JP2004530517A - カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置 - Google Patents
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- A61M25/09—Guide wires
- A61M25/09041—Mechanisms for insertion of guide wires
Abstract
【課題】血液の流出を防止できるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を提供する。
【解決手段】このカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置は、その内部に中空が形成され、先端部には血管に挿入される針が取り付けられるニードル部10と、前記ニードル部の中空に取り付けられて前記針を通じて流入した血液の流れを遮断するバルブ手段50と、前記ニードル部の中空の後端部に取り付けられて前記バルブ手段を前記ニードル部の内部に固定させるキャップ部20と、そして前記キャップ部の後端部に挿入されて前記バルブ手段を貫通することによって前記ニードル部を通じて血液を採取するシリンジ11を含む。
【選択図】図2
【解決手段】このカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置は、その内部に中空が形成され、先端部には血管に挿入される針が取り付けられるニードル部10と、前記ニードル部の中空に取り付けられて前記針を通じて流入した血液の流れを遮断するバルブ手段50と、前記ニードル部の中空の後端部に取り付けられて前記バルブ手段を前記ニードル部の内部に固定させるキャップ部20と、そして前記キャップ部の後端部に挿入されて前記バルブ手段を貫通することによって前記ニードル部を通じて血液を採取するシリンジ11を含む。
【選択図】図2
Description
【技術分野】
【0001】
本発明はカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置に関し、特にチェックバルブ装着によって人体に挿入された針を通じて血液が流出することを防止できるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般にカテーテルは人体内の病変を観察したり、薬物を注入したり、狭窄化した内腔を拡張させるのに用いられる医療用導管である。このようなカテーテルは心臓、胃腸、十二指腸など様々な部位の疾病治療に用いられており、特に、静脈や動脈などの血管内部の疾病治療に主に用いられる。したがって、カテーテルを人体内部に挿入するためには、患者の皮膚を切開し、ガイドワイヤーを通じて体内に挿入する。
【0003】
図1(a)及び図1(b)ではこのようなカテーテルを人体内に挿入する過程を示している。図示のように、カテーテルを人体内に挿入するために、まず、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を組立てる。つまり、ニードル部1の後端部にシリンジ2を取り付ける。この時、前記シリンジ2のピストン7は後方に引かれた状態であるので、シリンジ2の内部は負圧状態である。この状態で施術者は前記カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を人体5内部に挿入して針4が血管内部に進入するようにする。
【0004】
針4が血管の内部に進入しようとすると、血管内部の圧力がシリンジ2内部の圧力より高圧であるから、血液が前記針4を通じて流出してシリンジ2の内部に流入する。したがって、施術者は前記シリンジ2に流入する血液を観察することによって針4が血管内部に正確に挿入されたことを認識できる。
【0005】
血液がシリンジ2の内部に流入することを確認した後、血管内部にガイドワイヤー6を挿入するために、前記シリンジ2をニードル部1から分離する。この時、ニードル部1に流入した血液がニードル部1の外部に放出される。したがって、施術者はこのような血液の放出を防止するために指などで前記ニードル部1の後端3を閉じる。
【0006】
そして、ガイドワイヤー6を準備した後、指をニードル部1の後端3から離して、ガイドワイヤー6を前記ニードル部1の中空8を通じて血管内に挿入する。
【0007】
このような過程を経てガイドワイヤー6を血管内の所定位置に挿入できる。
【0008】
しかし、このようなカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置はニードル部からシリンジを分離してガイドワイヤーを挿入する過程で血液が外部に放出される。したがって、このような血液の外部流出を防止するために施術者が指などでニードル部を閉じなければならないため施術過程が複雑になり、また、血液が外部に放出されることが完全に防止できない場合も発生するので、衛生上よくない問題点がある。
【0009】
また、ガイドワイヤーを挿入して作業する場合にも、前記ニードル部を通じて血液が外部に放出されることがある。
【0010】
