JP2004534245A - 非球面および波面用の走査干渉計 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
概して、本発明は、干渉計の分野に関する。より詳細には、本発明は、球面および波面の絶対的な高精度計測に関する。
【背景技術】
【0002】
非球面は近年の光学系においてますます重要になってきている。なぜなら、それらは、系を単純化する一方で、系の性能を最適化するためのより多くの数のパラメータを提供するからである。少しだけ利点を言及すると、これにより、より少ない面、より少ない重量、より小さな大きさ、および、より高度な補正状態を有するシステムを可能にする。光学面が多いことは実用的ではない(例えば、宇宙望遠鏡、または、リソグラフィツールとして用いられる13.6nmの極紫外線(EUV)の波長用の垂直入射反射面)分野において、このことは特に正しく、できる限り小さな数の面を保つことが必要とされる。このような場合、非球面を用いる以外に選択肢はない。EUVの領域で完全なシステムを動作するための高質な性能が求められているので、このようなシステム内の反射面の表面誤差は、0.1nmより小さく保たれる必要があり、このような誤差の計測精度および正確さは、決定的な様態で表面を製造することができるくらいにさらに高い必要がある。さらに、157nmおよび193nmの波長で動作する複数素子リソグラフィレンズのレンズ表面は、素子の数を減らすために、非球状に作られる。これらは、珍しく、高価な材料から作られている。これらの場合では、最適にフィッティングした球からの差は1000μmであり得、このようなレンズ面の大きさは、500mm付近まで増加している。
【0003】
光学系では、任意の光学系のレンズ素子の機能は、全システムの光学設計に従って個々のレンズ素子によって伝送される波面を修正することである。球面波または平面波がこのようなレンズに入る場合、特定のテスト形態で用いられる接合に基づいて、最適にフィッティングした球から非常に離れた非球状波面が生成される。テストセットアップで非球状の波面を取り扱うことができる場合に、球面または非球状面を有する基本的な単一のレンズ素子が適切にテストされ得るのみである。さらに、レンズ素子を通って伝送された波面のテストに対して、この能力は、非常に重要である。なぜなら、レンズ材料自体の不均質性は、その表面が誤差の影響を受けない場合さえ、波面を悪くし得る。
【0004】
球面および波面の計測は、非常に難しい。なぜなら、最適にフィッティングしている球から大きく離れているからである。干渉法による計測によって、計測のダイナミックレンジを非常に小さくして高精度にすることができる。このために、基準波面(非球状波面がこの基準波面に対して比較される)は、球状にされる必要があり、理想的には、計測する波面と完全にフィットすることが必要である。従来技術では、(「ヌル−レンズ」と呼ばれる)反射系によるか、(「コンピュータ発生ホログラム」と呼ばれる)回折素子によってこのことがなされてきた。補償素子を遷移させて、設計のテストセット−アップに配置される位置で、設計球面をフィットさせるにつれて、既知の、かつ、計測可能な形状(非球状、または、好ましくは平面波)の波を変化させる。
【0005】
これらの全ての場合において、補償素子は、テストされて、正しい波面が補償のために伝達されることを保証する必要がある。しかし、再び、非球面が生成されるので、このタイプのテストには同じ難しさが存在することは明らかである。従って、例えば、球面の助けによって排他的に構築されるヌルシステムにおいて用いられる各レンズ素子の面を計測することによって、間接的なテスト方法のみが適用される。また、レンズ材料の屈折率、レンズの厚さおよびレンズ間隔が注意深く計測される。しかし、計測誤差の蓄積、および、レンズ材料内の不均質さのために、最終的な精度は疑問である。
【0006】
従来技術には、非球状のオプティカル面を計測する多くの方法および装置がある。例えば、1.接触および非接触針ベースのプロファイラ、2.接触および非接触針ベースの座標計測機械、3.球状波面干渉計、4.横方向および半径方向せん断干渉計、5.計測経路にヌルレンズを置いた干渉計、6.走査型球面波干渉計、7.走査型白色光干渉計、8.サブアパーチャステッチング干渉計、9.コンピュータにより生成されたホログラム−CGHを用いた干渉計、10.点回折干渉計−PDI、11.長波長干渉計、および、12.2波長干渉分光法である。これらの技術が多くの用途に利用可能であるが、これらは、今日の進歩しているリソグラフィ用途に必要とされる技術と比較すると、動作性能および精度が制限されている。
【0007】
接触および非接触針ベースのプロファイラは、テスト非球面を機械的に走査する。従って、一度に数個のデータ点のみを計測するので遅い。遅い技術は、エラーを計測するには非常に疑わしい。なぜなら、計測中に温度が変化するからである。同じ制限は、接触および非接触ベースの座標計測機械にも当てはまる。
【0008】
球状波面干渉計は、走査されるテスト非球状波面を生成する素子と球面との間に空間を必要とする。これにより、テストされる全表面に対して計測時間を増加させる。従って、通常、別の計測デバイス、および、(ステッチングとして周知である)空間が走査されるにつれてフィットする様々なゾーンからのデータを接続する手段によって、計測される必要のある別のパラメータを導入している。
【0009】
走査型白色光干渉計は、球状波面干渉計と同じ制限の多くを有している。横方向および半径方向せん断干渉計は、通常テストされる表面の傾斜を計測しているので、傾斜の積分によるテスト表面の再構成中に計測エラーを導入する。この後者のタイプの制限は、同様に、微分するプロファイリング技術にもあてはまる。
【0010】
サブアパーチャステッチング干渉計は、ステッチングプロセスにおいて深刻な計測エラーを導入する。コンピュータにより生成されたホログラムを用いた干渉計は、CGHによって導入されたエラーに影響されやすく、モアレパターンをひずませる。これらはまた、較正が難しい。すなわち、CGHの較正を考える。点回折干渉計は、球状波面干渉計のクラスである。従って、乏しい横方向の空間的な分解能と共に、同じ制限のうち多くを有している。
【0011】
全体的に満足する従来技術のアプローチは存在しない。なぜなら、各々は、計測装置および計測方法の設計の準備時間に長くかかる、さらなる較正を必要とする、計測装置を用いるよび較正する難点を増加させる、精度および正確さを減少させる、ならびに、非球状オプティカル素子の費用および伝達時間を徐々に増加させるトレード−オフに関係しているからである。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0012】
非球を計測する従来の方法に存在する特定の結果として、本発明は、原理的に、非球面または非球状の波面(すなわち、最終的なオプティカル部品の表面か、伝送の際の最終的なオプティカルレンズ素子の波面かのいずれか)を高精度に絶対計測する方法(単数または複数)および装置を提供しようとして、屈折または屈折タイプの回折のいずれかで球面計測のための補償素子を絶対的に限定することによって、大量に生成されるコンポーネントの計測のための、他のより生産的な方法を可能となる。
【0013】
本発明はまた、球面、非球面、および、球面から少し離れた波面を計測する方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0014】
本発明はまた、球状、緩やかに非球状、および、複数の緩やかに非球面を計測する位相解析と共に干渉法距離計測を利用しようとする。
【0015】
