JP2004529248A - 多相石鹸の連続的製造方法 - Google Patents

多相石鹸の連続的製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は多相石鹸の連続的製造方法に関し、それにより、種々の順序での石鹸塊の適当な切断および成形の結果として、個別の相が上および側面の両方から見て容易に目で見ることのできる安定な多相石鹸が得られる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、石鹸の個別の相が上からおよび側面か見る時に容易に目で見ることができる多相石鹸の連続的製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
独国特許発明第10046469.6−41号は、石鹸の個別の相が上からおよび側面から見る時に容易に目に見える多相石鹸、それらの手動式製造およびそれらの用途性質を記載している(特許文献1参照)。これらの多相石鹸の連続的製造方法は記載されていない。
【0003】
米国特許出願公開第5198140号は、増加した強度を有する重ね合った石鹸の連続的製造を記載している(特許文献2参照)。押し出しヘッドを通す2つの石鹸ログ(soap logs)の同時押し出しが水平方向で重ね合った石鹸ログを生ずる。その後の石鹸ログのビレットへの切断およびその後のスタンピングが水平に分割された石鹸棒を生ずる。
【0004】
欧州特許出願公開第0366209号は、流し込み方法による水平多相石鹸の製造を記載している(特許文献3参照)。この流し込み方法は少ない棒数の製造にのみ適しており、大量消費市場用の石鹸の製造には適さない。
【0005】
欧州特許出願公開第0594077号は、石鹸ログの放射状回転後に特殊な圧縮ヘッドを用いて製造される螺旋形状の多相石鹸の製造を記載している(特許文献4参照)。特に、異なる石鹸ベースが使用される場合には、このタイプの石鹸の安定性は多くの相境界によってその用途において限定される。
【0006】
独国特許発明出願第1924980号は、芯を取り囲む1つもしくはそれ以上の鞘を有する多相石鹸の製造方法を記載している(特許文献5参照)。
【0007】
同様な言及は特開昭62/48799号に従い製造される石鹸にも適用される(特許文献6参照)。ここでは、多層の円形石鹸ログが製造される。
【0008】
石鹸の横または縦方向での垂直切断が2つの石鹸相を分けている石鹸も知られている(例えば、特開平1/247499号(特許文献7参照))。このタイプの石鹸では、2つの相が同時に目に見える。しかしながら、垂直タイプの石鹸は、消費者による使用時および継続的な貯蔵中に、石鹸棒全体の比較的低い安定性という決定的な欠点を示す。小さく且つまっすぐな接触表面のために、垂直に切断された石鹸は石鹸の単なる粉砕失敗の結果としてでも破壊することがある。
【0009】
欧州特許出願公開第0545716号は、多次元的に曲げられた二相石鹸の製造を記載している(特許文献8参照)。流し込み方法を使用することにより、費用のかかる製造のため大量消費市場には適さない二相石鹸が製造される。このタイプの石鹸の場合には、その後にスタンピング操作の形態での圧力はかけられない。
【0010】
さらに、大理石模様の石鹸も知られている(独国特許発明出願第2455982号、独国特許発明出願第2431048号および独国特許発明出願第1953916号(特許文献9、特許文献10、特許文献11参照))。ここでは、相異なって着色された石鹸相を特殊な加圧シリンダーまたはスクリュープレスを用いて互いに強く混合すると、大理石模様の効果が生ずる。さらに、石鹸の製造中に石鹸流に色を注入することもできる。これらの石鹸は一相よりなる。
【0011】
別の多色単相石鹸は米国特許出願公開第4435310号に記載されている(特許文献12参照)。ここでは、石鹸ログの製造中に色を注入することによりそして押し出し機ヘッドを手動式に回転させることにより、多色のシヌソイド石鹸が1つのビレットから得られる。
【0012】
プロダクション・オブ・トイレット・ソープ(Production of Toilet Soap)(D.オステロス(D.Osteroth),pp.76−77,ISBN 3−921956−55−2)は、刃が連続的コンベアベルトに連結されている切断機を用いる石鹸ログの切断を記載している(非特許文献1参照)。石鹸ログの連続的運動の結果として、個々の刃が石鹸ログの中で駆動されそしてそれを薄切りする。ここでは、切断は石鹸ログに関して90°の角度で垂直である。個別の石鹸切片を次にプレス中で加圧して石鹸棒を与える。このデザインの切断機では、刃に関して90°の角度だけをコンベアベルトの位置調整により設定することができる。他の切断角度は可能でない。
【特許文献1】
独国特許発明第10046469.6−41号明細書
【特許文献2】
米国特許出願公開第5198140号明細書
【特許文献3】
欧州特許出願公開第0366209号明細書
【特許文献4】