また、シリンジをニードル部から分離せずに、ガイドワイヤーを直接シリンジを貫通させて人体内部に挿入する構造の注射器においては、このような注射器を人体に挿入する場合、注射器はニードル部とシリンジを合せただけの長さになって、施術者が操作しにくい問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
したがって、本発明の目的は前述した問題点を解決するために案出されたものであって、針を人体の内部に挿入する場合、血液が外部に放出されることを防止し、ガイドワイヤーを衛生的に血管内部に挿入できるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記本発明の目的を実現するために、本発明の好ましい一実施例は、その内部に中空が形成され、先端部には血管に挿入される針が取り付けられるニードル部と、前記ニードル部の中空に取り付けられて前記針を通じて流入した血液の流れを遮断するバルブ手段と、前記ニードル部の中空の後端部に取り付けられて前記バルブ手段を前記ニードル部の内部に固定させるキャップ部と、そして前記キャップ部の後端部に挿入されて前記バルブ手段を貫通することによって前記ニードル部を通じて血液を採取するシリンジを含むカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を提供する。
【0013】
本発明の好ましい実施例によると、前記バルブ手段は血液の流れを遮断するチェックバルブと、前記チェックバルブの後方に取り付けられて前記シリンジの先端部によって前進運動することによって前記チェックバルブを開放させるロッド部と、前記ロッド部を後方に加圧してシリンジを除去した状態では前記チェックバルブが閉じるようにするスプリングを含む。
【0014】
前記チェックバルブは中間部に円形孔が形成された円形フランジと、前記円形フランジの一側に半球状で突出形成されて前記針と対向しており、その頂点に切開部が形成され、内部には空間が形成されて前記円形フランジの円形孔と連通する半球部を含む。
【0015】
前記チェックバルブは自身の弾力性によって前記切開部が常時弾力的に密閉される。
【0016】
前記ロッド部はその内部に中空が形成された管状であり、前記ロッド部の一端は前記円形孔の直径より小さい直径を有して前記円形孔を通って前記半球部の内部に進入することができ、前記シリンジを前方に加圧する場合、前記シリンジの先端が前記ロッド部を前方に加圧して前進し、前記切開部を開放させる。
【0017】
前記スプリングは一端は前記チェックバルブの円形フランジで支持され、他端は前記ロッド部の中間に突出形成された中間段で支持される。
【0018】
前記キャップ部はその内部に中空が形成されて前記ロッド部が移動可能に取り付けられ、その先端部の外周面には留め段が突出形成されて前記ニードル部の内周面に形成された留め溝に結合されることによって前記ニードル部に固定される。
【発明の効果】
【0019】
本発明のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置は、その内部にチェックバルブを取り付けることによって針を血管内に挿入する場合、血液が外部に流出することを防止できる長所がある。
【0020】
また、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を人体に挿入した後、ガイドワイヤーを人体の内部に進入させる場合、シリンジを除去しニードル部に直接挿入して操作するので、全体的な長さが短くなって施術者が簡便にガイドワイヤー及びカテーテルを操作できる長所がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施例によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を詳細に説明する。
【0022】
図2は本発明の好ましい実施例によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を示す分解斜視図であり、図3は図2に示されたカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の断面図であり、図4は図2に示されたカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の内部構造を示す分解斜視図である。
【0023】
図面に示すように、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置は針16が人体内の血管に挿入されるニードル部10と、前記ニードル部10に結合されて血管から噴出する血液が流入するシリンジ11を含む。
【0024】
このような構造を有するカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置のニードル部10はその内部に中空が形成される本体15と、前記本体15の先端部に結合され人体の血管に挿入される針16と、前記本体15の内部に位置して血液の流れを遮断するバルブ手段50と、前記本体15の後方に一体に取り付けられてシリンジ11が挿入されるキャップ部20を含む。したがって、前記針16を通じて本体15内部に流入された血液は前記バルブ手段50によって逆流が防止され、前記シリンジ11の先端部が前記バルブ手段50を貫通する場合にだけ本体15の内部に流入した血液がシリンジ11に流入できる。
