JP7108294B2 - 遺伝子発現調節剤 - Google Patents

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本発明は、霊芝を含有することを特徴とする遺伝子発現調節剤であり、加齢に伴う遺伝子発現変化を改善する遺伝子発現調節剤に関する。より詳しくは、遺伝子が、免疫賦活に関わるIFNG、IL2RB、IL2RG、GZMA、GZMB、NCR1、KLRK1、食欲調節に関わるLEP、脂質代謝に関わるLIPE、GPD1、FASN、CYP7A1、ADRB3、皮膚幹細胞の機能維持に関わるNGFR、ITGB1である遺伝子発現調節剤であり、遺伝子発現調節剤を含む遺伝子発現調節用食品組成物に関する。
加齢に伴い、ヒトに備わっている様々な機能が低下する。例えば、神経・内分泌系機能の低下、視力や聴力などの感覚機能の低下、筋力や関節の可動範囲など身体機能の低下、環境変化に対する適応能力の低下、免疫機能の低下、病気に対する抵抗力の低下など、様々な変化が生じる。また加齢は、様々な臓器における代謝性疾患や慢性炎症など、多くの加齢関連疾患の発症や病態に影響を与えることも明らかになってきている(非特許文献1)。
生体の恒常性維持に関わるタンパク質は、加齢により発現量が変化する。例えば線維芽細胞において、細胞外マトリックス構成成分であるフィブロネクチンやサイクリン依存性キナーゼインヒビターであるp21は、加齢に伴い発現量が増加する。一方、インスリン様成長因子であるIGF-1や、DNA複製に関与するDNAポリメラーゼαは、加齢に伴い発現量が減少する(非特許文献2)。他にも、脂肪細胞におけるTNFα、IL1β、IL6などの炎症性サイトカインの加齢による産生増加や、副腎皮質網状帯細胞から分泌される副腎アンドロゲンであるDHEA-Sの加齢による血中濃度低下が報告されている(非特許文献3)。
以下に、本発明において特に着目した、生体の恒常性維持に重要なタンパク質の機能とその遺伝子の名称について説明する。IFNGは、IFNγ(インターフェロンガンマ)をコードする遺伝子である。IFNγは、免疫賦活に関わる代表的なサイトカインであり、T細胞やNK細胞など種々の免疫細胞の活性化因子である。IL2RA、IL2RB、IL2RGはそれぞれ、IL2受容体α(インターロイキン2受容体α)、IL2受容体β(インターロイキン2受容体β)、IL2受容体γ(インターロイキン2受容体γ)をコードする遺伝子である。IL2受容体は、サイトカインの一種であるIL2に対する受容体であり、α鎖、β鎖、γ鎖の3つの細胞表面タンパク質より構成される。免疫賦活におけるIL2の役割は、T細胞の増殖や活性化、B細胞の増殖や抗体産生促進、単球・マクロファージの活性化、NK細胞の増殖や活性化など、多岐にわたっており、IL2受容体はIL2の刺激を細胞内に伝達し、IL2の多様な生理作用発揮において重要な役割を担っている。GZMA、GZMBはそれぞれ、GranzymeA(グランザイムA)、GranzymeB(グランザイムB)をコードする遺伝子である。GranzymeA、GranzymeBは共に、NK細胞やキラーT細胞より分泌される因子であり、癌細胞に作用してアポトーシスを誘導する癌細胞傷害の実行因子である。NCR1は、NKp46(Natural cytotoxicity triggering receptor1)をコードする遺伝子であり、KLRK1は、NKG2D(Natural killer group2 memberD)をコードする遺伝子である。NKp46、NKG2Dは共に、NK細胞表面に発現するNK細胞活性化受容体であり、癌細胞表面のリガンドに結合してNK細胞を活性化する。上記に示したタンパク質は、免疫細胞の活性化や癌細胞傷害など、免疫賦活に極めて深く関わっていると考えられる。
LEPは、Leptin(レプチン)をコードする遺伝子である。Leptinは、脂肪細胞から特異的に分泌されるアディポサイトカインであり、いわゆる善玉ホルモンの一種である。主たる機能は、視床下部弓状核に分布するLeptin受容体を介した食欲抑制作用である。Leptinの正常な分泌は、食欲を適切に制御・調節することから、メタボリックシンドロームの予防、改善、治療に極めて重要である。