本発明はまた、非球面、ならびに、大きな直径および明確なアパーチャを有する波面を計測する方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0016】
本発明はまた、簡単な様態で、異なる計測の目的、非球面および波面に適応し得る方法(単数または複数)ならびに装置を提供しようとする。
【0017】
本発明はまた、絶対的に較正し得る非球面および波面を計測する方法(単数または複数)ならびに装置を提供しようとする。
【0018】
本発明はまた、非球面および波面を計測する場合に、振動に対する感度を大きく減らす方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0019】
本発明はまた、非球面および波面を計測する場合に、温度変化に対する感度を大きく減らす方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0020】
本発明はまた、非球面および波面を計測する場合に、干渉計(計測)キャビティにおける気体の乱流に対する感度を大きく減らす方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0021】
本発明はまた、非球状の偏差(departure)に等しいコヒーレンス長のみを有する光源と連動し得る方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0022】
本発明はまた、(UVおよびIR領域の)波長(この波長に対しては、ポイント検出器のみが存在する)とも連動し得る方法(単数または)および装置を提供しようとする。
【0023】
本発明はまた、計測点がサンプリングされる場所からの空間的位置に対して自動的に調節する方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0024】
本発明はまた、計測に必要とされる空間分解能に対して調節され得る方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0025】
本発明はまた、適度な計測スピードを有する方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0026】
本発明は、表面上で検出器を幾何学的にマッピングすることによってではなく、干渉計測することによってのみ、非球面の重要な座標である、半径方向距離hおよび軸方向距離zの両方を計算する方法(単数または複数)および装置を提供しようとする。
【0027】
本発明の他の目的は、一部が明らかであるが、図面を参照して以下の詳細な説明を読むと一部が明らかとなる。
【0028】
干渉走査法(単数または複数)および装置は、球面、緩やかな非球面、および複数の緩やかな非球状面を有する対称なテストオプティクスを回転しておよび回転せずに計測するために提供される。少なくとも部分的な球状波面は、既知の原点からの走査軸アップストリームに沿って球状基準面を用いて走査軸に沿って既知の原点から発生する。テストオプティクスは、走査軸に対してアライメントされて、既知の原点に対して走査軸に沿って選択的に移動されることにより、球状波面は、非球面の頂点および1つ以上の半径方向位置でテストオプティクスと交わる。球状波面および非球状面は、共通接点で交わり、テストオプティクスの中心と1つ以上の半径方向位置との間の光学経路の違いに関する位相情報を含むインターフェログラムを生成する。このインターフェログラムは、検出器上に結像され、位相情報を搬送する信号を提供する。テストオプティクスが原点に対して移動される軸方向距離vが干渉法で計測され、電気信号に含まれる位相差に基づいて、テストオプティクスの中心と1つ以上の半径方向の位置との間の光学経路長さの差pが計算される。球面の座標zおよびhは、干渉法で計測された距離vおよび計算された光学経路長さpに対応して、曲率円が共通の接点で非球面と交わる場合は必ず計算される。
【0029】
本発明の好ましい実施形態では、電気信号に含まれた位相情報が抽出され、好ましくは、球状波面を生成する原点の波長変調によって実行される位相シフト解析を用いることによって、光学経路長さの差を決定する。
【0030】
本発明の別の好ましい実施形態では、検出器は、最適な画像の質を維持するために、走査軸に沿って移動され得るCCDカメラである。
【0031】
本発明の構造、動作および方法は、それらの利点と共に、添付の図面と共に発明の詳細な説明を読むことによって最大限に理解され得る。これらの添付の図面では、各パートは、図面の至るところに現れ、そのパートを識別する関連する数値を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
次に、関連するアルゴリズムによる好ましい実施形態がより詳細に説明される。本発明の単純な実施形態を示す図1を参照する。コヒーレント光源1からの光は、レンズ2によってアパーチャ3に焦点を合わせられ、ビームスプリッタ4に当たる。アパーチャ3は、コリメータレンズ5の焦点面に配置されるので、平面波は、コリメータレンズ5から生じる。この平面波は、スリットアパーチャ6に突き当たる。このスリットアパーチャ6は、金属片内にはさまれてもよいし、ガラス板上に蒸着されてもよい。図1では、スリットアパーチャ6は、光学軸上の光線を通過させて、光学軸下の光線をブロックしている。しかし、光学軸周りのある領域は、常に開いた状態である。例えば、スリットアパーチャ6は正確に光学軸で終わらない(図2のスリット6aを参照されたい)。
【0033】
図1において、スリット6aを通過した光線は、デコリメータレンズ7に入る。このデコリメータレンズ7は、焦点8にアパーチャ3のイメージである光を焦点に集める。レンズ5および7は、無視できる球状の光行差のみを有するように高度に補正される。これにより、スリットアパーチャ6を取り除いても近似的な理想球状波面が焦点8から生じる。しかし、スリットアパーチャ6を置くと、集光している球状波面の一部のみが非球状のテスト表面9に向けられる。
【0034】
非球状のテスト面9の軸位は、それを光学軸に沿って移動させて、焦点8から発生した波面によって走査されることによって選択的に変化され得る。これは、高精度のメカニカルリード11によってなされる。非球状面9の位置は、コーナーキューブ12を用いて、一つ以上の距離計測干渉計(DMI)24によって計測されてもよい。このコーナーキューブ12は、非球状面9の取り付け部の背面に取り付けられ、出入りする計測ビームの働きをする光線13によって探索される。この計測に一つ以上の軸を用いることはさらに有利である。例えば、光軸から等しい距離で、円周上に互いに120度離れた3つのコーナーキューブを用いると、テストされている面のシフトだけでなく、ティップ(tip)およびティルト(tilt)を計測でき、閉ループ配置によってそれらを自動的に補正できる。同様に、走査方向(すなわち、光軸)に表面を並行にした二つのミラーを用いると、テストされる面と共に取り付けることができ、DMIの別の二つの軸によって探索され、非球状面の移動中に起り得る横方向のシフトを補償可能である。5自由度(点対称のオプティクスが計測される)および6自由度(点対称ではないオプティクスが計測される)を考慮したサイトマップを用いることは好ましい。結果的に、運動の十分な制御が高精度でなされ得る。
【0035】