【0025】
前記本体15はその内部に中空12が形成され、前記中空12は血液が流入する前方部13と、前記前方部13の内径(D)より大きい内径を有する後方部14からなる。前記前方部13はその内径(D)がガイドワイヤー45が通過できる程度の大きさを有し、先端部に取り付けられる針16もやはりガイドワイヤー45が通過できる程度の内径を有する。したがって、カテーテル(図示せず)を人体内に案内するためのガイドワイヤー45が前記本体15の中空12を通じて人体内に挿入できる。
【0026】
一方、前記後方部14には前記のようにバルブ手段50が提供される。このようなバルブ手段50は血液の流れを遮断するチェックバルブ17と、前記チェックバルブ17の後方に取り付けられて、このチェックバルブ17を開閉させるロッド部18と、前記ロッド部18を後方に加圧してチェックバルブ17の開放を防止するスプリング19からなる。前記チェックバルブ17は適切な弾性力を有する合成樹脂材質で形成され、前記後方部14の内部に取り付けられる。このようなチェックバルブ17は中間部に円形孔26が形成され、後方部14の第1留め段21にかかる円形フランジ25と、前記円形フランジ25の一側に半球状に突出形成されて前記針16と対向する半球部27で構成される。
【0027】
そして、前記半球部27の内部は空間が形成され、前記空間は前記円形フランジ25の円形孔26と連通する。また、前記半球部27の頂点には図5に示されているように一定の長さで切開された切開部28が形成される。前記切開部28は前記チェックバルブ17が弾力性を有する合成樹脂材質であるので、外力が作用しない場合、前記切開部28は弾性力によって密着するので閉鎖される。そして、前記切開部28は後述するロッド部18が前記切開部28を押し開ける場合には隙間ができて開放される。したがって、前記針16を通じて流入した血液が前記切開部28を通じてチェックバルブ17内部に流入する。この切開部28は一の字形、Y字形などに切開できる。前記ロッド部18はその内部に中空30が形成された管体形状であり、前記本体15の後方部14の内部に前後方向に移動可能に取り付けられる。このようなロッド部18の一端31は前記円形孔26の直径より小さい直径を有して、前記円形孔26を通じて前記半球部27の内部に配置される。
【0028】
好ましくは、前記切開部28から一軸線上に一定の距離離れた位置である。そして、前記ロッド部18の他端部32には後述するシリンジ11の先端部40が挿入されて前方に加圧する。
【0029】
したがって、前記ロッド部18がシリンジ11によって前方に加圧される場合、前記ロッド部18の一端31が前記チェックバルブ17の切開部28を押して開放させ、本体15の前方部に流入した血液が前記チェックバルブ17を通じて流入し前記ロッド部18を通過するようになる。
【0030】
そして、前記チェックバルブ17とロッド部18との間には一定の弾性力を発生する弾性部材、好ましくはスプリング19が取り付けられる。このようなスプリング19は一端41が前記チェックバルブ17の円形フランジ25の側面で支持され、他端42は前記ロッド部18の中間段33の側面で支持される。したがって、シリンジ11によって前方に加圧された前記ロッド部18は前記スプリング19によって後方に弾力的に押される。結果的に、前記シリンジ11を前方に加圧する場合には前記ロッド部18が前方に押されてチェックバルブ17の切開部28を開放し血液が内部に流入し、反対にシリンジ11の加圧状態を解除する場合には前記スプリング19の弾性力によって前記ロッド部18が後方に押されて前記チェックバルブ17の切開部28が閉鎖され血液が流入することを防止する。
【0031】
一方、前記本体15の後方部14にはキャップ部20が嵌合されて前記チェックバルブ17とロッド部18、そしてスプリング19が外部に引出しされることを防止する。このようなキャップ部20は内部に中空36が形成され、先端37は前記本体15の後方部14の内部に挿入される。そして、キャップ部20の先端37外部には留め段23が突出形成され、前記留め段23は前記後方部14の内周面に形成された留め溝22に結合される。また、前記キャップ部20の中間部には第2留め段38が形成されて、前記本体15の後端側面にかかる。したがって、前記キャップ部20は前記本体15の後端部に一体に結合されるのでチェックバルブ17とスプリング19、そしてロッド部18を本体15の内部に固定する。
【0032】
そして、前記キャップ部20の後端にはシリンジ11が取り付けられて前記キャップ部20を通じて流出する血液を貯蔵する。
【0033】
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施例によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の動作をさらに詳細に説明する。
【0034】
