汚れた繊維製品と接触し、繊維製品上に存在する汚染を溶解する液体使用溶液を形成する。洗濯段階(軟化段階)後、使用溶液は一般に水抜きされ、繊維製品はすすがれる。必要ならば、繊維製品は漂白することができる。繊維製品を洗濯するための別の技術には、すすぎ洗いの前の石鹸水段階またはキャリーオーバー段階が含まれる。洗濯段階後、使用溶液は放置されて洗濯槽から排出される。石鹸水段階は、一般に、洗濯段階に続く使用溶液の水抜き後に全自動洗濯機の洗濯槽に追加の洗剤を添加し、再度洗濯することを含む。キャリーオーバー段階は、一般に、追加の化学薬品を添加することなく水抜き段階後に繊維製品と共に残る化学薬品により繊維製品を洗濯することを含む。
【0005】
構造化液体組成物は、液体組成物中の一般的に非溶解性成分の負荷を増大させるために液体洗剤業界における使用に向けて開発されてきた。用語「構造化界面活性剤」は、溶媒相により散在することが可能である界面活性剤中間相または固形相の存在のせいで物理的に固形粒子を懸濁する能力を有する、注ぐことが可能な、流動性の、非ニュートン性組成物を指すために用いられてきた。界面活性剤相は水相中に分散された固まった球粒として表すことができる。あるいは、薄い移動ラメラ相または、水相およびラメラ相の2連続網状散在相は存在することが可能である。構造化液体組成物は、例えば、欧州公開第623,670号;欧州公開第38,101号;欧州公開第160,342号;欧州公開第104,452号;米国特許第5,021,195号;米国特許第5,633,223号;および米国特許第4,244,840号に開示されている。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
液体柔軟剤濃縮物が本発明により提供される。この液体柔軟剤濃縮物は、約1wt%〜約40wt%の陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せ、約5wt%〜約60wt%の水軟化剤、約0.1wt%〜約10wt%の低温分解防止剤、および約40wt%〜約95wt%の水を含む。陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せは、好ましくは、陰イオン界面活性剤成分が約0.5wt%〜約30wt%間の量で濃縮物中に提供され、非イオン性界面活性剤成分が約0.5wt%〜約30wt%間の濃度で濃縮物内に提供され、陰イオン界面活性剤成分対非イオン性界面活性剤成分の質量比が約15:1〜約1:5の範囲内で提供されるように供給される。好ましくは、質量比は約10:1〜約1:2の範囲内で提供される。陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せは構造化界面活性剤を提供する。
【0007】
陰イオン界面活性剤成分は、好ましくは、非アルコキシル化陰イオン界面活性剤、アルコキシル化陰イオン界面活性剤、エトキシル化/プロポキシル化非イオン性界面活性剤、アミンオキシド、アルキル多糖類、糖エーテル、ベタイン、アルカノールアミド、脂肪酸アルカノールアミド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキルメルカプタン、アルキレンビスステアロマイド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキレンビス−パルミチンアミド、アルキルフェノールのキャップドエチレンエチレンオキシド付加物、第1級アルキルアルコール、第2級アルキルアルコール、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む。代表的な陰イオン界面活性剤成分には、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、第2級アルカン・スルホン酸塩、アルファ−オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸塩およびスルホン酸塩、脂肪酸エステルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、第1級および第2級アルカンスルホン酸塩、石鹸、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ジスルホン化アルキルエーテルのアルカリ−金属塩、アルキルフェニルエーテルジスルホン酸、およびそれらの混合物が挙げられる。
【0008】
非イオン性界面活性剤は、好ましくは、直鎖または分岐鎖アルキルアルコールエトキシレート、直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレート、およびアルキルポリグルコシドの少なくとも一つを含む。代表的な非イオン性界面活性剤成分には、約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものを含む直鎖または分岐鎖アルコールエトキシレート、約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基を有する直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレート、および約8〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基および約0〜約10個の重合度を有するアルキルポリグルコシドが挙げられる。さらに好ましくは、重合度は約0.5〜約8、なおさらに好ましくは約1〜約5である。
【0009】
水軟化剤は、好ましくは、トリポリリン酸ナトリウム(STPP)、エチレンジアミン4酢酸(EDTA)およびその塩形態、ニトリロ3酢酸(NTA)、ポリアクリル酸塩、ホスホン酸塩、シュウ酸およびその塩形態、クエン酸およびその塩形態、ゼオライト、濃縮リン酸塩、炭酸塩、ポリカルボン酸塩、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む。
【0010】
温度分解防止剤は、エタノールアミン、およびアルキルポリグルコシドの少なくとも一つを含む。代表的な温度分解防止剤には、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、およびトリエタノールアミンが挙げられる。代表的なアルキルポリグルコシドには、約8〜約16個の炭素原子のアルキル基および約0〜約3、さらに好ましくは約0.5〜約3の重合度を有するものが挙げられる。アルキルポリグルコシドはグルコポン(Glucopon)の商品名で市販されている。