LIPEは、HSL(ホルモン感受性リパーゼ)をコードする遺伝子である。HSLは、肝臓や脂肪における細胞内の中性脂肪をグリセロールと脂肪酸に分解する酵素である。GPD1は、GPDH(グリセロール3リン酸脱水素酵素)をコードする遺伝子である。GPDHは、グルコースを基質としてグリセロール3リン酸を合成する過程における主要な酵素であり、この酵素反応によって生成したグリセロール3リン酸は、脂肪酸とエステルを形成することにより中性脂肪として蓄積される。FASNはFAS(脂肪酸合成酵素)をコードする遺伝子である。FASは、マロニルCoAとアセチルCoAから脂肪酸を合成する酵素である。CYP7A1は、コレステロール7αヒドロキシラーゼをコードする遺伝子である。コレステロール7αヒドロキシラーゼは、胆汁酸合成の経路における律速酵素としてコレステロール代謝に関与する。ADRB3は、β3アドレナリン受容体をコードする遺伝子である。β3アドレナリン受容体は、交感神経優位時に分泌されるホルモンであるアドレナリンの受容体の一種であり、アドレナリンの脂肪燃焼作用を細胞内に伝達する役割を担う。つまり、肝臓や脂肪の細胞内では、脂質の合成・分解が、HSL、GPDH、FAS、コレステロール7αヒドロキシラーゼなどの酵素や、β3アドレナリン受容体などの脂肪分解系ホルモンの受容体によって制御されていることから、これらの酵素や受容体の発現量は、生体の脂質代謝の調節において非常に重要な役割を果たすと考えられる。
幹細胞は、様々な細胞に分化する多分化能を有しており、この性質により損傷部の細胞・組織を再生することで回復に導くと考えられている。皮膚組織においても表皮、真皮、皮下脂肪部位それぞれに幹細胞が存在し、各部の恒常性維持に寄与している。またこれらの皮膚幹細胞を再生医療や再生美容に利用するために、幹細胞において特異的に発現するマーカータンパク質として神経成長因子受容体やインテグリンβ1などが同定されてきた(非特許文献4、5)。これらの因子をコードする遺伝子はそれぞれ、NGFR、ITGB1である。上記のマーカータンパク質は幹細胞が多分化能を保持し、未分化な状態の時に高く発現しており、これらの遺伝子の発現量を解析することで幹細胞の機能維持状態を調べることが可能である(非特許文献6、7)。また、幹細胞は老化や外的な因子によってダメージを受け、未分化な状態が損なわれることが知られている(非特許文献8、9)。つまり、皮膚組織に存在する幹細胞を未分化な状態で維持することは、肌の老化を防ぐ上で極めて重要であると考えられる。
以上のように、タンパク質の正常な発現は、生体の恒常性維持において極めて重要な役割を果たしている。一般にタンパク質の発現は、種々の転写活性因子、転写抑制因子などによる遺伝子発現の調節を介して制御されているため、遺伝子の発現を調節することでタンパク質の発現を制御し、加齢による生体の機能低下や疾患の発症の予防、治療、改善につなげることが可能と考えられる。
このような観点から、遺伝子発現の調節に着目した疾患の発症の予防、治療、改善に効果的な方法が提案されている。例えば、2-アミノエタンスルホン酸を含有することを特徴とする遺伝子の発現異常を伴う疾患や症状の予防、診断、改善又は治療用製剤(特許文献1)、アスタキサンチンを含有する遺伝子発現調節剤(特許文献2)、ケニア産紫茶の抽出物を有効成分とする概日リズム調節剤(特許文献3)、ペラルゴニウム属植物の抽出物を有効成分として含有する時計遺伝子Periodの発現調節剤(特許文献4)などが開示されている。
しかしながら、加齢に伴う遺伝子発現変化については、それを捉えるのに膨大な時間を要することもあり、必ずしも容易ではないため、加齢に伴う遺伝子発現変化の制御物質の報告は非常に限られている。
ここで、霊芝の薬理作用については種々の報告がなされており、例えばTNFαの産生促進を介して免疫機能を向上する食品(特許文献5)、担子菌類の菌糸体の抽出物を含有する免疫活性調節剤(特許文献6)、霊芝及び/又は霊芝の発酵物から選択される霊芝成分の抽出物を含有するTie2活性化剤(特許文献7)、霊芝抽出物を含有することを特徴とするコレステロール吸収抑制剤(特許文献8)などが開示されている。しかしながら、加齢に伴う全身性の遺伝子発現変化に対する改善作用については全く知られていない。加齢に伴う遺伝子発現変化においては、生体の不可逆的な加齢変化という特有の影響が加わるため、従来開示されている霊芝の薬理作用とは全く異なるアプローチが必要であると考えられる。