図1で示される非球状面9の極端に左の軸位では、光線14b(光線14aは実際にはスリット6aにブロックされる)と合う軸上の光線は、最初に垂直入射のまたは垂直入射近くの面に当たり得、かなり軸近傍の光線であり得る。ある特定の円15では、この垂直入射の状況では、非常にわずかではあるが光線14bの近傍において妨害される。他の全ての光線に関して、その面に直交して当たる(垂直入射ではない)状況は、より強く妨害される。これにより、出てゆく光線は、入ってくる光線に一致しない。スリットアパーチャ6を通過した後に2回目に、および、レンズ5によってデコリメートされた後、この光線は、ビームスプリッティングデバイス4を通過して、非常に小さなアパーチャ(ピンホール)20に到達する。中央からの光線および光線が面に正確に垂直であるゾーンからの光線のみがピンホール20を通過可能である。ピンホールの直後に光検出器(好ましくは、ピン−光検出器または光電子増倍管)があり、この光検出器は、動作波長で敏感である。この光検出器は、中央およびそのゾーンからの光線の干渉を感知する。従って、非垂直光線の全ての他のクラスは、光検出器21にさらに進むことによって、空間的にフィルタリングされる。また、留意すべきは、ピンホール20と光検出器21との間の距離は、非常に小さく、このピンホール20は、光をコーン内に分散させる。従って、ピンホール前では垂直入射が異なるにもかかわらず、波面が重なって、干渉し得る。
【0036】
面9が軸方向にシフトする場合、および、スリット6aが一定の方位角位置に残っている場合、計測された強度は、理想的には一定であり得る。光線がかなり分離される領域内にいくらかの空気の運動がある場合、計測された強度のいくらかの変動が信号に存在する。これは、空気の運動の屈折率の差異(従って、光学経路の差)によるものである。設備の機械的な振動は、干渉計の場合には通常、深刻な強度の変調とはならない。なぜなら、第一に、光学経路の差は、この点においては感度抑制されない。
【0037】
面9が軸方向に走査されるのではなく、スリットアパーチャ6が周波数Fslitと共に回転される場合、このゾーンからの光線、および、中心からの光線の干渉に関する計測された強度は、点対称の非球状面が正しく調節されない場合(例えば、面9の光学軸がテスト設備の光学軸に一致しない場合(レンズ7の頂点に合う焦点8によって与えられる))に変調され得る。これを避けるために、強度変動の振幅を最小化させることによって、調節がなされ得る。最小の変調が正しい調節を示しているにもかかわらず、検査されている面9がいくらか非点収差を有している場合、強度変動の振幅をゼロにすることはできない。
【0038】
面9の計測は、テストされている面9を走査軸に沿って、スリット6の回転と同時に走査することによって実行される。面のアペックスの曲率中心に焦点8が一致する位置で(すなわち、図2の位置10で)この走査が開始する場合、この面は、二つのビーム(一方は、中心部で静止して、他方は、スパイラルを描く)が中心に止まるおよびこの面のエッジ近くまで進むことによって探索される。このスパイラルの巻き数は、完全な走査中の回転の数によって与えられる。これは、コンピュータ22によって近似的に設定することによって、走査およびスリットアパーチャの回転を制御することによって調節され得る。図2では、開始点10近くの非球状面の別の中間位置が示される。ここで、光線19aおよび19bは、後に検出器に到達して、そこで中心からの光線と干渉する。これらの光線によって探索されるゾーンは、この面の16aおよび16bに位置される。
【0039】
リードデバイスは、軸の走査に影響を与えるモータ23によって駆動され、この目的のためにコンピュータ22に与えられた距離計測干渉計からの情報24によって制御される。コンピュータ22は、また、スリットアパーチャ6の回転を制御して、検出器21で計測された干渉からの強度計測値を集める。さらに、コンピュータ22は、アルゴリズムを実施するソフトウェアの形式の適切な命令が提供されて、一般的なハウスキーピング関数を実行して、オペレータインタフェースとして役に立つ。スリットアパーチャ6が回転して焦点8と面9との間の距離が変化すると、面9は、スパイラルの様態で走査される。このスパイラルは、プログラムされた命令に応じて、任意の巻き数を掃く。スリットアパーチャ6の任意の回転がなく、全体の軸方向走査が実行されるときに特別の場合が起こる。この状況の幾何学は、図2から明らかとなるべきである。この場合、半径が面9で探索される。この後、スリット6aは、回転されて、同じ走査が再び繰り返される。
【0040】
この特別の場合において、面9の非球状プロフィールの評価が図3を用いて説明される。図1に示されるように、軸方向の走査は、この面の位置10で開始して、面9の位置においてvの軸方向シフトの後に終わる。開始位置10において、この面は、焦点8からR0の距離を有し、面9の終了位置において、焦点距離8からの面のアペックスまでの距離は、R0+vである。
【0041】
図3では、点対称の非球状面9を通るカットが与えられ、z軸に対しても対称である非球状面を確立する。以下の量が与えられる。
【0042】
Kは、回転的に対称な非球状曲線Aに対する対称軸z上に中心があるフィッティングする円である。この円は、点Q(h,z)で非球状曲線に接する。Q(h,z)(KおよびAに共通)の法線は、点M(0,R0+v)でz軸と交わる。Q(h,z)からM(0,R0+v)までの距離は、円の半径R=R0+v−pによって与えられる。この円は、点Sk(0,p)でz軸と交わり、この点は、円のアペックスと呼ばれる。非球状曲線のアペックスは、SA(0,0)である。すなわち、球のアペックスから非球のアペックスまでの距離は、pである。
【0043】
円の中心M(0,R0+v)は、z軸に沿って距離vだけシフトすると、点Q(h,z)は、非球状曲線に沿って進む。Q(h,z)が非球状曲線SA(0,0)のアペックスと一致する場合、定義では、シフトはv=0である。従って、非球状曲線のアペックスの最適フィッティング曲線の半径は、R0である。
【0044】
以下では、R0は、既知であり、この円の中心は、距離v=0...vmaxだけシフトされると仮定する。これらの条件において、小さな量pによるシフトが計測される。ここで、点Q(h,z)の座標hおよびzを計算することが可能であることが示される。点Q(h,z)は、関数
【0045】
【数7】
の知識から、スリット6aの方位角位置によって定義される半径に対する非球状曲線を定義する。言い換えると、非球状曲線は、独立パラメータvと、2つの従属パラメータp(v)およびp’(v)とによるパラメータ形式で定義される。
【0046】
h=h(v,p,p’) z=z(v,p,p’)
円の式は、
h2+(R0+v−z)2−(R0+v−p)2=0 (1)
と表され得る(図3を参照されたい)。
【0047】
中心点が無限小距離dvだけシフトすると、円の半径は、別の微小量dpだけ増えて、新しい円は、共通点Q(h,z)で古い円と交わる。新しい円の式は、
h2+(R0+v+dv−z)2−(R0+v+dv−p−dp)2=0 (2)
zおよびhを計算するために、座標zおよびhに対して式(1)および(2)が解かれ、次の式を得る。
【0048】
【数8】
最後の項は、無視してもよい。なぜなら、それは、dp→0のようにゼロに近づくからである。最終的に、
【0049】
【数9】
となる。
hに対しては、
【0050】
【数10】
を得る。
【0051】
本発明の重要な特徴は、軸座標zおよび横方向座標hは、2つの量vおよびpから計算され得る。これらの両方は、非常に高精度で干渉計によって計測される。検出器が半径方向の座標hを解くことは必ずしも必要ではない。円と非球状曲線は、接点で一致する。
【0052】