【0011】
液体濃縮物は、さらに、約10〜約20個の炭素原子を有するアルキル基を含有する約0.5wt%〜約10wt%の脂肪性石鹸、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、再汚染防止剤、蛍光増白剤、酵素、色素転移抑制剤、アルカリ剤、染料、および香料を含むことができる。
【0012】
液体柔軟剤使用溶液が本発明により提供される。液体柔軟剤使用溶液は、少なくとも約1:100の濃縮物対水の質量比で濃縮物を水により混合することにより得ることができる。
【0013】
繊維製品洗濯のための方法は本発明により提供される。本方法は繊維製品洗濯機中で軟化段階の間に第1使用溶液により繊維製品を洗浄し、繊維製品から少なくとも一部の第1使用溶液を排出し、および石鹸水段階の間に第2使用溶液により繊維製品を洗浄する段階を含む。第1使用溶液および第2使用溶液は、個別に、液体柔軟剤濃縮物を水で希釈することにより得ることができる。あるいは、第1使用溶液および第2使用溶液は、個別に、複数の濃縮物から得ることができる。すなわち、第1使用溶液および/または第2使用溶液の成分は、第1使用溶液および/または第2使用溶液を提供するために一緒に添加し希釈することができる個別の組成物から提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
繊維製品を清浄化するための柔軟剤使用溶液を提供するために希釈することができる液体柔軟剤濃縮物が提供される。本発明による液体柔軟剤濃縮物および使用溶液は、繊維製品から油/グリース汚染およびカーボンブラック汚染を除去するために特に有用である。油/グリース汚染およびカーボンブラック汚染は、多くの場合、商業洗濯施設により清浄化される繊維製品において見出され、本発明の液体洗剤組成物により清浄化することができる。本発明の液体柔軟剤組成物により対処することができるさらなる汚染には、ワックス、塗料、タール、血液、クレー、食物、身体汚れ、皮脂、脂肪、化粧品、口紅、ワイン、コーヒー、茶、および草が挙げられる。用語「繊維製品」は、通常、洗濯物として特徴付けられ、商業洗濯施設でおよびオン・プレミス・ランドリー施設を用いて洗濯される衣類または織物の品目を指すことは理解されるべきである。通常洗濯される繊維製品の例には、シャツ、ズボン、胸当てズボン、タオル、シーツ、シェフ・コート、市販タオル、インク・タオル、バー・タオル、ノーメックス(Nomex)、役員用シャツ、役員用ズボン、実験用上着、ニットシャツ、ダストモップ、フェンダーカバー、連続ロール・タオル(CRT)、マット、ミート・フロック、食料関係白衣、毛布、再利用可能ガウン、おむつ、手術室衣服、テーブルクロス、ナピキン、失禁パッド、詰め籠バッグ、診察ガウン、およびふきんが挙げられる。
【0015】
液体柔軟剤濃縮物および液体柔軟剤使用溶液は、全自動衣類洗濯機中で繊維製品洗濯のために用いるように意図される。全自動衣類洗濯機が商業洗濯施設、オン・プレミス・ランドリー施設、および住宅(家庭型洗濯機)で用いられるあらゆる従来型の衣類洗濯機を指すことは理解されるべきである。本発明により用いることができる洗濯機は、洗濯段階(軟化段階)に続くすすぎ段階またはすすぎの複数段階、または洗濯段階に続く石鹸水段階およびすすぎ段階またはすすぎの複数段階を有する洗濯サイクルを提供する。液体柔軟剤使用溶液は、洗濯段階(軟化段階)の間に提供される使用溶液を指すことができるか、またはそれは石鹸水段階の間に提供される使用溶液を指すことができる。
【0016】
液体柔軟剤濃縮物は、本明細書においてさらに簡単に濃縮物と呼ぶことができ、液体柔軟剤使用溶液はさらに簡単に使用溶液と呼ぶことができる。一般に、液体柔軟剤濃縮物および液体柔軟剤使用溶液間の相違は、液体柔軟剤使用溶液中に提供されるより高濃度の水の結果である。
【0017】
本発明による液体柔軟剤濃縮物は、好ましくは、使用溶液を提供するために水で希釈される。使用溶液の活性レベルは、洗濯しようとする汚れのタイプ、繊維製品上の汚れのレベル、および洗剤使用溶液中に提供される活性成分のタイプを含むいくつかの要因に応じて決まる。用語「活性レベル」は水以外の使用溶液の成分を指す。軟化段階の場合において、使用溶液は、おそらく、用いられる液体柔軟剤濃縮物、アルカリ(存在する場合)および洗剤(存在する場合)の結果としての活性成分を含む。一般に、液体柔軟剤濃縮物は、希釈されて液体柔軟剤濃縮物からもたらされる約200ppm〜約5,000ppmの活性レベルを含有する使用溶液を提供することが期待される。
【0018】
液体柔軟剤濃縮物は洗濯機中に分配するために希釈されることが期待される。一旦洗濯機中に入ると、希釈された濃縮物は、所期の活性レベルを有する柔軟剤使用溶液を提供するためにさらに希釈される。水を運ぶことに関連する運賃を最小化するために液体柔軟剤濃縮物中に提供される水の量を最小化することが望ましい。柔軟剤濃縮物中の活性成分の高濃度のせいで、多くの場合、濃縮物を希釈しその結果それがより低い粘度を有すると共に、洗濯機分配装置を通してよりよい流動を提供することは好ましい。柔軟剤濃縮物はそれが安定性を失うほどに濃縮されるべきでないことは理解されるべきである。濃縮物が濃縮されすぎる場合、多くの商業用洗濯機分配システムを通して流動するにはあまりにも粘性が高すぎる場合がある。たいていの用途において、濃縮物は約1:1〜約1:10、さらに好ましくは約1:4〜約1:5の液体濃縮物対水の質量比範囲で水により希釈されて、洗濯機分配装置を通して十分に流れることができる濃縮物を提供することが期待される。一旦希釈された濃縮物が洗濯機中に入れられると、それが所期の活性レベルを提供するためにさらに水により希釈されることが期待される。多くの用途において、この希釈は約1:100〜約1:2000の希釈濃縮物対水の質量比で水により希釈された濃縮物を希釈することにより提供されることが期待される。希釈濃縮物は組成物中の水の量が95wt%未満である限り濃縮物と考えられることは理解されるべきである。
【0019】