欧州特許出願公開第0594077号明細書
【特許文献5】
独国特許発明出願第1924980号明細書
【特許文献6】
特開昭62/48799号公報
【特許文献7】
特開平1/247499号公報
【特許文献8】
欧州特許出願公開第0545716号明細書
【特許文献9】
独国特許発明出願第2455982号明細書
【特許文献10】
独国特許発明出願第2431048号明細書
【特許文献11】
独国特許発明出願第1953916号明細書
【特許文献12】
米国特許出願公開第4435310号
【非特許文献1】
D.オステロス(D.Osteroth)著、プロダクション・オブ・トイレット・ソープ(Production of Toilet Soap)、ISBN 3−921956−55−2、76−77頁
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明の目的は、石鹸の個別の相が上からおよび側面から見る時に容易に目で見ることができる横および縦タイプ(図1および3)の多相石鹸の連続的製造方法の開発である。使用時に、多相石鹸は単相石鹸のものに匹敵する安定性を有していなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は従って、2つもしくはそれ以上の別個に押し出された相よりなる多相石鹸の連続的製造方法であって、多相石鹸スラッグのスタンピングの結果として生ずる相互の反りが完成石鹸の高い安定性をもたらしそして生ずる多相石鹸の個別の相が上からおよび側面から見る時に容易に目で見ることができることを特徴とする方法を提供する。
【0015】
さらに、本発明に従う方法の複数の変法も開発された。
【0016】
本発明に従う製造方法からの多相石鹸は、単相石鹸の安定性にほぼ相当し且つ日常的使用で壊れない不釣合いに大きな強度を示す。
【0017】
各相が垂直、縦および横の表出部(projection)において合計表出面積を基準として少なくとも15%まで目で見ることができる多相石鹸の連続的製造方法が特に好ましい。
【0018】
各相が垂直、縦および横の表出部において合計表出面積を基準として少なくとも20%まで目で見ることができる多相石鹸の連続的製造方法が特に好ましい。
【0019】
本発明に従う製造方法の別の特別な態様では、生じた多相中で互いに隣接する相の面は対角線的に切断されそして互いに向かって反っている。反りは連続的製造中に圧力を用いることにより得られる。反った界面を有する多相石鹸は特別な安定性を有する。
【0020】
多相石鹸の本発明に従う連続的製造方法では、異なる組成を有する相の使用が好ましい。
【0021】
本発明の目的のためには、石鹸相は石鹸ベースおよび別の添加剤または成分よりなる。
【0022】
多相石鹸の製造用の石鹸ベースはそれ自体既知である(ソープス・アンド・デタージェンツ(Soaps and Detergents)、ルイス・スピッツ(Luis Spitz)、ISBN 0−935315−72−1およびプロダクション・オブ・トイレット・ソープ(Production of Toilet Soap)、D.オステロス(D.Osteroth)、ISBN 3−921956−55−2)。例えば、石鹸ベース、例えば動物および/または植物性物質よりなるアルカリ金属石鹸、合成界面剤よりなる合成洗剤、またはこれら二種の組み合わせ、を多相石鹸用に使用することができる。
【0023】
石鹸塊は、別の成分として、例えば、香油、化粧品成分、染料および別の添加剤を含んでなることができる。
【0024】
本発明に従う多相石鹸用の香油中の香料の例は、例えば、S.アークタンダー(S.Arctander)、パーフューム・アンド・フレーバー・マテリアルズ(Perfume and Flavor Materials)、IおよびII巻、モンクレアー、ニュージャージー州、1969、個人出版、またはK.バウエル(K.Bauer)、D.ガルベ(D.Garbe)およびH.スルブルグ(H.Surburg)、コマン・フラグランス・アンド・フレーバー・マテリアルズ(Common Fragrance and Flavor Materials)、第3版、ウィリー−VCH(Wiley−VCH)、ワインハイム、1997に示されている。
【0025】
香油は一般的に、石鹸ベースを基準として、0.05〜5重量%の、好ましくは0.1〜2.5重量%の、特に好ましくは0.2〜1.5重量%の、量で石鹸ベースに加えられる。
【0026】
香油は石鹸ベースに香りをつけするために、液体形態で、生のままで、または溶媒で希釈して加えることができる。この目的のために適する溶媒は、例えば、エタノール、イソプロパノール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、グリセロール、プロピレングリコール、1,2−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、ミリスチン酸イソプロピルなどである。
【0027】
