JP2004520993A - 歩行者保護のためのスカットル領域エアーバッグ - Google Patents

歩行者保護のためのスカットル領域エアーバッグ Download PDF

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Abstract

【解決手段】乗員室の外部の位置で車両で使用するためのエアーバッグアッセンブリ(20)に関する。エアーバッグアッセンブリ(20)は、膨張ガスを吐出するインフレータ(32、32’)と、該インフレータ(32、32’)と流体連通して配置されたガス受け入れ膨張可能エアーバッグクッション(30、130)と、を備え、該インフレータ(32、32’)の解放時に、エアーバッグクッション(30、130)は、車両(10)のフロントガラス(16)の真下の領域、並びに、フロントガラス(10)の下側部分及び該フロントガラス(16)を取り巻く隣接フレームピラー要素(22)の上方の領域を横切って展開されるようにする。フロントガラス(16)に亘る覆いの程度は、車両操縦者が、展開が起こった後、展開されたエアーバッグクッション(30、130)の上方で一定度合いの視野を保持するように設定される。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、車両で使用するためのエアーバッグアッセンブリに係り、より詳しくは、車両フロントガラスの下側部分と、車両フロントガラスの下側エッジ及び外側に延在するボンネットの間のスカットル領域と、に亘って延在するように、車両フロントガラスの下側エッジに隣接した格納位置から展開可能な膨張可能クッションを備えたエアーバッグアッセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
車両内に座っている乗員を保護するための膨張可能エアーバッグを備えるエアーバッグアッセンブリを提供することが当該技術分野で周知されている。そのような膨張可能エアーバッグは、操舵コラム、ダッシュパネル、サイドドア、及び、内部ルーフラインを備える車両の内部での幾つかの異なる位置から展開可能であり得る。そのような膨張可能なエアーバッグは、展開位置及び所望の機能に依存して幾つかの異なる形状及び膨張特性を持ち得る。例を用いると、操舵コラム及びダッシュパネルから展開可能なエアーバッグクッションは、典型的には急激に膨張され、その後、保護されるべき乗員がエアーバッグクッションとの接触するに至るとき圧縮される。その代わりに、内部ルーフから展開可能な略カーテン状形態のエアーバッグを利用することが知られている。このエアーバッグは、その後、延長された転覆事象の間に数秒間継続するクッション制約を提供するように、延長された期間に亘って膨張された状態のままであってもよい。
【0003】
従来技術で知られているようなエアーバッグアッセンブリは、膨張可能なエアーバッグクッションと流体連通されて格納されているガス発生インフレータを備えている。例えば、一定量の車両の減速度等の所定の車両条件が検出されると、センサーは、インフレータに信号を送り、これにより、エアーバッグクッション内への膨張ガスの放出をトリガーする。膨張ガスがエアーバッグクッションに入るとき、エアーバッグクッションは、車両の内部にある乗員の保護のため展開位置へと押しやられる。以前に知られていた、車両内部のエアーバッグクッションの展開は、車両の乗員にかなりの利益を提供することができるが、そのようなシステムは、車両の外部にある人にとって何ら利益をもたらさない。一例を用いると、標準的な自動車と、自転車操縦者又は歩行者との間で衝突が起こると、自動車の外側表面と、そのような自転車操縦者又は歩行者との間で相互作用が起こり、その相互作用は、車両の内部で展開されたエアーバッグクッションによる緩衝作用を受けない。容易に変形することができず、かくして本質的なエネルギーの散逸を提供しない車両の外側表面に人間の頭部が衝突する場合、損傷が発生し得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、車両フロントガラスの下側部分及び該車両フロントガラスの下側部分に隣接した車両ボディの所謂スカットル領域に亘って展開可能となるエアーバッグアッセンブリを提供することにより、衝突事象の間にそのような車両の部分と接触するに至る車両外部にいる人間用のクッションを提供し、これによって人間の身体の頭部及び他の部分への損傷の可能性を減少させるようにした、従来技術を超える利点及び代替を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の好ましいと考えられる特徴によれば、エアーバッグクッションは、展開前に車両のボンネットにより視野からほぼ隠されている位置から展開可能となる。