液体柔軟剤濃縮物は、好ましくは、陰イオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤、軟化剤、および水の組合せを含む。さらに好ましくは、液体柔軟剤濃縮物は低温分解防止剤を含む。陰イオン界面活性剤および非イオン性界面活性剤の組合せは、好ましくは、陰イオン界面活性剤および非イオン性界面活性剤の組合せが「構造化界面活性剤」と呼ぶことができるように提供される。「構造化界面活性剤」が水相中に分配される固まった球粒として表すことができることは信じられる。構造化界面活性剤は、固形粒子を入れ込むかまたは懸濁させるために特に有用である。構造化液体組成物は、例えば、欧州特許公開第623,670号;欧州特許公開第38,101号;欧州特許公開第160,342号;欧州特許公開第104,452号;米国特許第5,021,195号;米国特許第5,633,223号;および米国特許第4,244,840号に開示されている。これらの参考文献の開示は、構造化界面活性剤を入手する際にそれらの開示を参照するために本明細書において包含する。本発明による液体柔軟剤濃縮物中に組み込むことができるさらなる成分には、脂肪酸石鹸、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、再汚染防止剤、蛍光増白剤、漂白活性剤、酵素、色素転移抑制剤、アルカリ剤、染料、および香料が挙げられる。
【0020】
陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分は、固形軟化剤の所期レベルの負荷を提供するために十分な量において本発明による液体濃縮物中に提供される。陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せが軟化剤の負荷の維持を助ける構造化液体を提供することは信じられる。従って、陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の量は、所期レベルの濃縮物中の軟化剤負荷を提供するために調整される。従って、陰イオン界面活性剤成分対非イオン性界面活性剤成分の量は、好ましくは、約15:1〜約1:5、さらに好ましくは約10:1〜約1:2の質量比範囲内で提供される。
【0021】
陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分が洗剤特性を提供することは信じられる。過剰すぎる界面活性剤が望ましくない量の泡立ちを引き起こすことが可能であることは信じられる。加えて、過剰すぎる界面活性剤成分が分配装置を通して十分な流動を可能とするにはあまりに高すぎる粘度を有する液体濃縮物をもたらすことは期待される。好ましくは、陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せは、約1wt%〜約40wt%の範囲における液体濃縮物内に提供される。
【0022】
本発明により用いることができる好ましい陰イオン界面活性剤には、非アルコキシル化陰イオン界面活性剤およびアルコキシル化陰イオン界面活性剤が挙げられる。代表的な非アルコキシル化陰イオン界面活性剤には、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルファ−オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸塩およびスルホン酸塩、脂肪酸エステルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、第1級および第2級アルカンスルホン酸塩、および石鹸が挙げられる。代表的なアルコキシル化陰イオン界面活性剤には、アルキルエーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ジスルホン化アルキルエーテルのアルカリ−金属塩(ダウファックス(Dowfax)の商品名で市販されている界面活性剤および類似の界面活性剤を含む)、アルキルフェニルエーテルジスルホン酸、およびそれらの混合物が挙げられる。陰イオン界面活性剤成分は、好ましくは、約0.5wt%〜約30wt%間の量で液体濃縮物中に提供される。
【0023】
本発明により用いることができる好ましい非イオン性界面活性剤には、直鎖または分岐鎖アルキルアルコールエトキシレート、直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレート、アルキルポリグルコシド、エトキシル化/プロポキシル化非イオン性界面活性剤、アミンオキシド、アルキル多糖類、糖エーテル、ベタイン、アルカノールアミド、脂肪酸アルカノールアミド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキルメルカプタン、アルキレンビスステアロマイド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキレンビス−パルミチンアミド、アルキルフェノールのキャップドエチレンエチレンオキシド付加物、第1級アルキルアルコール、第2級アルキルアルコール、およびそれらの混合物が挙げられる。好ましい直鎖または分岐鎖アルコールエトキシレートには、約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基、さらに好ましくは約1〜約5個のエチレンオキシド反復単位および約10〜約15個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものが挙げられる。好ましい直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレートには、約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基、さらに好ましくは約1〜約5個のエチレンオキシド反復単位および約10〜約15個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものが挙げられる。好ましい直鎖または分岐鎖アルキルアルコールエトキシレートおよび直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレートには、9個の炭素原子を含有する分岐鎖アルキル基を有するものが挙げられる。好ましいアルキルポリグルコシドには、約8〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基および約0〜約10の重合度を有するものが挙げられる。さらに好ましくは、重合度は約0.5〜約8、なおさらに好ましくは約1〜約5である。液体濃縮物は、好ましくは、約0.5wt%〜約30wt%間の量での非イオン性界面活性剤成分を含む。好ましいエトキシル化/プロポキシル化非イオン性界面活性剤には、約1〜約100のエチレンオキシド反復単位および約1〜約100のプロピレンオキシド反復単位、およびさらに好ましくは約1〜約50のエチレンオキシド反復単位および約1〜約50のプロピレンオキシド反復単位を有するものが含まれる。
【0024】
