JP2004530975A - コンピュータネットワークを介してリモートメンテナンス可能なオフィスマシンおよび複数のオフィスマシンを含むマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムおよび/または情報システム - Google Patents

コンピュータネットワークを介してリモートメンテナンス可能なオフィスマシンおよび複数のオフィスマシンを含むマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムおよび/または情報システム Download PDF

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Abstract

電子制御ユニットおよびデータ通信インタフェースを有するオフィスマシンのために、データ通信インタフェースを介してオフィスマシンの内部データを読み出し可能であり、オフィスマシンの内部データをセット可能である。本発明によれば、コンピュータネットワーク(24)に接続されたまたは接続可能なコンピュータユニット(20)がオフィスマシン(10)に割り当てられており、このコンピュータユニットはオフィスマシンの内部データをアクセス可能であって、コンピュータネットワークを介してオフィスマシンの内部データを読み出すことができ、および/またはコンピュータネットワークを介してオフィスマシンの内部データをセットすることができる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は1つの観点によれば電子制御ユニットとデータ通信インタフェースを有するオフィスマシンに関し、データ通信インタフェースを介してオフィスマシンの内部データを読み出し可能でありおよび/またはオフィスマシンの内部データをセット可能である。
【0002】
従来、たとえばコピー機、プリンタ、スキャナおよびファックスなどのようなオフィスマシンにおいてサービスエンジニアがオフィスマシンのディスプレイに表示されたコードを読み出したり、オフィスマシンのコンフィギュレーションのためにコードを手入力する必要があった。根本的な改善は、たとえばコピー機にシリアルインタフェースを実装し、そのインタフェースを介してオフィスマシンの内部データの読み出しやセットを行えるようにすることで実現されてきた。このようにすることでたとえば、制御ユニットもしくは制御ユニットに付属するメモリユニットの交換後にオフィスマシンを以前に有効であったコンフィギュレーションに応じて新たにコンフィギュレーションできるようにする目的で、コンフィギュレーションのセットをまるごと外部機器たとえばポータブルコンピュータに一時記憶させることができる。さらにこのようにすることで、たとえばEEPROMに格納されるオフィスマシンのファームウェアを簡単に更新(アップデート)することもできる。とはいうものの個々のオフィスマシンの内部データをこのように読み出したりセットしたりするときには依然としてエンジニアがサービス訪問しなければならず、それに伴いそれ相応のサービスコストがかかってしまう。
【0003】
これに対し本発明によれば、コンピュータネットワークに接続されたまたは接続可能なコンピュータユニットにオフィスマシンが割り当てられており、このコンピュータユニットはオフィスマシンの内部データをアクセス可能であり、さらにこのコンピュータユニットは、コンピュータネットワークを介したオフィスマシン内部データの読み出しおよび/またはコンピュータネットワークを介したオフィスマシン内部データのセットを行えるように構成されている。通常は内部データの読み出しも内部データのセットも行われることになるが、いくつかの適用事例に対しては内部データの読み出しだけが行われるようにすれば十分である。
【0004】
一般的にいうと本発明によれば、オフィスマシンの内部データをアクセス可能なコンピュータユニットがオフィスマシンに割り当てられており、このコンピュータユニットは次のように構成されている。すなわちワイヤレスデータ通信および/またはコンピュータネットワークを介したデータ通信および/またはモデム接続を介したデータ通信によって、オフィスマシンの内部データの読み出しおよび/またはオフィスマシンの内部データのセットが行えるように構成されている。
【0005】
本発明によれば、必要となるサービス訪問の回数を著しく低減することができる。それというのも多くの問題点をだいたいは外部の場所によるリモートメンテナンスによって、たとえばオフィスマシンリース会社またはオフィスマシン小売店あるいはメーカのサービス部門からのリモートメンテナンスによって取り除くことができるからである。これにより(オフィスマシンのあるところいる)顧客に対し、いっそう高いサービス品質たとえば迅速なサービスが得られるという利点がもたらされ、さらにサービスコストが節約されるという利点も得られる。メーカまたは小売店またはリース会社にとってもやはり重要な利点が得られ、すなわち顧客満足度を向上させることができるし、たとえば大規模な顧客の要求をいっそう良好にカバーできるようになる。さらにメンテナンスすべき様々なオフィスマシンから目下の「フィールドデータ」を受け取ることによって、オフィスマシンのパフォーマンスについていっそう良好な概観を把握することができ、したがって問題点を場合によってはすでに前段階で発見し顧客のところで予防措置をとることができるし、および/または該当するオフィスマシンタイプの大量生産中に該当する問題を予防する修正を迅速に加えることができる。さらに本発明による提案によれば、オフィスマシンたとえば1つまたは複数のグループのオフィスマシンをあとで詳しく説明するようにセントラルステーションからサポートすることができる。
【0006】
既述のワイヤレスデータ通信を既述の「リモートメンテナンス」のために利用することができ、および/またはエンジニアのサービス訪問中にたとえば携帯型のエンジニアコンピュータによってオフィスマシンの内部データをアクセスするために利用することができる。たとえばBluetooth標準および/またはWireless-LAN標準に従ってワイヤレスデータ通信が提供される。
【0007】
本発明によるコンピュータユニットは有利には以下のように構成することができる。すなわちまえもって定められた問い合わせパターンに従いオフィスマシンの内部データが問い合わせられ、および/またはまえもって定められたレポートパターンに従い問い合わせられたデータに基づくレポートデータが割り当てられたデータ通信アドレスのところに伝送されるように構成することができる。データ通信アドレスによってたとえば、オフィスマシンのリモートメンテナンスおよび/またはモニタリングを行う割り当てられたサービスコンピュータシステムを同定することができる。1つの好適な実施形態によれば、完全なレポートデータセットが絶えず伝達されるのではなく、先行の状態からの変化だけが通知される。
【0008】
たとえばインターネットテクノロジーを基礎として内部データの読み出しおよびセットのためのデータ通信を行うことが考えられ、殊にTCP/IPプロトコルが適用される。この場合、個々のオフィスマシンまたは対応づけられたコンピュータユニットに固有のIPアドレスを割り当てることができる。コンピュータユニットに対し有利にはWEBサーバ機能をもたせることができるし、あるいはコンピュータユニットをWEBサーバとしてコンフィギュレーションしておくかまたはコンフィギュレーション可能にしておくことができる。その際、コンピュータネットワークがインターネットおよび/またはイントラネットを含むようにすることができる。
【0009】
とはいうものの、コンピュータネットワークが択一的にまたは付加的にLANまたはWANを含むようにしてもよい。たとえばデータ通信をコンピュータユニットもしくはオフィスマシンの側で、および/または割り当てられたサービスステーションの側でさしあたりLANを介して実行することができ、このLANがインターネットへのゲートウェイを備えている。
【0010】
オフィスマシンの電子制御ユニットがコンピュータユニットを成すように構成することができる。この場合、データ通信インタフェースをコンピュータネットワークデータ通信インタフェースとして構成することができる。別の可能性として、コンピュータユニットが固有のコンピュータデータ通信インタフェースを有するように構成できる。後者の場合にはたとえばコンピュータユニットがオフィスマシン自体に対向する外部のユニットであると好適であり、これはたとえばオフィスマシンのデータ通信インタフェースと接続されているかまたは接続可能である。オフィスマシン自体に対向する外部のコンピュータユニットを最初にオフィスマシンに接続すべきであるがこの外部のコンピュータユニットによって、納入済みのオフィスマシンを本発明に従ってシステムアップすることができる。オフィスマシンのデータ通信インタフェースをたとえばシリアルインタフェースとしてもよいしパラレルインタフェースとしてもよく、あるいはイーサネットインタフェースとしてもよい。
【0011】
たとえば、オフィスマシンをコピー機等として構成することが考えられる。もっと一般的にいえば、オフィスマシンをコピー機および/またはプリンタおよび/またはファックスおよび/またはファックスとして構成することができ、多機能機器であればそれ相応の機能を有している。このためコンピュータネットワークを介して以下の内部データのうち少なくともいくつかを読み出すことができる:
−機器および/または機器の少なくとも1つのシリアルナンバー
−機器のすべての用紙引き込み部材および/またはコピー機構に対応して設けられたトータルカウンタの計数状態
−メンテナンスカウンタおよび/または決算カウンタおよび/または少なくとも1つのその他のカウンタの少なくとも1つの計数状態、場合によっては機器のただ1つの用紙引き込み部材に割り当てられた少なくとも1つの計数状態および/または機器のただ1つのコピー機構に割り当てられた少なくとも1つの計数状態
−エラーメッセージおよび/またはその他の状態データ(たとえば「用紙切れ」(たとえば"Cassette leer"など)や「トナー切れ」に関する情報)
−コンフィギュレーションデータ
−オペレーティングソフトウェアまたはファームウェアバージョン
「リモートメンテナンス」によってかなり広範囲に及ぶサービスを提供できるようにする目的で、コンピュータネットワークを介して少なくとも機器のコンフィギュレーションデータをセットすることができる。さらに好適であるのは、コンピュータネットワークを介して少なくとも1つのカウンタ場合によってはメンテナンスカウンタをリセットすることができる。さらに一般に「リモートメンテナンス」による広範囲なサービスとして挙げられるのは、コンピュータネットワークを介して内部のオペレーティングソフトウェアまたはファームウェアを更新できることである。
【0012】
内部データの読み出しまたはセット(場合によってソフトウェアの所定の更新も含める)のためのデータ通信を、対応する場合によっては外部のサービスコンピュータユニットからコンピュータネットワークを介して指示可能であれば、きわめて高いサービス品質を達成することができる。この場合も、リモートメンテナンスをたとえばオフィスマシンまたはコンピュータユニットなどにおける顧客の側に対する影響に依存せずに実行することができる。
【0013】
本発明はさらに、本発明による複数のオフィスマシンと少なくとも1つのサービスコンピュータユニットを有するシステムに関する。この場合、オフィスマシンに割り当てられているコンピュータユニットとサービスコンピュータユニットはそれぞれコンピュータネットワークに接続されているかまたは接続可能であり、以下のように構成されている。すなわちサービスコンピュータユニットの側からオフィスマシンの内部データをデータ通信によりコンピュータユニットを介して読み出し可能であり、および/またはサービスコンピュータユニットの側からオフィスマシンの内部データをデータ通信によりコンピュータネットワークを介してセット可能であり、および/または内部のオペレーティングソフトウェアまたはファームウェアを更新可能である。
【0014】
サービスコンピュータユニットをオフィスマシンメーカ、オフィスマシン小売店、オフィスマシンリース会社またはその他のサービス提供業者のサービスステーションにおけるコンピュータユニットとすることができ、リモートメンテナンスの目的で既述のようにして接続されたオフィスマシンに対しアクセスが可能である。