さらに、本発明に従う多相石鹸用の香油は香料を製品内に微細に分布させ且つそれらを使用中に調節された方法で放出する両方のために作用する担体上に吸着させることができる。そのような担体は多孔性無機物質、例えば軽い硫酸塩、シリカゲル類、ゼオライト類、石膏類、クレイ類、クレイ粒、ガスコンクリートなど、または有機物質、例えば木材およびセルロースを基にした物質でありうる。
【0028】
本発明に従う製造方法における多相石鹸用の香油はマイクロカプセル化形態、噴霧乾燥形態、混在物複合体の形態または押し出し製品の形態でもあってよく、そしてこの形態で香りをつけしようとする石鹸ベースに加えることができる。
【0029】
この方法で改質される香油の性質は、適宜、適当な物質を用いる「コーティング」により標的がより絞られた香料放出に関してさらに最適化することができ、この目的のためには例えばポリビニルアルコールのようなワックス様重合体の使用が好ましい。
【0030】
本発明に従う多相石鹸用の化粧品成分はそれ自体既知である(ソープス・アンド・デタージェンツ(Soaps and Detergents)、ルイス・スピッツ(Luis Spitz)、ISBN 0−935315−72−1およびプロダクション・オブ・トイレット・ソープ(Production of Toilet Soap)、D.オステロス(D.Osteroth)、ISBN 3−921956−55−2)。例えば、下記の化粧品成分が挙げられうる:
冷やす活性成分、例えばメントールおよびメントール誘導体、暖める活性成分、例えば、カプサイシン、紫外線フィルター、例えば、石鹸の変色に対して保護するためまたは皮膚上で太陽放射線に対して保護するためのネオ・ヘリオパン(Neo Heliopane)(R)、ビタミン類、例えば、皮膚に生気を与えるためのビタミンAおよびE、皮膚上の感触を改良するための植物ワックスおよび油、例えば、ココアバター、アーモンド油、アボカド油およびホホバ油、植物抽出物、加湿剤、ミネラル類、抗ふけ活性成分、例えば、クリニパン(Crinipan)(R)、活性成分、例えば、脱臭活性成分である炭酸ナトリウム、トリクロサンおよびトリクロカルバン。
【0031】
下記の添加剤も知られている:染料、例えば、二酸化チタン、安定剤、例えば、DTPAおよびEDTAの添加、酸化防止剤、例えば、BHTの添加、充填材料、例えば澱粉およびセルロースの添加、硬化剤、例えば、塩化ナトリウムおよび硫酸ナトリウムの添加。
【0032】
本発明に従う方法の好ましい態様として、我々は粉砕、均質化または混練後に、異なる石鹸相を含んでなる2つもしくはそれ以上の同時に押し出された石鹸ログを各々石鹸ログに対して対角線的に20°〜70°の角度で切断し、ビレットを互いに接合させて1つの石鹸ログを与え、石鹸ログを90°の角度で垂直方向に切断し、そして次に対角線状の切断部位を圧力下で接合させて切断部位で反りを生じさせる(図2)ことを特徴とする横タイプ(図1)の多相石鹸の連続的製造用の方法A1を見出した。
【0033】
好ましくは、方法Aにおいて、対角線的切断が最初に行なわれ、次に90°切断が行なわれ、そして次にスタンピング前に石鹸の接合が行なわれる(方法A2)。
【0034】
これも好ましくは、方法A1において、90°切断を最初に行なうこともでき、次に対角線的切断が行なわれ、そして次にスタンピング前に石鹸の接合が行なわれる(方法A3)。
【0035】
さらに、我々は石鹸相の粉砕、均質化または混練後に、異なる石鹸相を含んでなる2つの石鹸ログをマウスピースを通して接触表面を有するように共に押し出し(図9)、接触表面を垂直から縦軸に関して20°〜70°の角度だけ回転させ、次に2つの接合した石鹸ログを90°の角度で切断し、生じた石鹸スラッグを水平に関して90°だけ回転させ、そして次に個別の石鹸相の接触表面を圧力下でスタンピングすることにより接合させて切断部位で反りを生じさせる(図2)ことを特徴とする横タイプ(図1)の多相石鹸の連続的製造用の方法Bも見出した。
【0036】
さらに好ましくは、石鹸ログの切断後に、ダイを適切に配置することにより且つ石鹸スラッグを回転させずにその後の圧力下の接合が直接的に行なわれる。
【0037】
さらに、我々は、石鹸相の粉砕、均質化または混練後に、異なる石鹸相を含んでなる2つの石鹸ログをマウスピースを通して垂直の接触表面を有するように共に押し出し、2つの接合した石鹸ログを90°の角度で切断し、ビレットを垂直から縦軸に関して20°〜70°の角度だけ回転させ、そして次に個別の石鹸相の接触表面を圧力下で接合させて切断部位で反りを生じさせる(図4)ことを特徴とする縦タイプ(図3)の多相石鹸の連続的製造用の方法C1も見出した。
【0038】
或いは、方法C1において、石鹸相の粉砕、均質化または混練後に、垂直から縦軸に関して20°〜70°の角度だけ回転されている2つの個別石鹸ログの共押し出しを行なうことも可能である。石鹸ログを次に90°の角度で切断しそして次に個別の石鹸相の接触表面を圧力下で接合させて切断部位で反りを生じさせる(方法C2)。
【0039】