液体濃縮物は、好ましくは、少なくとも4週間にわたりできるだけ低くて40°Fの温度で、好ましくは40°F〜120°F範囲内の温度で液体洗剤濃縮物の安定性を維持するために十分な量での温度分解防止剤を含む。濃縮物の安定性は濃縮物が相分離に対抗する能力を反映させることは理解されるべきである。本発明により、液体濃縮物は、液体洗剤濃縮物が液体濃縮物の少なくとも5体積%を含有する分離相または層を形成する場合に安定ではない。本発明による液体濃縮物が液体濃縮物の全体積の5%未満を示す液体濃縮物上部でのスキム層を形成することは、一般的である。スキム層の形成は液体濃縮物の安定性の不足を示すものではない。液体濃縮物は、好ましくは、約0.1wt%〜約10wt%の低温分解防止剤量を含む。
【0025】
本発明により用いることができる代表的な低温分解防止剤には、エタノールアミンおよびアルキルポリグルコシドが挙げられる。好ましい低温分解防止剤には、室温で液体として提供されるものがある。好ましいエタノールアミンには、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、およびトリエタノールアミンが挙げられる。代表的なアルキルポリグルコシドには、約8〜約16個の炭素原子のアルキル基、および約0〜約3、さらに好ましくは約0.5〜約3の重合度を有するものが挙げられる。低温分解防止剤成分は、好ましくは約0.1wt%〜約10wt%の範囲で液体濃縮物中に提供される。低温分解防止剤がエタノールアミンである場合、それは好ましくは約0.5wt%〜約10wt%の量で提供される。低温分解防止剤がアルキル・ポリグルコシドである場合、それは好ましくは約0.1wt%〜約5wt%の量で提供される。
【0026】
液体濃縮物は水軟化剤を含む。一般に、水軟化剤には、水中のカルシウムまたはマグネシウムイオンをキレート化するかまたは結合するあらゆる成分が挙げられる。軟化剤の目的は、界面活性剤と反応する傾向性を有し、界面活性剤の効果をより弱くするイオンを結合することである。ある種の軟化剤はそれらの再汚染低減を支援する傾向性のせいで再汚染防止剤と呼ぶことが可能である。ある種の大きな分子は、汚れを分子内に捕捉しそれによって清浄化機能を支援することにより再汚染防止剤として作用する。本発明により用いることができる代表的な水軟化剤には、トリポリリン酸ナトリウム(STPP)、エチレンジアミン4酢酸(EDTA)、ニトリロ3酢酸(NTA)、ポリアクリル酸塩、ホスホン酸、シュウ酸、クエン酸、ゼオライト、濃縮リン酸塩、炭酸塩、ポリカルボン酸塩、およびそれらの混合物が挙げられる。用いることができるさらなる水軟化剤には、酸水軟化剤の塩形態が挙げられる。
【0027】
本発明による液体濃縮物中に用いられる水軟化剤は、それが懸濁することを可能とする粒径を有する。一般に、より小さい粒子はより大きな粒子よりも容易に懸濁することができる。好ましい粒径は約1ミクロン〜約300ミクロンの間、さらに好ましくは約50ミクロン〜約150ミクロンの間にある。
【0028】
構造化界面活性剤の使用は、水軟化剤の溶解量よりも多くの水軟化剤を濃縮物中に提供することを可能とする。本発明による液体濃縮物中に用いられる水軟化剤は、好ましくは、約5wt%、さらに好ましくは約10wt%、なおさらに好ましくは約15wt%を越える量で提供される。一般に、水軟化剤は約60wt%以下の量で用いられる。本発明による液体濃縮物中の水軟化剤の好ましい範囲は、約20wt%〜約50wt%である。大部分の用途において、水軟化剤のこれらの範囲は約1wt%〜約40wt%の全界面活性剤濃度(陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分)に基づくことが期待される。陰イオンおよび非イオン性界面活性剤の組合せ対水軟化剤の量は、好ましくは約3:1〜約1:10、さらに好ましくは約1:1〜約1:8の間にある。先行技術の洗剤組成物が水軟化剤を含む場合、それが本発明による範囲よりも高い界面活性剤対水軟化剤の比で含まれることは信じられる。
【0029】
液体濃縮物は、好ましくは、濃縮物を液状形態に維持し安定性を維持する(相分離に抵抗する)量における水を含む。好ましくは、液体洗剤濃縮物中に提供される水の量は、約40wt%〜約95wt%の間にある。一旦水の濃度が95wt%を越えると、組成物は使用溶液と考えることができることは理解されるべきである。
【0030】
液体濃縮物は、好ましくは、性能を高めるための脂肪酸石鹸を含む。本発明により用いることができる好ましい脂肪酸石鹸には、約10〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは約12〜約18個の炭素原子の飽和または不飽和アルキル鎖を有する石鹸が挙げられる。脂肪酸石鹸が本発明による液体濃縮物の必要成分でないことは理解されるべきである。脂肪石鹸が本発明による液体濃縮物中に存在する場合、それは好ましくは特典を提供するために十分な量で提供されるが、しかし、性能のさらなる増加が観察されない高過ぎる量において存在するべきでない。加えて、多すぎる脂肪石鹸が液体濃縮物のコストを増大させ、液体濃縮物中の他の成分の低減をもたらし得ることは期待される。脂肪酸石鹸が用いられる場合、それは好ましくは約0.5wt%〜約10wt%の量で液体濃縮物中に提供される。
【0031】
本発明により用いることができる代表的な脂肪酸石鹸には、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、およびそれらの混合物が挙げられる。脂肪酸石鹸の天然産混合物がトール油、ココナッツ油、およびパーム油を含んで用いることができることは理解されるべきである。
【0032】
本発明による液体濃縮物は両性界面活性剤を含むことができる。一般に、両性界面活性剤は洗剤性能を高めるために提供されることが期待される。柔軟剤組成物中に組み込むことができる代表的な両性界面活性剤には、アルキルイミダゾリウムジカルボン酸ナトリウム塩などのジカルボン酸ココナッツ誘導体塩、ベタイン、スルホベタイン、ホスホベタイン、およびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、液体濃縮物中に提供される両性界面活性剤の量は、約0〜約5wt%、さらに好ましくは約0.5wt%〜約5wt%の間にある。
【0033】
用いることができる代表的な陽イオン界面活性剤には、通常柔軟仕上げ剤として用いられるものが挙げられる。さらなる陽イオン界面活性剤には、アルキル基が約10〜約22個の炭素原子を含有する、アルキル第4級アンモニウムおよびアルキル/ベンジル第4級アンモニウム、およびそれらの混合物が挙げられる。陽イオン界面活性剤は0〜約5wt%、さらに好ましくは約0.5wt%〜約5wt%の量で用いることができる。