焦点8と非球状面のアペックスとの間の軸方向の間隔、ならびに、非球状面と最適にフィットする円の半径との間の距離(すなわち、p)を干渉法で計測する簡単な策によって、非球状面の局所的な傾斜およびその位置を計算する方法が説明されたので、位相計測が影響され得る方法というトピックがここで説明される。図2は、ある方位角位置におけるスリットアパーチャ6を示す。アパーチャ6aがこの位置のまま、面9は、軸方向に走査され得る。ここで、強度は、量pによって与えられた2つの干渉ビーム間の光路差によるビームの干渉によって、検出器21で変調される。すなわち、計測された強度は、
【0053】
【数11】
ここで、A(v)は平均強度、B(v)は変調、そしてλは計測に用いられる波長である。p(v)が走査vの単調増加関数である限り、高サンプリングレートで、例えば、余弦関数の1周期あたり20回の読み取りで、I(v)を捕えることが可能である。これは、多くの異なる方法でなされ得る。それ以外のある方法は、本明細書中で説明される。非球状面または非球状波面の設計が既知である場合、量p(v)の設計値が計算され得る。そして、位置v(この位置において、強度値が得られる)が決定され得る。従って、検出器−値の読み取りは、vから導かれるこの量によってトリガされる。この場合、余弦関数の1周期内のほぼ等しく間隔を開けた強度値で配置することが可能である。強度の読み取りからの位相−抽出は、例えば、Optical Engineering,Vol 23(1984) 391−395でWomackにより説明された空間同調検出方法と類似したスライディングウィンドウ法技術によって、および、一時的位相シフティングにより用いられる多くの周知の補償アルゴリズムのうちの1つを適用することによってなされ得る。平均強度A(v)および変調B(v)は、単なる非常にゆっくりと変化する関数であり、ある公式内で用いられる強度計測の数に対しては一定であると考えられ得る。非常に多くの強度値が1周期内で得られる場合、適切な公式によってA(v)およびB(v)における変動に対して正規化することも可能である。
【0054】
p(v)を求めた後、その微分p’(v)は、ある関数(例えば、多項式または高次の区分的なスプライン関数)をp=p(v)にフィッティングさせて、その導関数を計算することによって計算される。次に、スリット6aが設定された方位角方向θに対して、非球面の等高線を得るために、式(3)および(4)が解かれる。
【0055】
次に、スリット6aは、約179度回転される。その手順は、この新しい方位角方向に対して繰り返される。留意すべきは、この走査が両方の方向において実行され得るということである。360の異なる方位角の方向の後、例えば、360回の走査の後、面9全体が合理的に高密度で探索される。
【0056】
球面から0.5mmだけ離れた非球面(その非球面は3点で交わる)であると仮定すると、図5に示されるように、アペックスで非球状曲線にフィットする球面からの非球状面の離れは、3mmであり得る。さらに、1周期あたり20の強度読み取りで、0.4μmの波長を有するレーザー光を用いると仮定すると、全部でm=20*2*3000μm/0.4μm=300000計測点が必要である。これは、3秒以内に容易に実施され得る。なぜなら、100kHzは、12ビットから14ビットの高い分解能による強度読み取りである正確なA/D変換に対しては、厳しい重荷を課さないからである。全部で360の走査に対しては、データを得るために18分が必要である。面9の加速運動および減速運動に余分な時間が必要とされるので、全計測時間は30分であると判断するのが妥当である。図4は、面9に投影された検出器リングのトレースを示す。方位角方向の分解能は、リングの直径およびリング内にある検出器の数に依存している。ここから、より高いサンプリングレートに対して、より多くの検出器を用いることによって計測時間が縮められ得ると認識され得る。
【0057】
計測スピードを改良するために、スリットアパーチャ6の代わりに複数の検出器が用いられ得る。方位角方向の座標を決定することができて、同時に、このゾーンからの光線および中心からの光線を互いに干渉させて、任意の瞬間に非球面に垂直となる光線を自動的に選択するために、図1のピンホール3および20が非常に薄いリング形状のアパーチャと交換され得る。これらは、2001年5月3日に出願されて、「APPARATUS AND METHOD(S) FOR REDUCING THE EFFECTS OF COHERENT ARTIFACTS IN AN INTERFEROMETER」と称された米国特許出願第09/848,055号により詳細に記載される。同出願の全体の内容は、参照として本明細書中に組み込まれる。このことは、方位角方向の分解能が保たれて、平行の様態で複数の検出器アレイを用いることが可能であるということで有利である。
【0058】
図6は、この修正された配置を示す。ここでは、共通の素子は、図1におけるそれらの数値アイデンティティを保持する。光源1からのビームは、ホログラフィー光学素子25およびレンズ2によって、リングアパーチャ26であるリング状フォーム内に伝送される。このリングの幅は非常に小さく、30μmから100μmのオーダーである。このリング26は、レンズ5および7によって、第2の、縮小されたリングイメージ27に結像される。テストされている非球面9は、β=−1の結像スケールではあるが、このリングをそれ自体に結像する。すなわち、この画像は、対象に関して逆さである。留意すべきは、テストされている面9のうちのいくかの部分のみがこの結像を実行することができるということである。これらの部分は、さらに中心部であり、円状に形成されたリングイメージ27の中心からの光線が面9に垂直に当たるゾーン(すなわち、図6における位置14a、14bおよび15)である。これらの位置は、レンズ7によってレンズ5とレンズ7との間に介在する間隔の28に配置されたイメージ中に結像される。27におけるリングは、さらにレンズ7および5によって29に配置されたイメージにさらに結像される。これは、リングアパーチャ26の最終的な共役である。29には、別の物理的なリング形状のアパーチャが置かれ、これは、放射状の方向に非常に狭い空間的なフィルタとして動作するが、方位角方向に十分な長さを有する。この様態で、テストされている面9の方位角方向の位置を決めることが可能である。
【0059】
26と物理的に同じ大きさを有する、リング形状のアパーチャ29の後ろには、無限焦点システムまたは望遠鏡システム30が配置され、リング29を検出器21上に結像する。この検出器21(21aおよび21bで示される)は、望遠鏡30の第2のレンズの後ろの焦点平面上の円に配置される。望遠鏡30の拡大率は、このリングに配置され得るより多くの数の検出器を最適化するように選択される。この空間が依然としてあまりにも小さい場合、レンズ30と検出器との間に多面のピラミッドを挿入して、90度まで光を反射して、検出器が全て光学軸の方向を示してより大きな円を構築することが可能であり得る。また、この目的のために、ホログラフィー光学素子を用いることが可能である。すなわち、同時に、方位角方向の面9を、および、半径方向の感知アパーチャ29を検出器21に結像する。このようなホログラフィー光学素子は、簡単のために、図6には示されないが、後の図9では、素子48として示される。
【0060】
検出器21の各々は、それ自体が位相計測電子機器を有しているために、それらの対応する信号は、平行に処理され得る。しかし、明確にするために、これらは図6には含まれていない。このことは、当業者によって理解されている。
【0061】