【0015】
とはいえサービスコンピュータユニットを、接続されたオフィスマシンを所有または利用している会社や組織のサービス部門またはマネージメント部門におけるコンピュータユニットとすることもでき、この場合、それらのコンピュータユニットは接続されているオフィスマシンをその有用性を維持するためにサポートし、場合によってはいわゆる「ファシリティ・マネージメント」"Facility Management"」または「フリート・マネージメント」"Fleet Management"の目的でそれらを管理する。サービスコンピュータユニットをこのように割り当てることが殊に有用になるのは、会社または組織が比較的多数のオフィスマシンを投入しているときまたは投入したいときである。さらに考えられるのは、場合によっては発生するかもしれないオフィスマシンのエラーメッセージをサービスコンピュータユニットによって評価し、それに応答して適切にリアクションをとることであり、これはデータ通信によりリモートメンテナンスとしてコンピュータネットワークを介して行われるかまたは手動のメンテナンスの指示により行われる。サービスコンピュータユニットにおいて計数状態、トナーおよび用紙のストック、マシンのアベイラビリティ、該当するオフィスマシンについてのエラーメッセージとエラー履歴に関して最新の情報を常に得ることができる。これによって適切に依頼された要員("Facility Manager")が迅速かつ信頼性のある情報に基づいて行動できるようになり、それによってたとえば顧客サービスエンジニアに対し通知を行うことができ、その際にこのエンジニアは必要なデータをそのまま用いて該当するマシンの世話をすることができるようになる。あとで詳しく説明するように、サービスコンピュータユニットがダイレクトに会社または組織内部および/または外部の顧客サービスまたはエンジニアに対し、データ通信または遠隔通信によって、たとえばEメールまたはSMSを介して自動的に通知を行うようにも構成できる。そもそもオフィス機器の障害や故障が見つかる前に、すでに適切な除去対策をとることができる。たとえばファシリティマネージャまたはエンジニアは適時にトナーや用紙を補給することができるし、紙詰まりを取り除くことができ、適切なリモートメンテナンス活動を導入することができる。
【0016】
さらに述べておくと、サービスコンピュータユニットに様々なオフィスマシングループを割り当てることができ、たとえば「本部」のオフィスマシン(そこにサービスコンピュータユニットもしくは既述のファシリティマネージメントステーションをおいてもよい)と1つまたは複数の支部のオフィスマシンなど、種々のグループを割り当てることができる。これに関連して本発明によれば、サービスコンピュータユニットが第1のコンピュータネットワークを介して第1のオフィスマシングループに割り当てられているコンピュータユニットと通信によりリンクされ、さらにサービスコンピュータユニットは第2のコンピュータネットワークを介して少なくとも1つの別のオフィスマシングループに割り当てられているコンピュータユニットと通信によりリンクされる。
【0017】
その際、第1のコンピュータネットワークにLAN,WANまたはイントラネットを含めることができ、必ずしもインターネットでなくてもよい。たとえばここでは既述の本部のコンピュータネットワークが考えられる。また、コンピュータネットワークにインターネットを含めることができる。この場合にたとえば、既述の支部がインターネットを介してサービスコンピュータユニットに接続されるように構成される。
【0018】
本発明によるシステムの1つの有利な実施形態によればサービスコンピュータユニットは、オフィスマシンの読み出された内部データを自動的に評価する評価機能、および/または読み出されたデータおよび場合によっては実行された評価に基づきレポートデータおよび必要に応じてレポートデータに基づくレポートをユーザインタフェースにおいて自動的に作成するレポート機能を有している。この場合、たとえばユーザ統計処理、コスト評価、実行されたコピー、プリント、ファックスページ、スキャン等の個数の作成などが考えられる。さらにたとえば、機器ごとおよびそれらに対応するコストセンターごとに個別の仕事量(たとえばファックス、スキャン、白黒またはカラーのコピー)を評価することができる。さらに該当するエラーメッセージやマシンの故障を統計的に評価することも考えられ、それによってたとえば個々のマシンまたはマシンタイプおよびそのつど発生するエラーに関して平均故障時間が求められる。また、稼働能力分析を行うことも考えられ、これは有利には選択可能な判定基準に従い行うことができ、たとえば任意に選定可能な期間やファックス、印刷、スキャンなどのような機能に従い行うことができる。
【0019】
たとえば統計処理などの評価に基づき、予防的なメンテナンス措置によってオフィスマシン集合(オフィスマシン群)の高度な可用性を保証することができる。
【0020】
読み出された内部データまたは有利にはそれに基づく評価データは、状況によっては外部の場所たとえばサービス提供業者やマシンメーカにとっても重要である。したがってこの種のデータを該当する場所の対応するコンピュータシステムへデータ通信によって送信可能および/またはその場所から呼び出し可能であるように構成することもできる。
【0021】
すでに言及したように、サービスコンピュータユニットによって割り当てられたマシンにおけるメンテナンス作業またはサービス作業が指示されるかまたは少なくともサポートされる。この目的で特別に以下のことが提案される。すなわち、サービスコンピュータユニットにレポート機能をもたせ、これによって少なくとも1つのオフィスマシンにおける予防的なおよび/または緊急のメンテナンス作業またはサービス作業に関するデータおよび/または通知が自動的に作成され、場合によっては少なくとも1つの対応する通信機器へおよび/または少なくとも1つの別の対応のコンピュータユニットへ送達される。さらにたとえばサービスコンピュータユニットが移動電話機(音響的またはSMS通知等)、Eメール、無線呼び出し、あるいはその他のデータ通信または遠隔通信によってダイレクトにエンジニアまたはサポート要員に、特定の機器においてメンテナンス作業またはサポート作業(たとえばトナーや用紙の補充または紙詰まりの除去)を実施しなければならないことを通知する。このようなサポート要員をたとえば組織もしくは会社自体の従業員としてもよい。
【0022】
これに対し重大な障害が発生した場合あるいは手間がかかりスペシャリストでないと解消できない作業が必要な状況では、サービスコンピュータユニットはそれに応じて外部の場所(たとえばサービス提供業者)に知らせることができる。この目的で特別に提案されるのは、対応する別のコンピュータユニットをコンピュータ支援型のサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムに割り当てる(有利には所属させる)ことである。このシステムは有利には、別のコンピュータユニットを含む第1のコンピュータシステムと少なくとも1つの移動型の第2のコンピュータシステムを有している。第1のコンピュータシステムは、顧客および/またはメンテナンスしなければならない可能性のあるマシンたとえばコピー機、印刷機、スキャナ、ファックスまたはそれらに対応する機能をもつ多機能機器などに関するマスタデータをデータベースに保持しており、このシステムへサービス問い合わせまたはメンテナンス問い合わせに関する問い合わせデータを入力可能である。また、第2のコンピュータシステムは、第1のコンピュータシステムからサービス依頼データをデータ通信によってたとえばワイヤレスデータ通信によって受信するためのデータ通信インタフェースを有しており、このデータインタフェースはさらに、処理されたおよび/または作業中のサービス依頼および/または後続サービス依頼に関するレポートデータおよび場合によっては交換部品発注データを、第1のコンピュータシステムへデータ通信たとえばワイヤレスデータ通信によって伝達する。有利には第1のコンピュータシステムはマスタデータと問い合わせデータに基づき自動的にサービス依頼データを生成し、それらを第2のコンピュータシステムへ場合によってはそれにより指示されてデータ通信を介して伝達する。択一的にまたは付加的に、第2のコンピュータシステムが自動的にレポートデータを第1のコンピュータシステムへデータ通信によって伝達するように構成できる。
【0023】
これに関連して特に考えられるのは、メッセージ機能を以下のように構成することである。すなわち読み出された内部データに依存して、サービス問い合わせまたはメンテナンス問い合わせに関する問い合わせデータが別のコンピュータユニットによって第1のコンピュータシステムへ入力されるように構成されている。また、レポートデータが別のコンピュータユニットによって第1のコンピュータシステムへ受け渡されるよう、レポート機能を構成することができる。
【0024】
本発明はさらに、本発明によるシステムと既述のコンピュータ支援型のサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムを有する総合システムにも関する。さらに本発明は、すでに述べたような本発明によるシステムが複数含まれ、それらに共通に割り当てられた既述のような1つのコンピュータ支援型のサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムの設けられた総合コンピュータシステムに関する。
【0025】
オフィスマシンの内部データに基づく情報を上位の場所たとえばオフィスマシンメーカによって使用できるようにすること、ならびにローカルなサービス措置を上位の場所たとえばオフィスマシンメーカによってサポートすることに関するのであれば、上述の総合システムに対しさらに上位のコンピュータ支援型の情報システムを設けるのが有利である。したがって本発明はさらに、既述のような総合システムが複数含まれ、それらに共通に割り当てられた1つのコンピュータ支援型情報システムの設けられた総合システムに関する。この場合、割り当てられたコンピュータ支援型情報システムには少なくとも1つのコンピュータシステムが含まれており、このコンピュータシステムはオフィスマシンタイプとそのメンテナンスに関する情報をデータベース内に保持しており、それらの情報は個々のサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムによってデータ通信を介して呼び出され、および/またはこのコンピュータシステムは、サービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムからデータ通信を介して伝達されたレポートデータを受信してデータベースに格納し場合によっては評価する機能を有している。
【0026】
上述のサービスコンピュータユニットのレポート機能をやはり関連させると本発明の実施形態によれば、レポート機能を次のように構成することが提案される。すなわち読み出されたデータまたはそれらから導出されたデータに依存して、割り当てられた複数の通信機器および/または割り当てられた複数の別のコンピュータユニットが選択され、それに対して少なくとも1つのオフィスマシンにおける予防的なおよび/または緊急のメンテナンス作業および/またはサービス作業に関するデータおよび/または通知が作成されもしくは送達されるように構成されている。この実施形態の場合もすでに説明した可能性に係わるものであり、それによればマシン状態に依存して種々の通信経路の中から選択をくだし、つまりは通知もしくはデータを受信する場所を選択することで、要求に即して応答できるようになる。
【0027】