本発明に従う方法により製造される多相石鹸は、それらのデザインに関して、独国特許発明第0046469.6−41号に記載されており、そして7.4cmの長さ、1.8cnの高さおよび5.4cmの幅を有する丸い標準的石鹸形状に関する、例示であるが限定するものではない図1および3を参照して説明することができ、図1および3は透視図および平面図で多相石鹸を示している。異なる相は各場合とも1および2で表示される。図2および4も平面図および側面図で2つの相の反りを表示している。
【0040】
横および縦タイプの多相石鹸は本発明に従う連続的方法A、BおよびCにより効果的且つ好ましいやり方で大きな棒数で製造することができそして高い安定性を有する。
製造方法
石鹸塊の製造は既知である(ソープス・アンド・デタージェンツ(Soaps and Detergents)、ルイス・スピッツ(Luis Spitz)、ISBN 0−935315−72−1およびプロダクション・オブ・トイレット・ソープ(Production of Toilet Soap)、D.オステロス(D.Osteroth)、ISBN 3−921956−55−2)。
【0041】
多相石鹸は方法Aでは図5によりそして方法BおよびCでは図8により一例として製造され、最初に、石鹸ベース(図5および8、段階1)を上記の添加剤、例えば香油、化粧品成分、染料、安定剤および別の添加剤と混合し、そして次に種々のローラーまたはニーダーを用いて粉砕および/または均質化する(図5および8、段階2)。
【0042】
横タイプ用の方法A:均質化後に、石鹸塊自体の組成によってまたは上記の添加剤の少なくとも1種によって相異なりうる2つの異なる石鹸塊を同時に押し出す(図5、段階4)。ここでは、使用される押し出し機または使用されるスクリュープレスおよび石鹸塊により、種々のジャケット温度を使用することができる。
【0043】
或いは、種々の液体添加剤を石鹸塊にその後の時点でノズルを介する計量添加により加えることもできる(図5、段階3)。
【0044】
生じた石鹸ログは2つもしくはそれ以上のコンベアベルト上で平行に移動される(図5、段階5)。
【0045】
次に、90°の普遍的な切断角度とは対照的に、同時に得られた石鹸ログをその後の石鹸形状およびデザインタイプに対応して最初に20°〜70°の角度で対角線的に切断する(図5、段階6)。2つの石鹸ログの対角線的切断は2つもしくはそれ以上の別個の切断装置によりまたは組み合わせ切断装置により行なわれる。
【0046】
石鹸ログは、上下にまたは前後に動き且つ石鹸ログに関して対角線的垂直にまたは対角線的水平に案内される刃により対角線的に分割される。
【0047】
石鹸ログの対角線的切断は好ましくは、対角線的に連結された刃が上に置かれている連続的コンベアベルトを用いて行なわれる(図6)。コンベアベルトは、刃の均一で且つ故障のない回転を保証する2つの向かい合って配置された円錐体上を走行する。2つの円錐体の角度はここでは、石鹸ログに関して刃の角度をつけることにより、決められる。切断の結果として、平行四辺形の石鹸ビレットが得られる。
【0048】
石鹸ログを切断するために、コンベアベルトを適切に配置されたたわみローラー上を通過させる。これに関しては、刃の正確な切断はコンベアベルト上および回転円錐体上の確実な移動により保証される。
【0049】
石鹸ログに関する刃の切断角度は融通のきくやり方でコンベアベルト上の刃の配置によりそして回転円錐体の角度により変えることができる。この特殊技術の特徴が、石鹸ビレットのより大きい棒部品へのきれいな切断を可能にする。
【0050】
刃の推進は石鹸ログの推進によりまたは直接駆動により行なうことができる。直接駆動の場合には、刃の速度は石鹸ログの推進に同期される。
【0051】
石鹸ログがローラー上に置かれた刃により切断される場合が好ましい。これが、石鹸ログに関する寸法および位置の結果としてきれいな切断を保証する。
【0052】
石鹸ログが回転ディスクに連結された刃により切断される場合が好ましい(図5、段階6)。斜めの切断を得るためにディスクは石鹸ログの輸送方向に関して斜めに配置されている。所望する長さのビレットを得るために、回転の速度はコンベアベルトの速度に同期される。
【0053】
さらに、目標設定された対角線的なスタンピングにより、ワイヤーを用いる切断によりまたは他の方法により、石鹸ログが分割される場合が好ましい。これに関すると、例えば凹形トレイによるような石鹸ログの適切な配置により確実な切断が保証される。
【0054】
使用する方法Aの全てにおいて、石鹸ログは石鹸ログの軸に関して20°〜70°の、特に25°〜60°の、そして特に30°〜50°の、角度で対角線的に分割される。
【0055】
2つの個別石鹸ログのビレットを交互に一緒にすることは好ましくは材料流組み合わせ機を用いて行なわれ(図5、段階7)、そこでは個別の切片の対角線的切断表面は互いに正確に案内されそして場合によりわずかに圧力がかけられる。
【0056】
