JP2004515204A - 防虫システム - Google Patents

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タドモア オハッド
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Abstract

飛んでくる昆虫や小さな昆虫を含むあらゆる種類の昆虫を撃退するシステムであって、絶縁媒体により分割された2つの伝導要素から構成される開口部を有するスクリーンから構成され、また前記伝導要素が電源に接続され、前記開口部に侵入しようと試みた昆虫が低電圧差を橋渡しすることで致命的でない電気ショックを被るように、前記2つの伝導要素がスクリーン上で開口部を横切ると前記低電圧差を供給することを特徴とするシステムである。

Description

【0001】
(発明の属する技術分野)
本発明は昆虫による建物の群生や汚染の予防に関し、より詳細には、家庭用スクリーンを通って昆虫が侵入するのを防ぐ装置、温室や食料貯蔵施設等に昆虫が潜入するのを防ぐ装置、及びシロアリが木造建造物に群がり損害を与えるのを防止する装置に関する。
【0002】
建物、食料品等への昆虫の侵入は、多くの問題を引き起こす。シロアリやゴキブリのような昆虫は、潜在的に有害であり、病気を運ぶ、即ち蛾、蝿、ハチ及び蚊は種々の特有の問題を持っている。
【0003】
昆虫によって引き起こされる問題に立ち向かうための努力において、昆虫群生を妨げ、低減する様々な方法が開発されている。予防と除去のために用いられた技術について、殺虫剤はおそらく最も効果的であるが、有効性を維持するために、周期的で、できる限り頻繁な再使用を必要とする。更に、殺虫剤は標的昆虫に対してだけではなく、標的外の昆虫、植物、動物及び人間に対してしばしば有毒である。害虫の繁殖場所が未知であるか、あるいは近づき難い時、殺虫剤の使用はしばしば効果的ではない。
【0004】
様々な試みは、特定の害虫に対しかなりの特効薬である第4世代の殺虫剤を含む非毒性のやり方で昆虫侵入を処理するために行われている。このような化学薬品の適切な使用はさすがに難しく、異なった殺虫剤がそれぞれの種類の害虫に対して必要とされる。より精巧でない化学薬品であるので、その使用は害虫の繁殖場所が未知であるか、あるいは近づき難い時、一般に効果的ではない。さらに、殺虫剤の使用は、時には地下水の汚染を防ぐために法律によって禁止される。
【0005】
昆虫の除去のための電気や機械の装置は、化学スプレー、塗装及びわなに対する代替手段又は補足である。このような装置は、通常は昆虫をおびき出して、そしてその後それらを閉じ込め、及び/又は殺す。これらの装置は群生に対する広範囲の防護を提供するにははるかに不足している。それらは昆虫が建物への自由な侵入を許すだけではなく、時には、より多くの昆虫を引き付けることによって、問題を悪化させる。
【0006】
多くの従来技術の装置は、昆虫を感電死させ、燃やすための高電圧システムを利用し、そして防護の特別な手段を必要とする。このような装置は不快なにおいの原因となり、そして醜い残留物を残す可能性が高い。そしてそれは、スクリーンに利用されるとき、特に不利である。
【0007】
低電圧で昆虫を撃退する考えもまた従来技術によって教えられる。マハン(Mahan)による4,827,874は、皿上での動きを妨げるための、ペットの飼育皿の側壁にはめ込まれた伝導性ストリップへの低電圧の適用を開示する。しかしながら、この装置は、飛行中の昆虫に対して根本的な解決を提供しない、また昆虫が建物に入ることも妨げない。
【0008】
サンダース(Saunders)ら、米国特許第5,007,196号において、直立構造の土台にあるスクリーンに低電圧を使用することによって、昆虫は敷地に入ることをやめる。昆虫はその回路を完全にし、そしてその電圧は昆虫は撃退されるが感電死させられないほどである。この発明は這い回れる昆虫に対して解決法を提供するが、飛行中や跳ねる昆虫に対してはそうではない。
【0009】
一般に16×18メッシュスクリーンとして知られている標準の家庭用スクリーンは這いまわり、跳ね、そして飛ぶ昆虫に対する予防を提供する。しかしながら、このようなスクリーンは、小さい蚊のようなスクリーンを貫くことができる昆虫の侵入を防ぐことにおいて効果がない。さらに、家庭のスクリーンは時間と共に擦り切れ、裂ける、そして、拡大された穴が発見されるまでより大きい昆虫さえ簡単にスクリーンに沿って動く。全体のスクリーンは、新しいユニットの設置を必要として、効果的でなくなる。
【0010】
スクリーンはまた農業の使用において、入り込んでくる昆虫やそこから結果として起こる種々の関連する損害から農作物を守る手段として用いられる。温室は通常穴の長さが〜0.30mm(50メッシュ、ASTM)であるスクリーンで装備されている。より大きい穴のあるスクリーンは効果的でない予防を提供する。このようなスクリーンは若干の予防を提供するが、多くの種類の昆虫は簡単に穴を貫くのに十分なほど小さい。例えば、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)は世界のほとんどの地域において農作物への重大な損害の原因となる昆虫である。成体のネギアザミウマ(Thrips tabaci)はほんの0.2〜0.3mmの体幅であり、そして標準の農業用のスクリーンを通りぬけるのに全く問題はない。
【0011】
より小さい穴のあるスクリーンはかなりいっそう高価である。さらに、高密度のスクリーンは、日光と換気の両方が十分に減少されるように防護地域において気候上の条件に否定的に影響を与える。
【0012】
何人かの栽培者はこれらの問題を克服するために彼らのより大きいメッシュのスクリーンに殺虫剤をかけるが、大きい成功はない。
【0013】
それゆえ、飛んでいる昆虫や、通常は家庭や農業用のスクリーンを貫く小さな昆虫を含むあらゆるタイプの昆虫から安価で広範囲にわたる防護を提供する、非毒性で使用者にやさしい予防装置認識された必要性があり、それは高い利点となるであろう。
【0014】
(発明の要約)
それゆえ、這いまわり、跳ね、そして飛ぶあらゆる種類の昆虫が、防護された建造物に入ることを妨げる、昆虫を撃退する装置及び方法を提供することが本発明の目的である。
【0015】
通常の家庭や農業用のスクリーンを普通は貫くごく小さい昆虫を撃退することに効果がある防護装置を提供することが、本発明の別の目的である。
【0016】
醜い昆虫残留物の堆積が避けられるような、昆虫に対して非致死的な防護方法を提供することが、本発明の別の目的である。
【0017】
非毒性であり、触った時人間や動物に無害である効果的な防護装置を提供することが、本発明の別の目的である。
【0018】
本発明の別の目的は、操作が簡単であり、連続的に働くことができるシステムを使うという安価な方法で、侵入する昆虫に対するこのような有効的な防護を提供することである。
【0019】