1つのとりわけ有利な実施形態によれば、サービスコンピュータユニットはブロードキャスト機能および/またはサーチ機能を有しており、これにより割り当てられたオフィスマシンがそれぞれ割り当てられたコンピュータユニットによりコンピュータネットワークを介して識別される。この場合、たとえば次のように構成することができる。すなわちサーバコンピュータユニットが所定のパターンに従い(たとえば規則的に)コンピュータネットワークを所定のアドレス範囲内でサーチし、もしくはブロードキャストによってそのアドレス範囲のアドレスに応答メッセージ要求を送信し、それによって新たに接続されたオフィスマシンを識別したり、それらのオフィスマシンから応答メッセージを出すよう指示したりすることができる。新たに追加されたオフィスマシンをこのようにして、遅延時間が生じることなく「ファシリティマネージメント」"Facility Management"もしくは「フリートマネージメント」"Fleet Management"に取り込むことができる。この目的で本発明の実施形態によれば、ブロードキャスト機能および/またはサーチ機能は新たに割り当てられた個々のオフィスマシンの識別に応答し、そのオフィスマシンの内部データの所定のデータセットをコンピュータネットワークを介して読み出し、所定のように処理されおよび/または格納される。この場合、たとえばメンテナンスもしくはサポートに関して重要なすべてのマシンデータ(マシンタイプ、シリアルナンバー、ローカルなプリセッティング、インプリメントされている装備オプション等)が自動的に呼び出される。これにより「ファシリティマネージメントシステム」は常に最新の状態におかれ、新たなオフィスマシンを自動的に管理に取り込むことができる。
【0028】
さらにもういちど上述の実施形態に関連させると、このシステムに対しコンピュータ支援型の1つのサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムが割り当てられているか、もしくはこれが1つのそれ相応の総合システムに属している。この実施形態によればサービス依頼データが自動的に生成され、通常はひとりのエンジニアに割り当てられている第2のコンピュータシステムへデータ通信を介してこのサービス依頼データが伝達され、および/または自動的にレポートデータが通常は定置されている第1のコンピュータシステムへデータ通信を介して伝達される。従来技術とは異なり相応のデータを紙に印刷しなくてもよくなり、場合によってはそれらのデータを後続処理のために他のコンピュータシステムへ転送しなくてもよくなる。これによりコストが節約され、サービス依頼またはメンテナンス依頼に対しいっそう迅速に応答できるようになる。
【0029】
本発明によるシステムの1つの有利な実施形態によれば、第1および第2のコンピュータシステムは次のように構成されている。すなわちデータ通信セッションにおいて自動的に、少なくとも1つのサービス依頼に関するサービス依頼データを第1のコンピュータシステムから第2のコンピュータシステムへ伝達し、さらに少なくとも1つの処理されたサービス依頼に関するレポートデータを第2のコンピュータシステムから第1のコンピュータシステムへ伝達するように構成されている。この場合、以下のように構成することができる。すなわちレポートデータが必要に応じて後続サービス依頼を含み、また、第1のコンピュータシステムは、後続サービス依頼データおよび場合によってはマスタデータに基づきあとの時点で相応のサービス依頼データを自動的に生成し、第2のコンピュータシステムまたは別の第2のコンピュータシステムへデータ通信を介して伝送するように構成することができる。
【0030】
新たなサービス依頼データを第2の(移動型の)コンピュータシステムの側で受け取るため、ならびに場合によっては後続サービス作業をトリガするデータを含むレポートデータを第2のコンピュータシステムから第1の(通常は定置型の)コンピュータシステムへ伝達するためには、一般に短いデータパケットの交換で十分である。このようなデータ交換はこの実施形態によれば1つのデータ通信セッションにおいて行われ、つまりほぼ同時に行われるので、いかなる遅延時間も発生せず、処理されたサービス作業を第1のコンピュータシステムの側でサービスエンジニアに負担をかけることなく取り決めどおりにブッキングすることが保証される。
【0031】
レポートデータを第1のコンピュータシステムへ自動的に伝送することにより一般的に可能になるのは、発生しているサービス問い合わせもしくはサービス依頼およびメンテナンス問い合わせもしくはメンテナンス依頼に関して、第1のコンピュータシステムの側において常に目下の状態がわかっていることであり(「たとえばエンジニアに割り当て済み」、「作業中」、「処理済み」)、それに応じて動員可能な人的または技術的なリソースに関して完全な概観が得られ、それらのリソースを効率的に投入できることである。
【0032】
サービス依頼データには顧客データたとえばアドレスデータ、マシン所在地、サービス契約データ、サービス履歴データ、マシンデータを含めることができる。サービス履歴データはたとえば、過去に発生した障害(たとえば最近5回の障害)に関する情報を含む。たとえば先行のサービス作業をリストアップし、発生した障害、実施されたメンテナンス作業または修繕作業、組み込まれた交換部品、マシンコンフィグレーションの変化等に関して個々に明確にすることができる。しかしながらこの種のデータを第2の(移動型の)コンピュータシステムのローカルなデータベース内に格納することも可能であり、このようにすることで第1のコンピュータシステムからはそのローカルデータベースに対する更新データのみを、および/または個々の顧客もしくはマシンまたはマシングループに関する具体的なサービス依頼のみを第2のコンピュータシステムに伝達すればよい。一般的には、第2のコンピュータシステムがサービスデータをサービスデータベース内に保持することが提案される。また、サービス依頼データからレポートデータセットへ自動的にデータが受け渡されるよう、第2のコンピュータシステムを構成することが提案される。このようにすることでエンジニアにとって、それ自体すでにまえもってわかっているデータを第2のコンピュータシステムへ手動で入力する必要がなくなる。
【0033】
有利な実施形態によれば、第2のコンピュータシステムはデータ通信インタフェースを有しており、これにより割り当てられたマシンのデータ通信インタフェースと直接または間接的に接続され、さらに第2のコンピュータシステムは、データ通信によってマシンの内部データを読み出しおよび/またはマシンの内部データをセットするように構成されており、その際に有利には読み出されたデータをコンピュータ内部のデータ交換によりレポートデータセットに受け渡し可能である。このようにすればこれらのデータを手動で読み出したり入力したりする必要がない。マシンから読み出された内部データを有利にはコンピュータシステム内部のデータ交換によりレポートデータセットに受け渡すことができる。有利には第2のコンピュータシステムは、まえもって設定されたまたは設定可能なマシン状態データセットを割り当てられたマシンから自動的に読み出す機能を有している。さらに第2のコンピュータシステムは読み出された内部データを印刷する機能を有しており、これはたとえば最初にローカルに割り当てられた出力機器たとえば現場に設けられたファックスなどを使用して行われる。
【0034】
さらに本発明によれば第2のコンピュータシステムは交換部品データベース内に交換部品データを保持しており、その際、第2のコンピュータシステムは以下のように構成されている。すなわち交換部品データベースから得られた交換部品データがコンピュータシステム内部のデータ交換によってレポートデータセットへ受け渡されるように、あるいは場合によっては第1のコンピュータシステムとは異なるコンピュータシステムへデータ通信を介して伝達すべき別個の発注データセットが受け渡されるように構成されている。これに関連して第2のコンピュータシステムを次のように構成することでエラーを確実に回避することができる。すなわち交換部品データベースへのアクセスにあたりサービス依頼データセット中に含まれているデータおよび/または割り当てられているマシンから読み出されたデータが、事前の選択および/または監視の目的で考慮されるように構成するのである。
【0035】
交換部品データベースに関して有利であるのは、このデータベースが第1の交換部品データベースと第2の交換部品データベースを有することであり、この場合、第1の交換部品データベースはメンテナンスすべき可能性のあるマシン用に原則的に交換部品納入業者によって提供可能な交換部品に関係し、第2の交換部品データベースはローカルな在庫として存在する交換部品に関係する。これらの交換部品データベースすなわち第1および第2の交換部品データベースを、通常のデータベースの形式で編成することができる。また、第1の交換部品データベースを、大容量の交換可能なデータ担体たとえばCD−ROMまたはDVD−ROMとして提供することが考えられる。たとえばエンジニアの出動車両内に存在する交換部品に関係させることのできる第2の交換部品データベースにおいて、それを第2の(移動型)コンピュータシステムのローカルなハードディスクに保持しておくことが考えられる。第1の(汎用的な)交換部品データベースについてさらに述べておくと、これをローカルに保持しておくのではなく、中央ステーションに設けられた相応のデータベースへたとえばインターネットを介して、あるいは一般的にはデータ通信を介してアクセスが行われるようにするのも好適である。
【0036】
本発明によるシステムまたは第2のコンピュータシステムの格別に有利な実施形態によれば、第2のコンピュータシステムは次のように構成されている。すなわち、入力された交換部品データならびにサービス依頼データセットに含まれるデータに基づき、および/または割り当てられたマシンから読み出されたデータおよび/または交換部品データベース内に含まれているデータに基づき、交換部品データにより識別された交換部品が割り当てられたマシンについて所定の対応条件を満たしているか否かが自動的にチェックされるように構成されている。このようなチェックを妥当性チェックとして設計しておくことができる。この関連で考えられる可能性はたとえば、エンジニアがその経験に基づき自身のストック(たとえば出動車両内の交換部品ストック)から交換部品を取り出すことである。通常、エンジニアは適正な交換部品を取り出すであろうが、特殊な事例では間違った交換部品を取り出してしまうことも十分に考えられ、つまり別の交換部品の方が正しいかまたはその方がよいということも十分に考えられる。本発明の実施形態によれば、エンジニアに対し必要であれば別の交換部品が指示されるよう保証することができる。この目的で特に提案されるのは、所定の対応条件もしくは割り当てられたマシンに関連するアップグレードデータ(更新データもしくはアップデータとも称する)に基づき、ユーザインタフェースを介して別の交換部品に対する指示が与えられるようにすることである。その際にたとえば、適切なまたは推奨に値する交換部品もしくは「アップグレード部品」がエンジニアに対し第2のコンピュータのディスプレイに提示され選択させるよう構成することができる。
【0037】
これに関連する重要なアスペクトは、場合によってはマシン構造のいっそう新しい変更状態(変更レベル)に対応する交換部品の存在する可能性があり、それによってすでに納入されているマシンをいっそう新しい変更状態にすることができる点にある。本発明の実施形態によるチェックおよび場合によっては指示によれば、アップグレードデータに基づきエンジニアに対し存在するアップグレードオプションを示唆することができる。さらにこれに関連してエンジニアに対し、交換部品の側と割り当てられたマシンの側との間の互換性の情報を与えることができる。アップグレードデータを交換部品データベースにいっしょに含めておくことができる。
【0038】
たとえば具体的な交換部品に関連する交換部品データを手間をかけずに第2のコンピュータシステムに入力できるようにする目的で本発明によれば、第2のコンピュータシステムに個々の交換部品に割り当てられた交換部品データを自動的に読み取るための読み取り装置が設けられている。有利には読み取り装置を、光学式または無線周波数ベースの読み取り装置として構成することができる。光学式読み取り装置として殊に好適であるのはバーコードリーダである。
【0039】
対応条件をベースとする既述のチェックについてさらに言及しておくと、通常はチェックを割り当てられた個々のマシンの(そこから読み出されたおよび/またはサービス依頼データに含まれている)シリアルナンバーに基づき行うことができると非常に好適であり、そのようなシリアルナンバーによって一般に大量生産によるマシンの変更状態が識別される。いっそう新しい変更状態となるようすでに行われたアップデートまたはアップグレードの情報を、マシン内にローカルに保持されている変更データおよび/または第2のコンピュータシステムに保持され場合によってはサービス依頼データとともに受け取る変更データにおいて与えることができる。