特開2014-40393号公報 国際公開番号WO2005/074907 特許第6227851号公報 特開2014-65682号公報 特開2003-135028号公報 特開2014-65682号公報 特開2017-132698号公報 特開2015-17043号公報
実験医学5、2017、35(8)、1309-1315 鮎沢 大、化学と生物、2000、38(4)、224-229 清水孝彦、日本薬理学雑誌、2011、138、60-63 Hasebe Y.、et al.、Journal of Dermatological Science、2011、62、98-106 Jones PH.、et al.、Cell、1993、73、713-724 Taddei I.、et al.、Nature Cell Biology、2008、10、716-722 Mikami Y.、et al.、Stem Cell Development、2011、20、901-913 Akamatsu H.、et al.、The Journal of Dermatology、2016、43、311-313 Iwata Y.、et al.、Journal of Dermatological Science、2013、71、122-129
本発明は、霊芝を含有することを特徴とする遺伝子発現調節剤であり、加齢に伴う遺伝子発現変化を改善する遺伝子発現調節剤を提供することを目的とする。より詳しくは、免疫賦活に関わるIFNG、IL2RB、IL2RG、GZMA、GZMB、NCR1、KLRK1、食欲調節に関わるLEP、脂質代謝に関わるLIPE、GPD1、FASN、CYP7A1、ADRB3、皮膚幹細胞の機能維持に関わるNGFR、ITGB1の加齢に伴う発現変化を改善する遺伝子発現調節剤を提供すること、および遺伝子発現調節剤を含む遺伝子発現調節用食品組成物を提供することを目的とする。
本発明に用いる霊芝は、担子菌類のマンネンタケ科(Ganodermataceae)マンネンタケ属(Ganoderma)に属するキノコで、中国の薬学古書である「本草綱目」や「神農本草経」によると、霊芝(赤芝)、黒霊芝(黒芝)、紫霊芝(紫芝)、青霊芝(青芝)、黄霊芝(黄芝)及び白霊芝(白芝)が知られている。本発明では、マンネンタケ科に属する全てのキノコを用いることができるが、好ましくは霊芝、黒霊芝、紫霊芝、青霊芝、黄霊芝、白霊芝であり、さらに好ましくは霊芝(赤芝、Ganoderma lucidum)又は黒霊芝(黒芝、Ganoderma sinensis、Ganoderma atrum)を用いることが望ましい。
本発明に用いる霊芝は、子実体、胞子、菌糸体、天産物、栽培物、培養物等を問わず使用することができ、広く中国や日本市場などで流通しているものを用いることができる。また、必要に応じてそのままの状態、破砕物、乾燥物などを適宜選択して抽出操作に付することができる。
本発明に用いる霊芝の抽出物を得る抽出溶媒としては、例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノールなど)、液状多価アルコール類(1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなど)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)、アセトニトリル、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)、炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、石油エーテルなど)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテルなど)が挙げられる。これらの溶媒は一種でも二種以上を混合して用いても良い。好ましくは、水、エタノール、あるいはこれらの混合物を用いると良い。
上記抽出物は、抽出した溶液のまま用いても良く、必要に応じて、濃縮、希釈、濾過、活性炭などによる脱色、脱臭、エタノール沈殿などの処理をして用いても良い。さらには、抽出した溶液を濃縮乾固、噴霧乾燥、凍結乾燥などの処理を行い、乾燥物として用いても良い。