日光と換気の量を維持し、減少しないようにする一方で、通常の家庭や農業用のスクリーンを貫くごく小さい昆虫を撃退する効果がある効果的な防護装置を提供することが、本発明の別の目的である。
【0020】
このようなスクリーンの機能が補足のシステムの実行なしで十分に高められるような、一般的な家庭のスクリーンを改善することが、本発明のさらに別の目的である。
【0021】
本発明のさらに別の目的は、一般的な家庭用のスクリーンの寿命を長くする装置を提供することである。
【0022】
本発明に沿って、各スクリーンの開口部が絶縁媒体によって分離した2つの伝導要素によって隣接するスクリーン、低電圧の差が開口部の境界線に確立される、2つの伝導要素に接続した電源からなり、昆虫の侵入を防ぎ、実質的に昆虫がいない場所を提供するためのシステムが提供される。
昆虫の胴体が逆の電荷である伝導要素の間に橋渡しをすると、低電圧差が昆虫の神経及び筋肉の反応誘導、つまり昆虫を撃退する。
【0023】
以下の明細書及び請求項で用いられているように、用語“スクリーン”は空気及び/又は光あるいは孔、間隔あるいは穿孔を通る粒子の通路となることを可能とするように設計された複数の孔、間隔、穿孔による枠組みを指す。
以下記載されるスクリーンは通常、しかし限定はされないメッシュ形状、平行あるいは十文字の棒の骨組み、あるいはプレートの複数の穿孔を形成するための1つ以上の方向へ向かうワイヤーあるいは糸で作られる網状組織である。
【0024】
本発明の好適な実施例に沿った更なる特徴が以下に記載され、格子の2つの伝導、絶縁ワイヤーに小さい電源を接続することによりスクリーンの格子の全体を配置することができるようにスクリーンは形成される。
【0025】
好適な実施例において、装置は、伝導要素が上下層になり絶縁物質がその間に挟まれて層になった、重なった配置で製造される。スリットは基本的な工業手法に一致した物質で作られ、つまり拡張伝導ラスは伸縮で得られる。装置の最上及び最下層は低電圧源、低電流源に接続される。開口部の全周囲は通電し、つまり、電圧差が作られ、侵入しようとする昆虫はショックを受け、撃退される。
【0026】
他の好適な実施例において、装置は上記した、重ねられた配置において層をなす。いくつもの幾何学的配列(正方形、円形、長方形)の穿孔あるいは開口部は基本的な工業手法により層を通して形成される。
装置の最上層及び最下層は低電流源に接続される。昆虫が開口部を通し侵入しようとする絶縁層の厚さは、正及び負の荷電がされた層の隙間を橋渡しする必要がある。電流は昆虫の胴体を通過し、ショックを与え撃退し、それによって侵入を抑制する。
【0027】
本発明の他の側面に沿って、伝導要素が開口部の境界線に沿って低電圧差を作りだし、つまり開口部への侵入を試みる生物は低電圧差を橋渡しすることにより生じる電気ショックを被る、生物を撃退するシステムが提供され、システムは(a)電源、(b)開口部を持つスクリーンからなり、スクリーンは(i)伝導性表面を持つ、1つの方向に延びる第1の複数のワイヤー(ii)非伝導性表面を持つ、横方向に延びる第2の複数のワイヤーからなり、(c)各伝導ストリップが伝導層及び非伝導層を持つ、少なくとも2つの伝導ストリップからなり、伝導ストリップは電源に接続され、つまり伝導ストリップの少なくとも1つは正の電荷を運び、少なくとも1つは負の電荷を運び、伝導ストリップは横方向のスクリーンで組み立てられ、正の電荷を運ぶ伝導ストリップの少なくとも1つは第1の複数のワイヤー内の交互に並ぶワイヤーの第1の複数との電気的接触を行い、負の電荷を運ぶ伝導ストリップの少なくとも1つは第1の複数のワイヤー内の別のワイヤーの第2の複数との電気的接触を行い、従ってスクリーンに通電する。
【0028】
本発明の好適な実施例の更なる特徴によれば、第1の複数のワイヤーは剥き出しのワイヤーを含む。
【0029】
本発明の好適な実施例の更なる特徴によれば、第2の複数のワイヤーは非伝導ワイヤー及び絶縁伝導ワイヤーを含む。
【0030】
本発明の好適な実施形態における更なる特徴によれば、伝導ストリップは実質的に長方形の輪郭あるいは実質的に丸い輪郭を有している。
【0031】
本発明の好適な実施形態における更なる特徴によれば、スクリーンが絶縁ストリップに囲まれるように、システムはスクリーンの周囲に沿った絶縁ストリップ(d)を更に含む。
【0032】
本発明の好適な実施形態における更なる特徴によれば、絶縁ストリップはスクリーンに縫い付けられる。随意的に及び好ましくは、絶縁ストリップは、緊密に設けられた複数本の非伝導ワイヤを含んでおり、このワイヤはスクリーンを通して織られ、また伝導ストリップを形成するためにこのワイヤは互いに固着されている。その固着は、好ましくは加熱処理によって達成される。
【0033】
本発明の好適な実施形態における付加的な特徴によれば、本システムは更に以下の構成からなる:スクリーンを嵌め込むための柔軟な骨組み(e)と、柔軟な骨組みにスクリーンを取り付けるための鉤と輪からなる複数の留め具(f)。
【0034】
本発明の他の様相によれば、プロフィールの網状組織を持つ構造体に少なくとも1つのバリアを取り付けるために提供されたモジュラー・システムがあり、そのシステムは以下の構成からなる:それぞれの雌プロフィールが少なくとも1つの雌型コネクタを有し、その雌プロフィールがプロフィールの網状組織に取り付けられる複数の雌プロフィール(a);それぞれの雄型コネクタが雌プロフィールのそれぞれの中に固定されるためにデザインされそして構成された、複数の雄型コネクタ(b)、及び、少なくとも1つのコネクタ手段によって雄型コネクタに取り付けられる、少なくとも1つのバリア(c)。
【0035】
本発明の他の様相によれば、第1の複数のプロフィールを含む堅い網状組織を持つ構造体に少なくとも1つのバリアを取り付けるために提供されたモジュラー・システムがあり、そのシステムは以下の構成からなる:それぞれの第2のプロフィールが少なくとも1つの第1のスナップ・フィッティング部材を備え、第2の複数のプロフィールが堅い網状組織に取り付けられる、第2の複数のプロフィール(a);それぞれのコネクタがスナップ・フィッティングの補完部材を備えた、複数のコネクタ(b)、及び、第1の部材と補完部材が堅い網状組織に少なくとも1つのバリアを固定するために取り外し可能に取り付けられる、少なくとも1つのコネクタに取り付けられる少なくとも1つのバリア(c)。
【0036】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、バリアはスクリーンである。
【0037】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、第2の複数のプロフィールのそれぞれが、少なくとも1つの雌型コネクタを有し、それぞれのコネクタが、雌型コネクタに合致する雄型コネクタを有する。
【0038】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、コネクタのそれぞれが直接的に或いは間接的に、第1の面と第2の面を持つクリンピング要素を備え、そのクリンピング要素は、スクリーンの端部の少なくとも1つを包囲し固定する。
