JP2004520357A - 化粧品 - Google Patents

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Abstract

【構成】本発明は、セリ科(apiaceae),ハンニチバナ科(cistaceae),キク科(asteraceae),シソ科(lamiaceae)に属する植物脂質抽出物を含有し、皮膚の老化を抑制する化粧品に関する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、人の表皮細胞の細胞分裂及び細胞分化を調節する植物脂質抽出物を含有する化粧品又は医薬品に関する。さらに、本発明は前記抽出物を含有する栄養補助食品に関する。
【背景技術】
【0002】
表皮は人の皮膚の動態組織である。これは基本的に単一の細胞グループ、すなわちケラチノサイトからなる。これらは、表皮の基底層にある幹細胞で形成され、表皮厚の全域の中で一番厚みのあるところで分化する、すなわち、最初はほぼ立方体で、次に多面体になり、そして扁平になって、かなり硬い角質層を形成することにより体表になる。したがって、表皮は、基底層で細胞増殖、そして中間帯で細胞分化領域、最終的に完全に分化した保護区域(角質層)になる。
【0003】
幹細胞の分裂は、サイトカイン及び上皮成長因子(EGF:Epidermal Growth Factor)などの成長因子によって調節される。核受容体上に結合するために原形質膜を通過することのできるステロイドホルモンと脂溶性ビタミンの場合と対照的に、サイトカインと成長因子は膜受容体を介して活性化することが知られている。
【0004】
ケラチノサイトの増殖と分化を調節する治療薬の中のレチノイン酸(RA)とその誘導物(レチノイド)はすでに数年前から使用されている。しかしながら、それらは催奇性であるという難点を有し、皮膚不耐性を示す。皮膚へのレチノイン酸の適用は、表皮細胞の分化中に通常発現するタンパク質の発現を減少させ、特に、サイトケラチン1(CK1),グルタミン転移酵素(TGM1)及びデスモプラキン(DP)を減少させる。レチノイン酸は、核受容体(RAR,RXR)を介して活性化し、さらに細胞内タンパク質を介しても活性化する。細胞内レチノイン酸を特異的に結合するCRABP−I及びCRABP−IIと称するタンパク質(すなわち、細胞内レチノイン酸結合タンパク質I及び細胞内レチノイン酸結合タンパク質II)は、レチノイン酸に対する感受性細胞の細胞質で検出されていた。このCRABP−IIタンパク質は、特に神経系と外観の成長において、主に胚の発生過程で発現する遺伝子産物であるが、皮膚細胞に特有で成人で連続的に発現する。CRABP−IIのメッセンジャーRNAの発現は、特にレチノイン酸によって誘発され、表皮分化で重要であることが知られているインターロイキン1などのサイトカインによって調節される。このCRABP−IIタンパク質は、細胞内レチノイン酸濃度と、さらにその輸送とその代謝を調節する。すなわち、このCRABP−IIタンパク質は、増殖と分化を調節するレチノイン酸感受性遺伝子の発現を加減する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の主な目的は、レチノイン酸のもたらす有害な効果を取り除き、ケラチノサイトの増殖と分化を調節する物質を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
例えば、クリスト マリン(Criste marine)と称するクリスマム マリティマム(Crithmum maritimum),シスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis),ヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum),ラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)などのいわゆる一部の海濱植物群の脂質抽出物中にあるレチノイン酸と成長因子EGFのものと似た特性を見い出すことによってこの課題を解決した。
【発明の効果】
【0007】
予期せぬ方法で、プロビタミンA(植物性レチノイド)が欠けているにもかかわらずこれらの植物抽出物の一部が、炎症を引き起こすことなしにレチノイン酸と似た調節作用を示すことを明らかにすることができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
クリスマム マリティマム,シスタス モンスペリエンシス,ヘリクリサム イタリカム,ラベンダー ストエカスの各植物を、植物性のトリグリセリド(C8−C10 TG)からなる溶媒の存在下、超臨界炭酸ガス抽出により共抽出した。超臨界炭酸ガスと植物性コソルベントは、抽出物を分解せず安定にする利点がある。しかしながら、他の種類の溶媒で抽出してもよい。