60の検出器が円に配置されて、既に述べたように、同じ方位角の分解能が仮定され、テストされている面9の周囲の360の位置が分解される場合、必要な時間は、30分から30秒に減少する。60個の検出器のみで360の異なる方位角位置を分解することができるために、1ステップ6度で検出器の円を回転させることが必要である。このステップがより小さいものが選択される場合に、よりよい分解能が達成され得る。10のステップを選択することが妥当である。このステップは、完全な円では、全部で2160の位置となる。直径を300mmの非球面として仮定することは、計測された点の間隔が外周で約0.44mmであることを意味する。放射状の方向にデータをサンプリングするための空間密度は、球からの非球面偏りの傾斜に基づく。平均値として、直径に約600,000点あるので、この間隔は、0.5μmである。すなわち、どの場合においても、非常に小さなリップルでさえ十分に位置付けて、検出する。式(3)および(4)を用いてh、z−座標を正確に求めるためには、放射状方向によりさらに高いサンプリング密度が必要とされる。計測された位相の第1の導関数を計算することが必要であるので、ノイズが増幅されて、従って、区分的に多項式フィットを伴う複数の計測点を用いることによって、非常に精度が改善される。
【0062】
式(5)に従う、強度計測値から位相値を検出する上述の方法は、平均強度A(v)またはB(v)の変量がp(v)の計算された値に影響を与えるという欠陥を有している。従って、このような変量が起こらないことを過程する必要がある。非球面が示す高周波数構造、および、(丸いスリット状の)非常に小さなリングアパーチャを有する「ナイフエッジのような」光学配置が原因で、この仮定は、全ての状況において満たされることはできない。従って、図1〜図6によって与えら得る配置によって、計測点から位相抽出のための代替の方法を用いることが必要であり得る。
【0063】
あるアプローチは、非球面の中心におけるビームと、ゾーンにおけるビームとで異なる偏光ステージを用いることである。これは、図7に示されたように、31において図6のレンズ5とレンズ7との間の空間に挿入された余剰の素子によって達成され得る。図7の他の全ての素子は、以前のそれらの数値的なアイデンティティを保持する。この余剰の素子31は、ガラス板であり、その中心において、複屈折素子32が適用されて、4分の1波長板として動作する。これは、複屈折水晶の非常に小さな円板であり、ガラス板の丁度中心に接着される。このレンズが、テストされている面をガラス板上に結像させるので、非球面の中心のうちの非常に小さな部分のみが残りの面に対して参照として動作する。走査中にガラス板31を焦点に保つために、正確なスライド40上でコンピュータ制御された様態でガラス板を軸方向にシフトさせることが必要である。
【0064】
ビームの中心部が4分の1波長板を2度横切るときに、線形に偏光した波は、90度だけ回転した偏光面を有する。2つのビームは、偏光状態によって「暗号化」され、ビーム間の相対位相は、偏光を制御する光学的手段によってシフトされ得る。適用され得る少なくとも2つの可能性があり、これらは、図7および8で与えられる。
【0065】
図7では、4つのインターフェログラムがそれらの間で90度の位相シフトで得られる。これは、直交信号(quadrature signal)と呼ばれる。非偏光ビームスプリッタ37を用いると、線形直交偏光を有する両方の波面が2重にされる。次に、1つのビームにおける4分の1波長板39は、90度の直交偏光のうちの1つの位相を遅らせる。ビームスプリッタ38を偏光させた後、2つの波面は、干渉し得、互いに180度位相を異にする二つの強度パターンを作る。2つのリング状に取り付けられたピンフォトダイオード33および34によって感知された信号が減算されることにより、バイアスA(v)が取り除かれ、
【0066】
【数12】
に比例したDC−自由信号となる。2つの他の検出器−リング35および36の信号が減算されて、同様に、
【0067】
【数13】
に比例した信号となる。これらの信号の逆正接から、所望の量p(v)が導かれる。この技術は、距離計測干渉計を用いて頻繁に適用され、約1.0nm r.m.s.の精度を有するとして既知である。
【0068】
図8では、別の可能性が示される。この可能性は、1つの検出器−リングを必要とする。次に、位相−シフトが時間内に(すなわち、平行ではなくて、連続的に、)実行される必要がある。走査手順によって誘導された位相−シフトに加えて、この位相−シフトが達成され得る。この位相−シフトは、任意の走査の必要なしで、テストされる部分の回転によって方位角方向の計測も考慮する。
【0069】
偏光による位相−シフティングの原理は、周知である:直交した偏光方向を有する2つの線形の偏光ビームが、適切に配向された4分の1波長板を通過して、次いで、回転している半波長板を通過する。この板に回転に従って、位相変調がなされる。それらの2つのビームは、偏光子を用いることによって同じ偏光となり、そのビームは、最終的に干渉し得る。
【0070】
図9は、図6の装置の改変を示す。さらに、共通の素子は、それらの以前にアイデンティティを保持する。リング−アパーチャ29は、次に、ビーム−スプリッタと発散レンズ7bとの間に配置される。従って、このような1つのアパーチャのみが必要であり、調節を単純化する。2つの以前に用いられたコリメーティングレンズ5および7は、次に、ある単一の発散レンズ7bによって交換され、このことは、さらに設備を単純化する。中間の焦点27が図9の装置に用いられているので、テストされている面9と発散レンズ7bとの間の空中経路がより短くなる。方位角方向には検出器−リング上に、かつ、半径方向には感知アパーチャのテストされている結像面9に対する光学スキームに、主な差がある。結果的に、この結像は、アナモルフィック結像の特別の種類であり、フレネルゾーンプレートに類似した、ホログラフィー光学素子によって実行され得る。この素子は、図9の48として示される。方位角方向にはパワーを有さない。従って、レンズ7bとレンズ47とは、面9の鮮明な画像を方位角方向の検出器リングに形成して、リング形状のアパーチャ29は、この画像に対するアパーチャとして動作する。半径方向では、ホログラフィー光学素子48は、リングアパーチャ29を検出器−リング上に結像するために十分なパワーが提供される。ここで、素子48の焦点長さは、素子48から検出器−リングの距離によって与えられる。この結像(第1の回折オーダー)によって、直径の拡大が達成される。ホログラフィー素子48および検出器リングは、面が走査されるときに再び焦点を集められる必要がある。コンピュータ制御された精密なスライド49およびモータ50によってなされる。
【0071】
図10では、非球状波面のテストが示される。この波面は、レンズ51によって伝達される。レンズ51は、球面波によって探索され、球面状の自動コリメーション鏡である。この自動コリメーション鏡は、最初の位置52から最後の位置53までのレンズ51の後ろの小さな距離だけ走査される。共役(レンズ51の対象点および画像点)に対して非常に多様な異なる構成が存在する。これらは、伝送された波からの非球状の偏差が非常に異なる。レンズは、これらを衝突している球面波に加える。これは、非球状の偏差を最小化するように用いられて、従って、最高の計測精度となる。なぜなら、テスト設備を正確に調節する許容値もこの場合低められるからである。しかし、レンズ51をテストことも可能である。後に光学システムで用いられる配置に類似した配置でレンズ51をテストすることも可能である。原理的には、「レンズ+球状自動−コリメーション鏡」の組み合わせが非球状の鏡に類似した方法で光学的に動作すると、記述され得る。
【0072】
図11には、コンセプトのモジュール形態の実施形態が示される。異なる構成を考慮するために、従来のフィゾー干渉計ハウジング検出器、ビームスプリッタ、リング−アパーチャおよび焦点を集める手段のメインフレームに非常に類似して動作し得る機器を構築することが有効である。さらなるオプティクスに対する光学的インタフェースは、平面波54のコーンによる。このコーンは、リング形状のアパーチャをその焦点にして、コリメーティングレンズ5によって製造される。光源1およびコンピュータおよび電子機器は、熱的な理由からこのメインフレームのハウジングの外部であってもよい。