本発明の好ましいと考えられる別の特徴によれば、本発明に係るエアーバッグクッションは、該エアーバッグクッションが、展開の間に車両のフロントガラスの部分的に上方のみに延在し、これにより、車両の操縦者が、エアーバッグクッションの展開に引き続いて外部環境を見ることのできる状態を維持することを可能にするような高さ寸法によって特徴付けられている。
【0006】
本発明の好ましいと考えられる更に別の特徴によれば、エアーバッグクッションは、フロントガラスと車両の前方側部窓との間に延在する構造的ピラー要素の少なくとも一部分に亘る覆いを提供するようにフレアー式に開いた幅寸法により特徴付けられる。
【0007】
本発明の一態様によれば、これらの特徴は、乗員室の外部の位置で車両で使用するためのエアーバッグアッセンブリを提供することにより、本発明の好ましいと考えられる形態に組み込まれる。エアーバッグアッセンブリは、膨張ガスを吐出するためのインフレータと、該インフレータと流体連通して配置された、ガス受け入れ膨張可能エアーバッグクッションと、を備え、該インフレータから膨張ガスが解放されるとき、エアーバッグクッションが、車両のフロントガラスの真下の領域、並びに、フロントガラスの下側部分及び該フロントガラスを取り巻くフレームの隣接部分に亘って展開される。フロントガラスに亘る覆いの範囲は、車両操縦者が、展開が起こった後に、展開されたエアーバッグクッションに亘って一定度合いの視野を維持するようなものであるのが好ましい。エアーバッグクッションを形成する材料は、非常に低いガス透過性を持つのが好ましく、適切な特性を持つ内部又は外部の透過性遮蔽層を備える繊維材料であるのが好ましい。エアーバッグクッションの合計した膨張体積は、所望ならば、単一の低容量インフレータの使用を可能とするように比較的低いのが好ましい。かくして、本発明は、車両との衝突の間に自動車の乗員室の外部にいる人間が接触するに至るおそれのある車両外部の部分を有利に覆っている、当該人間の衝撃を緩衝するための、妨害にならない特徴を持つシステムを提供する。加えて、エアーバッグクッションは、展開時に車両操縦者の視野を実質的に遮らず、これにより、当該操縦者が、適切な態様で車両の連続的な操縦に従事することを可能にする。
【0008】
本明細書に組み込まれ、その一部分を構成する添付図面は、本発明の好ましい実施例を図示し、上記に与えられ且つ以下で説明される本発明の全体的な記載と共に、本発明の原理を説明するため役に立つ。
【実施例】
【0009】
本発明は、図解され、概略的に上記のように説明され、以下では、好ましい実施例及びプラクティスと関連して説明されるが、本発明はそのように図解され説明された実施例やプラクティスに限定されるものではないことが理解されるべきである。それどころか、本発明は、本発明の精神及び範囲内にある本発明の原理を網羅し得る代替例及び変形例を始めとする全ての実施例及びプラクティスに拡張されることが意図されている。
【0010】
ここで、図面を参照する。これらの図面を通して、可能となる範囲にまで、類似した参照番号が同様の構成を示すために使用されている。図1では、1人又はそれ以上の乗員(図示せず)を収容するための乗員室を備える車両10が示されている。車両10は、フロントガラス16に略隣接した位置から前方に延在する、外側突出ボンネット部14を更に備えている。フロントガラス16に略隣接した領域でボンネット部14の下方の位置に配置されているものは、詳細を更に後述するエアーバッグアッセンブリ20である。
【0011】