本発明に用いる霊芝の摂取量は、摂取形態、使用目的、年齢、体重などによって適宜調整することができる。成人1日当り、霊芝は、キノコ乾燥物に換算して1~20000mg、好ましくは50~10000mgの範囲で1日1回から数回経口摂取できる。上記摂取範囲より少ない量で十分な場合もあるし、また、範囲を超えて摂取する必要がある場合もある。また、製剤化における薬効成分の添加法については、予め加えておいても、製造途中で添加しても良く、作業性を考えて適宜選択すれば良い。
本発明の遺伝子発現調節剤は、医薬品、医薬部外品、食品として用いることができる。医薬品や医薬部外品としては、経口用の散剤、顆粒剤、錠剤、糖衣錠剤、カプセル剤、シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳剤など、非経口用の注射剤、座剤などとして用いることができる。また、食品としては、飲料、硬カプセル、軟カプセル、タブレット、顆粒剤、ゼリーなどとして用いることができる。
本発明の遺伝子発現調節剤は、効果を損なわない範囲内で、必要に応じて通常の医薬品、医薬部外品、食品に用いられる賦形剤、安定剤、保存剤、結合剤、崩壊剤、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、pH調整剤、防腐剤、香料などの成分を含有することもできる。
本発明の遺伝子発現調節剤は、免疫賦活に関わるIFNG、IL2RB、IL2RG、GZMA、GZMB、NCR1、KLRK1、食欲調節に関わるLEP、脂質代謝に関わるLIPE、GPD1、FASN、CYP7A1、ADRB3、皮膚幹細胞の機能維持に関わるNGFR、ITGB1の加齢に伴う発現変化を改善することで、生体の恒常性維持を達成することができる。
以下に、本発明を詳細に説明するため実施例を挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。
製造例1 霊芝熱水抽出物
霊芝(Ganoderma lucidum)の乾燥物20gに400mLの精製水を加え、95~100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥して霊芝熱水抽出物を1.4g得た。
製造例2 霊芝エタノール抽出物
霊芝(Ganoderma lucidum)の乾燥物100gに900mLのエタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、霊芝エタノール抽出物を1.6g得た。
製造例3 黒霊芝熱水抽出物
黒霊芝(Ganoderma sinensis)の乾燥物20gに400mLの精製水を加え、95~100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥して黒霊芝熱水抽出物を1.1g得た。
製造例4 黒霊芝エタノール抽出物
黒霊芝(Ganoderma sinensis)の乾燥物100gに900mLのエタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、黒霊芝エタノール抽出物を1.4g得た。
以下の処方例の%は重量%を示す。
処方例1 軟カプセル剤
<処方>
成分 含有量(%)
1.霊芝熱水抽出物(製造例1) 30.0
2.米胚芽油 60.0
3.ミツロウ 7.0
4.ビタミンE 3.0
<製造方法>
成分1~4を混合し、ゼラチン、グリセリン、カラメル色素で構成される被膜に、250mg充填し、乾燥後、軟カプセル剤を得る。
<用法>
1日当り4粒摂取する。
処方例2 硬カプセル剤
<処方>
成分 含有量(%)
1.霊芝熱水抽出物(製造例1) 40.0
2.コーンスターチ 52.0
3.ショ糖脂肪酸エステル 8.0
<製造方法>
成分1~3を混合し、2号硬カプセルに250mg充填してカプセル剤を得る。
<用法>
1日当り8粒摂取する。
処方例3 飲料
<処方>
成分 含有量(%)
1.黒霊芝熱水抽出物(製造例3) 1.0
2.クエン酸 6.0
3.ショ糖 10.0
4.香料 1.0
5.水 82.0
<製造方法>
