JPH10266736A - 防虫網戸 - Google Patents

防虫網戸

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Publication number
JPH10266736A
JPH10266736A JP9485797A JP9485797A JPH10266736A JP H10266736 A JPH10266736 A JP H10266736A JP 9485797 A JP9485797 A JP 9485797A JP 9485797 A JP9485797 A JP 9485797A JP H10266736 A JPH10266736 A JP H10266736A
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JP
Japan
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wire
high voltage
voltage generator
screen
wire screen
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Pending
Application number
JP9485797A
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English (en)
Inventor
Takehiro Ui
丈裕 宇井
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】網戸の防虫効果を充分に安全な加電のもとでよ
り一層に向上させ、室内居住性の快適性をより高める。 【解決手段】網戸2の網22を加電する高電圧発生器3
を設けた。網22が金網の場合、網戸の枠縁21はプラ
スチック絶縁物で構成しする。また、高電圧発生器3に
は、加電圧が±5Kv〜±50Kv、加電時充電電流が
10μA以下のものが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防虫網戸に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】夏季に群飛する羽虫が室内に侵入するの
を防止するために、多くの家庭で網戸が使用されてい
る。しかしながら、夜間には、室内の明かりに誘引され
て網戸の外面に羽虫が集まり、群飛音で欝しく、その集
まった羽虫が網戸を開く際に、一挙に室内に群飛侵入す
ることが往々にしてある。また、ブヨやブト等の微細羽
虫が網の目を潜って室内に侵入し、目に跳び入ったり、
睡眠を妨げたりすることも往々にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの不具合を解消
するために、網戸の目を細かくすると、透視性が悪くな
り、昼間での眺望に支障となり、採光性の低下を免れ得
ないばかりか、上記した夜間での網戸の外面への虫の群
集による支障は依然として排除し得ない。従来、農作物
を野生動物から保護するために、防護柵に高電圧を加電
することが知られているが、このな高電圧手段を住宅で
用いることは危険であり、安全上施用し難い。
【0004】すなわち、肌で感じる電流値は、60Hzの
交流で1mA、直流で5mAであり、60Hz20mA、ま
たは直流90mAでは筋肉痙攣、ひいては呼吸麻痺が発
生する危険性があるから、上記動物を対象とする高電圧
加電では、人体に危険である。而るに、本発明者は、蚊
を対象として加電防虫の検討を行ったところ、ほぼ、直
流20Kv、加電時充電電流10μA以下の高電圧加電
で蚊が網戸に近づくのを効果的に防止できることを知っ
た。また、かかる加電条件であれば、網が金網であって
も、枠縁をプラスチックで構成することにより充分に安
全を保証できることを確認した。
【0005】本発明の目的は、かかる検討結果に基づ
き、網戸の防虫効果を充分に安全な加電のもとでより一
層に向上させ、室内居住性の快適性をより高めることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防虫網戸
は、網戸の網を加電する高電圧発生器を設けたことを特
徴とする構成であり、網が金網の場合、網戸の枠縁はプ
ラスチック絶縁物で構成し、また、高電圧発生器には、
加電圧が±5Kv〜±50Kv、加電時充電電流が10
μA以下のものが使用される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明の実施例を
示している。図1において、1は建具枠であり、通常ア
ルミサッシュが使用される。2は戸(図示せず)と共に
建具枠に装着された網戸であり、プラスチック製や木製
枠縁21に金網22を張設してある。3は高電圧発生器
であり、電源として電池31または100ボルト電源を
用いた発生電圧、直流±5〜±50kv好ましくは25
kv以下で、かつ、外部インピ−ダンスの挿入により電
圧加電時の充電電流を10μA以下に抑えた人体接触時
の衝撃の小さいタイプのものであり、絶縁リ−ド電線3
2の先端を金網22に連結してある。この高電圧発生器
には、省エネルギ−のために断続的に加電するものを使
用することもできる。
【0008】上記絶縁リ−ド電線32の先端の金網22
への連結には、図2の(イ)に示すように、端子33に
磁石を用い、この端子33を磁力で金網22に吸着させ
る構成、図2の(ロ)に示すように、磁石端子33に吸
着させる磁性補助片34を用い、磁石端子33と磁性補
助片34とを金網22を挾んで吸着させる構成、絶縁リ
−ド電線の先端を金網にはんだ付けする構成等を使用で
きる。
【0009】図1において、高電圧発生器3のスィッチ
オンで金網22が最高±50kvで加電されるが、プラ
スチック製または木製枠縁21の絶縁耐力で金網22を
アルミサッシュ等の建具枠1から良好に絶縁できる。而
して、高電圧発生器3のスィッチオンにより、金網22