【0040】
さらに本発明によれば、第2のコンピュータシステムは次のように構成されている。すなわち交換部品データおよび/または交換部品ストックデータおよび/または手動またはデータ通信により入力されたもしくはマシンから読み出されたデータ(これには有利には診断データが含まれる)に基づき、発注データおよび場合によっては後続サービス依頼データが自動的に生成され、レポートデータセットまたは場合によっては第1のコンピュータシステムとは異なるコンピュータシステムへデータ通信を介して伝達すべき別個の発注データに受け渡されるように構成されている。交換部品を発注する際の誤りがこれによって回避され、たいした手間をかけずに、エンジニアの車両ストックから取り出された交換部品を追加注文したり車両ストックが補充されるよう調達することができる。
【0041】
一般に好適となるのは、第2のコンピュータシステムがレポートデータセットへの受け渡しのためデータを手動で入力できるようにすることである。この目的で本発明の実施形態によれば、とりわけ重要なデータを強制的に問い合わせるユーザインタフェースが設けられている。
【0042】
サービス関連の重要なデータはたとえば、エンジニアが顧客へ向かう走行時間、必要とされる作業時間、組み込まれた交換部品、カウンタ状態などである。これらのデータの少なくとも一部分を、もしくは場合によってはそれどころかこれらのデータのすべてを、コンピュータ支援型で自動的に捕捉してレポートデータセットに引き渡すことができる。
【0043】
レポートデータセットには有利にはたとえば、個々のマシンに関して次のサービスをいつ行うべきであるのかに関する情報も取り込まれる。これによって一方では顧客に事前に通告することもできるし、サービス提供業者の側で時宜に適ったプラニングを行うこともできる。たとえメンテナンスが所定のメンテナンスインターバルに従うにしても、顧客への通告は一般に好適である。いずれにせよ通告ならびにサービス提供業者の側での相応のプラニングは、所定のメンテナンスインターベルに即したサービス以外に付加的なサービス業務が要求されるときには必要となり、それはたとえば目下実施しているメンテナンス業務に続く後続メンテナンス業務などである。
【0044】
一般に有用であるし顧客が望むであろうことは、顧客に対し印刷されたサービスレポートを手渡すことである。さらに有用であるのは、データが失われる可能性を鑑みて安全上の理由からサービスレポートを証拠として印刷しておくことである。これに関連して本発明によれば第2のコンピュータシステムは以下のように構成されている。すなわちデータ通信または遠隔通信を介して、有利にはワイヤレスのデータ通信または遠隔通信を介して、接続データまたはアドレスデータによって識別される出力機器を用いてサービスレポートが印刷されるように構成されている。その際、第2のコンピュータシステムに関して固有のプリンタを確保する必要をなくす目的で、いずれにせよ顧客のところに設けられている出力機器を利用することが考えられる。これに関連して特に考えられるのは、出力機器を公衆データ通信網または公衆遠隔通信網に接続されたファックスとすることである。
【0045】
第2のコンピュータシステムにエンジニアを支援するための別のサポート機能をもたせることができ、有利にはこの機能をこれまでに挙げた機能といっしょに1つのアプリケーションとして統合するのがよい。ここではたとえばメモ帳機能が考えられ、その際にメモをレポートデータに取り込ませるようにすることができる。
【0046】
本発明はさらに、多数のオフィスマシンをサポートおよび/またはリモートメンテナンスおよび/またはマネージメントする方法および/または複数のオフィスマシンのうち少なくとも1つに関連する情報を提供する方法に関する。本発明によれば、複数のオフィスマシンのうち少なくとも1つのオフィスマシンの内部データの読み出しおよび/または複数のオフィスマシンのうち少なくとも1つの内部データのセットが、ワイヤレスデータ通信および/またはコンピュータネットワークを介したデータ通信および/またはモデム接続を介したデータ通信によって行われる。
【0047】
次に、添付の図面を参照しながら本発明について詳しく説明する。
【0048】
図1は本発明によるシステムの1つの実施例を示す図であり、このシステムには複数のコピー機および/または他のオフィスマシンが含まれていて、これらはそれぞれ1つのWEBサーバおよびLANを介してインターネットにひいては割り当てられたサービスコンピュータユニットに接続されておりまたは接続可能である。
【0049】
図2は本発明によるシステムの別の実施例を示す図であり、このシステムには割り当てられたサービスコンピュータユニットが含まれており、これはLAN/WANを介してオフィスマシンに接続されており、さらにこのシステムには場合によってはやはりサービスコンピュータユニットとして扱うことのできる別のコンピュータユニットが含まれており、これはインターネットを介して最初に挙げたサービスコンピュータユニットおよび/またはオフィス機器とデータ通信リンクを介して接続されているかまたは接続可能である。
【0050】
図3は、図2によるシステムのコンフィギュレーションを空間的に分散された複数のオフィスマシングループを含む一群のオフィスマシンとともに示す図である。
【0051】
図4は、図2もしくは図3に示した形式の複数のシステムを少なくとも1つの上位コンピュータユニットをもつ1つの総合システムにどのようにして取り込むことができるかを示す図である。
【0052】
図5は、コンピュータ支援型のサービスマネージメントおよびサポートならびにレポートシステムをクライアント機器とホストシステムに対応させて示す図であり、このシステムを有利には本発明によるシステムと組み合わせてあるいは本発明によるシステムの一部分として使用できる。
【0053】
図6は、図5のシステムの構造を準備されたデータおよびデータ流と関連づけて示す図である。
【0054】
図7は、図5および図6に示した形式のシステムの一部分であってあるエンジニアに割り当てられたコンピュータシステムにおけるユーザインタフェースのディスプレイを例示する図である。
【0055】
図8〜図10は、ユーザインタフェースの別のディスプレイを示す図である。
【0056】
図11は、インタフェースコンピュータユニットと呼ばれる(または場合によっては「インタフェースコンバータ」とも呼ばれる)コンピュータユニットの1つの実施例を示すブロック図であり、これは割り当てられたオフィスマシンをデータ通信によってリモートメンテナンスすることができる。
【0057】
図12は、図11のコンピュータユニットにより供給されるデータ流経路を表すデータ流ダイアグラムである。
【0058】
図13は、図11のインタフェースコンピュータユニットによってまたはそれとは無関係にリモートメンテナンス可能なオフィスマシンの1つの実施例を示すブロック図である。
【0059】
図1には、コピー機10ならびにブロック1,2,3,4で表されたその他の複数のオフィスマシン12,14,16,18をもつ本発明によるシステムの1つの例が示されており、コピー機10やこれらのオフィスマシンは、それぞれWEBサーバとして用いられるかまたはWEBサーバとしてコンフィギュレーション可能なコンピュータユニット(コピー機10の場合にはコンピュータユニット20)を介してLAN22と接続されているかまたは接続可能であり、さらにLAN22はインターネット24と接続されているかまたは接続可能である。オフィスマシン12〜18はたとえばプリンタ、ファックス、スキャナなどのようにオフィスマシン10とは別のタイプのオフィスマシンとすることができるし、あるいはいわゆる多機能機器であってもよく、これは複数の機能をもち、たとえば「コピー機」、「プリンタ」、「スキャナ」、「ファックス」のうち少なくとも2つの機能をもっている。
【0060】
オフィスマシン10〜18は1つのサービスコンピュータシステム26に割り当てられており、このシステムはモデム28等を介してインターネット24と接続されているかまたは接続可能である。たとえば中央サービスステーションに属するサービスコンピュータシステム26から一例としてWEBブラウザなどによって、割り当てられたオフィスマシンもしくはオフィス機器に関するリモートメンテナンスを実行することができる。たとえばシリアルナンバー、計数状態(トータルカウンタ、1つまたは複数のメンテナンスカウンタ)、エラーメッセージまたはエラーコード、コンフィギュレーションデータなどのような内部機器データを、データ通信によりインターネットを介して読み出すことができる。ここではコピー機等に関連して殊に以下のデータが想定される:マシンシリアルナンバー、トータルカウンタ、コンフィギュレーションデータ、エラーメッセージ(必要に応じて詳しい説明が伴う)、コンポーネント(たとえば加熱ユニットまたは定着ユニット)または部品(たとえばドラム、加熱ローラ、引き込みシャフト等)の計数状態。たとえばこのようにすることで、これまでに行われたまたはある期間内に行われた印刷、コピー、ファックス、スキャンの回数を問い合わせることができる。さらにインターネットを介したデータ通信によってオフィスマシンの内部データをセットすることができる。たとえばここでは、インターネットを介したリモートメンテナンスによって個々の機器をコンフィギュレーションし、個々の機器のオペレーティングソフトウェア(いわゆるファームウェア)を更新することも考えられる。さらにカウンタをリセットすることもできる。インターネットを介した「リモートサービス」によって計算データ(たとえば計数状態)もオフィスマシンから読み出すことができ、これによって利用に見合った対価(たとえばリースコスト)を計算できるようになる。
【0061】
さらに機器内部のデータの読み出しもしくはセットを択一的に「ローカルに」、オフィスマシン自体のところであるいはLANまたはイーサネットを介して行うこともでき、これはたとえばサービスエンジニアがポータブルコンピュータ102等を用いて行うことができる。
【0062】
本発明の提案によればたとえば、サービスコンピュータシステム26に割り当てられたオフィスマシンのいわゆる「プリベンティブメンテナンス(予防保守)」が可能となる。コピー機/プリンタ/ファックスの場合であればたとえば、電子フォトグラフ処理ユニット、加熱ユニット(いわゆる定着機構)、トランスポートベルトおよび帯電画像搬送ベルトまたは帯電搬送ドラムに関してメンテナンスを実行することができる。原則的に、コンポーネント(摩耗コンポーネントもしくは消耗コンポーネント)の交換や個々のオフィスマシンにおけるその他の手動による介入を必要としないすべてのメンテナンスおよび診断の作業を、インターネットを介したデータ通信によって行うことができる。本発明の提案によれば、現場で必要となるサービス作業をいっそう望ましいかたちで準備することができる。
【0063】
個々のオフィスマシンから、それらのオフィスマシンに統合されたまたはそれに接続されたコンピュータユニット(コピー機10であればコンピュータユニット20)を用いることで、有利にはサービス関連データ(たとえば計数状態、エラー状態等)もユーザ関連データ(たとえば用紙ストック切れ、トナーストック切れ、用紙ストックが閾値を下回った、トナーストックが閾値を下回った、など)も、対応づけられたサービスコンピュータシステム26によって呼び出すことができる。なお、このサービスコンピュータシステムは、インターネットを介してマシン内部のデータもしくはこの実施例ではWEBサーバとしてはたらくコンピュータユニットに必ずしもアクセスしなくてもよい。さらにたとえば、サービスコンピュータシステム26がやはりLAN22に(またはWEBサーバとして用いられるコンピュータユニットといっしょにWAN、イントラネット等に)接続された状態にしておくこともできる。たとえばここで考えられるのは、サービスコンピュータシステム26がたとえば会社や組織において接続されたオフィスマシンを管理する部門に属しており、その部門において通常は空間的に分散されている接続されたオフィスマシンが通常の動作の流れの中で利用されることである。このようにすることでたとえば、コピー機に対し常に適時にトナーや用紙が供給されるようになり、その結果、用紙切れやトナー切れに起因する損失時間が発生しなくなる。同様のことは他の種類のオフィスマシンにもあてはまる。このようにすることで、たとえば紙詰まりなど除去可能なエラー状態に対し外部サービスをつながなくても迅速に対応することができる。