成分1~4を成分5の一部の水に撹拌溶解する。次いで、成分5の残りの水を加えて混合し、殺菌したものを飲料とする。
<用法>
1日当り50mL摂取する。
処方例4 顆粒剤
<処方>
成分 含有量(%)
1.霊芝エタノール抽出物(製造例2) 8.0
2.乳糖 80.0
3.セルロース 12.0
<製造方法>
成分1~3を乾式法により造粒し、顆粒剤を得る。
<用法>
1日当り1g摂取する。
処方例5 錠剤
<処方>
成分 含有量(%)
1.霊芝熱水抽出物(製造例1) 11.0
2.乳糖 60.0
3.還元麦芽糖水飴 25.0
4.ショ糖脂肪酸エステル 4.0
<製造方法>
成分1~4を混合して打錠成型し、0.5gの錠剤を得る。
<用法>
1日当り2粒摂取する。
処方例6 ゼリー
<処方>
成分 含有量(%)
1.黒霊芝エタノール抽出物(製造例4) 0.001
2.カラギーナン 2.0
3.ゼラチン 1.0
4.砂糖 28.5
5.精製水 68.499
<製造方法>
成分1~5を混合し、加熱しながら煮詰め、ゼリーの型に流し込み、冷却する。
<用法>
1日当り1個(100g)を摂取する。
処方例7 散剤
<処方>
成分 含有量(%)
1.霊芝熱水抽出物(製造例1) 15.0
2.乾燥コーンスターチ 65.0
3.微結晶セルロース 20.0
<製造方法>
成分1~3を混合し、散剤とする。
<用法>
1日当り1包(3g)を摂取する。
実験例 自然加齢マウスを用いた遺伝子発現解析
3ヶ月齢のHR-1ヘアレスマウスを用い、普通飼料、あるいは製造例1の霊芝を2%添加した飼料により飼育を18ヶ月間行った。この時点のマウスの月齢は21ヶ月齢である。比較として、3ヶ月齢のHR-1ヘアレスマウスを若齢マウスとして用いた。18ヶ月間飼育後、脾臓、肝臓、腸管膜内臓脂肪(以下、単に内臓脂肪)、鼠径部皮下脂肪(以下、単に皮下脂肪)及び背部皮膚を摘出した。遺伝子発現解析は、各臓器より抽出・精製したRNAからcDNAを調製し、SYBR Greenを用いたリアルタイムPCR法で行った。尚、遺伝子発現解析に使用したプライマーは以下のとおりである。
IFNγ用のプライマーセット
CAACAGCAAGGCGAAAAAGG(配列番号1)
CCTGTGGGTTGTTGACCTCAA(配列番号2)
TNFα用のプライマーセット
GCCAGCCGATGGGTTGTA(配列番号3)
GGCAGCCTTGTCCCTTGA(配列番号4)
IL1β用のプライマーセット
GATGATAACCTGCTGGTGTGTGA(配列番号5)
GTTGTTCATCTCGGAGCCTGTAG(配列番号6)
IL2受容体α用のプライマーセット
TCCTAAACTGTGAATGCAAGAG(配列番号7)
ATTTGTCATGGGAGTTGCTG(配列番号8)
IL2受容体β用のプライマーセット
CCTTTGACAACCTTCGCCTG(配列番号9)
AGCATCTCCAAGAAGAGCCA(配列番号10)
IL2受容体γ用のプライマーセット
GCTGAAACGAGAATCCTTCC(配列番号11)
CGTTCCAACCAACAGTACAC(配列番号12)
IFNγ受容体1用のプライマーセット
AAGGTGTATTCGGGTTCCTG(配列番号13)
TGTCCAACCTTAGCTTTAACTC(配列番号14)
IFNγ受容体2用のプライマーセット
TGAGAATGTTACTGTTGGACCT(配列番号15)
CTGTTCCTGTTGGGTTTCTG(配列番号16)
BCL2用のプライマーセット
CCGGGAGATCGTGATGAAGT(配列番号17)
ATCTCCAGCATCCCACTCGTA(配列番号18)
JUN用のプライマーセット
AAACAGAGCATGACCTTGAACC(配列番号19)
GTCGGTGTAGTGGTGATGTG(配列番号20)
MYC用のプライマーセット
ATCAGCAACAACCGCAAGTG(配列番号21)
GTGTCCGCCTCTTGTCGTTT(配列番号22)
GranzymeA用のプライマーセット
CACTGTAACGTGGGAAAGAG(配列番号23)
GTGAAGGATAGCCACATTTCTG(配列番号24)
GranzymeB用のプライマーセット
CTGCTAAAGCTGAAGAGTAAGG(配列番号25)
TTTAAAGTAGGACTCACACTCCC(配列番号26)