例えば真空吸引ベルを用いる移動によりビレットを一緒にすることが好ましい。ここでは、2つもしくはそれ以上のビレットが個別にまたは同時に最初の2つのコンベアベルトから持ち上げられそして第三のコンベアベルトの上に置かれる。最初の2つのコンベアベルトに同期されているこのコンベアベルトは約2倍の速度で走行する。この第三のコンベアベルトは平らであってもまたはわずかに反っていてもよく、そして好ましくは内部にビレットを保持する窪みまたは端部を有する。
【0057】
コンベアベルトに関して水平角度であり且つビレットを別のコンベアベルトの上に向ける材料流分流器、例えば金属パドル、を用いて個別のビレットを一緒にすることも好ましい。これに関すると、新しいコンベアベルトは最初の2つのコンベアベルトの速度の少なくとも2倍で走行しなければならない。第三のコンベアベルトの二倍速度の結果として、第一のコンベアベルトのビレット間の間隙が作成され、その中に第二のコンベアベルトのビレットが次に挿入される。第三のコンベアベルトは平らであってもまたはわずかに反っていてもよく、そして好ましくは内部にビレットを保持する窪みまたは端部を有する。
【0058】
個別のビレットの付着性を改良するために、切断表面を固着剤、例えば、接着剤を用いてまたは暖かいもしくは液体の石鹸塊を用いて湿らせることもできる。一緒に接合しそして硬化または冷却した後に、接合が強くなる。硬化または冷却は適当な温度調節により影響を受けうる。
【0059】
接着剤が使用される場合には、例えば水溶性接着剤の使用により石鹸が磨耗されるので残渣が決して生じてはならない。
【0060】
次に、新たに一緒にされた石鹸ログを短時間にその後の石鹸棒の長さに対応して90°の普遍的な角度で切断し(図5、段階8)、切断部は好ましくはすでに存在する切断部の中央にある。或いは、切断部が中心からずれていてもよい。この工程の終わりに、これが異なる寸法の個別の石鹸相を有する石鹸棒を与える。
【0061】
個別の石鹸ログが最初に20°〜70°の角度で対角線的に切断され、次に再び90°の角度で切断されそして次に一緒にして1つの石鹸ログを与えるかまたは所望する円筒形の石鹸スラッグを与える場合も好ましい。
【0062】
個別の石鹸ログが最初に90°の角度で切断され、次に再び対角線的に20°〜70°の角度で切断され、そして次に一緒にして1つの石鹸ログを与えるかまたは所望する円筒形の石鹸スラッグを与える場合も好ましい。
【0063】
異なる石鹸相よりなる新たに製造された円筒形の石鹸スラッグを次に水平もしくは垂直スタンピングまたは加圧により最終的形状に加圧する(図5、段階9)。或いは、円筒形の石鹸ビレットを回転させそして次にスタンピングすることもできる。
【0064】
スタンピング前に、2つのビレットおよび石鹸スラッグ全体のダイ内での正確な配置が重要である。これは、例えば、スタンピング操作前および操作中の両方で切片を一緒に加圧するガイドおよびホルダーの適切な選択により確実にすることができる。
【0065】
石鹸棒を与えるための切断されそして一緒にされた石鹸ログのスタンピングは普通は個別に回転ディスクプレス中でまたはそれより多い数ではいわゆるフラッシュスタンピングシステム中で行なわれる(ソープス・アンド・デタージェンツ(Soaps and Detergents)、ルイス・スピッツ(Luis Spitz)、pp.193−204、ISBN 0−935315−72−1)。
【0066】
スタンピング操作は、使用する石鹸スタンピング機械のタイプにより、変動する加圧重量または加圧力を用いて行なわれる。石鹸塊の性質および組成に対応して、種々の温度がスタンピング操作中に使用される。
【0067】
スタンピング中に生ずる張り出しおよび切り詰めた端部が石鹸棒から刃またはガイドを用いて実際のスタンピング操作中に分離される(図7)。ここで、刃の適切な配置によって、2つの純粋な石鹸塊および混合相の両者が分離される。2つの純粋な石鹸相は次に製造工程に戻される。図7に従うダイに関しては、第一副段階で使用される合計石鹸塊を基準として約1%の混合相が生ずる。
【0068】
この混合相を加工して別個の石鹸を与えることもでき、または、2色石鹸の場合には着色され、そして同様に再使用されうる。
【0069】
或いは、第一の対角線的切断から得られる2つもしくはそれ以上の対角線石鹸切片も相互接合後に個別に水平プレス中で加圧することもできる。その結果、スタンピングが石鹸ログから連続的に起きる。2つの対角線的に切断された棒の突起する切断端部が次に同様に分離されそして工程に戻すことができる。
【0070】
最後に、生ずる石鹸棒を冷却系中で常温に冷却する。
【0071】
横タイプ用の方法B:均質化後に、石鹸塊自体の組成によってまたはそうでなくても上記の添加剤の少なくとも1種によって相異なりうる2つの石鹸塊を共押し出しにより押し出して(図8、段階4)石鹸ログを与える。
【0072】
或いは、種々の液体添加剤を石鹸塊にノズルを介する計量添加によりその後の時点で加えることもできる(図8、段階3)。
【0073】