【0073】
以下の図12〜23では、図11のメインフレームの前に配置され得る異なる構成が示される。これらの構成は、計測タスクに対する解を伝達する。
・屈折ヌルレンズまたは回折CGHをテストする(すなわち、補正マトリックスとしてヌルレンズの最終的な用途に用いられる波面エラーを見つける)。
・非球状面をテストする。
・既知のアプリオリである非球状面によってテスト設備を較正する。この可能性は、後により詳細に説明される。
・屈折ヌルレンズを修正する。「Method For Measuring Aspherical Optical Surfaces」と称されて、2001年6月20日に出願された米国仮特許出願第60/299,512号に説明されるように、そのタスクに必要とされる。
・異なる構成で伝送するレンズをテストする。
【0074】
図12は、集光屈折ヌルレンズまたは回折CGH100、ならびに、屈折ヌルレンズまたはCGHをテストする集光球状鏡102を用いた配置を示す。
【0075】
図13は、分散屈折ヌルレンズまたは回折CGH104、ならびに、ヌルレンズまたはCGHをテストする分散球状鏡106を用いた配置を示す。
【0076】
図14は、集光屈折ヌルレンズまたは回折CGH108、ならびに、ヌルレンズまたはCGHをテストする分散球状鏡110を用いた配置を示す。
【0077】
図15は、デコリメータ112、ならびに、未知の非球状面をテストする、または、設備を較正する未知の非球状面、または、既知の非球面114を用いた配置を示す。
【0078】
図16は、分散レンズ116、ならびに、未知の非球状面をテストする、または、設備を較正する未知の集光非球面または既知の非球118を用いた配置を示す。
【0079】
図17は、デコリメータ120、ならびに、設備を較正するために未知の非球状面または既知の非球面をテストする未知の非球状面または既知の非球面122を用いた配置を示す。
【0080】
図18は、屈折ヌルレンズ124、球状鏡126および非球状基準面125が屈折ヌルレンズ124を限定するように用いられる配置を示す。
【0081】
図19は、屈折ヌルレンズ128、非球状基準面130および球状鏡132が屈折ヌルレンズ128を限定するように用いられる配置を示す。
【0082】
図20は、ネガティブのパワーが伝送するレンズ134、ならびに、球状鏡136は、1つの共役を無限遠にして伝送するレンズの非球状波面を計測するように用いられ得る配置を示す。
【0083】
図21は、発散器137、ネガティブパワーが伝送するレンズ138および球状鏡140は、共役が最小の非球状の離れで最適化されて伝送するレンズの非球状波面を計測するために用いられる配置を示す。
【0084】
図22は、ポジティブパワーが伝送するレンズ142および球面状鏡は、1つの共役を無限遠にして伝送するレンズの非球面状の波面を計測するように用いられ得る配置である。
【0085】
図23は、分散器146、ポジティブパワーが伝送するレンズ148および球面状鏡150は、共役が最小の非球面状の離れに対して最適化されて、レンズ148の非球面状波面を計測するように用いられ得る配置である。
【0086】
上述の全ての実施形態において、ある1つの自動コリメーション素子を軸方向にシフトさせることによって、面または波面を半径方向に操作可能である。このシフトによって、位相計測に対するヘテロダイン方式の周波数が自動的に伝達される。光源のコヒーレンス長さは、全ての場合において非球面状の偏差と同じくらい小さくなり得、ビームを干渉させるためにビーム光路長を調節する必要はない。また、ほぼ共通な経路の原理により、振動に対する感度は、非常に減少される。このことは、やがて、予見可能な単調なかつ滑らかな位相関数の実現にとって重要である。また、計測容積内の空気擾乱のために感度が減少される。なぜなら、この体積内の空気勾配のみが有害であるからである。一方、Twyman−Greenの設備の場合、両アームの差は、有害である。両アームにおける空気の衝突がより小さいので、これらは、さらに大きい。また、図12から23に示されるように、最小の空気経路を常に存在させて、計測問題を解決する賢明な方法が例示される。
【0087】
テスト設備を較正する3つの可能性が図15、16および17に示される。これらにおいて、根底をなすコンセプトは、デコリメータまたは分散レンズの前にある既知の非球面を走査して、この現在既知の非球面を用いて、その後に、未知の非球面の計測を助けることである。このように、計測は、結局、アプリオリの非球面に基づく。式(3)および(4)を用いて説明された計測手順およびアルゴリズムは、単なる中間のステップである。なぜなら、面は、直接に互いに比較され得ないからである。走査−手順面の間の「トランスフォーマ(transformer)」として動作する。
【0088】
従って、計測の最終的な精度は、品質に基づく。その精度によって、放物線のような特別な非球面が実施され得る。放物線の計測が平面および球の計測に関連し得、両方が絶対に実施され得ることが記載されるべきである。較正の目的のための別の候補は、双曲線である。この双曲線は、二つの球面によってテストされ得る。また、透過のレンズおよび自動コリメーションのために球面が用いられ得る。さらに、特別の構成でスティグマティック(stigmatic)な波面を伝達する(そして、球状波面によってのみテストされ得る)、および、異なる較正で強い非球状波面を伝達するレンズが存在する。これらのレンズは、較正のために用いられ得る。
【0089】
図24および35を参照する。ここで、図24は、球面状の基準面、ならびに、球面、緩やかな非球面、および、複数のゾーンを有する非球面の計測を可能にする関連する結像オプティクスを用いた本発明の実施形態を示す側面図を示す。図25は、図24の実施形態で用いられた様々なパラメータおよびそれらの関係を示す。
【0090】
図24で最もよく理解されるように、この実施形態は、図1と共通する多くの部品を有する。図1と共通の部品は、図1でそれらを識別するために用いられた参照符号と同じ参照符号によって、図24において引き続き識別される。しかし、この実施形態は、重大な構造および動作方法が図1のものとは異なっている。原理的な構造の違いは、デコリメータ167の最後の面(伝送球面)として球面状の基準面204を用いること、規定されたサイズのアパーチャ170(約2mm)を用いること、ならびに、位相情報を含む信号171をコンピュータ22に提供する2次元CCDカメラ171を用いること等を含む。球面状基準面は、フィゾーキャビティの一部として動作する。これは、前の実施形態とは異なる。しかし、前のように、ピンホール3の画像8は、球面状基準面204の前方に形成される。テストされている非球面状面は、9において再度指定されて(designated)、緩やかな非球面状、緩やかな複数の非球面状、または、球面状であってもよい。緩やかな非球面状面の構成は、意味のある結果のために十分な空間的な分解能で生じた縞を分解する検出器の能力によって支配され、例えば、20μmのオーダで球面から離れ得る。
【0091】
テストされている面の中間の画像は、コリメーティングレンズ5とデコリメーティングレンズ167との間に配置される介在空間178を占めて、テストされている面の最終的な画像49は、アパーチャ170およびその後のレンズ168を介してCCDカメラ171によって形成される。
【0092】