図6(a)乃至図6(b)に示すように、カテーテルを人体内に挿入するために、まず、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を組立てる。つまり、本体15の内部中空にチェックバルブ17と、スプリング19、そしてロッド部18を順次に挿入し、最後にキャップ部20を取り付ける。そして、シリンジ11を前記キャップ部20の中空36を通じて押し入れる。この時、前記シリンジ11のピストン39は後方に引かれた状態であるので、シリンジ11の内部は負圧状態である。この状態で前記シリンジ11を前方に少し押すと、シリンジ11の先端40が前記ロッド部18を前方に加圧する。したがって、前記ロッド部18がチェックバルブ17の切開部28を押して、前記切開部28は開放状態となる。この時、前記スプリング19は圧縮状態である。
【0035】
前記のように、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の組立が完了すると、施術者は前記カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を人体44の内部に挿入して針16が血管内部に進入するようにする。
【0036】
針16が血管の内部に進入すると、血管内部の圧力がシリンジ11内部の圧力より高圧であるから、血液が前記針16を通じて流出し、チェックバルブ17、ロッド部18、そしてキャップ部20を通じてシリンジ11の内部に流入する。
【0037】
したがって、施術者は前記シリンジ11に流入する血液を観察することによって針16が血管内部に正確に挿入されたことが認識できる。
【0038】
血液がシリンジ11の内部に流入したことを確認した後、血管内部にガイドワイヤー45を挿入するために、前記シリンジ11をニードル部10から分離する。この時、前記ロッド部18を前方に加圧するシリンジ11の加圧状態が解除されるので、前記スプリング19が弾性力によってロッド部18を後方に押し出し、前記切開部28を貫通したロッド部18の先端31が前記切開部28から離脱する。したがって、前記切開部28は弾力によって互いに密着して閉鎖状態になり、血管から血液が流出することを防止する。
【0039】
この状態で、ガイドワイヤー45を前記キャップ部20を通じてニードル部10の内部に押し入れる。この時、前記ガイドワイヤー45の先端46は前記ロッド部18の内部及び前記チェックバルブ17の切開部28を貫通して針16の内部に進入し、針16の内部を通じて血管内部に挿入される。したがって、前記過程を通じてガイドワイヤーを血管内の所定位置に挿入できる。
【0040】
ガイドワイヤー45を血管内部に挿入した後、前記カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を人体から分離し、カテーテルを人体内部に挿入して所望の施術をする。
【0041】
本発明は当該発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば誰でも特許請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱せず多様に変更実施することができるので、上述した特定の好ましい実施例に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】従来のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を利用してガイドワイヤーを血管内部に挿入する過程を示す状態図である。
【図2】本発明によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を示す分解斜視図である。
【図3】図2に示されたカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の断面図である。
【図4】図2に示されたカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の内部構造を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示されたバルブの正面に形成された切開部を示す斜視図である。
【図6】本発明の好ましい実施例によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置によってガイドワイヤーを血管内部に挿入する過程を示す状態図である。
【符号の説明】
【0043】
10 ニードル部
11 シリンジ
15 本体
16 針
17 チェックバルブ
18 ロッド部
19 スプリング
20 キャップ
25 円形フランジ
27 半球部
28 切開部
45 ガイドワイヤー
50 バルブ手段
【0001】
本発明はカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置に関し、特にチェックバルブ装着によって人体に挿入された針を通じて血液が流出することを防止できるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般にカテーテルは人体内の病変を観察したり、薬物を注入したり、狭窄化した内腔を拡張させるのに用いられる医療用導管である。このようなカテーテルは心臓、胃腸、十二指腸など様々な部位の疾病治療に用いられており、特に、静脈や動脈などの血管内部の疾病治療に主に用いられる。したがって、カテーテルを人体内部に挿入するためには、患者の皮膚を切開し、ガイドワイヤーを通じて体内に挿入する。