【0034】
用いることができる代表的な漂白活性剤には、N,N,N',N'−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、パラ−アセトキシベンゼンスルホナート、トリアセチルシアヌール酸塩、アセチルイミダゾール、ベンゾイルイミダゾール、クエン酸アセチルトリエチル、アルカリ金属アリールベンゾアート、およびそれらの混合物が挙げられる。漂白活性剤は、用いられる場合、約1.0wt%〜約15wt%間の量で用いられる。
【0035】
本発明により用いることができる代表的な酵素には、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、オキシダーゼ、リパーゼ、およびそれらの混合物が挙げられる。用いられる場合、酵素は、好ましくは、約0.5wt%〜約1wt%の量で用いられる。
【0036】
本発明により用いることができる代表的な色素転移剤には、ポリビニルピロリドンが挙げられる。用いられる場合、色素転移剤は、好ましくは、約0.5wt%〜約1wt%の量で用いられる。再汚染防止剤が用いられる場合、それは好ましくは約0.5wt%〜約5wt%の量で用いられる。
【0037】
繊維製品は、多くの場合、1段階または2段階の洗濯技術により本発明によって洗濯される。一般に、1段階洗濯技術は、全自動洗濯機の洗濯槽に洗濯成分を添加し、洗濯成分を希釈して使用溶液を提供すると共に、洗濯機中に提供された繊維製品を洗濯することを含む。洗濯段階後、使用溶液を放置して水抜きし、繊維製品を1以上のすすぎ洗い段階によりすすぐ。アルカリ成分が洗濯成分の一部として用いられる場合、追加の酸処理段階があってもよい。2段階法は、1段階法に従って繊維製品を洗濯するが、しかし、洗濯段階後の使用溶液排出後、液体柔軟剤濃縮物が洗濯槽に添加されて繊維製品洗濯のための第2使用溶液を提供することを含む。第1使用溶液を洗濯槽から除去することにより大半の汚れ負荷は除去することができること、および、これが、汚れ表面層に達する能力を有し実際に汚れにより生じる汚染の除去を助けるために繊維製品と接触する第2使用溶液を提供することは信じられる。洗濯段階が大半のばら状の汚れを除去すること、および石鹸水段階が大半の表面層汚染を除去することは信じられる。
【0038】
本出願者らは、軟化剤組成物を軟化段階と石鹸水段階間に分割することにより、一層強化された清浄化が可能となることを見出してきた。本発明の利点は、本発明による軟化剤組成物の所定量を軟化段階と石鹸水段階の両方において用いると共に、同量の軟化剤組成物を軟化段階で使用する場合に比べて一層強化された清浄化を達成する能力に関する。
【0039】
一般的な洗濯段階または軟化段階における洗濯成分は、アルカリ成分、洗剤成分、および柔軟剤成分の少なくとも一つを含む。多くの用途において、すべての3成分は一緒に用いられる。好ましくは、本発明による洗濯段階または軟化段階において用いられる液体使用溶液は、アルカリ成分、洗剤成分、および柔軟剤成分の組合せである。アルカリ成分および洗剤成分は市販されている。柔軟剤成分は本発明による液体柔軟剤成分である。成分は濃縮物として添加し次に希釈することができる。軟化段階における使用のための使用溶液は、好ましくは、約500ppm〜約5,500ppmの界面活性剤濃度、約0〜約1,300ppm(Na20%としての活性アルカリ度のppm)、好ましくは約500ppm〜約1,000ppmのアルカリレベル、および約300ppm〜約3,100ppmの濃度での軟化剤を含む。
【0040】
石鹸水段階が本発明により実行される場合、本発明による液体柔軟剤濃縮物は、好ましくは、添加され希釈されて第2使用溶液を提供する。第2使用溶液は、好ましくは、約100ppm〜約2,000ppmの界面活性剤濃度および約300ppm〜約3,000ppmの軟化剤濃度を含む。
【0041】
第1使用溶液に提供される界面活性剤、軟化剤、およびアルカリの濃度、および第2使用溶液に提供される界面活性剤および軟化剤の濃度は洗濯しようとする繊維製品の汚れのレベルおよび洗濯に使用される水の水条件に応じて決まることは理解されるべきである。
【0042】
液体柔軟剤濃縮物は、好ましくは、少なくとも1のリンネル100ポンド当りのオンス濃縮物(Oz/cwf)で軟化段階において用いられる。液体柔軟剤濃縮物は、0〜約30、さらに好ましくは約1〜約30のレベルで用いることができることは理解されるべきである。軟化段階で用いられる水が十分に良好である(硬度なし)場合、軟化段階での液体柔軟剤濃縮物を用いることを避けることは可能である。汚染が軽い場合、約3〜約80 Oz/cwfの柔軟剤を用いることが望ましい場合がある。汚染が中程度の場合、約7〜約15 Oz/cwfの柔軟剤を用いることが望ましい場合がある。汚染が重度の場合、約14〜約23 Oz/cwfの柔軟剤を用いることが望ましい場合がある。大半の用途において、軟化段階は0〜約40 Oz/cwfのアルカリ、および約5〜約30 Oz/cwfの洗剤を用いることが期待される。
【0043】
本発明による柔軟剤が石鹸水段階で用いられる場合、それは、好ましくは汚れ除去用に、しかし泡立ちが問題になるほど多すぎないように提供される量において用いられる。泡立ちは、泡立ちを減少させる効果を有する軟化段階におけるより多くの汚れの存在のせいで、軟化段階におけるよりも石鹸水段階における方がより問題が大きいことは信じられる。好ましくは、柔軟剤は、石鹸水段階において、少なくとも約1 Oz/cwf、さらに好ましくは約1〜約15 Oz/cwf、なおさらに好ましくは約2〜約12 Oz/cwfのレベルを提供するように用いられる。
【0044】
軟化段階において用いられる使用溶液の成分および石鹸水段階において用いられる使用溶液の成分は、各種供給源から得ることができることは理解されるべきである。軟化段階は、洗剤、柔軟剤、およびアルカリから;洗剤および柔軟剤から;洗剤およびアルカリから;または柔軟剤およびアルカリから得られる使用溶液を含むことが可能であることが期待される。加えて、他の成分は軟化段階に添加することができる。柔軟剤は石鹸水段階において単独でまたは他の成分と一緒に用いることができる。さらに、石鹸水段階の使用溶液は本発明による液体柔軟剤濃縮物から得ることができるか、またはそれは他の成分から得ることができる。本発明により、軟化剤なしと比べて汚れの除去を強化する、石鹸水段階での軟化剤レベルを提供することは望ましい。「濃縮物または複数の濃縮物」用に報告される質量%は濃縮物(複数を含む)全体量に対するものであることは理解されるべきである。
【0045】