最初に、2つの石鹸塊を個別の例えば半円形の押し出しパイプの中で予備成形して部分的石鹸ログを与え、普通の例えば円形の押し出しパイプの中で一緒にしそして次にマウスピースを通して押し出す(図9)。これが縦方向に分割された石鹸ログを生成し、そこでは石鹸相は共押し出しの結果としてすでに一緒に接合されている。
【0074】
部分的石鹸ログの半円形押し出しパイプを回転させることによりまたは部分的石鹸ログの間の分離壁を垂直から縦軸に関して20°〜70°の間の角度だけ回転させることにより、2つの石鹸相に関して垂直から回転した石鹸ログが得られる(図9)。
【0075】
2つの個別の押し出しパイプ間の分離壁がまっすぐな壁である場合が好ましい。分離壁がその後の石鹸形状に合致した波形状または不規則的形状を有する場合も好ましい。分離壁がそれ自体回転されそして石鹸ログの垂直からの回転がその結果として得られる場合も好ましい。
【0076】
個別の押し出しパイプが半円形でありそして共押し出しパイプおよびマウスピースがそれらの幾何学的形状において円形である場合が好ましい。或いは、個別の押し出しパイプが半楕円形であってもよくそして共押し出しパイプおよびマウスピースが楕円形であってもよい。個別の押し出しパイプが正方形または長方形でありそして共押し出しパイプおよびマウスピースが長方形または正方形である場合も好ましい。円形、半円形および角度がついた押し出しパイプの別の組み合わせも可能である。
【0077】
マウスピースの幅および高さは完成石鹸棒のデザインにより決められる。特別の態様では、マウスピースの幅は完成石鹸棒の長さに相当する。完成石鹸のデザインにより、マウスピースの幅はダイの長さより大きいかまたは小さい。一般的に、石鹸スラッグの容量はダイの容量より大きいはずである。
【0078】
押し出し中に、使用する押し出し機または使用するスクリュープレス並びに石鹸塊により、種々のジャケット温度を使用することができる。押し出された石鹸ログは次に対角線接触表面で互いに接合されている2つの部分的石鹸ログよりなる。
【0079】
石鹸ログは次にそれ自体既知である方法を用いて完成石鹸棒の寸法および形状に対応して90°の角度で切断される。切片の長さは完成石鹸棒のデザインにより決められる。好ましい態様では、切片の長さは完成石鹸棒の幅に相当する。
【0080】
その後、石鹸スラッグを水平に関して90°だけ回転させそしてスタンピングまたは加圧により最終的形状にする。石鹸棒を与えるための石鹸ログのスタンピングは普通は個別に回転ディスクプレス中でまたはそれより多い数ではいわゆるフラッシュスタンピングシステム中で行なわれる(ソープス・アンド・デタージェンツ(Soaps and Detergents)、ルイス・スピッツ(Luis Spitz)、pp.193−204、ISBN 0−935315−72−1)。
【0081】
スタンピング操作は、使用する石鹸スタンピング機のタイプにより、変動する加圧重量または加圧力を用いて行なわれる。種々の温度が、石鹸塊の性質および組成に対応して、スタンピング操作中に使用される。
【0082】
好ましくは、石鹸棒のスタンピングまたは加圧は予めの石鹸スラッグの回転なしに行なうこともできる。この場合には、プレス内のダイを次に石鹸ビレットに関して直角に移動させる。
【0083】
スタンピング中に生ずる張り出しおよび切り詰めた端部が石鹸棒から刃またはガイドを用いて実際のスタンピング操作中に分離される(図7)。ここで、刃の適切な配置によって、2つの純粋な石鹸塊および混合相の両者が分離される。2つの純粋な石鹸相は次に製造工程に戻される。図7に従うダイに関しては、第一副段階で使用される合計石鹸塊を基準として約1%の混合相が生ずる。
【0084】
この混合相を加工して別個の石鹸を与えることもでき、または、2色石鹸の場合には着色されそして同様に再使用されうる。
【0085】
最後に、生ずる石鹸棒を冷却系中で常温に冷却する。
【0086】
縦タイプ用の方法C:均質化後に、石鹸塊自体の組成によってまたはそうでなくても上記の添加剤の少なくとも1種によって相異なりうる2つの異なる石鹸塊を共押し出しにより押し出して(図8、段階4)石鹸ログを与える。
【0087】
或いは、種々の液体添加剤を石鹸塊にノズルを介する計量添加によりその後の時点で加えることもできる(図8、段階3)。
【0088】
このためには、2つの石鹸塊を最初に、個別の例えば垂直の半円形の押し出しパイプの中で予備成形して部分的石鹸ログを与え、普通の例えば円形の押し出しパイプの中で一緒にしそして次にマウスピースを通して押し出す(図9)。これが垂直に縦方向に分割された石鹸ログを生成し、そこでは石鹸相は共押し出しによりすでに一緒に接合されている。
【0089】
或いは、部分的石鹸ログの半円形押し出しパイプを回転させることによりまたは部分的石鹸ログの間の分離壁を垂直から縦軸に関して20°〜70°の間の角度だけ回転させることにより、2つの石鹸相に関して垂直から回転した石鹸ログが得られる。
【0090】
2つの個別の押し出しパイプ間の分離壁がまっすぐな壁である場合が好ましい。分離壁がその後の石鹸形状に合致した波形状を有するかまたは不規則的形状を有する場合も好ましい。