【0003】
図1(a)及び図1(b)ではこのようなカテーテルを人体内に挿入する過程を示している。図示のように、カテーテルを人体内に挿入するために、まず、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を組立てる。つまり、ニードル部1の後端部にシリンジ2を取り付ける。この時、前記シリンジ2のピストン7は後方に引かれた状態であるので、シリンジ2の内部は負圧状態である。この状態で施術者は前記カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を人体5内部に挿入して針4が血管内部に進入するようにする。
【0004】
針4が血管の内部に進入しようとすると、血管内部の圧力がシリンジ2内部の圧力より高圧であるから、血液が前記針4を通じて流出してシリンジ2の内部に流入する。したがって、施術者は前記シリンジ2に流入する血液を観察することによって針4が血管内部に正確に挿入されたことを認識できる。
【0005】
血液がシリンジ2の内部に流入することを確認した後、血管内部にガイドワイヤー6を挿入するために、前記シリンジ2をニードル部1から分離する。この時、ニードル部1に流入した血液がニードル部1の外部に放出される。したがって、施術者はこのような血液の放出を防止するために指などで前記ニードル部1の後端3を閉じる。
【0006】
そして、ガイドワイヤー6を準備した後、指をニードル部1の後端3から離して、ガイドワイヤー6を前記ニードル部1の中空8を通じて血管内に挿入する。
【0007】
このような過程を経てガイドワイヤー6を血管内の所定位置に挿入できる。
【0008】
しかし、このようなカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置はニードル部からシリンジを分離してガイドワイヤーを挿入する過程で血液が外部に放出される。したがって、このような血液の外部流出を防止するために施術者が指などでニードル部を閉じなければならないため施術過程が複雑になり、また、血液が外部に放出されることが完全に防止できない場合も発生するので、衛生上よくない問題点がある。
【0009】
また、ガイドワイヤーを挿入して作業する場合にも、前記ニードル部を通じて血液が外部に放出されることがある。
【0010】
また、シリンジをニードル部から分離せずに、ガイドワイヤーを直接シリンジを貫通させて人体内部に挿入する構造の注射器においては、このような注射器を人体に挿入する場合、注射器はニードル部とシリンジを合せただけの長さになって、施術者が操作しにくい問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
したがって、本発明の目的は前述した問題点を解決するために案出されたものであって、針を人体の内部に挿入する場合、血液が外部に放出されることを防止し、ガイドワイヤーを衛生的に血管内部に挿入できるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記本発明の目的を実現するために、本発明の好ましい一実施例は、その内部に中空が形成され、先端部には血管に挿入される針が取り付けられるニードル部と、前記ニードル部の中空に取り付けられて前記針を通じて流入した血液の流れを遮断するバルブ手段と、前記ニードル部の中空の後端部に取り付けられて前記バルブ手段を前記ニードル部の内部に固定させるキャップ部と、そして前記キャップ部の後端部に挿入されて前記バルブ手段を貫通することによって前記ニードル部を通じて血液を採取するシリンジを含むカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を提供する。
【0013】
本発明の好ましい実施例によると、前記バルブ手段は血液の流れを遮断するチェックバルブと、前記チェックバルブの後方に取り付けられて前記シリンジの先端部によって前進運動することによって前記チェックバルブを開放させるロッド部と、前記ロッド部を後方に加圧してシリンジを除去した状態では前記チェックバルブが閉じるようにするスプリングを含む。
【0014】
前記チェックバルブは中間部に円形孔が形成された円形フランジと、前記円形フランジの一側に半球状で突出形成されて前記針と対向しており、その頂点に切開部が形成され、内部には空間が形成されて前記円形フランジの円形孔と連通する半球部を含む。
【0015】
前記チェックバルブは自身の弾力性によって前記切開部が常時弾力的に密閉される。
【0016】
前記ロッド部はその内部に中空が形成された管状であり、前記ロッド部の一端は前記円形孔の直径より小さい直径を有して前記円形孔を通って前記半球部の内部に進入することができ、前記シリンジを前方に加圧する場合、前記シリンジの先端が前記ロッド部を前方に加圧して前進し、前記切開部を開放させる。
【0017】
前記スプリングは一端は前記チェックバルブの円形フランジで支持され、他端は前記ロッド部の中間に突出形成された中間段で支持される。