NKp46用のプライマーセット
GGAAACTCGGTGAACATCTG(配列番号27)
TCATACAGACCAGTTACTACCA(配列番号28)
NKG2D用のプライマーセット
CAGCAAAGTGGGATACTTCTC(配列番号29)
CTTGTTGCACAATACTGGCTG(配列番号30)
DNAM1用のプライマーセット
ATATAACAGGAAGAGACGGAGAC(配列番号31)
CTGGATGGGAGAAGTAGGAC(配列番号32)
L-Selectin用のプライマーセット
TGCTCTGTTGTGACTTCCTG(配列番号33)
TTGTATGGCGACTAAATCTGTG(配列番号34)
FCGR3用のプライマーセット
ATTCTGCTGCTGTTTGCTTTTG(配列番号35)
CACCACAGCCTTCGGAAGAG(配列番号36)
SIRT1用のプライマーセット
GCACTAATTCCAAGTTCTATACCC(配列番号37)
GGCAACTCTGATAAATGAACCA(配列番号38)
ACOX1用のプライマーセット
CAAGGCATGCACCATTGC(配列番号39)
GGCTCGCTTCTCTTGATTTCA(配列番号40)
AMPK用のプライマーセット
GTCTGGAGGTGAATTGTTCGACTA(配列番号41)
GCGCGCTTCCACCTCTT(配列番号42)
UCP2用のプライマーセット
GCCTCTGGAAAGGGACTTCTC(配列番号43)
ACCAGCTCAGCACAGTTGACA(配列番号44)
PGC-1α用のプライマーセット
GATGGCACGCAGCCCTATT(配列番号45)
CGACACGGAGAGTTAAAGGAAGA(配列番号46)
ACADM用のプライマーセット
AACACTTACTATGCCTCGATTGCA(配列番号47)
CCATAGCCTCCGAAAATCTGAA(配列番号48)
HMG-CoAR用のプライマーセット
GAATGCCTTGTGATTGGAGTTG(配列番号49)
GCCGAAGCAGCACATGATCT(配列番号50)
LDL受容体用のプライマーセット
GCGGCTTCCGGTTGGT(配列番号51)
CAGGTGTCTGGCTCCTGACA(配列番号52)
コレステロール7αヒドロキシラーゼ用のプライマーセット
TTGGAATAAGGAGAAGGAAAGTAGGT(配列番号53)
ACAGCCCAGGTATGGAATCAAC(配列番号54)
ABCB11用のプライマーセット
TCTGGCATCTACGCAGGAGTT(配列番号55)
CCCACAACCTTATTTGAAAGTATCC(配列番号56)
FAS用のプライマーセット
GCACAGCTCTGCACTGTCTACTAC(配列番号57)
ATCCCAGAGGAAGTCAGATGATAG(配列番号58)
SOD1用のプライマーセット
CATTCCATCATTGGCCGTACA(配列番号59)
CCACCTTTGCCCAAGTCATCT(配列番号60)
GPX1用のプライマーセット
TGAGAAGTGCGAAGTGAATGGT(配列番号61)
GGTGTTGGCAAGGCAAGGCATTCC(配列番号62)
GSR用のプライマーセット
GTGGCACTTGCGTGAATGTT(配列番号63)
ATTCCGAGTGCACTGCTGTGT(配列番号64)
CAT用のプライマーセット
TGTTCAGTGACCGAGGGATTC(配列番号65)
AACTTGAAGGTGTGTGATCCATAGC(配列番号66)
IL6用のプライマーセット
TTCTCTGGGAAATCGTGGAAA(配列番号67)
CTGCAAGTGCATCATCGTTGTT(配列番号68)
CDKN2A用のプライマーセット
TGATGATGATGGGCAACGTT(配列番号69)
TCGAATCTGCACCGTAGTTGAG(配列番号70)
CDKN1A用のプライマーセット
CCGAGAACGGTGGAACTTTG(配列番号71)
AACGCGCTCCCAGACGAA(配列番号72)
TRP53用のプライマーセット
CGACCTATCCTTACCATCATCACA(配列番号73)
GGCACAAACACGAACCTCAA(配列番号74)