理解されるように、フロントガラス16は、好ましくは実質的にクリアなガラス又は他の適切な材料から形成され、車両の操縦者及び他の乗員に車両10の前方で視覚領域を供給するように乗員室12の前方で幅広い広がりで延在する。フロントガラス16を適所に固定するために、フロントガラス16と側部ウィンドウ24との間に延在するサイドプロフィールラー22を含むフレーム内に、それは取り付けられている。当業者に理解されるように、サイドピラー22は、一般に、金属から形成され、その性質上、実質的に剛性である。ボンネット部14とフロントガラス16との間の交差部においてフロントガラス16の下側エッジに沿って略延在している車両10の領域は、一般に、所謂「スカットル領域」と称されている。当業者に理解されるように、車両10と乗員室12の外部にいる人との間で衝突が起こった場合、この所謂スカットル領域は、そのような領域が略水平ボンネット部14と略垂直なフロントガラス16及びサイドピラー22との間の遷移領域を構成するという事実に起因して、車両10とそのような外部の人との間の速度終端衝撃領域を構成し得る。幾つかの例では、そのような衝撃に巻き込まれた人間は、衝撃が起こったとき、頭部に損傷を受けるおそれがある。
【0012】
ここで、図2を参照する。本発明によれば、例えば、一定レベルを超える減速度及び/又は外部物体との衝撃を検出する車両10ボディ内の1つ以上のセンサーの作動及び/又は外部物体との相対的近接度を測定する1つ以上の走査視覚センサーの作動等の所定の車両条件の発生時において、膨張可能エアーバッグクッション30が、スカットル領域とフロントガラス16の下側部分とを覆う関係で展開される。図示の、おそらくは好ましいと思われる実施例によれば、エアーバッグクッションは、サイドピラー22の少なくとも一部分に亘る覆いをもたらすのに充分な幅寸法を有するのが好ましい。図示のように、エアーバッグクッション30は、操縦者の前方視野ラインの下方にあるフロントガラス16の下側部分のみを覆うのが好ましい。このように車両の操縦者に外部環境の外部視界を連続的に提供し、これによって、展開が生じた後でさえ操縦者が任意の要求された巧みな操縦を実行することを可能にするようにしている。図示のように、エアーバッグクッション30の可能な好ましい形態によれば、エアーバッグクッション30の上側エッジは、オペレータがフロントガラス16を通して見る能力を事実上向上させ、それと同時に、サイドピラー22に亘って比較的広範囲に及ぶ覆いを提供するように実質的に凹状のプロフィールを持つのが好ましいであろう。加えて、上側エッジに亘る凹状プロフィールは、フロントガラス16の内部における固有のエネルギー吸収特性の使用を容易にする上で利点があると共に、それにも係わらず衝撃時に実質的なエネルギー吸収変形を示さない車両外側の剛性部分を覆う際にも利点があるであろう。
【0013】
ここで、図3及び図4を参照すると、エアーバッグアッセンブリ20は、米国特許番号5,803,486号(参照により組み込まれる)に記載された態様でブラケット構成34内に保持される略円柱ガス発生インフレータ32を備えるのが好ましい。次に、このブラケット構成は、当業者により周知されるように、例えばスナップ要素等の取り付け部材36によりボンネット部14の下側に固定される。エアーバッグ30及びインフレータ32は、環境に対して囲われた適切なハウジング38内に格納されるのが好ましい。
【0014】
図4に示されるように、エアーバッグの作動時には、膨張ガスは、インフレータ32からエアーバッグクッション39内に排出される。エアーバッグクッション30内で圧力が増大するにつれて、エアーバッグクッション30は、ハウジング38から外へ押しやられ、図2に示されるように、展開形態を達成するように、フロントガラス16に沿って上方に移動する。認められるように、そのような展開の間、エアーバッグクッション30は、フロントガラスのワイパー40又は覆われるべき表面から離れて突出している他の要素を通り越すことを要求され得る。例えば外側に突出する要素に亘る比較的滑らかな移動を促進するために、エアーバッグクッション30は、そのような外側に突出している要素を通り越す領域において、エアーバッグクッション30に取り付けられている1層のスカート材料42を組み込み、これにより、エアーバッグが、フロントガラスワイパー40又は他の外側に突出している物体に捕捉されるようになる可能性を減少させることができると考えられる。スカート材料42の層は、エアーバッグクッション30を形成する材料に類似又は非類似のいずれの材料から形成されてもよい。好ましい可能性のある構成によれば、スカート材料の層は、任意の突出する障害物を越えて摺動する能力を促進するように、シリコン等の比較的低い摩擦のコーティング材料を組み込んだ、織物から形成される。
【0015】
展開が完了すると、エアーバッグクッション30は、ボンネット部と、フロントガラス16の下側部分との間の遷移領域でスカットル領域に亘って緩衝覆いを提供する。加えて、エアーバッグクッションの展開は、ボンネット部14に亘って一定度合いの膨らみ変形を引き起こし、衝突時のつぶれにおいて更なるエネルギー吸収を提供し、これにより追加の利点を生じさせる。