【0018】
前記キャップ部はその内部に中空が形成されて前記ロッド部が移動可能に取り付けられ、その先端部の外周面には留め段が突出形成されて前記ニードル部の内周面に形成された留め溝に結合されることによって前記ニードル部に固定される。
【発明の効果】
【0019】
本発明のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置は、その内部にチェックバルブを取り付けることによって針を血管内に挿入する場合、血液が外部に流出することを防止できる長所がある。
【0020】
また、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を人体に挿入した後、ガイドワイヤーを人体の内部に進入させる場合、シリンジを除去しニードル部に直接挿入して操作するので、全体的な長さが短くなって施術者が簡便にガイドワイヤー及びカテーテルを操作できる長所がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施例によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を詳細に説明する。
【0022】
図2は本発明の好ましい実施例によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を示す分解斜視図であり、図3は図2に示されたカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の断面図であり、図4は図2に示されたカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の内部構造を示す分解斜視図である。
【0023】
図面に示すように、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置は針16が人体内の血管に挿入されるニードル部10と、前記ニードル部10に結合されて血管から噴出する血液が流入するシリンジ11を含む。
【0024】
このような構造を有するカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置のニードル部10はその内部に中空が形成される本体15と、前記本体15の先端部に結合され人体の血管に挿入される針16と、前記本体15の内部に位置して血液の流れを遮断するバルブ手段50と、前記本体15の後方に一体に取り付けられてシリンジ11が挿入されるキャップ部20を含む。したがって、前記針16を通じて本体15内部に流入された血液は前記バルブ手段50によって逆流が防止され、前記シリンジ11の先端部が前記バルブ手段50を貫通する場合にだけ本体15の内部に流入した血液がシリンジ11に流入できる。
【0025】
前記本体15はその内部に中空12が形成され、前記中空12は血液が流入する前方部13と、前記前方部13の内径(D)より大きい内径を有する後方部14からなる。前記前方部13はその内径(D)がガイドワイヤー45が通過できる程度の大きさを有し、先端部に取り付けられる針16もやはりガイドワイヤー45が通過できる程度の内径を有する。したがって、カテーテル(図示せず)を人体内に案内するためのガイドワイヤー45が前記本体15の中空12を通じて人体内に挿入できる。
【0026】
一方、前記後方部14には前記のようにバルブ手段50が提供される。このようなバルブ手段50は血液の流れを遮断するチェックバルブ17と、前記チェックバルブ17の後方に取り付けられて、このチェックバルブ17を開閉させるロッド部18と、前記ロッド部18を後方に加圧してチェックバルブ17の開放を防止するスプリング19からなる。前記チェックバルブ17は適切な弾性力を有する合成樹脂材質で形成され、前記後方部14の内部に取り付けられる。このようなチェックバルブ17は中間部に円形孔26が形成され、後方部14の第1留め段21にかかる円形フランジ25と、前記円形フランジ25の一側に半球状に突出形成されて前記針16と対向する半球部27で構成される。
【0027】
そして、前記半球部27の内部は空間が形成され、前記空間は前記円形フランジ25の円形孔26と連通する。また、前記半球部27の頂点には図5に示されているように一定の長さで切開された切開部28が形成される。前記切開部28は前記チェックバルブ17が弾力性を有する合成樹脂材質であるので、外力が作用しない場合、前記切開部28は弾性力によって密着するので閉鎖される。そして、前記切開部28は後述するロッド部18が前記切開部28を押し開ける場合には隙間ができて開放される。したがって、前記針16を通じて流入した血液が前記切開部28を通じてチェックバルブ17内部に流入する。この切開部28は一の字形、Y字形などに切開できる。前記ロッド部18はその内部に中空30が形成された管体形状であり、前記本体15の後方部14の内部に前後方向に移動可能に取り付けられる。このようなロッド部18の一端31は前記円形孔26の直径より小さい直径を有して、前記円形孔26を通じて前記半球部27の内部に配置される。
【0028】