【0039】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、スクリーンの端部の一部が凸部と凹部の間に係合され、これによってしっかりとスクリーンをクリンピング要素に取り付け得るように、第1の面は少なくとも1つの凸部を有し、第2の面は少なくとも1つの凹部を有する。
【0040】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、凸部は実質的に半円筒状である。
【0041】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、雄型コネクタが雌型コネクタに挿入された際、凸部が凹部に固定されるように、雄型コネクタは外側表面に配置された凸部を有し、雌型コネクタは凹部を有する。
【0042】
以下に記述される本発明のより更に好ましい実施形態における更なる特徴によれば、雄型コネクタが雌型コネクタに挿入された際、雌型コネクタの凸部が雄型コネクタの凹部に固定されるように、雄型コネクタは外側表面に配置された凹部を有し、雌型コネクタは凸部を有する。
【0043】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、雄型コネクタは取り外し可能に取り付けられ、互いの方へ動かすことにより雄型コネクタが可逆的に且つ非破壊的に離れるように、雄型コネクタは一般にV形状をなし、雌型コネクタから突き出る端部を有する。
【0044】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、スクリーンは開口部を有しており、それぞれの開口部は、絶縁手段によって分離された2つの伝導要素から構成され、モジュラー・システムは、更に以下の構成からなる:開口部から侵入しようとする生物が低電圧の差を橋渡しすることによって電気ショックにさらされるように、開口部の境界を越えて低電圧差を生み出すことを特徴とする、伝導要素に繋がる電源(e)。
【0045】
以下に記述される本発明の好ましい実施形態における更なる特徴によれば、スクリーンは以下の構成からなる:伝導表面を有し、一方向に延びる第1の複数本のワイヤ(i)、非伝導の表面を有し、横断方向に延びる第2の複数本のワイヤ(ii)、モジュラー・システムは更に以下の構成からなる:伝導ストリップのそれぞれが伝導層と非伝導層を有する、少なくとも2つの伝導ストリップ(e)、伝導ストリップの少なくとも1つは正電荷を運ぶように、その伝導ストリップは電源に繋げられることを特徴とし、正電荷を運ぶ伝導ストリップの少なくとも1つは第1の複数のワイヤの中の交互に並ぶ第1の複数のワイヤとの電気的接触を作り、そして、負電荷を運ぶ伝導ストリップの少なくとも1つは第1の複数のワイヤの中の交互に並ぶ第2の複数のワイヤとの電気的接触を作り、これによってスクリーンを通電するように、伝導ストリップは横断方向においてスクリーンに縫い付けられることを特徴とする。
【0046】
(好ましい実施形態の説明)
本発明は、添付図面を参照しつつ、ほんの一例としてここに記述される。詳細な図面の参照があれば、特定の図面の参照が、例のためそして本発明だけの好ましい実施形態の実例の論議の目的のためのものであること、及び、最も有用で発明の本質と概念上の様相の記述が容易に理解されることを信じられるものを提供するために提示されるものであることが強調される。この点において、本発明の構造上の詳細を本発明の基本的な理解に必要とされる以上に詳細に示す試みはなく、発明のいくつかの形に関連する技術に精通した者に明白となる図面とともに挙げられた記述は、実際に具体化することができる。
【0047】
本発明は、這い進む、跳びはねる、飛ぶ、全ての種類の昆虫が、保護された建造物に入り込むことを防止する昆虫撃退装置及び方法を提供する。本装置は、普通の家庭用及び農業用のスクリーンを通り抜けるとても小さい昆虫を撃退するのに効果的である。
【0048】
本発明は、他の種類の生物が、スクリーンを通って保護された建築物に入り込むのを防ぐために適用することもできる。
本発明に係るスクリーンは、必要に従って設計することができ、
・織機で横糸を織ること
・一又はそれ以上の連続する糸で編むこと、所定の間隔で糸に沿って間を空けられたループによりスクリーン骨組みが形成される。
・付着:一方向の糸の層が横断方向に向く糸の層の上部に置かれる。スクリーン骨組みは接触点で層を接合することによりつくられる。
・穿孔:
(a)1つの絶縁層により分離された2つの伝導層からなるサンドイッチタイプに穴を開けるか、又は
(b)拡張ラスを得るためにプレスでシートにスリットを形成する。
・押し出し成形:スクリーンを生産するためにスパイクローラ間で続いて運ばれるサンドイッチタイプ骨組みをもつ押し出し成形されたシートの生産。
・切り離し:層は一定の間隔で切り離される。スクリーンの形状をつくるために、一の層は横断方向に延びるスリットを備えた他の層の上部に置かれる。
ことを含む既存の製造工程を使用する設備にて生産することができる。
【0049】
本発明における虫撃退するスクリーンの原理と方法はその図とその添えた記述を参考にしてより理解できる。
【0050】
詳細な発明の少なくとも一つの実施形態を説明する前に、次の記述に示されたりもしくは図に例示された構造や構成の範囲の詳細な適用に限定されるものではないことを理解されたし。発明は他の実施形態もしくは実施されることもしくはさまざまな方法での実行ででも可能となる。また、ここで用いた語法と用語は記述のためのものであり、限定されるとみなすべきではないと理解されたし。
【0051】
今、図を参考にして、図1は発明によるスクリーン110を示している。スクリーンの周囲にそって絶縁ストリップ150はスクリーンを含み短絡回路になることを防止している。そのスクリーンの構造は、一方向に延びるワイヤー10が全て絶縁され、また横断方向にあるワイヤー12が全てむき出しである(絶縁されていない)ようなものである。電流は、正の電荷を運ぶ1つのワイヤー16と負の電荷を運ぶもう1つのワイヤー18との、2つの伝送絶縁ワイヤーを通り電源からスクリーンへ広がっていく。絶縁ワイヤー10には絶縁とむき出しワイヤーの間に交互の接触ポイントでのむき出しスポット20がある。むき出しスポット20は電流が電源から、正に帯電するためにワイヤー16をとおり横断方向に延びるむき出しワイヤー26に、また、負に帯電させるためにワイヤー18をとおり横断方向に延びるむき出しワイヤー28に、伝送することを許す。
【0052】
横断方向に延びまた逆電荷帯電のワイヤーの接触が短絡回路の原因であるので、絶縁はポイント22に完全に残る。
【0053】