前に、テストされている面9は、既知の幾何学を有する発散球面状波面が発生する画像点8に関して移動される。拡張している球面状波面は、1つ以上のゾーンでテストされている面と接触して、結果として、インターフェログラムは、テストされている面と点8との間の距離が変化するにつれてコンピュータ22に伝えられる生じた信号171によってCCDカメラ171によって166に形成される。この接続で、CCDカメラ171は、非球面状面の走査中に軸方向にシフトされ、非球面状面9に対する最適結像状態をCCDチップ上に維持する。留意すべきは、この焦点合わせの許容範囲は、ストリンジェントであるということである。なぜなら、非球面状面上に対して垂直入射する光線のみが計測のために用いられるからであり、他の方法と比較して識別可能な利点である。
【0093】
この実施形態の主な構造上の違いが説明されたので、この実施形態の動作原理および動作方法が次に記載される。
【0094】
緩やかな非球面状面(ここでは、球状基準面として提供される)が球状面を用いてフィゾーキャビティに照射される場合、インターフェログラム中の比較的広いゾーンが表われる。このゾーンにおいて、縞の密度は、十分に低く、十分な数のピクセルを有するCCDカメラ171によって分解されて、計測される。インターフェログラムの位相計測は、ダイオードレーザ源1の波長をターン(turn)させることに用いる位相シフティングによって完全に従来の方法でなされ得る。非球面が緩やかであり、ゾーンが広いために、軸方向の走査は、以前のアプローチの約100,000と比較して、500から1000のオーダであり得るより小さい軸方向のステップによってなされ得る。この従来のアプローチでは、非球面上の2つのゾーンからのビームが互いに干渉される。
【0095】
従って、インターフェログラムが形成されるときに、面の中心における位相、または、光線がほぼ直角であるゾーンにおける位相、フィッティング球面からの偏差が図25に示されるように凹または凸のいずれかである(すなわち、屈折点が存在する)ことが認識されている。
【0096】
図25では、探索非球面状波の曲率中心がMに配置され、これは、図24の基準面204の中心8でもある。インターフェログラムは、中心およびゾーンにおいて高さがhの広い縞を示す(図25の左)。ある方位角角度Ψで面を通る放射状のトレースにおいて(すなわち、インターフェログラムでは、これは座標rである)のみこの効果をみると、座標rの放射状トレースに沿う、実際の、計測された位相分配は、トレースの中心部に対して、
Δcentre(r)=φcentre+ar2 (6)
であり、
【0097】
【数14】
によって与えられたゾーンにおける別の放物線に似ている。
【0098】
ここで、aは、R0およびvに依存する定数であり、bは、R0およびv、ならびに、非球面状面の点Q(h,z)における曲率半径に依存する定数である。通常、aおよびbは、異なる符号を有する。求められる唯一の量は、2pであり、これは、中心とゾーンとの間位相差に含まれる。位相差を決定するために、Δcentre(r)およびΔz(r)が求められ、次いで、この最小において、両位相値の差が取られる。精錬されたアルゴリズムでは、最も近くの隣り合う計測された位相値も結果として用いられ得ることは、明らかである。
【0099】
式(6)および(7)からの位相差から、pは、走査長さvの関数として求められる。既に提示されたアルゴリズムは、hおよびzの計算として用いられ得る。以前に言及したように、dp/dvも必要である。従って、vに対する多くの値、および、それらに属する求められた値pは、例えば、高次のスプライン関数等を用いて近似される必要があり、次いで、この関数が微分される。
【0100】
位相差を求めるために、計測された位相、あるいは、より正確には、中心とゾーンとの間の縞の整数値を明らかにする必要があるということは、明確である。これらの整数オーダーの数を決定するために、いくつかの可能性が存在する。設計値は、計測される非球面状面の設計が以前に既知である場合に、開始点として用いられ得る。そうではない場合、計測点は、小さなステップで、中心から開始され得る。これにより、任意の2つのステップ間の位相差は、約λ/4を越えずに、保存される。より多くの数のステップも、より良好な空間分解能を提供するために有効である。
【0101】
(この最小値の値(位置ではない)が見つけられる場合)ピクセルの位置が2つの放物線関数における最小値を定義するために用いられるのみであるので、最終的な計測の精度は、用いられるピクセルのサイズまたは数に依存していることは、強調される必要がある。非球面状面の最終的な座標(h,z)は、空間座標からではなく、位相値の差からのみ計算される(しかし、空間座標Ψは、カメラのピクセルの位置から計算される)。また、用いられた位相値は、ゼロに近いフィールド角度を有する干渉計オプティクスを通る光線に起因する(すなわち、この場所では、オプティカル状況が見事であり、球面の較正から既知である)。
【0102】
球面の計測では、生じた縞は、無限に広く、屈折点の近傍の位相データが用いられ得、球面が存在して、その半径を決定する状況を確認する。
【0103】
本明細書中に記載された以前の方法および実施形態と比較すると、物理的基準面は用いられず、干渉のために光線が直接用いられ、この方法は、比較的遅くなり得る。従って、スティープな(steep)非球面が計測される場合、ゾーンが極端に小さく、より多くの軸ステップが計測される場合、以前の方法がより好まれ得る。
【0104】
本発明の実施形態および動作が説明されてきたので、それらの改変は、その教示に基づいてなされる。従って、このような全ての改変は、本発明の範囲であることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【0105】
【図1】図1は、図1の好ましい実施形態の側面図である。
【図2】図2は、図1の実施形態で用いられるスリットアパーチャの正面図である。
【図3】図3は、本発明を用いてテストをされる表面の球面状の数学的計算である。
【図4】図4は、テスト表面上の検出器リングのトレースを示す図である。
【図5】図5は、テスト非球面状曲線を示す図である。このテスト非球面状曲線は、球面状波面と3点で交わり、その球面は、非球面の頂点で曲率中心にフィッティングしている。
【図6】リング形状の照射源、および、複数の検出器によって非球面を計測する別の実施形態の側面図である。
【図7】図7は、本発明の偏光バージョンの別の実施形態の側面図である。
【図8】図8は、偏光符号化および位相変調を用いた本発明の側面図である。
【図9】図9は、非球面をテストするための発散レンズおよびそれに対応する結像構成を用いた別の実施形態の側面図である。
【図10】図10は、レンズから伝送された非球波面をテストするように構成された本発明の別の実施形態の側面図である。
【図11】図11は、リングアパーチャ、および、平面波面を示す検出器リングを有する干渉計メインフレームの側面図である。
【図12】図12は、反射ヌルレンズまたは回折CGHのテストを示す側面図である。
【図13】図13は、反射ヌルレンズまたは回折CGHのテストを示す側面図である。
【図14】図14は、反射ヌルレンズまたは回折CGHのテストを示す側面図である。
【図15】図15は、非球面またはセットアップの較正をテストする側面図である。
【図16】図16は、非球面またはセットアップの較正をテストする側面図である。
【図17】図17は、別の非球面またはセットアップの較正をテストする側面図である。
【図18】図18は、反射ヌルレンズの特徴付けを示す側面図である。
【図19】図19は、別の反射ヌルレンズの特徴づけを示す側面図である。