好ましくは、前記切開部28から一軸線上に一定の距離離れた位置である。そして、前記ロッド部18の他端部32には後述するシリンジ11の先端部40が挿入されて前方に加圧する。
【0029】
したがって、前記ロッド部18がシリンジ11によって前方に加圧される場合、前記ロッド部18の一端31が前記チェックバルブ17の切開部28を押して開放させ、本体15の前方部に流入した血液が前記チェックバルブ17を通じて流入し前記ロッド部18を通過するようになる。
【0030】
そして、前記チェックバルブ17とロッド部18との間には一定の弾性力を発生する弾性部材、好ましくはスプリング19が取り付けられる。このようなスプリング19は一端41が前記チェックバルブ17の円形フランジ25の側面で支持され、他端42は前記ロッド部18の中間段33の側面で支持される。したがって、シリンジ11によって前方に加圧された前記ロッド部18は前記スプリング19によって後方に弾力的に押される。結果的に、前記シリンジ11を前方に加圧する場合には前記ロッド部18が前方に押されてチェックバルブ17の切開部28を開放し血液が内部に流入し、反対にシリンジ11の加圧状態を解除する場合には前記スプリング19の弾性力によって前記ロッド部18が後方に押されて前記チェックバルブ17の切開部28が閉鎖され血液が流入することを防止する。
【0031】
一方、前記本体15の後方部14にはキャップ部20が嵌合されて前記チェックバルブ17とロッド部18、そしてスプリング19が外部に引出しされることを防止する。このようなキャップ部20は内部に中空36が形成され、先端37は前記本体15の後方部14の内部に挿入される。そして、キャップ部20の先端37外部には留め段23が突出形成され、前記留め段23は前記後方部14の内周面に形成された留め溝22に結合される。また、前記キャップ部20の中間部には第2留め段38が形成されて、前記本体15の後端側面にかかる。したがって、前記キャップ部20は前記本体15の後端部に一体に結合されるのでチェックバルブ17とスプリング19、そしてロッド部18を本体15の内部に固定する。
【0032】
そして、前記キャップ部20の後端にはシリンジ11が取り付けられて前記キャップ部20を通じて流出する血液を貯蔵する。
【0033】
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施例によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の動作をさらに詳細に説明する。
【0034】
図6(a)乃至図6(b)に示すように、カテーテルを人体内に挿入するために、まず、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を組立てる。つまり、本体15の内部中空にチェックバルブ17と、スプリング19、そしてロッド部18を順次に挿入し、最後にキャップ部20を取り付ける。そして、シリンジ11を前記キャップ部20の中空36を通じて押し入れる。この時、前記シリンジ11のピストン39は後方に引かれた状態であるので、シリンジ11の内部は負圧状態である。この状態で前記シリンジ11を前方に少し押すと、シリンジ11の先端40が前記ロッド部18を前方に加圧する。したがって、前記ロッド部18がチェックバルブ17の切開部28を押して、前記切開部28は開放状態となる。この時、前記スプリング19は圧縮状態である。
【0035】
前記のように、カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の組立が完了すると、施術者は前記カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を人体44の内部に挿入して針16が血管内部に進入するようにする。
【0036】
針16が血管の内部に進入すると、血管内部の圧力がシリンジ11内部の圧力より高圧であるから、血液が前記針16を通じて流出し、チェックバルブ17、ロッド部18、そしてキャップ部20を通じてシリンジ11の内部に流入する。
【0037】
したがって、施術者は前記シリンジ11に流入する血液を観察することによって針16が血管内部に正確に挿入されたことが認識できる。
【0038】
血液がシリンジ11の内部に流入したことを確認した後、血管内部にガイドワイヤー45を挿入するために、前記シリンジ11をニードル部10から分離する。この時、前記ロッド部18を前方に加圧するシリンジ11の加圧状態が解除されるので、前記スプリング19が弾性力によってロッド部18を後方に押し出し、前記切開部28を貫通したロッド部18の先端31が前記切開部28から離脱する。したがって、前記切開部28は弾力によって互いに密着して閉鎖状態になり、血管から血液が流出することを防止する。
【0039】
この状態で、ガイドワイヤー45を前記キャップ部20を通じてニードル部10の内部に押し入れる。この時、前記ガイドワイヤー45の先端46は前記ロッド部18の内部及び前記チェックバルブ17の切開部28を貫通して針16の内部に進入し、針16の内部を通じて血管内部に挿入される。したがって、前記過程を通じてガイドワイヤーを血管内の所定位置に挿入できる。
【0040】