【0016】
前述したものに対応する構成要件が類似の参照番号により指し示されている、図5及び図6に示されているように、本発明に係るエアーバッグアッセンブリ20’がフロントガラス16’の真下に取り付けることができることが想定されている。そのような取り付け構造が利用される場合、スナップ式に適合する方式又は図示のように支持壁44’と他の適切な関係で固定される取り付け要素36’により取り付けをもたらすことができる。図5及び図6に示されたような取り付け構造が利用された場合、エアーバッグクッション30’の展開は、前述されたものにほぼ類似しているということが想定され、意図されている。
【0017】
ここで、図7を参照すると、本発明に係るエアーバッグクッション30は、所望の構造の膨張可能体積を形成するように、縫い目ライン50に沿って材料の2つのほぼ平坦な鏡像パネルを一緒に連結することにより形成されるのが好ましい。図示のように、好ましい可能性のある構成によれば、エアーバッグクッション30は、膨張ガス移動経路52を備えており、作動時にこの経路へと膨張ガスがインフレータ32により運ばれる。図示のように、膨張ガス移動経路52は主要膨張可能ボディ部54と流体連通しており、該ボディ部は、覆われるべき、フロントガラス16及びサイドピラー22の一部分と交差して覆われている関係で延在する。図示及び好ましい可能性のある実施例によれば、エアーバッグ30は、膨張ガス移動経路52に隣接し且つ主要膨張可能ボディ部54の下方に延在する、実質的に膨張不可能な領域56を備えている。これらの実質的に膨張不可能な領域56は、縫い目50により膨張に抗して密封されているのが好ましく、これらの縫い目は、エアーバッグクッション30を形成する材料のパネルを相互接続している。図示のように、取り付けアパーチャ58は、フロントガラス16の下方の車両10の幅に沿った位置での取り付けを可能にするため、実質的に膨張不可能な領域56内部でエアーバッグクッション30の下側境界に沿って延在してもよい。そのような取り付け方は、当業者には周知されているように、例えばボルト等の取り付け要素によりもたらすことができる。
【0018】
図示のように、図示及び本発明の好ましい可能性のある実施例によれば、エアーバッグクッション30は、ほぼ凹状の上側エッジ部60により特徴付けられる。前記したように、そのような凹状上側エッジ部60は、エアーバッグクッション30の展開中における外部環境に対する視界を維持する車両10のオペレータの能力を促進し、それと同時に、車両外側のより堅固な部分に亘って覆いを提供すると考えられている。主要膨張可能ボディ部54は、主要膨張可能ボディ部54の下方で実質的に膨張不可能な領域56より大きい幅にまで外側に延在する側方向エッジ部62を備えるのが好ましい。そのような外側に延在する側面エッジ部62は、下側に横たわる側部ピラー22に亘る追加の覆いを提供するように機能する。そのような形態は、利用可能な膨張ガスの効率的使用を提供すると同時に、衝撃吸収が望まれるところの領域に亘って膨張された緩衝式覆いを提供すると考えられている。
【0019】
認められるように、利用されるインフレータ32の性質に応じて、そこからの膨張ガスの排除は、ある程度の熱を発生し得る。そのような熱が望ましくないと考えられる場合、該熱の任意の効果は、図8に示されているような形態の利用を通して実質的に軽減することができると考えられる。図8では、前述した構成要素は、同様の参照番号に100だけ加算した参照番号により指し示されている。図示のように、図8の実施例と、図7の実施例との間の唯一の相違は、内部に配置されたガス透過性熱シールド要素170の組み込みである。この要素は、適切な縫合又は接着結合技術によりエアーバッグクッション130の内側に直接、取り付けることができる。そのような熱シールド要素170は、織物又は他の適切な材料から形成されてもよく、幅広い領域に亘って膨張ガスを拡散することにより、エアーバッグクッション130にある程度の保護を提供する。
【0020】