【0091】
個々の押し出しパイプが半円形でありそして共押し出しパイプおよびマウスピースがそれらの幾何学的形状において円形である場合が好ましい(図9)。或いは、個別の押し出しパイプが半楕円形であってもよくそして共押し出しパイプおよびマウスピースが楕円形であってもよい。個別の押し出しパイプが正方形または長方形でありそして共押し出しパイプおよびマウスピースが長方形または正方形である場合も好ましい。円形、半円形および角度がついた押し出しパイプの別の組み合わせも可能である。
【0092】
押し出し中に、使用する押し出し機または使用するスクリュー並びに石鹸塊により、種々のジャケット温度を使用することができる。
【0093】
垂直に分割された石鹸ログの場合には、石鹸ログを最初に90°の角度で切断して個別石鹸スラッグを与え、そして次に石鹸棒のスタンピング前またはスタンピング中に、石鹸ログの縦軸に関して20°〜70°の角度だけ回転させる。
【0094】
石鹸棒を与えるための切断されそして一緒にされた石鹸ログのスタンピングは普通は個別に回転ディスクプレス中でまたはそれより多い数ではいわゆるフラッシュスタンピングシステム中で行なわれる(ソープス・アンド・デタージェンツ(Soaps and Detergents)、ルイス・スピッツ(Luis Spitz)、pp.193−204、ISBN 0−935315−72−1)。
【0095】
スタンピング操作は、使用する石鹸スタンピング機のタイプにより、変動する加圧重量または加圧力を用いて行なわれる。種々の温度が、石鹸塊の性質および組成に対応して、スタンピング操作中に使用される。
【0096】
スタンピング中に生ずる張り出しおよび切り詰めた端部が石鹸棒から刃またはガイドを用いて実際のスタンピング操作中に分離される(図10)。ここで、刃の適切な配置によって、2つの純粋な石鹸塊および混合相の両者が分離される。2つの純粋な石鹸相は次に製造工程に戻される。図10に従うダイに関しては、使用される角度により、第一副段階で使用される合計石鹸塊を基準として約1.5%の混合相が生ずる。
【0097】
この混合相を加工して別個の石鹸を与えることもでき、または、2色石鹸の場合には着色されそして同様に再使用されうる。
【0098】
最後に、生ずる石鹸棒を冷却系中で常温に冷却する。
種々のタイプの石鹸の調合物
本発明の製造方法に従う多相石鹸の製造用には、石鹸ベースとして、例えばアルカリ石鹸、合成洗剤またはこれら二種の組み合わせを使用することが可能である。
【0099】
基本的石鹸塊の全ての組み合わせに関して、個別の石鹸調合物の水含有量を考慮に入れるべきである。個別の石鹸調合物の変動する収縮率が接触表面で分離をもたらし、そしてその結果として石鹸の破壊をもたらすことがある。さらに、異なる石鹸調合物は異なる磨耗性能を有することがありうる。水含有量、石鹸原料および別の添加剤を個別の石鹸調合物中で適切に設定することによりそして本発明に従う製造方法を使用することにより、安定な多相石鹸の製造用に石鹸調合物の多くの組み合わせを使用することが可能である。
【0100】
これらのいわゆる固体皮膚清浄剤は異なる添加剤および特定の製造方法に基づき透明または不透明な形態で製造することもできるため、もちろん着色されたものを包含する非常に多様な組み合わせを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0101】
【図1】横タイプの二相石鹸 1相1 2相2
【図2】異なる切断角度を有する多相石鹸(横タイプ、中央部分、側面および平面図)
【図3】縦タイプの二相石鹸 1相1 2相2
【図4】異なる切断角度を有する多相石鹸(縦タイプ、中央部分、側面および平面図)
【図5】横タイプ用の方法Aに従う製造方法スキーム
【図6】コンベアベルトを有する切断機
【図7】横タイプ用の切り詰めた端部を対象とした除去および切り詰めた端部の分離用のダイ
【図8】縦タイプおよび横タイプ用の方法Bに従う分離方法スキーム
【図9】方法BおよびC用の押し出し系
【図10】縦タイプ用の切り詰めた端部除去を対象としたおよびの切り詰めた端部の分離を有するダイ

Claims (14)

  1. 2つもしくはそれ以上の別個に押し出しされた相よりなる多相石鹸の連続的製造方法であって、多相石鹸スラッグのスタンピングの結果として生ずる相互の反りが完成石鹸の高い安定性をもたらしそして生ずる多相石鹸の個別の相が上からおよび側面から見る時に容易に目で見ることができることを特徴とする方法。
  2. 粉砕、均質化または混練および石鹸ログ(log)を与えるための2つもしくはそれ以上の異なる石鹸塊の同時押し出しの後に、
    ・最初に石鹸ログを石鹸ログの縦方向に関して20°〜70°の角度で対角線方向に切断し、
    ・次に石鹸ログからのビレットを互いに一緒にして1つの石鹸ログを与え、
    ・次に一緒にした石鹸ログを石鹸ログの縦方向に関して90°の角度で垂直方向に切断し、