【0009】
室温に戻し、炭酸ガスを気化させた後、室温で固化する植物油(C16−C18 TG)を添加することによってワックスの形で抽出物を凝固させる。このワックスは、酸化耐性の利点を有する。
【0010】
さらに以下に示す方法において、レチノイン酸とその誘導体により通常活性化するタンパク質に関してはこれらのワックスが、コード遺伝子を発現するように有利に働く。
【0011】
したがって、クリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス及びヘリクリサム イタリカムのワックスを用いた処置は、細胞内レチノイン酸結合タンパク質(細胞内レチノイン酸結合タンパク質II、又はCRABP−II)に関して、CRABP−IIコード遺伝子の発現を増加させ、細胞分化を増進させる。さらに、レチノイン酸とその誘導体に関して、これらのワックスは、基底細胞の細胞分裂の正の調節となりうる血管内皮増殖因子(VEGF:vascular endothelial growth factor)又はその受容体(VEGFR1)の各々をコードする遺伝子の発現を高める。
【0012】
同時に、前記ワックスが、表皮の分化過程で通常発現するタンパク質コード遺伝子の発現を抑制させることを明らかにすることができた。このような抑制もレチノイン酸とその誘導体の特性である。
【0013】
例えば、クリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス,ヘリクリサム イタリカム及びラベンダー ストエカスのワックスによる処置は、デスモプラキン1,サイトケラチン1,サイトケラチン6などの細胞内粘着タンパク質,又はグルタミン転移酵素1などの酵素タンパク質をコードする遺伝子の発現を低下させるであろう。
【0014】
したがって、ケラチノサイトの分化の正の調節又は負の調節について、クリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス,ヘリクリサム イタリカム及びラベンダー ストエカスのワックスは、レチノイドと似た効果を示す。
【0015】
一方、レチノイン酸と対照的に、これらのワックスは、炎症性のサイトカイン、すなわちインターロイキン1アルファ(IL−1A)及びインターロイキン1ベータ(IL−1B)をコードする遺伝子を活性化しないため、炎症反応を引き起こさないことを有意な方法で明らかにした。これに反して、実際には、IL−1アルファに対する受容体の拮抗物質(IL−1RA)をコードする遺伝子の発現を増加させる傾向が、抗炎症作用を示すクリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス及びラベンダー ストエカスのワックスで観察された。
【0016】
さらに、クリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス及びラベンダー ストエカスから作られたワックスは、EGF反応因子(EGF反応因子1、又はERF1)のコード遺伝子の発現を増大させることを見い出した。
【0017】
また、シスタス モンスペリエンシスから得られたワックスは、上皮成長因子受容体(EGFR:Epidermal Growth Factor Receptor)のコード遺伝子の発現を高めることを見い出した。
【0018】
最後に、クリスト マリン,ヘリクリサム イタリカム及びラベンダー ストエカスのワックスは、EGF型結合ヘパリンの成長因子(ヘパリン結合EGF類似成長因子、又はHB−EGF)のコード遺伝子の発現をほぼ増加させることを見い出した。さらに、この遺伝子もレチノイン酸により活性化される。
【0019】
したがって、結論として、上記の植物性ワックスは、表皮の細胞分化(レチノイドと似た抑制と活性化)及びケラチノサイトの細胞分裂(EGF因子と似た活性化)の両方に作用する。
【0020】
幹細胞の分裂の活性化及びケラチン生成細胞の分化の調節によって、前記植物性ワックスは、表皮の厚みと成熟を増進させる。化粧品、特に皮膚細胞の老化を防止する活性因子としてそれらを用いることができる。また、ケラチノサイト分化の疾患を治療するための医薬品の活性因子として、特に抗乾癬剤として皮膚科でそれらを使用してもよい。予防薬として用いてもよい。さらに、EGFと似た方法で細胞分裂を活性化することによって、前記植物性ワックスは、瘢痕形成を促進するのに用いられる薬剤の活性因子として使用してもよい。前記植物性ワックスを主成分とした化粧品や医薬品を、適切な箇所に塗布するか、又は経口摂取してもよい。
【0021】
また、前記植物性ワックスは、上記の美容効果を得るため食材の中に組み込んでもよい。
【0022】
通常、前記植物性ワックスは:
セリ科(apiaceae)、具体的にはクリスマム属(Crithmum)、例えばクリスマム マリティマム(Crithmum maritimum)と;
ハンニチバナ科(cistaceae)、具体的にはシスタス属(Cistus)、例えばシスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis)と;
キク科(asteraceae)、具体的にはヘリクリサム属(Helichrysum)、例えばヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)と;
シソ科(lamiaceae)、具体的にはラベンダー属(Lavandula)、例えばラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)と
の植物により製造される。
【0023】
実験手順
クリスマム マリティマム(Crithmum maritimum),シスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis),ヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)及びラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)から得られるワックスを、抽出で用いられた溶媒で1%に希釈し、その後再構成した人の表皮(複製)の表面に塗布して、殺菌済ブラシの細かい部分を用いて広げた。この表皮を24時間、37℃で培養した。次に、その組織を培養器から取り出し、速やかに無菌の試験管(RNA分解酵素を含まない)に移して、−80℃で凍結した。
【0024】
遺伝子発現における前記ワックスの効果は、メッセンジャーリボ核酸(mRNA)の分析に基づいて研究された。
【0025】
まず、リボ核酸を抽出し、従来通りに精製して、次に膜に加えられるプローブと特異的にハイブリダイゼーションさせること(いわゆる、マイクロアレイ法)によってそれらを分析した。
【0026】
さらに具体的には、まず、DNA分解酵素1の存在下で培養することによってそのサンプルからDNAを除去した。残存DNAの存在を、アガロースゲルの電気泳動で確認した。
【0027】
次に、ビオチン標識化されたオリゴ(dT)プライマーで末端にポリアデニル酸を付加したmRNAをハイブリダイズすることによって、そのメッセンジャーRNA(mRNA)を精製し、その後ストレプトアビジンビーズで選択的回収の段階に移った。
【0028】
32Pで標識化された複数のDNAプローブを、〔α32P〕−dATPの存在下で、前記アレイ上に固定化した配列に特異的なRNAプライマーを用いて、ポリ(dT)ビーズに結合するmRNAを逆転写することによって調製した。
【0029】
各膜に固定化されたcDNAを、68℃で一晩中ハイブリダイズし、プローブを標識化した。その後、そのフィルターを厳しい条件下(68℃)で洗浄し、分析の目的のために個々にプラスチックの孔に入れた。放射能のスポットを直に定量化することによって分析を行った。
【0030】
結果
結果を表1に示す。各種の項目を以下のように示す:
コントロール「C」は、植物性ワックスを希釈するのに用いられる抽出溶媒(C8−C10 TG)で処理されたコントロール表皮であり、
クリスト「Criste」は、抽出溶媒(C8−C10 TG)で1%に希釈されたクリスト マリン(Criste marine)ワックスで処理された表皮であり、
シスタス「Cistus」は、抽出溶媒(C8−C10 TG)で1%に希釈されたシスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis)ワックスで処理された表皮であり、
ヘリ「Heli」は、抽出溶媒(C8−C10 TG)で1%に希釈されたヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)ワックスで処理された表皮であり、
ラベ「Lav」は、抽出溶媒(C8−C10 TG)で1%に希釈されたラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)ワックスで処理された表皮であり、
アールエー「RA」は、既知の技術に基づく遺伝子発現上のレチノイン酸の効果である。
【0031】
種々の行は、異なる標識、又は同等にこれらの標識に対応する遺伝子に関する。
【0032】
その結果を相対単位(RU:Relative Units)で示す(左側の数字)。それらを各遺伝子に対応するダブルスポット点の平均放射能を示し、バックグランドのノイズとプローブの異なる標識強度を補正した。また、それらを未処理のコントロールのパーセンテージとして示す(右側の数字)。
【0033】
そのRUが閾値1.5と同等か又はそれより大きい場合、すなわち二重線が写真で見える場合、遺伝子を十分に発現すると見なされる。