上記16、18のような2本の絶縁ワイヤーのように絶縁ワイヤー10の残りは絶縁ワイヤー10とむき出しワイヤー12の間で交互に接触ポイントにむき出しスポット20をもつ。むき出しワイヤー12からの電流はそのような接触ポイント24をとおりすべての横断方向へと伝わり、絶縁ワイヤー10も同じ電荷を持つ。このようにして、格子上には2本のワイヤーしか電源につながれていないが、格子内には全てのむき出しワイヤーが通電されることになる、つまり、虫除けに好適な低電圧回路をスクリーンの境界を横切って設置できる。
【0054】
本発明において、虫除けのためのシステムは0.03アンペアを保つ回路で両極間のブリッジを検知して電気を放電したり、つまりは、昆虫をショックさせ撃退する。しかし、このような電流は人や動物を傷付けるほど強くはない。より好ましくは、電流は0.03アンペアを保つべきである。好ましくは、本発明は低電圧電源を用いる、たとえば、200ボルトを超えないボルトであり、さらに好ましくは、直流48ボルト以下がよい。標準的な家庭用電源はほとんどの適用に好都合である。
【0055】
図2は非絶縁ワイヤー10と相応しい電荷をもつ絶縁ワイヤー12との間での接触を示している。非絶縁ワイヤーと絶縁ワイヤーとの接触は接触ポイント20での絶縁物質を溶かすことによって影響をうける、つまり、ワイヤーは融合している。または、絶縁ワイヤーは接触ポイントにむき出しスポットがある。絶縁ワイヤーは伝導性があったり非伝導であったりする。
【0056】
図3は発明の好ましい実施例を示し、従来の窓枠50に取り付けている。絶縁ワイヤー16、18は電源70からスクリーン100へと接続する。
【0057】
本発明において、スクリーンなし、もしくは、通常の家庭スクリーンでの窓の開口部をスクリーンで改良させる、つまり、虫除けに好都合な弱電流をスクリーン開放の境界を横切って設置してやる。
【0058】
その発明は標準的な家庭のスクリーンの耐久性を長くする。家庭のスクリーンは時間とともに擦り切れたり引き裂かれたりする、つまり、かなり大きな昆虫でさえ、大きく開けられた所を発見するまで、たんにスクリーンをうろつく。新しいものの設置を必要とするまで、無傷のスクリーンは非効率に働くことになる。格子に触れてスクリーンから昆虫を撃退する電気ショックをうけることで、この“探求と進入”の方法を発明が否定することになる。
【0059】
上記配置は伝導ワイヤーのスクリーンに適用する。もう1つの好ましい実施例は、ファイバーグラスやプラスチックのような非伝導体糸を利用する。そのような構成では、ある一方向に延びる糸を伝導物質でコーティングし、つまり、横断方向に延びる糸に非伝導上位層をつけ伝導物質をまずコーティングする。絶縁とむき出しワイヤー間の交互の接触ポイントでは、絶縁ワイヤーはむき出しスポットをもつ。むき出しスポットによって、電流は1つのワイヤーから同じ電気電荷をもちまた横断方向に延びるもう1つのワイヤーへと送電される。
【0060】
上記実施例では、昆虫の体がむき出しワイヤーとの通電の橋渡しとなるとき、昆虫を撃退するための低電圧差が設置される。昆虫の体はある程度の水分を含みまた電気の流れに敏感な6本の足と2本の触覚をふくむ。発明者の観測によると、昆虫は、触覚、口と足で開いている壁を探すことで開口部の地図を作る。このようにして、開口部の大きさよりも小さい虫でさえ電気ショックを受け、地図を書く経過中に撃退できる。
【0061】
上記実施例での昆虫とむき出しワイヤーとの間の接触でのみ電気的ショックが起こる、つまり、昆虫と絶縁ワイヤーが接触してもなんら電気的影響はない。このようにして、上記実施例の格子での通電のおこる接触エリアは全体の接触エリアのたった50%でしかない。
【0062】
他の好ましい実施例は、図4で例示したが、格子の通電がおこる接触エリアが全体の接触エリアの100%に近い。格子300を構成しているストリップは長方形である。格子の構成はX方向に延びる全てのストリップ310が上部に(Z方向に)伝導層と下部に非伝導層を持ち、また、Y方向に延びる横断方向のストリップ312は非絶縁であるようなものである。電流は電源からX方向に走る2つのストリップ、1つは正の電荷を運ぶストリップ316ともう1つは負の電荷を運ぶストリップ318を通り、スクリーンに広がっていく。編み構造の結果、正に帯電したストリップ316は電流を横断方向にある交互の非絶縁のストリップ326に送電し、また、負に帯電したストリップ318は電流を横断方向にある交互の非絶縁ストリップ328に送電する。正に帯電したストリップ326は電流をX方向に延ばしまた電源には接続されていない層になったストリップ336へと送電し、また、負に帯電したストリップ328は電流を、X方向に延ばしまた電源には接続されていない層になったストリップ338へと送電する。このようにして、たった2本のストリップが電源に接続されているだけだが、格子上の全てのストリップが通電状態であり、つまり、虫撃退に好都合な低電圧回路が格子の境界を横切って設置できた。
【0063】
上記好ましい実施形態の構成では、格子上の全ての開口部は100%通電接触エリアによって境界付ける。たとえば、開口部350は、2つの隣接する正に帯電したストリップとまた2つの隣接した負に帯電したストリップによって境界づける。この構成をもつ格子は通電接触エリアがほんの50%である構成の割には昆虫の侵入に優れた抵抗を供給する。
【0064】
上記ストリップは、幅が厚みを上回り、上下とも平らなことが最も好ましい。
【0065】
他の好ましい実施形態は図5で例示したが、格子600を構成する長方形のストリップはプラスチックやファイバーグラスなどの非伝導物質からなりたっている。格子の構造は、X方向に延びるそのような全てのストリップ610は上部(Z方向)に伝導コーティング620を持ち、Y方向に延びる横断方向なストリップ612は非伝導であるようなものである。電流は電源からX方向に延びる2本のストリップ、1本は正の電荷を運ぶストリップ616ともう1本は負の電荷を運ぶストリップ618(むき出し/伝導なストリップ622をとおり)をとおりスクリーンへと広がる。
【0066】
横断方向では時々むき出しワイヤーもしくはストリップを奇数間隔で織り込んでやる。ワイヤーやストリップがむき出し伝導金属、もしくは、伝導金属コーティングの非伝導物質から成り立つ。
【0067】
織り込み構造の結果から、正に帯電したストリップ616は電流を、通電をともなう横断方向にある上記の時々の伝導ストリップ626へと送電し、負に帯電したストリップ618は電流を、電気的接触をともなう横断方向にある上記の伝導ストリップ628へ送電する。正に帯電したストリップ626は電流をX方向に延び電源に接続されてないコートされたストリップ636に送電し、負に帯電したストリップ628は電流をX方向に延び電源に接続されていないコートされたストリップ638に送電する。このように、2本のストリップしか電源に接続しなくても、格子にある全ての伝導ストリップが通電状態になる、つまり、昆虫を撃退することにふさわしい低電圧の流れがスクリーン開口部の境界を横切って設置される。
【0068】