前記されたように、エアーバッグクッション30、130は、パネル材料を一緒に縫合することにより形成することができると考えられる。ほんの一例を用いると、そのような材料は、例えば、ナイロン若しくはポリエステルの織られ若しくは編まれた織物等の繊維材料を含んでいてもよいと考えられるが、これに限定されるものではない。所望ならば、そのような材料は、適切な組成のガス透過性遮蔽コーティングを備えていてもよい。ほんの一例を用いると、そのようなコーティングは、シリコン、ウレタン、アクリル、ポリアミドの分散物の合成物又はそれらの混合物を含んでいてもよいと考えられるが、これらに限定されるものではない。エアーバッグクッション30、130を形成する材料のパネルは、隣接する層の間のほぼ安定した接続を与える任意の縫合方法により一緒に結合されてもよいと考えられる。ほんの一例を用いると、そのような方法は、工業用の縫合、高周波溶接、超音波溶接、接着結合、又は、それらの組み合わせを含んでいてもよい。
【0021】
エアーバッグクッション30、130に対して望まれる組み立て技術は、多数の分離材料を一緒に縫合する工程を含んでいてもよいが、他の組み立て技術も考えられる。ほんの一例を用いると、エアーバッグクッション30、130は、それ自身上に折り畳まれ、囲われた関係で縫合された単一ブランクの材料から形成されてもよいと考えられる。エアーバッグクッション30、130は、当業者により周知されているような、適切な編み合わせ技術を使用したほぼ一体の構成として形成されてもよいと考えられる。
【0022】
本発明は、幾つかの可能となる好ましい実施例、構成及び手続きと関連して図示され、説明されたが、そのような実施例、構成及び手続きは、一例としてのみに理解されるべきであり、いずれの場合においても本発明はそれらに限定されるものではない。本発明の原理を用いた変形及び変更は、当業者にとって明らかであると考えられる。このため、本発明は、添付された請求の範囲の完全な精神及び範囲内の本発明の幅広い態様及びそれに均等な態様の全てを組み込んだ変形及び変更の全てに延長されるものと考えられ、意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】図1は、作動前における、本発明に係るエアーバッグアッセンブリを隠れラインで示した自動車の斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係るエアーバッグアッセンブリが展開された状態で示されている、図1に類似した図である。
【図3】図3は、図1のライン3−3に概略沿って取られた、本発明に係るエアーバッグアッセンブリの破断側面図である。
【図4】図4は、本発明に係るエアーバッグアッセンブリを部分展開の状態で示した、図3に類似した図である。
【図5】図5は、図3に類似した図であるが、本発明に係るエアーバッグアッセンブリの取り付け用の代替配位を示す図である。
【図6】図6は、本発明に係るエアーバッグアッセンブリを部分展開状態で示した、図5に類似した図である。
【図7】図7は、本発明に係るエアーバッグアッセンブリで使用するための膨張可能なエアーバッグクッションの平面図である。
【図8】図8は、図7に類似した図であるが、内部に配置された、オプションの熱シールド要素の存在を、隠れラインで示している図である。

Claims (20)

  1. 自動車(10)の操縦者の視界を実質的に妨害することなく、該自動車(10)のフロントガラス(16)の下側部分と共に、該自動車(10)の外側スカットル領域を緩衝させるためのエアーバッグアッセンブリ(20)であって、
    膨張ガスを吐出するためのインフレータ(32、32’)と、
    膨張ガスを内部に収容して膨張するためインフレータ(32、32’)と流体連通しているエアーバッグクッション(30、130)であって、該エアーバッグクッション(30、130)は、上側エッジ部(60,160)と、フロントガラス(16)の区分に対し重ね合わさっている関係で展開するため該上側エッジ部(60、160)の下方に配置された膨張可能な主要ボディ部(54、154)と、を備え、該エアーバッグクッション(30、130)内への膨張ガスの導入時に、該膨張可能主要ボディ部(54、154)は、該フロントガラス(16)の下方の位置から部分的にフロントガラス(16)の表面より上方の位置へ、車両の外側部分に対し膨張した緩衝関係で延在するようになり、該エアーバッグクッション(30、130)の展開時には、前記上側エッジ部(60、160)は車両(10)の操縦者の視界ラインの下方に配置され、これにより該操縦者は、前記外側環境に対する視界を維持する、前記エアーバッグクッション(30、130)と、
    を備える、エアーバッグアッセンブリ(20)。