    ・そして次に対角線状の切断部位を圧力下で接合させて切断部位で反りを生じさせる、
    請求項1に記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  3. 粉砕、均質化または混練および石鹸ログを与えるための2つもしくはそれ以上の異なる石鹸塊の同時押し出しの後に、
    ・最初に2つの石鹸ログを石鹸ログの縦方向に関して20°〜70°の角度で対角線方向に切断し、
    ・次に一緒にした石鹸ログを石鹸ログの縦方向に関して90°の角度で垂直方向に切断し、
    ・次に2つの石鹸ログからのビレットを互いに一緒にして石鹸スラッグを与え、
    ・そして次に対角線状の切断部位を圧力下で接合させて切断部位で反りを生じさせる、
    請求項1に記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  4. 粉砕、均質化または混練および石鹸ログを与えるための2つもしくはそれ以上の異なる石鹸塊の同時押し出しの後に、
    ・最初に2つの石鹸ログを石鹸ログの縦方向に関して90°の角度で垂直方向に切断し、
    ・次に2つの石鹸ログを石鹸ログの縦方向に関して20°〜70°の角度で対角線方向に切断し、
    ・次に2つの石鹸ログからのビレットを互いに一緒にして石鹸スラッグを与え、
    ・そして次に対角線状の切断部位を圧力下で接合させて切断部位で反りを生じさせる、
    請求項1に記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  5. 粉砕、均質化または混練および石鹸ログを与えるための2つの異なる石鹸塊の同時押し出しの後に、
    ・最初に異なる石鹸相からの2つの石鹸ログをマウスピースを通して垂直接触表面を有するように共に押し出し、
    ・次に2つの接合した石鹸ログを90°の角度で切断し、
    ・ビレットを垂直から縦軸に関して20°〜70°の角度だけ回転させ、
    ・そして次に接触表面を圧力下で接合させて切断部位で反りを生じさせる、
    請求項1に記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  6. 粉砕、均質化または混練および石鹸ログを与えるための2つの異なる石鹸塊の同時押し出しの後に、
    ・最初に異なる石鹸相を含んでなる2つの石鹸ログをマウスピースを通して接触表面を有するように共に押し出し、その際、該接触表面を垂直から縦軸に関して20°〜70°の角度だけ回転させ、
    ・次に2つの接合した石鹸ログを90°の角度で切断し、
    ・そして次に接触表面を圧力下で接合させて切断部位で反りを生じさせる、
    請求項1に記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  7. 生ずる多相石鹸の各相が垂直、縦および横の表出部(projection)において合計表出面積を基準として少なくとも15%まで目で見ることができることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の連続的製造方法。
  8. 生ずる多相石鹸の各相が垂直、縦および横の表出部において合計表出面積を基準として少なくとも20%まで目で見ることができることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の連続的製造方法。
  9. 生ずる多相石鹸の隣接した相表面が対角線的に切断されそして互いに向かって反っていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の連続的製造方法。
  10. 個々の石鹸ログを25°〜60°の角度でまっすぐに対角線的に切断することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  11. 個々の石鹸ログを30°〜50°の角度でまっすぐに対角線的に切断することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  12. 個々の押し出しパイプが半円形であり、そして共押し出しパイプおよびマウスピースがそれらの幾何学的形状において円形であることを特徴とする、請求項5もしくは6に記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  13. 個々の押し出しパイプが半楕円形であり、そして共押し出しパイプおよびマウスピースが幾何学的形状において楕円形であることを特徴とする、請求項5もしくは6に記載の多相石鹸の連続的製造方法。
  14. 個々の押し出しパイプが正方形または長方形であり、そして共押し出しパイプおよびマウスピースが長方形または正方形であることを特徴とする、請求項5もしくは6に記載の多相石鹸の連続的製造方法。
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