以下の実施例は本発明を実証するが、しかし、本発明を限定するものと見なすべきではない。
【実施例】
【0046】
実施例1
本出願者らは、本発明による軟化剤組成物は、洗濯段階および続く石鹸水段階間に分割される場合に、石鹸水段階では使わず洗濯段階において同じ量の軟化剤組成物を使う場合と比べてより一層高い清浄化性能を達成することができることを発見した。
【0047】
商業的な繊維製品洗濯機における繊維製品洗濯用の代表的な1段階および2段階法を以下の表1に示す。1段階法に記載されるアルカリ成分、洗剤成分、および柔軟剤成分は市販されている。アルカリ成分は、ミネソタ州、セントポールのエコラボ(Ecolab, Inc.)からターボマックス(TurboMax)の商品名で市販されている。洗剤成分は、エコラボからターボフレックスD(TurboFlexD)の商品名で市販されている。柔軟剤成分はミネソタ州、セントポールのエコラボからターボフレックスC(TurboFlexC)の商品名で市販されている。組成物Aとして識別される成分は本発明による組成物である。組成物Aの代表的な配合を表2に与える。
【0048】
二つのタイプの繊維製品を試験した。繊維製品の両方のタイプには、比較的きれいなシャツと汚れた小切れが含まれた。第1タイプの材料は自動車油(DMO)により汚された小切れを含み、第2タイプの材料は自動車油およびカーボンブラック(DMO−CB)により汚された小切れを含んだ。35ポンド機中で試験を行い、28ポンドリンネルを提供するために80%充填速度を用いた。ASTME313に従って、洗濯したおよび洗濯していない小切れの光反射率を測定することにより汚れ除去率を決定した。
【0049】
各タイプの汚れた材料に対して、1段階法により2試験を行い、2段階法により2試験を行った。結果を図1に報告する。
【0050】
【表1】
Figure 2004536197
【0051】
【表2】
Figure 2004536197
【0052】
実施例2
3組成物の低温安定性および粘度を比較した。第1組成物を配合物1と呼ぶことができると共に、表3に成分を識別させる。配合物2は、配合物1のトール油脂肪酸および水の一部が追加のトリポリリン酸ナトリウムにより置き換えられることを除いて配合物1と同じである。配合物3は、それが1.6wt%の水の代りに1.6wt%のトリエタノールアミンを含有することを除いて配合物1と同じである。トリポリリン酸ナトリウム成分は混合物として提供され、混合物は二つの識別されるトリポリリン酸ナトリウム成分の比率により表3に識別される。試験の結果を表4に報告する。
【0053】
【表3】
Figure 2004536197
【0054】
【表4】
Figure 2004536197

【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】実施例1によるある種のタイプの汚れに対する汚れ除去率(%)を示すグラフである。

Claims (35)

  1. (a)(i)陰イオン界面活性剤成分が約0.5wt%〜約30wt%間の量で濃縮物中に提供され;
    (ii)非イオン性界面活性剤成分が約0.5wt%〜約30wt%間の濃度で濃縮物内に提供され;および
    (iii)陰イオン界面活性剤成分対非イオン性界面活性剤成分の質量比が約15:1〜約1:5の範囲内で提供される、
    約1wt%〜約40wt%の陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せ;
    (b)約5wt%〜約60wt%の水軟化剤;
    (c)約0.1wt%〜約10wt%の低温分解防止剤;および
    (d)約40wt%〜約95wt%の水、
    を含む液体柔軟剤濃縮物。
  2. 陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せが構造化界面活性剤を提供する請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  3. 陰イオン界面活性剤成分が、非アルコキシル化陰イオン界面活性剤およびアルコキシル化陰イオン界面活性剤の少なくとも一つを含む請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  4. 陰イオン界面活性剤成分が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、第2級アルカンスルホン酸塩、アルファ−オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸塩およびスルホン酸塩、脂肪酸エステルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、第1級および第2級アルカンスルホン酸塩、石鹸、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ジスルホン化アルキルエーテルのアルカリ−金属塩、アルキルフェニルエーテルジスルホン酸、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  5. 非イオン性界面活性剤成分が、直鎖または分岐鎖アルキルアルコールエトキシレート、直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレート、アルキルポリグルコシド、エトキシル化/プロポキシル化非イオン性界面活性剤、アミンオキシド、アルキル多糖類、糖エーテル、ベタイン、アルカノールアミド、脂肪酸アルカノールアミド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキルメルカプタン、アルキレンビスステアロマイド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキレンビス−パルミチンアミド、アルキルフェノールのキャップドエチレンエチレンオキシド付加物、第1級アルキルアルコール、第2級アルキルアルコール、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  6. 直鎖または分岐鎖アルコールエトキシレートが約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものを含み、直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレートが約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものを含み、およびアルキルポリグルコシドが約8〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基および約0〜約10個の重合度を有するものを含む、請求項5に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  7. 