【0064】
この種の(内部)サービスコンピュータシステム26によって、組織一括管理もしくはファシリティマネージメントにおいて必要とされるその他の機能を果たすことができ、これはたとえば消費評価、ユーザ統計処理、(行われたコピー、印刷、ファックス、スキャン等の回数のようにコストセンタに関連する)コスト評価、損失統計処理、エラーメッセージに関する統計処理、平均損失時間の算出などである。さらに内部ステーションおよび/または外部ステーションにより相応のサービスコンピュータシステムを用いてすでに説明したようなリモートメンテナンスも行うことができ、このサービスコンピュータシステムはたとえばインターネットを介してオフィスマシンに割り当てられたコンピュータユニットをダイレクトにアクセスするか(図1のコンフィギュレーションを参照)または、「内部サービスコンピュータシステム」を用いてオフィスマシンに割り当てられたコンピュータユニットひいては個々のオフィスマシンの内部データをアクセスする。
【0065】
リモートメンテナンスを実現するコンピュータユニット20の構造および設計に関して基本的に多数の可能性が存在する。図11にはこの種の「インタフェースコンピュータユニット」の一例が示されており、これは多種多様な接続オプションがある点で優れている。この場合、割り当てられたオフィスマシンに対するインタフェースが設けられており、これは割り当てられたオフィスマシンを接続するために選択的に使用可能な3つのインタフェースすなわちシリアルインタフェースとパラレルインタフェースとイーサネットインタフェースを有している。オフィスマシンのインタフェース装備に応じて上述の接続オプションのうちの1つまたは複数を使用することができる。
【0066】
コンピュータユニット20はさらに外界に対するインタフェースを装備している。コンピュータネットワークにおける接続のため有利にはイーサネットインタフェースが用いられる。さらに付加的にシリアルインタフェースも設けられており、これはたとえばモデムを用いて遠隔のモデムと通信することができるし、あるいはインターネットへダイレクトにダイヤルインすることができる。
【0067】
上述の両方のイーサネットインタフェースはイーサネットスイッチにより処理され、これによりコンピュータネットワークとコンピュータユニットのプロセッサとオフィスマシンとの間の全方向ネットワーク通信が外部のスイッチまたはハブを必要とせずに実現される。これについては図12aを参照されたい。オフィスマシンがサポートしているかぎり、コンピュータネットワークからオフィスマシンの内部データへダイレクトにアクセスすることができる。
【0068】
コンピュータユニットにさらに別のインタフェースを設けることができ、たとえばワイヤレスデータ通信用のインタフェースなどを設けることもできる。ここではたとえばBluetoothインタフェースが想定され、これによりたとえばサービスエンジニアにとってコンピュータユニットの内部データへのアクセスが簡単になり、もしくはコンピュータユニットを用いてそれと接続されたオフィスマシンの内部データへアクセスするのが簡単になる。また、望ましい事例ではオフィスマシンのリモートメンテナンスおよび/または遠隔監視をワイヤレスデータ通信によって行うこともできる。
【0069】
インタフェースコンピュータユニットにはオペレーティングソフトウェアが装備されており、これにはネットワークオペレーティングシステムが含まれていて、これにより考慮されるすべてのプロトコルを含めて様々なインタフェースを介して通信を行うことができる。例としてネットワーク標準ARP,IP,UDP,TCP,HTTP、さらにはモデム動作とデータ転送(ファイル転送)のためのPPPおよびFTPを挙げておく。これに関連してさらに、たとえばBluetoothなどワイヤレスデータ通信のためのプロトコルも挙げておく。通常は複数のインタフェースのうち1つの選択だけが実際に採用されるので、各インタフェースを互いに無関係にアクティブにしたり非アクティブにしたりすることができる。
【0070】
オペレーティングソフトウェア上には様々な機能を提供するアプリケーションソフトウェアが設けられている。つまりオフィスマシンのタイプを求める機能や、上述のインタフェースのうちの1つを介して個々のオフィスマシンと通信する機能が設けられている。有利な実施形態によれば、オフィスマシン(たとえばコピー機)の内部データが周期的に問い合わせられる。たとえばシリアルインタフェースまたはパラレルインタフェースを介した通信用のTOSHIBA−FSMSプロトコルを利用することができるし、あるいはオフィスマシンが(イーサネットとTCP/IPを介した)相応のHTTPサーバインタフェースをもっているならばHTTPプロトコルを利用することができる。インタフェースコンピュータユニットのプロセッサ(CPU)とオフィスマシンとの間のデータ流は図12cに描かれている。問い合わせられたデータにはたとえば計数状態、消耗部品の利用状況ならびにオフィスマシンの装備に関する情報が含まれている。オフィスマシンの通常の動作は問い合わせによっても影響を受けない。アプリケーションソフトウェアは、通信中の中断を検出し、通信を自動的に(待ち時間後に)再開するように構成されている。
【0071】
問い合わせられたオフィスマシンの内部データはコンピュータユニットの記憶装置にバッファリングされ、記憶装置内でコンピュータネットワークからの問い合わせに対応できる状態におかれている。1つの有利な実施形態によれば、割り当てられたデータ通信アドレスへレポートデータセットが周期的に送信される(図12b参照)。この場合、いわゆるΔレポート(デルタレポート)とすることができ、これには先行のレポート後に変更されたデータだけが含まれている。この伝送は好適にはUDPプロトコルを用いて行うことができる。
【0072】
図13にはオフィスマシンの構造が関連する部分について示されている。オフィスマシンをコピー機とすることができる。オフィスマシンは外界に対するそのインタフェースたとえばシリアルインタフェースまたはイーサネットインタフェースを介して、割り当てられたインタフェースコンピュータユニットからの値の問い合わせを受け取る。この問い合わせに応答してオフィスマシンのプロセッサは対応するデータを内部メモリもしくは内部レジスタおよびカウンタから読み出し、それらの情報をインタフェースを介してインタフェースコンピュータユニットへ送信する。有利にはフォールトトレラントなハンドシェーク手順がインプリメントされ、この手順によってオフィスマシンとインタフェースコンピュータユニット間の確実なデータ交換が行われる。
【0073】
オフィスマシンの内部データへのアクセスの別の可能な実施形態によれば、インタフェースコンピュータユニットがオフィスマシンの内部データにダイレクトにアクセスできるように構成されている。
【0074】
さらに別の実施形態によれば、インタフェースコンピュータユニットの機能をオフィスマシンの制御ユニット自体が同時に担うように構成されている。この場合、既述のリモートメンテナンス機能を実行できるようにするためにはオフィスマシンをコンピュータネットワークに接続するだけでよい。
【0075】
なお、図13には1つの例が示されているにすぎず、これとは異なるように構築され場合によっては別のインタフェースを有するオフィスマシンを、オフィスマシン内部の機能および/またはそれ相応に構成されたインタフェースコンピュータユニットによって、コンピュータネットワークを介して行われるリモートメンテナンスに取り込むこともできる。
【0076】
図2に示されている本発明によるシステムの場合、「内部の」サービスコンピュータシステム226aはLAN/WAN22を介してオフィスマシン10,10′,10″から成る1つのグループ210のコンピュータユニット20,20′,20″にアクセスすることができ、つまりはこれらのオフィスマシンの内部データの読み出しアクセスおよび/または書き込みアクセスを行うことができる。さらに外部のサービスコンピュータシステム226bが設けられており、このコンピュータシステムはファイアウォール230により許可されるかぎり、インターネット24を介し最初に挙げたサービスコンピュータシステム226aを伴って、サービスコンピュータシステム226aを介在することなく直接、あるいは間接的にこのサービスコンピュータシステム226aを介在させて、個々のオフィスマシンコンピュータユニットを用いて読み出すかたちでおよび/または書き込むかたちで、接続されたオフィスマシンの内部データにアクセスすることができる。
【0077】
しかしセキュリティ上の理由から、内部データへの読み出しアクセスと書き込みアクセスをサービスコンピュータシステム226aからしか行えないようにすることもでき、あるいはサービスコンピュータシステム226aの側でファイアウォール230を介してサービスコンピュータシステム226bへもしくは個々のオフィスマシンコンピュータユニット20,20′もしくは20″へ至る通信チャネルが空いているときにしか、内部データへの読み出しアクセスと書き込みアクセスを行えないようにすることもできる。
【0078】
サービスコンピュータシステム226bが付加的にまたは択一的に別の機能を果たすこともでき、たとえばサービス作業やメンテナンス作業をサポートする機能や対応するメンテナンスの依頼を具体的にエンジニアに与える機能を果たすこともできる。この場合、サービスコンピュータシステム226bは図5および図6に示されているディスパッチャシステム126の役割を担うことができ、これは内部サービスコンピュータシステム226aのサービス問い合わせに応答する。したがって内部サービスコンピュータシステム226aは接続されたオフィスマシンのリモート監視に基づき、メンテナンスもしくはサービスの必要性が生じていること、それに関連して外部のサービス組織を介入させるべきであることを検出するよう構成することができる。この目的で、内部サービスコンピュータシステム226aは自動的にまたはオペレータの相応の入力またはEメールまたは他のデータ通信による承認に基づき、ファイアウォール230およびインターネット24を介して外部サービスコンピュータシステム226bへ、相応の問い合わせデータ(1つまたは複数のサービス問い合わせまたはメンテナンス問い合わせに関する問い合わせデータ)を伝達することができる。択一的にまたは付加的に別の通信経路を利用することもでき、つまりたとえばモデム228を介してインターネットへひいては外部サービスコンピュータシステム226bへ向かう通信経路を利用することもでき、この目的は外部から内部コンピュータネットワークへの不正アクセスに対し著しく高度なセキュリティ要求を満たすためである。
【0079】
ついで外部のサービスコンピュータシステム226bからデータ通信または遠隔通信によって相応のメンテナンスおよびサービスの依頼を担当するエンジニアに与えることができ、これはたとえばSMSや音響メッセージによって個々のエンジニアの移動電話機232へ送られ、あるいはEメールによって個々のエンジニアのモバイルコンピュータ等へ送られる。あとで図5および図6を参照しながら説明するように、たとえばデータ通信およびデータ伝送も考えられる。
【0080】
さらに内部のサービスコンピュータシステムも相応のサービスやメンテナンスの依頼を担当エンジニアにダイレクトに与えることも可能であり、ここで担当エンジニアはたとえば内部コンピュータの所属先の会社や組織のホームエンジニアであってもよいし、あるいは適切な業務のための外部のサービス組織によって提供される外部のエンジニアであってもよい。個々のエンジニアへの通知を、そのエンジニアの相応の端末機器(移動電話機、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、無線呼出受信機等)へのデータ通信または遠隔通信によって行うこともでき、ここではたとえばEメール、SMSメッセージおよび音響メッセージによる送達が考えられる。
【0081】