  2. 前記上側エッジ部(60、160)は、略凹状プロフィールにより特徴付けられている、請求項1に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  3. 前記膨張可能な主要ボディ部(54、154)は、前記フロントガラス(16)の側部に配置された支持ピラー(22)に少なくとも部分的に亘って展開可能となる側面エッジ部(62、162)を備えている、請求項1に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  4. 前記エアーバッグクッション(30、130)は、前記膨張可能な主要ボディ部(54、154)の下方に配置された、少なくとも1つの実質的に膨張不可能な領域(56、156)を備えている、請求項1に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  5. 前記少なくとも1つの実質的に膨張不可能な領域(56、156)は、前記膨張可能な主要ボディ部(54、154)と、前記少なくとも1つの実質的に膨張不可能な領域(56、156)との間に延在する、継ぎ目要素(50、150)により膨張を防止されている、請求項4に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  6. 前記エアーバッグクッション(30、130)は、縫合された継ぎ目、接着結合された継ぎ目及び溶接された継ぎ目からなるグループから選択された型式の継ぎ目要素(50、150)により囲われた繊維材料のパネルを備えている、請求項1に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  7. 前記繊維材料は、編まれた織物である、請求項6に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  8. 前記編まれた織物は、透過性の遮蔽コーティング層を備えている、請求項7に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  9. 前記エアーバッグクッション(130)は、内部に配置されたガス分散熱シールド要素(170)を更に備えている、請求項1に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  10. 自動車(10)のフロントガラス(16)の下側部分と、該フロントガラス(16)の側面部に沿って配置された構造ピラー(22)の一部分と、と共に、該自動車(10)の外側スカットル領域を緩衝させるためのエアーバッグアッセンブリ(20)であって、
    膨張ガスを吐出するためのインフレータ(32、32’)と、
    膨張ガスを内部に収容して膨張するためインフレータ(32、32’)と流体連通している、実質的に囲われて縫合された構成を持つエアーバッグクッション(30、130)であって、該エアーバッグクッション(30、130)は、上側エッジ部(60,160)と、該上側エッジ部(60、160)の下方に配置された膨張可能な主要ボディ部(54、154)と、を含み、該膨張可能な主要ボディ部(54、154)は、フロントガラス(16)の側部に配置された支持ピラー(220)に亘って少なくとも部分的に展開可能な側部エッジ部(62、162)を備え、該エアーバッグクッション(30、130)内への膨張ガスの導入時に、該膨張可能主要ボディ部(54、154)は、該フロントガラス(16)の下側エッジを覆うと共に該フロントガラス(16)の側部の支持ピラー(22)の下側部分を少なくとも部分的に覆うように、該フロントガラス(16)の下方の位置から部分的にフロントガラス(16)の表面より上方の位置へ、車両の外側部分に対し膨張した緩衝関係で延在するようになり、該エアーバッグクッション(30、130)の展開時には、前記上側エッジ部(60、160)は車両(10)の操縦者の視界ラインの下方に配置され、これにより該操縦者は、前記外側環境に対する視界を維持する、前記エアーバッグクッション(30、130)と、
    を備える、エアーバッグアッセンブリ(20)。