好ましい上記実施形態の構成は、格子上のすべての開口部は少なくとも50%は通電する接触エリアによって囲まれる。開口部650は例の方法によって、一方は正に帯電したストリップでもう片方を負に帯電したストリップによって境界付けされる。他の2方向は非伝導である。開口部670は一方を正に帯電したストリップ、向かい側を負に帯電したストリップ、また一方を負に帯電したストリップ、向かい側を非伝導なストリップによって境界付けされる。このようにして、開口部670の境界は少なくとも75%は通電となる。
【0069】
上記実施形態では、昆虫を撃退する格子は織り込み構成である。他の好ましい実施形態は、伸びたメッシュとして知られているように、上部と下部で伝導物質、中間に絶縁物質をはさむ、サンドウィッチタイプの形状である。スリットが、標準の工業的実施にしたがって材料からつくられる、つまり、伸びたひし形形状のメッシュが上に伸ばすことにより得られる。(図6)。サンドイッチ材料の上層は正の電荷の電源に接続され、下層は負の電荷の電源に接続されている。ラス750を上に延ばすと、伸びたひし形をしているか、あるいは六角形に形どられるメッシュが通電されるフィールドを形成する。典型的な開口部800はサンドイッチ物質の下層から3つの隣接した負に帯電している側801−803を持ち、サンドイッチ物質の上層から3つの隣接した正に帯電している側804−806を持つ。この方法では、虫撃退に好都合な低電圧回路がラス開口部の回り全体(100%)で設置される。
【0070】
また、他の好ましい実施形態は物質が、標準の工業的実施において各層を通して形造られたさまざまな幾何学上の穴、開口部をもつ、上記サンドイッチタイプの構造の層になる。四角い開口部900をもつサンドイッチタイプの構造を図7に例示する。上記によれば、サンドイッチ物質の上層910と下層920とは、間に絶縁物質930のある伝導性である。サンドイッチ物質の上層は正の電荷の電源945に接続し、下層は負の電荷の電源955を接続している。開口部900を通り侵入しようと試みた虫は正に帯電した層910と負に帯電した層920との間の間隔を必然的に橋渡しをしなければならない。昆虫の体をとおり流れる電流はショックをあたえ、昆虫を撃退し、それゆえ、侵入を禁止する。
【0071】
本発明の別の好ましい実施例は図8に示される。スクリーン240の構造は、第一の方向に走るワイヤー250が全て非伝導性あるいは非伝導性表面を持っているようになっている。また交差方向のワイヤー252はすべて伝導性であり、例えば露出した銅線などの伝導性表面を持つ。電流は、正の電荷を運ぶストリップ216と負の電荷を運ぶストリップ218の2つの伝導及び絶縁ストリップを経由して動力源(表示されていない)からスクリーン240に伝えられる。図9aに見られるように、ストリップ216は好適にストリップ216の上部と下部に配置された伝導層222および非伝導層224を持っている。同様に、ストリップ218(図9b中に示される)は、好適にストリップ218の上部と下部に配置された伝導層232および非伝導層234を持っている。ストリップ216と218は伝導ワイヤー252と本質的に交差する方向へ走る。織り上げられた配置のために、伝導ワイヤー252はストリップ216および218の上または下に交互に配置される。従って、ストリップ216(図9a)の上に配置された伝導ワイヤー261、263はストリップ216の伝導層222との接触によって正の電荷を供給されるのに対し、ストリップ216の下に配置された伝導ワイヤー262、264は非伝導層224と接触するためストリップ216から電流を受け取らない。同様に図9bで伝導ワイヤー261〜264は、ストリップ218の上下に交互に配置され、ストリップ218の非伝導性層234へ露出した交互のワイヤー261、263(ストリップ216の伝導層222との接触で正の電荷を供給されている)、及びストリップ218の負の電荷を帯びた伝導層232に露出した交互のワイヤー262、264(ストリップ216の非伝導層222に接触する)と共に配置される。
【0072】
この方法では各々の伝導ワイヤー252が、交互ワイヤーがふさわしい電荷を導くように、ストリップ216と218によって電荷を帯びる。したがって、格子上の2つの要素だけが動力源に接続されるにもかかわらず、格子中の露出ワイヤーは全て、昆虫を撃退するのにふさわしい低電圧流がスクリーン開口部の境界を横切り確立されるように通電される。典型的なスクリーン格子270は対立する両端に2本の非伝導ワイヤー、及び対立する両端に一方が正の電荷を帯び他方が負の電荷を帯びた2本の伝導ワイヤーを持っている。昆虫の身体が対立する電荷の伝導要素の間に橋をかける場合、昆虫が撃退されるように低電圧差が昆虫に神経的な筋肉反応を引き起こす。
【0073】
本発明の好ましい実施例によれば、伝導ストリップは本質的に長方形の外形を持っている。
【0074】
本発明の別の好ましい実施例では、昆虫を撃退するシステムがさらに、例えば図8中のストリップ251のような絶縁ストリップによってそのスクリーンが含まれるように、スクリーンの周囲に沿った絶縁ストリップから成る。そのような絶縁ストリップはスクリーンに縫いこまれることができる。あるいはまた、絶縁ストリップ251は、スクリーンを通して織り上げ共に張り合わされ、また緊密して配置された複数の絶縁ワイヤーの提供により形成される。
【0075】
好適に複数の絶縁ワイヤーは熱処理によって接合される。
【0076】
上述されるように、本発明にかかるシステムの主な適用の1つは、昆虫の侵入およびそこから生じる様々な関連する損害から、温室のように食物を含む建物あるいは作物を含む建物を保護することに関わる。温室は典型的に昆虫侵入を減らすための小さな開口部(50のメッシュ、ASTM)のあるスクリーンが取り付けられる。
【0077】
本発明の別の側面によれば、迅速、有効かつ安い方法で、スクリーンの設置ができるシステムが提供される。
【0078】
2種類の温室支援構造は、図10および図11の中でそれぞれ提供される。図11中で提供される支援構造が一般に柔軟な構造であるのに対し、図10の中で提供される支援構造は一般に堅い構造である。
【0079】
図10を参照すると、堅いプロフィール550は、異なる側面に沿って温室570の構造560に付けられる。堅いプロフール550は複数の長方形開口部554を持つ網状組織が形成されるように、互いに並列する方法、及び互いに本質的に直交する方法の両方で取り付けられる。
【0080】
図11には、他の異なるタイプの温室構造580が示されている。弓形状の温室構造580は、長い壁と、半円形又は弓形状の天井を備えた長方形状である。多数の長方形状の開口部586を有する網目が形成されるように、間隔をおいて、多数の弓型の柔軟なプロフィール582に実質的に垂直の方法で、温室構造580の長方向に備えられた補助的な多数の柔軟なプロフィール584と共に、必須の弓形状のために湾曲した多数の弓形状で柔軟なプロフィール582から、一般的に弓形状580は形成される。
【0081】