水軟化剤が、トリポリリン酸ナトリウム(STPP)、エチレンジアミン4酢酸(EDTA)およびエチレンジアミン4酢酸の塩、ニトリロ3酢酸(NTA)、ポリアクリル酸塩、ホスホン酸塩、シュウ酸、シュウ酸の塩、クエン酸、クエン酸の塩、ゼオライト、濃縮リン酸塩、炭酸塩、ポリカルボン酸塩、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  8. 温度分解防止剤がエタノールアミンおよびアルキルポリグルコシドの少なくとも一つを含む請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  9. 低温分解防止剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、およびトリエタノールアミンの少なくとも一つを含む請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  10. さらに、
    (a)約10〜約20個の炭素原子を有するアルキル基を含有する約0.5wt%〜約10wt%の脂肪性石鹸、
    を含む請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  11. さらに、
    (a)陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、再汚染防止剤、蛍光増白剤、酵素、色素転移抑制剤、アルカリ剤、染料、および香料の少なくとも一つ、
    を含む請求項1に記載の液体柔軟剤濃縮物。
  12. 少なくとも1:100の液体柔軟剤対水の質量比で液体柔軟剤濃縮物を水と混合することにより調製される柔軟剤使用溶液であって、液体柔軟剤濃縮物は、
    (a)(i)陰イオン界面活性剤成分が約0.5wt%〜約30wt%間の量で濃縮物中に提供され;
    (ii)非イオン性界面活性剤成分が約0.5wt%〜約30wt%間の濃度で濃縮物内に提供され;および
    (iii)陰イオン界面活性剤成分対非イオン性界面活性剤成分の質量比が約15:1〜約1:5の範囲内で提供される、
    約1wt%〜約40wt%の陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せ;
    (b)約5wt%〜約60wt%の水軟化剤;
    (c)約0.1wt%〜約10wt%の低温分解防止剤;および
    (d)約40wt%〜約95wt%の水、
    を含む柔軟剤使用溶液。
  13. 陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せが構造化界面活性剤を提供する、請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  14. 陰イオン界面活性剤成分が、非アルコキシル化陰イオン界面活性剤およびアルコキシル化陰イオン界面活性剤の少なくとも一つを含む、請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  15. 陰イオン界面活性剤成分が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、第2級アルカンスルホン酸塩、アルファ−オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸塩およびスルホン酸塩、脂肪酸エステルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、第1級および第2級アルカンスルホン酸塩、石鹸、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ジスルホン化アルキルエーテルのアルカリ−金属塩、アルキルフェニルエーテルジスルホン酸、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  16. 非イオン性界面活性剤成分が、直鎖または分岐鎖アルキルアルコールエトキシレート、直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレート、アルキルポリグルコシド、エトキシル化/プロポキシル化非イオン性界面活性剤、アミンオキシド、アルキル多糖類、糖エーテル、ベタイン、アルカノールアミド、脂肪酸アルカノールアミド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキルメルカプタン、アルキレンビスステアロマイド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキレンビス−パルミチンアミド、アルキルフェノールのキャップドエチレンエチレンオキシド付加物、第1級アルキルアルコール、第2級アルキルアルコール、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  17. 直鎖または分岐鎖アルコールエトキシレートが約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものを含み、直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレートが約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものを含み、およびアルキルポリグルコシドが約8〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基および約0〜約10個の重合度を有するものを含む、請求項16に記載の柔軟剤使用溶液。
  18. 水軟化剤が、トリポリリン酸ナトリウム(STPP)、エチレンジアミン4酢酸(EDTA)、エチレンジアミン4酢酸の塩、ニトリロ3酢酸(NTA)、ポリアクリル酸塩、ホスホン酸塩、シュウ酸、シュウ酸の塩、クエン酸、クエン酸の塩、ゼオライト、濃縮リン酸塩、炭酸塩、ポリカルボン酸塩、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  19. 温度分解防止剤がエタノールアミンおよびアルキルポリグルコシドの少なくとも一つを含む請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  20. 低温分解防止剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、およびトリエタノールアミンの少なくとも一つを含む請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  21. 濃縮物が、さらに、