ガイドワイヤー45を血管内部に挿入した後、前記カテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を人体から分離し、カテーテルを人体内部に挿入して所望の施術をする。
【0041】
本発明は当該発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば誰でも特許請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱せず多様に変更実施することができるので、上述した特定の好ましい実施例に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】従来のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を利用してガイドワイヤーを血管内部に挿入する過程を示す状態図である。
【図2】本発明によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置を示す分解斜視図である。
【図3】図2に示されたカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の断面図である。
【図4】図2に示されたカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置の内部構造を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示されたバルブの正面に形成された切開部を示す斜視図である。
【図6】本発明の好ましい実施例によるカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置によってガイドワイヤーを血管内部に挿入する過程を示す状態図である。
【符号の説明】
【0043】
10 ニードル部
11 シリンジ
15 本体
16 針
17 チェックバルブ
18 ロッド部
19 スプリング
20 キャップ
25 円形フランジ
27 半球部
28 切開部
45 ガイドワイヤー
50 バルブ手段
Claims (7)
- その内部に中空が形成され、先端部には血管に挿入される針が取り付けられるニードル部;
前記ニードル部の中空に取り付けられて、前記針を通じて流入した血液の流れを遮断するバルブ手段;
前記ニードル部の中空の後端部に取り付けられて、前記バルブ手段を前記ニードル部の内部に固定させるキャップ部;そして
前記キャップ部の後端部に挿入されて、前記バルブ手段を貫通することによって前記ニードル部を通じて血液を採取するシリンジ
を含むことを特徴とするカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置。 - 前記バルブ手段は血液の流れを遮断するチェックバルブと、前記チェックバルブの後方に取り付けられて、前記シリンジの先端によって前進運動をすることによって前記チェックバルブを開放させるロッド部と、前記ロッド部を後方に加圧してシリンジを除去した状態では前記チェックバルブが閉じるようにするスプリングを含むことを特徴とする、請求項1に記載のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置。
- 前記チェックバルブは中間部に円形孔が形成された円形フランジと、前記円形フランジの一側に半球状に突出形成されて前記針と対向しており、その頂点に切開部が形成され、内部には空間が形成されて前記円形フランジの円形孔と連通する半球部を含むことを特徴とする、請求項2に記載のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置。
- 前記チェックバルブは自身の弾力性によって前記切開部が常に弾力的に密閉されることを特徴とする、請求項3に記載のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置。
- 前記ロッド部はその内部に中空が形成された管状であり、前記ロッド部の一端は前記円形孔の直径より小さい直径を有することによって、前記円形孔を通じて前記半球部の内部に進入することができ、前記シリンジを前方に加圧する場合、前記シリンジの先端が前記ロッド部を前方に加圧して前進し前記切開部を開放させることを特徴とする、請求項3に記載のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置。
- 前記スプリングは一端は前記チェックバルブの円形フランジで支持され、他端は前記ロッド部の中間に突出形成された中間段で支持されることを特徴とする、請求項5に記載のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置。
- 前記キャップ部はその内部に中空が形成されて前記ロッド部が移動可能に取り付けられ、その先端の外周面には留め段が突出形成されて前記ニードル部の内周面に形成された留め溝に結合されることによって前記ニードル部に固定されることを特徴とする、請求項3に記載のカテーテル用ガイドワイヤー挿入装置。
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