柔軟な網目又は上述した構造基盤を備えた、長方形のスクリーン構成要素は、容易に柔軟なプロフィールのために、Velcro(登録商標)のようなフック・アンド・ループ型のファスナーを使用して固定される。フック・アンド・ループ・型のファスナーは、好ましくは、スクリーンの端に取り付けられる。
【0082】
本発明の好ましい実施形態においては、多数のフレーム・プロフィールが、長方形の格子状構造(図15参照)を形成するために、プロフィール550を堅くするために(又は柔軟なプロフィール582を曲げるために)貼付される。フレーム・プロフィール680の断面は、図12に示される。フレーム・プロフィール680は、内側面682に沿って、中央部に沿ったU字状受部684、及びU字状受部684の両脇に位置する二つの略V字状受部686の、三つのフレーム受部を備えており、そのようなフレーム・プロフィール680は、長手軸Lに対して実質的に対称である。
【0083】
U字状受部684は、スクリーンに通電するために、必須の電線(図示せず)又はケーブルを受け入れる。U字状受部684の両脇にそれぞれ位置する二つの略V字状受部686は、図13aに示される雄型コネクター692を受け入れるようにそれぞれ設計される。突出部694aは望ましくは、口部末端の近傍の収納部696bと共に、それぞれのV字状受部686の口部の近傍に準備される。これらの固定物の機能については、以下に説明する。
【0084】
雌型プロフィール680の裏面は、一般的に真っ直ぐである。しかし、収納部688を与えることができ、望ましくは、構造基盤(例えば、堅いプロフィール550)に対応するために実質的に長手軸Lに対して対称に形成される。雌型プロフィール680は、所定の位置へのねじ止め、ボルト止め、及びスナップ止めを含む様々な従来方法で構造基盤に取り付けられることができる。
【0085】
図13aは、図12の略V字状受部686に接続される略V字状雄型コネクター692を備えたエレメント690の断面図を提供する。望ましくは、雄型コネクター692は受部686の内側の箇所にはめ込むように設計されている。受部686への雄型コネクター692の挿入(図13b)されて、凸部696aが収納部696bに係止するように、凸部696aは雄型コネクター692の外表面に配置される。同じように、696aに対応する実質的に反対の機能における雄型コネクター692の外表面に配置された収納部694bは、図12に示されるように、V字形状受部686の口部の近傍に配置される凸部694aを定位置に固定するために働く。
【0086】
図14で示される断面図の略図でよりはっきりと示されるクリンプ702によって、雄型コネクター692はスクリーン240に取り付けられる。雄型コネクター692の不可欠であっても又不可欠でなくてもよい構成要素であるクリンプ702は、中間にスクリーン240の端部が位置する一組の顎704,706を含む。図14において、最初、顎706は、aと名づけられた開状態にあり、そして閉じられると、bと名づけられた圧接状態となる。b状態においては、スクリーン240の端部は、顎704と706の間で、強固に固定される。スクリーン240に面する顎704、706の内表面は、好ましくは少なくとも一組の相補的な凸部712及び収納部又は溝714を有する。より好ましくは、顎704,706の内表面は、少なくとも一つの、相補的な収納部716及び溝718の付加的な組を有する。図示された凸部712,716及び収納部714,718は、実質的に半円筒形(断面図においては、凸部及び収納部は半円状に見える。)である。しかしながら、凸部及び収納部の組は多くの幾何学形状が可能である本発明中にある技術によって理解することができるであろう。
【0087】
温室のスクリーンの網目及びそれに類似したものは、しばしば、嵐の天気や突風を防ぐことで評価されている。工夫に富んだシステムは取り付けるのに特に簡単であり、長方形のスクリーンは清掃するため、メンテナンスのため、又は交換のために相対的に容易に取り外すことができるが、このシステムは丈夫であり、実質的に突風やそれに類似するものに反応しない。
【0088】
好ましくは、略長方形のスクリーン240の四つの端部の各々は、スクリーンの製造工程において、クリンプ702によってクリンピングされる。これは、特に、長方形のスクリーン240(温室の長方形のフレームに対応する)の大きさが完全に規格化されたときに有利である。
【0089】
いったんクリンプ702によって各端部がクリンピングされると、スクリーン240の端部は、しっかりと固定することができる。図13a及び13bに示されるように、クリンプ702は好ましくはエレメント690の不可欠な部分であるが、クリンプ702及び雄型コネクター692を別個の構成部材として形成することが可能である。
【0090】
図15は、上述した格子状構造の部分を示した略図である。雌型プロフィール680は、内面682に沿って、中央部のU字状受部684と、U字状受部の両脇に位置する二つの略V字状受部686、の三つの雌型受部を有している。
【0091】
もし、スクリーンが通電されるのであれば、U字状受部684は、必須の電線(図示せず)又はケーブルを受け入れる。U字状受部684の両脇に沿って位置する二つの略V字状受部686は、図13aに示されるように、雄型コネクター692を受け入れるように、それぞれが設計されている。雌型コネクター680の裏面は、略真っ直ぐである。しかし、構造基盤(例えば、上述したような堅いプロフィール550)を受け入れる目的で、収納部688を提供することができる。雌型プロフィール680は、ねじ止め、ボルト、正しい場所へのスナップを含む様々な従来の方法で構造基盤に接続することができる。図15において、十字型接続プロフィール691は、いろいろな集中した雌型プロフィール680を橋渡ししたり、固定したりする。十字型接続プロフィール691は、好ましくは構造基盤(図10に示される)に、ねじ693によってボルト止めされる。
【0092】
本発明のスクリーンシステムは、スクリーンユニットの素早い取り付け設備を考慮に入れることで正しく評価される(例えば、雄型コネクター692に取り付けられたスクリーン240は、雌型プロフィール680において適切な受部686の中に前から入れることができる。)。スクリーンユニットはスクリーン骨組みにスナップされる。これは、従来の温室システム及び、大きくかさばるスクリーンのロールが広げられそして温室のフレームに対して引っ張られているその設置方法と大きく異なる。設置は極めて困難であり、スクリーンは分離することができず、スクリーンメンテナンス及び交換は難しく扱い難い。
【0093】
上述した構成は、丈夫であり、そして、低電圧、低電流の電源に接続されたとき、家、温室及び農業倉庫への多くの昆虫の侵入の防止に特に効果的である。本発明は、一般的に昆虫が容易に通過できる通気口を有する電子装置や保管庫への昆虫の侵入の防止にも使用することができる。
【0094】