【0034】
基準標識(ハウスキーピング)は、ユビキチン及びグリセルアルデヒド三リン酸脱水素酵素(G3PDH)である。表の上から2行に示すように、これらの遺伝子は視覚的に明らかに表示され、ワックスが基準遺伝子の発現に著しく作用することがないことを容易に示す。その他の標識の発現の相対的な方法において、そのハウスキーピング標識の平均総数を基準数値として用いた。この方法において、異なるプローブの標識強度における相対偏差は重要ではない。異なるプローブの基準遺伝子の標識強度に基づき補正した。
【0035】
測定レベルがコントロールより少なくとも50%未満である(すなわち、比率が50%未満である)場合、生成物は抑圧的であると考えられ、そして前記レベルがコントロールの50%以上を超える(すなわち、その比率が150%より大きい)場合、前記生成物は活性的であると考えられる。
【0036】
細胞内レチノイン酸結合タンパク質(CRABP−II)に関して、コントロールと比較して+113%,+86%及び+183%のCRABP−II遺伝子の発現における増加は、クリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス及びヘリクリサム イタリカムで観察された(各比率は213%,186%及び283%である)。また、ラベンダー ストエカスのワックスは、この遺伝子(+43%)を増加させる傾向にある。
【0037】
クリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス,ヘリクリサム イタリカム及びラベンダー ストエカスのワックスは、表皮分化に関して発現タンパク質コード遺伝子の発現を低下させる、すなわちデスモプラキン1(ヘリクリサム イタリカムとラベンダー ストエカスのワックスで−80%と−74%),デスモプラキン3(シスタス モンスペリエンシスとヘリクリサム イタリカムのワックスで−69%と−59%),サイトケラチン1(4種の植物性ワックスで−90%),サイトケラチン6(シスタス モンスペリエンシスのワックスで−79%),グルタミン転移酵素1(クリスト マリンとヘリクリサム イタリカムのワックスで−65%と−61%)の発現を低下させる。
【0038】
最後に、4種の植物性ワックスは、成長因子のコード遺伝子を増加させる、すなわちVEGF(クリスト マリンとシスタス モンスペリエンシスで+99%と+58%)及びVEGFR1(+55%から+186%)を増加させる。
【0039】
一方、前記ワックスは、炎症性のサイトカインすなわちインターロイキン1アルファ(IL−1A)及びインターロイキン1ベータ(IL−1B)の生成物を活性化しない。対照的に、クリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス及びラベンダー ストエカスのワックスでは、IL−1アルファに対する受容体の拮抗物質(IL−1RA)をコードする遺伝子の発現を活性化させる傾向がある(各々+45%,+29%,+40%)。
【0040】
上皮成長因子(EGF)に関して、クリスト マリン,シスタス モンスペリエンシス及びラベンダー ストエカスのワックスは、EGFの反応因子(ERF1)のコード遺伝子発現をそれぞれ+74%,+195%及び+53%増加させ、シスタス モンスペリエンシスワックスはEGFRのコード遺伝子発現を+57%増加させ、クリスト マリン,ヘリクリサム イタリカム及びラベンダー ストエカスのワックスは成長因子HB-EGFのコード遺伝子発現をそれぞれ+120%,+140%及び+194%増加させた。

Claims (18)

  1. セリ科(apiaceae),ハンニチバナ科(cistaceae),
    キク科(asteraceae),シソ科(lamiaceae)に属する植物の脂質抽出物を含有することを特徴とする皮膚老化防止用の化粧品。
  2. 前記脂質抽出物が、クリスマム マリティマム(Crithmum maritimum),シスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis),ヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)及びラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)の植物のうち1種又は数種から得られることを特徴とする請求項1記載の化粧品。
  3. 前記化粧品の形状が、植物性ワックスであることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧品。
  4. 植物性トリグリセリドからなる溶媒の存在下、超臨界炭酸ガス抽出との共抽出により、セリ科(apiaceae),ハンニチバナ科(cistaceae),キク科(asteraceae),シソ科(lamiaceae)に属する植物の脂質混合物を抽出することを特徴とする化粧品の製造方法。