  11. 前記エアーバッグクッション(30、130)の前記上側エッジ部(60、160)は、略凹状プロフィールにより特徴付けられている、請求項10に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  12. 前記エアーバッグクッション(30、130)は、前記膨張可能な主要ボディ部(54、154)の下方に配置された、少なくとも1つの実質的に膨張不可能な領域(56、156)を備えている、請求項10に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  13. 前記少なくとも1つの実質的に膨張不可能な領域(56、156)は、前記膨張可能な主要ボディ部(54、154)と、前記少なくとも1つの実質的に膨張不可能な領域(56、156)との間に延在する、継ぎ目要素(50、150)により膨張を防止されている、請求項12に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  14. 前記エアーバッグクッション(30、130)は、縫合された継ぎ目、接着結合された継ぎ目及び溶接された継ぎ目からなるグループから選択された型式の継ぎ目要素(50、150)により囲われた繊維材料のパネルを備えている、請求項10に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  15. 前記エアーバッグクッション(130)は、内部に配置されたガス分散熱シールド要素(170)を更に備えている、請求項10に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  16. 前記エアーバッグクッション(30)は、該エアーバッグクッション(30)の展開中に、前記車両(10)の表面から外側に突出した要素を覆うため、該エアーバッグクッション(30)の表面に亘って配置されたフラップ状バリア要素(42)を更に備えている、請求項10に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  17. 前記フラップ状バリア要素は、編まれた織物である、請求項16に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  18. 前記フラップ状バリア要素(42)は、摩擦減少コーティングを備えている、請求項16に記載のエアーバッグアッセンブリ。
  19. 自動車(10)のフロントガラス(16)の下側部分と、該フロントガラス(16)の側面部に沿って配置された構造ピラー(22)の一部分と共に、該自動車(10)の外側スカットル領域を緩衝させるためのエアーバッグアッセンブリ(20)であって、
    膨張ガスを吐出するためのインフレータ(32、32’)と、
    膨張ガスを内部に収容して膨張するためインフレータ(32、32’)と流体連通している、実質的に囲われて縫合された構成を持つエアーバッグクッション(30、130)であって、該エアーバッグクッション(30、130)は、実質的に凹状プロフィールを有する上側エッジ部(60,160)と、該上側エッジ部(60、160)の下方に配置された膨張可能な主要ボディ部(54、154)と、該膨張可能な主要ボディ部(54、154)の下方に配置された少なくとも1つの膨張不可能な領域(56、156)と、を含み、該膨張可能な主要ボディ部(54、154)は、フロントガラス(16)の側部に配置された支持ピラー(220)に亘って少なくとも部分的に展開可能な側部エッジ部(62、162)を備え、該エアーバッグクッション(30、130)内への膨張ガスの導入時に、該膨張可能主要ボディ部(54、154)は、該フロントガラス(16)の下側エッジを覆うと共に該フロントガラス(16)の側部の支持ピラー(22)の下側部分を少なくとも部分的に覆うように、該フロントガラス(16)の下方の位置から部分的にフロントガラス(16)の表面より上方の位置へ、車両の外側部分に対し膨張した緩衝関係で延在するようになり、該エアーバッグクッション(30、130)の展開時には、前記上側エッジ部(60、160)は車両(10)の操縦者の視界ラインの下方に配置され、これにより該操縦者は、前記外側環境に対する視界を維持する、前記エアーバッグクッション(30、130)と、
    を備える、エアーバッグアッセンブリ(20)。
  20. 前記エアーバッグクッション(130)は、内部に配置されたガス分散熱シールド要素(170)を更に備えている、請求項19に記載のエアーバッグアッセンブリ。
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