本発明は、矯正的というより寧ろ自然に、飛ぶ昆虫及び、保護構造に侵入するスクリーンを見抜く小さな昆虫を含むあらゆる種類の昆虫を防ぐシステムの操作による昆虫撃退方法及びシステムとして提供された現在知られた構造の欠点にうまく対応することができる。本発明は、安価で、しかも簡単に製造、導入、及び操作することができるシステムを提供する。またこのシステムは、標準的な家庭用スクリーンの寿命を長くする。
【0095】
限定した数の実施形態について本発明が説明されたが、変形、修正及び本発明の他の適用が製造されることで、正しく評価される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、現在の好適な実施形態に関するスクリーンの概略図である。
【図2】
図2は、非伝導ワイヤと、非絶縁スポットを持った伝導ワイヤの間の接触の概略図である。
【図3】
図3は、窓枠に取り付けられた本発明の現在における好適な実施形態の概略図である。
【図4】
図4は、格子が絶縁及び非絶縁の長方形伝導ストリップから形成された、本発明の現在の好適な実施形態の概略図である。
【図5】
図5は、格子がコート及び非コートの長方形ストリップから形成された、本発明の現在の好適な実施形態の概略図である。
【図6】
図6は、伝導及び両極充電の層が絶縁体層によって分離されており、拡張され通電されたラスを得るために、材料中に作られたスリットが伸ばされることを特徴とする、本発明の現在の好適な実施形態の概略図である。
【図7】
図7は、伝導及び対向充電の層が絶縁体層によって分離されている、本発明の現在の他の好適な実施形態の概略図である。
【図8】
図8は、伝導、絶縁ストリップ216、218が格子中の剥き出しのワイヤを通電する、本発明の好適な実施形態に関するスクリーンを図示する。
【図9a】
図9aは、図8におけるスクリーンを、伝導、絶縁ストリップ216に沿って切断した断面概略図である。
【図9b】
図9bは、図8におけるスクリーンを、伝導、絶縁ストリップ218に沿って切断した断面概略図である。
【図10】
図10は、本発明のスクリーン・システムを取り付けることができる温室フレームの概略図を提供する。
【図11】
図11は、本発明のスクリーン・システムとの結合で使用される他の温室フレームの概略図を提供する。
【図12】
図12は、本発明に関するスクリーン・システムで使用することができる雌プロフィールの概略断面表示である。
【図13a】
図13aは、図12の雌プロフィールとの結合で使用され、一般にV形の雄型コネクタを有する要素の断面図を提供する。
【図13b】
図13bは、図12の雌型コネクタの中に挿入された図13aの要素の断面図である。
【図14】
図14は、クリンピング要素によって適所で固定されるスクリーンの断面概略図である。
【図15】
図15は、プロフィールの構造に似た格子の一部に繋がるスクリーンの一片の断面概略図である。

Claims (38)

  1. 伝導要素が開口部の境界線に低電圧差を作り、つまり、前記開口部に侵入しようと試みる生物は前記低電圧差の橋渡しにより生じる電気ショックを被ることを特徴とし、
    (a)絶縁媒体によって分離された各開口部が、2つの伝導要素を含む前記開口部を持つスクリーン、
    (b)前記伝導要素に接続される電源、
    からなる、生物を撃退するシステム。
  2. 前記生物が昆虫であることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  3. スクリーン全体に作られる前記低電圧差が、前記電源をスクリーンに付属する2つの伝導要素に接続することにより確立されることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  4. 前記スクリーンが1方向の剥き出しのワイヤー及び横方向の絶縁ワイヤーからなることを特徴とし、絶縁ワイヤーが相応しい荷電を帯びた横方向及び平行のワイヤーに伝導される絶縁ワイヤーからの電流を可能とする剥き出しの接触スポットを持つ、つまり、スクリーン中の全てのワイヤーは通電することができることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  5. 前記剥き出しの接触スポットが、前記接触スポットで絶縁体を溶かすことにより作られることを特徴とする、請求項4記載のシステム。
  6. 前記2つの伝導要素が非伝導基部を持つことを特徴とし、前記スクリーンが、
    (a)伝導物質で覆われた、一方向に延びる糸、及び
    (b)絶縁の覆いに続く伝導物質で覆われた横方向に延びる糸
    からなることを特徴とし、絶縁及び非絶縁ワイヤー間の交互に並ぶ接触ポイントにおいて、絶縁ワイヤーは剥き出しの接触スポットを持ち、つまり、電流は1本のワイヤーから同じ電荷を持ち、逆の方向へ延びる他のワイヤーへ伝導されることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  7. 前記スクリーンが、標準の家庭用スクリーンの代わりに通常の窓の開口部に取付けられることを特徴とする、請求項2記載のシステム。
  8. 標準の家庭用のスクリーンが組み込まれている、つまり、昆虫を撃退するのに適している低電圧電流がスクリーンに設定されることを特徴とする、請求項2記載のシステム。
  9. 電流が0.01から0.06アンペアの範囲であり、動作電圧が48ボルト以下であることを特徴とする、請求項2記載のシステム。
  10. 前記スクリーンが、逆の方向に延びる長方形のストリップからなることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  11. 前記ストリップが剥き出しであって一方向に延びており、横断方向における前記ストリップは上部側又は底部側のいずれか一方に伝導層を有していることを特徴とする請求項10記載のシステム。
  12. 一方向に延びている前記ストリップが上部側又は底部側のいずれか一方に伝導層を有しており、横断方向に延びている前記ストリップは非伝導性であることを特徴とする請求項10記載のシステム。
  13. 前記2つの伝導要素が、1つの絶縁層により分離された2つの伝導層からなるサンドイッチタイプの配置にあることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  14. 1つの絶縁層により分離された前記伝導層が、拡張ラスをつくるために切り離されていることを特徴とする請求項13記載のシステム。
  15. 1つの絶縁層により分離された前記伝導層が、開口部をつくるために穴をあけられていることを特徴とする請求項13記載のシステム。
  16. 1つの絶縁層により分離された前記伝導層が、押し出し成形によりつくられていることを特徴とする請求項13記載のシステム。
  17. 伝導要素が開口部の境界を横切って低電圧差を生み出し、開口部を通ることを試みる生物が低電圧差を橋渡しすることで生じる電気ショックを受けるような、生物撃退のためのシステムであって、
    (a)電源と、
    (b)開口部を有するスクリーンであって、