に充分な絶縁保証のもとで最高±50kvといった高電
圧を加電できる。また、高電圧発生器3には、加電時充
電電流を10μA以下に抑え得るように外部インピ−ダ
ンスを挿入してあるから、金網22が万一接地されて
も、その時の電流値を数mA程度にとどめ得、金網22
に人体が触れても、肌で電気を感じる程度に抑えられ
る。従って、夏季の夜間点灯時、網戸2に安全に±5〜
±50kvの高電圧を加電でき、この加電によって蚊等
の羽虫が金網22に近づくのを防止でき、金網22の外
面に羽虫が群飛することにより生じる騒音やブト等の微
細羽虫の金網22の目を経ての潜侵入を防止でき、ま
た、網戸2の開け締めも、羽虫の侵入なく円滑に行うこ
とができる。
【0010】本発明は網戸の網がナイロン網のようなプ
ラスチック絶縁物である場合にも、上記の効果を充分に
達成できる。
【0011】このことは、次の試験結果からも明らかで
ある。 〔試験結果〕縦600mm、横400mmの小窓用網戸
の片側に囲いを設け、その中に10匹の蚊を入れ、網戸
の金網の中央に高電圧発生器の絶縁リ−ド線の先端を挿
入接続し、金網を直流20Kvで加電した。課電直前に
は網にとまっていた蚊は、加電により網を離れて飛び、
加電中網にとまることはなかった。また、金網に代えて
ナイロン網を使用しても、同様であった。これは、蚊が
入っている囲い内がリ−ド線の先端を電極とする電界乃
至は放電に曝され、蚊がこの電界または放電で衝撃を受
けるためであると推定される。而して、本発明におい
て、網戸には金網を用いたもの以外に、プラスチック網
を用いたものも含まれる。このプラスチック網の場合、
図2の(ハ)に示すように、絶縁リ−ド線32の導体先
端320をプラスチック網22の目に挿入するようにし
て網22に取り付けることが有効である。
【0012】上記実施例においては、高電圧発生器に直
流のものを使用したが、60Hz〜高周波の交流高電圧発
生器も使用できる。ただし、交流の場合は、人体の安全
上、直流の場合よりも、やや低圧で使用することが望ま
しい。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る防虫網戸においては、網戸
の高電圧加電により網戸に虫が近づくのを防止でき、夏
季夜間時に羽虫が室内の明かりに誘引されて網戸の外面
に集まるのを排除でき、その集まった群飛羽虫の騒音や
ブト等の微細羽虫の室内侵入等の支障を排除できる。ま
た、高電圧発生器に高インピ−ダンスを挿入して金網接
地時の電流を充分に小さく抑え得るようにしてあるか
ら、人体が網戸に接触しても肌で電流を感じる程度の軽
度の衝撃にとどめ得、安全である。従って、本発明によ
れば、高圧電圧を加電するにもかかわらず、安全に防虫
網戸の防虫性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防虫網戸を示す図面である。
【図2】本発明に係る防虫網戸の網への高電圧発生器の
連結状態を示す図面である。
【符号の説明】
1 建具枠 2 網戸 21 枠縁 22 網 3 高電圧発生器 31 電源 32 絶縁電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網戸の網を加電する高電圧発生器を設けた
    ことを特徴とする防虫網戸。
  2. 【請求項2】網が金網で、網戸の枠縁を絶縁物で構成し
    た請求項1記載の防虫網戸。
  3. 【請求項3】高電圧発生器が加電圧±5Kv〜±50K
    v、加電時充電電流10μA以下である請求項1または
    2記載の防虫網戸。
JP9485797A 1997-03-27 1997-03-27 防虫網戸 Pending JPH10266736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9485797A JPH10266736A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 防虫網戸

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JP9485797A JPH10266736A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 防虫網戸

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Publication Number Publication Date
JPH10266736A true JPH10266736A (ja) 1998-10-06

Family

ID=14121713

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9485797A Pending JPH10266736A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 防虫網戸

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JP (1) JPH10266736A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6341444B1 (en) * 1999-10-26 2002-01-29 Ultramesh Environmental Technologies Ltd. Insect guard system
KR20020024221A (ko) * 2002-02-05 2002-03-29 하종필 롤블라인드형 전기집진기
KR100400988B1 (ko) * 2000-07-28 2003-10-10 정희정 음이온이 발생되는 방범방충망
CN109252801A (zh) * 2017-07-16 2019-01-22 李淑梅 一种卷帘式多功能窗

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