    (a)約10〜約20個の炭素原子を有するアルキル基を含有する約0.5wt%〜約10wt%の脂肪性石鹸、
    を含む請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  22. 濃縮物が、さらに、
    (a)陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、再汚染防止剤、蛍光増白剤、酵素、色素転移抑制剤、アルカリ剤、染料、および香料の少なくとも一つ、
    を含む請求項12に記載の柔軟剤使用溶液。
  23. (a)繊維製品洗濯機中で第1使用溶液により繊維製品を洗濯し;
    (b)繊維製品から少なくとも一部の使用溶液を水抜きし;および
    (c)第2使用溶液が濃縮物または複数の濃縮物を水により希釈しての結果を含んで第2使用溶液を提供する第2使用溶液によって繊維製品を洗濯し、
    濃縮物または複数の濃縮物が、
    (i)陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せの少なくとも約2wt%;および
    (ii)水軟化剤の少なくとも約5wt%を含む、
    段階を含む繊維製品を洗濯するための方法。
  24. 陰イオン界面活性剤成分および非イオン性界面活性剤成分の組合せが構造化界面活性剤を提供する、請求項23に記載の方法。
  25. 陰イオン界面活性剤成分が、非アルコキシル化陰イオン界面活性剤およびアルコキシル化陰イオン界面活性剤の少なくとも一つを含む、請求項23に記載の方法。
  26. 陰イオン界面活性剤成分が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、第2級アルカンスルホン酸塩、アルファ−オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸塩およびスルホン酸塩、脂肪酸エステルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、第1級および第2級アルカンスルホン酸塩、石鹸、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ジスルホン化アルキルエーテルのアルカリ−金属塩、アルキルフェニルエーテルジスルホン酸、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項23に記載の方法。
  27. 非イオン性界面活性剤成分が、直鎖または分岐鎖アルキルアルコールエトキシレート、直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレート、アルキルポリグルコシド、エトキシル化/プロポキシル化非イオン性界面活性剤、アミンオキシド、アルキル多糖類、糖エーテル、ベタイン、アルカノールアミド、脂肪酸アルカノールアミド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキルメルカプタン、アルキレンビスステアロマイド、エトキシル化アルカノールアミド、アルキレンビス−パルミチンアミド、アルキルフェノールのキャップド・エチレンエチレンオキシド付加物、第1級アルキルアルコール、第2級アルキルアルコール、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項23に記載の方法。
  28. 直鎖または分岐鎖アルコールエトキシレートが約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものを含み、直鎖または分岐鎖アルキルフェノールエトキシレートが約1〜約20個のエチレンオキシド反復単位および約1〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基を有するものを含み、およびアルキルポリグルコシドが約8〜約20個の炭素原子を含有するアルキル基および約0〜約10個の重合度を有するものを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 水軟化剤が、トリポリリン酸ナトリウム(STPP)、エチレンジアミン4酢酸(EDTA)、エチレンジアミン4酢酸の塩、ニトリロ3酢酸(NTA)、ポリアクリル酸塩、ホスホン酸塩、シュウ酸、シュウ酸の塩、クエン酸、クエン酸の塩、ゼオライト、濃縮リン酸塩、炭酸塩、ポリカルボン酸塩、およびそれらの混合物の少なくとも一つを含む、請求項23に記載の方法。
  30. 濃縮物または複数の濃縮物が約5wt%〜約60wt%の水軟化剤を含む請求項23に記載の方法。
  31. 温度分解防止剤がエタノールアミンおよびアルキルポリグルコシドの少なくとも一つを含む請求項30に記載の方法。
  32. 低温分解防止剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、およびトリエタノールアミンの少なくとも一つを含む請求項30に記載の方法。
  33. 濃縮物または複数の濃縮物が、さらに、
    (a)約10〜約20個の炭素原子を有するアルキル基を含有する約0.5wt%〜約10wt%の脂肪性石鹸、
    を含む請求項23に記載の方法。
  34. 濃縮物または複数の濃縮物が、陰イオン界面活性剤成分が約0.5wt%〜約30wt%間の範囲で提供され、非イオン性界面活性剤成分が約0.5wt%〜約30wt%間の範囲で提供され、および陰イオン界面活性剤成分対陽イオン界面活性剤成分の質量比が約15:1〜約1:5間である単一濃縮物を含む、請求項23に記載の方法。
  35. 濃縮物または複数の濃縮物が、さらに、
    (a)陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、再汚染防止剤、蛍光増白剤、酵素、色素転移抑制剤、アルカリ剤、染料、および香料の少なくとも一つ、
    を含む請求項23に記載の方法。
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