以下のようにすれば有利である。すなわち、内部サービスコンピュータシステム226aは発生したエラー状態および発生したサービス要求を所定の判定基準に従い判定し、ついでこの判定に従い利用可能な複数の通信チャネルのうちの1つを選択し、つまり比較的軽い障害や簡単なサービス要求であれば「内部の」エンジニアに依頼しもしくは通知し、重大なエラー状態や特別なエキスパートを必要とするサービス要求であれば、それ相応のサービスもしくはメンテナンスの依頼を外部のサービスコンピュータシステム226bへ伝える(これはたとえばEメールによって行われ、これは外部のサービスコンピュータシステム226bによる自動化されたアクションについて有利にはまえもって決められたプロトコルにかなっている)。
【0082】
図2によるコンフィギュレーションの有利な実施形態における重要な観点は、マシン内部のすべてのデータをサービスコンピュータシステム226aにより集中的に収集して評価することができることである。すでに説明したようにマシンの故障等が発生したときにホームエンジニアにアラームを出したり、外部のサービス提供業者を投入したりすることができ、その際にそれらのアラームメッセージやサービス問い合わせを内部のサービスコンピュータシステム226aによって完全に自動処理することができる。場合により「ファシリティマネージメントシステム」と呼ばれるシステム226aはあらかじめ決められた判定基準に基づき、どのデータをファイアウォール230を介して外部のサービス提供業者(たとえばシステム226b)へ出すのかを決定することができる。
【0083】
外部の業者へサービスとメンテナンスの問い合わせを送る場合もしくはホームエンジニアへメッセージを通知したり依頼したりする場合、該当するオフィスマシンおよび該当するエラー状態もしくはサービス要求に関するデータをいっしょに伝達することができ、そのようにすることでエンジニアもしくはサービス提供業者のシステムはそれに沿ったかたちでリアクションをとることができる。
【0084】
有利には内部のサービスコンピュータシステム226aは、LAN/WAN22(または一般には対応するコンピュータネットワーク)に新たに接続されたオフィスマシンを認識する機能を有している。この目的でサービスコンピュータシステム226aは、新たに接続されたオフィスマシンコンピュータユニットの存在について所定のアドレス範囲内でコンピュータネットワークを規則的に検索することができ、もしくは所定のアドレス範囲へのブロードキャストによって新たに追加されたオフィスマシンコンピュータユニットから応答メッセージを発生させることができる。これまでの説明とは異なりオフィスマシコンピュータユニットが単に受動的にオフィスマシンの内部データの読み出しやセットを行えるだけでなく、能動的にサービスコンピュータシステム226aへのデータ通信により動作状態(たとえばエラー状態)を通知するように構成されているならば、ブロードキャストを行うのが有利なやり方である。とはいえオフィスマシンコンピュータユニットがこのように構成されている場合には、コンピュータネットワークへの接続後に内部のサービスコンピュータシステム226aに自動登録を行わせる自動登録機能をそれらのユニットに設けられることも考えられる。
【0085】
新たに追加されたオフィスマシンの自動認識もしくは新たに追加されたオフィスマシンの自動登録によって、サービスコンピュータシステム226aは接続されたオフィスマシンに関して常に最新の状態におかれるようになり、そのつど新たに追加されたオフィスマシンを遅滞なく管理下におけるようになる。そして追加されたオフィスマシンが識別されれば、内部のサービスコンピュータシステム226aによって該当するマシンデータ(たとえばマシンタイプ、シリアルナンバー、プリセッティング等)の自動問い合わせを行うことができ、これを行うのは自動登録時にそれらのデータがオフィスマシンコンピュータユニットの側からいっしょに伝達されなかったときである。
【0086】
さらに付言しておくと、空間的に分散されておりたとえばある会社や組織のそれぞれ異なる支部と本部に属する様々なオフィスマシンのグループを、中央ステーションの側でそのまま管理することができる。図3にはこの種のコンフィギュレーションが示されている。この場合、オフィスマシングループ210aはLAN/WANを介して内部のサービスコンピュータ226aによって管理される。その他のオフィスマシングループ210b,210cは、インターネットを介してサービスコンピュータ226aによって管理下におかれる。個々のグループのオフィスマシンをそれぞれ固有のLAN/WANに接続することができ、そこから(有利にはファイアウォールを介して)インターネットにいくことができる。
【0087】
外部のサービスコンピュータシステム226bを図2および図3に示されている形式の複数のシステムに割り当てることができ、つまり少なくとも1つの内部のサービスコンピュータシステム226aおよび接続されているもしくは接続可能なオフィスマシンから成る複数の複合体に割り当てることができ、それらからサービスとメンテナンスの依頼を受け取ることができる。さらに図1を参照しながら説明した形式のリモートメンテナンスを、内部のサービスコンピュータシステムを介在させることなく割り当てられたオフィスマシンに対し外部のサービスコンピュータシステムからじかに行うことも可能である。このようなリモートメンテナンスにより、および/または個々の内部のサービスコンピュータシステムの介在により、上位の場所たとえばオフィスマシンメーカにとって重要なデータを得ることができ、これによってたとえばそのメーカによって製造されたオフィスマシンの弱点を迅速に検出して、できるかぎり早期に構造の変更を行えるようになる。さらにこのようにすることで、すでに納入したオフィスマシンに関して迅速にリアクションをとることができる。たとえば対応する交換部品を迅速に調達することができるし、あるいはその他の予防装置をとることができる。また、この種のデータを対応するサービス組織のところで収集するもの有用である。これに関連して提案するのは、様々なサービス組織に属している可能性のある対応する外部のサービスコンピュータシステムを1つの総合システムにまとめておくことあるいはまとめることができるようにすること、該当する情報を収集する少なくとも1つの上位の情報コンピュータシステムがこの総合システムに属するようにすることである。
【0088】
図4にはこの種の総合システムが示されている。ここには複数の「外部の」サービスコンピュータシステム226b,226b′,226b″とこれらのコンピュータシステムに割り当てられたたとえば上位の情報コンピュータシステム226cが設けられており、このコンピュータシステムはサービスコンピュータシステムから対応データを能動的に呼び出すかまたは、それらのサービスコンピュータシステムから対応データが送達される。この場合、完全自動のデータ送達もしくはデータの問い合わせを実装することができる。さらに情報コンピュータシステム226cから、割り当てられたオフィスマシンのメンテナンスのためにも関連情報たとえば交換部品やメンテナンス指示等に関する情報を、割り当てられた各サービスコンピュータシステムへデータ通信によって伝達することができる。既述のようにシステム226aの形式において内部のサービスコンピュータシステムにとって重要であるならば、この種のデータを個々の外部のサービスコンピュータシステムから内部のサービスコンピュータシステムへ伝達することができる。内部のオフィスマシンデータから出発して情報コンピュータシステム226cのレベルに至る情報伝送全体およびその逆に下へ向かって情報コンピュータシステム226cから外部のサービスコンピュータシステム226bへ、さらに場合によっては内部のサービスコンピュータシステムへと向かう情報伝送全体、たとえばファームウェア等の更新などであれば最終的にはそこから下に向かって個々のオフィスマシンに至る情報伝送全体を、それが望ましい場合には完全自動化して行うことができる。とはいえ一般には、対応するデータが伝達される前にオペレータによって与えられるべき少なくとも1つの承認を用いることが要求されることになる。しかし高度なセキュリティのために、対応するデータ通信がオペレータによって明示的に与えられた命令に基づいてしか行われないように構成してもよい。
【0089】
次に、形態に従ってコンピュータ支援型サービスマネージメント・サポート・レポートシステムとも称するのが妥当である有利な実施形態による外部のサービスコンピュータシステムについて、ならびに有利にはこれによって実行されるまたは少なくともサポートされるサービスマネージメントおよび/またはサービスサポートおよび/またはサービスレポート生成方法について詳しく説明する。
【0090】
本発明によってまたは本発明と組み合わせて有利に使用可能なサービスマネージメントのためのおよび/またはサービスサポートおよび/またはサービスレポートのための方法には、たとえば以下のステップもしくはプロセスを含めることができる。
【0091】
1.マシンたとえばコピー機やプリンタ、ファックスまたはそれらに相応する機能をもつ多機能機器などの小売業者またはリース業者のサービス部門は、機器の障害に関する顧客からの通知を受け取り(図6の矢印100)、対応するデータをコンピュータシステム(ホストコンピュータシステム)126に入力する。該当するコンピュータシステムをディスパッチャと呼ぶことができる。ディスパッチャコンピュータは、適切な「問い合わせデータ」または「依頼データ」をやはり自動的にたとえばたとえばオフィスマシンに割り当てられた顧客のコンピュータからデータ通信を介して(たとえば図2のサービスコンピュータ226aから)受け取ることができるのであるが、このディスパッチャコンピュータは割り当てられたデータベースに、たとえばメンテナンスすべき可能性のあるマシンに関するマシンデータと、メンテナンスとサービスの業務を行う可能性のある顧客に関する顧客データを含むマスタデータを保持している。マスタデータには有利にはさらに別のデータも含めることができ、たとえば個々のマシンおよび/または顧客に関するサービスとメンテナンスの履歴を表すデータなどであって、たとえば過去に実施されたサービスとメンテナンスの業務に対する詳細な情報などである。望ましい場合にはサービスとメンテナンスの履歴を、以前に実施された所定数の業務(たとえば最近5回の業務)に制限することができる。
【0092】
2.障害を識別するデータを含むサービス依頼データが、コンピュータシステム126により電子データ通信を介して有利にはワイヤレスでたとえばGSMを介して、エンジニアに割り当てられたコンピュータシステム102(有利にはたとえばラップトップのようなモバイルコンピュータシステム)へ伝送される。サービスコールと呼ぶことのできるサービス依頼データセット中には、有利には少なくとも以下のデータが含まれている:顧客の完全なアドレス、機器の設置場所、契約形式(サービス契約またはリースまたはリース料など)、該当する機器の情報、わかっているならば障害の種類に関する情報、過去の障害(たとえば最近5回の障害)についての情報。
【0093】
3.データをコンピュータシステム126により初期化するかまたはコンピュータシステム102により初期化して、1番目に挙げたコンピュータシステムから2番目に挙げたコンピュータシステムへ伝送することができる。たとえばエンジニアシステム102のユーザインタフェースに「データ交換」というメニューポイントを含めることができ、このメニューポイントによってサービス依頼データの受信後に必要に応じて、コンピュータシステム126への先行のサービス業務に関するレポートデータの伝送がトリガされる。
【0094】
4.顧客のところに到着するとエンジニアは自身のコンピュータシステム102をたとえばRS232インタフェースを介して、障害を受けているもしくはメンテナンスすべき機器10たとえばコピー機に接続する。ついでエンジニアはコンピュータシステム102を用い電子データ交換(図6の矢印101)によってマシン内部のデータを問い合わせることができ、たとえば次のことを問い合わせることができる:マシンシリアルナンバー、トータルカウンタ、コンフィグレーションデータ、(有利にはディジタルで記述された)エラーメッセージ、コンポーネント(たとえば定着ユニットまたは加熱ユニットなど)のカウンタ、ならびに部品(たとえばコピードラム、加熱ドラム、引き込みローラ等)のカウンタ。