  5. 前記脂質混合物が、クリスマム マリティマム(Crithmum maritimum),シスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis),ヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)及びラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)の植物のうち1種又は数種から抽出されることを特徴とする請求項4記載の化粧品の製造方法。
  6. 室温で固形の植物性油脂を前記脂質混合物に添加することを特徴とする請求項4又は5記載の化粧品の製造方法。
  7. セリ科(apiaceae),ハンニチバナ科(cistaceae),キク科(asteraceae),シソ科(lamiaceae)に属する植物の脂質抽出物を含有することを特徴とする皮膚治療用の医薬品。
  8. 前記脂質抽出物が、クリスマム マリティマム(Crithmum maritimum),シスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis),ヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)及びラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)の植物のうち1種又は数種から得られることを特徴とする請求項7記載の医薬品。
  9. 前記医薬品の形状が、植物性ワックスであることを特徴とする請求項7又は8記載の医薬品。
  10. 植物性トリグリセリドからなる溶媒の存在下、超臨界炭酸ガス抽出との共抽出により、セリ科(apiaceae),ハンニチバナ科(cistaceae),キク科(asteraceae),シソ科(lamiaceae)に属する植物の脂質混合物を抽出することを特徴とする医薬品の製造方法。
  11. 前記脂質混合物が、クリスマム マリティマム(Crithmum maritimum),シスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis),ヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)及びラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)の植物のうち1種又は数種から抽出されることを特徴とする請求項10記載の医薬品の製造方法。
  12. 室温で固形の植物性油脂を前記脂質混合物に添加することを特徴とする請求項10又は11記載の医薬品の製造方法。
  13. セリ科(apiaceae),ハンニチバナ科(cistaceae),キク科(asteraceae),シソ科(lamiaceae)に属する植物の脂質抽出物を含有することを特徴とする美容効果を有する栄養補助食品。
  14. 前記脂質抽出物が、クリスマム マリティマム(Crithmum maritimum),シスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis),ヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)及びラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)の植物のうち1種又は数種から得られることを特徴とする請求項13記載の栄養補助食品。
  15. 前記医薬品の形状が、植物性ワックスであることを特徴とする請求項13又は14記載の栄養補助食品。
  16. 植物性トリグリセリドからなる溶媒の存在下、超臨界炭酸ガス抽出との共抽出により、セリ科(apiaceae),ハンニチバナ科(cistaceae),キク科(asteraceae),シソ科(lamiaceae)に属する植物の脂質混合物を抽出することを特徴とする栄養補助食品の製造方法。
  17. 前記脂質混合物が、クリスマム マリティマム(Crithmum maritimum),シスタス モンスペリエンシス(Cistus monspeliensis),ヘリクリサム イタリカム(Helichrysum italicum)及びラベンダー ストエカス(Lavandula stoechas)の植物のうち1種又は数種から抽出されることを特徴とする請求項16記載の栄養補助食品の製造方法。
  18. 室温で固形の植物性油脂を前記脂質混合物に添加することを特徴とする請求項16又は17記載の栄養補助食品の製造方法。
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