CLOCK用のプライマーセット
CAGCAGTCAGTCCATAAACTC(配列番号75)
TATTTGCCTCTATCATCCGTGTC(配列番号76)
BMAL1用のプライマーセット
CACAGACAAAGATGACCCTCATG(配列番号77)
GCCTCCCTTGCATTCTTGATC(配列番号78)
CRY1用のプライマーセット
TATACAGCAGCCACAAACAACC(配列番号79)
AACTCTTCAAAGACCTTCATCCC(配列番号80)
CRY2用のプライマーセット
GTGCTTTCTTCCAACAATTCTTCC(配列番号81)
CAGATGCCAATAGACAGAGTCC(配列番号82)
ADIPOQ用のプライマーセット
GCGTCACTGTTCCCAATGTA(配列番号83)
GCCAGTGCTGCCGTCATAAT(配列番号84)
Leptin用のプライマーセット
CACACACGCAGTCGGTATCC(配列番号85)
AGCCCAGGAATGAAGTCCAA(配列番号86)
ANGPTL2用のプライマーセット
CCTATAAGCAAGGGTTTGGG(配列番号87)
CTGGCATACTCAGCAAAGAC(配列番号88)
RETN用のプライマーセット
CCACGGGATGAAGAACCT(配列番号89)
TGCATTTGGAAACAGGGAG(配列番号90)
Serpine1用のプライマーセット
AATCCCACACAGCCCATCA(配列番号91)
GACACGCCATAGGGAGAGAAGA(配列番号92)
AGT用のプライマーセット
GCGGAGGCAAATCTGAACA(配列番号93)
TGTTCCTCCTCTCCTGCTTTGA(配列番号94)
PPARγ用のプライマーセット
ACGATGCTGTCCTCCTTGATG(配列番号95)
ACTCGCGTGTGATAAAGCCATT(配列番号96)
HSL用のプライマーセット
GGAGCACTACAAACGCAACGA(配列番号97)
AATCGGCCACCGGTAAAGA(配列番号98)
β3アドレナリン受容体用のプライマーセット
GATGCCGAGGCACAGGAA(配列番号99)
CATGTTGGAGGCAAAGGAACA(配列番号100)
GPDH用のプライマーセット
GAGGCCTTTGCTCGAACTG(配列番号101)
TGCCCATTTAGCATCTCCTTCT(配列番号102)
TNFα受容体1用のプライマーセット
CCCTGGTTATCTTGCTAGGT(配列番号103)
AGCCTTCTCCTCTTTGACAG(配列番号104)
CCL2用のプライマーセット
CCTGGATCGGAACCAAATGA(配列番号105)
GAAGACCTTAGGGCAGATGCA(配列番号106)
神経成長因子受容体用のプライマーセット
ATCTTGGCTGCTGTGGTTGTG(配列番号107)
TATTTTGCTTGCAGCTGTTCCA(配列番号108)
インテグリンβ1用のプライマーセット
CTGATTGGCTGGAGGAATGT(配列番号109)
TGAGCAATTGAAGGATAATCATAG(配列番号110)
Loricrin用のプライマーセット
ACTCATCTTCCCTGGTGCTTCA(配列番号111)
GGAGTGGGCTGCTTTTTCTG(配列番号112)
Keratin10用のプライマーセット
CTCCAGCAGCAAGCAGTTCTC(配列番号113)
TGCTGAAAACCCTGACGAATC(配列番号114)
Filaggrin用のプライマーセット
TAGGCTGGCCTCAAACTTGT(配列番号115)
TGTTTGGAATGGGAAATGCT(配列番号116)
脾臓については、免疫賦活に関する機能評価として、NK活性を測定した。実験は、摘出した脾臓よりリンパ球を調製し、標的癌細胞YAC-1と共培養することにより行った。リンパ球との共培養によって細胞傷害を受けたYAC-1より培養上清中に放出された乳酸脱水素酵素活性を指標に、NK活性(%)の算出を行った。