【0095】
5.次にエンジニアは、必要に応じて機器10から読み出されたデータに基づき修理/メンテナンスを実施する。
【0096】
6.エンジニアはマシン10に接続されたコンピュータシステム102を用いて、メンテナンスされたもしくは交換されたコンポーネント/部品のカウンタならびに場合によってはメンテナンスカウンタもゼロにリセットし、必要に応じてコンフィグレーションデータ(図6の矢印101)をセットする。
【0097】
7.ついでエンジニアはコンピュータシステム102を用いてサービスレポートを生成する。このレポート中には自動的にコンピュータ内部でデータが転用されることによってサービス依頼データセットからデータが挿入されており、もしくは挿入され、それらのデータはたとえば完全な顧客データや契約形式などである。さらにサービスレポート中にはコンピュータ内部でデータが転用されることによって、該当するマシン10から読み出された内部データが引き継がれる。さらにエンジニアはたとえば走行時間、作業時間、訪問の種類(障害、メンテナンス、設置など)、使用した部品(自動化されてなければコンピュータ内部でのデータ転用によりサービスレポートに取り込まれる)に関する関連データを入力する。
【0098】
8.メンテナンスもしくは障害除去にあたり使用され場合によっては交換された部品は、有利にはコンピュータシステム102の機能によって適正かどうか検査され、交換部品がエンジニアの車両のストックから取り出されたのであれば、たとえば交換部品倉庫へ伝えるため車両ストック再補充用の発注が自動的に生成される。コンピュータシステム102に読み取り装置たとえばバーコードリーダ103を設けておくことができ、これにより適正チェックもしくは追加注文のために部品番号等を読み出すことができる。
【0099】
9.たとえば顧客へ渡したりおよび/または安全のためデータ損失が発生したときのために、サービスレポートが印刷されるように構成できる。また、サービスレポートまたは専用の「顧客サービスレポート」の印刷のために個々の顧客のファックスを利用できるようにしたモバイルコンピュータ102の機能を設けることができ、有利にはこれは公衆電話回線網を介してワイヤレス通信で行われる。
【0100】
10.次に、サービスレポートは「データ交換」というメニューポイントを介して電子データ通信により有利にはGSMにより、エンジニアコンピュータシステム102から中央サービスステーションのコンピュータシステム126へ伝送される。これに関連して次のサービス依頼データセットを受信することができる。その後、コンピュータシステム126が受信したデータをたとえば納品書や計算書の作成、交換部品の注文もしくは追加注文、ならびにそのほかの顧客管理のために利用することができる。
【0101】
図6を参照しながらもう一度説明すると、コンピュータシステム126をたとえば商品管理システムWWSの一部分とすることができる。エンジニアコンピュータシステム102には有利には3つの別個のデータベースすなわちサービス依頼データとレポートデータを収容するデータベース104と、個々のマシンから読み出されたデータを収容するデータベース106と、交換部品データを含むデータベース108を有している。たとえばCD−ROM上にある一般的な「交換部品データベース」のほかに、特別にエンジニアの交換部品車両ストックに関連する「交換部品データベース」を設けることもできる。また、発注データを必ずしも小売店のコンピュータシステム126を介して転送しなくてもよく、望ましいならばエンジニアシステム102から場合によってはマシンメーカに割り当てられた別個のコンピュータシステム110へ電子データ通信によって伝達することもできる。
【0102】
前述のシステムに以下の機能が設けられていると有利であり、もしくは前述の方法に以下のステップが設けられていると有利である:
−サービスを制御するコンピュータシステムからの、場合によっては小売店または機器リース業者のWWSシステムからの、マスタデータとサービス要求のインポート;
−機器(たとえばコピー機または印刷機)からの機器内部のデータのインポート(いわゆるFSMSデータ;FSMS = Field Service Management System、内部データとはたとえば計数状態やエラーメッセ時など);
−詳細な顧客データ、マシンデータもしくは機器データの取り込みと表示;
−サービスレポートの作成;
−設置レポートの作成もしくは準備;
−コンポーネントデータベース(たとえばESPOS機能もしくはESPOSシステム、ESPOS = Express Space Parts Operation System);
−交換部品発注書の作成(外部でたとえばTOPAS機能またはTOPASシステムを介して、あるいは小売店WWSを介して:TOPAS = Toshiba online Parts Assistance Service)、これはたとえば機器にとって必要であり以降のサービス業務中にそこに組み込むための交換部品に関するもの、および/または車両交換部品ストック補充用の交換部品に関するもの;
−サービスを制御するシステムたとえば小売店またはリース業者の商品管理システムへのサービスレポートの送達。
【0103】
この場合、たとえば以下の利点が達成することができる:
−1回の作業ステップでのデータ入力によるサービス時間の短縮;
−具体的な部品番号とサービスデータの確保;
−サービス履行の明細書もしくは計算書の迅速な作成;
−エラーメッセージの詳細な説明;
−様々な小売店商品管理システム等に対しインタフェースアダプタを簡単に提供可能;
−レポートデータに基づく簡単なたとえば整理されたエラーデータ分析が可能;
−関連するもしくは該当するデータベースを簡単に更新可能。
【0104】
サービスを提供する場所(たとえば小売店または一般的なサービス提供業者)の商品管理システムによりダイレクトに行われるサービスレポートの迅速な作成、マスターデータの提供ならびにサービス要求、サービス時間の短縮、具体的な部品番号とサービスデータの確保、エラーメッセージの詳細な説明ならびに整理されたエラーデータ分析によって、「サービス提供業者」にとっても末端ユーザにとっても利点が得られる。図1による遠隔診断またはリモートメンテナンスと組み合わせればさらに別の利点を得ることができ、つまりサービス訪問の低減によるサービスコストの節約、ならびに個々の機器のオペレーティングソフトウェア(ファームウェア)を永続的に更新できるようになる。過剰なサービス訪問を機器内部のデータ(たとえば計数状態とエラーコード)のダイレクトな問い合わせによって回避することができる。この場合、大規模な顧客の要求も小規模な顧客の要求も良好にカバーすることができる。
【0105】
たとえば以下の解決措置によって利点をもたらすことができる:
−サービスレポートデータはエンジニアシステム(たとえばエンジニアシステム102)にダイレクトに入力される;
−サービス要求データセット(いわゆる「サービスコール」)とサービスレポートを、エンジニアシステムとホストシステムたとえばシステム126との間で電子的に交換する;
−顧客機器から読み出されたデータ(いわゆるFSMSデータ)から自動的に個々のサービスレポートに取り込まれる;
−たとえば交換部品発注などのための発注データを発注処理システムへ(たとえばESPOS/TOPASを介してTEG/GOへ)伝達することができる。
【0106】
エンジニアシステム102が以下の機能のうち少なくともいくつかを提供すると有利である:
−ホストシステムからのマスタデータとサービス要求データ(いわゆるサービスコール)のインポート;
−詳細な顧客データおよびマシンデータの表示;
−サービスレポートの作成と準備;
−設置レポートの作成;
−機器内部のデータ(たとえばエラー情報およびカウンタ情報)のインポート;
−(たとえばESPOSを介した)交換部品もしくは使用部品の適正もしくは妥当性のチェック;
−(たとえばTOPASのための)発注データの生成;
−ホストシステムへのサービスレポートおよび設置レポートの伝達。
【0107】
エンジニアシステム102は有利には以下のシステムもしくは機器に対するインタフェースを有することができる:
−サービスを制御する場所(たとえば小売店)のホストシステムまたはこの種の複数のシステムへのインタフェース;
−サービス依頼の対象となる機器へのインタフェース;
−(エンジニアシステムに統合されていないならば)FSMSシステムへのインタフェース;
−エンジニアシステムに統合されていないならば部品データベース(たとえばESPOS)へのインタフェース
−発注後続処理システム(たとえばTOPAS)へのインタフェース。
【0108】
たとえば以下の利点を簡単かつ確実に実現することができる:
−適正な部品番号およびサービス依頼データ;
−検出されたエラーデータの品質向上;
−1ステップでのデータ入力;
−複数のマシンから読み出された内部データの整理された分析が可能;
−エンジニア業務の制御に関する信頼性の増大;
−顧客データとコンフィギュレーションデータの変更を簡単かつ確実にホストシステムに転換可能;
−様々なホストシステムに対するオープンなインタフェースを提供可能;
−割り当てられた商品管理システムにおいて相応に準備処理されたデータの再利用が簡単に可能。
【図面の簡単な説明】
【0109】
【図1】本発明によるシステムの1つの実施例を示す図である。
【0110】
【図2】本発明によるシステムの別の実施例を示す図である。
【0111】
【図3】図2によるシステムのコンフィギュレーションを空間的に分散された複数のオフィスマシングループを含む一群のオフィスマシンとともに示す図である。
【0112】
【図4】図2もしくは図3に示した形式の複数のシステムを少なくとも1つの上位コンピュータユニットをもつ1つの総合システムにどのようにして取り込むことができるかを示す図である。
【0113】
【図5】コンピュータ支援型のサービスマネージメントおよびサポートならびにレポートシステムをクライアント機器とホストシステムに対応させて示す図である。
【0114】
【図6】図5のシステムの構造を準備されたデータおよびデータ流と関連づけて示す図である。
【0115】
【図7】図5および図6に示した形式のシステムの一部分であってあるエンジニアに割り当てられたコンピュータシステムにおけるユーザインタフェースのディスプレイを例示する図である。
【0116】
【図8】ユーザインタフェースの別のディスプレイを示す図である。
【0117】
【図9】ユーザインタフェースの別のディスプレイを示す図である。
【0118】
【図10】ユーザインタフェースの別のディスプレイを示す図である。
【0119】
【図11】インタフェースコンピュータユニットと呼ばれる(または場合によっては「インタフェースコンバータ」とも呼ばれる)コンピュータユニットの1つの実施例を示すブロック図である。
【0120】
【図12】図11のコンピュータユニットにより供給されるデータ流経路を表すデータ流ダイアグラムである。
【0121】
【図13】図11のインタフェースコンピュータユニットによってまたはそれとは無関係にリモートメンテナンス可能なオフィスマシンの1つの実施例を示すブロック図である。

Claims (30)

  1. 電子制御ユニットとデータ通信インタフェースを有しており、該データ通信インタフェースを介してオフィスマシンの内部データを読み出し可能であり、および/またはオフィスマシンの内部データをセット可能であるオフィスマシンにおいて、
    コンピュータネットワーク(24)に接続されているまたは接続可能なコンピュータユニット(20)がオフィスマシン(10)に対応づけて設けられており、
    該コンピュータユニットはオフィスマシンの内部データをアクセス可能であり、
    該コンピュータユニットは、オフィスマシンの内部データを前記コンピュータネットワークを介して読み出す、および/またはオフィスマシンの内部データを前記コンピュータネットワークを介してセットすることを特徴とするオフィスマシン。
  2. 電子制御ユニットとデータ通信インタフェースを有しており、該データ通信インタフェースを介してオフィスマシンの内部データを読み出し可能であり、および/またはオフィスマシンの内部データをセット可能であるオフィスマシンにおいて、