    (i) 伝導表面を有し、一方向に延びる第一の複数のワイヤーと、
    (ii)非伝導表面を有し、横断方向に延びる第二の複数のワイヤーと
    からなるスクリーンと、
    (c)各伝導ストリップが伝導層と非伝導層とを有し、前記伝導ストリップの少なくとも一つは正電荷を運び、前記伝導ストリップの少なくとも一つは負電荷を運ぶように、前記伝導ストリップが前記電源に接続され、前記伝導ストリップは前記横断方向にて前記スクリーンを通して織られており、
    正電荷を運ぶ前記伝導ストリップの少なくとも一つは、前記第一の複数のワイヤー内にて第一の複数の交互のワイヤーと電気的に接触し、負電荷を運ぶ前記伝導ストリップの少なくとも一つは、前記第二の複数のワイヤー内にて第二の複数の交互のワイヤーと電気的に接触し、これによりスクリーンを電気的に通電させる、少なくとも2つの伝導ストリップと、
    からなることを特徴とするシステム。
  18. 前記第一の複数のワイヤーが剥き出しの伝導ワイヤーを含むことを特徴とする請求項17記載のシステム。
  19. 前記第二の複数のワイヤーが非伝導ワイヤーを含むことを特徴とする請求項17記載のシステム。
  20. 前記第二の複数のワイヤーが絶縁された伝導ワイヤーを含むことを特徴とする請求項17記載のシステム。
  21. 前記伝導ストリップが実質的に長方形状のプロフィールを有することを特徴とする請求項17記載のシステム。
  22. 前記伝導ストリップが実質的に円形のプロフィールを有することを特徴とする請求項17記載のシステム。
  23. さらに、
    (d)スクリーンの回りに沿い、前記スクリーンを囲む絶縁ストリップ、
    からなる請求項17に記載のシステム。
  24. 前記絶縁ストリップが前記スクリーンに織り込まれることを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  25. 前記絶縁ストリップが、前記スクリーンを通して編み込まれ前記絶縁ストリップを構成するために固着される緊密な複数の非伝導ワイヤーを含むことを特徴とする請求項23記載のシステム。
  26. 前記緊密な複数の非伝導ワイヤーが加熱処理の方法によって固着されることを特徴とする請求項25記載のシステム。
  27. システムがさらに、
    (e) 前記スクリーンを取り付けるための柔軟な骨組み、および、
    (f) 前記スクリーンを前記柔軟な骨組みに取り付けるための鉤と輪からなる複数の留め具、
    からなることを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  28. 第1の複数のプロフィールを含む堅い網状組織をもつ構造体に少なくとも1つのバリアを取り付けるためのモジュール・システムであって、
    (a) 各第2のプロフィールが少なくとも1つの第1のスナップ・フィッテング部材を備え、前記第2の複数プロフィールが堅い網状組織に取り付けられる、前記第2の複数のプロフィール、
    (b) 各々が前記スナップ・フィッテングの補完部材を備えた複数のコネクタ、
    (c) 少なくとも前記コネクタを1つ取り付けた少なくとも1つの前記バリア、
    からなるシステムであり、
    前記第1部材と前記補完部材が、少なくとも1つのバリアを堅い網状構造に固着させるために分離可能に取り付けられていることを特徴とするモジュール・システム。
  29. 前記バリアがスクリーンであることを特徴とする請求項28のシステム。
  30. 各第2の複数プロフィールが少なくとも1つの雌形コネクタを有し、各前記コネクタが前記雌形コネクタに一致する雄形コネクタを有することを特徴とする請求項29に記載のモジュール・システム。
  31. 前記各コネクタが第1の面と第2の面を有するクリンピング要素を備え、前記クリンピング要素が前記スクリーンの少なくとも1つの端を包囲し固定することを特徴とする請求項29に記載のシステム。
  32. 前記第1の面が少なくとも1つの凸部を有し前記第2の面が少なくとも1つの凹部を有することにより、前記スクリーンの端の部分が前記凹部と前記凸部の間で係合され、それゆえに、前記スクリーンと前記クリンピング要素がしっかりと取り付けられることを特徴とする請求項29記載のシステム。
  33. 前記凸部が本質的に半円筒状であることを特徴とする請求項32に記載のシステム。
  34. 前記雄のコネクターが前記雌のコネクターへ挿入されると、前記凸部が前記凹部中に固定されるように、前記雄のコネクターは外表面に凸部を配置し、雌のコネクターは凹部を持つことを特徴とする請求項30に記載のシステム。
  35. 前記雄のコネクターが前記雌のコネクターへ挿入されると、前記雌のコネクターの前記凸部が前記雄のコネクターの前記凹部に固定されるように、前記雄のコネクターが外表面に凹部を配置し、前記雌のコネクターが凸部を持つことを特徴とする請求項30に記載のシステム。
  36. 前記境界線を互いに向けて移動させることにより、前記雄のコネクターが可逆的及び非破壊的に開放されるように、前記雄のコネクターが分離可能に取り付けられ、前記雄のコネクターが一般にV字形及び前記雌のコネクターから突出した境界線を持つことを特徴とする請求項35に記載のシステム。
  37. 前記スクリーンは開口部を持ち、前記開口部のそれぞれが絶縁ミディアムによって分離された2つの伝導要素を含むシステムであって、そのモジュラー・システムはさらに
    (e)前記伝導要素に接続された動力源
    を含み、
    前記開口部に侵入しようとする生物が前記低電圧差に橋をかけることにより引き起こされる電気的衝撃にさらされるように、2つの伝導要素が前記開口部の境界を横切った低電圧差を生じさせることを特徴とする請求項29に記載のシステム。
  38. 前記スクリーンが、
    (i)伝導表面を持ち、1つの方向へ走る第一の複数のワイヤー,および
    (ii)非伝導表面を持ち、交差方向へ走る第二の複数のワイヤー,
    からなるシステムであって、
    このモジュラー・システムはさらに、
    (e)前記伝導ストリップの少なくとも1つが正の電荷を運び、および前記伝導ストリップの少なくとも1つが負の電荷を運ぶように、前記伝導ストリップが動力源に接続されることを特徴とし、及び前記伝導ストリップが前記交差方向へ前記スクリーンを通して織り上げられることを特徴とする、各々が伝導層及び非伝導層を持つ少なくとも2つの伝導ストリップ,からなり、
    正の電荷を運ぶ前記伝導ストリップの少なくとも1つは、ワイヤーの第一の複数内にある交互ワイヤーの第一の複数と電気的接触をし、および負の電荷を運ぶ前記伝導ストリップの少なくとも1つがワイヤーの第一の複数内にある交互ワイヤーの第二の複数と電気的接触をし、それゆえ前記スクリーンが通電されることを特徴とする請求項37に記載のシステム。
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