【図20】図20は、無限遠で共役して伝送するレンズの非球状波面の計測を示す側面図である。
【図21】図21は、最小非球状偏差に最適化された共役で伝送するレンズの非球状波面の計測を示す側面図である。
【図22】図22は、無限遠で共役して伝送するレンズの非球状波面の計測を示す側面図である。
【図23】図23は、最小非球状偏差に最適化されて、共役で伝送するレンズの非球状波面の計測を示す側面図である。
【図24】図24は、球状基準面、ならびに、球面状、緩やかな非球面状、および、多数のゾーンを有する緩やかな球面の計測を可能にする関連する結像オプティクスを用いた本発明の実施形態を示す側面図である。
【図25】図25は、図24の実施形態において用いられた、様々なパラメータおよびそれらの関係を示す図である。
Claims (20)
- 非球面を有する回転的かつ非回転的に対称なテスト光学素子を測定する走査方法であって、該方法は、
既知の原点の走査軸アップストリームに沿う球状基準面を使用することによって、該走査軸に沿う既知の原点から少なくとも1つの部分的球状波面を生成することと、
該テスト光学素子を該走査軸とアライメントして、かつ該テスト光学素子を該走査軸に沿って既知の原点に対して選択的に移動し、これにより、該球状波面が、該非球面のアペックス、および1つ以上の半径方向位置にて該テスト光学素子と交わり、ここで、該球状波面および該非球面は共通の接点で交わり、該テスト光学素子と該1つ以上の半径方向位置との間の光路長の差に関する位相情報を含むインターフェログラムを生成することと、
該インターフェログラムを検出器上に結象して、該位相情報を搬送する電気信号を提供することと、
該原点に対して該テスト光学素子が移動される軸方向距離νを干渉法で測定し、かつ、該電気信号に含まれる位相差に基づいて、該テスト光学素子の中心と該1つ以上の半径方向位置との間の光路長の差pを計算することと、
曲率円が、共通の接点で、および干渉法で測定された距離νおよび計算された光路長pに対応して非球面と交わった場合は必ず非球面の座標zおよびhを計算することと、
該座標値および該光路長の差に基づいて、該非球面の形状を決定することとによって特徴付けられる、走査方法。 - 前記電気信号に含まれる前記位相情報を抽出して、位相シフト解析のステップを通じて前記光路長の差を決定することによって特徴付けられる、請求項1に記載の走査方法。
- 前記少なくとも部分的な球状波面を生成するために、前記光源の波長を変調することによって位相シフト解析を行うことによって特徴付けられる、請求項2に記載の走査方法。
- 前記検出器は、2次元のCCDカメラを備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1つに記載の走査方法。
- 前記非球面の前記球状基準球面からの測定可能な離れは、CCDカメラが結果として生じた縞を意味のある空間的詳細部に分解する能力によって変化することを特徴とする、請求項4に記載の走査方法。
- (a)前記非球面は前記球状基準面から約20マイクロメートルまで多少離れることと、および/または
(b)前記CCDカメラは、テスト非球面を走査する間、軸方向に移動して、光学的結象状態を維持することと
を特徴とする、請求項5に記載の走査方法。 - 前記非球面の前記アペックス、および1つ以上の半径方向位置における任意の方位角に沿うトレースの位相分布は、該トレースの該アペックス部分に関して
Δcentre(r)=φcentre+ar2 (等式A)
によって与えられる放物線によって、および半径方向に関して
- 前記位相差を決定するために、Δcentre(γ)およびΔz(γ)の最小値が求めれ、その後、該最小値での両方の位相値の差が取得されることを特徴とする、請求項7に記載の走査方法。
- (a)前記最小値に近い前記測定された位相値を用いることと、および/または
(b)前記式(A)および(B)からの前記位相差から、走査−長さvの関数としてのp、ならびにhおよびzの値を求めることとによって特徴付けられる、請求項8に記載の走査方法。 - 非球面を有する回転式および非回転式の対称的テスト光学素子を測定する走査装置であって、該装置は、
該走査軸に沿う既知の原点から少なくとも1つの部分的球状波面を生成するための手段であって、該生成する手段は、該既知の原点の上流の該走査軸に沿って配置された球状基準面を含む、手段と、
該テスト光学素子を該走査軸とアライメントして、かつ該テスト光学素子を該走査軸に沿って既知の原点に対して選択的に移動し、これにより、該球状波面が、該非球面のアペックス、および1つ以上の半径方向位置にて該テスト光学素子と交わり、ここで、該球状波面および該非球面は共通の接点で交わり、該テスト光学素子と該1つ以上の半径方向位置との間の光路長の差に関する位相情報を含むインターフェログラムを生成するための手段と、
面検出器と、
該インターフェログラムを検出器上に結象して、該位相情報を搬送する電気信号を提供するための手段と、
該原点に対して該テスト光学素子が移動される軸方向距離νを干渉法で測定し、かつ、該電気信号に含まれる位相差に基づいて、該テスト光学素子の中心と該1つ以上の半径方向位置との間の光路長の差pを計算するための手段と、
曲率円が、共通の接点で、および干渉法で測定された距離νおよび計算された光路長pに対応して非球面と交わった場合は必ず非球面の座標zおよびhを計算するための手段と、
該座標値および該光路長の差に基づいて、該非球面の形状を決定するための手段とによって特徴付けられる、走査装置。 - 前記計算する手段および決定するための手段は、前記電気信号に含まれる前記位相情報を抽出して、位相シフト解析によって前記光路長の差を決定するように構成されることを特徴とする、請求項11に記載の走査装置。
- 前記少なくとも部分的な球状波面を生成して前記位相シフト解析を行う、前記光源の波長を変調するための手段によって特徴付けられる、請求項12に記載の走査装置。
- 前記面検出器は、2次元のCCDカメラを備えることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1つに記載の走査装置。
- 前記前記非球面の前記球状基準球面からの測定可能な離れは、CCDカメラが結果として生じた縞を意味のある空間的詳細部に分解する能力によって変化することを特徴とする、請求項14に記載の走査装置。
- (a)前記非球面は前記球状基準面から約20マイクロメートルまで多少離れること、および/または
(b)前記装置は、テスト非球面を走査する間、前記CCDカメラを軸方向に移動して、光学的結象状態を維持する手段をさらに備えることと
を特徴とする、請求項15に記載の走査装置。 - 前記非球面の前記アペックス、および1つ以上の半径方向位置における任意の方位角に沿うトレースの位相分布は、該トレースの該アペックス部分に関して
Δcentre(r)=φcentre+ar2 (等式A)
によって与えられる放物線によって、および半径方向に関して
- パラグラフ(b)は、前記計算するための手段および決定するための手段が、Δcentre(γ)およびΔz(γ)の最小値を評価することによって前記位相差を決定し、その後、該最小値での両方の位相値の差が取得されることを特徴とする、請求項17に記載の走査装置。
- (a)前記計算するための手段および前記決定するための手段は、前記最小値に近くで測定された位相−値を用いるように、さらに動作可能であることと、および/または
(b)前記式(A)および(B)からの前記位相差から、走査−長さvの関数としてpが、ならびにhおよびzの値が評価されることとを特徴とする、請求項18に記載の走査装置。
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