脾臓、肝臓、内臓脂肪、皮下脂肪、皮膚組織における遺伝子発現解析結果を表1~表5にそれぞれ示した。この中で、若齢マウスと比較し、加齢に伴って発現量が半分以下に低下した遺伝子が25個含まれていた。更に、25個の遺伝子の中で、製造例1の霊芝の投与によって1.5倍以上の発現促進を示した遺伝子が18個見出された。表6に、これら18個の遺伝子を臓器別に一覧にして示し、霊芝投与による遺伝子発現促進率を記した。
Figure 0007108294000001
Figure 0007108294000002
Figure 0007108294000003
Figure 0007108294000004
Figure 0007108294000005
Figure 0007108294000006
表6より、脾臓におけるIFNG、IL2RB、IL2RG、GZMA、GZMB、NCR1、KLRK1は、加齢に伴い、若齢マウスと比較して半分以下に遺伝子発現が低下したため、これらは加齢による免疫機能低下と極めて関連の深い重要な因子と考えられた。これに対し、製造例1の霊芝は何れの遺伝子についても発現促進を示したことから、霊芝は免疫賦活に関わる遺伝子の加齢に伴う変化に対し、優れた調節作用を有することが明らかとなった。また表7にはNK活性測定の結果を示した。NK活性を指標とした評価においても、加齢に伴う免疫機能低下に対する霊芝の改善作用が明確に確認された。
Figure 0007108294000007
脂肪細胞に高発現しているLEPは、食欲抑制に関連するホルモンであり、食欲を制御して適切な体重を維持し、メタボリックシンドロームの予防、改善、治療に特に重要である。表6より、内蔵脂肪におけるLEPの発現は、加齢に伴い半分以下に低下したが、製造例1の霊芝により改善したことから、霊芝は食欲抑制に関わる遺伝子の加齢に伴う変化に対して、優れた調節作用を有することが明らかとなった。
表6より、脂質代謝に対する加齢の影響として、肝臓におけるCYP7A1、FASN、内臓脂肪と皮下脂肪におけるLIPE、GPD1、ADRB3の発現低下が顕著であった。製造例1の霊芝は、いずれの遺伝子に対しても発現促進を示したことから、霊芝は、脂肪分解や脂肪合成など、生体の恒常性維持の基本である脂質代謝に関わる遺伝子の加齢に伴う変化に対して、優れた調節作用を有することが明らかとなった。
表6より、皮膚幹細胞の機能維持マーカーについては、NGFRとITGB1の加齢に伴う発現低下が顕著であった。製造例1の霊芝は、いずれの遺伝子についても発現促進を示したことから、霊芝は皮膚幹細胞の機能維持に関わる遺伝子の加齢に伴う変化に対して、優れた調節作用を有することが明らかとなった。また、皮膚組織の切片を作成し、神経成長因子受容体とインテグリンβ1のタンパク質発現を指標に皮膚幹細胞の個数についても評価したところ、霊芝は加齢に伴う皮膚幹細胞数の減少を改善する効果を有することが確認された。
製造例3の黒霊芝熱水抽出物についても同様の実験を行ったところ、脾臓、肝臓、内臓脂肪、皮下脂肪及び皮膚組織において、加齢に伴う遺伝子発現変化の調節作用が確認された。
以上より、自然加齢マウスを用いて脾臓、肝臓、内臓脂肪、皮下脂肪及び皮膚組織の遺伝子発現を指標に霊芝の効果を検討した結果、霊芝は、加齢により顕著に発現低下する遺伝子に対する改善作用、すなわち優れた遺伝子発現調節作用を有することが明らかとなった。霊芝は、加齢に伴う遺伝子発現変化を改善することにより、全身の恒常性を維持する上で極めて効果的であることが明らかとなった。
本発明の霊芝を含有することを特徴とする遺伝子発現調節剤は、免疫賦活、食欲調節、脂質代謝及び皮膚幹細胞の機能維持に関わる遺伝子の加齢に伴う発現変化を改善する効果を有し、加齢関連疾患の予防、改善、治療につながる医薬品、医薬部外品、食品組成物として幅広く利用できる。

Claims (3)

  1. 霊芝を含有することを特徴とする、加齢に伴うLEP遺伝子発現低下を改善する遺伝子発現促進剤。
  2. 霊芝を含有することを特徴とする、加齢に伴うLIPE、GPD1、FASN、CYP7A1及びADRB3から選ばれる一種又は二種以上の遺伝子発現低下を改善する遺伝子発現促進剤。
  3. 霊芝を含有することを特徴とする、加齢に伴うNGFR及び/又はITGB1の遺伝子発現低下を改善する内服用遺伝子発現促進剤。

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