    オフィスマシンの内部データにアクセス可能なコンピュータユニット(20)がオフィスマシン(10)に対応づけて設けられており、
    該コンピュータユニットは、ワイヤレスデータ通信および/またはコンピュータネットワークを介したデータ通信および/またはモデム接続を介したデータ通信によって、オフィスマシンの内部データを読み出す、および/またはオフィスマシンの内部データをセットすることを特徴とするオフィスマシン。
  3. 前記コンピュータユニット(20)は、まえもって定められた問い合わせパターンに従いオフィスマシン(10)の内部データを問い合わせ、および/またはまえもって定められたレポートパターンに従い問い合わせられたデータに基づくレポートデータを割り当てられたデータ通信アドレスに伝送する、請求項1または2記載のオフィスマシン。
  4. 前記コンピュータユニット(20)はWEBサーバ機能をもっており、またはWEBサーバとしてコンフィギュレーションされており、またはコンフィギュレーション可能である、請求項1から3のいずれか1項記載のオフィスマシン。
  5. コンピュータネットワークにはインターネット(24)および/またはイントラネットが含まれる、請求項1から4のいずれか1項記載のオフィスマシン。
  6. コンピュータネットワークにはLAN(22)またはWANが含まれる、請求項1から6のいずれか1項記載のオフィスマシン。
  7. 電子制御ユニットはコンピュータユニットを成しており、データ通信インタフェースはコンピュータネットワークデータ通信インタフェースとして構成されており、またはコンピュータユニット(20)は固有のコンピュータネットワークデータ通信インタフェースを有する、請求項1から6のいずれか1項記載のオフィスマシン。
  8. 前記コンピュータユニット(20)はオフィスマシンのデータ通信インタフェースに接続されているかまたは接続可能である、請求項7記載のオフィスマシン。
  9. オフィスマシンのデータ通信インタフェースにはシリアルインタフェースおよび/またはパラレルインタフェースおよび/またはイーサネットインタフェースが含まれる、請求項8記載のオフィスマシン。
  10. オフィスマシンはコピー機(10)および/またはファックスおよび/またはスキャナとして構成されており、または多機能機器であれば相応の機能をもつ、請求項1から9のいずれか1項記載のオフィスマシン。
  11. コンピュータネットワーク(24)を介して、
    機器および/または機器における少なくとも1つの内部コンポーネントのシリアルナンバー、
    機器のすべての用紙引き込み部材および/またはコピー機構に割り当てられたトータルカウンタの計数状態、
    メンテナンスカウンタおよび/または決算カウンタおよび/または少なくとも1つのその他のカウンタの少なくとも1つの計数状態、場合によっては機器におけるただ1つの用紙引き込み部材に割り当てられた少なくとも1つの計数状態および/または機器におけるただ1つのコピー機構に割り当てられた少なくとも1つの計数状態、
    エラーメッセージおよび/またはその他の状態データ
    コンフィギュレーションデータ
    オペレーティングソフトウェアまたはファームウェアバージョン
    という内部データのうち少なくともいくつかを読み出し可能である、請求項10記載のオフィスマシン。
  12. 前記コンピュータネットワーク(24)を介して機器のコンフィギュレーションデータを少なくともセット可能であり、および/または少なくとも1つのカウンタをリセット可能である、請求項10または11記載のオフィスマシン。
  13. 前記コンピュータネットワーク(24)を介して内部のオペレーティングソフトウェアまたはファームウェアを更新可能である、請求項10から12のいずれか1項記載のオフィスマシン。
  14. 前記コンピュータネットワーク(24)を介して内部データを読み出すためのまたはセットするためのデータ通信を、必要に応じて外部のサービスコンピュータ(26)によって開始可能である、請求項1から13のいずれか1項記載のオフィスマシン。
  15. 請求項1から14のいずれか1項記載のオフィスマシン(10,12,14,16,18)が複数設けられており、少なくとも1つのサービスコンピュータユニット(26)を有しているシステムにおいて、
    前記オフィスマシンに割り当てられているコンピュータユニット(20)とサービスコンピュータユニット(26)がそれぞれコンピュータネットワーク(24)に接続されているかまたは接続可能であり、
    前記サービスコンピュータユニット(26)の側からオフィスマシンの内部データをデータ通信によりコンピュータネットワークを介して読み出し可能であり、および/または前記サービスコンピュータユニット(26)の側からオフィスマシンの内部データをデータ通信によりコンピュータネットワークを介してセット可能であり、および/または内部のオペレーティングソフトウェアまたはファームウェアを更新可能であることを特徴とするシステム。
  16. サービスコンピュータユニット(226a)は第1のコンピュータネットワークを介して、オフィスマシン(10,10′,10″)の第1のグループ(210;210a)に割り当てられているコンピュータユニット(20,20′,20″)と通信により接続されており、
    サービスコンピュータユニット(226a)は第2のコンピュータネットワークを介して、オフィスマシンの別のグループ(210b、210c)に割り当てられているコンピュータユニット(20,20′,20″)と通信により接続されている、
    請求項15記載のシステム。
  17. 前記第1のコンピュータネットワークにはLAN、WANまたはイントラネットが含まれる、請求項16記載のシステム。
  18. 前記第2のコンピュータネットワークにはインターネットが含まれる、請求項16または17記載のシステム。
  19. サービスコンピュータユニット(226a)は、読み出されたオフィスマシン内部データを自動評価するための評価機能、および/またはレポートデータおよび場合によっては該レポートデータに拠るレポートを読み出されたデータおよび場合によっては実行された評価に基づきユーザインタフェースにおいて自動的に作成するためのレポート機能を有している、請求項15から18のいずれか1項記載のシステム。
  20. サービスコンピュータユニット(226a)は、複数のオフィスマシンのうち少なくとも1つにおける予防的なおよび/または緊急のメンテナンス作業またはサービス作業に関連するデータおよび/または通知を自動的に作成し、場合によっては少なくとも1つの割り当てられた通信機器および/または少なくとも1つの割り当てられた別のコンピュータユニットへデータ通信および/または遠隔通信を介して送達するレポート機能を有する、請求項15から19のいずれか1項記載のシステム。
  21. 割り当てられた別のコンピュータユニットはコンピュータ支援型のサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムに対応づけられており、
    該別のコンピュータユニットを有する第1のコンピュータシステム(126)は、顧客および/またはメンテナンスすべき可能性のあるマシン(10)たとえばコピー機、プリンタ、スキャナ、ファックスまたは相応の機能をもつ多機能機器に関するマスタデータをデータベース内に保持しており、該システムへ問い合わせデータに関するサービス問い合わせまたはメンテナンス問い合わせを入力可能であり、
    少なくとも1つの移動型の第2のコンピュータシステム(102)は、第1のコンピュータシステム(126)からサービス依頼データをデータ通信たとえばワイヤレスデータ通信を介して受信するために、および処理されたおよび/または作業中のサービス依頼および/または後続サービス依頼に関連するレポートデータおよび場合によっては交換部品発注データをデータ通信たとえばワイヤレスデータ通信を介して第1のコンピュータシステム(26)へ伝送するためのデータ通信インタフェースを有しており、
    前記第1のコンピュータシステム(126)はマスタデータと問い合わせデータとに基づき自動的にサービス依頼データを生成し、データ通信を介して第2のコンピュータシステム(102)へ場合によっては該第2のコンピュータシステムにより指示されて伝送し、および/または該第2のコンピュータシステム(102)は自動的にレポートデータを第1のコンピュータシステム(126)へデータ通信を介して伝送する、
    請求項20記載のシステム。
  22. 前記レポート機能に従い、読み出された内部データに依存してサービス問い合わせまたはメンテナンス問い合わせに関する問い合わせデータが前記別のコンピュータシステムにより第1のコンピュータへ入力される、請求項21記載のシステム。
  23. 前記レポート機能に従い前記別のコンピュータユニットによってレポートデータが第1のコンピュータシステムへ引き渡される、請求項21または22記載のシステム。
  24. 請求項21から32のいずれか1項記載のシステムおよび該システムに割り当てられた請求項21記載のコンピュータ支援型のサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムを含む総合システム。
  25. 請求項21から23のいずれか1項記載の複数のシステムおよび該複数のシステムに共通して割り当てられた請求項21記載のコンピュータ支援型のサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムを含む総合システム。
  26. 請求項24または25記載の複数のシステムおよび該複数のシステムに共通に割り当てられたコンピュータ支援型の情報システムが含まれており、
    該情報システムは少なくとも1つのコンピュータシステムを有しており、該少なくとも1つのコンピュータシステムは、オフィスマシンの種類およびそれらのメンテナンスに関する情報データをデータ通信を介して、個々のサービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムにより呼び出すために、および/またはそれらのシステムに送達するためにデータベース内に保持しており、
    該情報システムは、サービスマネージメントシステムおよび/またはサポートシステムおよび/またはレポートシステムからデータ通信を介して伝達されたレポートデータを受信しデータベースに格納し場合によっては評価する機能を有していることを特徴とする総合システム。
  27. 前記レポート機能に従い、読み出されたデータまたは該データに基づき導出されたデータに依存して、複数のオフィスマシンのうち少なくとも1つにおける予防的および/または緊急のメンテナンス作業またはサービス作業に関連するデータおよび/または通知を準備または送達すべき複数の割り当てられた通信機器および/または複数の割り当てられた別のコンピュータユニットを選び出す、請求項15から26のいずれか1項記載のシステム。
  28. 前記サービスコンピュータユニットはブロードキャスト機能および/またはサーチ機能を有しており、割り当てられたオフィスマシンは該機能によって、それぞれ割り当てられたコンピュータユニットからコンピュータネットワークを介して識別される、請求項15から27のいずれか1項記載のシステム。
  29. 前記のブロードキャスト機能および/またはサーチ機能は新たに割り当てられた個々のオフィスマシンの識別に応答し、該オフィスマシンの内部データのうちまえもって定められたデータセットをコンピュータネットワークを介して読み出し、所定のやり方で処理しおよび/または格納する、請求項28記載のシステム。
  30. 複数のオフィスマシンのサポートおよび/またはリモートメンテナンスおよび/またはマネージメントおよび/または複数のオフィスマシンのうち少なくとも1つに関連する情報を提供する方法において、
    ワイヤレスデータ通信および/またはコンピュータネットワークおよび/またはモデム接続を介したデータ通信によって、複数のオフィスマシンのうち少なくとも1つの内部データを読み出し、および/または複数のオフィスマシンのうち少なくとも1つの内部データをセットすることを特徴とする方法。
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